勇者(今、声が聞こえたような? 誰だ?)シズシズ
――バシィッ
???「くぅっ!」
勇者(……悲鳴! この声、女か!)
側近「くく、いい! 実にいい格好ですよ!」
魔王♀「……この、不埒者が――ぐふっ!」バシィ
勇者(――あっちからだ。鉄格子ってことは牢獄みたいだな)ダッ
側近「んふ~、甘美な声だ。あとは口の利き方さえ覚えれば完璧ですなぁ」ニヤニヤ
魔王♀「……ふっ、う……き、貴様――うぁっ!」ビクン
側近「打ちすえられる者の魔力を消失させる〝約束されし凌辱の鞭〟! これさえあれば魔王といえど恐るるに足らず!」
勇者(――魔王だと? あんな女の子が? なんで宙吊りにされてんだ?)
――ヒュンッ
魔王♀「――あぐっ! ひっ! やぁっ!!」ギシギシ
側近「ひひっ、娘らしい声も出せるじゃないですか。……おやぁ、汗以外の物が滴っていませんか?」
魔王♀「よ、世迷言を――ひあ゛っっ!!?」ピシッ
側近「おっと失礼、打ち所が悪かったようですな?」ニタァ
魔王♀「……ぁっ、っ、……っ!!」ビクンビクン
勇者(……よし、こっからなら)スチャ
側近「くくっ、声を殺すので精一杯ですか。その頑張りも、いつまで持ちますかなぁ」
魔王♀「……お……おの……れ」ググ
側近「もはやあなたの時代は終わった。これからは私が魔界を統べる王となギャアッ!?」ズブ
勇者「おっと失礼、刺し所が悪かった」
側近「に、人間!? あ、ありえぬ、ここは城の最深部――ギッ!」グリグリ
勇者「……いや、確かにここまでくるのは大変だったがな」チラ
魔王♀「……う……ぅ」グッタリ
勇者(この状況、どう判断したもんかね)
勇者「……魔王討伐しにきたんすけど、さっきの会話からすると今刺してるあんたが新魔王ってことでおk?」ズイ
側近「ま、待て! 魔王はその女だ! 私はなんの関係も――ギャアッ!?」ビシャ
魔王♀「……っ!」
勇者「……すっきりしたぜ。魔族云々以前に男の風上にも置けねえわ」ズブリ
側近「」ドサッ
勇者「……さて」チラ
>>1に酉がある時点でマナー違反
春厨かな?
魔王♀「……ハッ……ハァ」
勇者「こっちも非常に困惑してるんだが、おまえ本当に魔王なの?」
魔王♀「……貴様が、勇者か。よくぞここまで……ハァ……辿り着いた」ユサユサ
勇者「……この状況でその台詞を言うか。つうか、マジなのか」
勇者(……今さら女だから、とか言う気はさらさらないけど)
魔王♀「……た、単独で我が居城の強者共を退けるとは……まこと、人にしておくには……惜しい力」ギシギシ
勇者(ほとんど瀕死な上に身動きできない相手を殺れってのは……)
魔王♀「……グッ……私に忠誠を誓うならば……世界の半分をくれてやろう。……どうだ……悪い話では――」
勇者「……とりあえずその縄、解いていいかな」
魔王♀「……ぇ」
>>10 つけてたのは見過ごし すまん
魔王♀「お、下ろせ! 自分で歩ける!」グイ
勇者「その衰弱っぷりじゃ絶対無理だって。三歩以内に地面とキスすることになるぞ」
魔王♀「……くっ、人間などにこんな……屈辱だ」ボソ
勇者「……さっきの格好の方がよっぽど屈辱じゃねえか」
魔王♀「」グサ
勇者「魔王が縛られて鞭打たれて泣いてるなんて、まったく前代未聞だぜ」
魔王♀「な、泣いてなどない!」
勇者「目ぇ真っ赤だけど」
魔王♀「……う、うるさい! 生まれつきだ!」ゴシゴシ
勇者「おまえ、実はあまり強くないの?」
魔王♀「……ハッ、魔貴族の純血種を舐めるな。貴様ごとき肉片にするのに一分とかからんわ」
勇者「……お姫様だっこされながら言っても決まらねえぞ?」
魔王♀「だ、だから下ろせとさっきから何度もっ!」ジタバタ
勇者「ちょ、こら、落ちるって! 暴れるなってぇの!」
勇者「で、その魔貴族様がなんで三下ごときに拘束されてたわけ?」テクテク
魔王♀「……魔王とて万能ではない。油断していた上に弱点を突かれてはどうしようもなかった」
勇者「弱点?」
魔王♀「見ての通り、私は肉体派ではないからな。魔力を封じられれば貴様ら人間共と大して変わらん」
勇者「なんで魔力が使えなかったんだ? あの妙チクリンな鞭のせいか」
魔王♀「あれは、ただの鞭ではない。魔道士殺しの神器だ。やつは勝手にけったいな名前を付けてたがな」
勇者「……へぇ、どんな効果があるんだ?」
魔王♀「叩かれると思考力が鈍り、体内の魔力が霧散する。あとはなし崩し的にああなった」
勇者「なるほど、そりゃ災難だったなぁ」ナデナデ
魔王♀「……っな、なにをするっ!」
勇者「あ、わりぃ。つい」
魔王♀「待て、その階段を上がらねばダメだ」
勇者「ああ、こんなところに階段があったのか」
魔王♀「……おまえ、王の間にはまだいっていなかったのか?」
勇者「行こうとしているうちに着いた先があそこだよ――って笑うな!」
魔王♀「……あぁ、すまん。しかし、あそこは王の間より行くのがよほど大変なはずなんだが」
勇者「……だろうな、もう半日も迷ってたからな」トントン
魔王♀「……」ポンポン
勇者「……ごめん、やっぱ笑ってくれた方がマシかも」
勇者「ところで、どんくらい牢屋に入れられてたんだ?」
魔王♀「……さぁ、昼も夜もわからなかったからな。おそらく、三日くらいは経つと思うが」
勇者「へぇ……って、そんなにかよ!?」
魔王♀「ああ。休む間もなくいたぶられたせいで、体力も魔力もからっぽ同然だ」
勇者「……みたいだな。どんくらいで回復しそうだ?」
魔王♀「この程度の傷、一両日休めば再生する。あ、そこの柱手前を左」ビシ
勇者「……あい。それで、なんで牢屋に入れられる羽目になったんだ」
魔王♀「何を他人事のように。半分は貴様のせいでもあるのだぞ」
勇者「俺のせい? なんでだよ?」
魔王♀「貴様が屠ってきた配下たちの中には、抑止力の役割を果たしている者もいた」
勇者「……俺が倒してきた連中が、魔族の秩序を保っていたっていうのか?」
魔王♀「みんながみんなそうとは言わんがな」
勇者「……」
魔王♀「相対した者の中には敬意に値する者たちもいたと思うが、いかがか?」
勇者「……確かに、正々堂々と挑んできたやつも何人かいたけど」
魔物「有力者がことごとく倒れ、現王権の結束が弱まれば野心を抱く者も出てくる。当たり前の話だがな」
勇者「魔族も一枚岩ではないってことか」
魔王♀「そういうことだ。人間ほどわかりにくくはないがな」
勇者(……はは、ごもっとも)
魔王♀「……それにしても、ずいぶんと派手にやってくれたようだな。城が静まり返っている」
勇者「一応無駄な戦いは避けたつもりなんだけどな」
魔王♀「希少金属系の魔物相手でもか?」
勇者「」ギク
魔王♀「……図星か、わかりやすいやつだ」ニヤ
勇者「……はぁ、それ、よく言われるんだ」
魔王♀「だろうな。顔に出ていた」
勇者(まさか魔王の城で言われるとは思わなかったけどさ)
魔王♀「……まあよい、眠るにはこちらの方が都合がよかろう。……胸を借りるぞ」コテン
勇者「お、おい!?」
魔王♀「少し疲れただけだ、案ずるな」
勇者「あ、案じてなんかねえ」プィ
――ギィ
勇者「……へぇ。ここがおまえの寝室か」キョロキョロ
魔王♀「いかにも。意外と普通だったか」
勇者「……まぁ、天蓋つきのベッド以外は」バタン
魔王♀「寝具は手先の器用な小鬼共に誂えさせた。ここも一応は城だからな」
勇者「みたいだな。よいしょっと」ドサッ
魔王♀「……大義であった。褒めてつかわす」フン
勇者「運ばせといて偉そうに」
魔王♀「……そうか? 別に普通だと思うが」
勇者「育ちのよさはわかったよ。じゃあ、出直すわ――っと、なんだ」ガシ
魔王♀「待て、当面の間はここにいろ」
勇者「……はい?」
魔王♀「……鈍いやつだな。説明せねばわからんのか?」
勇者「申し訳ないが、さっぱりわからん」
魔王♀「少しは察しようと努力しろ、脳が腐るぞ」
勇者(……今のところ、口の悪さだけは魔王級だな)
魔王♀「勇者ならば困ってる者を見捨てるなと教わらなかったのか。今の私の状況を考えろ」
勇者「……するってーとなにか。あんたが復調するまで寝ずの番をしてろと?」
魔王♀「別に寝ずにいろとは言っていない。鍵さえ閉めておけば寝ても構わん」
勇者「……ははーん?」ニヤニヤ
魔王♀「……なにがおかしい」ジロ
勇者「一人で寝るのが怖いのか」
魔王♀「なんっ……」
勇者「まさかなぁ。仮にも魔王ともあろうことがそんなことで――」
魔王♀「……悪、かったな」ジワ
勇者「」
魔王♀「……あんな、あんな目に遭わされれば……誰だって」エグエグ
勇者「わ、悪かった、謝る。軽率な発言だった」
魔王♀「じゃあ、残ってくれるのか?」ジィ
勇者「そういう目で見るな。逆らえなくなる」
魔王♀「……」ウルウル
勇者「ほんとお得な性格してんなてめえは! ……わかったよ、目覚めるまでだぞ」
魔王♀「そうか! さすがは勇者と呼ばれるだけのことはある」
勇者「調子のいいやつ。……それより、何か食うもんないか。小腹が減ったんだが」
魔王♀「わかった、それくらいなら残存魔力でもどうにかなる。すぅぅぅ――」ピタ
勇者「ん?」
魔王♀「いやぁぁぁぁぁぁぁ! 誰かあああぁぁぁぁっっ!!」
勇者「ちょ、てめっ!」
――魔王♀は助けを呼んだ! なんと旅の料理人軍団が現れた!
勇者「」
勇者「……」パクパク
料理長「こんにちは、旅の料理人です。なにをご所望でしょうか」
魔王♀「向かいの貯蔵庫の食材で適当なものを作れ。調理場は右隣にある」
料理長「かしこまりました。5000Gになりますがよろしいですか?」
魔王♀「安いものだ。な、勇者」
勇者「……あ、え、俺が払うの? ――5000G?」
魔王♀「おまえが食べるのだ。おまえが支払うのが当たり前だ」
料理長「さぁ……さぁ!」
勇者「……ちょ、ちょっと待ってくれな。ひーふーみー、……これでいいか」
料理長「毎度ありがとうございます。――てめえら、気合入れっぞぉ!」
料理人たち「応ッ!!」
料理長「では、少々お待ちくださいませ」バタン
勇者「あいつら、人間だよな」
魔王♀「オークにでも見えたか?」
勇者「約一名。じゃなくて、こんなところでなにやってんだ?」
魔王♀「……さぁ。以前話したときには、料理は国境を越えるだとかなんとか」
勇者「……へぇ。人生って色々あんだな」
???「――こんなスープ使えるか! 作りなおせ!」バシャ
???「――ち、ちくしょう! こんな店こっちからやめてやる!」ダッ
???「――見込みがあるからこそ……師匠はおまえに厳しくしてんだぜ?」フッ
???「――すみません、師匠! 俺……俺!」ウウウ
勇者「……シュールだ」
魔王♀「否定はしない」
勇者「う、うめえ! こんな美味いもんがこの世にあったのか!」モグモグ
魔王♀「……そうか、なによりだ」
勇者「この肉、なんの肉なんだろ。全然獣臭くないのにすごくジューシー」
――グゥー
勇者「」チラリ
魔王♀「///」カァ
勇者「……た、食べるか?」
魔王♀「……いらん。腕が上がらん」プイ
勇者「三日も食ってないんなら腹だって減ってるんだろう? 食わせてやるよ」
魔王♀「だ、だれがそのような赤子じみた真似できるか!」
勇者「怪我人なんだから遠慮するなって。ほれ、口開けろ」スス
魔王♀「……くっ。……れ、礼は言わんぞ///」アーン
魔王♀「……んむんむ」
勇者「な、美味いだろ?」
魔王♀「……うむ」
勇者「ほれ、もう一口。アーン」
魔王♀「……アーン……はむっ」
勇者「……」ドキ
魔王♀「……ごくん。……なんだ、どうした?」
勇者「いや、お前って意外と……」
魔王♀「……ん?」
勇者「……いや、なんでもない」
魔王♀「煮え切らんな、まあいい。それより、肉ばかりでなく他の物もバランス良く食わせろ。栄養が偏る」
勇者(……こ、こいつは)ヒク
魔王♀「すぅ……すぅ……」
勇者「……食べ終わった途端に寝ちまいやがった。ガキかこいつは」
勇者(……あの金属製のドアは、かなり頑丈に出来ているようだな。一発で破られることはないだろ)
勇者(……料理人が音なく入ってきたことには不安が残るが、あれはきっと例外だな)
魔王♀「……ん……んぅ」
勇者「……俺も横になるか。なんかやたら疲れちまった。ふぅ」ドサッ
勇者(……こいつ、明日には回復するって言ってたな)
魔王♀「……くぅ……ん」ゴロン
勇者「無防備に寝ちまいやがって。宿敵が目の前にいるってのに、大した胆力だな」
勇者(……こいつとやり合う気になれるか。それが目下の問題だ)
――ビリビリビリビリィッッ!!
勇者「」ポカーン
魔王♀「ふむ。全快とまではいかなかったが、これなら戦いに支障はなかろう」ギュム
勇者「……お、おまえ。無茶苦茶強かったんだな」
魔王♀「そう言ったであろう。不意を突かれなければあんな雑魚に後れを取ることはない」バチン
勇者(てかやっばい、これ勝てないっぽい。震えが止まらん)ゾワゾワ
魔王♀「さて、待たせたな勇者よ。仕切り直しといこうか」スゥ
勇者「そ、その前に、ひとつ聞かせてくれ」バッ
魔王♀「……なんだ」ピタ
勇者「なんで俺より先に起きたのに、俺を殺さなかった」
魔王♀「知れたこと。寝首を掻いての勝利など己が心を堕落させるだけだ。それに――」ジィ
勇者「……?」
魔王♀「……乙女の窮地を救われた恩を仇で返すほど礼儀知らずではないのでな」ニコッ
勇者「……」キュン
魔王♀「が、だからと言って」ギロ
勇者「ああ、手は抜くなよ。じゃないと、待った意味がないからな」
勇者(……これが俺にとって最後の戦い! 小細工なしでいくぜ!)
魔王♀「再確認するまでもない。今まで倒してきた勇者たち同様、華々しい死に花を咲かせるがいい」
勇者「俺は、そう簡単にはやれないぜ」
魔王♀「そう願うばかりだな。ではいくぞ、貴様の培ってきた物すべてをねじ伏せてやろう!」スゥ
勇者「へっ、いいだろ。魔貴族様とやらの実力、とくと拝ませてもらおうじゃねえか!」スチャ
――三十分後
魔王♀「……貴様ぁ! 私を侮辱しているのか!」
勇者「なにをっ! てめえがそれを言うか!」
魔王♀「うるさい! 先ほどの打ちこみはなんだ! 貴様の聖剣(笑)とやらは手甲も切り裂けんのか! 勇者の力が聞いて呆れるわ!」
勇者「その台詞そのままそっくり返すぜ! 開幕に使った魔法をさっき使っていれば決定的だっただろうが! 魔王の名が泣くぜ!」
魔王♀「愚か者が知った風な口を! あの魔法は詠唱に時間がかかるのだ!」
勇者「こっちだって一緒だ! 片手での打ちこみなんてそんなに力入るもんじゃねえんだよ!」
魔王♀「ぐぬぬ、口の減らぬやつ!」ギリギリ
勇者「鏡見て言ってろ!」イライラ
???「先ほどからの轟音。やはり、ここが王広間か……フッ、血が滾る」
???「おい待て、あそこ! 誰か戦っているぞ!」ヒソヒソ
???「――まさか、あの女は!」
魔王(やはりこの男、初めから負けるつもりだったか。……忌々しい、大きな借りを作ってあの世へ旅立とうなどと肩腹痛いわ!)
勇者(手加減されなきゃとっくに消し飛んでるはず。でも、俺はこうして今も生きている。……それがなにより許せねえ!)
魔王♀「――よかろう。次で終わらせるぞ。どちらが命を落とそうと恨みっこなしだ」
勇者「――いいだろ。人々、はどうでもいいが俺個人の尊厳のために、てめえをぶっ倒す!」
魔王♀「ΨΕ――Πκξ」ブゥゥゥン
勇者「……聖剣よ。邪悪なる者を打ち滅ぼす力を、今ここに示せ!」シュァァァ
魔道士「……やつは確か隣国の勇者。ではやはり、あの女が?」
僧侶「魔王、のようですね。この荒れようからすると実力は拮抗しているのでしょう」
武道家「では、早速加勢を――と、なぜ止める?」グイ
聖騎士「まだ動くのは早い。これはまたとないチャンスだぞ」
魔道士「どういう、ことだ?」
聖騎士「邪魔者をいっぺんに始末し、貴重な聖剣も手に入れられるってことさ」ニタァ
魔王♀「――準備は完了した」パチ
勇者「いいね、この緊張感、クライマックスに相応しいじゃねえか」ゴクリ
魔王♀「減らず口もそこまでだ。これが発動すれば、貴様は絶対に死ぬ」
勇者「へ、望むところだ。どんな魔法だろうと打ち破ってやるぜ、いつでもこい」
魔王♀「……もう一度言うぞ。これが発動すれば、貴様は絶対に……っ」
勇者「へ、望むところだ。どんな魔法だろうと打ち破ってやるぜ、いつでもこい」
魔王♀「……もう一度――」
勇者「だぁぁ! いいから早くきやが……っ!」
聖騎士「……どうやら、次で決める気みたいだな。一斉にやるぞ」
魔道士「ほ、本当にやるんですか?」
僧侶「怖気づいたと? 人々の平和と彼らの無事とどちらが重要だと思っているのですか。天罰が下りますよ?」
魔道士「そ、そんなことはない。やる、やるぞ!」ガクガク
魔王♀「ほ、本当にやるぞ! 後悔しても遅いんだぞ!」ジリ
勇者「こちとら命知らずで通ってんだ! 仕掛けないならこっちから、行くぜっ!」ダッ
魔王♀「この、わからず屋め!」スッ
聖騎士(今だ……続け!)ダッ
武道家(……っ)ダッ
僧侶(さあ、援護なさい! 魔道士!)ダッ
魔道士「――喰らい、やがれ!」ゴォォォォ
勇者「……なっ!」
魔王♀「……しまっ!」
魔王♀「――ってない!」バッ
魔道士「いっけー! ……え?」
――バシュウ
聖騎士「なっ、攻撃魔法が無効化された!?」
勇者「うわっ、手が滑ったぁぁ!?」クルーリ
――ギュイン
魔道士「い゛っ!? ――お゛ぐっ!」ズンッ
僧侶「……魔道士!? 一撃死とは、あなたはどこまで賢者以下なのです!?」
武道家「お、おのれ! 騙し討ちとは卑劣な真似を!」ダッ
魔王♀「……貴様らのような輩に言われとうはないぞ」バリバリ
武道家「っ、避けられ――ぐあああぁぁぁっっ!!」ビクビク
聖騎士「……なっ、武道家まで!」
勇者「……さて、残りは二匹か」コキコキ
聖騎士「……おい、おい僧侶」
僧侶「……なぜこちらに期待したような視線を送るのです」
聖騎士「……自己犠牲って、素晴らしいよね?」フッ
僧侶「……っ! あ、あなたという人は、どこまで腐っているのです!」ワナワナ
聖騎士「お、おまえほどじゃないもんね! 俺は開けっ広げだもんね! ムッツリじゃないもんね!」
僧侶「……愚かな! あなたなら全力を出せば勇者をも超えられた。私は、そう信じていたのに!」ギリギリ
聖騎士「……な、僧侶。……おまえ」
僧侶「否、今からでも遅くはない。神は、諦めない者を決して見捨てようとはしない!」
聖騎士「し、知らなかった。そんなに俺のことを評価して……って騙されるか!」
僧侶「……惜しい」チッ
勇者「……夫婦漫才は、終わりか?」
聖騎士&僧侶「」ギク
投下おそいな
書き溜めろ
魔王♀「断っておくが、私に限って言えば自己犠牲魔法など通用せんぞ?」ニヤ
聖騎士「ち、なら意味がねえな。死ななくていいらしいぞ、人間爆弾」ザッ
僧侶「……あなたとは、後で決着をつける必要がありそうですね」スス
勇者「ずいぶんと余裕だな、あんたら。状況わかってんの?」
聖騎士「うっせぇ! てめえもてめえだ! なんで魔王なんかの味方をしてやがる!」
勇者「……は? そりゃ、まあ、色々あったんだよ」
僧侶「……なるほど? 魔王のその美貌、一目惚れしたというわけですか」
魔王♀「……なっ」ピク
勇者「ひ、人聞きの悪いこと言ってんじゃねえ!」カァ
魔王♀「……そ、そうなのか?」オズオズ
勇者「おまえもなに間に受けてやがる! こいつの心理戦だ!」
>>117
風呂がてら纏め作ってくる 1時間半で戻る
こいつを使うんだ
新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内
新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内
時間だ
>>199-201
やると思ったよ
戻りんぐ 投下開始します
僧侶「……ふっ、確かに極限状態で芽生える友情や恋といったものはある」
魔王♀「……恋!」ドキン
勇者「だから違うって言ってんだろ! もういい、クソ坊主から始末してやらぁ!」
聖騎士「やめろ! それが勇者たる貴公のやり方なのか!」キリッ
勇者「……ほんと、人を不愉快にさせるのがうまいやつらだ」イライラ
魔王♀「……ゆ、勇者。心理戦だ、乗せられるな」モジモジ
勇者「顔赤らめて言っても説得力ねえから! おまえに一目惚れ? 冗談は出会いだけにしてくれよ」
魔王♀「……な、よ、よくも禁句を」カッチン
聖騎士(くく、いいぞ。この調子なら切り抜けられるかもしれねえな)
僧侶(欲をかくのはよしておきましょう。自分の身の安全が最優先です)
聖騎士(言われなくてもわかってるが、状況が好転すれば別だぜ?)ヒッヒ
魔王♀「……そうだな。貴様も元々は私を倒しにきたんだったな」フン
勇者「そういうことだ。今はあくまで邪魔者を倒す。それだけに集中しろ」
魔王♀「よかろう、だか、貴様の命も風前の灯だということを忘れるな」
勇者「なんとでも言ってろ」フン
僧侶「……やだなぁ、やる気出しちゃって。……ところで勇者さん」
勇者「てめえはもう口を開くな。声を聞くだけで虫唾が走る」
僧侶「はは、嫌われた物ですね。ですが、もうそろそろ演技はやめにしませんか」
勇者「……あん?」
魔王♀「……?」ピク
僧侶「あなたが我々に提案したのではないですか。魔王の味方をするフリをして騙し討ちにするからと」
魔王♀「……なっ!」
勇者「てめぇ――っち!」バシ
聖騎士「おいおいやめようぜ? 演技とは言え味方を殴る気かよ」ニコ
勇者「この―――!?」
勇者(……声が!? くそっ、消音魔法か! どこまでも汚ねえやつらだ!)
魔王♀「……なるほど、このような手で……どこまでも舐められたものだな」ワナワナ
勇者「――! ――!」
魔王♀「弁解なし、か。覚悟はできているな。乙女心をもて遊んだ罪は重いぞ!」シュウウウ
勇者(こっ、本気かよ、くそ!)ゾワ
聖騎士(ファインプレーだ僧侶。勇者は聖剣なし、魔王は魔法発動直後で隙が出来る)
僧侶(ええ、無防備になった瞬間を狙えそうなら狙っちゃってください)
勇者(……まずい……まずい! ……くそっ、せめてこいつだけでも守らねえと!)
魔王♀「――喰らえっ!」ドンッ
勇者(――名無三!!)バッ
wktk
魔王♀「……おい貴様、いつまで抱きついているつもりだ?」
勇者「……え、あ、あれ。俺、生きてる?」バッ
魔王♀「……当然だ。そちらを見てみろ」スッ
勇者「……ん?」クルリ
勇者(……てっ! 嘘だろ!?)
――ヒュウウウウウウウ
勇者「……し、信じられねえ。バカみてえに広かったフロアが、丸々……」ボーゼン
魔王♀「私としたことが、珍しく力加減を誤ってしまったようだな」ポリポリ
勇者「……あいつらは、どうなったんだ」
魔王♀「それこそ、火を見るより明らかだと思うが?」ニヤリ
勇者(……もし、初めからこの力を使われていたら)
勇者(……瞬殺確定。はは、とても敵う相手じゃなかったってことか)
支援
勇者「……なんで俺を狙わなかったんだ?」
魔王♀「はぁ? やつらが嘘をついていると確信したからに決まっているだろう」
勇者「だから、それってどこでわかったんだよ」
魔王♀「騙し討ち云々の話だ。まったく馬鹿げているとは思わんか」
勇者「……?」
魔王♀「騙し討ちをするつもりのやつが瀕死の魔王を介抱するはずがないだろう」フン
勇者「……ぷっ、……はは」
魔王♀「……ん、なにかおかしいことを言ったか?」
勇者「いや、なんでもねえよ」スク
魔王♀「……で、おまえはなんで抱きついてきたのだ?」ニヤリ
勇者「……そりゃ、その、あれだ」
魔王♀「どうした、恥ずかしがらずに言ってみよ?」ニヤニヤ
勇者「……すまん、おまえが本気で俺を狙ってると思ったから、奇襲だけでも受けないようにと思って」
魔王♀「まぁ、そんなところだろうとは思っていた」
勇者「はぁ、格好悪すぎだな、俺」
魔王♀「……そうでもないぞ」フイ
勇者「……え?」
魔王♀「愚直さが眩しく映ることも、ときにはあるだろう」
勇者「……それで褒めてるつもりなのかよ」
魔王♀「気に入らんか? ならば言い直してやろう。貴様のような馬鹿はそんなに嫌いではない」
勇者「……あんまり変わってねえし」ガックリ
魔王♀(……変えているだろう!)ムカ
勇者「聖剣よ、我が手に戻れ――よし、と」ギュ
魔王♀「……所持者の守護がかかっていたのか。なぜすぐに使わなかった」
勇者「丸腰と思わせて置けば、連中も油断してくれると思ってね」
魔王♀「なるほど、少しは考えているようだ。馬鹿というのは撤回しよう」
勇者「それはどーも」
魔王♀「と、言いたいところだが」ジロ
勇者「……!」ザッ
魔王♀「……私の全力を目の当たりにして、まだやるつもりか?」ビリビリ
勇者「当然だろ。今さら戦わないで戻ることなんて出来ねえよ」
魔王♀「……底抜けの馬鹿だな、貴様は」ハァ
勇者「おまえのような魔王に負ける。旅の終着点としては、悪くないよ」スチャ
――五分後
勇者「……完敗、か」ドサ
勇者(……手も足も出なかった。次元が違いすぎる。こいつマジモンの化け物だな)
魔王♀「ふん、全力の私を相手に五分もたすとはな。喜べ、最長記録更新だ」
勇者「……さんきゅ。あの世での自慢話にさしてもらわぁ」
魔王♀「覚悟は、できてるようだな」
勇者「……ああ、ひと思いにやってくれ」
勇者(……帰れなくてすまねえ。お袋、姉キ。でも俺、結構頑張ったよ、我ながら)
魔王♀「……最後に聞こう。私を救ったこと、後悔してるか?」
勇者「いや、まったく」キッパリ
魔王♀「……即答か」フッ
勇者「おまえももう、あんなくだらないやつの手に落ちるなよ。俺を倒したんだからな」
魔王♀「……そうだな、心に止めておこう」
勇者「おーけー。んじゃあスパッとやってくれ」
魔王♀「……よかろう、目を閉じろ」
勇者「……おぅ」ギュッ
勇者(……いい戦いだった。床の冷たさが気持ちいいや)
魔王♀「……」スッ
勇者(……こいつなら、どんな勇者が来たって負けないよな)ニヤ
魔王♀「……」ジリッ
勇者(……あれ、いくらなんでも遅――)パチ
魔王♀「――ぁむ」チュウ
勇者「」
支援支援
勇者「……ンン!?」
魔王♀「――ん――ふぅ」チュウウウ
勇者(……ち、力が、抜け……る?)ヘナ
魔王♀「……んん……ぷはぁ! ……ふぅ」グイ
勇者「……お、おまえ、なに、を」
魔王♀「エナジードレインだ。貴様の力を吸わせてもらった――んく」チュルン
勇者(ば……、飲みやがった。俺の唾液も混じってんのに)カァァ
魔王♀「……さて」チラ
勇者「……って、ちょっと、待て。まさか」
魔王♀「どうやら、貴様はあくまで真面目に戦う気がないようだからな」ピキピキ
勇者「い、いや、俺はちゃんと本気で」アタフタ
魔王♀「私を殺したくなるくらいの恥辱を、味合わせてやる」ニマァ
勇者「う……くぁ!」ググ
魔王♀「フフ、わかるか? 自分のモノが私の手の中でどんどん大きくなっていくのが?」ドキドキ
勇者「ま、待ってくれ! こんな形で望んじゃ――いぎっ!」ギュッギュ
魔王♀「ふふ、望んでいることをやっては仕置きになるまい――はむ」パクッ
勇者「うぁ!」ビクン
魔王♀「――はむっ、んぐっ、ちゅううっ!」シュッシュッ
勇者「――! ……ぃっ! ……ちっく……しょ! ……ぁが!」ガクガク
魔王♀(……くっ、口の中に入れたら益々大きく! こ、これは……収まり切らぬ、か)
――ジュポッ、ジュプッ、ジュプッ
魔王♀「んっ、んぅっ、んむっ、ぷぁっ!」
勇者(な、涙目になってまで、こんなこと、なんで、うく!)ムラムラ
魔王♀「ぷはぁっ、はっ、はぁっ……」
勇者(――ぅあ、まずい、外気の刺激が、……で、出ちまう!)
魔王♀「も、もう一息みたいだな。すうぅぅぅぅ――はむっ」
勇者「うぐっ――あああぁぁぁぁっっ!!」ドピュッドピュッ
魔王♀「ぐうぅぅぅ!? うんっ! ううんんむうぅぅぅ!」ガクガク
魔王♀(んくっ……ぁ……すご……、んくっ、だ、多すぎ……飲みきれ、な……ぁっ!)ゴポッ
勇者「はぁ……はぁ……く、くそっ……たれ……」ガクガク
魔王♀「……んく……ごくん。……ふぅ、大分こぼれてしまった」
勇者「……さ、最悪だ。……なんて日だ。もう、お婿にいけない」ウルウル
魔王♀「軟弱なことを。これだけ出すということは気持ち良かったのだろう?」ニシシ
勇者「うっ、うっせーうっせー!」カァァ
魔王♀「子供みたいな拗ね方をするな。見ろ、貴様ので顔が髪までべとべとだ。いくらなんでも出しすぎだろう」
勇者「仕方ねえだろ! 旅してりゃ処理できないことだってあんだよ」
魔王♀「……ふうん、そういうものなのか」ペロペロ
勇者「なにまだ舐めてんだ! ていうか、とどめ刺さないでいいのかよ!」
魔王♀「おあいこだ。これで貸し借り無し。次回こそは貴様も本気で戦えるのだろうな?」チラ
勇者「……それは、もう無理っぽい」
魔王♀「……なに?」
勇者「わかってんだよ、俺にだって。おまえに向ける剣先が鈍ってることくらい」
勇者(ま、それとは関係なしに絶対的な力の差があるけど)
魔王♀「ふむ、そうか。では、人の世に安息は永遠に訪れることはないな」
勇者「いっそのこと、それでいいのかも」
魔王♀「……なんだ、もう諦めたのか?」
勇者「なんつうか。おまえの側近やさっきの連中みたいに、おまえよりたちの悪いやつはいくらでもいるような気がして」
魔王♀「なるほどな。では、これからどうするつもりだ?」
勇者「そこなんだよな、問題は――って」
魔王♀「……」ジー
おーい
勇者「い、言っとくけど、もうなにも出ないぞ。出るとしても霊魂ぐらいだからな」
魔王♀「あれだけ出せばな。私の美しさにさぞや興奮したのだろうな」
勇者「……そうだな。美しさも、なにもかもひっくるめて、だな」
魔王♀「」
勇者「でも、やっぱり負けっ放しは性分じゃねえし」スク
魔王♀「……あ。……い、いってしまうのか?」
勇者「あぁ、俺にもまだ伸び白は残っていると思う。あんたを手加減しながら倒してみたくなった」
魔王♀「……ふん、大層な夢物語だな」
勇者「……何事もチャレンジだろ? じゃあ、今度会うまでちゃんと無事でいてくれよ」ニヤ
魔王♀「……バーカ。誰にものを言っている」ニコ
勇者「……違いない、――またな」ザッ
魔王♀「――いって、しまったか。あのバカ勇者」
魔王♀(……ま、別にへこむ必要はない。以前の生活が戻ってくるだけの――)ポロ
魔王♀(……い、いかん、目から汗が)ゴシゴシ
魔王♀(……な、泣いてなど。泣いてなどない、ぞ)ポロポロ
魔王♀「……」ホケー
魔王♀(なんだろうな、この虚しさは)
???「――様!」
魔王♀「……と、なんだ」
スライム「床掃除終わりましたよ、魔王様!」
魔王♀「そ、そうか、ご苦労だったな」
スライム「あの、差し出がましいことを言うようですけど」
魔王♀「うむ?」
スライム「城の魔物の大半がやられて警備が覚束ないままでは危険なのでは?」
魔王♀「と言われても、今は仕方なかろう」
スライム「ですが、魔王様の城に来るような人間を僕のような雑魚モンスターが相手するのは無理があるかと」
魔王♀「……そうだな。早急に検討せねばなるまい。……はぁ」
ハッピーエンドか?
オーク「だから俺と子作りしよう」
スライム「あ、ひとつ言い忘れていました」
魔王♀「まだ何かあるのか」
スライム「はい、実は夜な夜な奇妙な声が地下から聞こえてくると」
魔王♀「……魔王の城なのだぞ、むしろそれくらいでないと困るが」
スライム「で、ですけど、一応念には念を入れておいた方が」
魔王♀「……しかし、行くのが面倒だな。無駄に広いのも考えものだな」
魔王♀(さては、死んだ側近が化けて出たか。……フロアも雨晒しのままだし、いっそのこと、改築するかな)
魔王♀「具体的には、どの辺りだ」
スライム「北棟の地下室です。確か牢屋のある辺りなんですが」
魔王♀「……確定か」ボソ
スライム「……はい?」
魔王♀「……気にするな、なんでもない」
|∧∧
|・ω・`) そ~~・・・
|o④o
|―u'
| ∧∧
|(´・ω・`)
|o ヾ
|―u' ④ <コトッ
| ミ ピャッ!
| ④
北棟地下
魔王♀「確かに、妙な声が聞こえるな。――おまえはここで待て」
スライム「え、ですが」
魔王♀「……私の力を、疑っているのか?」
スライム「いえ、め、滅相もない! で、では、ここでお待ちしておりますので」
魔王♀「ああ、行ってくる」ザッ
魔王♀(――仮にやつだとしても、不意さえ突かれなければ)ジリ
――あぐっ! ひっ! やぁっ!!
魔王♀(か、考えるな! ……私はもう負けない、負けられないのだ!)ブンブン
――あ゛っ、ひぃっ、やだぁっ!
魔王♀(……あ、足が勝手に震え……く、そ、くそっ、なんたるザマだ!)ガクガク
魔王♀(63)「」
魔王♀「ΨΕ――Πκξ」ブゥゥゥン
魔王♀「乙女の年齢を検索するでないわぁあああああ!!!!」
眠いしはよはよはよはよ
側近『くく、いい! 実にいい格好ですよ!』パッ
魔王♀(……黙れ! この、死にぞこないが!)ブン
側近『おっと失礼、打ち所が悪かったようですな?』パッ
魔王♀(い、いやだ! なんで! ……こ、怖い、怖い! ……誰か、助けて――勇者っ!!)
???「……う……あ」
魔王♀(……! ……この、声は)
魔王♀「――まさか」ダッ
――地下牢獄
勇者「……う……あ」ピクピク
魔王♀「貴、様は、こんなところで、なにを、やっている」ギリギリ
勇者「……水……飯」
▽ ゆうしゃ は みち に まよった !
いいよ続けて
1000歳とか1億歳とかならぶっ飛んでていいよな
68ってリアルだよな
>>351
魔王♀(63)「もうそろそろ年金貰ってもいいと思うんだけど」
魔王♀「こんなところで、なにをやっていると聞いてるのだ!」ジワァ
勇者「……しょうがねえだろ。……どこをどう進んでも……出られねえんだよぉ」シクシク
魔王♀「ふ、ふふ。……まったく貴様というやつは……ぐすん……大うつけという言葉でも足りぬな」ボロボロ
勇者「……うぅ、否定できねえ……って、なんでおまえまで泣いてんだ」
魔王♀「う、うるさい! 貴様がバカすぎて泣けてきたのだ!」
勇者「……そ、そこまで言うか」ガク
魔王♀「……そうだ、貴様のようなバカはどこへいったって行き詰る運命だ」ゴシゴシ
勇者「……ひでぇ――ん!?」チュ
魔王♀(――だから、もういっそ、私から離れられなくしてやる)ギュウ
/. ノ、i.|i 、、 ヽ
i | ミ.\ヾヽ、___ヾヽヾ |
| i 、ヽ_ヽ、_i , / `__,;―'彡-i |
i ,'i/ `,ニ=ミ`-、ヾ三''―-―' / .|
iイ | |' ;'(( ,;/ '~ ゛  ̄`;)" c ミ i.
.i i.| ' ,|| i| ._ _-i ||:i | r-、 ヽ、 / / / | _|_ ― // ̄7l l _|_
丿 `| (( _゛_i__`' (( ; ノ// i |ヽi. _/| _/| / | | ― / \/ | ―――
/ i || i` - -、` i ノノ 'i /ヽ | ヽ | | / | 丿 _/ / 丿
'ノ .. i )) '--、_`7 (( , 'i ノノ ヽ
ノ Y `-- " )) ノ ""i ヽ
ノヽ、 ノノ _/ i \
/ヽ ヽヽ、___,;//--'";;" ,/ヽ、 ヾヽ
∩_∩
/ \ /\
| (゚)=(゚) |
| ●_● |
/ ヽ
/ i/ |_二__ノ
./ / / ) 精神を加速させろ
./ / / //
/ ./ / ̄
.ヽ、__./ / ⌒ヽ
r / |
/ ノ
/ / /
./ // /
/. ./ ./ /
i / ./ /
i ./ .ノ.^/
i ./ |_/
i /
/ /
(_/
すみませぬ、SSはここでぴったり終わりです(汗
保守と支援多々感謝致します
さすがにこれ以上濃いやつ乗せると経験上超荒れるので、後日談という形でSS速報に乗せます
では、おやすみなさい
>>371
┌┴┐┌┴┐┌┴┐ -┼-  ̄Tフ ̄Tフ __ / /
_ノ _ノ _ノ ヽ/| ノ ノ 。。
/\___/ヽ
/ノヽ ヽ、
/ ⌒''ヽ,,,)ii(,,,r'''''' :::ヘ
| ン(○),ン <、(○)<::| |`ヽ、
| `⌒,,ノ(、_, )ヽ⌒´ ::l |::::ヽl
. ヽ ヽ il´トェェェイ`li r ;/ .|:::::i |
/ヽ !l |,r-r-| l! /ヽ |:::::l |
/ |^|ヽ、 `ニニ´一/|^|`,r-|:「 ̄
/ | .| | .| ,U(ニ 、)ヽ
/ | .| | .|人(_(ニ、ノノ
____
/ \
/ ⌒ ⌒ \ 何言ってんだこいつ
/ (●) (●) \
| 、" ゙)(__人__)" ) ___________
\ 。` ⌒゚:j´ ,/ j゙~~| | | |
__/ \ |__| | | |
| | / , \n|| | | |
| | / / r. ( こ) | | |
| | | ⌒ ーnnn |\ (⊆ソ .|_|___________|
 ̄ \__、("二) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l二二l二二 _|_|__|_
え?(困惑)
PINKでやれ
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| お断りします | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|__| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|りします |
∧| お断りします |____| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ぞろぞろ・・・・・
. . ( ゚ |_______|. || | お断りします |
/ づΦ. ∧∧ || ( ゚ω゚ )|| |_______|ぞろぞろ・・・・・
. ( ゚ω゚ )|| / づΦ ∧∧ ||
 ̄ ̄ ̄| / づΦ ぞろぞろ・・・・・.( ゚ω゚ )|| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
り | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| / づΦ. | お断りします |
_| お断りします | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |_______|
|_______| | お断りします | ∧∧ ||
. ∧∧ || |_______|. ( ゚ω゚ )||
. ( ゚ω゚ )|| . ∧∧ || / づΦ
/ づΦ ( ゚ω゚ )||
ボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコ
コボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコ
ボコボコボコボコ∧_∧ ∧_∧∧_∧ボコボコボコボコ
ボコボコ∧_∧´・ω・)(´・ω・`)・ω・`∧_∧ボコボコ
ホコボコ(´・ω・)∧_,∧lll ∪)∧_∧・ω・`)ボコボコ
ボコボコ∧_∧ ´・ω∧∪∧(・ω・∧_∧⊂)ボコボコ
コボコ(´・ω・)≡つ);;)ω(;;(⊂≡(・ω・`)___\ボコボコ
ボコボ(っ つ=つ ( >>1 )⊂=⊂≡ ⊂) \ )ボコボコ
ボコボコ/∧_∧∧_∧ ∧ ∧_∧∧_∧\ボコボコ
ボコボ( ( ´・ω)( ´・)( )` )(ω・` ) )ボコボコ
コボコ(っ つ/ )( ) \ ⊂)ボコボコ
ボコボ/ )`u-u'. バ∪ ̄∪バ`u-u' \ボコボコ
ボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコ
コボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコ
いや、書きためがなくなっちゃったんで
少なくとも投下に20分はかかるんだが……いいんかな?
勇者「……ぐ……あ」
勇者(体が……熱……なんだ、これ)
魔王♀「エナジードレインの逆流だ。少しは回復しただろう?」ニヤ
勇者「す、少しどころじゃないっていうか」
魔王♀「……私も、少し本気にさせられたみたいだな」ボソ
勇者「ん、なんだって――おわっ!」
魔王♀「……はむ」ペロ
勇者「くぁ! ま、また俺に恥かかせる気か!?」
魔王♀「……気持ちよくなって欲しいだけだ」プイ
勇者「え……」
魔王♀「……だから、精一杯奉仕すると言っているのだ!///」カァァ
ほ
ひたすら守るスレ
――ジュプッ、ジュッ、ジュボッ
魔王♀「……ぷはっ。……ふふ、前よりも大きくしてないか?」ツンツン
勇者「ぃっ……うるせ、おまえがいらんこと言うからだ///」カァ
魔王♀「そうか、私の健気な言葉で興奮してしまったか」ニコ
勇者「……うぐ」
勇者(表情が、艶めかしすぎる……)
魔王♀「さて、ここでやるとなると、壁に手を突くしかないかな」
勇者「……おまえのここ、すごい濡れ方――いで!」ゲシ
魔王♀「……う、うるさい! いちいち口に出すな!」カァァ
わっふるわっふる
|∧∧
|・ω・`) そ~~・・・
|o④o
|―u'
| ∧∧
|(´・ω・`)
|o ヾ
|―u' ④ <コトッ
| ミ ピャッ!
| ④
勇者「……じゃあ、いくぞ」ドキドキ
魔王♀「……い、い、いつでも、か、かか、かかってくるがいい」ブルブル
勇者「……声震えてるぞ? ほんとにいいのか?」
魔王♀「……側近みたいな男にやられるよりかは、幾分マシだ」
勇者「……もうちょい、素直な言い方できないのかよ」ツツツ
魔王♀「ひぁん!? ――へ、へんなところを撫でるなぁ!」
勇者「はは、怒るなって。――じゃあ、ゆっくり進めるからな」
魔王♀「……」ゴクリ
勇者「――くっ」ズブッ
魔王♀「――い゛っ! ――ぐ、うぅぅ!」ミチ
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
わふわふ
幹
――ズヌヌ
勇者「……ぐ……すげ……抵抗が」ミチィ
勇者(……あれ、止まっ……た? こんなところで、って……こいつ……まさか)
魔王♀「……はぁ……はぁ……ど、どうした?」クル
勇者「……おまえ、もしかして」
魔王♀「……遠慮は、いらぬ。……私が欲しいか、欲しくないか、それだけで、いい」プィ
勇者「でも……いや、わかった。……息整えてくれ」
魔王♀「……はぁ……はぁ……ふぅぅ」
勇者「……いくぜ――ぐ」ミシミシ
魔王♀「ぐっ……うっ……あ゛、っんんんううっっ!!」ブチィ
ん?
パンツ気化した
魔王♀「い、痛ぅ……うっ!」ガクガク
勇者「……はぁ……強烈に、絡みついて、きやがる」
勇者(……気を抜いたら、もうやばい、な。これ)
魔王♀「き、気持ちいい、のか。貴様は……」ググ
勇者「やばい、くらいに、おまえを感じてる」
魔王♀「……く、はは、そうか、何よりだ」
勇者(……太腿から血が滴ってる。高飛車で、そのくせどこまでも健気なやつ)ジク
魔王♀「ぐぅ……ふふっ、おまえのが、押し返して、きたぞ……」フルフル
勇者「……悪いけど、もう、止まんねえぞ?」
魔王♀「……好きにしろ、今だけは、私の全てはおまえのもの、だ」
――パンッパンッパンッ
勇者「……ぐ、すご、吸いつい、て、……くぅ」
魔王♀「あぐっ、あっ、あっ、ひぁっ、や、やぁっ!」
勇者「だ、やば、腰が止まらね……え」
魔王♀「……はぁ、あ、当たり前、だ。……私は、魔王だぞ……はぁ!」
勇者「はは、なんだそりゃ、わけわかんねえ、ぞ!」
魔王♀「ひぁっ!? あっ、なん、今の……ビリって」
勇者「……おまえの、性感帯か? この辺り、だったか?」ズヌ
魔王♀「ぐ……う、なんか違……んぁっ!?」グリ
勇者「あ、当たったっぽいな! すごい締まった」
魔王♀「ど、どういう判定の仕方、だぁっ! あっ! あふっ! や、やめ……ひゃうんっ!」
勇者(苦痛の声ってよりは、くすぐったいのを我慢できない声って感じか)
勇者「そ、そろそろスパートかけるぞ!」ズン
魔王♀「ま、待て! い、今は、んあぁっ!」
勇者(腰が左右にくねってる。深く突きこむたびに背骨もピンとしなって、可愛いなぁ)
勇者「へへ、散々やられたお返しだ。うりゃ」ズグッ
魔王♀「ひぁっ!! ひっ、卑怯者!」
――ズン、ズブ、ズリュリュ
魔王♀「こっ、こんなっ、のっぉ! 逆らえっ、あっ、ああっ!」
勇者「……そ、そろそろ、もたない」
魔王♀「はぁっ! で、出る、のか? ……おまえの、熱いのが」
勇者「心配しなくても、ちゃんと外に――い゛っ!?」キュウウ
勇者(……や、やば、これ、は……もってかれちまう!)
魔王♀「あっ、ゆっ、勇者っ、のがっ! 膨らんっ、でくぅっ!」ガクガク
彡(゚)(゚ ) うるせー!!
γ⌒´‐ - ⌒ヽ
〉ン、_ `{ __( )
(´∧ミ キ )( ノ
( ノミ~ γ .ノ ≡パンッ!パンッ!
≡( ´;ω; ` )⌒mレ´))≡
≡∪∪ーイ ノ≡ | ≡
\ィしし´ \ ).
i_ |, ̄/
ヽ二)
勇者「ま、魔王! 腰引け! じゃないと、中に出ちまう!」
魔王♀「はぁっ! な、中、にっ!」
勇者(だぁ、逆に締めつけてくるバカが……う、ぐぁっ!?)
――ドプッドプッ、ビュルルル
魔王♀「~~~く、うっ! ~~~ふぁっ、ああっ、あっ! あああぁぁぁぁっっっ!!!!」ビュクビュク
勇者「く……止まらね、え!」
魔王♀(あっ、あっ、熱いっ、か、体の奥、叩かれ、ちゃって、頭、おかしく、あ……ああぁっっ!!)
――ゴポォ
勇者(……やっと、止まった。……だ、出しちまった。……あの、魔王に。混合液が、結合部から逆流して)
魔王♀「……あ……あ……熱い。……もう、膝が、支えられな……う」ガク
イッたか・・・
`゙'''ー ..,_ `゙''ー ,,,>.._,.. ,,,.゙" .''-、 ヽ .l .! r ̄ 、/ /
- ..,,_"''― ..,,,_、 ゛..,,,_ `゙'''`-..,゛ rー `'-、 \ / 、,〃 //
、 .`゙゙'''~ `゙゙''''― ..,,,_. { ミ `'-、 \(^o^ )/ うわああああああああああああああ!!!!!!!!!!.
`゙゙゙'" __ r'"⌒'- ..,,. ´゙"''―`''' ー= .`゙''ー ,,、 `'-│ │′ ″ / //
'-、, . _,゙,゙ ゙̄"" ! .`゙'ミ 、 .¬―-- ___ │ │
`゙"────' ゙'-- ―¬ ____ │ │
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ⊂ω ) : ー ..,,_.
,, -――ー- . / .゙│ : ー''''"゙,゙.. ー'''',゙./ / \ 、, .`゙'''ー
/  ゙̄二ニ--、 : _,,,.. -ー'''' ゙ー- .″ .‐''"´ ,.. -''″ / \ \
.l゙ 二ニ-- ‘´ _,,.. -ー _..-‐'″ .,..ー _/ .i′ ! .l, 、 \
.l 'ニ―' ._,,.. -‐'''"゛ ,,, -'"゛.,.. ,/´ / , .l゙ | ヽヽ ヽ `-、
... --ー'''^゙´ .ヽ _;;jjl″ ._,,, ._..-''"゛._.. ‐'´ ., / .../ ../ . l ! .! .ヽヽ ヽ .`'-,
. ゙'ー ..,,.. .'“´ ,,‐'" .''彡….‐'″ ,/゛ . ,/ ,'⌒,ー、 _ ,,.. X
._,,,.. -‐''" _,, ‐l゙ ._ / ,..-'´ _、./ 〈∨⌒ /\__,,.. -‐ '' " _,,. ‐''´
''''"´ ,,, -''" ._.ゝ__ r'" .,..‐″ .〈\ _,,r'" 〉 // // . ‐''" l, .ヽ \
,,, -''″ _..-'"゛ ,/゛ ., ‐l゙ ゝ `く/ / 〉 / ∧_,. r ''". ! ..l .ヽ \
_,, -'"゛ ._..-'"゛ .,..-'゛ _,,.. ‐''" _,.〉 / / . {'⌒) ∠二二>│ ! .ヽ ヽ\
._..-‐'″ ._..-'"゛ .,..‐" ,.._,.. ‐''" _,,,.. -{(⌒)、 r'`ー''‐‐^‐'ヾ{} + | .'i ヽ \
. _,, -'"゛ _.. ‐'″ ,..-'゛.,..‐ '-‐ '' " _,,. ‐''"`ー‐ヘj^‐' / / ゙.! | i l.l 、 .ヽ ヽ
._..-'"゛ _/´., ‐'´ " / .,,‐ /;'" ,;'' ,'' ,;゙ ‐- 廴__ノ | ! !..l !、 ヽ
._.. ‐'″ ,..-'´ ./ ゛ .,i'゙,./ ./ / ./ .゙./,i/ / / i .! .| ゙!.l l,
'" _. _/゛ l ,ノン ./ ./ ! .;l′ .i′ ! .l .| l / ヽ
_.. -''"゙_..-'″ .,.. .l 〃゛ ./ ヽ__./ ./ / .} :! `--"
.''″ ,..-'´ ,..-'" .,, : ,/ .ヽ、 ,./ ,ノ゛ ./ l ! ,! ! .l lL 、
...-'″ . / -" .、゙''―ー''゙゛./ / .r ,i",ノ .l゙ ! .! .| i i l l ! .l
,/゛ / .,/ . / ./ , ‐ ,i′./ ./ .,″ / l │ .l .! ゝ .ゝ l、
´ ./ ./ / / ,/ ./ / ./ / .、 / │ .| | ." "ヽ
// ./ / . / : ,/" ゛/ ./ l .i . l | l .l !
/ ,/ / ./ : / " / / .! l ,! |
勇者「……面目ない。魔王♀が可愛すぎて欲望がマキシマムだった」
魔王♀「……ふ、ふん! まあいい、可愛いというところに免じて、今回だけは大目に見てやろう」
勇者「……助かる」
魔王♀「ともあれ、私と契ったからには、魔貴族としての礼儀作法と威厳を持たねばならぬぞ」
勇者「……なんですと?」
魔王♀「私が稽古をつけてやると言っているのだ。魔王として相応しき男にな」
勇者「……魔王って、勇者の俺が?」
魔王♀「……じゃあ、別の頼み方をするとしようか」コホン
勇者「……?」
魔王♀「どうか私を脅威からお守りください。……勇者様」ポッ
勇者「」ズキュン end
眠くて整合性欠くかもしれないけど、今の俺にはこれが限界ですた、でわおやすみノシ
何やねん¿
>>511
赤い髪でもっとちっちゃいのを想像してた
>>512
奇遇だな
この魔王たんは赤髪だよな
乙
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