優希「まずは咲ちゃんのを探してみるじぇ」

優希「咲ちゃんは履いてない人だからきっとそこら中に落ちてるはずだじょ」

～部室～

優希「ここは良く咲ちゃんが座ってる椅子だじぇ」


ガタン

……
………


優希「やっぱりあったじぇ！……って、うわぁああああああ！！」

ガチャ

咲「あ、優希ちゃん？どうかしたの？」

優希「あぁ、噂をすれば咲ちゃん！ちょっとこれを見るじぇ」

咲「ま、まあ！！髪の毛……ですか？？こんなに沢山……」

優希「何をすっとぼけてるんか！こんな縮れ毛の人うちの部活にいないんだじぇ！」

咲「それじゃあ何かな？」

優希「咲ちゃんの陰毛に決まってるじぇ！！」

咲「い、陰毛？」///

優希「咲ちゃんはどうしてパンツはかないのか？」

咲「そ、それは……スースーして気持ちいいから――あと、椅子に座ったときひんやりして気持ちいいから」///

優希「それはダメだじょ……自分が気持ち良くてもこうやって散らかしちゃうんだから」

咲「でもでも、靴下はかないのと一緒だよ？」

優希「全然一緒じゃない！咲ちゃんは足の裏にも陰毛が生えているのか？」

咲「えぇー！！さすがに生えてないよぉ……」

咲「――そうだね。ごめんね。じゃあ明日からちゃんと履くよ……」ﾊｧ

優希「うん！それならよしっ！じゃ、私は次にいくじょ！」

ガチャリ

咲「……」

咲（はぁ。帰りにしまむらでパンツ買わないとなぁ……）

＊＊＊

優希「咲きちゃんの陰毛ゲットだじぇ」

優希「黒くて太くて艶がある理想の陰毛だじょ！」

優希「次はのどちゃんのかな？」

～教室～

優希「あ、あったじぇ！のどちゃんのエトペン」

優希「これに間違いなく付着してるはず――」

じーっ

…
…
…

優希（な、ない……ちょっと頭が凹んでるけど、これはのどちゃんのおっぱいのせい？）

ガラッ

和「あら？優希さんじゃない。エトペンがどうかしました？」

優希「あ、いや――エトペン可愛いなって思って見てただけだじぇ」

和「そうですよね？やっぱり優希さんもそう思いますよね？私もこうやって――」

和「ぎゅってするだけで、凄く落ち着くんです」

優希（やっぱりあの頭のくぼみにおっぱいがピッタリ埋まってるんだじぇ……）

優希（エトペンの頭蓋骨が長年のおっぱいの重みで変形しちゃったんだ……）ｳﾙｳﾙ

優希「うぅ……エトペン……」ｸﾞｽﾝ

和「え？どうしたんですか急に……大丈夫？？」

優希「エトペンの境遇を思ったら急に涙が……」

和「そうだったんですかぁー。思い出すだけで泣けますよね、エトピリカになりたかったペンギン……」

優希（なんか誤解されてるみたいだじぇ……）

優希「！！」

優希（あっ！あったじぇ！エトペンの陰部に陰毛が……）

優希（うわぁ……エトペンから生えてるみたいになってるじぇ……）

優希（そうか――のどちゃんはいつも抱っこしてるからエトペンの下の方を探さなきゃダメだったんだ）

優希「のどちゃん、ちょっと一瞬エトペン貸してもらってもいい？」

和「え？いいですよ」ﾊｲ

優希「ありがとう！」

スッ

優希（のどちゃんの陰毛ゲットだじぇ）

優希「もう元気でたから大丈夫だじょ！」

和「え、もう大丈夫なんですか？」

優希「うん！じゃあ、私はそろそろ先に帰るじぇー」



ガチャ



…
…

優希「のどちゃん、陰毛はピンクじゃないのかぁ……」ｶﾞｯｶﾘ

優希「咲ちゃんのより細くてふんわりしてるなぁ」

優希「次は染谷先輩のを探すじぇ！」

～雀荘 roof-top～

まこ「おう、優希か。わしの店に一人で来るなんて珍しいのう」

優希「またメイド服が着たくなったから来たじぇ！」

まこ「そうか？んじゃぁそっちで着替えてきな」

優希「更衣室に侵入成功！」

優希「うわぁ汚い……これは期待がもてるじぇ！」

………
………
………


優希「あったじぇ！」

優希「間違いない、正真正銘染谷先輩のだ……」

優希「だってワカメみたいにビロビロしてるし……」ｳﾜｧ

優希（メイド服着ると言った手前やっぱ着替えないとかな……）

ゴソゴソ

まこ「着替えおわったかの？」

優希「終わったじぇ！」

まこ「じゃあついでだしお店手伝ってってよ」

優希「はぁーい」

………
………
………

優希「疲れたじぇ……」

まこ「お疲れさん。どう？最後に私と打たん？」

優希「えー、もう疲れたじょ……私が勝ったら何かいいことあるのか？」

まこ「いいこと？なんか賭けたいんか？」

優希「染谷先輩がもってる竹井先輩のパンツ（陰毛付き）を賭けてもらうじょ」

まこ「なぜそれを！？じゃあわしが勝ったら優希は何をくれるんじゃ？」

優希「京太郎のパンツ（染み付き）をあげるじょ」

まこ（いらない……）

まこ「まぁ、よい。優希はタコスなしでわしにどこまで太刀打ちできるかのう？」

優希「………」

…
…
…

～オーラス～
まこ 46000
優希 3000
モブ1 14000
モブ2 10000

まこ（優希はやっぱタコスなしじゃ集中力もたんか）

まこ（優希は……今回もテンパイ気配ないしのう）

まこ（悪いが勝たせてもらうけんの）

まこ「リーチ」

優希（ニヤリ）ｸﾁｬｸﾁｬ







優希「カン！」

まこ「なっ！！」



優希「もういっこカン！」

優希「嶺上開花！」

優希「タンヤオ、ドラ４。跳満、12000点。直撃だじぇ！」

まこ「そ、そんなぁ」

……
……

まこ「おい！今の技！」ｶﾞﾀﾝ

優希「咲ちゃんのパクリだじぇ！」ｸﾁｬｸﾁｬ

まこ「真似してできるものじゃ……」

優希「私はタコスの代わりに――」

優希「ペッ」

優希「陰毛を口に含むと、その人の能力が使えることに最近気がついたんだじぇ」

まこ「！？」

優希「だから色んな人の陰毛を今集めているとこなんだじぇ」

まこ「それで久のが欲しかったんかぁ」

ガラガラ

………

まこ「ほれ、これが儂の秘蔵のプレミアムグッズじゃ」

まこ「合宿の時一枚拝借してのう」

優希「しってるじぇ。見てたからな！」

まこ「そうかい、見られてたか……」

まこ「パンツはやれんが…ほれ。優希が欲しがってたやつ」

優希「ありがとぅ！」





優希「竹井先輩の陰毛ゲットだじぇ！」

優希「清澄のは全員集めたし…今日は家に帰って寝るじょ」



優希「おやすみ」ムニャムニャ