西園寺琴歌「激論!朝までそれ可愛い」 (126)

琴歌「みなさま御機嫌よう、新コーナーの『激論!朝までそれ可愛い』の時間です」

薫「よろしくおねがいしまーす!」

きらり「よろしくにょわー☆」

有香「押忍!よろしくお願いします」

アヤ「え…何でみんなそんなに順応性高いんだよ…何するかアタシ全然聞かされてないんだけど」

千夏「タイトルから察するに特定の平仮名一文字から始まる可愛い物を挙げていく企画のようね」

友紀「あーつまりアレだね!リンカー…」

菜々「友紀さん!他局です!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1384340348

琴歌「ルールは千夏さんが仰ったもので正解です。司会は「可愛らしい物部」の部員であるこの私、西園寺琴歌が不肖ながら務めさせて頂きます」

アヤ「なるほどな…ところで、ホントに朝までやんのか?っつーか可愛らしい物部って何だよ」

琴歌「私含め18歳未満の方もいるので収録は7時半までに終わらせる予定です。可愛らしい物部はとにかく可愛らしい物を愛でる部活ですわ」

アヤ「なんじゃそりゃ…」

琴歌「メンバーは私以外はここにいる7人、年齢順に紹介いたしますと相川千夏さん、姫川友紀さん、桐野アヤさん、中野有香さん、安部菜々さん、諸星きらりさん、龍崎薫さん、みんな可愛い物が大好きなメンバーですわ」

アヤ「いやアタシが入ってるのおかしいだろ!そんなに可愛い物が好きって訳でも…」

琴歌「それについてですが…有香さんお願いします」

有香「押忍、桐野さんに関してですが岡崎泰…失礼、Y.O.さんの情報によると何でもドール趣味があるらしく…」

アヤ「わーーーストップストップ!!アタシにもイメージってもんが…」

有香「安斎みや…失礼、M.A.さんに探らせた所これが確かな情報だという証拠も複数上がったため、」

アヤ「続けんの!?」

有香「この企画のメンバーに入れるに相応しいという判断が下されました」

アヤ「……」

千夏「よろしくね、アヤちゃん」

友紀「っへ~~~アヤちゃんにドール趣味とか意外だね~~~(ケラケラ」

アヤ「うわぁ恥ずかしい!!」

菜々「ドールというとあれですか?リカちゃん人形みたいな…菜々は初代リカちゃんも持ってますよ!」

千夏「え?」

菜々「え?あ…いや違うんです!復刻された奴です!復刻された方ですよ勿論!!いやですねえ!!25周年の奴!!アハハ!!」

きらり「……」

菜々「……」

琴歌「繰り返しになりますがこのコーナーはお題に出された平仮名一文字から始まる『可愛い物』を答えていくという物です」


琴歌「ちなみに席の位置はこのようになっていますわ」


  琴歌 菜々
有       き
香       ら
        り

紀       千
        夏

ア       
ヤ       薫 

琴歌「それでは早速参りましょう。最初はこちらです!」


『お』で始まる可愛い物


琴歌「お手元のフリップにお書きくださいね」

友紀「『お』か~、どうしようかなー」

千夏「あら、一つはみんな簡単に出てくると思うけれど、分かり易すぎて気付かないものかしら」

薫「あ!かおるこれにしよーっと!」

菜々「菜々も書きました」

琴歌「みなさま準備はよろしいみたいですね。では薫さんからお願い致します」

薫「うん!かおるはこれ!」

龍崎薫の回答:おさるさん

琴歌「可愛いですね~~」

きらり「かわいいにぃ☆」

アヤ「可愛いな」

琴歌「どんどん参りましょう。私はこれです」

西園寺琴歌の回答:オカピ

薫「なあにそれ?」

アヤ「なんかの動物だったか?」

きらり「シマウマみたいでとーっても可愛い動物なんだよー☆」

琴歌「ええ、絶滅危惧種にも指定されていて中々お目にかかる機会も少ないですが…父に連れられて見に行った事を今でも覚えています」

菜々「いい話ですね、そういう思い出を忘れない為にも親孝行は早いうちがいいですよ!」

きらり「……」

菜々「……」

きらり「きらりはーこれっ!にゃは☆」

諸星きらりの回答:オットセイ

アヤ「アタシもそれだな」

桐野アヤの回答:オットセイ

きらり「のーんびりした感じがきゅんきゅん☆しちゃうにぃ☆」

アヤ「いいよな、オットセイ」

菜々「ナナもオットセイかこっちかで迷ったんですけど…これですね」

安部菜々の回答:オウム

千夏「若干好ましくないイメージがあるけど」

菜々「いや、まあ、それは…」

友紀「ああ言えば」

菜々「じょうゆ…ダメです!!」

きらり「……」

菜々「……」

友紀「じゃあ次はあたしがいくね~~」

???「ちょっと待った!!」

琴歌「?」

友紀「?」

愛美「『お』で始まる可愛いもの!?勿論アレに決まってるじゃん!!いや、可愛いという形容では足りないレベル!!」

薫「??」

愛海「山?膨らみ?オブラートに包んでる場合じゃない!答は一つ!セイ!『おっぱ…ヌァアオウ!!」

清良「ごめんね琴歌ちゃん、縛りが甘かったみたいで。愛海ちゃんにはちゃんと注意しておくから許してあげてくれる?」

愛海「タイム!清良さんに注意されるくらいなら琴歌さんに叱られる方がずっと…んああああああああああああああああ!!!!!」

琴歌「お騒がせしました、それでは姫川さんお願いします」

友紀「りょーかーい」

アヤ「動じないな…」

友紀「はい!ジャジャン!」

姫川友紀の回答:小笠原道大

アヤ「おい!」

友紀「ん?」

琴歌「アヤさんはご存じないようですね。小笠原選手とは現在キャッツに所属する(※収録時)内野手で…」

アヤ「知ってるよ!たまに野球見るから!でも可愛くはないだろ!絶対!!」

友紀「え~~~あの独特のフォームとかキャッツに入る時にわざわざトレードマークの髭を剃り落したりとか可愛くない?」

アヤ「いや40近いおじさんだろ…」

琴歌「アヤさん」

アヤ「ん?」

琴歌「何を可愛いとするか、何を以て可愛いとするか、それは各々の価値観に因るものです」

琴歌「それを否定するのは相手の価値観を、ひいては相手の個性を否定する事ですわ」

千夏「認め合う、そして共有する。可愛いと思える物を増やせば人生は豊かになる、そんなメッセージが込められた企画なのね」

琴歌「そういう事です。アヤさん、分かって頂けましたでしょうか」

アヤ「…え?アタシこれ説教されてんのか?いや、なんか、ゴメン…」

友紀「私は全然気にしてないよ、アヤちゃん」

薫「いっけんらくちゃくだね!」

アヤ(納得いかねえ…)

菜々「あー思い出しました、キャッチャーでしたよねポジション」

きらり「……」

菜々「……」

有香「押忍、次は私にいかせてください」

中野有香の回答:大腰

アヤ「技じゃん!!」

有香「すみません、つい」

薫「どんなわざー?」

きらり「柔道の投げ技の一つだにぃ。私服戦闘を想定した軍式格闘術なんかではよく使われる技にょわー☆」

千夏「博識ね、きらりちゃん」

きらり「んもう照れちゃうー!うぇへへ!!(バシィ」

千夏「それじゃあ、最後は私ね。正直誰もこれを出さないのは意外だったわ」

相川千夏の回答:大槻唯ちゃん

アヤ「あんたがボケに走っちゃダメだろ!」

千夏「至って真面目なのだけど…なに?唯ちゃんが可愛くないって言いたいの?」

アヤ「いや、そんな訳じゃ…ていうかそういうのは無しだろ!もっと一般的に可愛い物を…」

千夏「一般的には可愛くない、って訳ね。なるほど」

アヤ「唯の事になると話通じないなこの人!」

琴歌「それでは『お』で始まる可愛い物は『大槻唯さん』に決定いたします」

アヤ「えぇ!?」

琴歌「如何いたしましたか?」

アヤ「オットセイ二票じゃねえか!なんでそれを差し置いて」

琴歌「アヤさんはご不満のようですが…」

千夏「まあ仕方ないわね、唯ちゃんの可愛さに順位を付ける事はできないわ」

琴歌「それでは『お』で始まる可愛い物は『オットセイ』に決定いたします」

薫「よかったねアヤちゃん!」

アヤ「ああ、うん…」

琴歌「それでは次のお題です」


『ね』で始まる可愛い物


千夏「これは簡単ね」

菜々「分かりやすいですもんね」

友紀「……」

アヤ「友紀の考えてる事が手に取るように分かる」

琴歌「まずこの答えの方が多いでしょう」

西園寺琴歌の回答:ネコ

アヤ「そうだよな」

桐野アヤの回答:ネコ

薫「かおるもー」

龍崎薫の回答:ネコ

きらり「同じだにぃ」

諸星きらりの回答:ネコ

菜々「まあそうなりますよねえ」

安部菜々の回答:ネコ

きらり「薫ちゃん知ってゆー?『なめねこ』っていうカワウィーものがあったんだよ?」

薫「知らなーい」

きらり「これだよー☆ネコちゃんが不良の恰好してゆでしょー」

薫「わーカワイー!」

きらり「でしょでしょー☆」

菜々「…な、菜々も知ってますよ!ほら!なめねこの免許証!」

きらり「……」

菜々「なんでですか!!」

友紀「いや~あたしも迷ったんだけどさあ」

姫川友紀の回答:ネコッピー

友紀「やっぱキャッツのマスコットだよ」

琴歌「友紀さんらしいですわ」

友紀「うん、ネルソンはキャッツの選手じゃないしね」

アヤ「そっちかよ!!ネコかネコッピーかで迷えよ!」

薫「どうしたの有香ちゃん?」

有香「押忍…いや…その…」

友紀「隠してないで答え見せなって~」

有香「あっ」

中野有香の回答:根止め

アヤ「だから技じゃん!しかもスゲー物騒だよ!」

薫「きらりちゃん」

きらり「解説は電波に乗せられないにぃ」

有香「押忍…私中野有香は力及ばすながらもアイドルになるために、日々努力を積んできました」

有香「私の根幹を支える空手という物を心から完全に切り離すことはできないとしても…」

有香「それでも!魅力的な女子へとなるために!日頃の考え方を普通の女の子に変えようとしてきたんです!!」

有香「でも駄目なんです!どうしても!!一端の武人としての性(サガ)が!そうさせないんです…!」

有香「私、やっぱりアイドル向いてないですよね…」

琴歌「そんな事ありません!!」

有香「…え?」

琴歌「確かに…『ね』ときて真っ先にネコが出てこないのはさすがにどうかと思います」

友紀「えっ」

琴歌「ですが…有香さんの秘める強さ、武への拘り、その思想(イズム)、握った拳の美しさ…」

友紀「ねえ、私はセーフ?」

琴歌「それは決して他の誰にも真似のできないこと」

友紀「ねえってば」

千夏「大丈夫よ」

琴歌「まるで一振りの刀のように鋭い魅力、私はそれを可愛いと思います」

有香「琴歌、ちゃん…」

有香「私…アイドル続けてもいいのかな…?」

琴歌「勿論です」

千夏「ええ」

菜々「はい!」

薫「うん!」

きらり「にょわ☆」

有香「みん、なあ…!」

琴歌「ほら、今の有香さんの泣き顔、とっても可愛いですわ」

有香「うわあああああああああん!!!!!」

琴歌「よし、よし」

アヤ(二文字目にして何、この茶番…)

千夏「あ、私はこれね」

相川千夏の回答:寝てる唯ちゃん

アヤ「どうかしてるよあんた!!」

琴歌「それでは『ね』で始まる可愛い物は『ネコという発想が出てこない事に泣く中野有香さん』に決定致します」

アヤ「好きにしろよもう!」

琴歌「それでは3文字目ですわ」


『が』で始まる可愛い物


アヤ「『が』か、ちょっと難しいな」

友紀「そうかな~?」

菜々「悩みます…」

琴歌「そろそろよろしいでしょうか、まずはアヤさんからお願いします」

アヤ「あたしか、う~ん、自信ないけど」

桐野アヤの回答:蛾

菜々「蛾ですかー、ナナは少し苦手ですね…」

アヤ「や、やっぱりそうかな…」

菜々「いえ、可愛いという人がいるのも分かるんですが、たまにアパー…失礼、ウサミン星に入ってくる事がありまして…」

友紀「追い出すの大変だよね~~、夜電気つけてる時のあるあるだね」

きらり「きらりはカワウィーと思うよ!」

諸星きらりの回答:蛾

アヤ「おお!きらりに賛同して貰えると自信つくな」

きらり「あれれー?アヤちゃんもきらりんルーム来ちゃう?来ちゃう?」

アヤ「いや、それは…」

琴歌「有香さんはどうですか?」

有香「もう躊躇いません、私は私にできる事をします!押忍!」

中野有香の回答:ガットレンチスープレックス

友紀「強そう」

アヤ「開き直ってきたな…」

きらり「プロレス技の1つだよ!サイドスープレックスって呼び方もするみたい☆」

千夏「博識ね、きらりちゃん」

きらり「んもうだから照れちゃうってばー!!!(バシィ」

琴歌「では次は私が」

西園寺琴歌の回答:ガラパゴスゾウガメ

友紀「小春ちゃんなんかは好きそうだね」

琴歌「小さな世界で独特な進化を遂げるその個性、逞しさ、生きる力。アイドルに似た何かを感じます」

菜々「琴歌ちゃんらしいですね」

千夏「次は私が行かせてもらうわ」

相川千夏の回答:ガッカリしてる唯ちゃん

アヤ「もうツッコむの疲れてるんだけど」

千夏「ほら、唯ちゃんってとても笑顔が素敵じゃない?だから唯ちゃんの魅力としてそこばかり挙げる人もいるんだけど…」

琴歌「まだまだ知られていない魅力があるということですね」

アヤ(巧い、長くなりそうな話を一言でまとめ…)

千夏「そうなの、この前こんな事があってね――」

菜々(そのまま行った…!)

――2ヶ月前、北海道

唯『わー!ここにちなったんの実家があるんだねー♪』

千夏『そんなにはしゃぐ程の物じゃないわよ。普通の家だし近くに大した物もないし』

唯『そんな事ないってー!ちなったんといるだけで楽しいよ!!』

千夏『そう言ってもらえると嬉しいわ。まあ、そこまで喜んで貰えるなら実家に連れて来た甲斐があったわね』

唯『そうでしょそうでしょ!せっかくだし、唯的にはこの辺の観光とかー、食べ歩きとかしたいかなってー?』

千夏『構わないわ。さっきも言った通り何もないけど、一応車もあるし』

唯『やった♪』

アヤ「ちょ、ちょっと待って」

千夏「どうしたの?」

アヤ「いや、どんくらい続くんだこの話って」

千夏「20分くらいかしら」

アヤ「長えよ!早くガッカリさせろよ!」

千夏「仕方ないわね、最後の所だけ話すわ」

唯『あーん北海道のご飯美味しすぎー!唯太っちゃうかもー!』

千夏『太った唯ちゃんも可愛いわ』

唯『もー!ちなったんにそんな事言われると安心しちゃうじゃん!なんてー』

千夏『それにしても…さっきのラーメン屋で起こった事は凄かったわね』

唯『凄かったよねえ!まさかお店の人があんなん事になるなんて!カニを買った所でもヤバかったし!』

千夏『あれも滅多にない体験だったわね。市場のお客さんの中にまさか…って、もうすぐ着くわよ』

唯『本当!?唯ね、時計台見るの超楽しみだったんだよー♪』

千夏『それは…何というか申し訳ないわ』

唯『?』

唯『…え?着いたの?』

千夏『ええ…ビルに囲まれてて分かりにくかったかもしれないけど…ここが時計台よ』

唯『何か…風情?ワサビビ?よく分かんないけど…小さい?みたいな』

千夏『ごめんね、ガッカリさせちゃって…』

唯『……』

千夏『……』

唯『んー、でもいい感じかも?』

千夏『え?』

唯『これはこれで良さげみたいなー?それに、誰かと一緒で楽しくない場所なんて唯にはないもんね!』

千夏『唯ちゃん…』

千夏「とまあ、こんな事があったのよ」

琴歌「素敵ですね」

アヤ(やばい…ラーメン屋と市場で何があったのかすごい気になる)

友紀(とは言えここでそれを尋ねれば収録時間が長引く!)

菜々(速攻でいくしかない…!)

菜々「ナナはこれでーす☆」

安部菜々の回答:ガネーシャ

有香「…何でしたっけそれ」

菜々「ええ!?」

友紀「なんか…ボールを7つ集めたら願いを叶えてくれる象の神様みたいなのだっけ?」

千夏「ボールは集めなくていいわ」

アヤ「なんか混ざってんじゃねえか」

菜々「ガネーシャさんはインドの神様ですけど…みなさんのイメージ的にはやはり例の本が有名だと思います。ナナもそうですし」

菜々「ナナは元々アイドルになりたいって夢を持って東京まで来ましたが…中々上手くはいきませんでした」

菜々「バイトをしながらチャンスすら掴めずにずるずると時間が経って…正直諦めかけた事もありましたし」

菜々「そんな感じでボロボロのフラフラで本屋に入った時この本を店員さんに勧められて…藁にも縋る気持ちで書いてある事を実践しました」

菜々「不思議な事に…それだけでナナは何だか変われるような気がしたんです…だからと言って夢がすぐに叶ったわけじゃないですが、お陰でここまで諦めずにやってこれました」

菜々「それ以来ガネーシャさんが好きになって…可愛いなーなんて思った次第です。すみません、何だかナナまで長くて重い話に」

有香「押忍…!私とても感動しました!今の生き方を支える存在を可愛いと思う気持ち、いたく共感します!」

アヤ(その本が出版されたのは5年以上前…いや、この事は黙っとこう)

友紀「えーでもさー、その本出たのって――」

アヤ「薫!!薫は何て書いたんだ!!!?」

薫「わわっ!か、薫はこれだよ!」

龍崎薫の回答:ガチョウ

菜々「可愛いですねえ」

薫「この前テレビで見たんだよ!」

アヤ(薫の回答だけは落ち着いて見てられるな…でも)

友紀「トリはあたしだねー」

姫川友紀の回答:ガッツ

アヤ「やっぱり小笠原じゃねーか!!!」

琴歌「『が』で始まる可愛い物はガチョウに決定致しました」

琴歌「順調なペースですね、今3分の1が終わったようです」

アヤ「まだ3分の2残ってんのか…」

友紀「アヤちゃん飛ばしすぎだもんね~」

アヤ「誰のせいだよ!!」

千夏「ごめんなさいね」

アヤ「自覚あるならやめろよ!!」

3分の1終わりましたけど一応説明タイム

キャラ壊れ気味のモバマスSSです
投下はゆっくり


画像をセルフ貼りは若干恥ずかしいけど

西園寺琴歌
http://i.imgur.com/uJ1I9H8.jpg

桐野アヤ
http://i.imgur.com/wZTMQ91.jpg

諸星きらり
http://i.imgur.com/W9k3rxc.jpg

安部菜々
http://i.imgur.com/4UGH6ye.jpg

相川千夏
http://i.imgur.com/i1L8XAv.jpg

竜崎薫
http://i.imgur.com/4AvOQqC.jpg

中野有香
http://i.imgur.com/Ns06cB6.jpg

姫川友紀
http://i.imgur.com/2F0z14e.jpg

琴歌「CMも明けました、どんどん参りましょう」


『い』で始まる可愛い物


アヤ「これは…どっちだ?」

菜々「迷います」

千夏「なるほどね…」

有香(え?えっ?迷う?何と何で?)

アヤ「やっぱ犬、が多いんじゃねえか?」

桐野アヤの回答:イヌ

菜々「ナナもそれです」

安部菜々の回答:犬

琴歌「そちらも可愛いですが…」

アヤ「…え、二人だけかよ」

琴歌「私はこちらですね」

西園寺琴歌の回答:イルカ

薫「かおるもー!」

龍崎薫の回答:いるか

有香「わ、わたしもです…」

中野有香の回答:イルカ

アヤ「おお!可愛いじゃねえか有香!」

有香「お、押忍…ありがとうございます」

アヤ「…?」

友紀「有香ちゃんさあ」

有香「っ!!」

友紀「みんなが書いてる時琴歌ちゃんの方チラチラ見てたでしょ」

有香「いや、見てないですよ…」

千夏「嘘つかないで絶対見てたわ」

有香「なんで見る必要があるんですか」

友紀「みんな書き終わったときにさ、中々出してこなかったでしょ」

千夏「そうよ」

琴歌「見たいのでしたら見せて――」

アヤ「やめろおおおおおおおおお!!!!!!(バァン」

アヤ「なんか!止めた方がいい気がした!!!有香はカンニングなんかしてねえ!それでいいな!!」

琴歌「申し訳ありません、何か変な気に中てられたようですわ」

アヤ「次!次は誰だ!友紀!頼む!」

友紀「はいよ~、ごめんね有香ちゃん」

姫川友紀の回答:林昌勇(イム・チョンヤン)

アヤ(もうツッコまん)

友紀「やっぱりWBC2009の決勝が印象深いよね!敬遠指示についてはよく分かんないけど…あの場面でイチローに真っ向勝負を仕掛けたのはやっぱりカッコイイと思う」

友紀「勿論勝利を求められる状況だったけど…それでも野球人としては何も間違った事してないし!アイドルやる上でも見習う部分も多いんじゃないかな!」

アヤ「お、おう、何か良いこと言ったぞ」

菜々「本気の勝負で負ければ…納得もできると思います」

琴歌「アイドル以外の存在から学ぶ事はやはり多いですね。それではきらりさん回答を」

菜々「あれ?きらりちゃん、イヌでもイルカでもないんですね」

きらり「にょ、にょわ…」

諸星きらりの回答:石川雅規

アヤ「なんでだよ!」

アヤ「こっちは友紀だけで精一杯なんだよ!!勘弁してくれよ!!」

きらり「ごめんにぃ…きらりにも良く分かんなくて…手が勝手に…」

友紀「まあ野球選手にしてはすごく小さいしね~、それを制球なんかで補う所とか可愛いよね」

アヤ「可愛いの意味がよく分かんなくなってきた」

千夏「私が後の方に回されるのは何故なのかしら」

相川千夏の回答:イタズラを仕掛けてくる唯ちゃん

千夏「これはハロウィンの時の話なんだけどね――」

琴歌「はい、『い』で始まる可愛い物はイルカに決定です。イヌと迷いますがここは多数決にいたします」

千夏「――そしたら唯ちゃんったらね、せっかくあげたお菓子を私にあーんって――」

琴歌「次の文字に入る前に…お知らせが届きました」

千夏「トリックもトリートも両方無いと気が済まないなんて…あの子らしいというか――」

琴歌「全員の回答が一致すれば、なんと10万円が山分けだそうです!」

友紀「1人1万2500円かー」

アヤ「まあ無理だろうな」

琴歌「7人の回答が揃った場合は1人1個ずつメロンパン、6人が揃うと食パンだそうです」

菜々「スタッフさんも諦めてるんですね」

琴歌「そういう訳で次のお題です」


『し』で始まる可愛いもの


アヤ「『し』、ときたか…」

有香「う~ん」

菜々「色々ありますね」

琴歌「それでは菜々さんお願いします」

菜々「そうですねえ、さっきのイヌに引っ張られたような」

安部菜々の回答:シベリアンハスキー

アヤ「アタシもそんな感じだな」

桐野アヤの回答:柴犬

琴歌「犬種は合わないものですね」

西園寺琴歌の回答:シーズー

友紀「菜々さんのは…チョビ?」

菜々「そうなんです!動物のお医者さん!とっても面白い話で、花とゆめを毎号…買う事は当然ナナには無理なので!古本屋で買いました!!中古です!!」

きらり「……」

菜々「……」

きらり「きらりはイヌじゃないにぃ…さっきの記憶がないから…」

諸星きらりの回答:シカ

友紀「最近森で撮影した娘の写真にやたら写ってるよね」

琴歌「薫さんは如何ですか?」

薫「はーい!」

龍崎薫の回答:しまうま

アヤ「それもあるなあ」

菜々「答えがてんでバラバラですね」

アヤ「…で、あと3人か。あんたらもうまとめて出してくれ」

友紀「なんでそんな邪険に扱うの!!」

アヤ「いやもういいから早く」

友紀「ぶーぶー、分かったよもう」

姫川友紀の回答:篠塚和典

中野有香の回答:白羽取り

相川千夏の回答:四川料理を食べて辛い辛い言ってる唯ちゃん

友紀「まあさすがに現役は知らないけどねー、イチローのバットも篠塚モデルだし、名手としての――」
有香「押忍、やはり自分の回答に自信を持っていく事が大切だと思いまして――」
千夏「菲菲ちゃんが警告したのに強がっちゃったもんだから――」

アヤ「一度に喋るんじゃねええええええ!!!」

琴歌「見事に回答がバラバラでしたが…結論は出さなければなりません。『し』で始まる可愛い物は『シマリス』あたりを落とし所としましょう」

菜々「議論意味なしですね」

琴歌「さてさてついに折り返す所までやって参りました。続いてのお題はこちらです」


『ん』で始まる可愛いもの


アヤ「いや『ん』!?なんでだよ!!」

薫「思いつかないよー」

千夏「ンジャメナとか地名なんかはなくもないけど…」

有香「沖縄弁にも存在しますね。琉球空手の分野に何かなかったでしょうか」

菜々「空手である必要はあるんですか?」

薫「ん~~~、難しいよぉ」

きらり「……」

薫「ん~~ん~~」

菜々「……」

薫「んえ~~~?『ん』から始まる言葉ってなに?」

アヤ「……あ」

有香「これは」

琴歌「なるほど」

千夏「フフ」

琴歌「薫さん、何か思いつきましたか?」

薫「ごめんなさ~い」

龍崎薫の回答:わかりません

有香「仕方ありません」

琴歌「うふふ、それでは皆様一斉に参りましょう」

薫「え?え?」

西園寺琴歌の回答:んーんー唸ってる薫さん

安部菜々の回答:んーんー唸ってる薫ちゃん

桐野アヤの回答:んーんー唸ってる薫

諸星きらりの回答:んーんーゆってる薫ちゃん

中野有香の回答:んーんー言ってる薫ちゃん

相川千夏の回答:んーんー唸る唯ちゃん

姫川友紀の回答:んーんー唸ってる薫ちゃん

薫「わわわ、恥ずかしいよぉ!」

千夏「可愛いのは本当よ。照れなくったっていいわ」

アヤ「あんたは自分の回答見直せ」

琴歌「『ん』で始まる可愛いものは『んーんー唸る薫さん』に決定ですわ!」

琴歌「そして6人の回答が合致したため、全員に食パン(4枚切)一枚ずつが贈呈されます!」

菜々「わ、わーいうれしー(棒読み)」

友紀「マーガリンとかないの?(ムシャムシャ」

千夏「ジャムなら持ってるわ(ムシャムシャ」

有香「い、頂いてもよろしいですか?(ムシャムシャ」

アヤ「なんで収録中に食い始めるんだ…」

琴歌「さて、軽食も済んだ所で次のお題に参りましょう」


『で』で始まる可愛いもの


菜々「さっきからお題が難しいですね」

琴歌「ちなみに『ディズニー』関連は禁止です」

アヤ「またピンポイントな」

千夏「『ディズニーランドとディズニーシーの違いが分からない唯ちゃん』は?」

琴歌「ダメです」

千夏「そうよね実際分からないのは私の方なのよね」

琴歌「そこではありません」

千夏「この前唯ちゃんに教えてもらったけどまた分からなくなったわ」

琴歌「それではみなさん回答をお願いいたします」

菜々「うーん、やはりこれしか思いつきませんでした」

安部菜々の回答:デンデン虫

きらり「むきゃ☆きらりも一緒!一緒!」

諸星きらりの回答;でんでんむし

薫「でーんでーんむーしむーしかーたつむりー!だね!」

友紀「きさんらの頭(かしら)はどこにおるんじゃい!だね、巴ちゃん家っぽく言うと」

アヤ「言わなくていいから」

友紀「あたしはこれねー」

姫川友紀の回答:デニー友利

アヤ「おいお前もう絶対酔ってるだろ」

友紀「え~?酔ってない酔ってな~い」

アヤ「シラフで可愛いものが野球選手しか思い浮かばないって何なの!?」

友紀「まぁね~実際デニーはね、怖いイメージだけども、追い詰められてるピッチャーをドついて勇気付けるのって何かカッコイイし可愛いよね」

アヤ「おい!無視すんじゃねえよ!!」

友紀「何より本名が~『友利唯』」

千夏「!?(ガタッ」

アヤ「座ってろ!!」

菜々「薫ちゃんはどんな答えなんですか?」

薫「はーい!」

龍崎薫の回答:デコポン

千夏「そういえば薫ちゃん愛媛出身だったわね」

薫「うん!」

有香「よく把握してますね」

千夏「埼玉、愛媛、茨木、福島、栃木だけよ」

アヤ「唯と…清良さん、聖來さん、東郷さん、トレーナーさん姉妹か」

琴歌「Age23ですね」

アヤ「レッドバラードのみんなの分は…」

千夏「次の回答は誰?有香ちゃんお願い」

有香「お、押忍」

中野有香の回答:デンプシーロール

アヤ「ああ、うん、知ってた」

有香「ち、違います!このテクニックを編み出したジャック・デンプシー氏は…!」

きらり「ヘビー級ボクサーの中ではあんまり大きくなくってー、きらりと同じくらいかな?」

有香「そうです!それにも関わらずダイナミックなKO勝ちを積み重ねる姿を、たくさんの人がヒーローと称したんです!」

琴歌「素晴らしいですね…(グスッ」

アヤ「琴歌のツボがよく分からん」

アヤ「残りはアタシと琴歌だな」

千夏「自然に私をハブらないでくれるかしら」

琴歌「では私が」

西園寺琴歌の回答:デボン・レックス

友紀「ネコだね」

琴歌「先ほど犬種を答えたので、公平に猫種も答えるべきだと」

菜々「そういえばうちの事務所って猫派が多いですね。ナナはウサギ派ですけど」

きらり「みくにゃんが一役買ってるのかもー!」

友紀「アハッ、じゃあみんなでネコ耳付けちゃう?」

アヤ「みくのアイデンティティを危険に晒しちゃダメだろ」

千夏「そうでもないわ」

アヤ「え?」

千夏「あの子結構自信家よ。猫キャラが何人増えようと、トップは譲らないって本気で思ってる。その証拠に結構猫キャラ布教してるでしょ?」

千夏「猫ユニットのセンターを高峯さんに明け渡そうと、総選挙の順位でアーニャちゃんに負けようと、猫キャラのトップは前川みくだと彼女は微塵にも疑ってない」

千夏「高峯さんがみくちゃんを気に入ってるのってそういう所じゃないかしら」

有香「やはり彼女も敗北から這い上がったトップアイドルの一人、尊敬します」

菜々(気に入った結果がハンバーグ強奪とかってどうなんでしょうか)

友紀「キャッツの公式アイドルはあたしだけどね」

千夏「話を逸らしてしまったわね、ごめんなさい。私の回答はこれよ」

相川千夏の回答:できないと言わない唯ちゃん

菜々「またなんかいい話になりそうですね」

千夏「そうね、これは…いや、やっぱりいいわ」

アヤ「?」

千夏「唯ちゃんは悲観しない。何にでも前向きに笑顔で取り組むってだけ。唯ちゃんにとって当たり前の話をわざわざ私が取り上げて話す必要もないわ」

琴歌「ふふっ、お二人の仲は時に妬けてしまいますわ」

薫「なんか…おとなっぽい」

アヤ「よく分からん空気に耐えられねえ」

桐野アヤの回答:デイゴ

琴歌「あら、デイゴの花ですね」

アヤ「琴歌が花の名前出してないのが意外だったしなあ」

琴歌「花の名前にしようとすると候補が多すぎて選べないので…」

アヤ「あとあれだな、有香が琉球うんぬん言ってたのを思い出して、そういや沖縄にこんな花があったなって」

有香「そ、それは同じ沖縄をイメージしても花が思い浮かぶアヤさんと空手しか思い浮かばない私を比べてウゴゴゴゴゴ」

アヤ「なんで勝手に落ち込んでんだよ!!お前のお陰だって言ってんの!!」

菜々「島唄の…いや、やっぱりいいです」

きらり「……」

菜々「……」

琴歌「それでは『で』で始まる可愛いものは『デイゴ』の花とします」

アヤ「しちゃうのか」

琴歌「司会としての職権を乱用させていただきましたわ」

菜々「駄目なんですか?島唄も駄目なんですか?ねえ」

きらり「きらりは何も言ってないよ」

菜々「BOOMとは限らないですよね?BEGINの可能性もありますよね?」

千夏「どんどん墓穴掘ってると思うんだけど」

琴歌「さてこのコーナーもいよいよ終盤、続いてのお題に参りましょう」


『れ』で始まる可愛いもの


アヤ「みりあにお礼言わねえとな」

菜々(二本足で立ったのは…何て名前でしたっけ)

薫「かおるもわかったー!」

琴歌「このお題は分かりやすいですね」

アヤ(有香がまた白目剥いてる)

琴歌「えー既に口に出してらした方もいたので、この回答から参りましょう」

西園寺琴歌の回答:レッサーパンダ

菜々「はい」

安部菜々の回答:レッサーパンダ

薫「はーい」

龍崎薫の回答:レッサーパンダ

きらり「にゃはっ☆」

諸星きらりの回答:レッサーパンダ

アヤ「おう」

桐野アヤの回答:レッサーパンダ

アヤ「みりあが楽しそうに戯れてたもんな」

薫「とっても可愛かったねー!」

きらり「きらりも遊んでみたいにぃ☆」

琴歌「ええ本当に可愛らしく…」

菜々(○太、までは思い出せるんですが…クゥ太とかでしたっけ)

千夏「菜々ちゃん」

菜々「あっ、はい、何ですか?」

千夏「風太くんのブームは2005年だから、17歳でも知ってておかしくないわ。大丈夫よ」

菜々「ちょっ」

友紀「そういえば千葉でしたよね~、やっぱり菜々さんも見に行ったんですか?」

菜々「やめてください!できれば敬語もやめて!!」

千夏「どうしたの?設定的にも矛盾は無い筈じゃ…」

菜々「カメラ止めてください!!!!!」

琴歌「さて、回答が違うのは中野様、姫川様、相川様の三人ですね」

アヤ「毎度お馴染みの戦犯スリーだな」

有香「ウゴゴゴゴゴゴゴ…」

アヤ「冗談だって!そんな落ち込むなよ!!」

友紀「失礼しちゃうね」

千夏「まったくだわ」

アヤ「失礼してんだよあんたらには」

友紀「ほい、じゃああたしから」

姫川友紀の回答:レイサム

琴歌「元キャッツのクリス・レイサム選手ですね。MLB時代はスト破りでオープン戦に出場したり、キャッツ時代はアウトカウントを間違えてスタンドにボールを投げ込み投手の完封を消したりといったエピソードもあります」

友紀「可愛いよね~、なんか意志が弱いドジっ娘みたいで」

アヤ「いや分からん」

琴歌「フォローしておくととても礼儀正しい方だったそうですよ。父に聞きました」

菜々「可愛いですね」

薫「かわいい!」

有香「可愛いです」

アヤ「アタシがおかしいの!?」

有香「押忍、次は私ですね」

中野有香の回答:レバー

アヤ「急所だな」

琴歌「しょ、食材の可能性も…」

有香「すみません、急所です」

きらり「肝臓の事だよ☆」

有香「鳩尾(みぞおち)と違い鍛える事が難しく、修練を積んだ人間でもここに突きを入れられると大きなダメージになります」

有香「弱く儚いという事も、ある意味可愛い要素になりえるのではないか、と」

アヤ「間違っちゃいねえな。おどおどしてる智絵里なんか見てれば男はコロッと落ちるだろうし。回答がレバーじゃなけりゃ完璧だったんじゃないか?」

有香「ウゴゴゴゴゴ…」

千夏「また最後に回されたわ」

相川千夏の回答:レッスン中の唯ちゃんの横顔

菜々「横顔がポイントなんですね」

千夏「ええ、勿論前からでも後ろからでも可愛いけど。真っ直ぐ前を向いて夢を追いかける人は、その為に頑張ってる人は、やっぱり素敵よ」

千夏「唯ちゃんに限った話でもないわ。さっき話題に挙がった智絵里ちゃんだって、レッスン中の真剣な顔は強さを秘めた美しさがあるもの」

琴歌「そうなのですね…でも私、あまりレッスン中の誰かの横顔って記憶に残っていないのですが」

千夏「それもその筈だわ、だってあなた達一生懸命頑張ってるし」

千夏「…私みたいな、余所見ばかりの人間になっちゃだめよ」

アヤ「千夏さん…」

琴歌「えー…ともかく『れ』で始まる可愛いものは『レッサーパンダ』に決定いたします」

友紀(なんかいつのまにか空気がしんみりしてる…一発芸でもして盛り上げなきゃだめだよね!菜々さん抜いたら私が二番目に年長者だもんね!)

友紀「みんなみんな!一番、姫川友紀!抗議の時に一塁ベースを投げて退場処分を受ける広島・ブラウン監督のモノマ…」

琴歌「いよいよ最後のテーマです、最後まで張り切って参りましょう」


『ら』で始まる可愛いもの


友紀「ねえ、さっきのオンエアされると思う?」

アヤ「されねえだろうな」

友紀「え~自信あるんだけどな~」

アヤ「17分間抗議続けるブラウン監督のモノマネとかもう5分過ぎたあたりからどんな顔すりゃいいか分かんなかったよ」

有香「……!!」

琴歌「さて、回答に参りましょう。まずは…」

有香「あの!」

琴歌「どうなさいました?」

有香「今回は私からいかせてください!この回答には自信があるんです!!」

菜々「有香ちゃん、まさか…!」

有香「はい!自分で!思いつきました!日本中の女の子が可愛いと思うものが!!」

アヤ「やったじゃねえか有香!」

琴歌「それでは有香さん、お願いします!」

有香「押忍!」

中野有香の回答:ラッコ

琴歌「可愛いですわ!」

薫「有香ちゃんすごい!」

菜々「やりましたね!!」

友紀「ふふ…驚くのはまだ早いよ」

菜々「友紀さん、まさか…!」

友紀「そう!有香ちゃんだけではないのさ!」

姫川友紀の回答:ラッコ

アヤ「友紀…あんたまで…!ってことは…」

アヤ「千夏さん、あんたは…」

千夏「……」

菜々「……」

アヤ「……」

千夏「…ラーメンを食べるために髪を結ぶ唯ちゃんは可愛いわ」

千夏「ラテン系のノリに軽々ついていける唯ちゃんはとっても素敵」

千夏「だけど…」



千夏「見くびってもらっては、困るわ」

相川千夏の回答:ラッコ

アヤ「すげえ!すげえよ!!」

琴歌「最後にこのような団結を見られるとは、司会冥利に尽きますわ!」

西園寺琴歌の回答:ラッコ

アヤ「こいつはもしかして10万いけんのか!?」

桐野アヤの回答:ラッコ

薫「みんなすごーい!」

龍崎薫の回答:ラッコ

菜々「ちょうどコタツを買い替えようとしてたんです!」

安部菜々の回答:ラッコ







きらり「すみません本当にすみません」

諸星きらりの回答:ライアン小川

アヤ「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおい!!!!!」

アヤ「なんでだきらり!!!どうしてだ!!!」

きらり「いやあの本当にごめんなさい」

菜々「どうしたんですかきらりちゃん!言葉遣いが変ですよ!」

きらり「手が勝手に…手が勝手に…」

友紀「やっちまったねきらりちゃん」

千夏「残念だけど気に病む事ではないわ」

アヤ「お前らが言うなよ!!!」

琴歌「えー…『ら』で始まる可愛いものは『ライアン小川』に決定で」

アヤ「死体蹴りじゃねーかそれ!」

アヤ(…こうして収録は終わった)

アヤ(収録後にちょっとした発見があった)

アヤ(メロンパンを一生懸命食べてる薫とか、今年の冬をどう乗り切ろうか悩んでる菜々さんとか)

アヤ(これ見よがしにきらりの前でライアン小川の投球フォームのモノマネをしてる友紀とか、電話でゆかりに泣きつく有香とか)

アヤ(司会としてのプレッシャーから解放されてグッタリしてる琴歌とか、唯に電話しようとしてやっぱり携帯をしまった千夏さんとか)

アヤ(落ち込んでるきらりとか)

アヤ(見慣れた姿と、普段は見ない姿と色々あって)

アヤ(そのどれもが…)

アヤ「きらり」

きらり「むぇー?」

アヤ「飯食い行こうぜ、奢るよ」

薫「えーご飯行くならかおるも連れてってー!」

友紀「みんなー!アヤちゃんが奢ってくれるって!!」

千夏「年下に甘えるのも申し訳ないけど、好意にあやからせて貰うわ」

有香「ゆかりちゃんも連れてきていいですか!?」

菜々「ナナも行きまーす!!」

きらり「うれすぃーー!!うきゃー☆」

アヤ「どいつもこいつも図々しいな!!!全然可愛くねえ!!」


アヤ(…そのどれもが、その、可愛かったんだ)


おわり

おまけあるけど明日にします

しつもんあったらこたえるよ!!
ないならこたえないよ!!

シリーズ化は無理です!
そんなに可愛いものが思い浮かばないです!!

唯と千夏の北海道珍道中は特に何も考えてません!
何か思いついたらそれでSS書きます!!

以下おまけです!!!

おまけ1(番組放送中)


法子「『お』で始まる可愛いものかあ…」

法子「オールドファッションかな?やっぱり」

法子「……」

法子「かな子ちゃーん!ミスド行こうよ!」

法子「えー?ダイエット中?じゃあ走って行こう!」

おまけ2


ゆかり「あー有香ちゃん悩んでますね」

美里「『ね』なら迷わずネコよねえ」

ゆかり「頑張って有香ちゃん!ネコですよ!ネコ!」

加奈「録画放送だってば」

有香「いやあの、私いるんですけど」

『うわあああああああああん!!!!!』

『よし、よし』

ゆかり「……」

美里「テレビ睨むのやめなさい」

ゆかり「……」

加奈「その藁人形と琴歌ちゃんの写真はどこから出したんですか」

有香「だから私もいるんですけど!!恥ずかしいんですけど!!」


おまけ3


『ボロボロのフラフラで本屋に入った時この本を店員さんに勧められて…』

文香「……」

叔父「ふふ、懐かしいねえ」

文香「?」

叔父「僕もその時はまだ普通の書店員だったよ。本当に古本屋なんかでやっていけるのかと不安になっていたけど…あの人を見た時思わずあの本を勧めてね」

叔父「夢を追いかける人を応援したら自分の中で踏ん切りもついて、無事に長年の夢だった古本屋を始められたんだ」

叔父「だから文香、僕は君の新しい夢も応援するよ」

文香「…はい。頑張ってみます、アイドル」

おまけ4


『あの子結構自信家よ。猫キャラが何人増えようと、トップは譲らないって本気で思ってる』

みく「~~~~っ」

『猫キャラのトップは前川みくだと彼女は微塵にも疑ってない』

みく「っっっ!!」

『やはり彼女も敗北から這い上がったトップアイドルの一人、尊敬します』

みく「いい加減にするにゃ!!なんで二人はずっとそこだけ巻き戻して再生するにゃ!!」

アーニャ「みく、アー、褒められて、すごいです」

のあ「…千夏の分析は間違っていないわ。猫とは孤高にして寄り添いあう存在、即ちそれは――」

みく「いいからリモコン貸すにゃあ!!さすがに20回も見せられたら照れ臭くてみく死んじゃうよ!!」

のあ「……(ピッ」

『あの子結構自信家よ。猫キャラが何人増えようと、トップは譲らないって本気で思ってる』

みく「にゃあああああああああああああああああ!!!!」

おまけ5


『みりあが楽しそうに戯れてたもんな』

みりあ「……」

美優「……いや、その…」

みりあ「…レッサーパンダだったんだ」

美優「それは…その…」

みりあ「ずっとアライグマって言ってたみりあの事、みんな本当は馬鹿にしてたんだ」

美優「そんな事ないのよぉ~…」

みりあ「嘘だよ!じゃあ何で教えてくれなかったの!?どうせみりあ以外はみんな知ってたんでしょ!!」

美優「それは楽しそうなみりあちゃんを見てるとみんな何も言えなくて…信じてみりあちゃ~ん…!」

おまけ6

『ねえ、さっきのオンエアされると思う?』

巴「のう姫川」

友紀「なに~?」

巴「本当にやったんか?その、ブラウン監督のモノマネ」

友紀「うん、やったよ。カットされたけど」

巴「そ、そうなんか…」

友紀「……」

巴「……」

友紀「やって欲しいならやってあげるよ?素直じゃないなあ」

巴「な、何を言うとるんじゃお前は!た、ただ、お前が見せたいっちゅうなら見てやってもええ」

友紀「じゃあやんな~い。忘年会にとっとこ」

巴「嘘じゃ!嘘じゃ姫川!一個だけでええから!!!」

おまけ7(放送後)


幸子「カワイイもの?プロデューサーでしたら簡単に答えられますよね!!」

P「えー」

幸子「まずは『こ』から!『こ』で始まるカワイイもの!」

P「うーん…子供」

幸子「ぐっ…じゃあ『さ』!『さ』で始まるカワイイものは!」

P「佐川急便のお兄さんの…二の腕かな」

幸子「ファッ!?ウーン」

おまけ8


唯「……」

唯「ちなったんてば大胆だねー」

千夏「引いたかしら」

唯「唯はヘーキだけど~、ちなったんのファンに嫉妬されちゃうかも☆」

千夏「それならよかったわ」

唯「ちなったんってそんなに唯の事好きなの?」

千夏「そうね…まあ好きなのはそうなんだけど…」

唯「だけど…?」

千夏「8割は憧れなんじゃないかしら、きっと」

唯「憧れ?ちなったんが?唯に?」

千夏「ええ」

唯「えー!?だってそんなの変じゃん!ちなったんの方が大人だし!頭いいし!カッコイイし!キレーだし!!」

千夏「そうかしら…ともかく、私ってあんまり向上心とか、欲とか無い方なのよね。社交性もそんなに無いし」

千夏「だから、そんな私にとって唯ちゃんは私の持ってない物を全部持ってるみたいで、憧れちゃうのよ」

唯「もー、照れちゃうなー☆アハッ」

千夏(残りの2割は…『大好き』と、『劣等感』?)

千夏(それでも私は頑張らないと。後姿よりは、横顔の方が好きだもの)

唯「ちなったん…どうしたの?」

千夏「なんでもないわ。明日のレッスンも頑張りましょ」

おまけ9


輝子「…オオツガダケ」

輝子「…ネズミシメジ…フヒッ」

輝子「…ガンタケ」

輝子「…イタチタケ」

輝子「…シロキクラゲ…クラゲじゃない…キノコ…」

輝子「ん…?」

輝子「幸子の悲鳴が聞こえた…」

おまけ10(宣伝1)


ちひろ「コネをフル活用して番組構成に少し噛ませていただきました」

ちひろ「とは言え私にできたのは『お題のひらがな何にするか』を決める事だけ」

ちひろ「…願ってもないですね。サブリミナルは成功。番組放送後のCDの売り上げが微増しています」

ちひろ「人選に関われなかったのは無念でしたが、きらりちゃんがいてくれて助かりましたね」

ちひろ「何の事か分からない?お題の平仮名を順番に読み上げてみてください!」

ちひろ「そんな訳でシンデレラプロダクションユニットCD『お願い!シンデレラ』好評発売中です!」

亜子「ちひろさん、何独り言呟いてるん?」

ちひろ「CM枠の費用が浮いた事を神に感謝してるんですよ♪」




おわり

おまけも終わりです!

初投稿なので拙い所もあったでしょうが読んでいただいてありがとうございます!!

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