書き溜め少ないけどぼちぼちやっていきます、規制怖いよ……
岡部(…………………………)
岡部(俺がここに来て、早くも数週間が経過した)
岡部(……何処かの世界線ではパン……ズボン盗難事件があったようだが、幸い未然に防がれた……奴は俺の部屋で寝ているからな)
岡部(どうやら彼女の部屋は全力でルッキーニとシャーリーが片付けて綺麗にしたようだが、相も変わらず彼女は俺の部屋で寝泊まりしている)
岡部(あとどう言う訳かミーナ中佐が落ち込んでたけどミス・ブシドーが励ましたら途端に元気になった)
岡部(そして、数週間が経った今でもーーーー俺の固有魔法は、発現せずにいた……)
岡部「ふ、ああああっ…………む、朝か」
「すぅ……すぅ……すぅ……」
「…………………………zZZ」
岡部「………………おい、起きろ、フラウ」べちんっ
「ん……っ……あっ…おはよーオカリン」
岡部「ああ、おはよう」
岡部(どうやらコイツは俺が起こすと一発で起きるらしい……バルクホルンは「あ、ありえん……」と言っていたがミーナ中佐曰く『鯉の力』らしい)
岡部(………………こいつは鯉が好物なのだろうか?)
「………………zZZ」
エーリカ「あっ……またサーニャン私達のベッドに入ってる」
岡部「ゆっくりさせておけ…………それと、私達のベッドなんて言い方はやめろ、なんか卑猥だ」
エーリカ「了解!さっ、ご飯ご飯っと♪」
岡部「朝っぱらから元気なヤツだ……」
岡部(最近、彼女ーーサーニャ・V・リトヴャクがよくベッドに入り込んでくる)
岡部(試しにエイラに聞いてみたが『サーニャはきっと父親が恋しいンダ』と言う答えをもらった……そのあとソウダ!そうに違いナイ!とブツブツ考え込んでいたが何故だろうか?)
岡部(あとこれはどうでもいいーー本当にどうでもいいことなんだがーーーー)
岡部(最近、良い出来のボートに乗って大海原へ旅に出る夢をよく見る)
岡部(まぁ海も近いし、それが原因なんだろう……)
廊下ーーーー
バルクホルン「ハハハハハハハルトマン!!!」
エーリカ「うわっ!?どしたのトゥルーデ」
岡部「そんなに慌てて……」
バルクホルン「こここここれをよよよ読んでくれ」
岡部「手紙?」
エーリカ「なになに…………えっ!?クリスの意識が回復した!?」
岡部「なにッ!?それは凄いではないか!」
エーリカ「トゥルーデ!早く行ってあげなよ!」
バルクホルン「わ、わかっている!……うおおおおおおっ!クリスぅ!お姉ちゃんは今そっちに行くぞおおおおおっ!!!」ドドドドドドド
エーリカ「行っちゃった……」
岡部「全く妹となると途端に慌ただしくなるな、奴は………………ん?」
エーリカ「?どうしたのオカリン?」
岡部「あいつ確か……自動車運転できなかったよな?」
エーリカ「あっ、そーいえば」
岡部「だとしたら…………ヤツは一体『ナニ』で行くつもりなんだ?」
エーリカ「まさか……いやいやトゥルーデに限ってそんな」
「「………………………………」」
岡部「よし、フラウ!今すぐあそこに行くぞ!!」
エーリカ「合点承知っ!」
………………………………
ガチャン!……バラバラバラバラバラバラ!!!!!
岡部「案の定か!」
エーリカ「ストップストップトゥルーデ!!!」
バルクホルン「なっお前たち!な、何をするだァーッ!!」
岡部「馬鹿!病院にストライカーで行こうとする奴がいるか!」
エーリカ「全くトゥルーデは馬鹿なの?死ぬの?……もうっ、私が車で乗せてって上げるから早く降りて!」
ゆっくり投下な。
支援。
ー
ーー
ーーー
ブロロロロロ!
バルクホルン「よーし!ハルトマン!全速前進だッ!」
エーリカ「了解!」
岡部「ばっ!安全運転をせんか!…………特にバルクホルン!お前が一番注意しろ!いいか!絶対自動車事故には気をつけろよ!絶対だぞ!」
バルクホルン「……ハルトマン!安全運転をしながら至急速やかに我が妹の元へ!」
エーリカ「……了解!」
岡部「全くお前はとんでもねぇ妹馬鹿だッ!!」
バルクホルン「ありがとう!最高の褒め言葉だ!!」
BROOOOOOOO!!!!!
ー
ーー
ーーー
どたっどどどたばったん!!がちゃっ!
ナース「病院ではお静かに!」
バルクホルン「あっ!こ、これは失礼した!」
エーリカ「!」ヒラヒラ
「ふふっ……くすくす……」
バルクホルン「っ……!クリスッ!!」
…………ぎゅうっ
クリス「お姉ちゃん、私がいなくても大丈夫だった?」
バルクホルン「あ、当たり前だっ!私を誰だと……」
エーリカ「あーもう全然ダメ、ついこないだまで無茶な戦い方してさー」
バルクホルン「なっ!?お前、こう言う時にそんな言い方は…………クリス!違うからな!お姉ちゃんはいつもれいせ……」
岡部「えーっとここにストライカーで飛んでこようとした奴はどこのどいつだったかなー?わかるか?フラウ?」
エーリカ「さーあ?どこの誰なんだろうねー?」ニシシ
バルクホルン「お、お前ら~っ!」
クリス「ふふっ、お姉ちゃんったら……あ、あの、おじさん誰ですか?」
岡部「おじさっ……!お、俺はまだ十九だ!」
クリス「そ、そうなんですか!ごめんなさいっ!」
クリス「……その、お兄さんは…………お姉ちゃんの『彼氏』ですか?」
「「なっ……!」」
バルクホルン「そそそそそんなわけないだろう!」
岡部「すぅーおぅだ!それに俺には心に決めた人が……!」
エーリカ「いや~オカリンがトゥルーデの彼氏さんなんてあり得ないあり得ない!」
エーリカ「私ならまだしも……ね」ボソッ
クリス「オカリン?」
バルクホルン「ああ、こいつの名前だ……おい、岡部、自己紹介!」
岡部「フッ……いーぃだろう、うぉしえてや」
バルクホルン「くれぐれも、ふざけるなよ?」
岡部「やあこんにちは!俺の名前は岡部倫太郎!よろしくな!」
エーリカ「相変わらずトゥルーデはノリ悪いね~」
バルクホルン「馬鹿者ここは病室だぞ?」
クリス「倫太郎さん……ですね、宜しくお願いします!」
岡部「ああ、よろしく…………ふむ、言われてみれば宮藤に似ているな」
クリス「宮藤?」
バルクホルン「ああ、501にお前に少し似た女の子がいるんだ……かなりの変わり者だがな、いい奴だ」
エーリカ「変わり者って……トゥルーデがいえたぎりじゃないでしょー?」
岡部「それはお前もだろう、フラウ」
エーリカ「オカリンもね!」
岡部「ぐっ!(本当に501は変わり者が多いよな……)」
バルクホルン「今度連れてこよう……きっといい友達になるさ」
バルクホルン「あっ!可愛いと言ってもお前のほうが美人だぞ!」
クリス「もーお姉ちゃんったら!」
ー
ーー
ーーー
岡部「……どうだ?妹と会えて」
バルクホルン「ああ、至福のときだったよ……やはり私の妹は世界イチイイイイイイ!だということを改めて実感した!」ウムッ
岡部「そ、そうか」ドンビキ
岡部「………………クリス、か」
エーリカ「……………………やっぱり思い出しちゃう?」
岡部「ああ、まぁな……」
バルクホルン「お前が命をかけて守って再会したのに……その日のうちにこっちに来たんだろう?」
岡部「ああ、だがぶつぶつ嘆いている場合じゃない……ここには奴らがいるからな」
バルクホルン「そうか…………」
岡部(しかし最近は鳳凰院モードになっていない気がするな…………ん?これは)
岡部「手紙?」
バルクホルン「これは……?」
ー
ーー
ーーー
バルクホルン「…………悪いが、中身は調べさせてもらった」
バルクホルン「『深入りは禁物』これは一体どういうことだ?」
ミーナ「………………私達はただ、ネウロイについて調べていただけよ」
岡部「それで何故こんなものが届く?」
エーリカ「……差出人に心当たりは?」
坂本「あり過ぎて困るな……だが検討はつく」
ミーナ「ええ……こんな真似をするのは……あの男ぐらいかしらね」
エーリカ「あの男?」
岡部「………………」
坂本「トラッフォード・マロニー……空軍大将さ」
.
岡部(……………………ッ!!)
バルクホルン「空軍大将……!」
エーリカ「あらら」
岡部「………………俺は今から模擬戦の予定がある、悪いが抜けさせてもらう」
バルクホルン「む、模擬戦よりも今はこちらの話を聞くべきなんじゃないのか?」
岡部「…………いや、俺は政治ってやつがよくわからんからな……聞いてもあまり意味はあるまい…………それじゃ」
ぎいっ…………ばたん
ミーナ「……………………」
ミーナ(岡部君……貴方はあの男と一体何を話したの?)
…………………………
岡部(あんたは、脅迫までして彼女らを戦わせたくないのか?)
岡部(それとも、本当は彼女らが目障りなだけか?…………いや、あの時のあんたの目は、漢の目だった)
岡部(もしかするとあんたは、焦っているのか?)
岡部(トラッフォード・マロニー……)
岡部(……………………)
岡部(そうだ……今俺がやるべきことはただ一つ……)
岡部「強く、なる、今よりもっと!」
ー
ーー
ーーー
ウヴヴゥォォォーーン
バババババッ
岡部「…………くっ!(後ろを取られた!)」
ペリーヌ「岡部さん!後ろを取られていますわよ!」
岡部「わかっている!」
ルッキーニ「へへーん!貰ったあ!」カチャッ!
岡部「させるかっ!…………人呼んで!ブシドースペシャル!」ユラッ……ブゥアンッ!!
ルッキーニ「えっ!?」
ペリーヌ「なっ!?」
岡部「」ガチャッ!…………パタタタタタッ!
ルッキーニ「えっ!ええ~っ!」ベチャチャチャ!
シャーリー「し、しまった!」ベチャチャチャッ!
ピーーーッ!!!
宮藤「岡部さん、ペリーヌさんペアの勝利!!」
リーネ「す、すごい……」
ルッキーニ「ウジュー!まーけーたー!……さっきまで後ろとってたのに!」
シャーリー「すごいじゃないか倫太郎!ここまで強くなるなんて」
岡部「ククククッ!!ぅあーたりまぇだ!俺を誰だと思っている!!この鳳凰院凶真!これしきのことが出来ぬ訳がなかろう!フ、フゥーハハハハハハハッ!!」
ルッキーニ「うわー…キョーマのそれ久々に聞いた気がする……あ、そだ、キョーマ、明日少し時間ある?」
岡部「ん?ああ、一応予定はないな」
ルッキーニ「!そう……ほら、シャーリー!」
岡部「?」
シャーリー「なななな、ならっ!明日私の料理の味見をしてくれないかっ!?」
岡部「?別に構わんが」
シャーリー「そ、そか!じゃあ明日の10時ぐらいに食堂に来てくれっ!」
岡部「あ、ああ。了解した」
ペリーヌ「………………………………」
ー
ーー
ーーー
岡部「ふぅ……さっぱりした、やはり訓練の後の風呂はいいな」
「…………ちょっとよろしくて?」
岡部「ん?なんだ、ペリーヌではないか、どうした?」
ペリーヌ「あなた!さっきのアレは一体なんなんですの!?」
岡部「アレ?あれってなんだ」
ペリーヌ「左捻りこみですわ!あれは少佐の得意技ですのに貴方がどうして使えるんですか!」
岡部「俺はただ見様見真似でやったまでだが……」
ペリーヌ「嘘をおっしゃらないでください!あんな高等テクニック見様見真似でできたら苦労しませんわ!」
岡部「…………フッ、フゥーハハハハハハハッ!!!!そんなもの!この天才とも言える我が技量を持ってすればたやすい事なのぬぅおだ!フフフ、ハハハーッ!!!」
ペリーヌ「なっ……貴方の技量はどーでもいいとして!本当は坂本少佐に教えてもらったんじゃないですの!?そうでしょう!?そうに違いありません!!」
岡部「……………………(何なんだこいつは急に熱くなって……あ、まさか)」
岡部「…………ひょとして、お前はブシドーのことが好きなのか?」
ペリーヌ「!!!!!!!!!!!!!!」
岡部「(図星、か)……フッ安心しろ、ペリィィィィィンヌよ、この世界には様様な"愛"がある!なんら恥じることはぬゎぁいのだ!フゥーハハハハハッ!!!」
ペリーヌ「」プルプルプルプルプル!!
ペリーヌ「…………ですわ」ボソッ
岡部「?」
ペリーヌ「お、岡部さん!私はあなたにーーー『決闘』を申し込みますわ!!!」
岡部「決闘?…………フッ、いーぃだろう」
ペリーヌ「ならさっそく、ハンガーに行きますわよ」
岡部「まてまてそう焦るな、別に明日でも構わんではないか……決闘と言うものは日時を決めて行うものではないのか?」
ペリーヌ「ぐっ!……確かにそうですわね……なら明日の2時!ハンガーでお待ちしてますわ!くれぐれも逃げないでくださいね!」
岡部「ぅ当たり前だっ!この鳳凰院凶真!舐めてもらっては困る!!」
翌日ーーーー
岡部「……そろそろ10時か、そういえばルッキーニとシャーリーが料理がどうとか言っていたな…………よし、食堂に行くとするか」
ー
ーー
ーーー
岡部「シャーリー、約束通り来たぞー」
シャーリー「ああああ、ああっ!き、来たのかっ、ととりあえずそこに座っててくれ!!」
岡部「ん、ああわかった(どうしたんだ?急に隠れて?)」
…………………
シャーリー「で、出来たぞっ!モッツアレラチーズとトマトのサラダだ!」
岡部「ん、ああ、ありがとう(か……てっきりアメリカの料理かと思ってたけどこりゃイタリアのじゃないか……よくこんなチーズ持ってきたな)」
岡部「………………ん?」
ガタタタタッ!!!
岡部「おおおおおまえっ!何なのだその格好は!」
シャーリー「ふえっ?……こ、これは……その……男の人にはこういう格好で料理を作った方がいいって……ルッキーニが……」
岡部(ほとんど裸エプロンではないかっ!)
岡部「い、いいから早く着替えてくれ!」
シャーリー「い、いやっ!せっかくこの格好になったんだ!い、いいから早く喰えっ、ほらっ!あ、あーん……」ズイッ
岡部(うっ……!ええい!ままよ!)パクッ
岡部「」モグモグモグ……ゴクン
岡部「………う、うん、美味いんじゃないか?なかなか……カナリ美味い」
シャーリー「ふ、ふふーん、今お前はトマトだけしか食べてないからな!けどチーズと一緒にこいつを食うと……」
岡部(頼むからその格好で胸を張らないでくれ!)
シャーリー「は、はい…………あーん」
岡部「………………あ、あーん」パクッ
岡部「」モグ…モグ…モグ…ごくん
岡部「こ、これは……」
シャーリー「ど、どうだっ?」
岡部「旨い…………いや本当にこれは旨い」
岡部「サッパリとしたチーズと、ジューシーなトマトがお互いを引きたてあって……そう、絶妙な『ハーモニー』を奏ででいる……うん、マジで恐れ入った」
シャーリー「!ホントか!?いやールッキーニに教えてもらった甲斐があった!」
岡部「?ルッキーニは料理苦手なんじゃないのか?」
シャーリー「だから何とかレシピを思い出してもらったんだ……ロマーニャ料理の方が食材も豊富にあるからな」
岡部「そ、そうか…………いや、これだけ旨いもんを作れるんだ、お前はいい嫁さんになるよ」
シャーリー「よ、嫁!?」ボンッ!
岡部「しかしこれはいくらでも食えるな……」モグモグ
シャーリー(よめ……)
岡部「…………ん、ご馳走様……ふふっこの鳳凰院凶真をここまで感嘆させるとはな…見事な腕前だ、これからもその腕、存分に振るうがいい!!」
シャーリー「そ、そっか!ならまた今度別の作るからその時もまたよろしくな!」
岡部「ああ。だ、だがっ!次はそんな格好で作るんじゃあないぞ!絶対だからな!……それじゃ!」タタタッ
「……………………」
(……行った、か)
ルッキーニ(やれやれ、本当ならマジで『裸エプロン』にするつもりだったんだけど……うわーあしがすべったーあっ、ごめんりんたろうーついからだおしつけちゃってー……も未達成だし)
ルッキーニ(ま、及第点ってところかな)
ー
ーー
ーーー
ペリーヌ「………………来ましたわね」
岡部「待たせたな」
ペリーヌ「てっきり怖気ついて来ないのかと思いましたが……杞憂のようでしたわね」
岡部「何を馬鹿な事を、この鳳凰院凶真が逃げるとでも?」ガチャッ
ペリーヌ「…………そっちじゃありませんわよ?」
岡部「え?」
ペリーヌ「これは決闘です……訓練用の銃で戦うなど笑止千万!!……安心してください、ただの振りですから、撃ったりはしませんわよ?」
岡部「………………そうかい」
……………………
ブァァァァアンッ!!
バルルルルッ!!!
ペリーヌ「ルールは簡単、10秒以上相手の後ろをとった方が勝ち、よろしくて?」
岡部「ああ、了解だ」
………………
ブォンッ!バババババッ!
ペリーヌ「……いたっ!」
岡部(!後ろを取られた!だがまだだっ!)ユラッ……バオンッ!
岡部(左へ、右へ、上へ、下へ、)ババババッ!!
ペリーヌ「ああもうちょこまかちょこまかと!!」
ーーー同時刻、岡部の部屋ーーー
サーニャ「………………zZZ」
サーニャ「…………んっ」ピョコッ……ヴォンッ
サーニャ「…………zZZ」
ー
ーー
ーーー
ウウウウウウウウウウッッッッーーーー
「「!!!!!」」
岡部「敵襲か!!」
ペリーヌ「そうみたいですわね!」
岡部「悪いが決闘は中止だ!
水入りとは……やってくれるなァ!ネウロォイ!!!」
ーーーーミーナ「グリット東23地区に出現!単機……いえ!2機よ!」
岡部「ミスミーナ!俺だ!今訓練で近くをペリーヌと飛んでいる!……このまま先行する!!」
ーーーーミーナ「訓練!?そんな話聴いて……!ッ!!あなた達はここで待機よ!」
岡部「いや、俺は行かせてもらう!ここで待機していたら逃がしてしまうからな!!」
ーーーーミーナ「………ああもうあなたって人は!」
岡部「…………心配するな、あくまで偵察だ!」
岡部「ペリーヌ!お前はここに残っていろ!」バゥンッ!!
ペリーヌ「え、ええっ!?」
……………………
岡部「…………この辺りか?だいぶ近づいたんだと思うが」
ーーーピカッ!
岡部「いたっ!」
………………ふよふよふよ
岡部「…………思って見たより小型だな……これなら」チャッ
………………ビュッ!
岡部「!!!!(接近してきた!!…………え?)」
小型ネウロイ「」ぐるぐるぐるぐる
岡部(俺の周りを回っている!?ええいっ!)ガチャッ!!
…………カチン!!
岡部「………………あ!」
岡部「セーフティが掛かっていたっ……!ああもう!」ガチャガチャ
小型ネウロイ「」コオオオオオオオッ
岡部「これでよしっ!…………って何いっ!?」
岡部「こ、こいつは……人型ネウロイ!?」
岡部(先日戦ったネウロイはサーニャの歌を歌っていた……そして今は、人の形になった……)
人型ネウロイ「………………」
岡部(もしかしたらこいつは…………知ろうとしているのか?)
岡部(俺たち、人間を)
岡部(…………右手を、前へ)スッ
人型ネウロイ「」スッ
岡部(…………左手を、挙げる)スッ
人型ネウロイ「」スッ
岡部(…………後ろに、下がる)スッ
人型ネウロイ「」スッ
岡部「……なんだ、お前は俺の真似をしているのか?」
人型ネウロイ「」Gyau……♪
……フワッ
岡部「あっ!こらまてっ!……っと、その前に通信を」チャッ
ザザ……ザ……ザザザ……
岡部「……繋がらない?」
岡部「!!!!」ガチャッ!!
岡部(まさかこいつの罠!?…………ッッッ!!!!)
人型ネウロイ「」コオオオオオオッ
岡部(胸から!……コアが……!)
岡部(………………………………もしかしたら)
岡部(俺たちはこいつらと…………ん?)
人型ネウロイ「」じーーっ
岡部「?どこを見ているのだ?」
人型ネウロイ「」じーーーーーーっ
岡部「空?」チラッ
岡部「…………………………!!!!!!」
岡部(なんだ!?何か黒い物体が降ってくる!?)
ーーーーーーオオオオオオオオッ!
岡部(…………隕石!?)
ドッ!
バッシャアアアアアアアアンッ!!!
岡部(海に突っ込んだ!)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
岡部(上がってくる!!)ガチャッ!
岡部「!!!!!!!!!!!!!!」
岡部「あ……!ああ……!あっ……!」
岡部「こ、こいつは……!……まさか!」
岡部「人工…………衛生…………」
.
誤字だ
人工衛生
↓
人工衛星
岡部「なんで……こいつが……」
岡部「!!」
岡部「おいお前ッ!!こいつが何かわかるのか!?」
人型ネウロイ「……………………」
人型ネウロイ「………………」フルフル
岡部「!!!!」
岡部(首を、横に降った)
岡部(……俺の言葉がわかるのか?)
岡部「…………チッ!!」チャッ!
岡部「ああ俺だ……予想外の事態になった……まさかこんなところでこいつと出会うとはな
……わかっている、むやみやたらに探索をしない方がいいぐらいはな……これも、運命石の扉の選択だというのか……エル・プサイ・コングルゥ」
岡部「…………ふぅ」
……………………プシューッ
岡部「!!!!」
岡部(ハッチが…………開いた……)
????「………………」ユラッ
岡部(……………………)
岡部「……………………嘘、だろ?」
岡部「…………なんで、お前がそんな黒いワンピースを着ているんだ……なんで、黒い帽子をかぶっているんだ……なんで、足にそんなもの履いてるんだ……」
岡部「どうして、お前が、ネウロイみたいな格好でここにいるんだ!」
岡部「………………まゆりッ!!!!」
まゆり?「…………………………」
.
「「……………………」」
岡部「………………あ」
まゆり?「」コオオオオオッ
岡部(あの胸の輝きは……ネウロイのコア……)
岡部「なあ、まゆり、笑ってくれよ……そんな、仏頂面、全然似合ってないぞ?」
岡部「ほら…………まゆり…………」
岡部「一緒に…………帰ろう」スッ
ガ……ガガ……ガガガ……
『何をしているんだ岡部!!!!早くそいつを撃て!!!』
岡部「!!!!ブ、ブシ……坂本ッ!」
「そいつは敵だ!!だから早くしろォ!!!」ゴオオッ!!
岡部(何故だ坂本!?……何故コアだけでこいつをネウロイだと決めつける!?)
岡部「…………ダメだ坂本ッ!こいつは…こいつは撃てないッ!!!」
坂本「ッ!!……もういいっ!お前が撃たないのならーー私が!!!」ガチャン!!!
岡部「や、やめろおおおおおおッ!!!」
「「…………」」ヴンッ!
ーーーーーズドゥッ!!!
岡部「あ……(人型と……『まゆり』が……ビームを!)」
岡部「(まずい!)坂本ッ!避けろおおおおおッ!!!」
坂本「ッ!!」ポオオオオッ
ーーーパキン
ーーーーーーボォン!
坂本「ぐっ……ああああああああっ!!!!」
岡部「坂本おおおおおおっ!!!」ガシィッ
「坂本少佐ああああああっ!!」
「坂本さんっ!!」
岡部(くそっ!シールドが役に立っていなかった……!出血がひどい!)
人型ネウロイ「………………」スッ
まゆり?「……………………」スッ
岡部(……まゆりとネウロイが、人工衛星の中に入っていく……)
…………オオオオオオオオオ
ゴッ!!!!!!!
岡部(はは……なんてスピードだ、もう見えなくなった)
……………………
ポオオオォォォォ
宮藤「坂本少佐……!目を覚まして!」ポオオオオオッ
ペリーヌ「坂本少佐!!!!」
岡部「……………………クソッ!!」
岡部(俺の……せいだ……俺が……撃たなかったから……)
岡部(………………俺は、撃てたのか?)
岡部(あの人型を…………まゆりを)
岡部(…………なんだよこれ……なんだよこれッ!!)
……………………
ミーナ「美緒…………どうしてっ!……う、ううっ……」
ーーー基地内治療室ーーーー
ペリーヌ「坂本少佐!私が!私がついています!だからっ!目を開けてくださいっ!!」
宮藤(坂本さん、坂本さん、坂本さん坂本さん坂本さん!!)ポオオオオオオゥ
岡部「…………………………」
宮藤「うっ……」フラッ
バルクホルン「宮藤、止せ……もう限界だ」
宮藤「は、離してください!!」
岡部「…………………………」
ペリーヌ「…………はと言えば」
ペリーヌ「元はと言えば!あなたが勝手に独断専行をしたから少佐は!……少佐は!」
岡部「……………………」
ペリーヌ「あなたの……あなたのせいでっ!!!!」
岡部「…………………………」
バルクホルン「ペリーヌクロステルマンッ!!」
ペリーヌ「!!!」
岡部「………………いいんだ、バルクホルン……ペリーヌの言っていることは正しい……」
岡部「俺の……せいで、坂本は……っ!」
岡部「う、うおおおおおおあああああっ!!!」
「落ち着きなさい!岡部上級大尉!」
岡部「っ!!」
バルクホルン「ミーナ!」
医師「」タタタタッ
ガラガラガラガラガラ……バタン!
ペリーヌ「!!坂本少佐っ!…………どうかっ!ご無事で……っ!」
ー
ーー
ーーー
ピッ……ピッ……ピッ……ピッ……
宮藤「」ポオオオオオオオオッ!!
岡部「お願いだ……坂本!……死なないでくれ!」
ペリーヌ「……少佐」
ピッ……ピッ……ピッ……
宮藤「」ポオオオオオ……
宮藤「あうっ……」くらっ
宮藤「ううっ…………っこんな時、おばあちゃん達が…いてくれたら……!」
ペリーヌ「!!!何を言ってますの!!これはっ……あなたにしか!」
岡部「……………………」
岡部(俺は、なんて無力なんだ……ッ!)
岡部「…………頼むッ!宮藤!お前にしか……お前にしか出来ないことなんだ……!」
宮藤「!!……私にしか出来ないこと」
宮藤「………………ッ!!」コオオオオオオオッ!!
岡部(部屋全体が…………蒼く……!)
ー
ーー
ーーー
医師「………………もう、大丈夫ですよ」
岡部「!!!本当ですかっ!」
医師「ええ、彼女の魔法のおかげです」
ペリーヌ「よ、良かった……」
ミーナ(…………本当に、良かった……美緒)
ミーナ「………………岡部さん、貴方は自室に待機してください」
岡部「っ……了解した」
………………
チュン……チュン……
岡部「う……む……っ」
岡部「………………朝、か」
岡部「………………」
岡部(行かなくては、彼女の元に……)
……………………
コンコンッ
「……入れ」
岡部「‼坂本ッ!」ガチャッ!!
坂本「………………お前か」
岡部「よ、良かった……!」
坂本「…………なに、あの程度で死ぬような私ではないさ……それより岡部、こっちに来い」
岡部「あ、ああ」
がしっ!
岡部「あ…!(顔を掴まれた……っ!)」
「「……………………」」
坂本「何故、あの時撃たなかった?」
岡部「それは……!」
坂本「人の形をしていたからか?」
岡部「………………………」
坂本「岡部、お前はまだ数えるぐらいしか奴らと戦っていない……人型だからといって、油断してはならんのだ」
岡部「っだが!奴は俺に何もしてこなかった!」
坂本「岡部ッ!!!!」
坂本「それが、奴らのやり方だ!そうやって、お前を罠にかけようとしたんだ!…………ネウロイは、敵なんだ!
肌に色をつけたのだってきっとーーー」
岡部「違うッ!!!!!!」
坂本「っ!」
岡部「あいつはーーーーあいつはッ!!」
ー
ーー
ーーー
ミーナ「岡部倫太郎上級大尉……貴方は独断専行の上、上官の命令を無視……これは明らかな軍規違反です……この部隊の司法執行官として質問します」
ミーナ「…………貴方は軍法会議を望みますか?」
岡部「………………ッ」
ミーナ「…………返答がないので望まないと判断……これより岡部倫太郎上級大尉、貴方に10日間の自室謹慎を命じます」
ミーナ「異議は?」
岡部「…………ありま、せん」
ー
ーー
ーーー
岡部自室
岡部「………………」
岡部「………………何故、だ」
岡部「何故、お前が………………」
ー
ーー
ーーー
岡部「………………んっ」
岡部「俺は…………寝てたのか」
岡部(………………はっ)
岡部(俺は、何を悩んでいるんだ?)
岡部「俺は……世界の支配構造を変革する狂気のマッドサイエンティスト……鳳凰院凶真だ……」
岡部「この程度の謹慎で……我が道を阻めると思うなッ!」
……………………
ハンガー内ーーーーー
岡部(なんとか……抜け出せた)
「岡部さんっ!!」
岡部「!!……宮藤ッ」
宮藤「行くん……ですか?」
岡部「…………ああ」
宮藤「でも!きっと帰ったらもっと厳しい処分にされますっ!」
岡部「それでも……それでも俺は行く」
宮藤「!!!」
岡部「俺は…………納得したいんだ」
宮藤「………………なら」
宮藤「私も連れて行ってください!!」
岡部「!!!!!ッ何を言っているんだお前は!」
宮藤「私も知りたいんです!岡部さんがどうして行くのかを!その人型を!!」
岡部「馬鹿野郎!俺に着いていったらお前まで同罪になるんだぞ!!」
宮藤「それでも……それでも知りたいんです!!」
岡部「ッ…………勝手にしろ!!」
宮藤「はいっ!」
ー
ーー
ーーー
ババババババババッ……
ブオオオオオオオンッ
岡部「確かこの辺りなんだが……」
宮藤「…………ふわ~っ綺麗な朝日」
岡部「お前、今頃向こうがえらいことになってんのにお気楽だな……」
宮藤「い、いやっ、つい綺麗な朝日だったから……」
……………………
「「「「岡部が脱走した~っ?」」」」
リーネ「そ、それに芳佳ちゃんもついていったんですか?」
ミーナ「ええ、私たちは直ちに彼らを追います……これが本部にしれたら大変なことになるわ」
シャーリー「はははっ!倫太郎もやるなぁ!」
エーリカ「さっすがオカリン!私たちに出来ないことを平然とやってのける!」
ルッキーニ(…………チッ!これであの残念章にフラグが……!)
ミーナ「……ペリーヌさんは坂本少佐の看病をお願いします、それ以外の方は直ちにハンガーへ…………では、解散!」
ミーナ(全く扶桑の人はどうしてこうも………)
………………
坂本「はっくしょん!」
ペリーヌ「だ、大丈夫ですか!?」
坂本「……ああ、大丈夫だ」
坂本(………………それが、お前の答えか)
坂本(………………岡部)
岡部「……………………むっ!」
宮藤「!!!」
カッーーーブァンッ!
人型ネウロイ「………………」
宮藤「これが人型……!」
岡部「………………まゆりはどこだ!!」
宮藤「えっ?(まゆり……?)」
人型ネウロイ「………………」くるっ
岡部「あっ!おいっ!待て!」
宮藤「!!!岡部さん!あれっ!」
岡部「!!……あ、あれはっ……」
……………………
バルクホルン「…………いたっ!」
エーリカ「一緒にいるっ!」
シャーリー「宮藤もだ!!」
ルッキーニ「うえっ!?なにあれっ!?」
ミーナ「ネウロイの…………巣!!」
バルクホルン「ッ!中に入っていくぞ!!」
エーリカ「うっわ本当だ!大丈夫かな?」
シャーリー「…………倫太郎と宮藤なら大丈夫さ、きっとな」
ミーナ「……………………」
…………………………
岡部「促されるまま巣に入ったが……大丈夫なのか?本当に」
宮藤「ふわ~雲の廊下みたい」
岡部「お前ってやつは…………」
カッ!!!!
宮藤「!!!!」
岡部「これは……あたりに光の……模様!?」
岡部「ーーーーッ!!!あれは!」
岡部「まゆりっ!!!!」ダッ
まゆり「…………………………」
宮藤「あれって……女の子?」
岡部「おい!返事をしてくれよまゆり!おいっ!」
人型ネウロイ「………………」ユラッ
岡部「…………なんで、お前は胸を指差してるんだよ」
人型ネウロイ「……………………」
岡部「まさかまゆりを……撃てって言うのか!?」
人型ネウロイ「……………………」コクッ
岡部「ッ!!!!!!」
岡部「……なん、なんだよ……なんなんだよ一体」
岡部「…………………………」
岡部「…………あ」
岡部(まゆりの体……どんどん冷たくなっている……)
岡部(まるで……死体の様に……)
岡部「……………………」
岡部「………………」カチャッ
宮藤「岡部さん!」
岡部「……エル」
岡部「…………プサイ」
岡部「……………………コングルゥ」ガチン
ーーーーータァン
「「…………………………」」
ーーーーーーーーーパキンッ
宮藤「…………あっ!」
岡部(まゆりの服が……青色に……戻ってゆく)
まゆり「………………………………ん」
「「!!!!!!!!」」
まゆり「オカ………………リン……………?」
まゆり「……………………」
宮藤「岡部さんっ!」
岡部「安心しろ、気を失っているだけだ」
宮藤「…その人は?」
岡部「…………俺の幼馴染だ」
宮藤「えっ!?それってどういうーーーー」
パッ……パッ……パッ……ォオンッ
岡部「ッ!!これは……映像!?」
宮藤「す、すごい……」
宮藤(あ……坂本少佐が映ってる……)
岡部「………………ん?」
岡部(あれは………人工衛星!……に、ネウロイが突っ込んだ!)
岡部(あ…………)
宮藤(あっという間に、あの大きい機械が……ネウロイに……)
岡部(…………それに、まゆりは巻き込まれたのか)
パッ
岡部(映像が変わった!)
宮藤(これは……ネウロイのコア?………変な器に入ってる)
岡部(む……なんだ?あの、巨大な………)
…………フッ
岡部(映像が消えた……!)
「「…………………………」」
岡部「……………………やっぱり」
宮藤「?」
岡部「こいつは、知ろうとしているんだ……俺たち人間を」
宮藤「…………ねぇ、そうなの?」
人型ネウロイ「」スッ
宮藤(………手を出してきた)
岡部「宮藤………俺たちは分かり合えるかもしれないんだ……こいつらと」
宮藤「わかり……あう?」
岡部「ああ、そうだ、お互いがお互いを知り、わかり合う……」
宮藤「それは……とっても素敵なことだと思います!」
岡部「そうだろう?……………だから宮藤、お前が示してくれ」
宮藤「えっ?」
岡部「わかりあうことは…………世界は、こんなにも簡単だと言うことを……」
宮藤「………………はいっ!」
外出します
再開は残ってたら21時ごろ
やっぱり焼き増しはダレる……先に番外編でオリジナル展開(笑)の方を書くべきだった……
今までのスレタイおせーて
>>116
岡部「ストライクウィッチーズ?」
サーニャ「運命石の扉の選択」
だったと思う
残っていた……だと?
人型ネウロイ「…………」ユラッ…………フッ
「「消えた!?」」
………………
人型ネウロイ「」……パッ
バルクホルン「で、出てきたっ!」
人型ネウロイ「………………!!」
ーーーーーーーーズドンッ!!!
シャーリー「えっ!?」
ルッキーニ「も、もう一体いるの!?」
ミーナ「…………あれは、一体!?」
ドドドドドドドドドドド
????「……………………」ドドドドドドド
ーーーーゴッ!!
シャーリー「あのデカブツかなりはえーぞ!!」
ミーナ(まさか……本部の新型兵器!?)
????「」ダダダダダッ!!
ルッキーニ「機関銃……みたいなビーム!?」
人型ネウロイ「」サッ
人型ネウロイ「…………」ビッ!!
????「」ガシャンガシャンゴッ!!
「「「変形した!?」」」
????「」ポゥッ
ガガガガガガガッ!!!
バルクホルン「シールドで防いだ……!」
ちょっと夕食食べてきますhttp://beebee2see.appspot.com/i/azuY8qPlBQw.jpg
http://beebee2see.appspot.com/i/azuYsoXlBQw.jpg
http://beebee2see.appspot.com/i/azuYwqvlBQw.jpg
http://beebee2see.appspot.com/i/azuYrf3kBQw.jpg
だだいま
ちなみに夕食は目玉焼き乗っけたチャーハンと味噌汁、キャベツのサラダです
????「」キュイイイイイイイイン
エーリカ「!!来るよっ!!」
ーーーーーズオッ!!!
人型ネウロイ「」…………a
ミーナ「あの人型が……アレのビームでかき消えたわ……」
バルクホルン「巣にまで届いた……」
………………
岡部「うわっ!?危なっ!?ビーム!?ビームだ!」
宮藤「岡部さんっ!とりあえず外にいきましょう!」
岡部「あ、ああそうだな!」
…………………………
????「」ガシャコンガシャコン
????「」ドドドドドドドドドッ!
シャーリー「基地へ戻って行く……」
ルッキーニ「あっ!二人が出て来た!!」
バルクホルン「岡部……誰か女を抱えているぞ!!」
エーリカ(いいなーお姫様抱っこ)
岡部「……………………」
宮藤「あのっ……そのっ……」
ミーナ「宮藤さんはあとで話を聞きます……岡部さん、その女性は?」
シャーリー「青いワンピースに帽子……」
ルッキーニ(ほぉう、この嬢ちゃんなかなかいいもんもってんじゃねぇかぐへへ)
ルッキーニ(待てよ?まさかまたライバル一人追加?おいおい勘弁してくれよ……)
バルクホルン「青いワンピースに帽子?…………!!!!!まさかっ!その人は!!」
岡部「…………ああ、俺の、大切なーーー人質だ」
参考までに
新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内
らしい。保守はご注意!
ミーナ「その人が……」
エーリカ「椎名まゆりさん………」
シャーリー「あれ?その娘よく見たら……昨日の人型ネウロイといたもう一人じゃないか!」
バルクホルン「なにっ!?…………あっ」
岡部「……………………」
ミーナ「…………それが、あなたが脱走した理由と言うわけね……」
ミーナ「聞きたいことは山ほどあるけど……今は本部に戻りましょう、さっきのこともあるし」
ルッキーニ「撃墜命令出てるけどどうでもイイよね!」
シャーリー「できるわけないじゃんか!なっ!」
エーリカ「そうそう!」
岡部「…………………………」
岡部(撃墜命令?…………くっ、妙な胸騒ぎがする)
…………………………
ミーナ「…………基地が見えて来たわ」
バルクホルン「……とりあえず基地に着いたら椎名さんを寝かせてやらないとな」
エーリカ(この人がオカリンの人質かぁ…………ぐぬぬ、想像してたより可愛いぞ)
シャーリー(この娘は誰なんだろう?ミーナ中佐と堅物軍人とエーリカは知ってるみたいだけど……ハッ!まさか倫太郎の彼氏!?…………それは……いやだな……)
ルッキーニ(ああっ!悶々としてるシャーリー可愛いっ!)
宮藤「岡部さん、私たちどうなるんでしょう?」ボソボソ
岡部「さあな…………」
岡部「ん?……あの、ハンガーの前に立っているのは……ッ!!」
ミーナ「!!!!!何故、あの人がここに……っ!」
「ほう、ようやく来てくれたか……ストライクウィッチーズの諸君」
ミーナ「…………」
ドドドドドドドドドッ!
宮藤(あの降りて来たのは……なに?)
岡部(ロボット?……!!まさかアレが!)
エーリカ「さっきのだ……」
????「」キュンキュンキュンキュン……ズシン
「ご苦労だった……ミーナ中佐」
タタタタタッ
ガチャッ!ガチャガチャッ!
岡部(兵士!?……くっ、囲まれた!)
マロニー「…………フン」
マロニー「………………ミーナ君、私は撃墜命令を下したはずだが……?」
ミーナ「っ!!」
ミーナ「まるで……クーデターみたいですわね!」
マロニー「命令に基づく正式な配置転換と言ってくれないかね、ミーナ中佐」ピラッ
岡部(配置転換!?)
マロニー「これよりこの基地は我々第一強襲部隊……通称『ウォーロック』が使用することとなる」
ミーナ「ウォー……ロック……ッ!」
岡部「それが、そのデカブツの名前か……」
マロニー「ご名答……さて、他のウィッチーズの諸君が来た様だね」
岡部(!!……坂本とペリーヌ!それにリーネとエイラ、サーニャ……!)
マロニー「岡部君」
岡部「なん……でしょうか?」
マロニー「君は重大な軍規違反を犯した……本来ならば、君にはそれ相応の罰を与えねばならない……が、今回はそれを免除しよう」
岡部「!!!!っ……な、何故です!?」
岡部「俺は上官命令の無視、
独断専行!そして脱走までしでかした男なんですよ!?それなのに……っ!」
マロニー「簡単なことだ……君はここに残ってもらう必要があるからだよ、『ウィザード』」
岡部「!!!……俺、『は』?」
マロニー「…………ミーナ君、君は部下の軍規違反はおろか上の命令の無視を、行った…………これは、誠に遺憾だよ」
岡部「……………………」
マロニー「……………………」
マロニー「……本日をもって、第501総合戦闘航空団……通称、ストライクウィッチーズを……」
マロニー「……解散とする!!」
ー
ーー
ーーー
司令室ーーーー
「ウォーロック0号機、発射準備整いました!」
「これより、ガリア方面への侵攻を開始します!」
マロニー「…………うむ」
マロニー「……………………」
「………………これが、あんたの答えか」
マロニー「…………岡部君か」
岡部「あのウォーロック……ネウロイのコアを使用しているだろう」
マロニー「!!……やはり君は『見た』のか……!」
岡部「ああ、まあな…………それにしても、凄い人だよあんたは」
岡部「命令違反を起こすことを見越して撃墜命令を出した……ウィッチーズを解散させるためにな……」
岡部「案の定、彼女らは命令違反をして、めでたくこの基地があんたらのものになったわけだ……」
あ、風呂に入って来ます
マロニー「君は…………儂を恨んでいるのか?」
岡部「いや……全然恨んじゃいないよ、それがあんたの答えならな…………だがどうしてこのタイミングで?」
マロニー「………………巣に行ったのが君だけなら良かった」
マロニー「……だが君の他に宮藤軍曹もアレを見た……もしネウロイのコアを使用した兵器を作り出していたのが彼女を通してミーナ君に伝わったら…………ミーナ君の事だ、直ぐに私を退陣に追い込むだろう」
岡部「…………俺が彼女に伝える可能性は?」
マロニー「君は………………きっと私の意図を察してくれると信じていた」
岡部「………………本当に大した人だよ、あんたは」
岡部「撃墜命令も、ウィッチーズたちの信頼を信じてなければ出せなかった…………」
「「……………………」」
岡部「…………翔ぶ、みたいだな」
マロニー「…………ああ」
岡部「あんたの………………『答え』が」
岡部「…………だが、もしかしたら俺たちは分かり合えたのかもしれないんだ」
マロニー「…………なに?」
岡部「あの人型は、俺たちを知ろうとしていた……だから、俺たちは分かり合える事が出来るかもしれないんだ」
「「……………………」」
マロニー「…………岡部君、それはもう、遅い事だ……」
マロニー「今の私は………………引くわけにはいかんのだ」
岡部「ッッッッ!!!!」
「ウォーロック、発射!!!!」
岡部「……………………そう、か」
岡部「まぁ……いい、おれは、あんたについて行く……だけだからな……」
マロニー「…………………………」
マロニー「………………礼を言う」
赤城甲板ーーー
宮藤「…………基地ががどんどん遠くに」
坂本「……………………」
ペリーヌ「坂本少佐………………」
坂本「………………来る」
「「え?」」
ーーーーーーオンッ!!
宮藤「あ、あれは……!!」
ペリーヌ「ウォー……ロック!!」
坂本「早速侵攻作戦開始と言う訳か……たった一機で……!」
宮藤「巣にまっすぐ向かっています……!」
坂本「」チャッ
坂本「…………始まった、雲から大型がわらわらと出て来ている」
ネウロイ「」Gyaza……
ーーービッ!!
ウォーロック「」ドドドドドド
坂本「避けた!……やはりかなりの性能だ……」
ウォーロック「」ズドォン!
ネウロイ「」アアアアアアアアッ!!!!
坂本「…………馬鹿な」
ペリーヌ「一撃で……!」
坂本「……だが、何故奴がビーム兵器を?」
宮藤「……………………あっ!」
ー
ーー
ーーー
「ネウロイ一機撃墜!」
「し、しかし!敵の数が多過ぎます!完全にウォーロックの処理能力を超える数です!」
岡部「……………………マズイんじゃないのか?」
マロニー「いや、まだだよ……コアコントロールシステムを作動させろ!」
「ダメです!コントロールシステムには共鳴したウォーロックが5機必要です」
「………………え?」
「ウ、ウォーロック!コアコントロールシステム作動!ネウロイを次々と制御していっています!!」
岡部「敵の制御までやるのか……」
マロニー「見たか岡部君……これが我々の、人類の技術の結晶だよ……」
岡部(しかし……コントロールシステムがどうして作動した?共鳴したなんたらとかいってなかったか?)
………………
宮藤「…………!」
坂本「敵が同士討ちをしている……?」
ペリーヌ「あ、あり得ませんわ……」
坂本「数がどんどん減っている……16……12……8…………」
……………………
「敵反応!すべて消滅しました!!」
わあああああっ!!
岡部「………………やったな、マロニーさん」
マロニー「ああ…………我々の勝利だ」
「………………待ってください!ウォーロックからの通信が途絶えました……!」
マロニー「なにっ!?」
「あ……………ウォーロック…………赤城を………………攻撃しました」
岡部「まさか………………」
「ウォーロック!暴走状態です!!」
……………………
マロニー「…………馬鹿なっ!!」
マロニー「……今すぐ強制機能停止だ!急げ!!!」
「し、しかしそれだと海中に没してしまいます!!」
マロニー「何を寝ぼけたことを言っておるのだっ!味方が攻撃されているのだぞ!!さっさとせんかっ!!!!」
「はっ!ウォーロック機能停止準備!!」
マロニー「くそっ!……何故だ……なぜこうも……」
岡部「大将…………」
「……ウォーロック機能停止準備整いました!」
マロニー「ウォーロック!機能停止!」ガチャンッ!
…………………
「ダメです!機能停止しません!攻撃、こちらに来ます!」
ーーーーードッ!!!!
マロニー「な、何故だ……何故停止しないっ!このままでは……彼女達が……っ!!」
岡部「…………………………」
岡部「大将………………あんた、よく頑張ったよ」
マロニー「ッッ!岡部君!」
岡部「あとは…………この、鳳凰院凶真に、全てを任せろ」
マロニー「…………………………」
マロニー「ウィッチーズを…………頼んだぞ…………!!」
岡部「ああ!」
マロニー「…………そうだ、岡部君、こいつも、持っていってくれ」
岡部「…………え?」
ー
ーー
ーーー
宮藤「はぁっ……はあっ……はあっ……」
宮藤(……なんとか、坂本さんのストライカーで飛べた…………)
宮藤(でも…………赤城が……!!)
宮藤(坂本さん達が…………!)
宮藤「そこを…………どいてよ!!」
ウォーロック「」aaaaa!!!!!!
………………
ペリーヌ「……ぐっ……うっ……」
坂本「ペリーヌ!手を離せ!このままではお前も!!」
ペリーヌ「その命令だけは……聞けませんわ!」
ペリーヌ(でも……このままでは……!)
ペリーヌ(お願い…………だれか…………!)
「おおおおおおおおおおっ!!!!!」バオオオオオオンッ!!!
ーーーーガシィッ!!
ペリーヌ(………………え?)
坂本「まったく……来るのが遅いぞ?」
岡部「済まんな……少々遅れた…………む、あれは」
ババババババッ!!
シャーリー「おーいっ!倫太郎ッ!」
岡部「シャーリーっ!この2人を……任せたっ!」
シャーリー「おうっ!任せとけっ!!」キャッチ!
ルッキーニ「だからキョーマ!芳佳と一緒にあいつを倒して!!」
岡部「了解!!…………うおおおおおおっ!!」ドンッ!
坂本「…………行った、な」
シャーリー「よーし!私らもさっさと基地に戻ってストライカーで出撃だ!」
ルッキーニ「全速前進っ!!」
坂本(しかし岡部………お前は何故二本の刀など持っていたのだ?)
バララララララララッ……
岡部「宮藤っ!」
宮藤「岡部さんっ!来てくれたんですね!」
岡部「ああ、済まなかったな……遅くなって……っと」
ーーーーービッ!
岡部「さて……さっさとあの、黒い偽モンを倒してハッピーエンドといこうぜ」
宮藤「………………はいっ!」
岡部「よし!ならば……いく…………ん?」
宮藤「…………なにか、降って来ます」
岡部「おいおい…………この前よりでかいぞ……」
オオオオオオオオオオッ!!!!
ウォーロック「」Ga……
ゴッシャアアアアアアアッ!!
「「…………………………」」
岡部「…………おい、空からなんか降って来て奴を巻き込みながら海中に突っ込んだぞ」
宮藤「は、はい、そうみたいですね…………」
「「………………………………」」
岡部「………………上がって来ないな」
宮藤「ひょっとして、壊れちゃったんですかね?………ネウロイは水に弱いみたいですし」
「「…………………………………」」
岡部「あれ?まさか本当にーーー倒した?」
宮藤「うーん……どうなんでしょう?」
「「………………………………」」
宮藤「あの、岡部さん」
岡部「?」
宮藤「その二本の刀どうしたんですか?」
岡部「ああ、これ?………ウォーロック対策に貰ったんだ」
宮藤「そうなんですか……」
岡部「ま、必要はなかったみたいだけどな」
岡部「…………さっ、基地に行こうぜ?きっとみんなそこにいる」
宮藤「…………はいっ!」
岡部(ああ………………これも…………)
岡部(運命石の扉のーーーーー)
ーーーーーーードバンッ!!!
岡部(選択…………と言うわけにはいかないか)
????「」オオオオオオオオオ
オカリンの口調がブレ始めているような……
>>208
oh……
宮藤「そうなんですか……」
岡部「ま、必要はなかったみたいだがな」
岡部「…………さて、基地に行くぞ、きっとみんなそこにいる」
宮藤「…………はいっ!」
岡部(ああ………………これも…………)
岡部(運命石の扉のーーーーー)
ーーーーーーードバンッ!!!
岡部(選択…………と言うわけにはいかないか)
????「」オオオオオオオオオ
宮藤「な、なんですか……あれ」
岡部「宮藤、気を引き締めろ…………あいつ、かなり強い」
宮藤「人型だ……」
岡部「右手にはブレードか……背中に板みたいな羽まで生えてやがる……全部で6枚か……」
????「」オオオオオオオ
宮藤「あの動物の形の頭、見たことあります……」
岡部「確かあれは………………」
岡部「………………ジャッカル、だったな」
????「」…………wryyaaaaaa
岡部「!!!来るぞッ!!!!!」
ーーーーードッ!!
岡部(左手からはビーム…………ッチィ!かなり細いが……数が多いぞ!)
岡部「シールド!!」ポオゥ
ガガガガガガガッ!!
岡部「ぐぅぅっ……!」
岡部(なんとか防い…………え?)
宮藤「岡部さんっ!」
????「」ドドドドドッ!
岡部(馬鹿なッ!どんだけバケモンな加速だ!!もう……ここまで……!!)
ブ…………ォンッ!!!
ズバァッ!!!
岡部(シールドが……斬られ……)
ーーーーースパッ
宮藤「………………あ」
岡部(俺の………………右腕が)
岡部(斬られ……いや、切断された)
宮藤「岡部さんっ!!!」
岡部(…………ああ、あの羽がビームサーベルみたいに光線を出して斬った訳か……)
宮藤「おかべ……くっ!お願い……どいて!!」
岡部(…………宮藤に三機行ってるな)
岡部(あれ……?)
岡部(………………なんで俺、落ちてんだ?)
ヒュウウウウウウウウッ
岡部(…………ああそっか、ストライカーもバッサリいってるからか)
「どいてよっ!……う、っ岡部さんっ……岡部さんっ!!!」
岡部(俺の下は…………赤城か)
ーーーードゴッ!!
岡部(落ちた……な、硬い甲板だ……)
岡部(ははっ……よく死ななかったな)
岡部(…………宮藤が頑張ってる……ん、一機破壊した)
岡部(…………………………)
岡部(…………あ)
岡部(俺の真上で、羽達が三角形を作ってる)
岡部(………………その面が、ピンク色になった)
岡部(…………俺は、死ぬのか?)
岡部(………………死…………)
岡部(…………嫌だ)
岡部(…………死にたく、ない)
岡部(俺は…………死ね、ない)
岡部「しん……で……だまるか……!」
岡部「…………ガハッ!……ぐ…ぞ……っ…」
岡部「俺は…………俺は…………!」
岡部「……………………託されたんだ!!!!!!!!!!!!!」ゴオオオアオッ!
.
なんか文章が説明臭すぎて萎える
セリフで表現できないなら地の文使えばいいだろ
ーーーーーズオッ!!
ーーーーードォンッ!!
宮藤「………………あ」
宮藤「赤城が…………沈む」
宮藤「……………………さん」
宮藤「……………べさん」
宮藤「岡部さんっっっっ!!!!!!!!」
宮藤「…………………………」
宮藤「………………う」
宮藤「う、うわあああああああああああああああああああっ!!!!」
>>221
了解
そしてそろそろ限界だ、もう寝る
今日は昼ぐらいからいけそう
アヌビス?
>>225
YES
ZOEはプレイしたことないから武装はジェフティに近い
???「」ユラァ……
宮藤「…………も」
宮藤「………………くも」
宮藤「よくも!!よくもよくも!!岡部さんをッ!!!!!!!」
ーーーービッ!!
宮藤「!!!!」
シャッシャッ!!
宮藤「そんな羽で!よくも!岡部さんを……っぅっ……ああああああっ!!!」ガガガガガガガガッ!!
ボボボボボボボボォンッ!!!
宮藤「はあっ……はあっ……はあっ……」
宮藤(今ので……3機破壊した……あと、2機は…………真横!)
ビッ!!
宮藤(両腕を広げて!シールドッ!!)
ガギャギャギャギャギャッ!!
宮藤「っらあっ!!!」ガガガカッ!
ボボボボォン!
宮藤「これで……全部…………うっ……」
宮藤「岡部……さんっ……どうしてっ…………!」
宮藤「………………」キッ!
???「………………」
宮藤「お前を………………壊すッ!!」
???「」wryaaaryaa……
????「」ドドドドドドドドッ!
宮藤(早いッ!…………でも……当てるッ!!)ガガガガガガッ
チュインチュインチュインチュイン!!
宮藤(防がれた!?…………あれは、シールド!?)
???「」ヴォンッ!
宮藤(剣を出した…………ッ回避ッ!)
ーーーースカッ!
???「」……WRYYaaasa!!!!!!
ビビビビッ!!!!
宮藤「う……ぐぐっ……!」
宮藤(っ……!防ぐのでやっと……!)
???「」WARUUyyy……!!
ギャギャギャギャギャギャッ!!
宮藤「…………っぅぁっ……ぐ!!」ポオオオオオオッ
宮藤(こいつは……その気になればシールドを斬れるのに……あえてそうしていない!…………まるで私をあざ笑う様に!)
ーーーーーゴッ!
宮藤「!!!!ぐぅっ……!!」
宮藤(今度は……殴って……ッ!!)
ゴッ!ゴッ!ゴッ!ゴッ!ゴッ!ゴッ!ゴッ!ゴッ!
宮藤(もう…………ダ……メ……)
………………ガシャンッ
宮藤「あっ………(シールド……が)」
???「」WRYYaee……
キュイイイイイイイイイイインッ
宮藤(ビームが来る…………避け…………なく………ち…)
ーーーーーーガオン!!!!!
.
???「」AAAAAAA!!!!!!!!!
ギリギリギリギリッ…………ドギャァッ!
宮藤「………………え?」
宮藤(敵が、吹っ飛んだ…………私、何もしてないのに)
宮藤「……………………」くるっ
宮藤「…………ぅっ……っ」
宮藤「…………もうっ……」
宮藤「…………遅い……ですよ?」
宮藤「………………岡部さんっ!!」
岡部「…………………………」
.
投下おしまい、多分、次は1時ぐらい、
お前らこんなオナニーに保守ありがとう!
ここから超展開
岡部「フム、至近距離でぶちかましたのに傷一つつかんとは…………成る程、シールドのおかげか」
宮藤「岡部さんっ……よかった……(あれ?どうして白衣を着てないんだろう)」
岡部「……何故生きてるかだとか聞きたいことはいろいろあると思うが……」
岡部「…………今はただ、奴を倒すことだけを考えろ」
宮藤「…………はいっ!」
????「」aaaasWRryyyy!!!!
キュイイイイイイイン……!!!
ーーーーードッ!!
『ビーム、直撃コース』
岡部「避けてみせるッ!!」ガシッ!……ドドドボッ!!
.
宮藤「えっ?……ひゃっ!」グイッ!
『約半数、追尾』
岡部「……問題なく防ぐッ!」ポオオオオオッ
ガギギギギギギギッ!!
『本体接近、ブレード装備』
岡部「……チィッ!」ボボボボッ!……バオッ!!
ギャンッ!ギャンッ!!
宮藤「…………ッ!!!」
宮藤(なんて機動……ッ!身体が……っ)
岡部「」ガチャン!
ダンッ!ダンッ!ダンッ!
???「」ガキンガキンガキンッ!!
岡部「防いだ!……だがっ!」ポイッ
宮藤「ふわぁっ!?」
『今までの様には……いかないわ!!!』
岡部「そうだろ紅莉栖ゥッッッッッ!!!!!!!!!!」ギュドッ!!!
.
オヤコ
シャーリー ⇔ ルッキーニ
↓ ? ドドドドドド
天使 → 鳳凰院 ← サーニャ ← エイラ 紅莉栖)))))))))
↑?
宮藤
オヤコ
シャーリー ⇔ ルッキーニ
↓ ? ドドドドドド
天使 → ← サーニャ ← エイラ (((((((鳳凰院=紅莉栖
↑?
宮藤
………………
「……………………?」
宮藤「?岡部さん?どうしたんですか?」
(成る程………………理解した)
宮藤「あっ!そういえばその刀ってなんですか?」
「………………えげつないな」ボソッ
宮藤「岡部さん?」
宮藤(…………あれっ?あの赤城の甲板にいる人は……誰?)
宮藤「あ、あのっ岡部さんっ!赤城の上に誰か人がーーーーふえっ!?」
………………ぎゅっ
(…………これが、俺の固有魔法か)
宮藤(ふわわっ!後ろから抱きしめられてっ!)
(今、俺は死んだ、間違いな…………ぐっ!?……あた……ま……が……っ!)
『…………………………』
『………………ハロー、岡部』
.
(紅莉……栖!?どうしてお前が…………ああ、成る程……)
『だいたいの状況は把握したわ……あなたの固有魔法もね』
『まったく……せっかく全力で走ってラボに着いたと思ったら次の瞬間には岡部の頭の中にいた、何を言っているかわからないと思うが以下略ね…………でも』
『今はただ……向こうに戻りましょう』
(そうだな………)
「…………芳佳」
宮藤「え?」
「………………すまない」ズズズズッ……
宮藤「………………岡部さん?」
宮藤「………………」
宮藤「岡部、さん?」
ー
ーー
ーーー
???「」AAAAty!!!
ビッ!ビッ!!ビッ!!!ビッ!!!!
『4発接近』
岡部「ーーーー問題ないっ!!!」ギュオッ!!
『二発追尾、当たるわ』
岡部「かき消す!」ガオンガオン!!
ーーーフッ
宮藤「…………す、凄い」
『岡部……貴方の固有魔法は………』
『何かと何かの間に挟まることで、『隣の世界線に移動できる』能力…………死にかけだった貴方は無傷の自分と入れ替わった』
『ビームと甲板に挟まるなんて笑っちゃうけど……つまり、今の貴方は実質不死身というわけ……』
『もし、貴方があの時死んでたのならアトラクタフィールドで全並行世界の貴方も同じ状況にいた……おそらく今の貴方自身は世界線の収束を突破できる』
岡部「隣の世界の俺を犠牲にして、か……願いを消し去って来た俺らしい能力だな……」
『きっと、向こうの宮藤さんは何が起きたか分からないでしょうね……だから岡部、貴方は戦わなければならない』
岡部「当たり前だ!」
Open your eyes.
『大丈夫、貴方は私のウィッチとしての固有魔法で反射能力が異常なまでに上昇しているわ……そうそう負けない』
『私が攻撃を超反射で感知して……岡部がそれを思考して対処する』
???「」GAAAAAA!!!!!!!
ドドドドドドドッ!!!!
岡部「すなわち!!!!」ブォンッ……ババババッ!!
『反射と思考の融合……』
岡部「それこそが鳳凰院凶真のあるべき姿!!!!」ガガガガガッ!!!
.
???「」ガキンガキンガキンガキン!!
岡部「……っくぅ!」
『やはりあのフィールドが厄介ね……』
岡部「だが俺には………こいつがある!!」チャキッ!!
ー
ーー
ーーー
「…………岡部君、何故私が君に物理刀を渡したか、わかるか?」
岡部「…………いえ」
「ウォーロックの防御フィールドに対抗するためだ……」
「……ウォーロックを倒すには、君がやるしかない」
岡部「……はっ!」
「………………頼んだぞ、岡部君」
ー
ーー
ーーー
岡部「ッ!!…………わかっているマロニー大将っ!」
『今の貴方は戦うことしか出来ない破壊者……』
岡部「だから戦う!争いを生む者を倒すために!!!」
岡部「この悲しき歪みを破壊するッ!!!!!」バオオオオオンッ!!!
???「!!!」ガキンガキンガキンッ!
『フィールドを張った!?……宮藤さんね!』
宮藤「はあっ……はあっ……はあっ……」ガチャコン!
『動きが止まった!……今よ!!』
岡部「おおおおおおおおおっ!!!!!!」ズドッ!!!!
右手に持つ物理刀ーー『不知火』が、ウォーロックの左肩に突き刺さる
岡部「魔術によるネウロイの根絶……!」
接近した岡部を切り捨てるかのように、ウォーロックは右手のブレードを振り上げるーーーーが
岡部「それこそが、STRIKE WITCHES!!!!」ズバアッ!!!
それを振り下ろすよりも早く、彼が左手に持つ物理刀ーー『雲龍』によってその腕は斬り落とされる
岡部「魔女達がそれを成す!!!」ドッ!!!
交差した腕で、二本のGNセイバーをウォーロックの胸に突き刺す
岡部「俺と!共に!!」ドドッ!!
さらに追撃するかのようにーーー再び二本のセイバーが胸に突き立てられる
岡部「そうだ!」
彼はセイバーを握る右腕を振り上げてーーー桜色の刀身が、光り輝く!!!
岡部「俺が!!!!!」ヒュッ……ズバァシャッ!!!!
ーーー袈裟斬りに、一閃
岡部「俺達が!!!STRIKE WITCHESだ!!!!!!!!!」
????「」GAAAAAAASSASSAAA!!!!!!!!
ーーーーーーバッグォォォォンッ!!!!
ウォーロックは…………爆散した
書きためはここで終わっている
昼ごはん食べて来ます
シュタゲとストパンのSSを見てた筈なのにいつの間にかダブルオーになってた
今北産業
>>291
岡部「俺が!」」
紅莉栖「俺たちが!!」
「「ストライクウィッチーズだ!!!」」
……………………
司令部ーーーー
『俺が!!!!俺達が!!!!!ストライクウィッチーズだ!!!!!』
『ボオオオオオオンッ!!!!!』
エーリカ「うひゃーっかっくいーっ!!!」
バルクホルン「なんてセリフを吐いているんだ奴は……」
ミーナ「でも本当に……あの化け物を倒した……彼が!」
マロニー(岡部君…………有難う!!!)
ミーナ「………………さて、マロニー大将、貴方は我々を解散させるためにずいぶんといろいろな事をしてきたみたいですね」
マロニー「……………………」
マロニー(潮時………………か)
ミーナ「これは上層部に報告する必要がーーー」
エーリカ「ストップストップ!!」
ミーナ「!?……どうしたのですか?ハルトマン中尉」
エーリカ「私さーこのオッサンがそこまで悪い人には見えないんだよねー」
バルクホルン「なっ!?……何を言っているんだお前は!」
エーリカ「なんとなくね、それにそのオッサン、ウォーロックが破壊された時嬉しそうだったし……きっとオカリンもこの人を庇うと思うよ?」
ミーナ「…………………………」
ミーナ「はぁ…………」
ミーナ「………………マロニー大将、
ハルトマン中尉と、岡部上級大尉に免じて、この事は報告しないでおきます」
マロニー「………………ッ!!!」
ミーナ「次は………………ありませんから」
ミーナ「…………ハルトマン中尉、バルクホルン大尉、彼のところへ行くわよ」
「「了解!!」」
ー
ーー
ーーー
宮藤「岡部さんっ!!!」
岡部「………………宮藤」
宮藤「す、凄いですっ!本当にあのウォーロックを倒しましたっ!!」
岡部「ああ……そうだな……少し、魔力を使い過ぎた…………」
『ゆっくり休みなさい……』
宮藤「あっ!!」
岡部「?……どうした宮藤?」
宮藤「ネウロイの巣が…………消えて行く」
『本当ね……これで』
岡部「…………これで、ようやく終わったのか」
宮藤「…………はいっ!!」
「お~いっ!!!倫太郎ーッ!!!」
「芳佳ちゃーーんっ!!!」
岡部(……………………)
岡部「宮藤…………帰ろう」
岡部「俺達の、基地へ…………」
『1944年、九月、ガリア方面のネウロイの完全消滅が確認された』
『これを持って、第501総合戦闘航空団、通称ストライクウィッチーズは正式な解散となったーーーー』
『そして、半年後…………』
ー
ーー
ーーー
新型ネウロイ「」オオオオオオッドッ!!!!
ペリーヌ「少佐ッ!!!!」
坂本「……手出し無用ッ!!」スッ……ババババババッ!!
バルクホルン「全弾避けたぞ!?」
エーリカ「でも次が来るよ!!」
新型ネウロイ「」オオオオオッ
ーーーーーズドン!!
エイラ「ダメだ当たル!!」
ミーナ「美緒ッ!!!」
坂本「!!!!!!斬り裂けッ!!……烈ッ!風!丸ッッ!!!!」ズバアッ!!!!
シャーリー「ビームを斬ったぁ!?」
ルッキーニ「す、すごい!!」
宮藤「…………坂本さんっ!!」
坂本「おおおおおおおおおおっ!!!!」
坂本「烈・風・斬っ!!!!!!!」ズオッ!!
ーーーーーズバッシャァッ!!!!!!
新型ネウロイ「」GAAAAAAAA!!!!!!!!
リーネ「一撃で……倒した……」
坂本「…………………………ふっ」
坂本「はっはっはっ!!!ウィッチに不可能はないっ!!!」
ミーナ「美緒……あなたはまだ……戦うのね……」
サーニャ「!!!!!!!!」
エイラ「?どうしたサーニャ?」
サーニャ「上空から……何かが来ます!!!」
ーーーーーーオオオオオオオオッ!!
ーーーードッパァァァァアンッ!!!
坂本「!……まだいたのか!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
宮藤「!!!!あ、あれはっ!!!!」
????「……………………」オオオオオオオオッ
坂本「人型!?……だがっ!どんなネウロイだろうと……!」ドドドドッ!
宮藤「ダメです坂本さん!!そのネウロイはーーーーー」
坂本「烈・風・斬ッ!!!!!!!!!」ズオッ!
ーーーーーズバァァァァァアンッ!!!!
坂本「はぁっ……はあっ……はあっ……」
坂本「どうだっ!私はまだ、戦え……ッ!!!!!」
????「………………」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ペリーヌ「無……傷……」
ミーナ「美緒ッ!今すぐこっちに来て!!!」
バルクホルン「ッ!」ガガガガガッ!!!
????「」ポオッ……
ーーーーガガガガガガッ!
エーリカ「ダメだ!防がれたっ!」
坂本「…………っまだまだぁ!!!!」
坂本「烈・風・ざ…………ッ!!!!」
????「…………」ガシィッ!!
坂本「刀を……掴まれた!!」グググググッ!!
????「………………」スッ
………………キュイイイイイイイイイ
ミーナ「美緒ッ!!!!!!!」
坂本(………………ッッッッ!!!!)
『ーーー目標を、狙い撃つ!!』
ーーーーチュイン
………………ドオンッ!!
ーーーーーーチュイン、チュイン
……………………ドオッ!ドオッ!!
『全弾命中…………全くどこのヒーローなのかしら、岡部は』
『ふふっ、さっすがオカリンだ~』
『そう茶化すな…』
バルクホルン「このビームの光はッ!」
エーリカ「まさかっ!!」
坂本「………………待ちわびたぞ岡部ぇッ!!!!!」
岡部「……………………」
岡部(……また再び、みんなで揃う事が出来た)
岡部「………………そうか、これが」
『運命石の扉の選択?』
岡部「……でもあり……そしてまた、これは、俺達ーーーー」
岡部「ストライクウィッチーズの選択、だよーーーーー」
.
終わったあああああいやあああああああ
せっちゃん覚醒フラグとはなんだったのか
乙!
後半00の色が濃かったけど嫌いじゃないぜ!
もしかしたら最後に
(ストパンキャラ名)「鳳凰院凶真?」
で今度立てるかもしれないからその時はよろしく頼む
多分中二病が爆発していると思われ
>>321
誰が言うかでまた勢力図が…
>>322
助手大勝利は笑った
紅莉栖が岡部の中に入ったのは
オカリンが世界線を移動した時に世界と世界の隙間に沈んでいた紅莉栖の精神がたまだ偶然岡部の中に入ったとこじつけにもなっていないめちゃくちゃな理由
ウォーロック変形型がアヌビス
で、最後に出たのがジェフティ(自分の中では)
ジェフティの中に紅莉栖の精神ぶち込んで独立戦闘支援ユニットCHRISに……と言う展開もあったかもしれぬ
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