ガンダムシリーズオールスターの予定
学園パロ
ただし、>>1が
・センチネル
・Gセイバー
・閃光のハサウェイ 他、小説版
・SDガンダムシリーズ
を未読・未視聴
また、
・F91
・V
・X
・MSV
に明るくないため、当該作品ファンは期待しないでください。
なおいくつか書いてる為更新遅いかもしれません。
なるべく文章で伝わるようにしたい。
地の文は基本ナシ。
効果音はアリ。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1384395550
セイ「うぅぅ……ん……」
刹那「おはよう。どうしたんだ、セイ?」
セイ「刹那、おはよう。 いやぁ、ガンプラの改造がなかなかね~」
デュオ「相っ変わらず懲りねえな~! うぃーっす!」
刹那「おはよう」
セイ「あはは、父さんの遺伝かな? おはよう」
デュオ「はー、まぁ趣味があるのはイイコトだけどよ。な、イインチョ」
チナ「へっ!? あ、うん、そ、そうだね?」
セイ「困ってるじゃんか、委員長に意地悪しちゃダメだよ~!」
デュオ「わーかってるよ! ごめんな、イインチョ」
チナ「へ? う、うん……?」
時は近未来。
アニメ作品『機動戦士ガンダム』のプラスチックモデル──通称『ガンプラ』が、1980年代に一大ムーブメントを巻き起こしてから早幾年。
今、第2次ガンプラブームと呼ぶべき、新たな波が世界を席巻していた。
その人気を牽引しているのが、『ガンプラバトル』の存在である。
仮想空間のCGなどではなく、製作したガンプラそのものを操作して戦うという、画期的なバトルシステムの登場により、その人気は拡大。
毎年、ガンプラバトル世界大会が開催されるまでに至っていた。
刹那「ガンプラバトル、か」
セイ「なに!? なになに!? 刹那も興味あるの!? ガンプラ!!」
刹那「えっ、あ、いや、そういうわけじゃないんだ、すまない」
セイ「そっか~、ごめんね」
ガララッ!
スメラギ「みんなおはよう! ホームルーム始めるわよ~」
デュオ「お、センセーおはよう! んじゃ、また休み時間にな」
刹那「ああ」
セイ「うん」
チナ「起立、礼! ……着席」
─────
───
─
よく考えたら年齢がちゃんちゃらおかしいので仕切り直し……
セイくん中1じゃん。
私のローラの出番はあるのかね?
仕切り直し。
セイ「うぅぅん……むぅ~……」
ガラッ
ウッソ「おはよう、セイ!」
セイ「あ、ウッソ、おはよう!」
ウッソ「悩み事かい?」
セイ「うん、ちょっと、ガンプラでね」
ウッソ「へぇ、大会、近いんだっけ?」
セイ「うん。 ……まぁ、出られるかもわからないんだけども」
ガララッ
ススム「おはよう、セイくん。僕のガンプラは完成したかい?」
セイ「しつこいなぁ、ススムに渡すつもりはないよ!」
ススム「頑固だなぁ~。 君の作るガンプラは、僕のようなスーパーパイロットにこそ相応しいんと言うのに!」
ウッソ「それ、何回も聞いたよ……」
セイ「あはは……」
>>10
御曹司は帰って、どうぞ
でもロランは出る予定です
ガラッ!
ジュドー「よう、またやってんのかお前ら。懲りねえなー!」
ウッソ「おはよう、ジュドー」
セイ「ジュドー! おはよう!」
ススム「ゲッ、ジュドーくん……」
ジュドー「ゲッてなんだよ、ゲッて! 失礼しちゃうなー」
ウッソ「ははは……。ジュドーはガンプラ興味ないの?」
ジュドー「あるけど、ウチ貧乏だからさ、あんまり余裕ないんだ。妹のこともあるし」
ウッソ「あ、そっか、ごめんね……」
ジュドー「気にすんなよ、リイナの為に頑張ってんだからさ、俺は!」
セイ「ジュドーは前向きだなぁ」
ススム「うるさいくらいだよ」ボソッ
ジュドー「なんだって~!? このイヤミチビっ!!」
ススム「なっ、ななな、なにぃーっ? それは僕のことかいっ!?」
セイ「……2人こそ懲りないよ、ホント」
ウッソ「あはは……」
チナ「サ、サザキくん」
ススム「何さっ!?」
チナ「もう、ホームルーム始まるんだけど……」
ススム「」
ジュドー「」
スメラギ「2人とも……相変わらず、懲りないわねぇ……」
ススム「……先生も、相変わらずお綺麗ですねぇ~、あはは!」
ジュドー「ごめん、先生! 席に戻るよ!」
スメラギ「サザキくん」
ススム「……ハイ」
スメラギ「昼休み、指導室においでなさいな」
ススム「……ハイ……」
コンコンッ
マ・クベ「失礼、私のクラスのサザキくんは今日もこちらにお邪魔しているようだったのでね」
スメラギ「あら、マ・クベ先生。申し訳ないのですが、お昼休み、お付き合いあそばせ」
マ・クベ「ハァ、了解した。……まったく、何度目だね……」
ススム「ゴメンナサイィィ……」
ガラ……ピシャンッ
スメラギ「やれやれだわ、もう。ジュドーくんは今日のところは不問にします。気をつけなさいね?」
ジュドー「ハーイ、ありがとう先生!」
スメラギ「さ、ホームルーム始めましょっか!コウサカさん、お願いね!」
チナ「はい! 起立、礼。……着席」
───────
────
───
─
時は近未来。
アニメ作品『機動戦士ガンダム』のプラスチックモデル──通称『ガンプラ』が、1980年代に一大ムーブメントを巻き起こしてから早幾年。
今、第2次ガンプラブームと呼ぶべき、新たな波が世界を席巻していた。
その人気を牽引しているのが、『ガンプラバトル』の存在である。
仮想空間のCGなどではなく、製作したガンプラそのものを操作して戦うという、画期的なバトルシステムの登場により、その人気は拡大。
毎年、ガンプラバトル世界大会が開催されるまでに至っていた。
この物語は、ガンプラバトルに挑む少年たちの青春譚である。
というわけで、とりあえず今日はここまで。
あげ忘れたので今上げときます。
>>1に書き忘れましたが、AGEは見てないので登場しません。ごめんね。
書き溜めもないです。遅くてごめん。
一応登場予定キャラ
年齢変えてます。
後からどんどん増える、もしくは減ります。
高等部三年
スレッガー、リュウ、ブライト、シャア、ガルマ、ジェリド、カクリコン、エマ、マウアー
シロー、アイナ、コウ、ガトー、キース、バーニィ、クリス
ロックオン兄弟、フロスト兄弟、ゼクス、ノイン
高等部二年
カイ、セイラ、ミライ、アレルヤ、ハレルヤ、ソーマ、キラ、ラクス、アスラン、カガリ、シーブック
高等部一年
アムロ、フラウ、ハヤト、ララァ、ハマーン、刹那、沙慈、ルイス、バナージ、ミネバ、シン、ルナ、レイ、ヒイロ、デュオ、トロワ、カトル、五飛、ドモン、レイン、
中等部三年
ガロード、ティファ、カミーユ、ファ、キエル、メイリン、トビア
中等部二年
ロラン、ソシエ、キキ、ハサウェイ、クェス
中等部一年
ウッソ、シャクティ、ジュドー、シャングリラ一派、マリーメイア
教師
(体育)グラハム、ドズル、ムウ、ライラ
(理科)ジャミル、デュランダル
(数学)クルーゼ、ナタル、ギレン
(地歴)ディアナ、ギンガナム
(公民)マ・クベ、ジャミトフ、グエン
(国語)スメラギ、シナプス、ブレックス
(技術)アストナージ、ビリー、マイ
(家庭)マリュー、ハモン
(美術)アンジェロ
その他
キシリア、シーマ、カツ、レツ、キッカ、アル、リイナ、プル、プルツー
ガイア、オルテガ、マッシュ
トレーズ、フロンタル
などなど
出たらアタリだと思ってください。
ロト6くらいの気持ちで。
あ、ランバ・ラルは出ません。
上述のキャラクターがみんな学園の生徒として出るかわかりませんが、>>1の好きなキャラばかりなのでどこかで出ます、多分。
多分。
─生徒会室
タツヤ「……フフ、イオリ・セイくんか」
モンタ「会長?」
タツヤ「いやなに、彼と一度、相見えてみたいものだと、ね」
シャア「ふ、まさに君の好きそうな少年だな」
タツヤ「シャア、いたのかい」
シャア「彼の作るガンプラは素晴らしいな。父親譲りの技術力だよ」
タツヤ「わかるかい、あのガンプラへの愛が。……私は、……いや、僕は、彼への期待を禁じえない」
シャア「愛、か」
タツヤ「ああ。作品世界への愛だよ、シャア・アズナブル」
シャア「私には理解の及ばない世界だよ、君達の戦場というものは」
─中等部教室
ギレン「……さて、ここまでで質問は?」
シーン
ギレン「うむ、よろしい。では、少し早いが授業を終わろう。まだ他クラスは授業中である、はしゃぎすぎぬようにな」
ギレン「……では委員長、頼む」
チナ「はい。 起立! 礼。 ……着席」
ギレン「ああ、いい忘れていたが、来週は小テストを執り行う。各自しっかりと復習しておくように」
\ えぇーっ!! /
ギレン「ククク、簡単なものだ、臆せずともよい。ではな」
ガララ、ピシャッ
ウッソ「ジュドー、ジュドー」
ジュドー「んんん……むにゃ……Zzzz……」
エル「起きな、ブラコン・ジュドー!」
ジュドー「ンゴゴォ……Zzzz」
ビーチャ「おッ、リイナちゃん? 中等部に何か用事?」
ガバッ!
ジュドー「ンガッ、リイナッ!! …………あれっ?」
モンド「よう、ブラコン・ジュドー」
ルー「わざとやってるでしょ、アナタ……」
ジュドー「……あー、おはよう」
セイ「あはは……ジュドーは放課後どうする?」
ジュドー「ん、今日はどっかいくの?」
ウッソ「セイのお家でガンプラバトルしようかって」
ジュドー「おっ、いいな! 俺も行っていいか?」
セイ「もちろんっ!」
─商店街
???「はー、こっちの世界は発達してんのなぁ」
???「おっ、うまそうなモン見っけ」
ヒョイ
─────
───
─
─駅前
ジュドー「いやー、悪いね、付き合ってもらっちゃってさっ!」
ウッソ「気にしないで、リイナちゃんの為なんでしょ?」
セイ「ホント、ジュドーは妹さん想いだよね」
ジュドー「へへへ。ウッソはあの子に何か買わなくていいのかよ?」
ウッソ「えッ!? いや、僕とシャクティはそういうのじゃないよっ!」
セイ「おっ?」
ジュドー「くくく、かかったな、ウッソ・エヴィン!」
ウッソ「えぇっ!?」
ジュドー「俺は別に、シャクティちゃん、とは一言も言ってないぜ~?」
ウッソ「えっ、……ぅ、うわぁぁぁ、恥ずかしいっ!!」
セイ「まぁそういうジュドーこそ、ルカさんには何か買わなくていいの?」
ジュドー「……いッ!? そこで俺に飛び火しちゃうのっ!?」
ウッソ「そ、そうさ! そっちこそどうなんだよ!」
???「楽しそうだなー、お前ら」
ウッソ「うわぁぁっ!?」
ジュドー「うおっ」
セイ「うわっ!」
赤髪「うお、なんだよ、急にデカイ声出しやがってさァ」
セイ「ご、ごめん。……あの、き、キミ、誰……?」
ウッソ「ビックリしたぁ~……」
ジュドー「俺はウッソの声に驚いたぜ……」
ウッソ「ごめん……」
赤髪「俺か?」
ジュドー「アンタ以外に誰がいるってのさ」
レイジ「俺は、レイジだ!」
セイ(いやいやいや、名前もだけど、素性を知りたいよ僕は!!)
ウッソ(どう見ても日本人では、ないよね……)
ジュドー(怪しすぎだろ……)
レイジ「あ、腹減ってないか? これうめえぞ!」
ジュドー「いや、大丈夫」
ウッソ「や、焼きそばパン……?」
セイ「あー、遠慮しとくよ……」
レイジ「そうか? うめえのによ~」
ドタドタ、ガシッ
パン屋「みぃ~つぅ~けぇ~たぁ~ぞぉ~っ!!」
レイジ「うわっ、しつこいなオッサン!」
パン屋「いい加減観念しやがれ! この泥棒め!」
レイジ「なにぃっ!? さっきから人を泥棒呼ばわりとは、ナメた真似してくれるじゃねーかよ!」
パン屋「泥棒は泥棒だ! うちの店先からパンを3つ持っていった赤髪を見間違えるわけないだろうっ!」
ジュドー(間違いないな、うん)
ウッソ(ああ、間違いないね……)
セイ(間違えるわけがないよ……)
レイジ「店先にまとめて捨ててあったんだよ!」
パン屋「店頭販売だよバカ野郎、このクソガキ!! 警察に突き出してやる!」
レイジ「やーめーろー! 俺は何もわるいこてはしてねぇーっ!」
セイ「あー、あの、おじさん?」
パン屋「なんだっ!?」
セイ「その、ここは僕が立て替えるので、今日のところは勘弁してあげてくれませんか……?」
パン屋「へ?」
ウッソ「あー……」
ジュドー「出たよ、セイのお人好し病だ……」
セイ「いくら、ですか?」
パン屋「え、3つで300円だけど……」
セイ「……はい」
パン屋「……確かに、300円ちょうど、頂戴したぜ。まぁなんだ、悪いな坊主」
セイ「いえ、居合わせちゃいましたし、アハハハハ」
レイジ「助かったぜ、ありがとよ! ったく、心の狭いオッサンだよな」
ジュドー「店の売り物盗んだお前が悪いって、わかってんでしょ?」
レイジ「だーかーらー、店先に捨ててあったんだから、別に食ってもいいだろうが」
ウッソ「どこの国の人か知らないけど、悪いことしたんだから謝らないとダメですよ」
セイ「その国によって文化が違うんだ、ごうにいっては郷に従えってことだね」
レイジ「ムズカシイコトいうなあ……。お前ら、名前は?」
ウッソ「ウッソ・エヴィンです」
ジュドー「ジュドー。ジュドー・アーシタだ」
セイ「イオリ・セイ。よろしくね」
レイジ「ウッソに、ジュドーに、セイだな! よろしくな!」
セイ「うんっ」
レイジ「あ、恩人のセイには、これ。受け取ってくれ」
ジュドー「なんだいそりゃ? 宝石?」
セイ「えぇっ! そんな高価なもの、受け取れないよっ」
レイジ「はは、違う違う。 俺の一族は、恩義を忘れない。助けが欲しい時は、その石に念じろ。……必ず、駆けつける」
セイ「そんな、大袈裟な……」
─イオリ模型店
セイ「ただいまぁ~」
リン子「あら、おかえりなさい、セイ。あら? ジュドーくんとウッソくん! いらっしゃい!」
ジュドー「お邪魔しま~っす!」
ウッソ「おばさん、お久しぶりです」
リン子「本当! 久しぶりね~! セイが愛想尽かされたのかと思ってたわ!」
ジュドー「はは、そりゃないって」
ウッソ「ジュドーはいつ愛想尽かされるかドキドキしてるくらいだしね」
ジュドー「それもない!」
セイ「ガンプラバトルするから、ショーケース開けてよ」
リン子「はいはい、ちょっち待ってね~」
『Please, set your GUNPLA』
カチャッ
『Field " Guiana Highlands "……Battle START』
ジュドー「Ζガンダム、ジュドー・アーシタ、出るぜ!」
セイ「ウイングガンダム、行きますっ!」
ゴォォオオォオッッ!!
セイ「バードモード!」
ガシィンッ
ジュドー「なら、こっちだって……! ウェーブ・ライダー!」
ガシュィーン!
ウッソ「2人とも、空中戦をするつもりか!」
バビューン、バビューン!
セイ「この距離で撃ってくる! そんなの当たらないよっ」
バビューン、バビューン!
ジュドー「当たるなんて思ってないさ! これはね、アンタを閉じ込める檻なのさ!」
セイ「ハッ!? 逃げ場がない……ッ!」
ガシィンッ!
セイ「裏を返せば……ジュドーは正面にいる! バスターライフルの火力なら!」
ヒュィィ……
ビュゴーッ!
ビュゴーッ!!
ジュドー「うわッ、そう来ると思ったぜ!」
ガシュィーン!
ウッソ「! 変形を解除して、失速させた!!」
ガシュィーン!
ジュドー「まだまだ甘いね、セイ! あらよッと、どうだ!」
バビューン! バビュン、バビューンッ!
ドゴォッ! ドゴッ、ドゴォー!
ドカーンッ!
『Battle ended』
セイ「うわぁぁっ! また負けたぁ~……」
ジュドー「こんな腕前じゃ、大会で勝ち進めないんじゃないの」
ウッソ「誰か、ファイターになってもらうしかないんじゃないかな?」
セイ「……でもさぁ」
ススム「また来たよぉ、セイくぅ~んッ!」
セイ「こいつには渡したくないかな……」
ジュドー「あー、はは……」
ウッソ「はは……」
ラルさんなかなか出てこない。
原作だと、どこからともなく沸いて出るのに。
今日のところはここまで。
グラハムたちの立ち位置変更。
大好きなキャラなので魅せたいです。
お楽しみに。
グラハム「とくと見よ、我が盟友が作りし、このガンプラ!」
バァーンッ!
レイジ「……なんだこいつ」
セイ「だから僕に聞くなって!」
グラハム「君たちもガンダムを駆るか……ふ、精々楽しませてくれよ、ガンダムッ!!」
レイジ「…………」
セイ「相手のペースに呑まれるなって!」
みたいな。
ジュドーはシスコン……だよな……?
そう言えば、Gガンダム勢はどうするんだろう?
レインは校医でいいとして、他が思い付かない。
ススム『三日後、土曜日の三時! ここ、イオリ模型店で! 君に決闘を申し込むっ』
セイ『え、やだよ』
ススム『にゃにぃーっ! 君の大会用の新作を、僕に預けてくれと、何度お願いしたと思ってる!?』
セイ『だからイヤだって……』
ススム『ふふっ、わかった、怖いんだね、この僕がッ。 世界王者の息子は、とんだ弱虫らしい!』
セイ『なんだって!? ……わかった、受けて立つよ!』
セイ「うわぁぁぁぁぁ………………」
チナ「ひぅっ!?」
セイ「どうしよぉぉぉぉ………………」
──三日後
ススム「ハロー、諸君! ギャラリーもたくさんいるじゃないかー!」
シャクティ「……イオリくん、がんばって」
セイ「ありがとう、カリンさん」
ウッソ「君なら、できる」
セイ「うん」
ジュドー「負けたらカッコ悪いぜ」
セイ「ああ」
ラルさん「では、この勝負……このラルが見届けよう!」
『Please set your GUNPLA』
シャクティ(誰……!?)
『Field "Taklamakan Desert"』
セイ(負けるな、僕)
ススム(ふふ、いただきだ)
『Battle START』
セイ「イオリ・セイ! ビルドストライクガンダム、行きますッ」
ゴォーッ!
ススム「見せてあげるよ、僕のギャンをっ!」
ゴッ! ギャ-ンッ
ススム「まずは小手調べといく!」
バシュー! バシュー!
ラルさん「ゲルググ用のビームライフルを装備させている! ギャンの弱点を補う、良いチューンだ」
セイ「く、砂に足を取られて……!」
チュババババ!
ススム「そんなバルカン砲だけではなぁっ!」
クッ、ゴォーッ!
ススム「このギャンはァ!」
ジュドー「! 一気に距離を詰めるのか!」
ススム「いいモノだぁぁっ!!!」
ギャィィンッ!!
セイ「うわっ、わっ、わわっ!」
ヨロヨロ……ズズンッ
ススム「情けないよ、セイくん」
ズシン、ズシン……
セイ(嫌だ……)
セイ(嫌だよ、まけたくない)
セイ(僕が、強ければ……ススムを倒す力があれば……)
セイ(勝ちたいよッ)
「よう、待たせたな」
セイ「えっ……」
レイジ「よう。セイ!」
セイ(胸が高鳴るのを感じた)
セイ(身体中に血が駆け巡るのを、感じた)
セイ「レイジッ!!」
ススム「な、な、おまえは…………」
ススム「誰ぇっ!?」
ウッソ(だよね)
ジュドー(だよな)
シャクティ(誰なの……)
リン子(セイの友達かしら~)
レイジ「言ったろ? 必ず、駆けつけるってよ」
セイ「……!」
セイ「レイジッ、ガンプラの操縦は!?」
レイジ「やったことねえが、やってみせるぜ!」
グオッ、ガギィンッ
ススム「うわッ、なんてパワーだ! さっきまではセイくんの技量に余っていたけど……!! スラスター推力だけで、僕のフルチューンしたギャンを押し退けるなんてッ!?」
ジュドー「すごいぜ、セイのガンプラっ!」
ウッソ「圧倒的なパワーを発揮できている!」
ラルさん「ほう、取っ組み合いでサザキくんのギャンを圧倒するとは、なかなかの出力だ」
レイジ「武器は無いのかっ?」
セイ「2番スロットにビームサーベルがある!」
ブゥォンッ!
レイジ「これか!」
ススム「く、この距離では、ビームライフルもミサイルシールドも、デッドウェイトでしかない……! ならばしかし、これでセイくん……いや、ビルドストライクと条件は互角だ!」
ズズン、ズン。
ラルさん「思い切りのいいパイロットだ! サザキくんは狡猾な手段や火力による圧倒を好むが、その実力や折り紙付き。彼がこれほど純粋な一騎打ちにこだわるとは!」
ススム「初めてのファイターに負けるわけにはッ、いかないんだよーッ!!」
ヒュゥゥッ、ゴォッ!!
セイ「来る!」
レイジ「見りゃ……わかるッ」
グンッ、ブワッ!
ススム「上に跳んだ!?」
ラルさん「素晴らしいタイミングでの回避だ。しかし、自由落下中はどんな機体でも隙が生じる。……レイジくんは、これをどう去なす?」
ススム「つまり、着地が狙い目ってことじゃぁないかぁーっ!! ギャン突きィ!」
ブンッ!
レイジ「誰が自由落下なんてするかよ!」
ウッソ「直前に急制動をかけた!?」
シャクティ「着地のタイミングがズレてる!」
ジュドー「でも、それはガンプラにも負担がかかる!」
ススム「ふふふん、急制動をかけたからなんだい!? それだけの推力だ、機体への負担は……ッ!?」
ビュオッ!
ススム「ああッ、僕のギャンが!? 袈裟斬りっ!?」
レイジ「忘れてねえか……?」
『Battle Ended』
レイジ「コイツは、セイの特別製だぜ。そうだろ、相棒?」
セイ「うん、うんッ!」
ススム「そんなぁ~、僕のガンプラぁ~……」
ラルさん「素晴らしい、赤髪の青年……レイジくんか……。いい眼をしているな」
ラルさん「しかと見届けた! この勝負、ビルドファイターズの勝利!」
ウッソ「すごいよ、レイジくん!」
ジュドー「やるじゃないの!」
シャクティ「イオリくん、おめでとう!」
セイ「あ、ありがとう、みんな……!」
ススム「……セイくん」
セイ「ススム」
レイジ「にゃろう、まだ何か……」
ススム「大会で、逢おう」
セイ「……うん、大会で」
ラルさん「これが、若さか……」
「あなた。見つけましたわ」
ラルさん「ひョいッ!?」
ハモン「休日の昼間から模型店で遊ぶとは、よいご身分ですのね」
ラルさん「ハモン! こ、ここ、これは、若人の闘いを見届けねばならぬと、ガイアが私に囁いて……………」
ハモン「あなたは! いつも!」
ズリズリズリ…………
ラルさん「認めたくないものだな! 自分自身の若さゆえの」
ハモン「あなたは若くありませんッ!」
セイ「」
リン子「」
ススム「」
ジュドー「」
ウッソ「」
シャクティ「」
セイ(ラルさん……)
リン子(ラルさんって)
ススム(ラルさん……)
ジュドー(あのオッサン)
ウッソ(……ラルさん)
シャクティ(あの人……)
(結婚してたんだ……)
朝はここまで。また夕方あたりに書くかも。
少なくとも序盤は原作通り、そこから何らかできたらな、と。
まだ原作未完だし、進行合わせる為に少し休むかもしれないです。
ユウキ・タツヤとグラハム・エーカーを絡ませたら楽しそう。
『Battle START』
グラハム「オーバード・GNフラッグ! 出るッ」
タツヤ「ザク・アメイジング! 出る!」
ガキィンッ!
グラハム「初めましてだなァ、紅ッ!」
タツヤ「一度あなたとは闘ってみたかった!」
ドォンッ! シュボボボッ!
グラハム「実体弾の嵐!」
グゥオンッ!
タツヤ「なんとッ!?」
グラハム「人はみな、グラハム・スペシャルと呼ぶッ!」
タツヤ「素晴らしい技術ッ! 素晴らしい技量ッ! 感動を禁じえない!」
ゴッ!
グラハム「とくと見よ、我が盟友が作りし、このガンプラッ!!」
タツヤ「ありがとうッ!! 胸の高鳴りを感じるッ! これは、その素晴らしいガンプラと、そしてその卓越した操縦技量への、純粋な感動だッ!!」
グラハム「ふ、来いッ!」
ギュオッ!
タツヤ「燃えあがれッ」
バチィッ!
グラハム「あえて言わせてもらおうッ、トランザムッッッ!!!」
ヒュオォーッ!
タツヤ「燃えあがれッ」
バチィッ!
グラハム「ガンプラに対する、憎しみにも似たこの気持ちッ!!」
バチィッ!
タツヤ「燃えあがれェッ!」
バチバチバチッ!
グラハム「まさしくッ、愛だッ!!」
タツヤ「ガンプラッ!!」
ガギギギギィィッッ!!
タツヤ「フ、フフッ……」
グラハム「ハ、ハハハッ!」
タツヤ「滾るッ!」
グラハム「抱き締めたいなァ、紅のッ!」
ゴゴゴゴゴ!!!
みたいな。
おっと、忘れてたぜ。
タツヤ「タツヤです。>>1にグラハム氏と同じ扱いをされています。困りものです」
モンタ「……ぇ、……えー、では、次回!」
ガンダム・ビルドファイターズ!
第二話『二つの彗星』
シャア「君は、詰みプラを解消することが、できるか?」
セイラ「兄さん……自分はできていないのに……」
上げるのも忘れてた……
また読んでおくれよ。
あとマウアーとか出るかも微妙だけど、出てこなければ幸せな学園生活送ってるんだと思う。
ライラ先生にデレデレのジェリドをシバき倒す役回りだけど。
ジェリド「先生!」
ライラ「おや、ジェリ坊じゃないか」
ジェリド「誕生日だろ、おめでとう!」
ライラ「……明後日だよ」
ジェリド「」
ライラ「ま、そこらへんもアンタらしいさ。ありがとうね」
ジェリド「お、おう!」
マウアー「ばーか……今日は私の誕生日だ」
エマ「相変わらずね、彼……」
みたいな。
じゃあの!
─早朝、学園
シャア「見せてもらおうか! 君のザクの、驚くべき性能とやらを!」
タツヤ「赤い彗星! お相手願おう!」
第二話『二つの彗星』
──────
────
──
─
タツヤ「引き分けとはね」
シャア「仕方あるまいさ、決着のつかぬまま、登校時間になってしまったのだからな」
タツヤ「いい勝負だった。ありがとう、シャア」
シャア「こちらこそ。君と闘えてよかった」
ガラッ
モンタ「やはりこちらにいらっしゃいましたか、お二方」
シャア「やぁ、ゴンダくん」
タツヤ「ゴンダくん? どうかしたのかい」
モンタ「間もなく、生徒会の朝会が始まります。お忘れではないかと」
シャア「ああ……年甲斐もなく熱くなったものだ」
タツヤ「すっかり忘れていたよ。ありがとう、ゴンダくん」
モンタ「いえ……お願いいたします。では」
ガラッ
シャア「では、行こうか」
タツヤ「ああ」
─イオリ模型店
レイジ「んごぁっ……あー……よく寝た
……」
ガチャッ
レイジ「おはよーう……」
リン子「あら、遅かったわね~。おはよう、レイジくん」
レイジ「あれ?セイは?」
リン子「学校いったわよー」
レイジ「ガッコウ? なんだそりゃ?」
リン子「あら、面白いこというのねー。 同じくらいの年齢の子どもたちが集まって、一緒にお勉強するところよー」
レイジ「へぇ……」
リン子「ご飯食べる?」
レイジ「いいの? 食べるッ!」
レイジ(学校、か……)
─昼休み、校庭
チナ「それでね、イオリくんが──」
女子「チナってさ、イオリくんのこと大好きよねー」
チナ「エヴィンくんたちと……ふぇっ!?」
女子「いやー、想いを伝えたらどうよー。イオリくんニブそうだし気付かないよ?」
チナ「べ、べべべ、別に、そういう、わけ、じゃ、なな、な、なななないよ?」
レイジ「なぁ、アンタたち」
チナ(誰!!?)
女子(やだ、イケメン!!!)
レイジ「ここが、学校か?」
チナ「そ、そうです、けど……」
レイジ「セイは?」
チナ「セイ?」
レイジ「そ。探してるんだけど」
チナ「イオリくんのこと……?」
レイジ「そーそー、そのセイ」
チナ「教室にいるんじゃ、ないかなぁ……」
ドタバタ、ズザァァッ!
モンタ「くぉるぁぁーっっ!! 貴様ァ、何故学園の部外者がこんなところで女子をナンパしているかァーッ!!!」
女子(ナンパされたい。ゴリラ黙ってろ)
レイジ「なんだよ、うっせーなぁ」
─同刻、中等部教室
ススム「君の技術なら、もっと強いガンプラを作れるはずなんだよ!」
セイ「…………」
ジュドー「お前どーしたの……」
ウッソ「あはは……」
シャクティ「見て! イオリくん!」
セイ「へ?」
\ギャー!/
\イケメンが勝ったわ!/
\ゴリラ死ね!/
\誰がゴリラだぁぁイタタタ/
セイ「」
ススム「」
ウッソ「」
ジュドー「あー……」
セイ「れ、レイジ! なにやってんのさ!?」
\おッ? セーイ!! 来たぜー!/
セイ「頭が痛くなってきた……」
ウッソ「が、頑張って……」
モンタ「てんめぇぇ…………!!」
「待ちたまえ!!」
モンタ「へっ? ……会長ッ!」
タツヤ「待っていたよ、レイジくん」
レイジ「……お?」
ドタバタ!
セイ「レイジ、何してん──ユウキ先輩!?」
タツヤ「やぁ、イオリくん。先程ぶりだね」
セイ「あ、はい……」
───────
────
──
─午前、生徒会室
コン、コンッ
タツヤ「どうぞ」
セイ「あの、失礼します」
タツヤ「あぁ、そんな畏まらなくていい。呼び出しておいて何だが……場所を変えようか」
「あっ、ユウキ先輩だわ」
「後ろについてるのは、中等部の子ね」
「あの子も可愛い……」
「可愛いわね……」
タツヤ「さぁ、入って」
セイ「え。模型部……? 失礼します……」
ガラッ
セイ「!! すごい! このHGUCザクⅠ、ア・バオア・クー防空隊仕様ですねッ!? 大戦末期のザクB型の仕様と、できる限りであろうチューンナップの跡が再現されている!」
セイ「こっちは61式戦車? スクラッチビルドですか?!」
タツヤ「あぁ。そちらは僕の作品ではないけどね」
セイ「すごいっ、さすが模型部だ……どれをとっても作品のクオリティが高い……!」
タツヤ「さて、本題だ」
セイ「! ……はい」
タツヤ「噂に聞いたよ。君のガンプラが、サザキくんのガンプラを撃破したと」
セイ「!」
タツヤ「サザキくんはあの年代ではかなりの実力者。それを正式なファイトではないとはいえ破った君には、注目せざるを得ない」
セイ「あれは……僕の実力ではないんです」
タツヤ「ほう?」
セイ「あれは、僕の……友達(?)が操縦したんです」
タツヤ(えっ、疑問符?)
タツヤ「ならばその友人と共にガンプラバトル予選大会に出るのか……」
セイ「……それは、わからないです」
タツヤ「何故だ、それ程の実力で……?」
セイ「彼、ガンプラバトルにもガンプラにも興味ないんです」
タツヤ「なのにサザキくんと戦った?」
セイ「彼を一度、僕が助けたんです。その恩義だ、って」
タツヤ「……なるほど、ね。わかった。ありがとう」
セイ「……? 失礼しました……」
──
────
──────
─話は現在に戻り、生徒会室
タツヤ「改めまして、レイジくん。サザキくんを打ち破ったという、君の実力は予てから聞き及んでいる」
レイジ「サザキぃ? ……あぁ、あのイヤミくんか。そりゃドウモ」
セイ「ちょっ、レイジ!」
タツヤ「そこで、だ。ゴンダくんと戦ってみてもらいたいんだ。もちろん放課後になるが」
レイジ「あん?」
タツヤ「ガンプラバトルで、ね……」
レイジ「ん、あぁ、いいぜ」
モンタ「ぶちのめしてやるゥ!!」
セイ(気合い入ってるなぁ……)
タツヤ「ふふ、ふ……」
セイ(……?)
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