京介「俺の妹とこんな関係になる訳がない」 (88)

R-18かもしれないので【閲覧注意】

桐乃×京介なので、その辺も【閲覧注意】

そしてチョロ過ぎ注意

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京介「ただいまー」

桐乃「・・・・・・」

京介「あれ、お前クリスマスイブになにやってんの?」

桐乃「なにって、メールしてることくらい見ればわかるっしょ」

京介「そういうことじゃなくてだな」

桐乃「じゃあ、なに?」

桐乃「イブは外に出ないといけない法律でもあるワケ?」

京介「そこまで言わねーけど」

桐乃「うざっ、アンタに関係ないから」

京介「いやいや、なんでそんなケンカごしだよ」

桐乃「アンタはこれから出かけんの?」

京介「出かけねーけど?」

桐乃「そんで人のこと言うとか、バカじゃん!?」

京介(ぐっ、こいつ)

京介「つーかさ、そろそろ彼氏とか出来ないのか?」

ぴくっ

桐乃「・・・アタシに彼氏がいた方がいいっての?」

京介「えーっと」

京介(いや、いるなんて言われたら、それはそれで嫌だが)

京介(んなこと言ったら、またキモ扱いしやがるよな)

京介「まあそうかな」

かちん

桐乃「ほっとけ、バカ兄貴」

京介「バカバカ言うな!妹に言われっとダメージでけーんだよ!」

桐乃「・・・シスコン」

京介「ほっとけや!」

京介「で、なんで彼氏作んねーんだよ」

桐乃「そんなんアンタに関係ないし!」

桐乃「てゆーか、聞いてどうすんの?」

京介「いや、今後の参考のためとか」

桐乃「なにそれ、意味わかんない」

桐乃「アンタこそ彼女作ればー、相手してくれる人がいればだろうけどー」

京介「うっせーよ!」

桐乃「地味子とかなら相手してくれんじゃん?」

ちらっ

京介「あ、あいつはそんなんじゃねーよ」

桐乃「ふーん」

京介「えっとだな、なんて言っていいのか・・・」

桐乃「なによ?」

京介「俺達って、別に見てくれ悪くないじゃんな」

桐乃「なに言っちゃってんの突然、ここ笑うとこ?」

京介「いや、冗談じゃなくて」

桐乃「え、マジで言ってんの?」

ずささっ

京介「ドン引きしてんじゃねーよ!」

桐乃「ま、まぁいっか」

桐乃(もしかして、どっか頭でも打ったんかな)

京介「お前、ぜってー失礼なこと考えてるよな!?」

京介「ま、まあいいや」

京介「それがなんで二人して相手がいないのかということだ」

桐乃「さあ、なんでだろうねー」

京介「言っちゃうと、俺にはちっと理由があんだけどさ」

桐乃「あー」

桐乃「なるほど、性格はしょうがないわ」

京介「お前な、泣くぞ!?」

桐乃「違ったんだ、ごっめーん」

京介「ダメージでけえって言っただろ!」

桐乃「は?」

桐乃「まさかシスコンが理由!?」

京介「違ぇよ!!!」

京介「まさかとは思うんだが・・・」

桐乃「な、なによ」

京介「身体的特徴とかに問題があったりしないよな?」

桐乃「!?」びくぅっ

桐乃「そ、そんなことあるワケないし!」

京介(・・・完全に動揺しやがった)

京介「まさかとは思うんだが・・・」

桐乃「こ、今度はなによ」

京介「普段は見えねーとこに、その問題があったりしねー?」

桐乃「!?」

桐乃「なな、なに言ってるのか、全然わかりませんわ」

京介「お前、口調が崩壊してるから」

桐乃「なっ!?///」

京介「まぁ、聞けや」

京介「俺達は血の通った兄妹だ」

桐乃「血の繋がっただっつーの、ボケ兄貴」

京介「ボディーブローみてーにダメージ重ねんなよ!」

桐乃「んなこといーから、なにが言いたいのか続ける!」

京介「だからさ、同じ遺伝子引き継いでるっつーことはさ」

京介「同じ身体的特徴持ってるかもしれんってことだろ?」

桐乃「そ、その可能性はあるだろね」

京介「じゃあお前も、まさか・・・」

桐乃「な、なんなのよ」

京介「言えねえ、こんな恐ろしいこと」

桐乃「そこで止められると、チョー気になるじゃん!」

京介「・・・思い当たることあるのか?」

桐乃「ななな、なに、なに言っちゃってんの!?」

京介「あるんだな」

桐乃「ないっての、勝手に決めつけんな!」

京介「嘘ついてんじゃねーって」

桐乃「う、嘘なんか・・・ついてないし」

京介「言え、言ってしまえ、楽になるから!」

桐乃「ないって言ってるっしょ!」

桐乃「つか、アンタが言えばいいじゃん!」

京介「俺の持説が正しいか、お前の話を聞かなきゃならねーんだよ!」

桐乃「それこそ意味わかんない!」

桐乃「そっちが言わないんだったら・・・」

京介「だったら?」

桐乃「隣の家に、アンタに襲われたって飛び込むけど?」

京介「俺を社会的に抹殺すんなー!!!」

桐乃「下着になった方が説得力あるかな」

京介「うぉい、まじでか!?」

桐乃「アンタ次第なんじゃん?」

京介「わ、わかりました、お願いですからやめてください!」

桐乃「最初から、そーゆー態度に出ろっつの」

京介「くっそぅ」

桐乃「で?」

京介「で?」

京介「あ、身体的特徴の話か」

桐乃「言っちゃいなよ、楽になるよ?」

京介「うぅ、笑わないって約束すっか?」

桐乃「内容による」

京介「そこは嘘でも、約束するって言うとこだろ!」

桐乃「嘘だけど約束する」

京介「こ、こいつ信じらんねぇ」

桐乃「はい、いいから、早く言っちゃえっつーの!」

京介「し・・・」

桐乃「し?」

京介「下の毛が全然生えてねーんだよ!!!」

一番大事な事忘れてた

全体的に崩壊するので【閲覧注意】

京介(言っちまった)

桐乃『ぷっ、アハハハハハハハ』

京介(聞こえる、耳を塞いでんのに笑い声が聞こえるー!)

桐乃『キャハハハハハハハ』

京介(や、やめろ、笑うのをやめろ)

京介「笑うんじゃねえって!」

桐乃「・・・は?」

京介「あれ?」

桐乃「誰が笑ってんのよ」

京介「・・・脳内で笑い声再生しちまったよ、はは」

京介「つかお前、顔色悪くね?」

桐乃「・・・まぁ、笑えないこと聞いちゃったからね」

京介「まさか、お前」

桐乃「・・・もう誤魔化す気もないんだよね」

京介「やっぱり、そうだったか!」

桐乃「・・・兄妹で同じこと悩んでたなんて」

京介「遺伝って怖ぇ、半端ねぇ!」

桐乃「あのさぁ」

桐乃「こういう場合でも、両親コロシたら罪になんの?」

京介「待て待て待て待て待て!」

桐乃「あの二人が、うちらをこんなにしたんだよ!?」

京介「そうだけど、言ってることが物騒過ぎるだろ!」

桐乃「今頃、二人して予約したディナーしてんの知らないっしょ」

京介「なにー!それは初耳だぞ!?」

桐乃「こっちはイブに出かけられもしないのに、そんな幸せデートしてんだよ?」

桐乃「ほんとは警察が忙しいはずっしょ、この時期!」

京介「や、やべ・・・少し腹立ってきた」

桐乃「アンタ兄貴でしょ?アタシのためにコロシて来てよ!」

京介「そ、そだな、俺の妹を傷つけてんじゃねーっての」

桐乃「じゃあ、ヤってきてくれるよね!?」

京介「だーっ!ヤらねーって!!!」

桐乃「ちっ」

京介「待て待て、俺の妹がこんなに黒いワケがねーって」

桐乃「現実逃避すんな」

京介「両親ヤるとかの方が、現実離れだっての!」

桐乃「その二人は、今日はそのまま泊まりだってさー」

桐乃「は・ら・わ・た・が煮えくりかえるって、こゆことだよね」

京介「そ、その目つきはやめろ、夢に出そうで怖いから」

桐乃「まぁそれは冗談だとしてもさー」

京介「冗談に聞こえねーから!」

桐乃「お互い彼氏・彼女なんて作れないよね、実際」

京介「お前なら、顔で押し切れるんじゃねーの?」

桐乃「じゃあ想像してみろ!」

桐乃「彼女とホテルに行きましたー」

桐乃「彼女が脱いだ時にそれが見えましたー」

桐乃「アンタどうする!?」

京介「あうっ・・・あ」

桐乃「ほらみろー!ちきしょー!!!」

京介「で、でも動じない男だっているんじゃ・・・」

桐乃「逆に、相手の男が喜んじゃったりしたらさー」

ゆらっ

桐乃「血の海しか見えないよねぇ」

京介「ほんとに怖いから、マジやめてください!」

桐乃「アンタこそ男じゃん、問題ないんじゃないの?」

京介「あほー!マジな顔して迫った時を想像してみやがれ!!!」

京介「ふと、股間が見えたらお前はどーすんだ!」

桐乃「・・・・・・」

桐乃「・・・ぷっ」

京介「こっちこそ、ちくしょーだっての!!!」

桐乃「ごめん、まじでごめん!」

京介「お、お前だけは笑わねーって思ってたのに」

桐乃「悪かったってば、ほんとごめんって!」

桐乃「想像するのとさ、ほんとに目にするのとは違うじゃんね」

京介「つ、都合のいい言い訳してんじゃねーよ」

桐乃「アタシは笑わないって絶対!」

桐乃「つか、アンタこそたじろいだじゃん!」

京介「あ、あれは突然だったからで・・・」

京介「知ってたら絶対、あんななんねえって」

桐乃「ほんとにぃ?」

京介「ほんとだって!」

京介「神様に誓って、絶対!」

桐乃「・・・・・・」

桐乃「・・・だったらさ」





桐乃「た、試してみよっか、お互いほんとに笑わないか」

京介「は?」

京介「お前、なに言って・・・」

桐乃「アンタ、アタシのこと笑わないんだよね?」

京介「あ、ああ・・・もちろん」

桐乃「アタシもアンタのこと、笑わないよ」

京介「そ、それはそうだろうけど」

桐乃「・・・悔しくない?」

桐乃「みんな幸せそうにデートしてんじゃん」

京介「お前・・・」

桐乃「えええ、エッチだって普通にしてんでしょ?///」

桐乃「ホテル入ったってソッコーで脱げるじゃん///」

京介「いや、最後のは意味わかんねーから」

京介「寂しいのは、まあ、わからんでもないけど」

桐乃「悩みわかってくれるヒトなんか、そんなにいないっしょ」

京介「・・・う」

桐乃「いるなら連れて来いっつーの」

京介「だ、だからって兄妹でとかハードル高ぇって」

桐乃「・・・ヘタレ」

京介「な!?」

桐乃「可愛い妹が傷ついてんだよ?」

桐乃「慰めるのが兄貴の役目ってやつじゃん!」

京介「いやいやいや!」

京介「その役目はどう考えても失う物の方が大きいだろ!」

桐乃「ふーん」

桐乃「アタシの信頼を失うより、大きいんだ」

京介「それを言うのは卑怯だろ」

桐乃「じゃあ、こう言うよ」





桐乃「人生相談、聞いてくれるんだよね?」

京介「これが!?」

京介(ま、まあ最後まで行くなんてことないだろうし)

京介(こいつのことだ)

京介(実は、俺を笑い飛ばすための冗談だったってこともあり得る)

京介(待てよ?)

京介(ドッキリの可能性はないか?)

京介(黒猫と沙織がどこかに隠れてるとか?)

桐乃「なにキョロキョロして、キモいんですけど!」

京介「な、なあ」

京介「今日、うちには俺達だけなんだよな?」

桐乃「当り前っしょ、アンタが誰か呼んでんなら別だけど」

京介「わーったよ」

京介「これは人生相談なんだな?」

桐乃「まったく、決断すんの遅いって」

京介「せ、世間的に見たら決断自体が間違いだっつのに」

桐乃「うだうだ言うな」

京介「・・・はぁ」

京介「はいはい、つまり恋人ごっこすりゃいいんだろ?」

桐乃「いままで、つまんないイブ過ごして来たんだからさぁ」

桐乃「嘘でもいいから、楽しくやろ?」

京介(なんだ、やっぱ嘘なんじゃねぇかよ)ほっ

京介「そっか、そうだな、パーっといくか!」

桐乃「じゃあちっと、買い物行ってもらわないとね」

京介「へ?」

〜15分後〜

京介「た、ただいま」

桐乃「おかえり、ちゃんと買えたんでしょーね?」

京介「ゴム買うってすんげー緊張するわ、心臓に悪ぃ」

京介(つか、なんでこんなの必要なんだよ!?)

京介(嘘ってなんだ、なにが嘘だったんだ!?)

桐乃「アハハ、見たかったな買うとこ」

京介「み、見せもんじゃねーよ!」

桐乃「あー、やっぱ余計なもん買ってるし」

京介「うっせーな!それだけをレジに持ってくメンタルはねーよ!!!」

桐乃「やっぱヘタレじゃん」

京介(なんでお前は、そんな普通なんだ)

京介(やっぱドッキリなんですか、これー!?)

桐乃「外、寒かった?」

京介「あー、けっこ冷えて来てるな」

桐乃「こっち来なよ・・・温めてあげっから」

京介「はぁ!?」

ぎゅっ

京介「なんだか、すっげードキドキすんだけど///」

桐乃「あ、アタシだってドキドキするけど、今日はさ、その///」

桐乃「アタシが彼女だから、さ///」

京介「そ、そうなのか」

桐乃「ね、あったかい?」

京介「ほんとに温けぇわ」

桐乃「・・・このままキスしよ」

京介(はぇ、いまなんつった?)

京介「お、おう」

京介(ななな、なに、おうとか言っちゃってんの俺!?)

桐乃「京介ぇ///」

京介(ちょっと待てって)

京介(黒猫、いるんだろ!?)

京介(早く出て来いって!)

京介(沙織、ネタばらしのタイミング遅すぎだって!)

桐乃「・・・んっ」

京介「!?」

京介「・・・柔らかいな、お前の唇」

桐乃「は、恥ずかしいこと言うな!///」

京介「はっ!?」

京介「俺はいま、いったいなにを!?」

桐乃「そ、その口・・・塞いでやるっつーの」

桐乃「はむっ」

京介(またかよ!?)

京介(おおお、落ち着け、俺)

京介(こういう時はどうすんだっけ!?)

京介(エロゲとかではどうしてたっけ!?)

京介(そうだ!)

桐乃「・・・んっ、ん"ん"っ!?」

京介「ぷはっ」

桐乃「な、なにいきなり舌入れちゃってんの!?///」

京介「いや、こういう時ってそうするもんだと思って」

桐乃(た、確かにエロゲではそうだったかも)

桐乃「じゃ、じゃあ、もっかいしよっか///」

京介「お、おう」

京介(だから、おうじゃねーよ、俺!)

桐乃「・・・んっ」

京介(つつ、次はどうすんだっけ!?)

京介(確か、この間やらされたエロゲだと)

京介(こうか!?)

桐乃「!?」

桐乃「また、いきなしムネさわるとかなんなの!?」

京介「そ、それが自然かと思って」

桐乃「こ、こっちにもさぁ」

桐乃「心の準備ってもんがあるるんだよねぇ」

ゆらっ

京介「いや、悪かった!」

京介「悪かったから、命だけはー!」





京介「あれ?」

桐乃「恥ずかしいから、き、キスしてる間に触れ///」

京介(って、いいのかよ!?)

京介「そ、そうする」

京介(だから、そうするってなんだっての!)

京介(で、でも)

桐乃「・・・んっ・・・ん"ん"ん"っ」

京介「すげ、こっちも柔らけぇ」

桐乃「そゆことゆーな!!!///」

京介(こ、この後って、この前のエロゲだと)

桐乃(確か、ぬ、脱ぐんだよね)

京介「えっと、どうすっか」

桐乃「・・・アンタの部屋行きたい」

京介「そ、そか」

桐乃「手、繋いでいい?」

京介「何だよ・・・いつもと雰囲気、違いすぎんだろ」

桐乃「緊張してんの、察しろ!」

京介「わ、悪ぃ」

パタンッ

桐乃「暗くしたままで、いいよね」

京介「もも、もちろん!」

桐乃「アハハ、挙動不審じゃん」

京介「む、難しい言葉知ってんな」

桐乃「バカに・・・すんな」

桐乃「あと、後ろ向いてろ」

京介「わかった!」

京介(やべぇ!)

京介(緊張し過ぎて心臓止まりそうなんだけど!?)

スルッ ファサッ

京介(脱いでる音が聞こえる!)

京介(なんかエロい!)

桐乃「・・・アンタもちゃんと脱いでよ?」

京介「!?」

京介(そっか)

京介(緊張してるばっかじゃダメだっての)

京介「お前だけ脱がしたりしねぇよ」

京介「お前の悩みは、俺の悩みだろーが」

桐乃「・・・そうだよね」

京介「心臓が口から出そうとかさ、なんだそりゃだったけど」

京介「いままさに、そんな感じだわ」

桐乃「うん、アタシもかも」

桐乃「・・・こっち向いていいよ」

京介「・・・・・・」

桐乃「ど、どっかな・・・やっぱ、おかしいかな」

京介「すっげ綺麗じゃん」

京介「これでお前を笑うやついるとしたら、頭おかしいわ」

桐乃「あの・・・ありがと」

京介「礼なんてすんなよ、照れるだろーが」

桐乃「だって、嬉しいもん」

京介(あれ、なんでこんな素直!?)

京介「・・・あ」

桐乃「ずっと・・・ぐすっ・・・コンプレックスだったからぁ」

京介「泣くなっての」

桐乃「抱き・・・ひぐっ・・・しめろ」

京介「・・・・・・」

京介「体、冷たくなってんじゃねぇか」

桐乃「・・・冷たいの、移してやるから」

桐乃「キスする・・・アンタの唇、塩味にしてやる」

京介「俺としては甘いのが好きなんだが」

桐乃「うっさい」

桐乃「・・・んっ」

京介「・・・・・・」

桐乃「ざまみろ、しょっぱいだろ」

京介「あぁ、しょっぺえ天然の塩だ」

桐乃「・・・バカじゃん?」くすっ

京介「だから、バカ言うなっての」

桐乃「もっと深いの、する」

京介「そ、そっか」

桐乃「んんんっ・・・ん」

京介(桐乃、お前のキスさ)

京介(残念ながら、俺には甘く感じるわ)

桐乃「ぷはっ」

桐乃「・・・・・・」

桐乃「なんか、その満足そうな顔がムカツク」

京介「・・・///」

桐乃「聞いてる?」

京介「はぇ!?」

桐乃「なに考えてんの?」

京介「べ、別になにも!」

京介「唾液が、なんかやらしいなと思ってだな!」

桐乃「やらしーとか、言うな」

京介(やべ、なんか俺、すげー恥ずかしいこと考えてた!?)

京介(こ、こういう時はあれだ)

京介「あ、あの、ムネさわっていっかな?」

桐乃「!?」びくっ

京介「こ、今回は先に言ったろ?」

桐乃「そ、そうだけど///」

桐乃「・・・今回は、その、直接になるわけだし///」

京介「そういうこと言うなって!」

京介「すげー、緊張してくるだろが!」

桐乃「あ、アタシだって緊張してるっつーの」

桐乃「・・・おまけに泣かせるし」

京介「俺のせいかよ!?」

桐乃「もういいから・・・触りなよ」

桐乃「ほら、さっき綺麗だって言ってくれたお礼・・・とか」

京介「い、いいのか?」

桐乃「次、聞いたらコロスからね」

京介「わ、わかった」





桐乃「んぁっ!///」

京介「やっぱ柔らけぇ、なんだこりゃ」

京介(ていうか、服の上からとか比べもんになんねぇじゃん!)

京介(うわ、もう他のこと考えられなくなっちまう)

桐乃「んっ・・・女のコのムネさわって、なんだこりゃって」

京介「ムードなさすぎだよな、はは」

京介(つか、本音すぎだろ、俺!)

桐乃「なさ・・・すぎ」

京介(その前に、気の効いたこと言う余裕もねえって)

京介(ついさっきまで、キスが甘いとかドヤ顔で考えてなかったっけ!?)

桐乃「もっと強くても・・・だいじょぶかも」

京介「すっげ柔らかいから気を使っちまうんだって」

桐乃「んふ・・・優しい・・・じゃん」

京介「お、お前がヒネた目で俺を見てんだっての」

桐乃「・・・あっ///」

京介(そんな声を出すなー!)

京介(って、俺がこんなことしてるからだろうが!)

京介(そもそも、なんでこんなことになってんだっけ!?)

桐乃「んあっ・・・・んんっ///」

京介「!?」

京介(いやいや、いまさら過ぎるだろ!)

京介(次は!?)

京介(次はエロゲだと、どうだ!?)

京介「・・・・・・」

桐乃「な、なにする気?」

京介「いや、だって次は」

桐乃「ちょ・・・なんか目が怖いんだけど」

京介「って、逃げんなよ!」

京介「俺が襲ってるみたいになってるじゃねぇか!」

桐乃「だ、だって」

京介「じゃあ、やめっか?」

桐乃「うぅ」

桐乃「・・・わかった、我慢する」

京介「い、いくぞ」

桐乃「どど、どんと来い」

ぬるぽ

ちゅばっ

桐乃「!?」びくーっ

桐乃(ち、乳首やばーっ!)

桐乃「そんな・・・なめる・・・なぁ・・・んっ///」

京介「・・・・・・」

桐乃「あぁ・・・あはっ・・・ふっ・・・んぁ///」

京介「や、やっぱ敏感なんだな」

桐乃「も・・・もぅ・・・んっ///」

京介(こ、これはー!)

京介「乳首、立ってきた」

桐乃「口に出して・・・言うなっつーの!///」

京介「わ、悪ぃ!」

桐乃「くっ、こうなったら」

京介「な、なんだ!?」

桐乃「アンタのも・・・さわる」

京介「へぁ!?」

さわっ

京介「のわぁ!///」

桐乃「ビクってな・・・た」

京介「うぁ」

桐乃「すごい・・・熱いよ?」

>>49
ガッ

京介「ちょ、しごくんじゃねーって」

桐乃「くす・・・きもちぃんだ」

京介「くっ、待てって」

桐乃「まだ硬く、なんだ・・・ね」

京介「こ、こいつ」

桐乃「あぅ、キツく揉むな・・・んっ」

京介「お前こそ離せっつの・・・おぁ!」

桐乃「や、やぁ・・・隠すな」

京介「お、お前のはどーなってんだよ」

桐乃「どうなってるって、なに・・・ひゃっ!?///」

京介「・・・ぬ、濡れてる」

桐乃「い、いきなし!バカなの!?」

京介「バカ言うなよ、ヘコむっつてんだろ!」

桐乃「だって、デリカシーないし!」

京介「お前だって、さわっただろうが!」

桐乃「男と女は違うっつーの!」

京介「わ、悪かったよ」

桐乃「まったく、優しくさわれ・・・バカ」

京介(だから、さわるのはOKなんですか!?)

くちゅっ

京介(こ、こんな風に濡れるんだ)

桐乃「ん・・・あっ///」

京介「き、気持ちいいのか?」

桐乃「かかか、感想なんか聞くな!///」

京介「お前だって、気持ちいいんだって聞いたろ!」

桐乃「黙って・・・さわれ」

京介「お、おう」

桐乃「はぅっ・・・・くぅ///」

桐乃「あっ・・・やっ///」

京介「・・・・・・」

京介(黙ってさわってるなんて、なんかメンタル持たないんですけど!?)

桐乃「あ、いっ・・・・んんんっ///」

京介「・・・・・・」

桐乃「ご・・・ごめん」

桐乃「やっぱ、なんか喋って、チョーハズいんだけど///」

京介「た、助かった」

桐乃「は、はぁ?」

京介(とはいえ、なにを話せばいいのやら)

桐乃「やっぱ、アンタのも触る」

桐乃「一緒に気持ちぃくなろ?」にっ

京介「!?」どきーっ

京介「わ、わかった」

京介(やべぇ、俺、ときめいちゃってるじゃん!)

桐乃「・・・んっ///」

京介「うぁっ」

くちゅくちゅっ

京介「なんか音、やらしくね?」

桐乃「しょうが・・・あっ・・・ないじゃん」

桐乃「アンタだって・・・んああっ・・・さっきより・・・固く」

京介「くっ、しょうがないだろ」

桐乃「・・・ね」

京介「な、なんだよ」

桐乃「ゴム着けてみる?」

京介「へ?」

桐乃「せ、せっかく買ったんだしさ」

桐乃「着けてみればいいじゃん///」

京介(待て待て待て?)

京介(ゴムを着けるってどういうことだ?)

京介「も、もしかして」

桐乃「え?」

京介「挿れるってこと?」

桐乃「!?」

桐乃「そ、そんなことアタシに言わせんな!」

京介「だってよ、確認しとかなきゃマズイだろうが!」

桐乃「確認!?」

京介「お前、処女だよな」

桐乃「なななな、なぁ///」ぱくぱく

京介「俺が童貞だってのは、まあ置いておいてだな」

京介「兄が妹の処女奪うって、有り得ねーだろ!!!」

桐乃「・・・いまさら?」

京介「ぐっ」

京介「それを言われると、ぐうの音も出ないんだが」

桐乃「それともなに?」

桐乃「怖気づいたってこと?」

京介「いや、冷静に考えるとさあ・・・」

桐乃「冷静さなんていらないっつーの」

桐乃「アンタはアタシにイブの思い出をくれるだけ」

桐乃「それでいいっしょ?」

京介(い、いや)

京介(全然よくないですよね、桐乃さん!?)

桐乃「もしかして、イヤ・・・なの?」うるっ

京介(また泣かれるー!?)

京介「い、嫌とかじゃねえよ」

京介(ああ、情けねえ)

京介(やっぱ俺、間違いなくシスコンだわ)

京介(こんな状況でも妹の泣いてるとこ見てんのが辛え)

京介「ほ、本当にいいんだな?」

桐乃「次に聞き返したら、ほんとにコロス」

京介「はぁ」

京介「だったら、もう言わねえよ」

京介「これは俺とお前の思い出作り」

京介「俺たちはイブに結ばれた、ただの幸せなカップルってことでいいんだな?」

桐乃「・・・ちょっとクサいけど、そう」

京介(ったく)

京介(一言余計に付け加えないと気が済まないのか、お前はよ)

ビリッ

京介「うぉ、なんかちょっとヌルっとしてるぞ」

桐乃「ほんとだ」

京介「えと、こっちが表・・・だよな?」

桐乃「ちょ、ちょっと膨らんでるっぽいからそうなんじゃん?」

京介「これを、ちょい被せて・・・と」

京介「このまま引き下ろす!」

桐乃「わわ、すごーい、するっと下りてった!」

京介「あ、あの」

京介「見せもんじゃないんだけどな」

桐乃「いいじゃん、ケチ」

京介「くくっ」

京介(い、妹に股間を凝視されるとか)

京介(一体、どんな罰ゲームなんですか!?)

京介「ていうか」

京介「これで準備が整った訳だが」

桐乃「そ、そだね」

京介「最初に言っておくぞ」

桐乃「な、なに?」

京介「俺にレベルの高いリードとか期待されても困る」

桐乃「そんなん期待してないし」

ぐさっ

京介「そ、それはそれで微妙なんだが」

桐乃「嘘だって」

桐乃「アタシはいつだって、アンタのこと信用してるから!」にっ

京介(お前、俺に惚れさせる気なの!?)

京介「よ、よし、任せろや!」

京介「まず、力を抜いてみようか」

桐乃「こ、こんな感じ?」

京介「んじゃ、いくぞ」

桐乃「!?」びくっ

京介「一瞬でガチガチじゃねーか!」

桐乃「だって、体が勝手に反応すんだもん!」

京介「力が入ったら余計痛いって、よく聞く話だろうが」

桐乃「そ、そだよね」

京介「んじゃ、改めて」

桐乃「い、いいよ」

京介(って、あれ?)

京介(穴ってどこなんだ?)

桐乃「んあっ・・・先っぽで上下させんの、やらしいし///」

京介(い、いや)

京介(だから、探してるんだっての)

桐乃「や・・・だから、やらし・・・んっ///」

京介(やべぇ)

京介(どこだかわかんねえ)

桐乃「???」

桐乃(・・・あ)

桐乃「た、たぶん・・・ここ///」

にぎっ

京介「!?」

京介「き、桐乃ー!!!」

ズズッツ

桐乃「い"っ!?」

桐乃「ちょ、ちょいタンマー!」

京介「い、痛いのか!?」

桐乃「う、うん、思ったより痛い気がすんだよね」

京介「もう、やめとくか?」

桐乃「ダメ!」

京介「え?」

桐乃「それはダメ!」

京介「で、でもよ」

桐乃「待ってて、深呼吸するから」

京介「お、おう」

桐乃「すーっ、はーっ」





桐乃「よし!」

桐乃「これでもう大丈夫!」

京介「本当かよ、無理してんじゃねえか?」

桐乃「だ、大丈夫って言ってるっしょ!」

桐乃「ちゃんと最後まで・・・するんだからね!」

京介「ゆ、ゆっくりいくからな」

桐乃「・・・・・・」こくん

グググッ

京介(すげ、けっこ抵抗が)

桐乃「ひっ・・・いつっ」

京介(も、もう少しで)

桐乃「あぅっ・・・つっ・・・いたた」

京介(こ、これで)

桐乃「いっ・・・たた・・・入った・・・の?」

京介「ああ、入った」

桐乃「やったじゃん・・・童貞卒業じゃん」

京介「そ、そっか、もう一杯一杯で忘れてたわ」

京介「てかお前こそ、その、処女卒業じゃねえか」

桐乃「だね、えへへ・・・つっ」

京介「おいおい」

桐乃「大丈夫だって」

桐乃「それよりアタシ達、一つに・・・なっちゃった?」

京介「ひ、一つにって、すげー言葉だな」

桐乃「またそゆムードのない・・・いつつ」

京介「ほんと、大丈夫かよ?」

桐乃「ん・・・大丈夫・・・だと思う」

京介「いやいや、思いっきり痛そうだって」

桐乃「ちょっと・・・動いてみてよ」

京介「なに恐ろしいこと言ってんだ!?」

桐乃「いいから!」

京介「・・・う」

京介「痛かったら、ちゃんと言えよ?」

桐乃「・・・ん」

ググッ

桐乃「い"ぁっ!?」

京介「ほら、やっぱ痛いんだろーが!」

桐乃「ごめ・・・ちょい無理・・・かな」

京介「ま、待ってろ、いま抜くからな」

桐乃「うん・・・いっ」

ズッ

京介「こ、これで大丈夫か?」

桐乃「まだジンジンするケド・・・だいぶいい」

京介「そか、良かった」

桐乃「・・・・・・」

京介「・・・・・・」

桐乃「あ、アハハ・・・シーツ汚れちゃった」

京介「そんなのいいって、洗濯すりゃ済む話だろーが」

桐乃「・・・・・・」

京介「・・・・・・」

桐乃「ごめん」

京介「は?」

桐乃「これじゃアンタ、気持ちいいどころかイヤな気持ちしかしないよね」

京介「んなこと・・・ないっての」

京介(くっそ)

京介(こんな時、どんなこと言えばいいんだよ)

桐乃「こ、こういう時はさ」

桐乃「黙って抱き締めればいいんじゃん?」

京介「そっか」

ぎゅっ

桐乃「・・・・・・」

京介(ん、あれ?)

京介(コイツって、こんな華奢だったっけ)

京介「あれ・・・なんか俺」

ポタッ

桐乃「ちょ、アンタなにやって?」

京介「へ?」

桐乃「なんで泣いてんの!?」

京介「お、俺が?」

さわっ

京介「!?」

京介「こ、これはあれだって」

京介「えっと、なんだ」

ぶわわっ

桐乃「ちょっ!?」

京介「桐乃ぉぉぉぉぉ!!!」

ぎゅぎゅーっ

桐乃「ちょっ、なに!?///」

京介「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!」

桐乃「あ、アンタが泣くとか意味わかんないし!」

「・・・・・・・・・!」

「・・・・・・!」

「・・・!」

〜30分後〜

京介「はぁぁ」

京介(妹の処女奪うとか)

京介(おまけに、なぜか俺が号泣するとか)

京介(い、いままでで最強の賢者タイムが来てるんですけど!?)

ガチャッ

桐乃「シャワー空いた」

京介「そ、そっか」

桐乃「なによ?」

京介「い、いや、さっきのことだけど」

桐乃「なにアンタ、後悔してんの?」

京介「まあ一応、兄妹だしな」

桐乃「・・・・・・」

京介「・・・・・・」

桐乃「許さないからね」

京介「え?」

桐乃「これでアタシを避けるとか、許さないし」

京介「そんなことはしねーけど」

桐乃「じゃあ、なに気にしてんのよ」

京介「だ、だってよ」

京介「ああいうことは、やっぱ恋人同士でするもんだろ」

桐乃「・・・・・・・・・・の」

京介「は?」

桐乃「バカ過ぎて、話にならないっつーの!」

桐乃「アタシが好きでもないのとするとでも思ってんの!?///」

京介「えぇぇぇぇぇ!?」

京介「だってお前、俺のこと嫌いだって!」

桐乃「ああ嫌いだっての、悪い!?」

桐乃「あんだけ仲良かったのに、いきなしもうお風呂入らないだの!」

桐乃「あげくに、一緒にいると恥ずかしいだの、よく言えたもんだよね!」

京介「き、桐乃!?」

桐乃「それでもアタシは努力したっての!」

桐乃「アンタに足遅いって言われたから、頑張って速くなった!」

桐乃「アンタがなんか言ってくれると思ったから髪も染めた!」

桐乃「アンタの気を引けると思ったから読モにもなった!」

桐乃「可愛い妹になれるかもって、妹物のエロゲで勉強もした!」

桐乃「アタシがこうなったのは、みんなアンタのせいじゃん!」

京介「俺のせいなのか!?」

桐乃「それなのにアタシを無視するとか、よくそんな真似が出来たよね!」

京介「無視してたのはお前の方だろ!」

桐乃「話し掛けられるワケないっしょ!?」

桐乃「一緒にいるとハズいまで言われて、どう話し掛けろっつーのよ!?」

京介「・・・あ」

京介「わ、悪ぃ」

桐乃「謝んな、バカ」

京介「じゃあよ、俺はどうすりゃいい?」

桐乃「・・・・・・」

京介「・・・・・・」

桐乃「す、好きだって言え///」

京介「はぁ?」

桐乃「嘘でもいーから、アタシのこと好きだって言え!///」

京介「ななな、な!?」

桐乃「・・・早く、言えっての///」

京介(あーあ)

京介(なに震えちゃってんだよ、お前)

京介「あー、わかったよ」

京介「ただしな」

桐乃「なによ?」

京介「俺は嘘は嫌いだ、だから真実を言う」

桐乃「か、勝手にすれば?」

京介「いくぞ?」

桐乃「う、うん」





京介「い、妹だからなんだってんだ!」

京介「俺は桐乃が大好きだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

桐乃「ちょっ、声大きいっつーの!///」

京介「・・・重ねがさね悪かった」

桐乃「ま、まぁ」

桐乃「気持ちは伝わったから、その、いいケド///」

京介「そ、そうか」

桐乃「・・・///」

京介「・・・///」

京介「そ、そうだ」

京介「一応弁解しとくと、一緒にお風呂に入らなくなった理由な」

桐乃「ん?」

京介「下の毛のせいなんだ」

桐乃「は?」

京介「いや、友達にはあの年で生えてるやついたもんだからさ///」

京介「なんか生えてないのが恥ずかしくなって///」

桐乃「・・・・・・」

京介「き、桐乃さん?」

桐乃「そそ、そんなことでアタシは避けられたワケ?」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ

京介「いや待て、落ち着けって」

桐乃「ふっざけんなぁぁぁぁ!!!」





京介「ウギャァァァァァァァァァァ!!!」

おしまい

 written by 黒猫

*・゜゚・*:.。..。.:*・゜・*:.。. .。.:*・゜゚・*・゜゚・*:.。..。.:*・゜・*:.。. .。.:*・゜゚・*

京介「・・・こ、これって」

バッターーーン

桐乃「はぁはぁ、ぜぇぜぇ」

京介「き、桐乃!?」

桐乃「あああ、アンタ、これ読んだ?」

京介「黒猫の同人原稿だろ?」

京介「読んだよ・・・あいつ、なんつーもんを・・・」

桐乃「なんつーもの読ましてくれんのよ!」

桐乃「あの黒いの、おかしくなっちゃったワケ!?」

京介「まあ、落ち着けや」

桐乃「これが落ち着いていられるかっつーの!」

桐乃「あ、アンタこれオカズにしてないでしょうね!?」

京介「するかー!」

桐乃「そ、そっか」

京介「つか、わざわざ帰り際に読んでって渡したの、この内容だからなんだな」

桐乃「でしょー!?」

桐乃「電話しても出ないし、メールもシカトしてるし!」

桐乃「絶対、いま頃高笑いしてるに決まってる!」

桐乃「チョー悔しい!!!」

京介「は、ははは」

桐乃「それにしてもさー」

桐乃「この後書き、なんなワケ?」

京介「後書き?」



これが前世からの因縁を呼び覚ますきっかけになればいいのだけれど

あーあ
早く目を覚ましてもらわなきゃ、つまらないわ

わたしは、その上で
自分の願いを叶えてみせるのだから


桐乃「それって、どーゆー意味?」

京介「お、俺が知る訳ないだろ」

桐乃「ほんとにぃ?」

京介「ほんとだっての」

桐乃「ふーん」じとっ

京介「な、なんだよ」

桐乃「まあいいや」

桐乃「それ、オカズにしないでよね」

京介「だから、しねぇって!」

バタン

〜数時間後〜

京介「はぁ」

京介(とは言え)

京介(くっそ、なんか寝つけねぇ)

ギィィッ ミシッミシッ

京介(桐乃・・・トイレか?)

ガチャッ

京介(お、俺の部屋!?)

京介「・・・・・・」

パッシーーーーーン

京介「いっ!?」

京介「桐乃、お前なにやっ・・・」

桐乃「しーっ」

桐乃「うっさい、お父さん達が起きちゃうでしょーが」

京介「お前が叩いた・・・」

桐乃「だから、うっさいっての」

京介「ぐっ」

京介「そ、そんで?」

京介「今回はなんの用だよ」

桐乃「え、えっとね」

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