あずさ「あらあら……他の女の臭いが染み付いてますよ」(100)

みたいなね


P「えっと……この資料は……」

あずさ「プロデューサーさん、お茶です」

P「あ……すいません」

あずさ「いえいえ、いつもは雪歩ちゃんが淹れてるのでおいしくできてるか不安ですが……」

P「ん……」ズズッ

P「おいしいですよ」

あずさ「ほ、ほんとうですか!」

ガチャッ

美希「ハニー!ただいまなの!」

P「み、美希……」

あずさ「…………」


みたいなあずささんの嫉妬がみたいです


美希「ハニィー!」

P「こ、こら美希!抱きつくなって!」

あずさ「…………」

美希「ミキね、今日はハニーの為にお仕事いっぱい頑張ったの!」

P「そ、そうか……頑張ったな」

美希「頭撫でて、ハニー……」

P「え……」

美希「ミキ、今日1日頑張ったよ……?」

P「はぁ……これでいいか?」

ナデナデ

美希「うん……これで明日も頑張れるの……」

あずさ「……………」


美希「あれ?あずささん居たんだ」

あずさ「……あらあら、私、寂しいわぁ」

P「ほら、そろそろ離れろよ」

美希「……もうちょっとだけ」

P「ほら、あずささんも見てるから」ズイッ

美希「あっ……ハニーの意地悪……」ムスー

P「もう夜遅いしさ、お父さんとお母さんが心配しないうちに帰れよ」

美希「む……もうちょっとハニーと居たいけど、ミキも疲れてるし帰るね」

美希「また明日なの!ハニー!」

バタン

P「ったく、美希の奴……」


P「美希にも困ったもんですよ……」

あずさ「……………」

P「……あずささん?」

あずさ「……え?」

P「どうしたんですか?ボーッとして」

あずさ「あ、あはは……なんでもないです」

P「熱とかあるんじゃないですか?おでこ触りますね」

あずさ「え……」

P「んー……熱は無いな……」

あずさ「あ、あの……」

P「あ、ご、ごめんなさい!アイドルの顔に簡単に触れちゃダメですよね」


あずさ「い、いえ……嫌じゃなかったで、す……」

P「そ、そうですか……」

「「…………」」

P「お、俺達も帰りますか!」

あずさ「そ、そうですね!そうだ!この後飲みに行きませんか?」

P「あ、いいですね……それじゃー支度するんで待ってて下さい」

あずさ「はい、わかりました♪」


―――
――――――


あずさ「乾杯です」

P「はは、乾杯」

あずさ「んっ、んぐ……はぁ、おいしいですね」

P「んぐっ……ぷはー、仕事終わりのお酒は身に染みますね」

あずさ「ふふ、なんだか久しぶりですね、こうして二人で飲みに来るなんて」

P「まぁお互い忙しい身ですし……特にあずささんなんて竜宮小町で……」

あずさ「そうですね……明日はオフなんでどんどん飲みますよ!」

P「は、はは……ほどほどにしてくださいね」

あずさ「ぷ、プロデューサーさん、美希ちゃんとは……その……」

P「?」

あずさ「あ、あの!お付き合いしてるんです、か……?」


P「ぶふっ!し、してないですよ!!」

あずさ「そ、そうですか……」ホッ

P「美希はまだ中学生ですし……手なんて出しませんよ」

あずさ「……ふふ、今日はたくさん飲みましょう!」

P「あ、あずささん……ほどほどにですよ?ほどほどですからね」


―――
―――――

あずさ「プロデューサーさぁん……もう飲めません~……」

P「だからほどほどにって言ったじゃないですか……」

あずさ「あっはっはっはっは!おっかしーですねー!」

P「あ、あずささん!アイドルのこんな姿見られたら大変ですよ!!」


あずさ「うぅ~……今日はもう歩けないですー……」

P「歩けないって……ほら、もうすぐですから……」

あずさ「そうだ!プロデューサーさんのお家にお泊り会でもしませんか~?」

P「……ダメですよ、あずささんは仮にもアイドルなんですよ?」

あずさ「ふぇえん……それじゃーここで寝ます……」

P「あ、あずささん!ここ地面ですよ!?」

P「あぁ、もう……わかりました、今日だけですからね」

あずさ「やったー!ありがとうございます~」

P(ダメだこりゃ……)


あずさ「へぇー、ここがプロデューサーさんのお部屋れすかー……」

P「男の一人暮らしなんで、汚いですけど……」

あずさ「綺麗れす…よ……zZZ」

P「……はぁ、寝ちゃったか」

あずさ「ぷろでゅ~さ~さ~ん……」

P「よっと……ベットに寝かせて……」

あずさ「むにゃむにゃ……」

P「ふー……それにしても……」

ボイン

P「い、いやいやダメだ……風呂入ろう」



――
―――――

P「……」フキフキ

P「あずささん、平気かな……」

ガチャ

あずさ「んー……zZZ」

P「ちょ、どうして下着姿になってるんですか……!」

あずさ「ふわ……あれ、私……」

P「あ、あずささん!服!服を!」

あずさ「あら、プロデューサーさん……服で……」

P「お、俺はなにもしてないですから!あずささんが俺の家に泊まりたいって言うから!!」

あずさ「あら……ご、ごめんなさい……今着ますね」

P(叫ばれると思ったが……れ、冷静だな)


あずさ「あ、あの……私の体、魅力ありますか?」

P「……あ、あると思いますよ……」

あずさ「そうですか……良かった」ホッ

P「え?」

あずさ「あの……シャワー借りてもいいですか?」

P「は、はい!そこ出て右にありますよ」

あずさ「すいません、では浴びてさせてもらいますね」

ガチャ

P(……あれ?なんか違和感あるような……)

P(本当に酔ってたのか……?あずささん……)

P(…………考えすぎか)

風呂洗ってくる


ザー……

あずさ「…………」

あずさ「プロデューサーさん、寝てる私になにもして来なかったな……」

あずさ「……胸くらい、触っても良かったのに」

あずさ「……やっぱり、美希ちゃんみたいな子の方が好みなのかしら」

あずさ「……髪、金髪にしてみようかしら」

あずさ「………………」


―――
―――――

ガチャッ

P「あ……俺の服、大丈夫ですか?」

あずさ「はい、平気ですよ」


P「…………」

あずさ「……どうかしましたか?」

P「あ、いや……髪、綺麗だなって思って……」

あずさ「え?」

P「な、なんでもないです!あ、あっはっはっは!」

あずさ「プロデューサーさんは、どんな髪形が好みなんですか?」

P「好み、ですか……」

あずさ「やっぱり美希ちゃんみたいな金髪が好みだったりするんですか?」

P「い、いや!あずささんの髪とか、結構好きですよ」

あずさ「ふふっ、お世辞でも嬉しいです……


P「……そろそろ、寝ますか」

あずさ「あら、もうこんな時間ですか……」

P「俺、床で寝るんであずささんはベットを使って下さい」

あずさ「そんな、無理に押し掛けたのに悪いですよ……プロデューサーさんが使って下さい」

P「で、でも……って、あずささん、覚えてるんですか?」

あずさ「あ、……あの、ちょっとだけ覚えてるんですよ」

P「そ、そうですか……とにかく、俺が床で寝ますよ、アイドルが風邪をひいたら拙いですからね」

あずさ「……そ、そうだ!良かったら二人でベットで寝ませんか?」

P「そ、添い寝ですか!?」

あずさ「あ、いえ……二人で寝れば、その……温かいですし、誰も床で寝ずに済むじゃないですか?」


P「…………」

あずさ「…………」

P(ど、どうして俺はあずささんとベットで寝ているんだ……!)

P(落ち着け……落ち着くんだ……俺……!)

あずさ「あ、あの……そっちを向いてもいいですか?」

P「え!?あ、ど、どうぞ……」

あずさ「……」ゴソッ

P「いっ!?」

P(あ、あずささんの胸が、メロンが、隕石ががががが……)


あずさ「プロデューサーさん……」

P「は、はい……」

ゴソゴソ

あずさ「…………」

P「あ、あの……どうして俺の上に……?」

あずさ「どうしてだと思います?」

P「………………えっと、その……」

あずさ「こういう事です♪」

P「へ……んっ」

あずさ「……んむっ」


P「あ、あずさ……さん……?」

あずさ「今日、美希ちゃんがプロデューサーさんに抱きついて、胸がモヤモヤしました」

あずさ「美希ちゃん、プロデューサーさんに撫でて貰って……とても羨ましかったです」

あずさ「伊織ちゃんもプロデューサーさんの膝の上に座って、」

あずさ「春香ちゃんは手作りドーナツをプロデューサーさんに食べさせてあげて……」

あずさ「……私、とっても胸が痛かったです」

P「あずささん……」

あずさ「やっと……運命の人を見つけました」

あずさ「だから、私のファーストキスを……プロデューサーさんにあげちゃいました///」


P「……いいんですか?俺で」

あずさ「はい、プロデューサーさんが他の人とイチャイチャしてるなんて、嫌です……」

あずさ「だから……私の、運命の人になってくれませんか?」

P「……………あずささんが俺で良いなら」

あずさ「はぁ……良かった……もう、女の子にこんな事言わせちゃダメですよ?」

P「すいません……反省します」

あずさ「ダメです、ちゃんと行動で示してください」

P「行動……」

あずさ「今夜は、優しくしてくださいね?プロデューサーさん」


鳥『パンツ?いいえ、チュンチュンです』


あずさ「ん……ふわ……」

P「……zZZ」

あずさ「そっか……私……」

Pのプロデューサー「」ビンビン

あずさ「あらあら、元気ですね♪」

あずさ「プロデューサーさん、朝ですよ」

ユサユサ

P「ん……あずささん……」

P「って、うわ!す、すいません……!」

あずさ「ふふっ、私、シャワー浴びてきますね」

P「ど、どうぞ!」


ザー……

あずさ「……私、プロデューサーさんと……」

あずさ「……ふふっ、嬉しい……」

あずさ「いたた……今日はうまく歩けないわ……」

あずさ「でも、ここにプロデューサーさんのが……」

あずさ「も、もう……///」


――
―――――

ガチャッ

あずさ「プロデューサーさん、シャワーどうぞ」

P「あ、ありがとうございます、俺も浴びてきますね」



――
――――

P(結局、最後までやっちゃったんだよな……)

P(あずささんは今日1日俺の部屋で休んでるらしいけど……平気かな)

P(かなり血も出てたし心配だ……)

ガチャッ

P「おはようございまーす」

美希「あ!おはようなの!ハニー!」

P「わっ!こら、離れろ!」

美希「や!!ハニーで充電しないと今日は頑張れないの……」


小鳥「ピヨピヨ……」


P「ほら!離れろ!!」

美希「あっ……ハニー……」

P「今日から、その……そういうのはダメだ!」

美希「えぇ!?どうしてなの!?」

P「と、とにかく!抱きつくのも、ハニーって呼ぶのもダメ!!」

美希「そんなのってないの……」

伊織「なに騒いでるのよ、邪魔だからどきなさい」

美希「デコちゃん……ハニーがいじわるするの」

伊織「デコちゃんって呼ぶな!!」


P「はぁ……これで終わりか」

伊織「あんた、今日はやけに美希に厳しいじゃない」

P「う……そ、そうか?」

伊織「えぇ、美希死んじゃいそうだったわよ?」

P「ほ、ほら!美希も売れてきてるしさ、抱きついてるのとか見られてスキャンダルなんてなったら……」

伊織「……ふーん、ま、別にいいけど」

ピョコッ

P「い、伊織……」

伊織「あんたは黙ってこの伊織ちゃんの椅子でもしてなさい、拒否権なんて無いんだから!」

P「…………」


雪歩「ぷ、プロデューサー、お茶、どうぞ……」

P「あ、あぁ……ありがとう」

雪歩「あの……どうですか?」

P「ん……いつも通りのお茶でおいしいよ」

雪歩「よ、良かったですぅ……最近、忙しくてお茶淹れてあげられませんでしたから……」

伊織「……ふん!」

P「いてっ!なにすんだ伊織!!」

伊織「……………」

伊織「あら?なんか硬いのが引っかかってるんですけど?」グリグリ

みたいな展開にはならんのか?


真「伊織はプロデューサーの事が好きなんだよね?」

伊織「だ、誰がこんなへっぽこプロデューサーを好きになるのよ!!」

真「プロデューサー、肩揉みますよ!」

P「いいのか?」

真「これくらい、お安いご用です!」

P「それじゃー、揉んでもらおうかな」

真「へっへ、やーりぃ……」ボソッ

真「それじゃー、揉みますね!」

P「あぁ……っていって!強すぎ強すぎ!!」



――
――――

P「ただいまー……あずささん?」

あずさ「あらあら、おかえりなさい、あ・な・た♪」

P「あ、あなたって……なんだか恥ずかしいですね……」

あずさ「あ、嫌でした、か……?」

P「い、いや!全然嫌じゃないですよ!むしろ嬉しいと言うか……」

あずさ「そ、そうですか……―――!」

P「……あずささん?」

あずさ「…………臭い……」

P「え……?」

あずさ「い、いえ!なんでもないです……晩御飯の準備、できてますよ!」

P「昼間、響に抱きつかれたからな……」



―――
―――――

あずさ「はぁ……あんっ……んあっ!」

P「あ、あずささん……!で、出る……!」

ビュルッビュルル!

あずさ「あ…あぁ……プロデューサさんの赤ちゃん来てる……」

P「はぁ……はぁ……」

あずさ「……まだ、いけますよね」

P「さ、流石に……3回休みなしは……ぁ、あずささん……!ダメですって……!」

あずさ「んっ……はぁ……あんっ……」

あずさ(他の女の臭いを……消さないと……)


チュンチュン

P「朝、か……」

あずさ「……zZZ」

P「あずささん、起きてください」

ユサユサ

あずさ「ん……あら、おはようございます……」

P「今日はあずささんお仕事あるんですから、ほら、シャワー浴びていきますよ」

あずさ「ふふっ、そうですね……」


―――
――――――

―765プロ事務所―

ガチャッ

P「おはようございますー」

あずさ「おはようございます」

美希「あ、ハニー!」

P「……ほらどいてくれ、それとハニーじゃないだろ?」

美希「や!ハニーは美希のハニーなの!!」

あずさ「――ッ!」ギロッ

美希「ハニー……」スリスリ

P「は、早く離れろ!これから俺は仕事なんだよ!!」


あずさ「美希ちゃん、プロデューサーさんもお仕事だし私と……」

美希「ハーニー……」

響「お!おはようプロデューサー!」

P「もう来てたか……それじゃー小鳥さん、響の仕事に付いて行きますね」

小鳥「はい……どうせ私はお留守番です……」ピヨッ

P「?」

響「行くぞ!プロデューサー!」

P「あぁ、それじゃー行ってきます」

P(あずささんも……行ってきますね)チラッ

あずさ「……」ニコッ



――
――――

P「今日はすごい調子が良かったじゃんか、響」

響「まぁ自分、完璧だからな!」

P「そうか、まぁそのままの調子で毎日頑張るように努力しろよ」

響「……」モジモジ

P「どうした?」

響「その……プロデューサーが頭を撫でてくれたら……明日も頑張れるぞ」

P「ん……そうか」

P(頭を撫でるは流石にセーフだよな)

P「よし、こうでいいか?」

響「う、うん……///」

自分、お風呂だぞ

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