父「お前ももういい年だしポケモンくらい持ったほうがいいな」(357)

男「わーい」

父「この前父さんのポケモンが持ってきたこのたまごをあげよう」

男「なんのたまご?」

父「ソレは孵ってからのお楽しみだ」

男「ふーん」

       ____ ____               |  | |       | |

            /      /  ./  ̄/       ―|―         .| |
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          \    / \   _/        ./ | \      /  |/


                                        /\___/ヽ
         (.`ヽ(`> 、                       /''''''   '''''':::::: \
   /| ̄|\  `'<`ゝr'フ\                 +  |(●),   、(●)、.:| +
 //  \ \  Lフ^´  ノ, /⌒)                 |  ,,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::| <お父さんに任せなさい!!!
 | ̄  M   ̄|  L7_ / -ゝ-')´                .+ |   `-=ニ=- ' .::::::| + .
 | ̄ ̄◎  ̄ ̄|   \_  、__,.イ\           +     \   `ニニ´  .:::/    +
 \ ̄ ̄ ̄ /     (T__ノ   Tヽ        , -r'⌒! ̄ `":::7ヽ.`- 、   ./|  .
  \__/       ヽ¬.   / ノ`ー-、ヘ<ー1´|  ヽ | :::::::::::::ト、 \ (  ./ヽ
                \l__,./       i l.ヽ! |   .| ::::::::::::::l ヽ   `7ー.、‐'´ |\-、


        /Z,、
      l~/ / _二フ

     ∠二ヽ-イ!」\\
       〉ァ〉|´⌒ヽ/ `\       /|
     ∠--'         \    / /
      }          」 ̄\/ ∠‐┐

        |      |   r、」    ∨_-‐┘
      |      ト、ト、!     |
      リL|__ト、〉、! \     \ |
        >、     `\\\ Y
      ∠)y‐t>ァ--tニ>、>、>、〉
         ´ ̄ ∠)_y'‐ュ二;,‐、
            ´ ̄    ̄

男「なんかこのたまご動いてるような気がする」

父「父さんが温めておいたからもう少しで孵るからな」

男「ありがとー」

男「お?なにやらたまごにヒビが…」ピキピキ

ティーティーティー ティティティティッティティ-

男「孵った!!これがポケモンかぁ…」

その声は....ネイティオ!!!!

ハネッコ「はねー」

男「なんか可愛いポケモンだ!」

父「よし、これで男ももう一人前だな」

父「じゃあ早速だが旅立ってくれ」

男「…は?」

父「この世界では一定の年齢に達するとポケモンマスターになるために旅立たねばならんのだ」

父「ガンバレよ」

男「そんないきなり…」

父「ちなみにそのポケモンはハネッコだ」

男「ハネッコ… うん、よろしくなハネッコ」

ハネッコ「はねー」

男「せっかくポケモン手に入れたんだし幼馴染に自慢しに行こうっと」

男「行くよハネッコ」

ハネッコ「はねー」

男「おーい!幼馴染ぃー!」

幼馴染「ん、男?何か用?私忙しいんだけど」

男「え?忙しかったの?じゃあ今度でいいや…」

幼馴染「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!呼び止めておいてそれはないでしょ!」

男「でも忙しいんでしょ?」

幼馴染「忙しいけどいいの!」

幼馴染「で、なんの用?」

男「実は今日父さんにポケモンもらってさー」

幼馴染「へーよかったじゃない」

男「こいつなんだ」

ハネッコ「はねー」

幼馴染「あらかわいい」

男「それでポケモンマスターになるために旅にでるんだ」

幼馴染「旅!?い、いつ出るの?」

男「今からとなり町に行こうかと思うんだけど」

幼馴染「ちょっと急すぎない?もっとじっくり準備しなさいよ!」

男「でもほら、思い立ったが吉日って言うじゃん」

幼馴染「それにしても急すぎるわよ…」

男「まぁそうかもね」

幼馴染「でもポケモンマスターになるって、男はバトルもしたことないのに大丈夫なの?」

男「実はちょっと不安…」

男「だから幼馴染とバトルしようとおもって」

幼馴染「そう、いいわ!相手になってあげる」

幼馴染「ポケモンバトルの難しさ思い知らせてあげるわ!」

男「よーし!じゃあいけ!ハネッコ!」

ハネッコ「はねー」

幼馴染「じゃあ私は…いけ!イワーク!」

イワーク「ばおーう」

男「それでこのあとどうすればいいの?」

幼馴染「え、そこから教えないとダメなの?」

男「ごめん…」

幼馴染「はぁ、ホント男は一人じゃ何にも出来なのね」

男「……」

幼馴染「まぁいいわ」

幼馴染「私が教えてあげるから」

男「ありがと!」

幼馴染「ポケモンバトルではポケモンに技を指示すればいいのよ」

幼馴染「技のタイプとか相手のタイプとかいろいろあるけど今はとりあえずコレだけ覚えておきなさい」

男「わかった!」

男「じゃあこの技にしようかな」

幼馴染「練習だし私はなんにもしないであげるわ」

男「うん!じゃあハネッコ、はねるだ!」

ハネッコ「はーねっ!」ピョンピョン

男「……」

ハネッコ「……」

幼馴染「……」

幼馴染「はぁ!?」

男「…よし、決まった!」グッ

ハネッコ「はね!」ドヤァ

男「ど、どうだった?うまくできてた?」

幼馴染「……あのね男、攻撃技はないの?」

男「攻撃技?」

幼馴染「ポケモンバトルは相手を攻撃してHPを0にしたほうが勝ちなのよ?」

男「へー」

男「じゃあ幼馴染は今のでどれくらいのダメージだったの?」

幼馴染「はねてるだけでダメージ入るわけ無いじゃない!」

男「そうなの?」

幼馴染「はぁ…先が思いやられるわね…」

幼馴染「攻撃っていうのはこういうことよ」

幼馴染「イワーク!たいあたり!」

イワーク「ばーおう!」バコッ

ハネッコ「はねー!?」

男「うわあああ!!ハネッコぉぉぉお!!!」

幼馴染「ちょ、ちょっと大げさね!」

男「で、でも…」

幼馴染「今のちょっとした実演」

幼馴染「次は男の番よ」

男「え、でも…」

幼馴染「どうしたのよ?早くしなさいよ」

男「あ、あのワタッコの技が…」

幼馴染「技がどうしたの?」

男「はねるしかないんだけど…」

幼馴染「…え?」

男「うん…」

幼馴染「ちょっと見せて」

男「はい」

幼馴染「ホントだ…」

男「でしょ?」

幼馴染「そ、そうだ!他のポケモンは?他のポケモンで戦いなさいよ」

男「あー、えっと…ハネッコしかもってないや…」

幼馴染「完璧詰んでるわね」

男「だよね」

幼馴染「こんな状態で隣町まで行くの?正気?」

男「でも旅に出なくちゃいけないから…」

幼馴染「どうやって野生のポケモンを倒す気?」

男「えっと、気合で…」

幼馴染「気合でどうにかなるものじゃないでしょ!」

男「でも…」

幼馴染「…はぁ」

幼馴染「しょうがないから私が一緒にいくわ」

男「一緒に?」

幼馴染「私のバトルを見てれば少しは経験値入ってレベルも上がるでしょ」

幼馴染「そのうち一人でバトルできるようになったら独り立ちしなさい」

男「うん!ありがとう!」

男「あ、野生のポッポだ!よし、いけ!ハネッコ!」

ハネッコ「はねー!」

幼馴染「ちょっと!なにやってんのよ!」

男「いや、実際に戦ってみないとわからないから…」

幼馴染「わかるわよ!攻撃技がないんだから」

野生のポッポのかぜおこし!

ハネッコ「はねっ…」

男「あぁ!ハネッコが!」

幼馴染「ほらいわんこっちゃ無い」

幼馴染「いくわよイワーク!」

イワーク「ばおー!」

>>34
ワタッコになってるww

男「ふぅ…ひどい目にあった」

幼馴染「これに懲りたらもうでしゃばらないことね」

男「はい…」

幼馴染「それより、今のバトルでレベル上がらなかった?」

男「…どうだろ?」

ハネッコ「はね!」

幼馴染「上がってるみたいね」

幼馴染「えーっと新しい技は…こうごうせい?」

男「やった!これで戦えるね!」

ハネッコ「はね!はね!」

幼馴染「……」

男「そうと決まれば早速ポッポにリベンジだ!いくよハネッコ!」

ハネッコ「はねー!」

幼馴染「ちょ、ちょっと…」

男「ハネッコ!こうごうせい!」

ハネッコ「はねっ!」キュイーン

男「…やったか?」

幼馴染「やってないわよ!」

男「う、嘘だ…効いてない…」

ハネッコ「はね?」

幼馴染「それ、攻撃技じゃないから」

男「ウソでしょ…!?」

かわいいショタっ子だね

幼馴染「それは回復技ね」

男「そっかぁ…」

ハネッコ「はねぇ…」

幼馴染「ま、まぁはねるよりはいいんじゃない?」

男「だよね!」

ハネッコ「はねね!」

幼馴染「でも結局何の解決にもなってないのよね…」

男「」

>>45
>男「だよね!」
>ハネッコ「はねね!」

コジロウとマネネで再生された

ハネッコって知らないけど可愛い

男「どうすればいいのかな?」

幼馴染「引き続きレベルを上げるしかないわね」

男「そっか…」

幼馴染「全く男は手がかかるわね」

男「ご、ごめん…忙しいのに嫌だったよね…」

幼馴染「あ、別にイヤとかそういうわけじゃなくてその…」ゴニョゴニョ

男「あ、またポケモンでたよ!」

幼馴染「…え?あ、イワークお願い」

イワーク「ばおー!」

>>50
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幼馴染「うーん…もうここいらのポケモンじゃ満足にレベルが上がらなくなってきたわね」

男「もう隣町着いちゃうよ?」

幼馴染「調度いいわ、そこで一休みしましょう」

男「はーい」

男「隣町って来たこと無いからちょっと楽しみ」

幼馴染「あれ?男って町から出たことなかったの?」

男「うん、ポケモン持ってなかったから」

男「でももう大丈夫だよ!ハネッコがいるから!」

ハネッコ「はね!」

幼馴染「一人じゃ戦えないけどね」

男「」

男「……」

幼馴染「ま、まぁでもすぐ戦えるようになるわよ」

男「だよね!」

幼馴染「た、多分…」

男「早くハネッコでかっこ良くバトルしたいなぁ」

ハネッコ「はーね!」

ショタっ子とハネッコの物語

幼馴染「ここが隣町ね」

男「へー!すごい!広いんだね!」

幼馴染「私たちの住んでる田舎なんかよりもずっと広いわよ」

男「人がいっぱいいるなー!」

幼馴染「とりあえずポケセンに行きましょう」

幼馴染「イワークも疲れてるみたいだし」

イワーク「ばお…」

男「ハネッコも休ませてあげるね」

ハネッコ「はねー」

幼馴染「さ、これでいいわね」

男「なんだかハネッコもうれしそう」

ハネッコ「はーね♪」

幼馴染「ところで男はまずはどのジムに挑戦するの?」

男「ジム?」

幼馴染「え、待ってそれは常識でしょ?」

男「ご、ごめん…」

ハネッコ育てようかな

幼馴染「はぁ、いいわじゃあ一から説明してあげる」

幼馴染「ポケモンマスターになるにはチャンピオンにならないといけないの」

男「ふんふん」

幼馴染「それでチャンピオンになるためには四天王を倒さないといけないの」

男「うんうん」

幼馴染「四天王を倒すためには各地のジムリーダーを倒さないといけないの」

男「…うーん」

幼馴染「ジムリーダーと戦うことをジム戦」

男「…」

幼馴染「ジム戦に勝つとバッジがもらえて、それがないと四天王まで辿りつけないの」

男「」

幼馴染「わかった?」

男「う、うん…」

幼馴染「そう、意外と飲み込みが早いのね」

男「あ、はは…」

幼馴染「それでどうするの?」

男「…?なにが?」

幼馴染「だからジム戦よ」

男「えっと、やる!」

幼馴染「やるのはわかってるわよ」

幼馴染「どこから挑戦するの?」

男「えっと…まだわかんないや」

幼馴染「全く、男はいつも優柔不断なんだから」

男「ご、ごめん」…

ポケトレで捕まえた色違いのハネッコちゃん♂育ててくる!ノシ

幼馴染「まぁいずれにせよ今のままじゃジム戦はおろかそこらのトレーナー戦もできないわね」

男「だよね…」

幼馴染「落ち込んでないで早く行くわよ」

幼馴染「今日中に男を一人前のポケモントレーナーにしてあげるんだから」

男「う、うん!ありがとう!」

幼馴染「…ふ、ふん!…どういたしまして」

>>73
>幼馴染「…ふ、ふん!…どういたしまして」

なんか知らんけどクソワロタwwwwwwwww

男「ここの野生のポケモンはさっきより強そうだね」

幼馴染「実際に強いわ」

幼馴染「見た目は同じだけどね」

幼馴染「イワーク!いわおとし!」

イワーク「ばーおう!」

男「おー!すごい!」

男「そんなこともできたんだね!」

幼馴染「ま、まぁこれくらいは当然よ」

イワーク「ばおーう!」

男「あ、またレベルが上がった!」

男「ココに来てからモリモリ上がるよ!」

幼馴染「それで新しい技は覚えたの?」

男「うん!早速やってみるね」

幼馴染「ええ、お願い」

男「いくよハネッコ!しっぽをふる!」

ハネッコ「はーねっ!」フリフリ

男「…よし!」

ハネッコ「はね!」

幼馴染「」

男「ど、どうかな?なんかすごそうだよね!」

ハネッコ「はねー」

幼馴染「……じゃない…」

男「うん?」

幼馴染「攻撃…ない…」

男「えっと、よく聞こえなくて…」

幼馴染「攻撃技じゃなああーい!!!」

男「ひっ!?」ビクン

幼馴染「なんで!?もう結構レベル上がったのにぃ!!」

男「お、落ち着いて幼馴染」

ハネッコ「はねはね!」

幼馴染「むー!……はぁ、もう…」

男「なんか…ごめんね?」

ハネッコ「はねはね?」

幼馴染「男たちは悪くないわ…」

幼馴染「もうこうなったらヤケよ!最後まで男の面倒みてあげるんだから!」

男「うん!ありがとう!」

ハネッコ「はねー」

幼馴染「あ!い、今の最後まで面倒見るっていうのはあくまでポケモンのことだからね!」

幼馴染「プ、プロポーズとかそういうのじゃないから…!その、男との結婚がイヤなわけじゃないけど…」ゴニョゴニョ

男「う、うん?よくわからないけどありがとう」

幼馴染「今度はココよ!」

男「洞窟入るの?危ないよ?」

幼馴染「平気よ!ココに出るくらいのポケモンなら大丈夫」

男「そっか、幼馴染はすごいね」

幼馴染「まぁそんなことも…あるかな?」

男「あはは、自分で言ってるよ」

幼馴染「でも実際頼りになるでしょ?」

男「うん!」

幼馴染「えへへ」

男「あ!あれってイシツブテだよね?」

幼馴染「そうね、早速倒すわよ」

男「うん!頑張って!」

幼馴染「イワーク!お願い!」

イワーク「ばおー!」

男「すごいなー!イワークかっこいいなー!」

イワーク「ばお!」

男「今度はズバットだ!」

幼馴染「また行くわよ!イワーク!」

イワーク「ばーおう!」

幼馴染「…ふう、結構倒したわね」

幼馴染「お疲れ様イワーク」

イワーク「ばおー」

男「あ!またレベルが上がった!」

幼馴染「次に覚える技はなにかしら?なきごえ?にらみつける?もう何が来ても怖くないわ」

男「えーっと新しい技は…たいあたりだ!」

ハネッコ「はねはね!」

幼馴染「はいはいたいあたりね」

幼馴染「じゃあまたレベル上げに戻るわよ…ってたいあたり!?」

男「そうだよ!たいあたり!攻撃技だよね?」

幼馴染「やっと、やっとここまできたわ…」

男「すごいよハネッコ!かっこいいよ!」

ハネッコ「はねー!」

幼馴染「これでやっと男もポケモンバトルができるのね」

幼馴染「なんだか感慨深いわ…」

男「あはは、お世話になりましたー」

ハネッコ「はねはねはー」

幼馴染「じゃあバトルするわよ」

幼馴染「まずは野生のポケモンからね」

男「うん!」

幼馴染「ここの草むらが丁度いいみたいね」

男「うん!よーしなんでも来い!」

ハネッコ「はねはね!」

あ!野生のコラッタが飛び出してきた!

幼馴染「コラッタか」

幼馴染「初陣には丁度いいかもね」

男「よし!先手必勝のたいあたりだ!」

ハネッコ「はねー!」

男「勝った…勝ったよ!やったよハネッコ!」

ハネッコ「…はね!!」

幼馴染「もうそんなに喜んじゃって大げさね」

男「だって初めてだから!」

幼馴染「ふふ、とりあえずおめでとう」

男「えへへ、ありがとう」

ハネッコ「はねはねー」

幼馴染「でもこれでやっと駆け出しトレーナーになっただけだからね?」

幼馴染「浮かれちゃダメよ?」

男「はーい♪」

ハネッコ「はーね♪」

幼馴染「これで男も一応戦えるようになったわけだけど」

男「うん」

幼馴染「ジム戦どうしよっか?」

男「ジム戦か、まだちょっと不安かも…」

幼馴染「そうね、私もまだ早いと思う」

幼馴染「それに男はまだトレーナー戦を経験してないからその辺も何とかしないと」

男「えっと、どうしよう?」

幼馴染「まぁ一度隣町に戻りましょう」

幼馴染「今日は疲れちゃった」

男「うん、幼馴染とイワークは頑張ってたからね」

~次の日~

幼馴染「おはよう男」

男「うん、おはよう幼馴染」

幼馴染「今日はトレーナー戦が活発に行われている公園に行きましょう」

男「うん!なんだかワクワクしてきたよ」

幼馴染「うんうん、その意気よ」

幼馴染「公園に着いたわけだど、ここでトレーナー戦のルールを説明しておくわね」

男「ルール?野生のポケモンと戦うのと何か違うの?」

幼馴染「戦い自体はほとんど同じよ」

幼馴染「でも戦うまでにちょっとした決まりがあるの」

男「き、決まり…」

幼馴染「とってもシンプルだけどね」

男「ほっ…」

幼馴染「それはズバリ!目があったらポケモンバトル!」

男「これだけ?」

幼馴染「うん、簡単でしょ?」

男「そうだね」

幼馴染「とまぁこんな説明をしている最中に早速目があったようね」

男「う、うん」

むしとりしょうねん「目があったらバトルだ!」

男「よ、よろしくおねがいします!」

むしとりしょうねん「こっちこそよろしく!」

男「え、えっとまずは相手と視線をあわせてそれから…」

幼馴染「テンパり過ぎ!」

むしとりしょうねん「いけ!トランセル!」

トランセル「ウィーンガー」

男「こっちも、いけ!ハネッコ!」

ハネッコ「はねー!」

むしとりしょうねん「トランセルかたくなる!」

トランセル「ウィーンガー」カチン

男「えっと、ハネッコたいあたり!」

ハネッコ「はねー!」

男「あれ?あんまり効いてない?」

むしとりしょうねん「そんなたいあたりじゃ俺のトランセルは倒せないぜ!」

むしとりしょうねん「もいっちょかたくなる!」

トランセル「ウィーンガー」カチン

男「こっっちももう一回たいあたり!」

ハネッコ「はねっ!」ベシッ

男「うぅ、やっぱりあんまり効いてない…」

幼馴染「この戦いは長くなりそうね…」

むしとりしょうねん「よし、お前の手の内は見せてもらった」

むしとりしょうねん「ここで畳み掛けるぞトランセル!」

トランセル「ウィーンガー」

むしとりしょうねん「かたくなるかたくなるアンドかたくなる!」

男「こっちだって!たいあたりたいあたりアンドたいあたり!」

むしとりしょうねん「かたくなる!」

男「たいあたり!」

幼馴染「あと5回くらいは続きそうね…」

男「やっと終わった…」

ハネッコ「はねぇ…」

むしとりしょうねん「お前、なかなかやるな…」

幼馴染「不毛な戦いだったわね…」

幼馴染「ともかくこれでトレーナー戦の流れはつかめたでしょ?」

男「うん、これならできそうだよ」

幼馴染「じゃあ私もちょっと戦ってくるから一旦ここで別れましょう」

男「わかった!またあとでね」

男「この調子で勝つぞー!」

ハネッコ「はね!」

謎の女「ねえキミ、ボクとバトルしようか」

男「あ、はい!」

謎の女「…うん。キミ、いい目をしているね」

男「え?目…?」

謎の女「純粋な目」

男「…?」

男「えっと…バトルするんだよね?」

謎の女「うん、しよう」

男「じゃあえっと…ハネッコ!」

ハネッコ「はねー」

謎の女「へぇ、キミは草タイプを使うんだね」

男「うん」

謎の女「でも草タイプは大変だよね。弱点が多くて」

謎の女「草・飛行だと氷が四倍になるのが特に辛いかな?」

謎の女「不意のめざ氷で落ちる可能性が高い」

男「……(な、なにを言ってるのかわからない)」

謎の女「努力値はどう振ってるのかな?」

謎の女「そのポケモンは素早さ種族値が高いからそれを生かしてSには振ってるのかな?」

男「あ、」

謎の女「いや、言ってはダメだよ」

謎の女「ボクは自分で考えるのが好きなんだ」

男「う、うん…」

謎の女「ともかくボクもポケモンを出そう」

謎の女「いけ!フカマル!」

フカマル「ピィー!」

謎の女「キミの手持ちがわからないからとりあえずこの子でお相手するよ」

男「よ、よろしく!」

ハネッコ「はねはね」

謎の女「レベルは同じか、となると向こうが先手」

謎の女「まずはアタッカーなのか後続サポートなのかを見極める」

男「あ、あの…もういいのかな?」

謎の女「あぁ、気にせずに始めてくれ」

男「いくよハネッコ!たいあたり!」

ハネッコ「はねー!」

謎の女「たいあたり?!」

謎の女「…なるほど」

謎の女「キミはまだ本当のポケモンを知らないようだね」

男「本当のポケモン…?」

謎の女「おそらくキミのポケモンの攻撃技はたいあたりのみのはずだ」

男「すごい!よくわかったね?ついこの前覚えたんだ!」

謎の女「……おめでとう」

男「ありがとう!」

謎の女「ところでこの勝負はなかったことにしないかな?」

男「え?どうして?」

謎の女「キミとボクでは力量の差がありすぎるからね」

男「え、でも…」

謎の女「キミが大事にしているその子をあまり傷つけたくないんだ」

男「その気遣いはありがたいけど傷つくのはわかってやってるから遠慮はいらないよ」

男「そうだよね、ハネッコ?」

ハネッコ「はね!はね!」

謎の女「そうか、ならその哲学に敬意を表して、こちらも全力でいかせてもらう」

男「うん!」

謎の女「フカマル、げきりん!」

フカマル「ガー!」

男「そ、そんな…一発で…」

謎の女「やっぱりこうなってしまったか」

謎の女「これを使うといい」つ げんきのかけら

男「えっと、これは…?」

謎の女「瀕死が治る道具だよ」

男「あー、えっと…」

謎の女「こうやって使うんだ」パァー

ハネッコ「……」

男「ハネッコ?」

ハネッコ「…はねー」

謎の女「あとでポケモンセンターに連れていくといい」

男「う、うん」

謎の女「キミは何故ポケモンを育てているんだい?」

男「その、ポケモンマスターになろうと思って」

謎の女「そうか。それならこの先またボクと戦う機会があるかもしれないね」

謎の女「その時はよろしく」

男「こちらこそ!」

幼馴染「おーい男ー!」

男「あ、幼馴染だ!」

幼馴染「どう?調子は?」

男「それがこの人に負けちゃって…」

幼馴染「え、ホント?…ってどの人?」

男「ほら、ここにいる…っていない!?」

男「いけっ!ハネッコ!!」

ハネッコ「御意」

幼馴染「ふーん、そんなことがあったんだ」

男「うん。あんなに強いポケモンもいるんだね」

幼馴染「そんなに強いんなら私も見てみたかったな」

幼馴染「あ、でも負けちゃったんならハネッコは大丈夫なの?」

男「それは大丈夫」

男「対戦相手がげんきのかけら?を使ってくれたから」

幼馴染「ねぇ、その対戦相手って女?」

男「そうだよ。よくわかったね?」

幼馴染「まぁ、なんとなく…ね」

幼馴染「それで、これからどうするの?」

男「僕、もっと強くなるよ!」

男「気になるんだ、本当のポケモン…」

幼馴染「本当のポケモン?」

男「うん」

男「僕は本当のポケモンを知らないから…」

幼馴染「そもそも男はついこないだポケモンをもらったばっかりじゃない」

幼馴染「ポケモンのこと知らなくて当然よ」

男「それもそうだね!」

幼馴染「ここは一度ポケセンに行きましょう」

男「うん、ハネッコに元気を取り戻してもらわないと」

ティンティンティティティーン

ハネッコ「はねー」

男「ハネッコももうすっかり元気だね」

ハネッコ「はね!」

幼馴染「ねぇ男、この町から北に行ったところにある北町のジムは水タイプのジムなんだって」

男「へー」

幼馴染「やっぱりジムデビューは有利な相性のところがいいと思うの」

幼馴染「だから、北町に行こ?」

男「うん!」

男「そういえば幼馴染は僕と一緒に旅をしてていいの?」

幼馴染「…どういうこと?」

男「忙しいのにこんなに付き合ってもらっちゃって悪いから…」

幼馴染「忙しい…?」

男「え、だって旅にでるときに」

幼馴染「あ、あー!あれね!いいの!もういいから!」

男「でも…」

幼馴染「平気ったら平気なの!」

幼馴染「北町へ行くにはこの沼地を通って行かないといけないのね…」

男「わっ!」ズボ

幼馴染「ちょ、ちょっと大丈夫?!」

男「だ、大丈夫!ちょっとハマっちゃって」

男「ハネッコは飛んでるから楽そうでいいなぁ」

ハネッコ「はね~♪」

幼馴染「そっか!飛べばいいのね!」ガシッ

ハネッコ「はねーっ!!」

男「ちょ、ちょっと幼馴染!ハネッコが重そうだよ!」

幼馴染「お、重いって失礼な!!」

申し訳ないがもう眠いからおしまい
この後男は一旦廃人落ちして謎の女さんサイドにつくんだけど
なんやかんやあって正気を取り戻してワタッコでチャンピオンになる感じで

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