~たるき亭~
律子「だから言ってるじゃないですか…。あぁいうメルヘン入ったのはゲスビッチ多いですって」
小鳥「あ、えと、私は違いますからね!」
P「いや、別に音無さんのこととは…。あ、スイマセン!砂肝みっつ追加で」
律子「ていうか事務所の娘はやめろっていつも言ってるじゃないですか。プロデューサー殿飛ばして終わりじゃ済まないんですからね」
P「はい、反省してます」
音無「ああ~、いいな~。今頃若い娘達はオトコ捕まえて宜しくやってるんだろうな~」
律子「そういえば、春香があまとうとって話聞いてます?」
P「噂くらいは…。まぁ、春香のファンは愚民ですからそこまで影響ないんじゃないかと」
律子「それならいいんですけど…」
音無「あ、いい事思いつきました!天ヶ瀬くんが春香ちゃんに踏まれちゃうんです!ドームですよ!ドーム!それで他のジュピターのみんなも……グフフフ」
律子「あ、そういえば切らしてました。コンドーム」
P「帰りに買って行くか?」
律子「そうですね。この前の極薄はなかなか良かったです」
P「つぶつぶとか試してみたかったんだが、またにするか」
律子「両方買えばいいじゃないですか。マスター、お勘定お願いしまーす」
P「出そうか?」
律子「生活費から出すから大丈夫ですよ」
P「まったく、よく出来た奥さんだよ…」
音無「今日も見せつけられる可哀想な私…。るーるーるー」
律子(最近、躁鬱激しくなってきましたね)
P(いってやるなよ。三十路の道は一人じゃなかなか厳しいもんだぞ)
律子(プロデューサー殿も放っておいたらあぁなったんですか?)
P「かもしれん…」
音無「ふぇ?なんか言いました?」
P「いえ、支払いは済ませておきましたから、そろそろ行きますよ」
音無「むー、はぁ、分かりました。お邪魔虫は退散しますか。プロデューサーも律子さんに返してあげないといけませんしねー。はぁ、よいしょっと」
律子「お体気をつけてくださいね」
音無「やめて!憎めないことを言わないで!」
P「それじゃ、ごちそうさまです」
<ハーイ、ドウモネー
こうして765の夜は更けて行くのであった
音無「おかしいです!やり直しを要求します!」
P「えー、結構リアルに作り込んだつもりなんですけど…、砂肝頼んだけど食べないで帰るところとか」
音無「いや、そういうのはいいです。というか、せめて作中くらい華を持たせてくれても良いじゃないですか」
P「写実主義が仇となってしまいましたか」
響「いま、かえったぞー!」
P「おう、おかえり」
響「ふたりとも何やってるんだ?」
P「音無さんの将来設計についてちょっとな」
音無「冗談でもやめてくださいね♪」
響「うわー、ネクタイから手を離すさー。このままプロデューサーが死んじゃうぞ、小鳥!」
P「ふう、ヒドい目にあった」
小鳥「ヒドいのはプロデューサーさんです!まったく…」
響「そうだぞー。プロデューサーは乙女心が分かってないぞ!でりかしーがないとダメなんだからね」
P「うーん。でも、ほら響も音無さんも弄られた方が愛される感じしませんか?」
音無「え、そうなんですか?」
響「自分、初耳だぞ」
P「え?ごめん、気のせいかも」
響「うがーー!!」
P「ははは、どすこいどすこい」
音無「それ以上いけない 」
音無「ヨソの事務所ネタは自重して下さいね」
P「反省してます」
響「それで本当はどういう話だったんだ?」
P「いや、そろそろ結婚しないとヤバいなって……」
音無「やめて下さい。違いますよ。765プロで誰が一番結婚が早いかっていう話でしたよ」
P(あー、なんか、明らかに自分って言って欲しそうにしてるよ)
響「そうだったのか。うん、それならきっと自分だぞ」
ガラガラピシャーン
音無「ひ、響ちゃん?」ヒクヒク
P(あーあっ)
響「自分完璧だからな」フンス
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