兄「お金もらってそういうことしてる女なんかとしたくないねえんだよ！！！！！！」

妹「なら彼女を作れば……すみません、兄さんに彼女なんて作れるわけないですよね」

兄「そ、そんなことは！俺だって本気出せば彼女くらい……！！！！！！」

妹「じゃあなんで今まで童貞なんですか？」

兄「ソ、ソレハッッッ！！！！」

妹「まあ、頑張ってください。数打ちゃ当たる、ですよ 兄さん」

兄「うわあああああああああああ！！！！！！！！！！！」ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞ

妹「に、兄さんっ！？」

兄「手当たり次第に告白してくるぜええええええ！！！！！！！！！！！うひょおおおおお！！！！！！！！！！」

1時間後

兄「た、ただいま……」

妹「ど、どうしたんですか……その傷」

兄「いや、大したことはないんだが……ちょっと告白した人の彼氏が893だっただけで」

妹「ええっ！？だ、大丈夫なんですか？」

兄「なんとかな……ふっ、童貞なめんな」

妹「……いや、かっこよくないですから」

兄「それより手当たり次第に告白したのに全員にフラれたぞ！どうなっ天皇！！！！」

妹「いやいや、知り合いなの前提じゃないですか普通……」

兄「そうか！知り合いだな！！えひょおおおおお！！！！あああああああああああ！！！！！！！！！！！」ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞ

妹「兄さんに知り合いの女の子なんているのかな……」

5秒後

兄「ただいま……」

妹「忘れものですか？」

兄「よく考えたら女の友達なんていねーし」

兄「そもそも男子校だし」

兄「あああああああああ！！！！！！！！！！！！！！！！」

妹「に、兄さん……」

兄「も、もうだめだあああああ！！！！！ｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱ！！！！！！！！！！！！！！！！！」

ﾄﾞｻｯ

妹「きゃっ！？」

兄「もうだめだ！妹を襲う！」

妹「よく考えてください」

兄「え？」

妹「兄さんが今ここで私を襲ったらどうなりますか？」

兄「…」

妹「兄さんは刑務所送りですよね、間違いなく」

兄「…」

妹「それに実の妹を襲ったという事実は一生消えないんですよ？」

兄「…」

妹「私は兄さんの為に言っているんです。こんなことはやめてください」

兄「ごめんなさい……」

妹「はい、いいですよ 許してあげます」