P「ん?誰のアドレスだ、これ・・・?」(296)

P「誰だろ・・・」

P「初期設定みたいな文字の羅列のメルアド・・・」

P「・・・」

P「まあ開いてみるか」



差出人×××
本文

プロデューサー
アイタイアイタイアイタイアイタイアイタイ
アイタイアイタイアイタイアイタイアイタイ
アイタイアイタイアイタイアイタイアイタイ
アイタイアイタイアイタイアイタイアイタイ
アイタイアイタイアイタイアイタイアイタイ


P「」

P「え、何これこわっ」

P「プロデューサー・・・ってことは俺が知ってる人か・・・?」

P「しかし・・・」

P「カタカナなのが余計こわいな」

P「・・・なんて返事しよう」

P「とりあえず」


送信先×××
本文

ごめん、誰だ?


P「・・・送信」

ピリリリ ピリリリ


P「早っ」

P「・・・」ピッ


差出人×××
本文

ヒドイ



P「・・・いやいや」

P「・・・」ポチポチ

P「・・・送信」ピッ


送信先×××
本文

そんなこと言われても

ノート、アルバムの人か

ピリリリ ピリリリ


P「はえーよ」

P「・・・」ピッ


差出人×××
本文

ナンデソンナコトイウノ



P「こえーよ」

P「・・・」

P「なんかこわいし、無視しよ」

P「ふぅ・・・」

P「それにしても誰が」

ピリリリ ピリリリ

P「!」

P「・・・何だ?」ピッ


差出人×××
ナンデヘンジクレナイノ
ワタシトアナタノナカナノニ


P「な・・・」ピリリリ ピリリリ

P「!?」ピッ


差出人×××
本文

ヘンジヲシテ
オネガイ


P「なんなんだ」ピリリリ ピリリリ


差出人×××
本文

ネエコタエテヨ
オネガイオネガイオネガイオネガイオネガイ
オネガイオネガイオネガイオネガイオネガイ
オネガイオネガイオネガイオネガイオネガイ

P「普通じゃないぞこいつ・・・」

ピリリリ ピリリリ

P「!」

ピリリリ ピリリリ

P「や、やめろ」

ピリリリ ピリリリ

P「やめろおおおおおおおおおおおお」


プルルル プルルル

P「」ビクッ

P「で、電話・・・」

P「・・・」

P「誰からだ・・・」

P「! これは・・・」

P「・・・」

ピッ

P「・・・もしもし?」

???『あっ、やっと出た。もしもーし』

P「・・・どうしたんだ」



P「亜美」

亜美『んっふっふ~』

亜美『ねえ、兄ちゃん暇だった?』

P「あ、ああ」

亜美『じゃあ亜美とお話しようよ!』

P「構わないけど・・・」

亜美『ん?兄ちゃん元気なくない?』

P「!」

亜美『大丈夫?』

P「い、いや別に!問題ないぞ!」

亜美『ふ→ん』

P「な、なあ亜美」

亜美『なに?』

P「お前、アドレス変えたりしてないよな」

亜美『へ?どしたの?』

P「い、いやなんとなく」

亜美『変えてないけど・・・なんか変だよ兄ちゃん』

P「そ、そうか?俺は普通だけど」

亜美『・・・事件の臭い』

P「」ビクッ

亜美『なにかやましいことが』

P「じゃ、じゃあそろそろ寝るから!お休み亜美!」

亜美『あっ、ちょ』


ガチャ

P「はぁ・・・危なかった」

ピリリリ ピリリリ

P「」ビクッ

P「まだメールが来てたのか・・・」

P「・・・」ピッ

P「!?」




新着メール 283件


P「あの短い間に・・・」

P「」ゾクッ

P「内容は・・・」


差出人×××
本文

ハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤク
ハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤク
ハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤク


P「oh...」

P「・・・こええ」

P「誰なんだよ・・・」

P「!」

P「そういえばなんで亜美はこのタイミングで電話・・・?」

P「や、でもアドレス変えてないって・・・」

P「・・・! そうか!」

P「真美がいるじゃないか・・・!」

P「あいつらが2人でイタズラしてたのか!」

ピリリリ ピリリリ


P「!」


差出人×××
本文


ワタシハドウスレバイイノ


P「・・・ふっ」

P「亜美と真美め・・・バレたとも知らず」

P「・・・」ポチポチ

P「よし、送信」


送信先×××
本文

君の好きにすればいいじゃないか


米炊いて来る

P(結局あのあとメールは来なくなった)

P(時間も遅かったし、寝てしまったんだろう)

P(しかし・・・)

P(この俺をビビらせた罪は重いぞ真美!亜美!)クワッ




春香「プロデューサーさん、目つきがこわいね」ヒソヒソ

雪歩「かっこいいですぅ・・・」

貴音「・・・」

ガチャ

千早「おはようございます、プロデューサー」

P「おはよう千早。早いな」

千早「ええ・・・ちょっと相談したいことが」

P「俺にか?」

千早「はい」

P「へぇ・・・両親にプレゼントか」ヒソヒソ

千早「はい」ヒソヒソ

P「でも、いきなりどうしたんだ?」ヒソヒソ

千早「私も、大人にならなきゃいけないと思って・・・」

P「!」

千早「いずれは避けられないことなので・・・頑張ろうかと・・・」

P「千早・・・」ジーン

P(千早もつらい家庭事情なのに、乗り越えようとしてるんだな)

P(成長したなぁ・・・)

千早「?」

P「よし、協力するぞ千早!」

千早「あ、ありがとうございます」

P「俺がすごくいいプレゼントを選んでやるからな!」

千早「プロデューサー・・・」ジーン

やよい「・・・おはようございます」

P「」ビクッ

千早「」ビクッ

支援

P「お、おはようやよい」

千早「お、おはよう高槻さん」

やよい「楽しそうですね・・・混ぜてくださいー」

P「や、この話は」

やよい「あ、すみません・・・」

P「す、すまんやよい」

千早「高槻さん、顔色が悪いけど大丈夫?」

やよい「はい・・・うっうー・・・」

千早「明らかに元気じゃないですね」ヒソヒソ

P「・・・だな」ヒソヒソ

千早は正常か・・・

>>45
とみせかけて

やよい「・・・じゃあちょっと早いけど行ってきます」

千早「高槻さん、私時間あるから一緒に」

やよい「いえ・・・いいです。ご迷惑かけられませんし」ニコッ

千早「高槻さん・・・」シュン

やよい「行ってきます・・・」


ガチャ バタン


P「・・・」

千早「・・・」

千早「高槻さん、大丈夫かしら・・・」

P「うーん・・・」

ガチャ


亜美「おっはよ→」

真美「おは→」

P「!」

P(きたか)

P「千早、悪いけどやっぱりやよいと一緒に行ってもらえるか?」

千早「は、はい」

P「亜美。真美。ちょっと」

亜美「ん?」

真美「ほえ?」

P「・・・昨日のことだけど」

亜美「!」

P「なんであんなことを?」

真美「?」

亜美「電話かけたこと?駄目だった?」

P「いや、それじゃなくてメールのほう」

真美「メール?」

亜美「兄ちゃん、なに言ってるかわかんないよ」

P「とぼけても無駄だ。お前たちがアドレスを変えて俺に大量にメールを送ったことはバレバレだ」

亜美「は?」

真美「・・・兄ちゃん」

P「なんだ」

真美「亜美も真美も、アドレスは変えてないよ。メールしてごらんよ」

P「・・・じゃあやってみるか」

P「真美に送信」

ピリリリ

P「!」

真美「ほら」

P「た、たしかに。じゃあ亜美は・・・送信」

ピリリリ ピリリリ

亜美「ね?」

P「あれれー?」

真美「ほら!真美たちは無実だYO!」

亜美「謝罪!謝罪!」

P「す、すまん」

真美「ケーキ!ケーキ!」

亜美「プリンも!」

P「わ、わかったわかった」

P(じゃあ送り主は一体・・・)


キャアァァァァァァァァ



P「!?」

P「階段の方からだ」

真美「千早お姉ちゃんの声だった・・・」

P「!?」

P「・・・千早!」ダッ


ダッダッダッ ガチャ


千早「う、うう・・・」

P「大丈夫か千早!?」

千早「は、はいなんとか・・・」

千早「ちょっと階段を下りるときにつまづいちゃって・・・」

亜美「千早お姉ちゃん、足・・・」

P「! すごい腫れてるじゃないか・・・」

千早「こ、これくらい」

P「駄目だ。病院に連れていく。亜美!律子と小鳥さんに連絡を!」

亜美「らじゃー!」

Pの車 病院の帰り


P「いやー、でも骨折してなくてよかったよ・・・」

千早「すみません・・・」

P「いいよいいよ」

千早「うう・・・」

P「でも2、3日は療養してもらうぞ。アイドルは足が命だからな」

千早「・・・わかりました」

千早のアパート


P「じゃあちゃんと湿布を貼るんだぞ?捻挫も甘く見ると大変だからな」

千早「はい」

P「じゃあな」

ガチャ バタン

P「・・・ふぅ」

P「全治1週間か」

P「事務所に帰ろ」

P「でも、なんで転んだ・・・?」テクテク

P「春香ならまだしも、千早ぐらいしっかりした子が」テクテク

P「うーん・・・」テクテク


ピリリリ ピリリリ


P「!」

P「メール・・・」ピッ

P「!?」


差出人×××
件名:チュウコク
本文

ワタシイガイノオンナノコト
ナカヨクシナイデ

P「まさか・・・」

P「千早もこいつに・・・」

P「・・・許せん」

P「・・・」ポチポチ


送信先×××
本文

なんでそんなことをするんだ


ピリリリ

P「!」

P「・・・・・・・馬鹿にしやがって」


差出人×××
本文

アナタガスキダカラダヨ

次の日


P(結局あのあと返信はしなかった)

P(相手からも返信なし)

P(・・・)

P(・・・考えたくはないけど)

P(犯人がこの765プロの中にいるんだよなぁ・・・)

P(うーん)

伊織「・・・ねぇプロデューサー」

P「伊織?どうした?」

伊織「今朝、うちにこんな手紙が・・・」スッ

P「手紙・・・?」

P「!」



ミナセ伊織

プロデューサーから離レロ
サモナクバ後悔スルコトニナルゾ


P「・・・なめやがって」

伊織「ねえ、私どうすればいいの・・・?」ポロポロ

P「!」

伊織「こわい・・・」ポロポロ

P「・・・」

P「伊織」

伊織「?」グスグス

P「俺が絶対なんとかしてやるから」

伊織「!」

P「だから心配しなくていいから」

伊織「うん・・・!」グスッ

P(千早だけじゃなく伊織にまで)

P(絶対犯人を見つけてやる)

次の日


P(結局昨日は動きなし)

P(そして一応全員にメールをしてみたが)

P(りつことり社長含め誰もアドレスを変えていなかった)

P「畜生・・・」ダンッ




???「・・・」

次の日


ガチャ

千早「おはようございます」

P「千早!足はどうだ?」

千早「はい、ダンスは無理ですけど。歩くまでなら」

P「そうか。気をつけろよ」

千早「はい」



響「何を話してるんだろ」

貴音「・・・」

あずさ「・・・」

P「じゃあ俺は今日美希についていくから」

千早「はい」


ガチャ バタン


やよい「・・・」

雪歩「・・・やよいちゃん?」

やよい「は、はい!」

雪歩「大丈夫?顔色悪いけど」

やよい「い、いえ全然」

雪歩「そっか」

同日夜 事務所


コソコソ

春香「・・・みんな帰ったかな」

春香「ふふ・・・」

春香「・・・」

春香「プロデューサーさん、最近なにかプロデュース業務以外で悩んでるみたいだし」

春香「何か力になりたいと思ってお菓子作ってきちゃった」

春香「喜んでくれるかなぁ」

春香「・・・///」

春香「は、早く帰ってこないかなぁ・・・」

???「それは駄目」


ガシッ


春香「!?」

春香「んー!んー!」バタバタ

???「・・・」ググッ

春香「ん・・・ぐぅ」Zzz…

???「・・・眠った」

???「あとは布をかけて、ソファに寝かせておけばあの人は気づかない・・・」

???「ふふ・・・」


ガチャ バタン

ガチャ


P「ただいまー・・・って誰もいないか」

P「ん?」クンクン

P「甘い匂い・・・」

P「ソファの方から?」テクテク

P「・・・ん」テクテク

P「布が盛り上がってる・・・?」

P「!!」

P「ま、まさか」

ガバッ


P「!!!」

P「春香!!!大丈夫か春香!!!」

春香「ん・・・むにゃ」

P「! よかった・・・」

春香「・・・あれ?寝ちゃった・・・・・・ぷぷぷぷぷぷプロデューサーさん!?///」

P「何があったんだ?」

春香「はわわわわわ」

P「落ち着け」

次の日


P(あのあと春香から事情を聞かされた)

P(もう3人目の被害者か・・・)

P「・・・くそっ」

真「ぷ、プロデューサー」モジモジ

P「ん?」

真「あ、あの・・・お弁当を作ったんです!食べてください!///」

P「あ、ああ。ありがとう」

真「///」

パカッ

P「うまそうだな・・・いただきます」

真「どうぞ」

P「・・・」パクッ

P「!?」



P「かっ辛い!痛っ!!水!水!」バタバタ

真「え、え?」オロオロ

雪歩「み、水ですぅ」

P「ありがど・・・ゴホッ」ゴクゴク

真「い、一体なにが」

P「・・・真。味付け間違えたか?」

真「は、はい?」

P「おかずがものすごく辛かったんだ」

真「え」

響「くんくん・・・これはタバスコの匂いだな」

雪歩「真ちゃん・・・」

真「ち、違うよ!僕ちゃんと味見したよ!」

P「・・・いや、これは真のせいじゃない」

真「ぷ、プロデューサー!」

P「おそらく誰かが真の弁当に辛いものを・・・」

響「!」

雪歩「!」

真「!」

P「予想だけどな・・・ん?」

やよい「プロデューサー。買い出しに行ってきます」

P「何かなくなってたのか?」

やよい「はい。この前買ったばかりのタバスコがなぜかなくなってて・・・」

P・真・響・雪歩「「「「!!!!」」」」

P「・・・ドンピシャか」

響「プロデューサー・・・」

P「・・・安心しろ。お前らには迷惑をかけないから、俺に全部任せてくれ」

真「でも」

P「頼む」

真「・・・わかりました」

P「ありがとう」



???「・・・」ギリッ

次の日


P「・・・とは言ったものの」

P「手がかりがないんだよなぁ・・・」

P「うーん・・・」

ピリリリ ピリリリ

P「!」


差出人×××
本文

スコシハ ハンセイシタ?


P「・・・こいつ」

P「無視だ無視」

P「こいつのせいで4人もひどい目・・・」

P「・・・ん?」

P「・・・そうか」

P「なんで気づかなかったんだ・・・!」

P「・・・直接対決だ。イタズラ用じゃなくて本アドに送ってやる」ポチポチ

P「送信!」

同時刻 とある家


ピリリリ ピリリリ


???「?」

???「・・・」ピッ

???「!」


差出人プロデューサー
本文

明日の19:00に事務所に来てくれ
大事な話がある


???「これって・・・!」

飯と風呂

ここ最近の単芝率は異常

被害者と見せかけて……

2枚目デコちゃんというよりもただのHAGEやそれ・・・

じゃあ俺は自作支援に一票

>>129
金髪毛虫の可能性が微レ存

ttp://viploader.net/pic2d/src/viploader2d710918.jpg

>>140
くそうかわいいなあ

>>140
携帯押す音がリアル

本当にそんな感じの音がするよな

>>145
おまえだったのか

次の日 19:00


ガチャ


???「・・・」

???「いない・・・」

???「!」

???「あの人の・・・スーツ・・・」

???「ち、ちょっとだけ・・・」

???「・・・」クンクン

P「・・・きたか」

???「!?」バッ

……

P「・・・おかしいと思ったんだ」

???「・・・」

P「今日まで4つ事件が起こった」

P「俺も被害に遭った」

P「でも」

P「あの事件だけは、被害者が誰もいなかったんだ。それはなぜか」

???「・・・」

P「答えは簡単」

P「犯人は、自分で自分を傷つけるのをためらったからだ」

P「そうだろ?」




P「伊織」

伊織「・・・」

今回はいおりんかー

       _____

      /| _,   |  
      ||. |川ノノノノノ
      ||. 川`・ω・)|
      ||oと    ∪|
      ||. | (_) J |
     ||/彡'   ̄
 .,. ‐'' ̄ "'' -、  ,.‐,'' ̄ "' -、

/ <. o) 〈.o)iヽko j   (.o_,> ヽ
l.    , ..〉丶 l´ .〈 .. ,  -  l
l   / __ / l  ノー・' /    l
ヽ   七王王{ /ゝヒ=z、. ´    /     
 ヽ,,__  ∧_∧ー'´___,,,/    
       (;ω;´ )
     _| ̄ ̄||_)_←P
   /旦|――||// /|

   | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| . |
   |_____|三|/

http://i.imgur.com/j4AIV.jpg
http://i.imgur.com/c3b13.jpg
雪歩でも千早でもなかったか

            ,. -─- 、._               ,. -─v─- 、._     _
            ,. ‐'´      `‐、        __, ‐'´           ヽ, ‐''´~   `´ ̄`‐、
       /           ヽ、_/)ノ   ≦         ヽ‐'´            `‐、
      /     / ̄~`'''‐- 、.._   ノ   ≦         ≦               ヽ
      i.    /          ̄l 7    1  イ/l/|ヘ ヽヘ ≦   , ,ヘ 、           i
      ,!ヘ. / ‐- 、._   u    |/      l |/ ! ! | ヾ ヾ ヽ_、l イ/l/|/ヽlヘト、      │
.      |〃、!ミ:   -─ゝ、    __ .l         レ二ヽ、 、__∠´_ |/ | ! |  | ヾ ヾヘト、    l
      !_ヒ;    L(.:)_ `ー'"〈:)_,` /       riヽ_(:)_i  '_(:)_/ ! ‐;-、   、__,._-─‐ヽ. ,.-'、
      /`゙i u       ´    ヽ  !        !{   ,!   `   ( } ' (:)〉  ´(.:)`i    |//ニ !
    _/:::::::!             ,,..ゝ!       ゙!   ヽ '      .゙!  7     ̄    | トy'/
_,,. -‐ヘ::::::::::::::ヽ、    r'´~`''‐、  /        !、  ‐=ニ⊃    /!  `ヽ"    u    ;-‐i´
 !    \::::::::::::::ヽ   `ー─ ' /             ヽ  ‐-   / ヽ  ` ̄二)      /ヽト、
 i、     \:::::::::::::::..、  ~" /             ヽ.___,./  //ヽ、 ー

>>155
おいこら

P「ツメが甘かったな」

伊織「・・・」

P「どうしてこんなことを」

伊織「うるさい!!!」

P「!」

伊織「プロデューサーの気をひきたかったのよ!!」ポロポロ

P「伊織・・・」

伊織「だから・・・手紙を使って・・・」ポロポロ

P「伊織」グッ

ギュッ

伊織「!?///」

P「伊織」

伊織「は、離して!」

P「伊織!!!」

伊織「」ビクッ

P「こんなことをしなくても、俺はいつもお前を心配してる」

伊織「!」ポロポロ

P「だからこんなバカなことしなくていい」

伊織「うぅ・・・ごめんなさい・・・」ポロポロ

P「他のアイドルを傷つけるなんて」

伊織「う・・・ん?ちょっと待ってよ」

P「?」

伊織「さっきから気になってたんだけど、他のアイドルって何の話?」

P「え?」

P「千早を突き落としたり春香を眠らせたり」

伊織「ちょちょちょっと!そんなことしないわよいくらなんでも」

P「え、さっき自分がって」

伊織「私がやったのは脅迫文を自作自演しただけよ?」

P「えっ」

伊織「事件はいつなの?スケジュールと照らし合わせればわかるはずよ」

P「お、おう」

次の日


P(結局伊織のスケジュールを確認したが)

P(見事に事件の時間は竜宮のスケジュールと被っていた)

P(つまり・・・)

P(伊織の事件以外は、別の人物の犯行・・・)

P(うーん)

貴音「あなた様。難しい顔をしていますよ」

律子「たまにはゆっくりしてください」

P「あ、ああ・・・」

春香「・・・」

雪歩「はい、お茶です」コト

P「あ、ありがとう」

千早「お菓子もありますよ」

P「いただくよ」

雪歩「・・・プロデューサー」

P「ん?」

雪歩「・・・ちょっと屋上に来て下さい」

P「あ、ああ」


ガチャ バタン


真美「・・・」

屋上


雪歩「プロデューサー」

P「どうした」

雪歩「・・・あまり無理しないでください」

P「!」

雪歩「千早ちゃんと春香ちゃんと真ちゃんを傷つけた犯人を探すのもいいですけど・・・」

P「・・・」

雪歩「自分のことも、大事にしてください」

P「・・・ああ」

ピリリリ ピリリリ

P「!」

差出人×××
本文

マダコリナイノ


P「・・・っ」

雪歩「プロデューサー?」

P「すまん雪歩。もうちょっとだけ頑張る」

雪歩「・・・はい」

ガチャ バタン


雪歩「・・・」

P(・・・くそ)

P(アイドルにまで心配かけて・・・俺は)

P(畜生)

P(次の被害者が出る前に・・・ん?)

P(そういえば)

P(最初の事件・・・)

P「・・・!」

P「それにあのときも」

P「・・・よし」ポチポチ

P「今度はあのアドレスに」ピッ

送信先×××
本文

本日19:00
事務所で待つ


P「よし」

ピリリリ ピリリリ

P「!」


差出人×××
本文

ワカリマシタ


P「・・・返信が早くて助かるよ」

19:00 事務所ビル階段


???「はぁ、はぁ」タッタッタッ

???「遅れちゃった・・・」タッタッタッ

ガチャ

???「はぁ、はぁ」

P「ようこそ」

???「!」

P「やよい」

やよい「・・・」

佳境だな

P「ん?誰のアルバムだ、これ・・・」

やよい「・・・どうしたんです?何か用ですか?」

P「・・・千早が転んだ日」

やよい「!」

P「やよいは千早のすぐ前に事務所を出ていた」

P「なのに」

P「あの悲鳴が聞こえなかったはずがないんだ」

やよい「!!!」

やよい「そ、それは」

P「それに」

やよい「・・・」

P「タバスコだ」

やよい「!」

P「タバスコなんてあんまり使わないから、あまり気に留めない」

P「なのにやよいはすぐ気づいた。いや」

やよい「・・・」

P「タバスコの話をしてしまった」

やよい「・・・」

やよいといおりんなんて最高じゃねーかクソ

P「そしてここに来たことが何よりの証拠」

P「犯人は・・・やよい、君だ」

やよい「・・・何の話ですか?」ニコッ

じゃあ病んだいおりんは俺が

アイドルが皆ヤンデレになってるSSってタイトルなんだっけ?

P「とぼけるな」

やよい「」ビクッ

P「お前が・・・」

やよい「」ブルブル

P「・・・」

やよい「ち、違うんです」

やよい「あの日・・・私は確かに階段のところにいました」

やよい「で、でも私!」

P「言い訳するな!」

やよい「」ビクッ

やよい「う、う・・・」ジワッ

やよい「うわぁぁぁぁぁん!!ごめんなさいぃぃぃぃ!!!」ダッダッダッ

P「お、おい!逃げるな」

ガチャ バタン

P「しまった・・・」ダッ

プルルル プルルル


P「電話?こんなときに・・・もしもし?」

???『もしもし?』

>>209
結構あるんじゃね?

P「・・・こんなときになんだ」

???『いや、お礼を言おうと思って』

P「は?お礼?何の話だよ」





P「母さん」

P母『こっちが聞きたいよ』

車「ドンがらがっしゃーん」

やよい「わぁーーー」

?!

P母『この前だけどさ』

P「うん」

P母『えらいかわいい子が、うちに挨拶に来たんだよ』

P「・・・・・・は?」

P母『お前と結婚を前提に付き合ってる、って』

P「な、何だって」

P母『テレビで見たことある子だから、こっちも喜んでもてなしたよ』

P「765のやつなのか?」

P母『? 当たり前でしょうがあんたの彼女なんだから』

>>214
何かオススメのヤンデレ系ある?

P母『あんたもやるわねぇ』

P「待て待て」

P母『・・・何よさっきから』

P「い、いや」

P「!」

P「そ、そうだ。その子の名前は?」

P母『え?・・・うーん、物忘れが』

P母『あ』

P「! 思い出した?」

P母『いや、名前じゃなくて見た目なんだけど』

P「うんうん」

P母『髪が長くて』

P「うん」

コツッ… コツッ…

P母『黒色の』

P「! まさか」

コツッ… コツッ…

P母『あ、そうそう!思い出した!』

ガチャ

P「!?」

P母『如月千早ちゃん!』

千早「ふふ・・・」ニコォ…

>>225
P「感染型ヤンデレ?」社長「うむ」
P「P争奪戦・・・?なんだそれ」春香「はい」
P「765プロの皆がヤンデレ化した・・・」

あとニコニコの酷くないPのやつとか

千早って青じゃないの?

>>233
年取ってくると青って言ったり黒って言ったり老眼でみえねーから

P母『もしもーし?』

P「・・・あとでかけ直す」ピッ

千早「ふふ・・・遅れちゃった」

やよい「ぐぅ・・・」Zzz…

P「やよい・・・悪いことしたな」

千早「駄目ですよプロデューサー。高槻さんを泣かせたら」

P「・・・」

千早「・・・私が病院に行った日。すごく心配だった」

P「!」

千早「会えない2・3日の間に浮気しちゃうんじゃないか、って」

千早「だから忠告のメールも送ったのに・・・」

P「ちょ、ちょっと待て。じゃあ怪我したのは」

千早「はい。完全に私の注意不足です」

P「・・・!」

千早「まあ、悪い虫は取り除きましたけど」

P「!!」

千早「でも春香と真が人の旦那様に手を出すのが悪いんだけどね」

P「・・・」

P「・・・なんてこと」

千早「でもプロデューサーが言ったんですよ」

P「・・・?」



千早「『君の好きにすればいいじゃないか』って」



ああ、確かに

http://www.imgur.com/nplQ1.jpg

>>248
なにがどうなってる……

P「な・・・」

千早「あのとき、すごくうれしかった」

千早「プロデューサーが受け入れてくれて」

千早「結婚してくれるんだって」

P「ちょ」

千早「だから次の日に、お義父さんとお義母さんへの手土産のことを相談したのに・・・」

千早「プロデューサーは構ってくれないし・・・」

千早「だから、私だけで挨拶に言ったんですよ?」

P「お、おい」

千早「ねえすごいでしょう?ねえ褒めて!」

P「千早!」

千早「褒めて褒めて褒めて褒めて褒めて褒めて
   褒めて褒めて褒めて褒めて褒めて褒めて
   褒めて褒めて褒めて褒めて褒めて褒めて」

P(なんでこんなこと・・・)

千早はメール怖えんだよな

P「ま、待て結婚なんて」

千早「・・・」

P「」ビクッ

千早「・・・何を言っているんですか?」

P「え」

千早「プロデューサーの故郷では、今その話題で持ち切りですよ」

P「!!」

千早「ふふ・・・」ニコォ…
P「そ、そんな」

千早「あ、あとテレビをつけてみてください」

P「テ、テレビ・・・?」ピッ



TV『速報です!765プロの如月千早さんが電撃結婚です!お相手は・・・』

P「あ、あ・・・」

千早「ふふふ・・・」

千早からこんなにされたら俺ァ結婚しちまうな
いおりんすまん

千早「今日メールが来たときに、これは結婚指輪をくれるんだと確信しましたよ」

P「う、あ・・・」

千早「これからは、みんな公認ですね」

P「なんてことを・・・」

千早「ふふふ・・・これからもよろしくお願いしますね」



千早「旦那様・・・」ニコォ…



プロデューサー、今日はお疲れ様でした、千早です。
前回の仕事から、ずいぶんと間があいたので、もう私のことなどご記憶にないのかと、本気で心配していたんです。
こんなに長い間、放っておかれるのは、何かお考えがあってのことなのか?
いや違う。きっとプロデューサーは、私の力を、これまでだと見限って、無視されているんだ…。私は見捨てられたんだ…。
などなど、脳裏によぎるのは悪い予想ばかりで…。自分のペシミストぶりに、自分で嫌気がさしてきたほどです。
ですから、今日、久しぶりに…、本当に久しぶりに仕事があって、プロデューサーにお目にかかれて、心からホッとしました。
私には、歌しかありません。歌の道をきわめるために、ムダな時間を過ごしているヒマはありませんし、今回のように気をもむのは、あまり気分のいい体験ではないですね。
私はプロデューサーを信じています。これまでも。そして今も。私と共に歩んでくださる方だと。ですが、次の仕事は、もっと早目にスケジュールにいれて下さい。
私、プロデューサーが考えてらっしゃるよりも、はるかに小心者です。あんまり、不安がらせないで下さいね。…ふふっ。  

数日後



小鳥「・・・はぁ。また結婚の件の電話でした」

律子「まったく・・・」

小鳥「急でしたからねぇ」

律子「それに社長は『悪い虫がつくより全然いい』とか言ってますし」

小鳥「ふふっ」

律子「それより・・・」チラッ

小鳥「?」

真美「うっ、うっ」ポロポロ

貴音「・・・」ボー

春香「」グデー

伊織「・・・」グスッ

雪歩「・・・はぁ」ボー

真「うおおおおー!!煩悩退散ー!!!」イチッニッサンッ

響「静かに腹筋してよ、真」



律子「うーん・・・」

>>268
ダメじゃないか千早、僕たちのメールをこんなところに晒しちゃ

しかし気づいたら外堀どころか内堀まで埋まってるって
千早だからいいものの

小鳥「・・・みんなショックですよね」

律子「私もよ。もちろん小鳥さんも」

小鳥「あ、バレてました?」

律子「はい」

美希「でも」

律子「美希」

美希「千早さんなら、諦められるの」

小鳥「美希ちゃん」

律子「・・・泣くぐらいなら、してもいいのよ」

美希「・・・そうするの、うっ・・・うぇぇ」ポロポロ


ID:00yWcPLx0
臭せぇからちょっと黙れ

千早「・・・ああ、最初のメールのとき名乗ってませんでしたか」

千早「てっきり言ってたと・・・」

千早「プロデューサー用に・・・いえ旦那様用に携帯を買ったんですけどアドレスの設定がわからなくて」

千早「本当は私たちがラブラブのアドレスがよかったんですけどね」

千早「変換もできないし・・・」

千早「でももう必要ないですよね。だって」



千早「これからは、ずっと一緒ですからね」



HAPPY END

あとは真美スレにすればいいと思うよ

真美、結婚しよう

>>280
クセエのは手前だ

ぐあミスった
やよいのごめんなさい=聞こえてたのに体調が悪いから見て見ぬふりしたこと

盛り込み忘れた

       _____

      /| _,   |  
      ||. |川ノノノノノ
      ||. 川`・ω・)|
      ||oと    ∪|
      ||. | (_) J |
     ||/彡'   ̄
 .,. ‐'' ̄ "'' -、  ,.‐,'' ̄ "' -、

/ <. o) 〈.o)iヽko j   (.o_,> ヽ
l.    , ..〉丶 l´ .〈 .. ,  -  l
l   / __ / l  ノー・' /    l
ヽ   七王王{ /ゝヒ=z、. ´    /     
 ヽ,,__  ∧_∧ー'´___,,,/    
       (;ω;´ )
     _| ̄ ̄||_)_←>>289
   /旦|――||// /|

   | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| . |
   |_____|三|/

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom