レッド「行け!メタルグレイモン!!!」(210)

オーキド「ここに3つのモンスターボールがあるじゃろ?」

レッド「…ねーよ、2つしか」

オーキド「実はずいぶん前に1つ盗まれてのぅ」

グリーン「そりゃないぜじぃさん」

ブルー「…じゃあ…私はゼニガメ貰ってもいい?」

レッド「ゼニガメ…弱そうなポケモンだな」

オーキド「ブルーはゼニガメか、じゃあレッドは『いらね』なんじゃと?」

レッド「オレは大丈夫だって」

グリーン「おい!ポケモンなしで旅するなんて正気か?」

オーキド「うーむ…分かった、気をつけるんじゃぞ、代わりに空のモンスターを持って行きなさい」

ブルー「博士!?」

レッド「心配すんなよ、それに、初心者用のポケモンもらってもな…」

ブルー「どういうこと??」


オーキド「これがポケモン図鑑というわけじゃ、頼んだぞ」

グリーン「分かった…ところでレッド」

レッド「なんだ?」

グリーン「旅立ちの記念に初バトルだ…」

レッド「……」

グリーン「…と言いたいところだけど」

レッド「俺ポケモンは持ってないからな」

グリーン「ちえっ、しょうがない…ブルー!僕のフシギダネと勝負だ!」

ブルー「え、えぇー!!」

オーキド「これグリーン!研究所内でのバトルは禁止じゃ」

レッド「さてと、一足先に行くか…」

■1番道路

レッド「ポケモンは茂みにいる…」

レッド「…いないな…その辺にいるもんじゃないのか?」

―――ガサゴソ!

レッド「!、なんだ?」

コラッタ「コラッ!」

レッド「……」

コラッタ「……」

レッド「お、お前は…」

コラッタ「?」


レッド「まさか、チューモン…なのか!?」

短パン小僧「君、そいつはコラッタだよ」

レッド「へ?こらった?」

短パン小僧「ネズミポケモンのコラッタ、常識だろ?」

レッド「デ、デカイチューモンじゃないのか?」

短パン小僧「チューモンって君…コラッタも知らない何て珍しい人だねぇ」ジロジロ

レッド「ほ、ほっとけよ!///(なんだよ、でかいネズミポケモンだったのか…)」

――トキワの森(夕)

レッド「ここがトキワの森か…どこか迷わずの森っぽいな、デジタケとか落ちてないか」キョロキョロ

虫取り少年「むっ!そこの君!」

レッド「ん?俺のことか?」

虫取り少年「ここを通りたければ僕と勝負して貰おう」

レッド「えぇー…勝負ってポケモンバトルだよな?」

虫取り少年「当たり前だ」

虫取り少年「揉んでやれ!究極完全体グレートモス!!!」

キャタピー「キャタピー!」

レッド「きゅ、究極完全体…」

レッド「究極な完全体…アレが?」

キャタピー「キャタピー!」

虫取り少年「?」

レッド「どうみても成長期のクネモン…いやドグネモンじゃないか…」

レッド「…いや待て、マメモンとかもんざえもんの例もあるし…見かけに騙されるとデリートされる…」ゴクリ


レッド「それに進化する可能性もある…か」

虫取り「何をブツブツ言っている!早くポケモンを出せ!」

レッド「ここは本気でかかるか……行け!メタルグレイモン!!」

―――ピカァ!!!

メタルグレイモン「ガァアァァァァァァァァァア」

虫取り「………え」ガクガクガク

キャタピー「キュ……」ガクブル

レッド「メタルグレイモン!先手必勝だ!全力全開のプロミネンスビームだ!」

メタルグレイモン「ガァーーーーー!!!」ピガァ!

______ジュワァ!

虫取り「う、うわぁ!!…キャ、キャタピーが、きえ……ちゃっ…た」バタリ

レッド「なに?姿を消せるポケモンなのか?…メタルグレイモン!油断するなよ!」

メタルグレイモン「ガァ!」

■トキワの森(夜)

レッド「いつの間にかに勝ってた……もしかしてポケモンって…」

___ガサゴソッ!

レッド「!、ポケモンか?」チラッ

トランセル「Zzz_____」

トランセル「Zzz_____」

トランセル「Zzz_____」

レッド「おぉ!旨そうな果物だなー」

レッド「そういやまだ食い物拾ってなかったな…丁度いい」

レッド「メタルグレイモン!」

メタルグレイモン「ガァ!」

レッド「今夜はご馳走だぞー!」

メタルグレイモン「ガァア!」ザシュン!

____ムシャムシャ…

■トキワの森(朝)

レッド「大分進んだ思うんだけど…」

レッド「お!、森を抜けたぞ!あれが…ニビシティか?」

レッド「ニビシティにいるジムリーダーとやらはどんな奴なんだろうな」

■ニビシティ ニビジム

タケシ「使用ポケモンは2体だ!いけっ!イシツブテ!」

イシツブテ「イシツブテ!」

レッド「おぉ!硬そうなポケモンだ…(ポケモンってもろそうだったけど気のせいだったか)」

レッド「なら俺はこいつだ…メタルグレイモン!」スッ!

メタルグレイモン「ガァア!」

タケシ「!?、メタル…グレイモンだと?」

レッド「そっちはイシツブテ…だっけ、成熟期のゴツモンにも似てるけど究極体のプクモンにも似てる…」

レッド「ならここは…メタルグレイモン!ギガデストロイヤーだ!」

――――――
――――
―――

タケシ「よくもイシツブテを…頼む!イワーク!!」

イワーク「イワァァァク!!!」ドシン!

レッド「うわっ!でっけ……」

タケシ「イワーク!穴を掘って地中に逃げ込め!」

イワーク「イワァ!」

レッド「っ!これは…」

タケシ「これでさっきの技は使えない、さぁどうする」

レッド「やるな、これがジムリーダーの実力か」


レッド「………(どうする…あの技を…いや、それだとこの建物に影響が……)」

タケシ「…手も足も出ないか…ならこちらから行くぞ!」

レッド「!、願ってもないぜ!」

タケシ「イワーク!穴からでてしめつける攻撃だ!」

―――ドガァア!!

イワーク「ワァアアク!!」

メタルグレイモン「!?」

タケシ「真後だ!捕らえたぞ!」

レッド「今だ!そらを飛べ!」

メタルグレイモン「ガァ!」バァサ!!

イワーク「!?」

タケシ「なに!?空も飛べたのか…!?」


レッド「チャンスだ!」

タケシ「っ!、イワーク!穴を掘って地中へ」

レッド「遅い!メタルアーム(トライデントアーム)で捕らえろ!」

メタルグレイモン「ガァアア!!」

――――ジャラジャラジャラ…ガシッ!!

イワーク「ワークッ!!」ガジガジ

タケシ「左腕のアームが……何てポケモンなんだ…」

レッド「いくぜ!止めのバスターダイブだ!!!」

――――――
――――
―――

タケシ「久々に楽しいバトルだったよ…ありがとう」

レッド「ハハ…それよりイシツブテは…その、デリートしてしまって」

タケシ「?、デリート?……あぁ」

タケシ「イシツブテならその辺の石を集めてポケモンセンターに持って行けば復元されるさ」

レッド「復元……へぇ~(やっぱりポケモンもデジモンと同じデータだったのか)」

タケシ「それよりこれを…グレーバッジだ、受け取ってくれ」

レッド「バッジ…メダル見たいなもんか」

タケシ「ここからならおつきみ山を抜けてハナダシティへ行くのがいいだろう」

レッド「ハナダシティ?」

タケシ「そこにはハナダジムがある。挑戦してみるといい」

レッド「ハナダジムか…楽しみだぜ!」


■お月見山

レッド「このコウモリ…またかよ」

ズバット「ズバァ!」

レッド「チッ、狭くてデジモンも出せないっていうのに」ガサゴソ

レッド「ほらよ!肉だ!!」ポイ!

ズバット「!、ズバッッ!」

――――ガブリ

ズバット「ズ、ズバァァァ・・・」

――――ボトリ

レッド「ふぅ…くさった肉大活躍だな」

レッド「こんな事なら洞窟通らないで空から行けば良かったぜ」


■4番道路

レッド「やっと抜けれたぁ…さっさとハナダシテイに」

鳥使い「おい、ちょっと待て」

レッド「ん?なんだ?」

鳥使い「俺は鳥使い…ポケモンバトルだ」

レッド「はぁ?なんでだよ…」

鳥使い「俺はこいつで勝負だ!オニドリル!!」

オニドリル「グゲー!」

レッド「ポケモントレーナーって奴はみんなこうなのかよ…」

レッド「しょうがないなぁ…いけ!エアドラモン!」


エアドラモン「クガァ!」バサバサッ!

鳥使い「お!お前も鳥ポケモン使いか!」

レッド「…残念だけどどっちも外れだ」ボソッ

鳥使い「相手にとって不足なし…」ニヤリ

レッド「…何かこいつかませっぽいな」

鳥使い「よしっ!どっちが最強の鳥ポケ使いか勝負だ!」

鳥使い「オニドリル!ドリルくちばし!」

オニドリル「グゲェエ!」バサァア!


レッド「エアドラモン!『ほどほど』に、やれ!」

エアドラモン「クガァ-!!」ビリッ!

―――ビリィィィ!!!

鳥使い「なにぃぃ!?電気タイプの技を使えるだとぉ!?」

オニドリル「グ……グゲェ」ボトリ

鳥使い「い、一撃かよ…」

レッド「おぉ、勝ったのか?今のはエレキクラウド…確かに電気技になるな」

鳥使い「俺の…負けだぜ、まさか電気・飛行タイプのポケモンがいるとはな、知らなかったぜ」

レッド「電気・飛行タイプ…?、エアドラモンは幻獣型デジモンだが…」

■ハナダシティ

レッド「なるほど、炎、水、草タイプがあるのは知ってたけど」

レッド「飛行とか地面…さらに2つのタイプを同時に持つポケモンが存在するのか」

レッド「しかもポケモンにはポケモンフーズなる専用食があるらしい…」

レッド「わざわざ肉畑を耕したり、デジタケ拾い集めたりしなくていいんだな」

レッド「お、ここがフレンドリィショップって所か、さっそく飯でも買うか」

■フレンドリィショップ

店員「いらっしゃいませー」

レッド「デジモン用のフーズと…回復フロッピーを…5個くれ」

店員「は?デジ…は?」

レッド「それと…けいたいトイレと敵よけお守りある?」

店員「お客さん、冷やかしですか?」

レッド「え、いや…あの…」

店員「………」ジィ

レッド「す、すみませんでした…」


レッド「ちくしょう、恥かいちまった」

レッド「さっさとハナダジム行けば良かった」

■ハナダジム

カスミ「良い?使用ポケモンは2体よ」

レッド「2体か、おk」

カスミ「そ、なら、バトル開始よ!いくのよ!マーイステディ!」

スターミー「スタァア!」

レッド「うわ…こいつもポケモン?マシーン型…タイプか?」

カスミ「マ、マシーン?アンタ何言ってるの?ここは水タイプジムなんだけど」

レッド「水?…なら水タイプなのか…フィールドもプールだし」

カスミ「アンタ、ホントにチャレンジャーなの?」

カスミ「まさか、冷やかしじゃないでしょうねぇ」


レッド「!、す、すいません!」

カスミ「?、それよりさっさとポケモン出しなさいよ」

レッド「あ、あぁ…今出すよ…」

レッド「水辺なら、水棲型デジモンにするかな」

レッド「俺はこいつで決まりだ!行け!メガシードラモン!!」

―――ザバァアアアン!!!

メガシードラモン「ググググゥ・・・」チャプチャプ

レッド「お、喜んでる喜んでる、久しぶりの水浴びだもんな!」

カスミ「な!、ア、アタシの知らない水ポケモンですって!?」


カスミ「ちょっと君!」

レッド「え、なに?」

カスミ「アタシが勝ったらそのポケモンの事詳しく教えてもらうわよ!」

レッド「い、良いけど…俺が勝ったら?」

カスミ「………バッジをあげる」

レッド「えぇー…それって何か変じゃ」

カスミ「このジムのジムリーダーはアタシなの!」

カスミ「ルールはアタシが決めたものに従って貰うわよ!」

サトシ「クッ、何て横柄なジムリーダーなんだ…タケシさんとは大違いだぜ」

カスミ「で、従うの?従わないの?」

サトシ「わ、分かったよ…」

カスミ「そうと決まれば…スターミー!みずてっぽう!」


レッド「水…鉄砲?」

―――ドシュゥウ!

メガシードラモン「ググ♪」

レッド「…えと、水浴びのお手伝いしてくれてるのか?」

カスミ「……スターミー!こうそくスピン!」

スターミー「スタァ!」クルクルクル!!!

レッド「っ!?肉弾戦か!?」

レッド「ドラモンアタックで対抗するんだ!」


メガシードラモン「ググゥゥウ!!」

――――ドガァアアア!

カスミ「押し負けた!?スターミー!?」

――ドガッ!

スターミー「ミィ・・・」ピコン!ピコン!

レッド「相手を油断させて攻撃してくるとはやるな!…だが」

スターミー「・・・」

レッド「勝負あったな」

カスミ「っ!まだよ!スターミー!じこさいせい!」

スターミー「スタァ」パァァァ!

カスミ「こいつ…絶対に許さないんだから!」

レッド「!?、欠けた部分が再生している…回復技なのか?」


レッド「生半可な攻撃じゃ倒せないってことか」

カスミ「スターミー!バブル光線!」

レッド「ちっ!泡を貫け!アイスニードルだ!」

メガシードラモン「ググッ!」ピキピキッ!

―――キィィィン!!

カスミ「速い!氷の槍!?」

スターミー「スタァ!?」

カスミ「泡を通り抜ける!?」

レッド「そのままいっけえ!!」

―――ズドォオン!

カスミ「スターミー!!!……そんな」

スターミー「」

レッド「速効性重視の技で倒せたか…」

レッド「ってことはさっきの回復技、HPを全開させるわけじゃなさそうだな」

カスミ「………」


カスミ「アンタの事、甘くみていたようね…」

レッド「お、やっと本気になったか?」

カスミ「初めて見るポケモンに浮き足立ってたわ」

カスミ「認めてあげる、だから本気でやってあげるんだからっ!」

レッド「へっ!望むところだぜ!」

カスミ「お願い!マーイステディ!」

        ボン!

ギャラドス「グオオオオオオオオオ!!」ザバァ!

レッド「な!シードラ系統の…ポケモン!?」

カスミ「ギャラドス!はかいこうせんよ!」

ギャラドス「ギャァラア!」ピカァ!

レッド「ヤベ!何か来る!アイスリフレクトだ!」

メガシードラモン「グゥゥウ!」バシャァン!

――ガキィィン!!!


カスミ「っ!氷の壁!?」

レッド「持つか!?」

____ジュゥゥゥゥゥ…ドカア!

レッド「っ!壁が…だがビームはもう!」

カスミ「甘いわ!名づけて!氷なだれ!」

―――ドドドドドドド!!!

レッド「しまった!?ガマンだ!メガシードラモン!」

メガシードラモン「ググッッ・・・」

____シュゥゥゥウ~

カスミ「氷の壁が仇になったわね」

レッド「……どうかな?」

カスミ「なによ、負け惜しみ?早くボールに戻して次の…え?」

レッド「まさか、ルイーズ…なのか!?」

短パン小僧「そいつはどうかな?」

レッド「へ?」
短パン小僧「そいつはネズミポケモンのコラッタ、常識だろ?」
レッド「小さいルイーズじゃないのか?」
短パン小僧「ルイーズって君…コラッタも知らない何て珍しい人だねぇ」ジロジロ
レッド「ほ、ほっとけよ!///(なんだよ、チビのネズミポケモンだったのか…)」


メガシードラモン「グゥゥゥゥウウ!!!」バシャァア!

カスミ「そんな!?」

レッド「ふぅ、どうにか間に合ったみたいだな…(内心ヒヤッとしたぁ~)」

カスミ「…私の知らないポケモン…私の知らない技…」

レッド「なぁ、さっき本気って言ってたけど」

カスミ「ッ!」

レッド「まさか、今のが本気じゃないよな…?」

カスミ「!、あ、当たり前じゃない!ギャラドス!行けるわよね?」

ギャラドス「ギャラァア!」

カスミ「OK、それなら、連続でりゅうのまい!」

ギャラドス「ギャァアア!」ピカァ!

レッド「来るぞメガシードラモン!」

メガシードラモン「グゥウ!」


ギャラドス「……」

レッド「なんだ…攻撃が来ない…?」

カスミ「……(こいつ…やっぱり!)」ニヤ

カスミ「続けてスペシャルアップ!」ポイ!

ギャラドス「ギャラァアアア!!」ピカァ!

レッド「っ!攻撃プラグインか!?しまった!」

カスミ「見せてあげるわ!これが私達の、全力全開よ!」

ギャラドス「ギャァアア!」

カスミ「ギャラドス!はかいこうせん!」

ギャラドス「ギャァラ!」ピァアア!!

レッド「ヤベェ!メガシードラモン!」


レッド「くっ、アイススタチューだ!」

ギャラドス「グォオオオオオ」ピカァア!

メガシードラモン「グゥウウウウウウ」カキィィン!

―――ドゴォォォン!

レッド「…………」

カスミ「………」

___シュウウウウ

カスミ「あ!?、そんな…全力のはかいこうせんが…相殺…されたの…?」

レッド「は、はは…マジかよ…アイススタチューを蒸発させやがった…」


メガシードラモン「グゥウ!」ギロッ!

カスミ「ッ!ギャラドス!いったん水の中に逃げて!!」

ギャラドス「ギャアラァ!」ザバァ!

レッド「水中ならこれで!メガシードラモン!メイルストローム!!!」

メガシードラモン「グゥウウ!!」

―――ゴゴゴゴゴ・・・ザァァァァアア!

カスミ「なみのり!?」

レッド「津波だよ…物凄く冷たいね」

__パキッ_パキパキパキッ!

カスミ「水が凍ってるの!?ギャラドス!水中から出てきなさい!!」

レッド「今だ!サンダー…」

メガシードラモン「グゥウ」ビリッ…

___ザバァアアン!!

レッド「ジャベリン!!」

――――――――
―――――
―――

カスミ「はいこれ、バッジ」

レッド「やけに素直だなぁ…メガシードラモンのこと聞かないのか?」

カスミ「水ポケモンの事を他人に教わるなんて私のプライドが許さないの!」

レッド「は、はぁ……(最初は嫌な奴だと思ったけど…意外といい娘なんだな)」

カスミ「それと…これが技マシンよ」

レッド「技…なに?」

カスミ「ワ・ザ・マ・シ・ン!」

レッド「技マシン…ってなんだ…?」

カスミ「ポケモンに技を覚えさせる道具よ…って、ホントに何も知らないのねぇ」

レッド「悪かったな、で、どうやって使うんだよ」


■24番道路

レッド「デジモンでも覚えられるのかな…今度試してみるか」

???「久しぶりだな!レッド!」

レッド「!、おーこの声は…」

グリーン「ポケモンを貰わなかった君がもうここまで来てるとはねぇ」

ブルー「久しぶりレッド…」

レッド「ブルーもか、こんなところで何してるんだ?」

グリーン「たまたまブルーと会ってポケモンバトルをしていてね」

レッド「…(やべ…)」

グリーン「そんな時に、一番バトルしたかった相手が現れたのさ」ニヤッ


レッド「そうですか…なぁグリーン、ハナダジムのバッジは手に入れたのか?」

グリーン「勿論」

レッド「カスミのシードラ…じゃなった。ギャラドス強かったか?」

グリーン「ギャラドス?ハナダジムのジムリーダーはヒトデマンとスターミーしか使って来なかったぞ?」

レッド「…なるほど」

グリーン「なんだい?怖気づいたのかい?」

グリーン「そういう事なら…でろ!フシギソウ!ピジョン!ニドリーノ!」

フシギソウ「ソウソウ!」

ピジョン「ピジョー!」

ニドリーノ「ニドッッ!」

レッド「3匹?」


グリーン「さぁ、どの子と戦いたい?選らばせてやるぞ?」

レッド「てか…俺よりブルーが先客だろ?」

グリーン「ふんっ、もう終わったんだよ」

レッド「え?」チラッ

ブルー「あはは…負けちゃった」

ロコン「」ボロッ

ゼニガメ「」ボロッ

レッド「……・…」

グリーン「さぁ!早く選びたまえ!」


レッド「……3体」ボソッ

グリーン「え?なんだって?」

ブルー「?」

レッド「まとめて、相手してやる…!」

―――――
―――
――


メタルグレイモン「ガァアアアアア!!!!」

レッド「………」

グリーン「あ…あぁ…」ガクガク

ブルー「こんな…のって…」ガクガク

フシギソウ「」

ピジョン「」

ニドリーノ「」

レッド「………」


レッド「あ、そうだ……」

グリーン「ひっ!」ビクッ!

レッド「ポケモンもデータだったな」

グリーン「レ、レッド…?」

ブルー「・・・・・・データ?」

レッド「メタルグレイモン_____」

レッド「テラ____デストロイヤー」

メタルグレイモン「ガァアアアアアアアアア!!!」


グリーン「僕の…ポケモン達が……」

ブルー「消え・・・…た」

レッド「______Re:Digitize」ピカァ!

__д____ψ_
____ж__
_Ψ____
__Ш__

ξ___
___
_‰
_

デジタマ「_____」

レッド「全部で13Gだったか…もう一度やり直したいなら、このデジタマを孵化させてみるんだな…」チラッ

グリーン「」

ブルー「ひっ!」ビクッ

レッド「…………」

レッド「南に行くか…」

メシ

イエロー「ふん、それ以上でも以下でもない」

食ってきた・・・けどまた落ちそうだなwwwwこれ落ちたらSS速報に立てるわ


■6番道路

レッド「………………」

―――クイクイ

レッド「ん…慰めてくれるのか?」

レッド「やっぱり…やり過ぎちまったよな…」

レッド「ブルーのポケモン見た時さ…あっちで友達や仲間がやられた時を思い出して…」

レッド「俺がカッとなるなんて…あいつ等の性格が移ったのかな」

レッド「なぁ、カゲモ…ん?」

レッド「ここは…」

???「育て屋じゃ!!!」

レッド「わっ!…そ、育て屋?」


育て屋「アンタのそのポケモン、預けてみないかい?ワシが鍛えてやるぞい」

レッド「い、いや、遠慮しておくよ…」

レッド「俺には光のトレーマニュアルがあるからね」

育て屋「ほほぅ、じゃが…こちらのマニュアルはどうかね?」キラン!

レッド「なっ!?、そ、それはまさか!」

育て屋「そうじゃ!知る人ぞ知る至高のトレーマニュアルじゃ!!」

レッド「ナ!ナンダッテーーー!!!」

育て屋「今ならお買い得の100000円じゃ!」

レッド「10万ビットでいいの?買った!」

育て屋「毎度アリ」


■ヤマブキシティ検問

警備員「待て!ここは通れないよ」

レッド「え?…なんで?」

警備員「何ででも!」

レッド「何だよそれ…わぁーったよ…」

警備員「あ~何か喉が乾いたなぁ~!」

レッド「いいよもう…別の方法で行くからさ」

―――――
―――
――


レッド「考えてみりゃ空から行けば良かったんだよな…」

レッド「エアドラモン、頼むな」

エアドラモン「グゥー!」

――――バッサバッサ

レッド「うん、いい眺めだ…アレがヤマブキか、フォルダ大陸のメタルエンパイアみたいだな・・・?」

レッド「な、なんだ…アレ」ゾッ!

レッド「クッ!、エアドラモン!ゴッドトルネードだ!!」

エアドラモン「グゥウウ!」

――――ゴォウウウウ!ヤ、ヤナカンジ~!

レッド「ふぅ、何だ今のは…バカでかい頭の猫が空飛んでた…」

レッド「ポケモンってコエーな」

_____キランッ!


■ヤマブキシティ 格闘道場

格闘王「ハァハァハァ…」

レッド「ハァハァハァ…」

格闘王「少年!なかなかやるな!」

レッド「へへ…アンタもな!」

格闘王「次で勝負といかないか?」

レッド「乗ったぜその勝負!」

格闘王「それでこそ…だ!カイリキー!組み伏せろ!」

レッド「純粋なパワーバトルか、カブテリモン!迎え撃て!」

格闘王「全力で来い!少年!」

レッド「カブテリモーン!!!」

格闘王「カイリキィー!!」


カイリキー「キキキィ!」ググッ!

カブテリモン「ギリギリッ!」ググッ

レッド「腕の数は同じ!」

格闘王「小細工は無用!「

格闘王「後は純粋なパワー次第!」

レッド「…いや、違う!」ニヤッ

格闘王「なんだと?」


レッド「カブテリモン!ビートホーンで投げとばせぇ!!!」

格闘王「角兜か!?カイリキー!踏ん張れでえええええええ!!!」

カブテリモン「ギリギリッ!!!!」ググググ!

カイリキー「カイイイイイイ!!!!」ググググ!

レッド「うおおおおお!!」

格闘王「うおおおおお!!」

―――――
―――
――


レッド「クッ、ジムじゃなくて只の道場だったのかよ…」

レッド「無駄に熱くなっちまったじゃねーか!」


■ヤマブキシティ ヤマブキジム

ナツメ「アナタがくるのは分かってたわ、アナタは…」

レッド「話が早いな、じゃあ早速バトルだ!」

ナツメ「…使用モンスターは一体よ…行きなさい、フーディン」

フーディン「フーディン!」ボン

レッド「人型のポケモンか(どこかレナモン系に似てるな…)」

レッド「じゃあこちらは…エアドラモンだ!」

エアドラモン「キューーー!」パタパタ

ナツメ「初めて見るポケモンね…(おかしい…予知夢では火の鳥だったハズ…)」


エアドラモン「キュー!」

レッド「…どうした?こないならこっちから行くぜ!エアドラモン、ウインドカッター!」

エアドラモン「グゥウウウ!」

___シュウゥゥゥウウ

ナツメ「風が…収束しているの?」

レッド「発射!」

エアドラモン「グゥウ!」

―――シュルシュルシュル!

ナツメ「っ!?(フーディン、テレポートで回避!)」

フーディン「フー」シュン!

―――シュルシュル_スドン!

ナツメ「キャッ!」ドテッ!

レッド「あ、わりぃ…だって真後ろにいるから…大丈夫か?」

ナツメ「え、えぇ…(命がけのバトルになりそう…)」


レッド「じゃあ仕切りなおしだな(さっきの瞬間移動は要注意だぜ)」

ナツメ「…フーディン!サイコキネシス!!」

フーディン「フー」キィーン

レッド「サ、サイコキネ?…」

エアドラモン「キィ……」バタバタ

レッド「な、なんだ…エアドラモンが苦しんでる…」

ナツメ「フーディン、そのまま地面に叩き付けなさい!」

レッド「くっ、実態のない技か!?エアドラモン!耐えるんだ!」

___ドシン!

エアドラモン「キーィ…」バタバタ

レッド「エ、エアドラモーン!?」

ナツメ「しぶといわね」


レッド「クソ!今度はこっちの番だ!スピニングショット!!」

エアドラモン「グゥーウウ!」バサァ!

――シュル!―シュル!―シュル!

ナツメ「___(三方向からの攻撃、無駄よ、テレポートで回避!)」

フーディン「フー」シュン

レッド「今だ!続けて!ハリケーン!!」

エアドラモン「グゥウーーー!」

―――ゴォオオオオオオオ

ナツメ「___(フィールド全体攻撃!逃げ場が無い!) 」

―――シュン!

フーディン「フ!…フィーディ!?」ズズズ!

ナツメ「動きを…!」

レッド「止めたぞ…!」


ナツメ「動けなくても…!(フーディン!)」

レッド「今だエアドラモン!必殺のスピニングニードル!」

ナツメ「フーディン!自分にねんりき!風に乗って回避!」

フーディン「フッ!」フワッ!

エアドラモン「グゥウウー!!」バァサア!

____ザシュゥウウウン!!

レッド「回避、された…!」

ナツメ「止めのサイコキネシス!」

フーディン「フーディンッ!」キィーン!

エアドラモン「グゥーー!?」グググッ

___ドスン!

エアドラモン「グ……ゥ……」


レッド「エ、エアドラモン…」ガク


ナツメ「わたしの…勝ちね…(未来が変わったというの…)」

レッド「俺が、負けた…」

ナツメ「ポケモンバトルはね…強いポケモンで戦えば勝てる、なんて甘いものではないの」

レッド「………」

ナツメ「ポケモンとトレーナーとの信頼関係でバトルの勝敗が決まる…」

レッド「……信頼、関係」

ナツメ「そう、貴方は私達の絆に勝てなかった…」

レッド「絆……か」

ナツメ「えぇ……」

レッド「……エアドラモン」

エアドラモン「………」


レッド「俺は、俺達はまだ、諦めない!」

ナツメ「何を…」

―――ピカァ!!

ナツメ「ッ!?、少年が、光ってる!?」

レッド「うおぉぉぉぉぉ!」

―――pipipi

次元キーホルダー≪奇跡のルビー≫

レッド「エアドラモーーン!!!」

―――デュルルルーー!


エアドラモン『エアドラモン!ワープ進化!』

ナツメ「こ、これは…」

レッド「これが…俺たちの信頼の証…エヴォリューション<進化>だ!」

――――ゴォォォォウウウウウウ!!!

ホウオウモン        ホウオウモン
           Hououmon
     ホウオウモン         Hououmon
Hououmon             ホウオウモン 

ホウオウモン「クゥーー!!!」キラキラキラ~!

ナツメ「予知の…炎の鳥…」

レッド「ホウオウモン…ファイル島のグレートキャニオンに生息しているって噂があったけど」

レッド「はは…黄金の羽にホーリーリングか…圧巻だな…」

ナツメ「………」

レッド「いくぞ!ホウオウモン!」

ホウオウモン「クゥー!」キラキラキラ~!

レッド「必殺のクリムゾンフレア!!!」

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