星奈「あれ、今日は夜空だけ?」(234)
夜空「……」
星奈「ちょっと!何とか言いなさいよ」
夜空「今日は誰も来ないか…仕方ないな、帰ろう」バタン
星奈「え…」
星奈「…」グスン
寝る
百合にして良いなら書きたいけどな
まぁ時間も需要もなさそうだし
夜空「……」
夜空「ふ……ふふふ……」
夜空「傑作だったな、肉の顔……」
夜空「最近あまりにも肉がしつこく絡んでくるんで、こういう態度をとってみたが……」
夜空「なかなか面白いかもしれないな」ゾクゾク
星奈「……」
星奈「何で……?」
星奈「私、何かしちゃったかな……」
ガチャ
小鷹「おーっす」
星奈「ぐす……」
小鷹「あれ、星奈だけか?」
星奈「小鷹……!」
小鷹「うわっ、どうした」
星奈「夜空が……夜空がぁ……!」ウワアアァァ
小鷹「……?」
星奈「かくかくしかじか」
小鷹「なるほど」
小鷹(夜空が本気で星奈を無視するわけ……ないよな)
小鷹「まぁ、あれだ、元気出せ」
星奈「うう……」
小鷹「何かしたつもりはないんだろ?」
星奈「……うん」グスン
小鷹「大丈夫だよ。明日になったら元に戻ってるって」
星奈「……うん」
星奈「あたし、今日は帰る……」
小鷹「お、おう……」
星奈「……」ズーン
小鷹(だいぶ凹んでるなー)
星奈「はぁ……」
星奈「どうしよう」
星奈「……」
星奈「と、とにかく明日謝ってみよう」
星奈「何か悪いことしたのかわからないけど」
星奈「そういうのちゃんと聞いて謝ろう」
――次の日の放課後、隣人部――
星奈「よっ、夜空ぁっ!!」
夜空「……」ペラ
星奈「ちょっと、返事しなさいってば!」
夜空「……」
小鷹「……」ハラハラ
幸村「あにき、お茶です」コトッ
小鷹「あ、あぁ、さんきゅ……」
理科「小鷹せんぱい小鷹せんぱい」ボソッ
小鷹「ん?」
理科「……夜空先輩、どうしちゃったんですか?」
小鷹「わからん」
理科「えっ」
マリア忘れた
夜空のマリアのいぢり方忘れた
いいや
夜空「……」ペラ
星奈「ぅ……」
星奈「そ、そんな本なんか読んじゃってバッカじゃないの!?」
夜空「……」
星奈「ばーかばーか! ばか夜空!!」
夜空「……」
星奈「ほ、ほっぺつんつんするわよっ」ツンツン
夜空「……」
星奈「よ、夜空ぁ……」ウルウル
小鷹「さすがにかわいそうだな……」
理科「どーしたんでしょうねぇ、夜空先輩」
幸村「昨日までは普通でしたよね」
小鷹「うーん」
星奈「……っ、つんつん!」
夜空「……」
星奈「ほ、ほっぺつねるわよっ」ムニムニ
夜空「……」
夜空「……ふぅ」
星奈「!!」
夜空「小鷹、今日マリアはどうした?」
小鷹「ん? あ、あぁ……まだ来てないな」
夜空「そうか。いない方が静かでいいがな、まぁ後で来るだろう」
星奈「…………っ」
星奈「……い、いいわ」
星奈「そっちがその気なら、受けてたってやろうじゃない……!」
星奈「ぜ、絶対私に構うようにしてやるわよっ」
夜空「……」
星奈「……ぅ」ジワッ
星奈「うわああああああああん!!」
夜空「……」
小鷹「せ、宣戦布告して逃げたぞ」
夜空(ふふ……)ゾクゾク
シーン
小鷹「な、なぁ夜空」
夜空「なんだ?」
小鷹「どうして星奈を……こう……無視、してるんだ?」
夜空「可愛いからだ」
小鷹「へ?」
夜空「見たか? あの肉の表情」
夜空「何度話かけても無視される」
夜空「それなのに健気に寄ってくる……」
夜空「ちょっかいをかけてくるが、それも無視される」
夜空「その時の肉のなんとも言えない顔……」ゾクゾク
夜空「あの肉が可愛いと思えるなんて」
小鷹「……あー」
幸村「なんていいますか」
理科「歪んでますね」
理科「でも理科はアリだと思います!」キリッ
違う俺はこんなのが書きたいんじゃない
綺麗な星空にしてみせるから少し見守っててくれ
支援ありがとう
小鷹「それにしても、少しやり過ぎじゃないか?」
夜空「そうか?」
小鷹「星奈、泣いてたぞ」
夜空「それが良いのだろう?」
小鷹「それにすげー落ち込んでるし」
夜空「可愛いじゃないか」
小鷹「わ、わからん……」
理科「もし星奈先輩が隣人部辞めちゃったらどうするんです?」ハイ
夜空「……」
夜空「……」
夜空「連れ戻す」
理科(デレですか? これはデレてるんですか!?)
星奈「うぅ……」
星奈「また無視されたぁ……」
星奈「ゲームもやる気起きないし」
星奈「……」
星奈「謝れなかったな……」
星奈「あ、明日はもうちょっと素直にしてみよう」
星奈「うー……夜空ぁ……」クスン
――次の日、隣人部――
夜空「……」
星奈「よ、夜空っ!」
夜空「……」
小鷹「……夜空は昨日と変わらず、か」
理科「星奈先輩はメンタル強いですねぇ」
ガチャ
マリア「おにーちゃ――――ん!」ガバチョ
小鷹「うわっ、マリア!」
マリア「昨日は来れなくってさびしかったのだー!」
マリア「……あれ?」
マリア「なんか空気が重いのだ?」
小鷹「あぁ……ちょっとなぁ」
星奈「よ、夜空……あの……」
星奈(素直に、素直に……!)
星奈「こ、この間は私、夜空に何かしちゃったのかな……」
夜空「……」
星奈「だ……だから……えと」
夜空「……」
星奈「ご、ごめんなさい……っ!」
夜空「……」
星奈「で、でも、何しちゃったのかわからないから……」
星奈「お、教えてもらえたらなって……」
夜空「……」
夜空「……にく」
星奈「よぞら……!」パァッ
夜空「今夜は焼肉でも食べたいな。そう思わないか、小鷹?」
小鷹「え!? あ……あぁ、そうか……?」
マリア「はいはい! 食べたいのだ!!」
夜空「うるさい丸かじるぞ」
マリア「やっ、やめるのだうんこ夜空――!!」
星奈「ぁ……」
星奈「…………」シュン
夜空「……」ゾクゾク
理科「むむ……」
理科「星奈先輩」
星奈「な……なに? 別に泣いてないわよっ」グスッ
理科「はいはい。この理科が知恵をお貸しましょう!」
幸村「おぉー」パチパチ
飯風呂いってきます
落としても構いませんです……
残ってたら嬉しいな……
レスありあとした
理科「ズバリ! 押して駄目なら引いてみる!」
星奈「おぉー!」
理科「……と、お互い意地はって埒があかないと思うので」
星奈「……おぉ?」
理科「押して駄目なら更に押しましょう!」
星奈「……結局やることは変わらないんじゃない」
理科「まぁそうですね」
星奈「でも更に押せったって……」
理科「ちっちっち」
星奈「?」
理科「先輩には武器があるじゃないですか!」
星奈「!!」ハッ
星奈「ギャルゲで培ったコミュ力とテクニック……!?」
理科「遠くはないけど違います」
理科「先輩にはそのワガママボデーがあるじゃないですかああああ!」
星奈「なっ……!?」
理科「それを使ってー……」
星奈「い、色仕掛けしろっての……!?」
理科「はい!」キラン
星奈「そ……それで喜ぶのは男じゃ……」
理科「先輩!」
星奈「え?」
理科「おっぱいが好きなのに性別は関係ありません」キリッ
理科「と、いうわけで」
理科「おおっとー!」
理科「そういえば理科、この後用事があるんでしたー」
理科「小鷹先輩、付き合ってくださいっ」
小鷹「おわっ!?」ゲイッ
幸村「あにき、お供します」
マリア「なにー!? お兄ちゃんが行くならわたしも行くぞー!」バタバタ
バタン
星奈「……え」
シーン
夜空「……」
星奈「……」
星奈(き……きまずい……)
星奈(で、でもせっかく二人っきりにしてもらったし)
星奈(がんばろう)グッ
夜空(肉が小さくガッツポーズをしている……)
おはよう
星奈「夜空っ」
夜空「……」
夜空(うーむ……私も小鷹たちの跡を追った方がよかっただろうか)
星奈「む、無視するのもいい加減にしなさいよね」
夜空「……」
星奈(くっ……さすが夜空……二人っきりになったからってすぐには靡かないわね)
支援
理科『そのワガママボデーで……』ムフフ
星奈「っ」
星奈「うぅ……///」
星奈(そんなこと言われても……!)
夜空「……?」
夜空(なんだ、ひとりでクネクネと……顔も赤いな)
夜空(どうせろくでもないことを考えているのだろう)
夜空(これだから肉は)
星奈「夜空……」ピトッ
夜空「……」
星奈「……///」ムニ
星奈(あああ、何やってんだろあたし……)
夜空「……」
夜空(腕に肉(星奈)の肉(胸)が……)
星奈「……っ///」
星奈(あたし、端から見たらただの変態じゃん……)ムニュムニュ
星奈「…………」ムニュムニュ
夜空「……」
星奈(あれ……?)
星奈(これ、このあとどーすればいいんだろ……)
夜空(く……認めたくはないが、これはなかなか……)
夜空「……」
夜空(本のページがめくれん……)
夜空(気持ち良いが仕方ない、少し腕をずらして……)グッ
星奈「っあ……!?」ビクッ
夜空「……」
夜空(ほう……)
ほう
夜空「……」ペラリ
星奈「ちょ、ちょっと夜空……」
星奈(腕動かさないでよ……!)
夜空(ふん……貴様が密着させたんだろう)
夜空「……」グイッ
星奈「っ……!」モニュ
夜空(大きい割に感度も良いとは……)
星奈(き、聞かなきゃ……)
星奈「夜空……あの」ムギュ
夜空「……」
星奈「なんで無視するのよ……」
夜空「……」
星奈「あたしが何かしたの?」
夜空「……」
星奈「何を言っても無視なの……?」
星奈(ぅぅ……)ジワ
夜空(これだこれ)ゾクゾク
夜空(その顔が見たいからこうしているのだ)
星奈「……夜空は」
星奈「夜空はあたしのこと嫌いなの……?」
夜空「……」
星奈「だから無視してるわけ?」ギュ
夜空「……」
星奈「……」プルプル
夜空(……肉?)
星奈「ねぇ」
星奈「そうならはっきり言ってよ……」
夜空「……」
星奈「夜空」
夜空「……」
星奈「……そっか」
星奈「あたし、もう隣人部辞める」
夜空「……!?」
星奈「今までありがと」
星奈「アンタとはケンカしかしてなかったけど楽しかったわよ」
夜空「……」
星奈「あたし、アンタが好きだったかもしんない」
星奈「だから」
夜空(……ぁ)
星奈「夜空に嫌われたまま、ココにいたくないし……」
星奈「じゃあ……」スッ
夜空「……っ」
ギュッ
夜空「待て……」
星奈「……」
夜空(い、勢いで抱きしめてしまった……)
星奈「……えへへ」グス
夜空「……」
星奈「やっとしゃべった」
星奈「でも」
星奈「離して」
夜空「……」
星奈「隣人部は辞める」
夜空「な、なんでだ……」
星奈「夜空はあたしの顔なんて見たくないでしょ」
夜空「……」
星奈「だから」
夜空「……すき……だ」
星奈「……ぇ」
夜空「……っ///」
夜空「お、お前が好きだ……!」
星奈「……///」カァァ
星奈「も、もっかい……」
夜空「何度も言うか馬鹿肉!」ギュッ
ありがたや
星奈「ちょっと苦しいよ夜空」ギュー
夜空「す……すまん……」
夜空「あ……あと……」
夜空「隣人部は辞めるな……!」
星奈「なんで?」
夜空「肉がいなければ……その、私が困る」
星奈「ん……わかった」
星奈「それにしても肉って……」
星奈「こういうときくらいは名前でさぁ」
夜空「うるさいギャルゲ脳」
ちょっとだけ乳栗あっていい?
星奈「あの、じゃあ何で無視してたのよ」
夜空「……それは」
星奈「あたしマジで落ち込んだんだから」
夜空「……すまん」
星奈「ちょっとだけガチ泣きしたし……ちょっとだけよ?」
夜空「あぁ、可愛いかった」
星奈「はぁ!?」
夜空「いやだから、そんな肉の顔が見たくてだな……」
星奈「うわ、アンタ最悪」
夜空「うるさい黙れ肉」
星奈「良い趣味してるわね」
夜空「……」
逆転の予感
夜空「せ……」
星奈「?」キョトン
夜空「……あー……、」
夜空「……せな」
星奈「……なぁに夜空」ニヤニヤ
夜空「くっ……///」
夜空「もう二度と呼ばん」
星奈「えー」
星奈「ね、夜空」
夜空「なんだ肉」
星奈「キス……していい……?」
夜空「は……」
星奈「ねぇ」
夜空「このエロゲ脳め……」
星奈「だめ?」シュン
夜空「……好きにしろ」
星奈「キス……していい……?」
夜空「えっ、なんだって?」
星奈「やった」スッ
夜空「っ……」ドキ
星奈「……」
夜空「は……早くしろ」ドキドキ
夜空(近い近い近い近い)ドキドキ
星奈「ふつー目、閉じるでしょ」
夜空「ぅ……」
夜空「ほら閉じたぞ早く……、」
チュッ
星奈「……えへへ」
夜空「……!!」カァァ
星奈「もういっかい……」チュ
夜空「! ……っ」
星奈「夜空かわいい……」トロン
夜空「この……」チュ
星奈「ん、ふ……」
夜空「んぅ……っ」ピチャ
やべー
地の文無しでエロ書くのがこんなに難しいなんて
夜空「いい気になるなよ……肉」ムニ
星奈「やっ……」ビクッ
夜空「貴様の好きなゲームでは、こういう時にこうするんだろう?」モミモミ
星奈「ちょ……夜空ぁ……っ」ゾクゾク
夜空「さすが揉み甲斐のある肉だな」モニュモニュ
星奈「ぁう……///」
ふう…
夜空(やはり制服の上からだとやりづらいな……)
夜空(脱がす、……とまではいかなくとも、前ははだけさせるか)プチプチ
星奈「ま、まって夜空ぁ……」
夜空「……」ゴク
夜空(なんだこの……肉は!)ドーン
星奈「な、何かしゃべりなさいよ……」ドキドキ
夜空「綺麗だ」チュッ
星奈「ひゃうっ///」
夜空「……星奈」
星奈「な……んぅっ」チュ
夜空「ちゅっ……っは……」ペロ
星奈(夜空の足がぁ……内股にぃっ……)ビクビク
夜空「……んんっ」
夜空「ほら、ココももう固くなってるぞ」コリコリ
星奈「や……ん、ちくび……やめ……っ」ビクッ
星奈「はーっ、ぁ……っは……」ビクン
夜空「……」パッ
星奈「ぁ……」
夜空「……」ペロリ
星奈「なんで……やめるの……?」
夜空「飽きた」
星奈「は……?」
え…
星奈(何で……こんなの生殺しじゃない……)
夜空「してほしいか?」
星奈「……ぅ」
夜空「じゃあいいか」
星奈「ま、待ちなさいよ!」
夜空「し……して……っ」
夜空はニヤリと口を歪める。
その姓と同じ、三日月の形に。
夜空「断る」
星奈「……え」
熱くほてる身体が快楽を求めておかしくなりそうで、夜空の言葉が理解できなくて、早く気持ちよくなりたくて。
夜空「ほら」
両足の間に入れられた夜空の足が上がり、私の身体に電流が走った。
夜空「もうこんなに濡れてるな」
夜空の太股が私の股間を擦る。
下着越しのそれだけでも、私をおかしくなりそうさせるにはじゅうぶんすぎる刺激だった。
地の文来たか
>>146
× 夜空「し……して……っ」
○ 星奈「し……して……っ」
わろた
駄目だわたし
星奈「よ……よぞらぁ……」
頭がぼーっとして、思考することができない。
霞む視界の中で、夜空だけがはっきりと映る。
夜空の声だけが聞こえる。
夜空「自分でしてみろ」
星奈「ぇ……?」
夜空「私の足は貸してやろう」
どうやってやれば。
欲望と混乱と、ぐちゃぐちゃな頭でそれでも夜空に縋る。
星奈「いじわる、しないでよ……」
伸ばした指は絡めとられて、壁に押し付けられる。
夜空「貴様のそういう表情が好きだ」
とことん趣味の悪い奴だ。
そんなコイツから、私は逃げられない。
支援
夜空「ほら、こうして」
腰に手を回される。
くすぐったさに近い感覚に、身体がぴくんと跳ねた。
そのまま夜空の太股に、私の局部擦り付けるように押し付ける。
夜空「こう」
星奈「ふぁ……あっ」
快感の得られる術を知った私は、自制心などとうに捨て去っていた。
星奈「っ、ぁん……っ……」
もう水分を含み切れない下着ごと、白く細い彼女の足に密着させる。
圧迫で蜜がつぅ、と垂れた。
夜空「私の足を汚してまで、そんなことがしたいのか」
好きなひとの足を使って、私はこんなことを。
罪悪感と、背徳感と。
わけがわからなくなりながら、夢中で快感を貪る。
星奈「夜空っ……夜空ぁ」
夜空「ん……?」
その妖しい笑みに囚われる。
星奈「はぁっ……ぁ、……あっ」
夜空が私の顎に指を添える。
親指で唇をなぞられ、無理矢理に閉じた隙間をこじ開けられる。
いとも簡単に、彼女の指は口内に侵入した。
星奈「ん……」
指を舌で捕まえると、それは思った以上に細かった。
しえ
口内を指で掻き乱され、喉へ喉への深く入り込もうとしてくる。
息が、苦しい。
唇の端から夜空の手を伝う自分の唾液に、光が反射していた。
夜空「……星奈」
愛おしそうに名を呼ばれる。
コイツのことだ、今の私を可愛い、なんて思ってるんだろう。
>>170
× 喉へ喉への深く
○ 喉へ喉へと深く
夜空「腰が止まってるぞ、肉」
夜空に強く押し付けられる。
そこで私は腰を後ろに引く。
擦れ合って、力が抜ける。
接触面で運動を妨げようとする向きに力が働いて、それは私に快感を運ぶ。
星奈「っ……はっ、……はぁ……ッ」
未だ口内も嬲り続けられていて、酸欠で意識が朦朧とする。
すると指がするり、と抜かれた。
星奈「……んぁ」
夜空「可愛い表情が見れたからな、あとは私がやってやる」
肩で息をする私を尻目に、夜空はその指を舐め上げた。
星奈「ぁ……れ……?」
力が抜けて、足腰が立たなくなっていることに気づく。
背中の壁と両足の間に挟まれた夜空の太股、腰に回された手で私は支えられていた。
そのままずるずるとしゃがみ込んだ。
夜空が覆いかぶさるようにして私を囲う。
膝を持って足を開かれて、閉じたいのに力が入らない。
私は夜空の為すがまま。
星奈「アンタって……」
荒い息を整えながら言う。
夜空「なんだ?」
星奈「どこでこんな知識増やしてんのよ」
唇を塞がれて、視界が夜空で埋まる。
真っ黒な髪が夜の空のように見えて、瞳を閉じた。
夜空「ほんとに着けてる意味ないなコレ」
ショーツ越しに筋をなぞられる。
少し力を込めただけで、窪みに生地ごと指は沈む。
くちゅ、と粘着性のある音が響いて、恥ずかしさで消えたくなった。
星奈「やめ……っ、……ふあぁ」
夜空「やめて? そんなこと思ってないだろう」
コイツの、何でもお見通し、みたいな目線と口調がムカつく。
それがあながち間違いじゃないから、もっとムカつく。
星奈「ばか夜空」
夜空「ほう、いまそんな口がきけるとは」
星奈「うっさいあほぉ……。ひとのこと散々無視してぇ……」
夜空「まだ言ってるのか」
星奈「あた、あたしっ……ホントに嫌われてるかと……」
やば、また涙出てきた。
思考も顔もくしゃくしゃで、胸が苦しくて、夜空がいて。
呼吸が不規則に乱れる。
夜空「星奈」
目元に唇を落とされる。
舌で雫を掬って、触れられたところは熱くなった。
夜空「しょっぱいな」
星奈「……っ、ばか」
きゅっと抱き寄せられて、夜空の体温を感じる。
不安とか恐怖とか、そういうものが夜空に溶かされてく気がした。
夜空「私は、星奈が好きだから」
ちなみにコレ今アレね、
星奈は壁にもたれてしゃがんでM字開脚して、
夜空はそれに対面して女の子座りしてて膝は星奈の足が閉じないようなとこに置いてるから
つまり挿入できる体制ですってことです
自分の文章じゃあんまり伝わらないかもしんないけど
星奈「…………うん」
そして唇を重ねた。
何度も何度も触れるだけのキスを繰り返す。
夜空「星奈……」
何も言わずにコクリと頷く。
私は夜空の首に腕を回したまま、ぎゅっと目をつむる。
視覚を封じると、その分聴覚が敏感になる。
ショーツを下ろされる時に響いた水音が、とても厭らしく感じられた。
夜空「すごい……トロトロだ……」
星奈「――――っ!」
指が這い、溢れる蜜を掬い上げる。
ショーツ越しとは桁違いの快感に、身体を震わせた。
夜空「気持ち良くて声も出ないか?」
ふるふると首を振る。
入口を往復する指は、楽しげに踊っているかのようだ。
それはやがて円を描きながら奥へ沈んでいく。
星奈「ふ……ゃあっ……」
夜空「星奈……」
夜空は私を気遣うように、頻繁にキスを落としてくる。
額、唇、首、鎖骨、胸、順々に下っていって、あ、お臍にもキスしたコイツ。
星奈(実はコイツ……優しかったり?)
甘えてきたりしたら更に可愛いだろーなー、なんて。
酸素を欲して喘ぎながらそんなことを考えていると、ふと目が合う。
夜空「言っておくが私は最低だぞ? だれかさんのお墨付きだ」
コイツも根に持ってるし。
謝る代わりにほっぺにちゅう。
夜空「……っ」
こういうのを狐に包まれたような~、って言うんだろう。
赤くなったと思ったら、急に意地悪な笑みを浮かべた。
夜空「いつまでも余裕でいられないぞ」
全身がびくりと痙攣した。
隠核を指で転がされ、弄ばれる。
星奈「んっ……ぁ、ふあぁ……!?」
中に入れられた指が、探るように掻き回される。
下腹部がきつい、気がする。
異物感が快感に変わっていこうとする中で、
星奈「――――っ!?」
一瞬、腰が浮くくらいの、快楽の波に襲われた。
夜空「ここか?」
夜空は変化を見逃さない。
指を手前に軽く折って、ぐりぐりと押し付ける。
星奈「ゃっ……そこっ、……やら、ぁ……、……ッ!」
夜空「ここが気持ち良いんだろう?」
頬にキスをしながら、余裕たっぷりの表情で夜空は言う。
星奈「ひぁっ……だめっ、そこぉ……!」
快感が強すぎて、怖くなる。
だから、夜空にぎゅっとしがみついた。
密着したせいか、指が更に奥に沈んだ気がした。
それでまた快感が煽られる。
星奈「夜空……夜空ぁ……っ!」
夜空「星奈っ……」
星奈「……怖い、よぉ、……ふあっ……、なんか……くるぅ……」
頭の奥で火花が散る。
全身が細かく痙攣して、限界が近いことを知らせる。
星奈「よぞら、夜空ぁ……!」
呂律の回らなくなりそうになりながら、必死で名前を呼ぶ。
夜空は応えるように唇を塞いでくれた。
夜空「……ん、んんっ……」
星奈「ちゅぅ、んんっ……ん……」
瞬間、頭が真っ白になって全身が大きくびくり、と跳ねた。
中に挿入された指をきゅうっとちぎれんばかりに締め付けながら、波がゆっくり引いていくのが感じる。
唇を離すと、互いの舌を銀の糸がつないでいた。
星奈「っはぁ、……はぁ…………夜空ぁ」
夜空「…………」
荒く息を吐きながら、夜空は私を抱き寄せた。
そうされて、わかった。
夜空の心音は、自分と同じくらい早くて。
星奈「夜空……」
夜空も私とおんなじくらいドキドキしてくれてたのかな。
満足感と幸福感で、心地好いまどろみに身を任せようとして――――、
ガラッ
理科「先輩方ー! 理科の作戦は上手くいきましたk……」
夜空「……」
星奈「……」
理科「……」
夜空「……」
星奈「……」
理科「……ゆ、」
夜空星奈「「ゆ?」」
理科「ユニバアアアアアアアアアアアアス!!!!」
おわりで(完)
いちゃいちゃを書きたかったのに途中のアレなんだ……
あんまし読み返さないで投稿してたからなんか描写がイマイチだね
最後もうちょっと余韻を持たせられたらよかった
今回は早く書くように心掛けてました
もしもしからでしたが
支援、保守、レス、ありがとうございました!
今夜は満天の星空です
このSSまとめへのコメント
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