ほむら「戦う時間遡行者 魔法少女あ~けみほむら!」」(241)

病院のベッド

ほむら「また、まどかを救えなかった…」

ほむら「グジグジしても仕方ないわ、新しい作戦を考えなきゃ」

ほむら「でも、一体どうしたら?」

ほむら「正直もう手詰まり感が否めないし、なにか斬新な方法はないかしら」

ほむら「こんなベッドの上で考えても仕方ないし、散策してみましょう」テクテク

看護婦「ちょっと暁美さん!ベッドでおとなしくしてなきゃ!」

ほむら「大丈夫です、治りましたから」ケロッ

看護婦「」

ほむら「なにかいい方法は…」

キャッキャ

ほむら「子供はいいわね、無邪気に笑えて」

ほむら「なにを見ているのかしら」テクテク

タタカウコウツウアンゼン!ゲキソウセンタイ カーーーレンジャー!

ほむら「古いビデオみたいね、なんで病院って古いものしかないのかしら」

カンチガイスルナ!オレタチハ1ノチカラヲ5トウブンニシテタタカッテルダケダ!

ほむら「なにを言ってるのかしら、この人たち」

ほむら「でも」

ほむら「このぐらい無茶苦茶な方がむしろいいのかも」

ほむら「ちょっと全話見てみましょう」

ほむら「幸いこの病院全巻置いてるみたいだし」

3日後

ほむら「ようやく全部見終わったわ」

ほむら「これは素晴らしいわね」キラキラ

ほむら「宇宙人の扱い方も少しは分かった気がするし」

ほむら「武器もなかなか」

ほむら「これはやるしかないわね」

数ループ後

ほむら「ついにやったわ」

ほむら「いくつかのループを捨てて道具を集め」

ほむら「さらにいくつかのループを捨てて今まで培った武器開発の
    ノウハウをもってカーレンジャーの武器をつくったわ」

ほむら「今までは私のやりかたが真面目だったから失敗していた」

ほむら「でも彼らを見習っていけばきっとまどかとの幸せな未来が!」ホムー

学校

先生「では、転校生を(ry」

さやか「そっちが(ry」

ガラッ

ほむら「転校生の、戦う時間遡行者 魔法少女あ~けみほむら!」

ほむら「です」

先生「」

まどか「」

さやか「」

仁美「」

中沢「ほう」ニヤリ

ほむら(今までは自分の秘密やらなんやらを隠していたから失敗していた)

ほむら(信じてもらえなくてもいい、電波と呼ばれてもいい)

ほむら(すべては、まどかのため)チラッ

まどか「」ドンビキ

ほむら「」デスヨネー

ほむら(まどかに引かれた)ズーン

ほむら(まあ仕方ないわ、逆の立場だったら私もそうする)ズズーン

ほむら(でもやっぱりショックね)ズズズーン

休み時間

ざわざわ

ほむら(なぜか周りが騒がしいわね)

オマエイケヨ イヤヨアナタガイキナサイヨ

ほむら(まあ周囲の喧騒にかまけている場合じゃないわね)

さやか「あの転校生さっきまどかを見てなかった?」

まどか「えっ?気づかなかったよ」ドンビキシテテ

さやか「いや確かに見てた!さやかちゃんレーダーはそう告げている!」

ほむら「鹿目さん」

まどさや「!」ビクッ

ほむら「あの、私定期的に心臓のお薬飲まなきゃいけないの」

ほむら「だから保健室に連れてってほしいのだけど」オネガイ☆

さやか(ど、どうするの向こうから絡んできたわよ)

まどか(で、でもお薬飲まなきゃって言ってるし)

さやか(じゃあこれに関わるっていうの!?)

ほむら(聞こえているわよ美樹さやか)イライラ

ほむら(この場で全裸にしてやりましょうか)

ほむら(いやいや、こういう考えだからまどかを救えないのよ)イケナイイケナイ

ほむら「あの、鹿目さん?」

まどか「あっごめんね暁美さん」

さやか「保健室だよね、私も行こうか?」マドカガアブナイ

ほむら「いや、べ…」ハッ

ほむら(待ちなさい暁美ほむら)

ほむら(美樹さやか=馬鹿)

ほむら(カーレンジャーのノリ=馬鹿っぽい)

ほむら(美樹さやかと仲良くする=カーレンジャーに近づける!)チーン

ほむら「そうね、私もたくさんお友達が欲しいし」

ほむら「よろしくね」

さやか「う、うんこの美少女さやかちゃんに任せなさーい!」

さやか(こんなのに友達って思われるのはなぁ)イエナイケド

まどか(この隙に逃げたいなぁ、やっぱ)

廊下

さやか「そういやさ、転校生」

ほむら「ほむらでいいわ」

さやか「じゃあほむら、あれって何?」

まどか(いきなり直球!?)

ほむら「あれって?」ワカッテルケド

さやか「だからあの自己紹介の時の時間なんとかだの魔法少女だのってやつ」

ほむら「あぁ、まあ信じられないでしょうけど本当よ」

まどさや(やっぱりこの人頭が残念なんだ)

ほむら「まああなたたちの気持ちはよくわかるけど」

さやか「じゃあ証拠見せてよ証拠」

まどか「ちょ、ちょっとさやかちゃん!」

ほむら「」ポッ

まどさや「!?」

ほむら「べ、別にかまわないけれど そ、その心の準備っていうか」テレテレ

ほむら(なぁ~んちゃって、ジョークも入れなきゃカーレンジャーにはなれないわ)

ほむら(これで2人も私に親しみやすさを覚えたはず!)チラッ

まどさや「」

ほむら(あ、あらっ?)

ほむら(まさか私やっちゃった!?)

ほむら「な、なぁ~んちゃって 冗談に決まってるじゃない」アセアセ

さやか「や、やっぱり?」ヨカッター

さやか「まぁ転校生のキャラ付けとしてはなかなかだったよ~、魔法少女」

まどか「そうだよほむらちゃん」

ほむら「いやそれは本当」

まどさや「」

保健室

まどか「先生いないねぇ」

さやか「どこいったんだろ」タスカッタトオモッタ?マダデシタ!

ほむら「まあいいじゃない、この方が話しやすいし」ヘンシーン

ほむら「これが証拠よ」ジャーン

さやか「うわっ!なにその格好!?」

まどか「かわいいー!」キラキラ

ほむら「これが私の魔法少女としての姿」

さやか「ねえ、どんな魔法が使えるの?」キラキラキラ

ほむら「あなたは人の話を聞いていなかったの?」ヤッパリオロカモノネ

まどか「もしかして時間を操るの!?」キラキラキラリン

ほむら「ええ、その通りよ」サスガマドカ

ほむら「……こうして、私は幾多の時間軸を旅して来たの」ココマデハナシチャッタ

まどか「グスッ、ほむらちゃぁん」ボロボロ

さやか「ほむら、あんた苦労してたんだね」ウルウル

ほむら「信じてくれるの?」マジデ?

さやか「だって証拠があるし」ヤバイナミダガコボレル

まどか「ごめんねぇ、頭が春の人って思っちゃってぇ」エグエグ

ほむら(こんなにも早く上手くいくとは…)ビックリシタ

ほむら(さすがカーレンジャーね!)ホムン

ほむら(後は…)

ガサッ

ほむら(あの宇宙人ね)

ほむら(カーレンジャーから得た知識で)

ほむら(あいつに目に物見せてやるわ!)ホームホムホムホム

放課後

ほむら(あの宇宙生物に接触する前にあそこに行かなくちゃ)

まどか「あの、ほむらちゃん」

ほむら「なにかしら?」マドカガハナシカケテクレタ!モウナニモコワクナイ!

さやか「一緒に帰ろうよ」

ほむら「悪いけど用事が…」ハッ

ほむら(ここであの淫獣に会わせておいた方がいいかもしれないわ)

ほむら(今までしなかったことをしていきましょう)

まどか「あのー、ほむらちゃん?」

ほむら「あぁ、ごめんなさい ちょっと一緒に行きたいところがあるんだけど
    いいかしら?」

どこまで話ちゃったんだ
カーレンジャーにはまったってとこまでか

コンビニ

さやか「どうしたのさほむらー、買い食いはいけないぞー」ツンツーン

ほむら(打ち解けたら打ち解けたで果てしなくウザいわこの魚類)イラッ

ほむら「ちょっと餌を買うだけよ」

まどか「ほむらちゃん、それ芋羊羹だよ」

>>57
ほむら「カーレンジャーと出会う前までよ」

ほむら「準備のためとはいえ最初から捨てたループが幾つかあるなんてこと
    話せるわけないじゃない」

さやか「で、私たちに見せたいものって?」

ほむら「さっき話した悪の元凶よ」

まどか「あぁ、確かQQQB(キューキューキューベー)だっけ?」

ほむら「ええ、あいつに会ってひとつやりたいことがあるの」

さやか「やりたいこと?」

ほむら「まぁそれは後のお楽しみに…」

待ちなさい!

ほむら(こ、この声は!)

マミ「あなたが謎の魔法少女ね!」ドカーン

まどさや(どこからか爆発音が)

ほむら「私は謎の魔法少女なんかじゃないわ」

ほむら「私は」

ギューン グワングワ-ン

ほむマミ「!?」

マミ「これは…」

ほむら「結界のようね」ソウイヤアッタナ

まどか「ほ、ほむらちゃぁん」

さやか「な、なによこれ!?」

ほむら「落ち着いて これがさっき話した魔女の結界よ」

マミ「その子たちは?」

ほむら「私の大切な友達よ」ヒトリジャマナノイルケド

ほむら「この結界の主を早く倒さないと危ないわ」オモニマドカガ

マミ「そうね、じゃあ変」

ほむら「その必要はないわ」ファサッ

ほむら(ああ、やっぱこれやると気持ちいいわね)

マミ「どういうことかしら?」

ほむら「奴は私の友達を巻き込んだ」

さやか「ほむら…」

まどか「ほむらちゃん…」

ほむら「そして、」

ほむら「この私の名乗りを邪魔したからよ!」ドーン

まどさやマミ「」

ほむら「こうなったら手加減無しよ!」スッ

ほむら「激走!」バッ

クイックイ

ほむら「アクセル!チェンジャー!」

シャランラー

ほむら「戦う時間遡行者 魔法少女あ~けみほむら!」バーン

まどさや(さっきの話を聞いてもこれの意味は分からない)

マミ「かっこいい…」ウットリ

まどさや「えっ!?」

ほむら「ガンガン行くわよ!」スッ

さやか「あっ、盾から剣が」

ほむら「バイブレード!」

まどか「ほ、ほむらちゃん//」ナニイッテルノヨー

ギャン!  バン!

さやか「すごい、なんか変なのをガンガン倒してってる」

ほむら(この時現れるのは使い魔のはず)

ほむら(まさか、まどかの因果が影響して…?)

まどか「ほむらちゃん!危ない!」

ほむら「!」

バッ

ほむら「空を飛ぶのかしら?無意味よ!」スッ

さやか「また盾から!」

マミ「今度は銃のようね」

ほむら「オートブラスター!」

ダン! バン!

さやか「飛んでる奴もあっというまに」スゲエ

まどか「すごい!強いよほむらちゃん!」

マミ(確かに隙がない…)

マミ(しかも多分まだ手札は豊富にある)

マミ(敵に回すと厄介そうね…)

ほむら(いつのまにか結界の奥まで来たようね)

ほむら(なんか気分がハイになってるし)

ほむら(やっぱ憧れのヒーローの武器で戦うのはロマンがあるのね)

ほむら(ヒーローごっこをする子供やおもちゃを買って自分用に改造する
   大人の気分が今ならとても分かる)

ほむら(おっと、そろそろおでましね)

そのころ

まどか「あのー」テクテク

マミ「なにかしら」テクテク

まどか「巴、マミさんですよね?」カナメマドカデス

マミ「そうよ、よく知ってるわね」ハジメマシテ

さやか「ほむらから聞いてたんで…」ミキサヤカデス

マミ「彼女が?」

マミ「私は彼女と面識がないのだけれど」

マミ「私ってそんなに有名人?」

まどさや「ええ、まあ」

まどさや(言えない、豆腐メンタルって聞いてるなんて)

さやか「あっあれはなんですか!?」

まどか(さやかちゃんナイス!)

マミ「あれがこの結界の主の魔女みたいね」

マミ(できるだけ手札を見せてもらいましょう)フフッ

魔女「シャーーッ」

ほむら「あなたね、私の名乗りを邪魔してまどか達を危険な目に
    あわせようとしたのは」

まどさや(順番変わってる)

ほむら「覚悟はできてる?なんて言うだけ無駄かしら」

魔女「ギャオーーー」ドーン

カチッ

ほむら「そんな力押し、私には通用しないわ」

ほむら「よいしょ、よいしょ」ゴソゴソ

ほむら「組み立て完了、っと」

カチッ

魔女「!?」

まどさやマミ「瞬間移動!?」

ほむら「とどめよ」

ほむら「ギガフォーミュラー!」

ほむら「フォーミュラーノヴァ!」

魔女「ヴァアアァアアアァアアア!」ドカーン

コロッ 

ほむら「グリーフシード、回収完了 なんてね」

まどか「景色が…」

さやか「戻っていく…」

マミ「魔女を倒したからね」

マミ(彼女が名乗った時間遡行者、そしてあの瞬間移動)

マミ(間違いない、彼女の本当の力は時間を操ること…)

マミ「気づいてもしょうがないじゃない!」ドン!

まどさや ビクッ!

マミ「あ、ごめんなさいわたしったら」アセアセ

まどか「いやいや」ティヒヒ

さやか「気にしないで下さいよ」アハハ

まどさや(本当に心が弱いんだなぁ)

ほむら「お待たせ」トコトコ

さやか「おっ、ほむら!」タタッ

まどか「すっごくかっこよかったよ!ほむらちゃん!」タッタッタ

ほむら「やめてよ、照れるじゃない//」

マミ ポツーン

ほむら「巴マミ」

マミ「なにかしら」

ほむら「私はあなたと敵対するつもりは一切ないわ」

マミ「信じられると思う?」

ほむら「これをあなたに託すわ」

まどか「それは…」

さやか「さっきのパーツ…」

ほむら「これはマフラーガン」

ほむら「さっきの攻撃にも必要なものだしこれ単体でも使い魔程度ならイチコロ」

ほむら「敵に手札を見せたりあげたりするかしら?」

マミ「・・・」

マミ「わかったわ、信じてあげる」スッ

まどか「マミさん…」

さやか「よかったぁ…」

やれやれ、そんなに簡単に信じちゃっていいのかい?

ちょっと休憩

まどさやほむマミ「!?」

まどか「あなたは…」

QB「やあ、はじめまして 鹿目まどか、美樹さやか」

QB「僕の名前は…」

ほむら「出たわね、ボーゾック一の悪徳セールスマン QQQB!」

QB「いや、ボーゾックなんて知らないし僕の名前はQBだよ」

さやか「こ、こいつが…」

まどか「QQQB…」

QB「君たちも僕の話を聞いてないね」

QB「まったくもって君たちのやっていることは理解できないよ」

マミ「でもQB、この娘は武器を私に渡したのよ?」

QB「でもマミ、彼女は時間を操ることができる」

QB「時間を止めて偽物にすり替えた可能性もあるだろう?」

QB「それに仮にそれが本物だとしても、それをマミの戦闘スタイルに組み込む
  必要性は皆無だ」

マミ「そうやって自分に抵抗する意思がないってことを
   アピールしてるんじゃない」

QB「本当にわけがわからないよ」

ほむら「相変わらず口達者ねQQQB」

QB「だから違うとなんども言っているだろう それに僕は可能性を指摘しているだけさ」

ほむら(本当にむかつくわねこの淫獣)

ほむら(でもここでこいつを始末すれば巴マミとの同盟が崩れる)

ほむら(こんなことになると思ってこれを買っておいたのよ)

ほむら「まあいいわ」

ほむら「ほらQQQB、これを恵んであげる」

QB「いきなりなんだい?暁美ほむら」

ほむら「ただ単にあげたくなっただけよ、他意はないわ」ポイッ

QB「本当に理解できないよ」

ほむら「食べたくないならいいのよ、あなたが食べ物を粗末にしたと佐倉杏子に言うから」

マミ「!?」

まどか(さやかちゃん、杏子ちゃんって…)

さやか(私が魔法少女になった時によく衝突してたっていう奴だね)

マミ「暁美さん、あなた佐倉さんを知っているの!?」

ほむら「ええ、まあ」ホントノコトハイエナイケド

マミ「彼女は元気なの!?」

ほむら「ちょっと落ち着きなさい、巴マミ」

マミ「あっごめんなさい、つい興奮しちゃって…」

ほむら(そんなユニークなキャラは私で十分よ!)

マミ「それで彼女は?」

ほむら「隣町で元気にやってるわよ」

マミ「そう、よかった…」

まどか(確かマミさんって杏子って人の師匠なんだよね?)

さやか(ほむらによるとね)

まどか(やっぱり心配なんだ)

さやか(イメージ通りだけどね)

QB「うっ、ううっ」

マミ「QB!どうしたの!」

QB「アッ、ヴァアアアアアアアアアアアアア!」

チャチャラチャラチャラチャラチャチャチャラチャチャチャ(ボーゾックが巨大化する時に流れるBGM)

QB「うわあ、こんなに大きくなっちゃったよお」

マミ「QBが…でっかくなっちゃった…」

ほむら(うそーん)

ほむら(ちびっこくして閉じ込めようとしたのになんで大きくなるのよ)

ほむら(まあいいわ、お蔵入りにしたあれを使いましょう)

マミ「暁美さん!あなた一体なにをQBにあげたの!?」

ほむら「コンビニで買った普通の芋羊羹よ」

まどか「一緒に」ハイッ

さやか「買いました」ハイッ

マミ「どうにかして元に戻さなきゃ!」

ほむら「そうしている場合じゃなさそうよ」ホラアレ

QB「うわあ周りが邪魔だよー」

ドカーンドカーン

マミ「街が!」

ほむら「あなたは街の人の避難を手伝って!」

マミ「暁美さんは!?」

ほむら「長年の友達に手をかけるなんて真似、仲間にさせられないわ」キリッ

マミ「仲間…」ジーン

ほむら(ちょろいわ)

ほむら「ほら、早く!」

マミ「ええ、わかったわ!」タッタッタ

まどか「ほむらちゃん!」

さやか「私たちにできることは!?」

ほむら「あなたたちを巻き込みたくないけれど、そうも言ってられないみたいね」

ほむら「付いてきて」

まどか「ここは…」

さやか「見滝原のはずれにこんな荒れ地があったなんて…」

ほむら「これに乗って!」ドンッ

まどか「盾から車が!?」

さやか「それどうなってんの!?」

ほむら「説明は後よ、とりあえずはいマニュアル」

ほむら「これの通りに動かして」

さやか「でも私たち中学生…」

ほむら「ゴーカートと要領は一緒よ」

まどか「でも!」

ほむら「あなたたちの大切な人が怪我しちゃうかもしれないのよ!」

まどさや「!」

さやか「私、やる!」

さやか(恭介…)

まどか「私も!」

まどか(パパ、ママ、たっくん…)

ほむら「二人とも…」

ほむら(決まったわ!)

ほむら「余った2つに魔法を施してっと」

ほむら「それじゃあ2人とも、行くわよ!」

まどさや「おうっ!」

ジャラチャラチャチャーチャララチャチャー ジャララララララララララー(RVロボ合体時のBGM)

ほむら「激走合体!」

まどさや「「激走合体!」」

ほむまどさや「「「エンジン快調! RVロボ!!」」」

>>108の訂正
ほむら「余った2つに魔法を施してっと」

ほむら「それじゃあ2人とも、行くわよ!」

まどさや「おうっ!」

ジャラチャラチャチャーチャララチャチャー ジャララララララララララー(RVロボ合体時のBGM)

ほむら「激走合体!」

まどさや「「激走合体!」」

ほむまどさや「「「バトルモード! チェンジアップ!!」」」

ほむまどさや「「「エンジン快調! RVロボ!!」」」

さやか「で、できた…?」

まどか「すごい…!」

ほむら「二人とも!これからが本番よ!

まどか「う、うん!」

さやか「よっしゃー!行くぞー」



キャー カッテニウエカラガレキガー 

マミ「人知れず救助と治療を行う私、かっこいいわね」フフ

QB「どうしたら元に戻るんだよー!」ドカーンドカーン

そこまでよ!

モブA「おい、あれを見ろ!」

RVロボ ゴーーーーーーーーーーーー

マミ「あれは!」

モブB「こっちに突っ込んでくるぞー!」

モブC「いやーっ!死にたくなーい!」

モブD「あの黄色の女の子の色っぽい写真も撮れたし逃げるぞ!」

QB「えっちょま」

ほむら「街を泣かせる奴は許さないわ!」

さやか「あんたのことはろくでもないってわかってるし遠慮なく!」

まどか「スペアがあるならいいでしょ」

ほむまどさや「「「RVソード! 激走切り!!」」」

QB「わけがわからないよーーーーーーっ!」

ドカーン

ほむら「やったわ!」

ほむら(ヤバい、ちょースッキリした 心臓バクバクいってる)

ほむら「これでヤツも巴マミの前に姿を現すことはないはずよ」

ほむら「ありがとう、2人とも」

まどさや オエーーーーー

ほむら「」

ほむら「ちょっと2人とも!?」

まどか「ごめんほむらちゃ…」オエー

さやか「まさかあんなに回るなんて…」オエー

ほむら(すっかり忘れてた、2人が普通の人間なの)

ほむら(こんなんじゃヒーロー失格よ)ズーン

モブA「がれきがやんだ…?」

モブB「俺たち、助かったのか?」

モブC「生きてる…私生きてるわ!」

マミ「QB…」

モブD「哀愁漂うあの娘のローアングルゲットだぜ」

翌日 隣町のある電器屋前

アナウンサー「昨日、見滝原で起こった謎の街崩壊と回転するロボットについて、
       自衛隊と警察が懸命に捜査に当たっています」

ありゃQBじゃねーか、なんであんなでかくなってんだ?

おうおうあっちゅうまに細切れになって

向こうも面白いことになってるみたいだし、久々に行ってみるかな

杏子「見滝原によ!」ポリポリ

まどか「おはよう!さやかちゃん、仁美ちゃん」

さやか「おはよう!まどか」

仁美「おはようございますわ」

ほむら「おはよう」

まどか「ほむらちゃん!おはよう!」

ほむら「私も一緒にいっていいかしら」

まどか「もちろんだよ!ねえ2人とも」

さやか「当然!」

仁美「かまいませんわ」

学校

ざわ…ざわ…
        ざわ…ざわ…

仁美「やはりみなさん昨日の話題でもちきりですわね」

さやか「えっ!?あ、ああそうだよね~ 仁美は大丈夫だったの?」

仁美「ええ、昨日はお稽古で市外に出てましたから、そちらは?」

ほむら「私たちが右往左往している間に事態は終わったわ」

まどか「そうそう!」

仁美「そうですか、怪我がなくてよかったですわ」

中沢「あ、暁美さん!」

ほむら「?なにかしら」

中沢「昨日のあのロボット!暁美さんも分かるでしょう!」

ほむら「もしかしてあなたもいけるクチかしら?」キラン

中沢「もちろん!あの暁美さんの自己紹介からもしかしたらとおもってたけど」

昼休み

ほむら「あの後はすっかりカーレンジャー談議に花を咲かせてしまったわ」ホムホム

まどか「ほむらちゃんの使ってた武器もその番組のものなんでしょう?」マドマド

さやか「しかしおんなじようなものを自作するなんてすごいね、ほむらは」サヤサヤ

ほむら「元々ノウハウはあったし、それに…」

まどさや「それに?」

ほむら「いえ、なんでもないわ」

ほむら(捨てたループのことなんて話したらまどかに嫌われちゃう!)

さやか「でも願いを叶えて魔法少女かぁ」

まどか「さやかちゃん!」

さやか「いや、わかってるけどやっぱね…」

ほむら「上条恭介のことでしょう?」

さやか「!?」

ほむら「あなたはいつも彼の腕を治してほしいと願って契約していたわ」

さやか「やっぱあたしが考えることは一緒かぁ」

ほむら「私にしてみればちゃんちゃらおかしい話だけどね」

さやか「ちょっと、それどういう意味?」カチン

まどか「さやかちゃん!ほむらちゃんも煽るのは止めてよ!」

ほむら「いいえまどか、前からガツンと言いたかったのよ」

さやか「あんた、恭介のなにを知ってるっていうのさ」

ほむら「知らないからこそ言えることよ」

さやか「はぁ?」

ほむら「あなたの知ってる上条恭介はヴァイオリンしか取り柄のない少年なの?」

さやか「そんなわけないじゃん!」

ほむら「じゃあなんでその良さを彼に教えてあげないの?」

さやか「!」

ほむら「彼は今、自分が今まで信じてきたものを失って自暴自棄になりかけている」

ほむら「そんな中、そばで支えて彼に新しい道を指し示してあげられるのは誰!?」

ほむら「それはずっとそばで彼を見てきたあなたでしょう!?」

さやか「ほむら…」

まどか「ほむらちゃん…」

ほむら「熱くなっちゃったわね」コホン

さやか「いや、あんたの言うとおりだよ」

さやか「私、恭介のこと一番近くで見てきたはずなのに…」

さやか「あいつの良さ、見失ってた」

まどか「さやかちゃん…」

ほむら「後悔したって始まらないわ」

ほむら「あなたの思い、考え、全て彼にぶつけなさい」

ほむら(ああ、今の私最高にヒーローしてるわ)ホムーン

物陰

中沢(暁美さん、君の叫び最高だったぜ)コソコソ

マミ「QBは死んじゃったけど、代わりに新しい仲間ができた」

マミ「寂しいけれど、いつか別れは訪れるもの」

マミ「ありがとう、さよならQB」

杏子(久しぶりだな、マミ)テレパシー

マミ「!?」

放課後

まどか「さやかちゃんと上条君、いい雰囲気になってたね」

ほむら「男なんて所詮弱みを押さえればイチコロよ」

まどか「そういうものなのかなぁ?」

ほむら「あ、あのねまどかよかったらこれからデー…」

まどか「あっほむらちゃんあれ!」

ほむら「グリーフシードね、孵化しかかってる」

まどか「どうしようほむらちゃん!」ダキッ

ほむら「!?」ホムッ ホムッ セイヤッ

ほむら「安心して、まどか」

ほむら「この魔女は私で十分よ」

まどか「で、でも」

ほむら「どうしても心配なら巴マミを呼んできて」

まどか「う、うんわかった!」タッタッタ

ほむら「さて、いきますか」スッ

ほむら「激走!」バッ

クイックイ

ほむら「アクセル!チェンジャー!」

グワーン

使い魔 ワラワラ

ほむら「ふふっ使い魔ごときに手こずる私じゃないわ!」

マミ「久しぶりね、佐倉さん 元気してた?」

杏子「はっ今更師匠ぶんなってんだ」

マミ「何の用で見滝原に?」

杏子「へっニュースを見てな」

杏子「随分と面白そうなことやってるみたいじゃねーか」

マミ「ああ、あれはわたしの仲間のおかげよ」

杏子「仲間?」

マミ「ええ、暁美さんって言うんだけど…」

まどか「マミさーん!」タッタッタ

魔女結界

ほむら「はぁ…はぁ…」

ほむら「一体一体は大したことないけれど数が多すぎる…」ゼェゼェ

ほむら(これもまどかの因果のせいなの?)

使い魔 ワラワラ

ほむら「くっ」

ほむら(ギガフォーミュラーは巴マミがいないと使えない)

ほむら(あれは私一人じゃ持てないし)

ほむら「万事休す、かしらね」

グサッ

ほむら「!」

杏子「へっマミの仲間ったってこの程度か」

ほむら「佐倉杏子!?」

杏子「なんであたしの名前を知ってんだ?」

ほむら「それよりどうしてあなたが見滝原に?」

杏子「おまえのやらかした昨日のあれを見てたら興味がわいてな」

使い魔 ワラワラ

ほむら「また増えてきた!」

ドーン!

マミ「おまたせ、2人とも!」

ほむら「巴マミ…!」

まどか「ほむらちゃん!大丈夫だった!?」

ほむら「まどか…」

杏子「おい、早く加勢しろよ!」

マミ「ここの使い魔は全部いっぺんに倒さないと駄目みたいなの」

ほむら(やはりまどかの因果が…)

ほむら(さすがにループしすぎたかしら)

ほむら「私もさすがに限界が近い」

ほむら「2人とも、こっちに来て!」

杏子「あん?」

マミ「なに?」

ほむら「今からこの奥の魔女ごと一掃する兵器を出すわ」

ほむら「でもこれは最低でも3人で支えなきゃいけない」

杏子「要するに荷物持ちか」

ほむら「いくわよ」スッ

ほむら「ギガブースター!」

マミ「うっ!」ズシッ

杏子「重っ!」ズシッ

ほむら「必殺!ブースターキャノン!!」

ヒューーーーーーーーーー

使い魔 ギャーーーーーーーーーーーー

シャルロッテ 「びゃあ゛ぁ゛゛ぁうまひぃ゛ぃぃ゛ぃ゛」

ドカーン!

まどか「戻ってこれた!」

マミ「さすが暁美さんね!」

杏子「」

杏子(何だ今の…)

杏子(一撃で本当に奥の魔女まで一掃しやがった…)

杏子(こいつ、ヤバい!)

さやか「おーい、みんなー」

まどか「さやかちゃん!?」

ほむら「上条恭介はどうしたの?」

さやか「もうお見舞いの時間終わりだからね」

マミ「あら、彼氏?」クスクス

さやか「やだー、マミさんったらー」ケラケラ

さやか「あれ、そこにいるのは?」

杏子「!」ビクッ

ほむら「ああ、そこにいるのが佐倉杏子」

ほむら「昨日のあれで巴マミが心配になって見滝原に来たそうよ」

杏子「!?おい、そんなこといってねえだろうが!」

マミ「佐倉さん、そうなの?」

杏子「ち、ちげーよ!こいつが勝手に…」

ほむら「あら、喧嘩別れしたことをひそかに後悔して昨日の事件を知ってこれ幸いと
    仲直りのきっかけを探しにきたのでしょう?」ファサッ

杏子「//」

マミ「佐倉さん…」

杏子「ああ、そうだよ!なんだかんだ言ってもあたしにとっちゃたった一人の師匠だからな!」

杏子「強がったっていつも心のどこかにあんたがいた!」

杏子「こんな駄目弟子だけどさ、仲直りさせてくれよ!」グスグス

マミ「・・・」

スタスタ ギュッ

杏子「!」

マミ「馬鹿ね、わたしはずっとあなたを待ってたのよ」

杏子「マミさん、マミさん、ごめんなざ~い」ウワーン

さやか「なんだかよくわからないけどめでたしめでたし?」

まどか「そうだね」

ほむら(仲直りの仲裁をしたわ!)

ほむら(ふざけているけど正すところは正す)

ほむら(また一歩カーレンジャーに近づけたわ!)ホームホムホムホム

数週間後

ほむら(あれから数週間)

ほむら(杏子もマミの家に住み着いて3人でこのあたりの魔女を倒していった)

ほむら(敵は格段に強くなってたけど、私たちのチームワークと
    ギガブースターの前にはなんの問題もなかった)

ほむら(杏子にはギガフォーミュラーのパーツの1つ、フェンダーソードをあげた)

ほむら(レッドレーサーの武器、本当は嫌だったけどやはり近接戦闘に慣れた人の方がいい)

ほむら(仲良くなったついでに魔法少女の真実をさらっとしゃべった)

ほむら(特に大きな混乱は起こらなかった)

ほむら(巴マミは最初は信じなかったけど、ある宇宙人のツイッターを
    見せたらあっという間に信じた)

ほむら(でももう彼女の周りには人がいる)

ほむら(あんな淫獣の入り込む余地はもうない)

ほむら(明日はワルプルギスの夜が来る日)

ほむら(絶対にこれで終わらせる!)

決戦の日



さやか「みんな、大丈夫かな?」



杏子「いつでもこいや!」



マミ「暁美さんのループ、ここで断ち切る!」



まどか「ほむらちゃん…」



ほむら「…来る!」

ワルプルギスの夜「キャハハハハハハハハ」

杏子「くっ!なんて威圧感だ!」

マミ「ひるんじゃダメ!」

ほむら「行くわよ!」

てか宇宙人のツイッターってなんですか?

ほむら「オートバニッシャー!」

マミ「ティロ・フィナーレ!」

杏子「うおりゃー!」

使い魔 ワラワラ

杏子「畜生、いくら攻撃しても使い魔に遮られちまう!」

ほむら「ならこれを使うだけよ、ギガブースター!」スッ

ほむマミ杏「「「ブースターキャノン!」」」

ヒューーーーーーーーーーーー

ドカーーーーーーン!

>>159
ほむら「ウルトラマンゼロのツイッターのことよ」

ほむら「サーガはネタだと思って見に行ってダイナ世代の>>1は感動して家に帰ったわ」

マミ杏「やったか!?」

ほむら「あなたたちは師弟そろって愚かなの!?」

ワルプルギスの夜「キャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」

ほむら「ほら見たことか!ほら見たことか!」

避難所

まどか「ほむらちゃんたち、大丈夫かな?」

さやか「大丈夫でしょ、あの3人は今まで何度もピンチを乗り越えてきたじゃない」

QB「いや、今回ばかりはそうはいかないみたいだよ」

まださや「!」

さやか「あんたは…」

まどか「QQQB…!」

QB「いやだからQBだって」

さやか「それよりそうはいかないってどういうことよ!?」

QB「ワルプルギスの夜は歴代最強クラスの魔女だ」

QB「たかがテレビ番組の真似ごと程度で勝てる相手じゃない」

QB「さあまどか、今こそ僕と契約して魔法少女になってよ!」

まどか「でも…!」

QB「その目でハッキリ見ないと分からないのかい?なら」テレパシー

まどさや「!」

マミ「キャーーー!」

杏子「マミッ!うわっ!」チュドーン

ほむら「2人とも!あーーっ!」ドカーン

まどか「これは…」

さやか「みんなボロボロじゃん…!」

QB「わかったかい、これが現実だ」

QB「君たちだってこんな現実は不本意だろう?」

QB「そんな現実を変えられる力が君にはあるんだ」

まどか「でも…私…」

中沢「話は聞かせてもらったよ」

まどか「中沢君!?」

中沢「暁美さんから頼まれていてね」

中沢「鹿目さんと美樹さんがなにか悩んでいるようならこう伝えてくれと」

まどか「ほむらちゃんが!?」

中沢「『ヒーローは孤独じゃない、友達だっているし仲間もいる』」

中沢「『それでもヒーローがピンチの時はそばで精一杯応援してほしい』とね」

まどさや「!」

さやか「まどか!」

まどか「うん!行こうさやかちゃん!」

まどか「ありがとう中沢君!」タッタッタ

中沢「僕はただカーレン仲間の伝言を伝えただけなんだけどな」

戦場

ほむら「2人とも、死んでないわよね?」グッ

杏子「あたりめーだろ」ウッ

マミ「なんとかね」フー

ほむら(とはいえ、このままじゃジリ貧ね)

ほむら(賭けは…失敗かしら…)

ほむら(ここまで、上手くいってたのになぁ)




       まどか「ほむらちゃん!」

ほむマミ杏「「「!」」」

まどか「大丈夫!?みんな!」

さやか「いえーい、みんなの美少女さやかちゃんもいるよー!」

杏子「お前ら…」

マミ「なんで…」

QB「さあ舞台は整った」

QB「美樹さやか、鹿目まどか」

QB「君たちはその魂と引き換えに何を願うんだい?」




       ほむら「その必要はないわ」ファサッ






さるさん喰らった

ほむら「あなたたちが来た それだけで私たちの勝利が決まったのよ!」

ほむら「いまこそ私が5人でワルプルギスと戦うために造った」

ほむら「『必ず勝つことを約束されたロボット』を出すとき!」ドン

杏子「でけえ」

さやか「また車かい!」

ほむら「今度は運転しなくていいわ」

まどか「わーい、じゃああたしこれに乗る!」

素でミスったのか誤字なのかわからんけどまどかの一人称は「わたし」な

>>188
誤字った

マミ「じゃあわたしはこれね」

さやか「私これにするー!」

杏子「あ、待てずりーぞ!」

ほむら「マニュアルは運転席に乗ってるわ」

ほむら「さて、余った機体は…」

杏子「Vファイヤー!」

さやか「Vポリス!」

ほむら「Vダンプ」ドヨーン

マミ「Vドーザー!」

まどか「Vレスキュー!」

ほむら(なんで開発者の私がこんな微妙なポジションに)ドヨーン

ほむら(いや、カーレンジャーはルックスで正義のジャッジメントはしないのよ!)

ほむら「皆、これが最後の戦いよ!明るい明日の為に!」

まどさやマミ杏「「「「オーッ!!!!」」」」

ほむまどさやマミ杏「「「「「必勝合体!!!!!」」」」」

ほむまどさやマミ杏「「「「「エンジン絶好調! VRVロボ!!」」」」」

ワルプルギスの夜「キャハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」

ほむら「今のうちにせいぜい笑っておくがいいわ」

VRVロボ ガシャーン

杏子「おお!ワルプルギスを持ち上げたぞ!」

ほむら「前に使った技主体のRVロボと違いこのVRVロボはパワー主体」

ほむら「この程度、朝飯前よ」ファサッ

ほむら「それ!」

VRVロボ  ワルプルギスヲポーイ

ヒューーン ボスッ

マミ「ワルプルギスが埋まったわ!」

さやか「ビクトレーラーよりVバルカン、Vバズーカ転送開始!」

まどか「転送完了だよほむらちゃん!」

ほむら「今よ、引導をわたしてあげるわワルプルギス!」

ほむまどさやマミ杏「「「「「ビクトリー!ツイスター!!」」」」」

ワルプルギスの夜「キャハ、キャハハ、キャハハハハ!」

ドドドドドドドドド

杏子「おいおいマジかよ」

マミ「わたしたち」

さやか「ワルプギスに」

まどか「勝ったんだね!」

2ヶ月後

まどか(あれから2カ月が経ちました)

まどか(見滝原の街はほむらちゃんたちが建物の少ない方に誘導していたおかげで
    それほど大きな被害はなかったです)

まどか(マミさんと杏子ちゃんは相変わらず一緒に住んでいます)

まどか(さやかちゃんも上条君とお付き合いを始めたそうです)

まどか(実は仁美ちゃんも上条君が好きだったらしいけど、『あの2人には
    割り込めませんわ』と言ってきっぱり諦めたそうです)

まどか(QQQBは相変わらず契約を迫ってきますが杏子ちゃんが追い払ってくれます)

まどか(私は、変わったんでしょうか)

まどか(あなたに会って直接聞きたいです)

まどか「ほむらちゃん…」

ほむら「呼んだかしら、まどか!」バーン

まどか「」

まどか「え?ほむらちゃんなんでここに?」

ほむら「あなたが私を呼んだからに決まってるじゃない」ファサッ

まどか「でも『実家に帰らせていただきます』って手紙が」

ほむら「親が戻って来いってうるさかったから帰っただけよ、あと手紙はほむらちゃんジョークの一種よ」

ほむら「まあ親と話をつけたし、こっちにずっと住めるわ!」ズットマドカトイッショ

まどか「」プルプル

ほむら「まどか?」プルプルマドカカワイイ

まどか「ほむらちゃーん!」ウワーン

ほむら「!?」

まどか「よかったよー!きちんとさよならできないままお別れはいやだよー!」ビエーン

ほむら マドカヲナカセタマドカヲナカセタマドカヲナカセタ…

まどか「でも」グスグス

ほむら「?」

まどか「これからはずっと一緒だよね!」ニコッ

ほむら「う、うん!」ズキューン

ほむら(泣き顔からの笑顔まどか、最高ね)バタッ

まどか「ほ、ほむらちゃん!?」

ほむら(ありがとう、私の最高の友達)ガクッ

                  終わり

わたしの処女作どうでしたでしょうか?
SS初挑戦で即興は無謀かと思いましたがポンポンアイデアが浮かぶので楽しかったです
まどマギは2chのSSでしか触れたことがなく、本編も未視聴なのですが
カーレンメンバーがまどマギ世界にいれば確実にハッピーエンドだったと思います
ダップの勧誘の仕方はQBに似ていましたが、きちんとした手助けのおかげで仲間でいれたんでしょうね
ではまた機会があれば

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