響「うぅ……めんどくさいぞ」(216)

代行 ID:q/YU8Wfa0

 代行していただき、ありがとうございます!

 忍法帖レベルが低いのでちまちまと投下していきます。

明日の朝まで残ってることを願う

響「だから別に自分はいいってばー」

美希「ちゃんとしなきゃだめなの」

貴音「どうしたのですか、二人とも」

響「あ、貴音~、助けてくれー」

美希「貴音、甘やかしちゃいけないの」

貴音「いったい何があったというのです?」

響「あ~、えーと……」

美希「聞いて聞いて、貴音。響ったらね────」

 ────さかのぼること十分ほど前。

美希「ふふ~んふ~ん♪」

響「なに読んでるんだ、美希?」

美希「ファッション雑誌だよ。春物をチェックしてるの」

響「ふーん。美希、そういうの好きだよなー」

美希「当たり前なの。アイドルはキラキラしてなくちゃいけないから、オシャレには気を遣うものなの」

響「自分は動きやすければなんでもいいさー」

美希「それはアイドルとしてというより女の子としてどうかと思うな」

響「むぅ……そういうものなのか?」

美希「そういうものなの。ファッションチェックから髪や身体のお手入れまで女の子は大変なの」

響「うぅ……めんどくさいぞ」

美希「……響、ちゃんと髪のケアとかしてる?」

響「シャンプーならちゃんとしてるぞ」

美希「どんなの使ってるの?」

響「リンスインシャンプーさー」

美希「……トリートメントは?」

響「とりーとめんと? リンスとなにが違うんだ?」

美希「……信じられないの。響、ちょっと髪、触らせて」

響「いいぞー」

美希「……なんてことなの。すごいパサパサなの」

 なんか美希がすごい顔して震えてるぞ……。
 マイペースな美希のこんな顔、初めて見たさー。

美希「スキンケアはしてる? 唇は? 爪は?」

 なにやらすごい勢いで身体のあちこちを触られる。
 ちょっと恥ずかしいぞ……。

響「してないさー」

美希「そんなんじゃだめなのー!」

響「うわぁ!? ど、どうしたんだ、美希。急に叫ばれるとびっくりするぞ」

美希「響!」

響「はいぃ!?」

美希「そんなんじゃだめなの!」

響「それはさっき聞いたぞ」

美希「女の子としてだめだめなの」

響「……自分、女の子失格なのか?」 

美希「別にファッションは人それぞれだからミキも口出ししないの」

響「さっき女の子としてどうとか言ってなかったか?」

美希「こまかいことはいいの」

 細かいことなのか。

美希「だけど身体のお手入れだけはだめなの。これだけは女の子として生まれたからには一生付き合っていかないとだめな問題だってミキは思うな」

響「そういうものなのか」

美希「そうなの。だから響」

響「うん?」

美希「悔い改めるの」

響「なにをさ!?」

──────────────

美希「……というわけなの」

貴音「なるほど。それで美希は響に身体のお手入れ方法を教えようとしていたのですね」

響「自分はそんなのいいって言ってるのにー」

美希「貴音も響の髪を触ってみるといいの。絶対に放っておけなくなると思うな」

貴音「響、ちょっと髪を触らせてもらってもよろしいですか?」

響「うん、いいぞー」

貴音「失礼します」

 貴音が自分の髪を一房、手に取ってまじまじと見つめる。

 改めて誰かに髪を触られるとなんだかこそばゆいかんじだぞ。

貴音「これは……」

 貴音が真剣な顔付きでごくりとつばを呑んだ。

 なんだろう、貴音にそういう顔をされるとすごい不安になるさー……。

貴音「面妖な……!」 

響「えぇ!? 髪が面妖な状態っていったい自分の髪、どうなってるんだ!?」

貴音「今のは口癖みたいなものなのでお気になさらず」

響「そ、そうか」

貴音「しかしなるほど。これは美希が心配するのも無理はありません」

美希「そうなの。せっかくの綺麗な黒髪がもったいないの」

 自分の髪が綺麗だとか意識したことないぞ。
 でも美希にそう言ってもらえるのはちょっと嬉しいさー!

美希「響は素材がいいんだからちゃんと磨かないのは罪だってミキ、思うな」 

貴音「確かに美希の言うとおりです。響は可愛いのですから美への追求を怠るべきではありません」

響「な、なんだよぅ、二人して。急にそんなこと言われると照れくさいさー……」

 顔が熱くなっちゃうぞ。
 真顔でそんなこと、言わないでほしいさ。

美希「というわけで明日、ケア用品とかいろいろ持ってくるから響は足を洗って待っているがいいの!」

貴音「美希、それを言うなら首なのでは?」

美希「そう、それ。首を洗って待っているがいいの! じゃあお仕事行ってくるのー!」

 言いたいことだけ言って飛び出していっちゃったぞ、美希。
 なんかどっと疲れたさー……。

貴音「響はあまり気乗りしないようですね」

響「んー……今までそういうの意識したことがなかったからなー、自分」

貴音「故郷に居た時は周りの方達とそういう話はしなかったのですか?」

響「家が離島にあったから年の近い女の子はあまりいなかったし、それに早くアイドルになってあんまーの助けになりたかったからなー」

 とにかく早くアイドルになるために歌やダンスの練習に一生懸命だったから、アクターズスクールにいた頃もそういう話なんかしたことなかったし。
 半ば家出同然で向こうを飛び出してきたから、友達ともあまり連絡出来なかったし。

 ……なんか昔を思い出してたらちょっと悲しくなってきたさー……。

貴音「響は母親思いなのですね」

 しょんぼりとしていたら貴音が優しい手つきで頭を撫でてきた。
 小さい頃、あんまーに撫でられたことが不意に頭を過ぎる。

 少し涙が出そうになっちゃったぞ。

響「や、やめろよー。自分、もう子供じゃないぞ……うぅ~」   
  
 言葉ではそう言ったものの、貴音が撫でてくれるのが気持ちよくてしばらくされるがままだった

───────────

貴音「では私はそろそろ次の現場へ行かなければなりませんので、これで」

響「うん、頑張れ、貴音!」

貴音「ありがとう、響。響はこの後は?」

響「自分は今日はもう上がりさ」

貴音「では今日はこれでお別れですね。明日を楽しみにしていて下さい」

響「え、貴音もなんか持ってきてくれるの?」

貴音「えぇ」

響「あんまり気を遣わなくてもいいんだぞ?」

貴音「私がそうしたいのです。響が迷惑と思うのなら止めておきますが」

響「迷惑なんて思うわけないさー! ただ、ちょっと、そういうの慣れてないから……」

 どうすればいいのか分かんないだけだぞ。

貴音「では響、お疲れ様でした」

響「お疲れ様だぞ、貴音! また明日ねー!」

────────────

美希「お風呂に入る前に髪を梳かして────」

貴音「予めしっかりと湯洗いを────」

響「~~~うぅ……」

 二人が持ってきてくれたシャンプーやらコンディショナーやらを前にしながら身体の手入れの仕方を教わっているんだけど……。
 そんないっぺんに言われてもすぐには覚えられないぞ……!

響「あううぅ~~~……」

貴音「美希、響の頭から煙が出ています」

美希「じゃあちょっと休憩なの」
 
響「そうしてくれると助かるさー……」

 頭を洗うだけでこんなに手間が掛かるなんて信じられないさー。
 みんな、毎日こんなことしてるなんて……ちょっと驚きだぞ。

美希「はい、これ」

響「うん? なんだ、これ?」

 美希が手渡してくれたレポート用紙の束を見る。
 色とりどりなペンで書かれた丸文字がびっしりとレポート用紙を埋め尽くしていた。

 これ、もしかして美希の手書きか?

美希「綺麗になるための秘訣を書いておいたから、ちゃんとそれを実践するの」

響「美希ぃ……ありがとう~! 自分、嬉しいさー!」

美希「昨日は張り切りすぎちゃったから、ちょっと眠いの……あふぅ」

響「それにしても、二人とも毎日これをやってるのか? すごいさー」

美希「ミキは染めてるからちょっとでもヘアケアを怠るとすぐパサパサになっちゃうの。気が抜けないの」

響「貴音の髪は地毛なんだっけ?」

貴音「えぇ」

美希「その銀髪は憧れちゃうな」

響「触ってもいい?」

貴音「どうぞ」

響「はぁー……」

 貴音の頭を抱き寄せてきらきらと輝く髪を指で梳く。 

 手触りがするするですごく気持ちいいさー。   
 
貴音「あ、あの、響……」

響「んー?」 

貴音「この体勢は少々恥ずかしいのですが」

響「あ、ごめん」

 ちょっと名残惜しいけど貴音の頭を離す。
 
美希「貴音、顔が真っ赤なの~」

貴音「そ、そんなことはありません」

 あらら、貴音ってば美希の言葉に照れてそっぽを向いちゃった。
 いつものクールな貴音と違ってなんか可愛いさー。

美希「じゃあ続きなの。次は爪のお手入れだね」

響「爪? 爪ならちゃんと切ってるぞ」

美希「ちょっと見せてみて……がたがたなの」

貴音「ここで形を整えてしまいましょう」

美希「あとキューティクルの処理もね」

 あれやこれやと道具を取り出して美希と貴音が自分の爪をいじる。
 くすんでいた爪が見る見るうちにピカピカになっていくさー。

美希「ふぅ……あとはハンドマッサージだけなの。じゃあミキは右手をやるから貴音は左手をよろしくなの」

貴音「えぇ、任されました」

響「あははは! く、くすぐったいぞ」

美希「我慢するの」

響「誰かにマッサージされるのって気持ちいいものなんだな」

貴音「ついでですからバストクリームの塗り方も伝授してしまいましょう」

響「バストクリーム? なんだそれ?」

美希「胸に塗るクリームのことだよ。響は胸大きいからちゃんとお手入れしとかないと将来大変なことになっちゃうの」

響「た、大変なことって?」

貴音「人の身である以上、重力には抗えぬのです」

響「……どういう意味さー?」

美希「胸が垂れてくるって言いたいんだと思うな」

響「垂れる……たしかにそれは大変だぞ」

貴音「そういうわけですので、響」

響「うん?」

貴音「上着を脱いでください」

響「うえぇっ!? 脱ぐってここでか!?」

貴音「今ならプロデューサーもおりませんし、問題はないかと」

響「問題大ありさー!」

美希「響はわがままなの」

響「自分が悪いのか!?」

貴音「仕方がありません。それでは服の中に手を入れて塗るとしましょう」

響「別に今ここでやらなくてもいいんじゃないか!?」

美希「ついでなの」

貴音「ついでです」

響「うぎゃあぁあぁぁ~~~!」

美希「ぽちっとな、なの」

響「あ、美希! ブラのホックを外すなぁ! ちょ、んやあぁ……」

美希「響のブラ、ゲットなのー! う~ん、ミキの胸に勝るとも劣らない大きさなの」 

貴音「それでは……征きます!」

響「やーめーてえぇー!」

 申し訳ありません。
 起きたら続きを投下させていただくので、少し仮眠を取ってきます……。

 すいません、寝過ぎました……。
 それでは続きを投下していきます。

──────────

響「うぅ……もうお嫁にいけないぞ……」

貴音「響」

響「なに?」

貴音「真、感触に優れた胸でした」

響「別に感想なんていらないさー!」

美希「う~ん、あとは唇の手入れだけなの」

響「響、ちょっと失礼します」

響「ん……」

 貴音の白く華奢な指が自分の唇をそっとなぞる。
 普段、触られるようなところじゃないから、なんか変な気分さ。

貴音「うん、非常に健康的な唇ですが少し乾いていますね」

美希「これぐらいならリップクリームを塗るだけで大丈夫かな。先っぽを温めて……」

響「美希、なにやってるんだ?」

美希「リップクリームを温めて塗りやすくしてるの。まずはお手本を見せるね」

 吐息を吹きかけて温めたリップクリームを丁寧に塗っていく美希。
 キャンバスに絵の具を重ねていくようにゆっくりとリップクリームを塗る姿はどこか色っぽかった。

美希「ん……」

響「………………」

美希「うん、こんなかんじ。これでハニーも思わずキスしたくなる唇の出来上がりなの」

 キスしたくなるかどうかは分からないけど、たしかに綺麗な唇だなぁ。
 自分、女の子だけど見惚れちゃうぞ。

美希「じゃあ次は響の番なの。じっとしててね」

響「あ……」

 美希の指が自分の顎を持ち上げて、まるでこれからキスでもするかのように唇を持ち上げる。
 真剣な美希の眼差しにどきりとしてしまい、思わず目を瞑ってしまう。

響「んぅ……」

 ちょんちょんと焦らすようにリップクリームが唇をノックする。 
 
美希「あは、響ってばぷるぷる震えちゃって可愛いの」


響「…………!」

 うぅ~、なんかこれ恥ずかしいぞ! 
 唇、動かしちゃ駄目だから文句も言えないし!

美希「はい、おわりなの」

貴音「響。もう目を開けても構いませんよ」

響「ん……って、うわあぁ!?」

 恐る恐る瞼を開けるとすぐ目の前に美希と貴音の顔があった。
 び、びっくりするさー。
 なんでそんなに顔を近づけるんだよー!

美希「とりあえずこれで全部かな」

貴音「これを毎日欠かさずやるのですよ、響」

響「わ、分かったぞ。せっかく美希と貴音がいろいろ教えてくれたんだ。自分、もっとカンペキな自分を目指すさー!」

貴音「ふふ、その意気ですよ、響」

───────────

P「次のオーディションに向けての新曲なんだけど────」

律子「そうですねぇ。次のシングルは────」

響「はいさーい!」

P「あぁ、お早う、響」

律子「朝から元気ねぇ、響。お早う」

響「おはようだぞ、プロデューサーに律子。あっ、はいさーい、貴音。美希~」

美希「あふぅ……響、おはようなの~」

貴音「お早うございます、響」

響「見てくれ、二人とも! 今日は身体のお手入ればっちりだぞ!」

美希「どれどれ……うん、唇のはり、髪、肌つや、爪の輝き。全部オッケーなの」

響「あはは、自分、カンペキだからなー!」

貴音「飾らない自然体から溢れ出る健康美。ますます魅力が上がりましたね、響」

響「うっ、改めて言われるとこそばゆいさー」

P「確かに以前よりはつらつとしているよな、響」

響「ぷ、プロデューサー!?」

P「美希と貴音にボディケアの仕方を教えてもらったのか?」

響「う、うん」

P「ふーむ……」

 そ、そんなじろじろ見ないでほしいぞ……恥ずかしいさー。

P「響は可愛いなぁ」

響「な……!? きゅ、急になに言い出すさー、プロデューサー!」

P「いや、だって響が可愛いから。髪もすべすべだなぁ」

響「うあぁ……さ、触っちゃだめだぞ……」

貴音「ふふ、プロデューサーも響の魅力に中てられてしまったようですね」

律子「素でああいうセリフが言えちゃうから怖いのよね、プロデューサー殿って」

美希「………………」

貴音「どうしたのですか、美希?」

美希「……ライバルを育ててしまったの」

貴音「図らずも恋敵に塩を贈ってしまったようですね」

美希「負けないのー! ハニー、ミキの髪も触ってみてほしいな!」

fin.

 三人がキャッキャウフフしてるのが書きたかっただけなんですが難しいものですね。
 Pが絡んでくるとどろどろしちゃいますし……。

─ おまけ ─

 ────数日後

響「はいさーい!」

美希「あ、おはようなの、響」

貴音「お早うございます、響」

響「聞いてくれ、二人ともー!」

貴音「どうかしたのですか?」

響「ひゃあっ!? こらーっ、美希! 勝手に人の胸揉んじゃだめさー!」

美希「柔らかさの中にも指を押し返してくる確かな弾力のあるいいおっぱいなの」

響「そんな料理評論家みたいな感想はいらないさー……」

美希「油断してたら追い抜かれちゃうかもなの」

貴音「下克上ですね」

響「まだまだ二人には敵わないさー。あははは」

千早「………………」

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 L M @ S T E R [ 如 月 千 早| :  よ プ 何  L_: :丶,_ ゙--─'' ./:
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 キャラクタ紹介INDEX   星井 | .\    フ ト   ∨/ /.フフ┼┼''r'  | ̄
                  |  っ    ィ ッ    |_L_ └っ::::|::::|| r、|
 -- ── -----  .| ┃    | プ   |  ∨/\|::|:::/レ
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──────────

 ────千早宅

千早「つい買ってしまったわ。我那覇さんの言っていたバストクリーム……」

千早「これを塗れば私も……うふふ」

千早「早速使ってみましょう。まずは手のひらに適量取り……」

千早「適量ってどのぐらいなのかしら……」

千早「たくさん塗った方が効果的よね」

千早「外側から内側へ円を描くように……」

千早「どれぐらいマッサージすればいいのかしら……」

千早「長い時間やった方がいいわよね」

千早「もう72なんて呼ばせないわ!」

72せ2008年頃からずっとトップだからな

──────────

千早「お、お早うございます……」

響「あ、千早。はいさーい!」

貴音「お早うございます、千早」

P「お早う、千早。明日のスケジュールなんだけど──」

千早「あ、は、はい」

P「──────」

千早「──────?」

貴音「………………」

響「ん? どうしたんだ、貴音ー?」

貴音「響、何やら今日は如月千早の様子がおかしいとは思いませんか?」

響「え? う~ん、そう言われればなんか顔が赤いというか、熱っぽいというか……」

貴音「時折、身体をよじらせていますし……」

響「体調でも悪いのかな?」

貴音「もし、千早」

千早「あ、え、はい。なぁに、四条さん」

貴音「なにやら体調が優れないように見えるのですが、風邪でもひいたのですか?」

千早「え? え~と、その……」

P「え? 体調悪いのか、千早?」

千早「い、いえ、そういうわけでは……」

P「どれ、熱はあるかな?」

千早「だ、大丈夫です──ひぅっ!?」

P「ち、千早!?」

響「どうしたんだ、千早ーっ!?」

貴音「大丈夫ですか、千早!? 胸が苦しいのですか!?」

千早「ほ、本当にだいじょ──ぅんっ!」

P「胸を押さえてそんな苦しそうなのに大丈夫なわけないだろう!」

響「大丈夫か、千早!? ここが苦しいのか!?」

千早「やあぁ……!? が、我那覇さん、胸、さすっちゃ、だめ、ぇ……!」

響「うわあぁぁん、千早ー! しっかりするんだー!」

千早「あ、は……ぁ、んんぅ! ……ひぃんっ!?」

貴音「………………」

響「わあぁん!」

貴音「落ち着きなさい、響……千早?」

千早「はぁ、はぁ……ふあぁ……」

貴音「ちょっと失礼します」

千早「きゃっ!? し、四条さん!?」

響「た、貴音! なに急に千早の胸を覗き込んでるんだ!?」

貴音「千早……何故さらしを巻いているのですか?」

響「え、さらし?」

千早「じ、実は……────」

─────────────

響「バストクリームを塗り過ぎて……」

貴音「摩擦で胸が赤く腫れてしまったと……」

千早「………………」

貴音「ではそれはさらしではなく包帯だったのですね」

千早「えぇ、普通の下着だとすれてしまって……」

響「あぁ、敏感になってるのか。それでさっき……」

千早「そ、それ以上言わないでぇ、我那覇さん……!」

貴音「過ぎたるは及ばざるが如しですよ、千早」

千早「うぅ……」

響「千早も貴音に塗り方を教えてもらえばいいさー。貴音の塗り方はなんていうかもう……すんごいぞ!」

千早「す、すんごいの……?」

貴音「お望みとあらば今ここで伝授いたしましょう」

P「いや、それはちょっと自重してくれると助かるかな……」

千早「!?」

響「!?」

貴音「!?」 

P「!?」

響「いたのか、プロデューサー!?」

P「最初からいただろう……」

貴音「ということは先程のやり取りは一部始終見られていたということですか?」

P「い、いや、見てない! 千早が響に胸を揉まれて喘いでいたところなんて見てないぞ!?」

千早「……くっ!」

P「あっ、千早!? どこ行くんだ、千早ーっ!」

響「プロデューサー、そっとしておくさー……」

貴音「いけずにも程がありますよ、プロデューサー……」

 終われ

 保守、支援&スレ立て代行ありがとうございました!
 なんでスレ立てしようとする度に忍法帖がリセットされてしまうのか……。

 進行が遅くて申し訳ありませんでした。
 

 明日辺り別のネタでスレ立てしようと思ったのですがまだ忍法帖レベルが低いので、残っていれば今夜にでもこのスレに投下しようと思います。
 スレタイとは全く関係なくなってしまいますが……。

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