P「この子供誰?」律子「小鳥さん」 (8)

P「は?何を言ってるんだ律子?音無さんに子供ができるわけないだろう」

律子「いや、この娘が小鳥さんなんです」

P「I don't understand what you're saying.」

律子「だから、この子が小鳥さん本人なんですよ」

P「律子、お前はアホか。アホなのか。音無さんが幼女なわけがないだろう。それともあのせくち→ぼで→の2X歳の音無さんがこんな幼女の中に詰まってるとでも言うのか?」

律子「いや、私も最初は訳がわかりませんでしたよ!でも、本人が『自分は音無小鳥だ』っていうし、実際髪色とかもそれっぽいし」

律子「そして何よりいつもみんなより早く出勤している小鳥さんがこの時間になっても来てないんですよ?これが何よりの証拠です」

P「いやそれはそんなに有力な証拠でもないと思うが……まあ仮にこの幼女が音無さんだとしよう」

P「そうすると、小鳥ちゃん(仮)はなぜここに来たんだ?ってなるだろ?」

律子「まあ元の小鳥さんとしての記憶はないみたいですし、それは疑問ですね……」

小鳥「あの、お姉ちゃんたちは未来の私のお知り合いなんですか?」

P「幼女から『おしり』という言葉が聞けた、それだけでもうこの世に未練はない」

律子「じゃあ死んでくださいよ。……そうよ小鳥ちゃん、私とこの男は大人になったあなたの同僚……仕事仲間なの」

小鳥「仕事仲間?私は何の仕事をしているの?」

律子「それはね……」

真「おっはようございまーっす!」

小鳥「」ビクッ

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律子「ああ真、おは」

真「誰ですかこの子!?……ま、まさか律子とプロデューサーの子供ですか!?」

律子「いや、まこ」

真「いいいいいいいつの間にそんなに二人の中は進展していたんですか!?ちょっとは報告してくれてもよかったじゃないですか!!」

律子「はなしをきい」

真「うわぁ可愛いなぁ、なんて名前なんです?どことなく小鳥さんに似て……」

律子「話を聞けっ!」シュッ

真「あうっ」ビシッ

真「な、何するんだよ律子!痛いじゃないか!!」

P「いや、この子は俺と律子の子じゃない。というか俺と律子の子だとしたら最短記録でも1歳だろ」

真「あ……そうですね。この子はどう見ても小学生ですもんね。で、誰なんですか?」

律子「はぁ……もう、面倒くさいわね……」

*****説明中!*****

真「つまり、この子は小鳥さんなんですね?」

律子「そうよ。話が早くて助かるわ……」

P「小鳥ちゃん(β版)だ」

律子「β版ってなんですか……」

P「(仮)から一歩先に進んだ姿だ」

真「なんか、カッコいいですね!」

律子「それで、どうしますか?」

P「うーん、まあとりあえず音無さん(伝説の名作)に電話をかけてみるよ」

律子「もう突っ込みませんよ」

P「俺は律子に突っ込みたいな」

律子「口から串でも突っ込んであげましょうか?」

P「やめてくださいしんでしまいます」trrrrr...trrrrr...ガチャ

あいぽん「ただいま、留守にしております……」

P「つながらないな……流石softbank」

律子「いや、留守電じゃないですか。……えっと、とりあえず、小鳥さんを名乗る少女が出てきたと同時に大人の小鳥さんの消息が絶たれたことは事実ですね」

真「事件の予感ですね!」

P「えぇ〜どうも、古畑P三郎です……えぇ、犯人はヤスです」

律子「ちょっとあなたたち黙ってください」

P真「はい」

小鳥「ああっ!身体が……疼くっ!!」

P「どうしたピヨか!?小鳥たん」

小鳥「身体が熱いんだピヨ!!」

真「力が溢れ出してきてるピヨか!?」

律子「小鳥ちゃん、大丈夫ぴ……ゴホン、大丈夫!?」

小鳥「ああっ、ぁあああぁぁぁあ!!!!」

真「こ、小鳥さんが……」

P「と……」

真P「飛んだぁぁぁぁぁ!!」











小鳥「ユウウゥゥニバアァァァァス!!」








P「『こうして小鳥ちゃんは大空を飛ぶ鳥になったとさ……』」

P「どうだ小鳥、今回の絵本の出来は!?」

小鳥「訳が分からないよ、パパ……」

律子「コラ、あなた。小鳥に変な本読み聞かせないでって言ってるでしょう?」

P「ぶぅ……分かったよ、律子」

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