ほむら「だらだらしたい」まどか「ダメだよほむらちゃん」(621)

ほむら「でも何もせずにだらけるのって幸せなのよまどか」

まどか「それでも駄目だよ」

まどか「目的を果たしたからってほむらちゃんはだらけ過ぎだよ」

ほむら「でも学校はちゃんと行っているわ」

まどか「私が連れて行ってるからでしょ?」

ほむら「ほむぅ……」

まどか「ほら、お布団から出てくれないとお布団が干せないよ」

ほむら「今の私からお布団を取るなんてひどいわまどか」

まどか「ひどくないよ!ほら、ほむらちゃんは着替えて顔を洗う!」

ほむら「うぅ……」

ほむら「顔を洗ってきたわまどか」

まどか「あれ?ほむらちゃん着替えは?」

ほむら「き、着替えがなくて」

まどか「……そこにおいておいたよね?」

ほむら「ち、ちがうのよ!その……着替えると寒いじゃない、だから……」

まどか「……ほむらちゃん?」

ほむら「うぅ……」

まどか「じゃあ洗濯物は洗っちゃうね」

ほむら「寒い……寒いわ……」フルフル

ほむら「さっきまでの温もりのあった服と布団がなくなって寒いわ……」フルフル

まどか「はい、体が温まるように……朝ごはんはシチューだよ!」コト

ほむら「あ、ありがとうまどか」

まどか「うぇひひ、召し上がれ」

ほむら「いただきます……」

ほむら「美味しいわまどか」ホムホム

まどか「よかったー」

ほむら「とても身体も温まって……」ホムホム

まどか「うぇひひ」

ほむら「食べ終わったら幸せのあまり眠ってしまいそうなぐらいよ」

まどか「あーまだだらけようと思ってるねほむらちゃん!」

ほむら「そ、そんな事はないわ!」

まどか「本当?」

ほむら「……」

まどか「なんで何も言わないのほむらちゃん!」


ほむら「ごちそうさまでした」

まどか「うぇひひ、お粗末さまでした」

ほむら「お腹いっぱいだわ」グテー

まどか「あ、もうすぐにだらけちゃって……」

まどか「食器ぐらいは片付けないとダメだよもう」カチャカチャ

ほむら「あ、ごめんなさいまどか」

まどか「ほむらちゃんは今までどうやって一人で暮らしてたの?」

ほむら「基本的には家は寝る場所って感じだったわね」

まどか「そうなの?」

ほむら「ご飯に関してはカロリーメイトで済ませて……」

まどか「……」

ほむら「後は資料を貼りつけて考えたりとか」

まどか「だから人が住んでる感じが最初はしなかったんだね」

ほむら「ん……んー」ノビー

まどか「ワルプルギスからずっとだらけちゃってもう……」

ほむら「だってこれ以上の幸せなんてないわ」

ほむら「まどかがそばに居て、一日をのんびりと過ごせるんだもの」

まどか「ワルプルギスはゴールじゃないんだよほむらちゃん」

ほむら「でもひとつの区切りってことで少しぐらい休憩したいのよ」

まどか「最近そればっかりなんだからもう……しょうがないなぁ」

ほむら「まどかぁ膝枕してー」

まどか「だーめ、まだお片づけが終わってないもん」

ほむら「ふふっまどかの膝枕……気持ちいいわ」

まどか「ほむらちゃんがこんなに甘えん坊さんだなんて思わなかったな」ナデナデ

ほむら「良い匂い……」

まどか「わわ!匂い嗅いじゃダメだよほむらちゃん!」

ほむら「それは息をするなということかしら?」

まどか「そ、そうじゃなくて///」

ほむら「じゃあいいじゃない、まどかの匂い大好きなんだから」

まどか「も、もう///」

ほむら「ふみゅ……」

まどか「うぇひひ」ナデナデ

ほむら「すぅ……すぅ……」

まどか「って寝ちゃダメだよほむらちゃん!」

ほむら「ふわ!え、あ、ね、寝てないわ」

まどか「もう……お昼に一緒にお出かけするって言ったでしょ?」

ほむら「でもまだ10時前だし1時間ぐらい眠っても」

まどか「もう、ダメだよほむらちゃん」

ほむら「じゃあ寝ないで二人一緒に抱きしめあいながら横になっちゃうとか」

まどか「そう言って前に結局寝ちゃったのは誰?」

ほむら「うぐ……」

まどか「それにお布団は今干してるんだよ」

ほむら「うぅ……」

まどか「こんな生活なのにさらさらな髪だよねほむらちゃん」

ほむら「まどかのおかげね」

まどか「ワルプルギスの前からほむらちゃんって綺麗な髪だったよ?」

ほむら「まどかが存在すること、それが私にとっての栄養よ」

まどか「何言ってるのほむらちゃん……」

ほむら「すぅ……すぅ……」

まどか「結局寝ちゃうんだから……」ナデナデ

ほむら「まどかぁ……むにゃ……」

まどか「おめかししてきたんだけどなぁ……」ナデナデ

まどか「ん……」

チュッ

まどか「うぇひひ///」

ほむら「ん……ふわぁ……」

まどか「あ、起きた?」

ほむら「……」ポケー

まどか「あれ?また寝ぼけちゃった?」

ほむら「んーもうちょっとだけまどかの膝で……」

まどか「ダメだよほむらちゃん、ほら起きて」

ほむら「ほむぅ……」

まどか「ほら、ちゃんと起きる」

まどか「寝ぐせがひどいことになってるよほむらちゃん」

ほむら「んー……」

まどか「髪を梳かすからあっちを向いてねほむらちゃん」

ほむら「えぇ……」クルッ

まどか「うぇひひ」

まどか「ふぅ、これでお片づけも洗濯物も大丈夫かな?」

ほむら「ありがとうまどか……」

まどか「今度からは自分でもできるようにね?」

ほむら「えぇ……」

まどか「ちゃんと一人暮らしするならもっとできるようにならないとね」

ほむら「善処するわ」

まどか「じゃあそろそろお出かけいこっか」

ほむら「えぇ、デートに行きましょう」

まどか「も、もう///」

ほむら「あ、あれ?」

まどか「どうしたの?」

ほむら「お財布はどこに置いたかしら……」

まどか「ほむらちゃんのお財布?えっとこの辺に……はい!」

ほむら「そこだったのね、ありがとうまどか」

まどか「ちょっとほっとしたよ」

ほむら「どうして?」

まどか「だってだらだらしたいって私とのその……で、デートも嫌って言われないかなって」

ほむら「私がまどかとのデートを嫌がることなんてありえないわ」

まどか「じゃあ学校も休もうとしちゃダメだよほむらちゃん」

ほむら「そうね、席替えでまどかの隣になったら毎日かならず行くわ」

まどか「もう!それじゃダメだよ!」

マミ「あなた誰なの?」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
こんな感じの旧QB蘇生キュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」

まどか「後最近のほむらちゃんって学校でもぐてーってしてるでしょ」

ほむら「……否定はしないわ」

まどか「先生達がこまっちゃうからダメだよ?」

ほむら「でも今更授業を聞くのも面倒で……」

まどか「言い訳しちゃ駄目!」

ほむら「それに机に顔をつけるといい感じにひんやりしてて、後ろにいるまどかを見つめられるし」

まどか「もう……いつも休み時間にほっぺに跡がついてるんだよ?」

ほむら「ところで、今日はどこへ?」

まどか「え?えっとね、最後はほむらちゃんの夕飯の材料を買うためにスーパーに行くつもりだけど」

まどか「私はショッピングにいきたいな」

ほむら「いいわね、ショッピング」

まどか「じゃあちょっと遠出しちゃおっか!予定よりも早く外に出たから」

ほむら「え?」

まどか「もしかして遠くに行くのは面倒とか……」

ほむら「お、思ってないわ!そんな事はまったくないわ!」

まどか「息が白くなっちゃうねー」

ほむら「そうね、おこたでゴロゴロしていたい温度ね」

まどか「ほむらちゃん……」ジトー

ほむら「え?何かおかしなことを私は言ってしまったかしら?」

まどか「こ、恋人とお出かけ中にゴロゴロしたいなんて言うのはどうなのかな?」

ほむら「ご、ごめんなさいまどか……気がつけなかったわ」

ほむら「ねぇまどか、ちょっとそこで休憩しない?」

まどか「まだ歩き始めて30分もたってないよ」

ほむら「その、寒いからちょっと暖かい場所に入って休憩をと思ったのよ」

まどか「だーめ!」

ほむら「ほむぅ……」

ほむら「まどかのように手袋をしてきたらよかったわ」

まどか「そ、そうだね!気がついてあげれなくてごめんねほむらちゃん」

ほむら「あ、いえ気にしないでまどか、自分で持ってきたらよかったのだから」

まどか「問題だよほむらちゃん!ほむらちゃんの手袋はほむらちゃんのお家のどこにあるでしょうか」

ほむら「……タンス……とか?」

まどか「ブー!違うよ」

ほむら「ほむぅ……」

まどか「えと……その……ほ、ほむらちゃん」

ほむら「どうしたの?」

まどか「その、わ、私の右手の手袋……か、貸してあげる!」

ほむら「え、でもまどかの手が寒くなってしまうわ」

まどか「いいの!はい!」

ほむら「ありがとうまどか」

ほむら「ふふっ暖かいわ」

まどか「うぇひひ」

まどか「で、えっと……ちょっと止まってほむらちゃん」

ほむら「?」

まどか「えい!」

ほむら「これは……マフラー?」

まどか「うぇひひ、これで暖かいよね?」

ほむら「で、でもまどかもマフラーをしていないのに」

まどか「だ、だから……えと///」

まどか「こ、このマフラーは長いから……い、一緒に///」

ほむら「///」

ほむら「これ以上ないぐらい暖かいわ、ありがとうまどか」

まどか「え!さ、寒いよ!まだ寒いよねほむらちゃん!」

ほむら「え?え?」

まどか「絶対にまだ寒いよ!」

ほむら「??」

まどか「だ、だから私の右手とほむらちゃんの左手をつないだらもっと暖かいよ///」

ほむら「///」

まどか「うぇひひ///」

ほむら「と、ところでまどか、そこのコンビニで休憩を」

まどか「駄目!今のほむらちゃんは私と離れられないんだから諦めてもっと向こうの方までショッピングに行くんだよ」

ほむら「ほむぅ……」

まどか「もう!どうしてそんなにだらだらしたいって考えちゃうのほむらちゃん」

まどか「どうしてもっていうならほむらちゃんがマフラーを取って手を離せばいいよ」プイッ

ほむら「まどかぁ……」

まどか「♪~♪~」

ほむら「まどか、少し歩くのが速いわ」

まどか「少しでも多くいろんな場所をほむらちゃんといきたいの」

ほむら「そ、そう///」

さやか「うー寒い……」

まどか「あ!さやかちゃーん!」

ほむら「と、突然はしらないでまどか」

さやか「あ、一気に暑く……」

まどか「こんな早くにおでかけ?」

さやか「んーまぁそんなところ、あんたらは……聞くまでもないね」

まどか「うぇひひ///」

さやか「で、引きこもりのだらほむをまどかーちゃんがつれだしたと」

ほむら「失礼な!」

まどか「私はほむらちゃんのお母さんじゃなくて恋人だよさやかちゃん!」

さやか「あ、だらほむは否定しないんだ」

ほむら「ほむぅ……」

さやか「ま、二人の邪魔をするのもなんだし杏子との待ち合わせもあるしそれじゃあね」

まどか「あ、うんバイバイさやかちゃん!」

さやか「またねまどか」

ほむら「じゃあまた」

さやか「ほむらはまた学校であえることを祈っとくよ」

ほむら「失礼ね!」

まどか「うぇひひ、大丈夫!ほむらちゃんはちゃんと学校に行くように起こしに行くもん」

さやか「ほーそれなら安心だね」

ほむら「……」

ほむら「結構遠くまできたわね」

まどか「そうかな?」

ほむら「えぇ、こっちの方まできたことはないわ」

まどか「そうなんだ、じゃあいろんな場所を案内してあげるね!」

ほむら「ありがとうまどか」

まどか「どこから案内しようかな……」

まどか「雑貨屋さんかな、駄菓子屋さんかな、うーん……」

まどか「あっ!」

ほむら「どうしたの?」

まどか「あ、えと……マフラーとかってお店の中でつけてちゃだめ……だよね?」

ほむら「うーん、どうかしら……」

まどか「外さないと駄目だね……」

ほむら「……いいじゃない、帰りもあるわ」

まどか「うぇひひ、そうだね」

ほむら「それに……」

まどか「それに?」

ほむら「手は繋いでてもいいでしょう?」

まどか「そうだね///」

―雑貨屋―

まどか「うーん……」

ほむら「何を迷っているの?」

まどか「どっちも可愛いなって」

ほむら「カップ?」

まどか「うん、最近欲しいなって」

まどか「うーん……」

まどか「あ!このぬいぐるみ可愛い!」

ほむら「猫のぬいぐるみね」

まどか「ほむらちゃんにそっくり!」

ほむら「私は猫ではないのだけど……」

まどか「えーでもそっくりだよ?」

ほむら「そんなに私って勝手気ままなのかしら……」

まどか「うぇひひ」

まどか「目覚まし時計買っちゃおうかな……」

ほむら「目覚まし時計でも壊れたの?」

まどか「え?壊れてないよ?」

ほむら「ならどうして?この時計が気に入ったから?」

まどか「ほむらちゃんがちゃんと起きるように複数セットしようかなって」

ほむら「……」

まどか「最近ほむらちゃんが寝ながら目覚まし時計を器用にとめてるってわかったんだよね」

ほむら「か、買わなくてもいいんじゃないかしら?」

まどか「……」ジトー

ほむら「……えっと……」

まどか「うん!買っちゃおうっと!」

ほむら「まどかぁ……」

パンツが音を置き去りにした

―外―

まどか「いっぱい買っちゃったねー」

ほむら「そうね」

まどか「でも本当にいいのかな……」

ほむら「普段お世話になっているのだからこれぐらいは気にしないで」

まどか「やっぱりせめて半分はお金出すよ!」

ほむら「お断りよ」

まどか「むー」

           円   円

         環        環
       の    , -─-、    の
     お       ,マミ-─-'、     お
    断     ν*(ノノ`ヽ)     断
    り       ξゝ゚ω゚ ノξ     り
             / 巴 \
    円    ((⊂ )  キノ\つ))   円
    環     ∠/r'⌒ヽ      環
     の      ヽ ヘ }     の
       お    ノノ `J    お
         断         断
           り    り

まどか「そろそろお腹空いてきたね」

ほむら「そうね、そろそろどこかで食事にしましょうか」

まどか「うん!」

ほむら「この辺は詳しくないからあなたに任せるわ」

まどか「そっか、うーん……」

ほむら「お好み焼き屋?」

まどか「うん!さやかちゃんときた時にすごく美味しかったの」

まどか「さやかちゃんがお好み焼きをひっくり返すのがすごく上手で仁美ちゃんと私の分もひっくり返してくれて」

まどか「でも自分の分だけ失敗しちゃってて」

ほむら「そう……」

まどか「……」ジィー

ほむら「な、何?」

まどか「うぇひひ、今ほむらちゃんさやかちゃんに嫉妬しなかった?」

ほむら「す、少ししかしてないわよ!」

まどか「うぇひひ」

ほむら「そ、それより早く入ってのんびりしましょう」

まどか「あ、お好み焼き屋さんでぐてーってしたら顔が焼けちゃうからダメだよ」

ほむら「さすがに飲食店でぐてーってしないわよ……」

まどか「本当に?」

ほむら「……多分……」

ほむら「……」ジィー

まどか「どうしたの?」

ほむら「な、何でもないわ」

まどか「もしかして……机が無理なら私の膝とか思ってないよね?」

ほむら「え、えっと……」

まどか「お店の中で膝枕なんていくらなんでも恥ずかしいからダメだよ」

ほむら「ほむぅ……」

           /\       /\
        //\\     .'::/\ヽ
         //  )::::ヽ-‐--':/   i::`、
       〃 '"´::::::::::::::::::::::::::::`丶i::::::;
        /:::::::/三三三三三ヽ:::::::::::::::::、
     /:::::::::f::::::ハ::::::::ハ::::::::::|:::::::::::::::::ヽ

      .':::::::::八::/ |ト、::::| ∨\l::::::|::::::::::::::
    i::λ:::::| ΤΤ \|ΤΤ l::::::|:::::::::::::::i

     |::ハ:::::| | |    | | |::::|::::::::::::::::l
    l!  |`::|  ‐'    ‐'  |::::::|:::::::::::::::::!
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    /                    |   \!
.   /   i | ハ   |\__」     |     `ヽ
   /   i  十7 ', |  \|\|   |         i
  "7|  l  ハ/  }/      |   |     ト、|
   .' ∨ トト、 |≡≡ "  ≡≡ |  从     |
  ;   | | N             |   /入  __  |
  i{∧   | リ    「 ̄)   | / | 八| ̄
  |  ヽ ハ `ー┬―┬―┬ヒ'/  /  `
     }/ |/\.| r‐+ ―┴i¬、

     ノ  ′ ` 入 `>、 /   ヽ
          く  |/ ∨     〉

まどか「お好み焼き用の鉄板でなら良いよ」

―お好み焼き屋―

ジュゥゥゥ

ほむら「そ、そろそろかしら?」

まどか「え、えと……まだかな?」

ほむら「なんだかうまくひっくり返せる自信がないわ……」

まどか「そ、そうだね」

杏子「なら手伝ってやろうか?」

ほむら「えぇ、おねが……え?」

まどか「杏子ちゃん!?なんでバイトしtモガ!」

杏子「おっと、年齢に嘘ついてバイトしてるんでな、あんまり騒ぐなよ?」

杏子「シィーってな」

ほむら「さやかと今日会ったけど、さやかとの約束はどうしたの?」

杏子「ん?ちょっとした用事だったからな、ちゃちゃっと終わらせた」

ほむら「あら、デートとかそういうものじゃなかったのね」

杏子「な、んなわけねぇだろ///」

杏子「だ、だいたいあいつと私はそんなんじゃねぇっての!」

まどか「うぇひひ、杏子ちゃん顔が真っ赤だよ?」

杏子「あーもううるせぇうるせぇ!」

QB「お好み焼きを上手にひっくり返したいのかい?だったら僕とry

杏子「もう知らねぇからな!」

ほむら「あら、今の私たちはお客様よ杏子」

杏子「クッ……しょうがないね」

まどか「うぇひひ、お願いします」

杏子「よっと」クルッ

まどか「わーすごい上手」

杏子「まぁこれもバイトのうちってな」

杏子「にしてもお前らは相変わらずだな、少しは引きこもりは治ったかほむら」

ほむら「失礼ね、最初から引きこもりなどでは」

まどか「うぇひひ、治すために無理やり連れ出してるの」

杏子「へぇ、大変だなまどかも」

ほむら「……」

まどか「でもほむらちゃんのこと……だ、大好きだから///」

ほむら「///」

杏子「あーはいはい、ごちそうさまでしたってな、まぁゆっくり食べてくださいお客様ってな」

飲食系バイトに定評のある杏子

マミさんの霊圧が消えてる

あんあん結婚しよう(提案

ほむら「美味しいわね」ホムホム

まどか「うぇひひ、そうだね」ホムホム

まどか「飲食店ってなんだか杏子ちゃんのイメージにぴったりだよね」

ほむら「でも杏子ってメイド喫茶とかで働いて可愛いって言われると照れそうな感じもするわ」

まどか「なんだか具体的だね……」

ほむら「時給の高さに目が眩んで行ってみたらっていうのがイメージしやすいのよ」

まどか「あ、ほむらちゃん動かないで」

ほむら「?」

まどか「んしょっと」フキフキ

ほむら「あ///」

まどか「うぇひひ、ほっぺにソースがついてたよ」

ほむら「あ、ありがとう///」

まどほむには結婚してもらうしかないな

まどか「食べ終わったのにあんまり長く居るのも迷惑だよね」

ほむら「そうかしら?何かを頼んだのだから気にしなくてもいいんじゃない?」

まどか「そういってほむらちゃんは動かずにのんびりしたいだけでしょ!」

ほむら「そ、そんな事ないわ」

まどか「ほら、次は服を見に行こっか!」グイグイ

まどか「お会計お願いしまーす」

杏子「私のおごりでいいよ、口止め料だ」

まどか「え!で、でも」

杏子「その分の金でもっとデートを楽しみな、ほれ行った行った」

まどか「ありがとう!」

あんあん気遣いまで神だあああ
結婚しようううう(強制

―服屋―

まどか「次はこれを着てみてほむらちゃん!」

ほむら(ただの服屋だと思ったのにどうしてナース服やら色物まで取り揃えているの!?)

まどか「その後はこっちの服ね!」

ほむら「あ、あの……まどか?」

まどか「どうしたの?」

ほむら「まどかも試着をしたりしないと楽しくないでしょう?」

まどか「そんな事ないよ!いろんなほむらちゃんを見るほうが楽しいもん!」

ほむら「疲れたわ……」

まどか「うぇひひ、ごめんねほむらちゃん」

ほむら「ちょっとだけ休憩させて……」

まどか「今回はしょうがないよね、しばらく座ってよっか」

ほむら「えぇ、それにしてもまどかはいろんな服を取りに回っていたのに疲れてないのね……」

まどか「うぇひひ、最近体力がついたんだよ」

まどか「お掃除とかお洗濯とかってちゃんとしようとすると結構大変だからね!」

ほむら「……ごめんなさい……」

まどか「ほむらちゃんができるようにならないとね」

ほむら「ほむぅ……」

まどか「でも……ほむらちゃんには私がいないと駄目って思えるのは嬉しいんだよね」ポン

ほむら「肩に頭をのせて楽をするのは私の特権よまどか」

まどか「そんなの知らないよーだ」

ほむら「あら?あれは……」

マミ「こっちかしら……でももしかしたらこっちのサイズにした方が……」

まどか「本当だ」

マミ「待って、さすがにこれ以上大きくは……でも、もしもを考えると……」

ほむら「あら?あれは……マミ?」

マミ「こっちかしら……でももしかしたらこっちのサイズにした方が……」

まどか「本当だ」

マミ「待って、さすがにこれ以上大きくは……でも、もしもを考えると……」

マミ「大きめのサイズを買っておいたほうが……」

マミ「でも、さすがにこれ以上大きくはならないと思うし……」

マミ「身長の方はあまり伸びていないからこっちの方も……」

ほむら「ブラのコーナーで唸って何をしているのかしら」

まどか「ほむらちゃん、本当はマミさんがどうして唸ってるかわかってるんでしょ?」

ほむら「ワタシニハナニモワカラナイワ」

まどか「片言になってるよほむらちゃん」

マミ「あっ!」ササッ

ほむら「今頃私達に気がついたのね」

まどか「邪魔しないようにってよく気を使ってくれてるもんねマミさん」

ほむら「えぇ、バレバレだけど」

まどか「うぇひひ、そうだね」

マミ「……」ジィー

ほむら「影からこっちを覗いているわね」

まどか「私達のことをいつも気にかけてくれてるもんね」

ほむら「やっぱりバレバレだけど」

まどか「うぇひひ、そうだね」

まどか「ん……」

チュッ

ほむら「え!ま、まどか!?」

マミ「!!」

まどか「うぇひひ、マミさんに見せつけちゃった///」

ほむら「も、もう///」

マミ「あ、あの子達こんなところで///」

まどか「マミさーん」

マミ(見つかった!?)

マミ「あ、あらふたりともこんな遠くで奇遇ね」

ほむら「あなた、わざわざこんな遠くのお店までどうしたの?」

マミ「え?それは……ほんのひと月前に買ったブラのサイズが合わなくなって……」

ほむら「……」ギリッ

マミ「同級生の子達が……く、黒とかそういう色を買ってるみたいだから……」

マミ「白色のブラとかを買うところを見られたらなんだか恥ずかしいと思ったのよ」

マミ「結局あなた達と出会ってしまったけど……」

まどか「でもマミさんのサイズだと大人っぽいのしかないと思いますよ?」

マミ「そ、そうかしら?」

あのおっぱいお化けがまだ大きくなるのかよ
そのうち爆発するんじゃないのか

マミ「な、なんというかふたりとも仲睦まじいみたいでよかったわ」

まどか「うぇひひ、もしかしてさっきの見ちゃいました?」

マミ「え?み、見てないわ!キスするところなんて見てないわ!」

ほむら「キスなんて言ってないのに自爆したわねマミ……」

マミ「あ!」

まどか「うぇひひ」

ほむら(小悪まどか……アリね)

マミ「と、とにかくほ、ほどほどにねふたりとも!」タタッ

ほむら「逃げたわね……」

ほむら「じゃあ私達はもう少しここでのんびりと……」

まどか「ダメだよほむらちゃん、次のお店に行こ?」

ほむら「そう言わず一緒に座って……」

まどか「マミさんが戻ってきた時まだいたらさすがにマミさんに悪いよ」

ほむら「マミが戻ってくるってどうして?」

まどか「だってマミさん目当てのブラを買ってないもん」

ほむら「……そういえば買ってないわね」

まどか「それに他にも行きたい場所いっぱいあるんだから!」ギュ

ほむら「わっとと、わかったから手を引っ張らないでまどか」

まどか「だらけるのは帰ってからだよほむらちゃん!」

危ねえ悶え死にするとこだった…

―外―

ほむら「次はどこに行くの?」

まどか「うーん……じゃあゲームセンターに行ってみよっか」

ほむら「えぇ、いいわよ」

まどか「うぇひひ、プリクラとか撮っちゃお」

―ゲームセンター―

ほむら「ねぇまどか、今から撮るプリクラは何かに貼るの?」

まどか「え?そうだね、うーん……携帯とかに貼っちゃおうかな」

ほむら「ふふっわかったわ」

―――――
―――

ほむら「ふふっそのプリクラをまどかが携帯に貼ってくれるのが楽しみね」

まどか「こ、こんなの貼れないよぉ」

ほむら「あら、そう言わずに貼ってほしいわ」

まどか「なんで撮る直前にキスするの///」

ほむら「キスしたかったのよ」

まどか「それに私が呆けてる間に背景もハートにしてまどほむラブラブって落書きして///」

ほむら「ふふっ」

まどか「あっUFOキャッチャーだ!」

ほむら「あら、まどかはUFOキャッチャーが得意なの?」

まどか「うーん、さやかちゃんが得意かな、私はあんまり……」

まどか「あ!でも取ったことはあるんだよ?」

ほむら「ふふっなにか欲しいぬいぐるみはある?」

まどか「え?うーん……あ!あのぬいぐるみかわいい!」

ほむら「ならさやかに負けないようにとってみせるわ」

まどか「一回でとっちゃうなんてすごいねほむらちゃん」

ほむら「えぇ、よかったわうまくとれて」

まどか「うぇひひ、大事にするね」

ほむら「えぇ、でも今はこの雑貨屋の買物袋に入れておきましょう」

まどか「うん!」

ほむら(たまに杏子にゲームセンターで勝負を挑んでくるから必ず勝てるように繰り返してる間に練習してよかった)

ほむら(そしてなにより予想以上にアームが強くて助かったわ……ミスしたと思ったけど)

ほむら「他に何かする?」

まどか「うーん、ゲームセンターはプリクラとUFOキャッチャーしか基本的にやらないかな」

ほむら「そう、なら次のお店に行きましょう」

まどか「?」

ほむら「どうかした?」

まどか「えと、ここでのんびりしたいって言わないんだなって思って」

ほむら「ここはうるさいから駄目よ、ここで私がのんびりしてまどかの耳が悪くなったら嫌だもの」

まどか「ほむらちゃん///」

まど

まどか「あ、公園があるよほむらちゃん!」

ほむら「あら、公園で休憩?」

まどか「もう、ほむらちゃんはすぐに休憩って言うんだから」

まどか「昔はこういう公園で砂遊びとかいっぱいしたなぁ……」

ほむら「さやかと?」

まどか「さすがにこっちに引っ越してくる前だよ?」

ほむら「ふふっまどかなら小学5年生でも砂遊びが似合いそうよ」

まどか「ひどいよほむらちゃん!」プクー

ほむら「それだけ可愛いってことよ」プニ

まどか「プゥ……むむむー!」

まどか可愛すぎる天使か

―公園―

まどか「ブランコなつかしいなぁ」ギーコギーコ

ほむら「……」ジィー

まどか「どうしたのほむらちゃん?」

ほむら「その……私、ブランコしたことないから漕ぎ方がわからなくて」

まどか「そうなんだ!じゃあ後ろから押してあげる!」

ほむら「え?い、いいわよ」

まどか「うぇひひ、ちゃんとブランコにつかまっててねほむらちゃん」

このまどかさんは良妻賢母になれるな

まどか「うぇひひ、いくよー」

ほむら「ま、まどかちょっと待って心の準備が」

まどか「えい!」トン

ほむら(あ、なんだ、この程度のものなのね……)

まどか「うぇひひ、ほむらちゃん……ブランコはこんな程度じゃないんだよ?」トン

ほむら「え?」

ほむら(押されるたびにどんどん強く振れて!)

ほむら「も、もういいわまどか!もう押さなくていいから!」

まどか「うぇひひ、もっといっちゃえー」

ほむら「ぜぇ……ぜぇ……こ、こんなに怖いものに子供って乗っているのね……」

まどか「うーん、男の子だともっとこぐんじゃないかな?」

ほむら「そうなの?」

まどか「うん、その状態でジャンプしてあのポールを超えるように着地したりする遊びを男の子はよくしてるよ」

ほむら「すごいわね男の子って……魔法なしならできるきがしないわ……」

まどか「そういえば、途中でほむらちゃんのスカートめくれちゃってたね」

ほむら「そ、そうなの!?」

まどか「うぇひひ、他に人はいなかったから大丈夫だよほむらちゃん」

3分ぐらい悶え死んでた

ほむら「やっぱり外で遊ぶより中よね中」

まどか「家でもいいけどお外でも遊ばないとダメだよほむらちゃん」ナデナデ

ほむら「外でこうやって毎回まどかが膝枕してくれるなら考えてもいいわね」

まどか「人がいる場所だとさすがに恥ずかしいかな///」

ほむら「私は構わないわよ?」

まどか「私が構うの!」

ほむら「マミの前でキスしたりしたくせに」

まどか「あ、あれは……えと///」

ほむら「まどかは可愛いわね」

まどか「むーえい」ピシッ

ほむら「ほみっ!デコピンはだめよまどか、痛いわ」

まどか「しーらない!」


まどほむは永遠…に…

ほむら「ふわぁ……」

まどか「あ、寝ちゃダメだよほむらちゃん、そろそろ起きて」

ほむら「あ、もっと休憩しても」

まどか「外で休憩したら風邪引いちゃうよ!」

ほむら「そうね、名残惜しいけど諦めるわ……」

まどか「デート再開だね!」

ほむら「えぇ」

まどか「それにしてもほむらちゃんってどこでも休めるんだね」

ほむら「そうね、寝るのは問題ないわ」

まどか「寝るのは?」

ほむら「寝起きは弱いのよ、あと寒がりだから布団以外で眠って起きると後悔するわ」

まどか「……布団以外で眠ったことがあるの?学校とかはぐてーってしてるだけで寝てないよね?」

ほむら「例えば杏子と野宿をした時とかかしら」

ほむら「他にもワルプルギスに吹き飛ばされて眠ったこともあったわね」

まどか「それは気絶じゃないかな……」

まどほむが俺の心臓を削ってくるうううううう

まどか「ほむらちゃんって起きてから1時間ぐらい布団にこもってるもんね」

ほむら「最近はまどかが布団を剥ぎ取っちゃうからそんなに篭れていないわ」

まどか「だって放っておいたらずっと起きないんだもん」

まどか「それどころか起き上がってるから大丈夫かなって思ったらほむぅって倒れて寝ちゃうし」

ほむら「そう言われても私の記憶には一切残っていないわ……」

ほむら「以前は少ない睡眠時間でずっと活動していたのだけどね」

まどか「ほむらちゃんは頑張り屋さんだったもんね」

ほむら「あ、ひどいわまどか、今過去形にしたわね」

ほむら「まどかのためなら今だって頑張れるわ」ファサ

まどか「じゃあ今度私に手料理を作ってごちそうしてほしいなって」

ほむら「……善処するわ」

まどか「あ、今ためらったでしょ!」

ほむら「ふふっ」

まどか「うぇひひ」

まどか「そういえばほむらちゃんって高校に入ったら部活動する?」

ほむら「まどかがするならするわ、しないならしないわ」ファサ

まどか「格好ついてないよほむらちゃん……」

ほむら「だってまどかと一緒に帰りたいもの」

まどか「うぇひひ、そう言われると嬉しいな」

ほむら「まどかは高校で手芸部や園芸部に入るの?」

まどか「両方とも好きなんだけど高校では違うことしてみたいなって」

ほむら「へぇ、どんなものを?」

まどか「うぇひひ、弓道部とかやってみたいな」

ほむら「ふふっあなたが魔法少女になった時の武器ね」

まどか「うん、ほむらちゃんに私の魔法少女の武器を聞いて憧れちゃって」

まどか「ほむらちゃんが弓道着を着て弓を射るってすっごく格好よさそうだね」

ほむら「そうかしら?」

まどか「うん!とっても凛としててまっすぐに的を射るような」

ほむら「銃はうまく撃てるからって弓がうまく射れるとは限らないわよ?」

まどか「そうかなぁ、なんだかほむらちゃんならあっさりこなしちゃいそう」

ほむら「ふふっまどかの期待に答えられるように頑張るわ」

まどか「うぇひひ」

ほむら「でもそういうまどかも弓道着を着て弓を射ったら格好良さそうじゃない」

まどか「そうかな?弓の弦を一生懸命引っ張ってなんとか矢を飛ばしてって気がするけど」

ほむら「本当に集中したまどかをいろいろな世界でみてきたからわかるわ」

ほむら「穏やかな表情で余分な力もなく綺麗に射るのが容易に想像できるわ」

まどか「うーん、他の世界の私に負けないように頑張らないと駄目だね」

ほむら「ふふっそうね」

だめだ、眠い……てかまたも椅子の上で寝てた……
お母さんみたいなまどっちとだらけるほむほむがしたかったのにお外に出たのは間違いだった
もはやただのイチャイチャでしかない……
起きて残ってたらもはやただのイチャイチャ化してるけど頑張るんでもしよかったら保守してやってくれると嬉しい
おやすみなさい

マミ「あなた誰なの?」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
こんな感じの旧QB蘇生キュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」

まだあったあああああああ!!!!!
いええええええいいい!!!

ほむら「まどまどしたい」

1. 初恋ばれんたいん スペシャル
2. エーベルージュ
3. センチメンタルグラフティ2
4. Canvas 百合奈・瑠璃子先輩のSS
5. ファーランド サーガ1、2
6. MinDeaD BlooD
7. WAR OF GENESIS シヴァンシミター、クリムゾンクルセイド
SS誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって



新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

まだか…

>>1お願い戻ってきて…

爆睡してたよごめんなさい

まどか「さやかちゃんは剣道かな?」

ほむら「さやかの戦い方は剣道ではないと思うわ」

まどか「え?でも剣だよね?」

ほむら「剣を大量展開して投げたりって剣道ではないでしょう……」

まどか「あー……そう言われると」

ほむら「あ!まどか、映画館よ!一緒になにか観ない?」

まどか「何かみたい映画があるの?」

ほむら「……特にないわ」

まどか「ほむらちゃん、もしかして映画館で座ってゆっくりしたいって思ってない?」

ほむら「わ、私はこう映画館で映画を鑑賞するのが」

まどか「そう言って前に私手をにぎって肩に頭をのせて寝てたよね?」

ほむら「ほむぅ……」

まどか「でもほむらちゃんが行きたいならいこっか!」

ほむら「本当!」

まどか「うん!」

まどっちあなたは優しすぎる・・・

―映画館―

ほむら(あわ、わわわわわ)ガタガタ

まどか(うぇひひ、ほむらちゃん可愛いな)

キャアアアアアアアアアア

ほむら「ヒッ」ビクッ

ほむら(ホラーなんて聞いてない!無理よ、こんなんじゃ心が休まるどころか疲弊するわ!)ギュ

まどか(うぇひひ、ホラーは怖いけどほむらちゃんと手をつないでれば私は大丈夫だもんね)

アアアアアアアアアアアア

ほむら「」

戻ってきた!?
寿命削って待ってた!!!!!

まどか(ほむらちゃんっていつも魔女と戦ってるのにこういうの苦手なのはなんでなんだろう)

ほむら(怖い怖い怖い怖い怖い)ギュウウ

まどか(腕に抱きつかれちゃった、うぇひひ)

タ、タスケ……ギュップイ

ほむら(目を閉じたら心の準備ができてない状態で悲鳴を聞くことに……)ガタガタ

ほむら(でも目を開けてもやっぱり怖い……)ガタガタ

ほむら「」

まどか「ほむらちゃん、映画終わったよほむらちゃん」

ほむら「え、えぇ……衝撃のラストだったわ」

まどか「そんなに怖かった?」

ほむら「べ、別にそんな事はないわ」ファサ

まどか「そっか、じゃあ言わせてもらうね?」

ほむら「え?」

まどか「今……ほむらちゃんの後ろには、普通の人には見えないような……」

ほむら「な、なんなのまどか、何が見えるの!?」ガタガタ

まどか「……ううん、なんでもないよ、ちょっと……ね?」

ほむら「な、なんなのまどか、何が見えるの?ねぇ、教えてよまどか」ガタガタ

まどか「……大丈夫、このまま映画館をでちゃお?そうすれば多分大丈夫だよ」

ほむら「ほ、本当に?本当なの?」

まどか「ほら、後ろを振り向かずに行こ?」

ほむら「え、えぇ……」

―外―

ほむら(落ち着いてきたわ、そうよ、冷静に考えればまどかはただ私を驚かせようとしているだけじゃない!)

まどか「どうしたのほむらちゃん」

ほむら「ふふっまどか、私を驚かせようだなんて甘かったわね」

まどか(十分驚いてたけどなぁ……)

ほむら「そう、つまり振り向いても誰もいないはずよ」

まどか「あ、肩に……」

トン

ほむら(肩に……肩になにか乗ってる!!!)

QB「やぁ」

ほむら「……このインキュベーター!」

QB「やれやれ、肩に乗っかっただけじゃないか、訳が分からないよ」

まどか(ほむらちゃん可愛いな)

ほむら「捨ててきてやったわ」

まどか「QBに対しては容赦ないねほむらちゃん」

ほむら「あんなやつに容赦なんてするだけ無駄よ」

ほむら「さぁ、向こうに行きましょう、QBのいない方へ」

まどか「……」

フゥ

ほむら「ほみゃ!」

ほむら「み、耳に息を突然かけないで!」

まどか「うぇひひ、驚いた?」

ほむら「も、もう///」

QB「・・・」 フゥ

ほむら「ちょっと暗くなってきたわね」

まどか「そうだねー」

ほむら「そろそろ帰る?」

まどか「うーん、もう少し遊びたいな」

ほむら「お家でゲームだって立派な遊びよまどか」

まどか「ほむらちゃんのばーか……」

まどか「ぶぁ~か!」

いいよいいよ

まどか「でも暗くなってきちゃったってことはもう戻っていかないとだめだよね……」

ほむら「そうね、なんだか見知った3人と生き物を見たせいであまりそんな感じがしないけど」

まどか「じゃあ帰りにスーパーに寄ってお鍋の材料買わないと」

ほむら「あら、今日は一緒に食べていけるの?」

まどか「うぇひひ、パパやママには言ってあるからね」

ほむら「ねぇまどか、このへんのスーパーに行くの?」

まどか「そうだね、こっちのほうが安いから」

ほむら「そう」

まどか「どうしたの?もしかして近場の方がよかった?」

ほむら「いえ、そんな事ないわ」

まどか「?」

ほむら「ただ、家までの帰路の多くをまたまどかと手を繋いでくっついて帰れるって思っただけよ」

まどか「そ、そっか///」

―スーパー―

ほむら「みかんは欠かせないわ」

まどか「ほむらちゃんってそんなにミカン好きだったの?」

ほむら「それほどでもないけど……」

まどか「けど?」

ほむら「だらける上でこたつにはミカン、これは究極の」

まどか「ミカンは却下だよほむらちゃん」

ほむら「ほむぅ……」

ほむら「あ、ロッキー」

まどか「ロッキーがどうかしたの?」

ほむら「寝転びながら片手で食べられていいのよね……」

まどか「……」

ほむら「サンドイッチとかもそうだけど片手で食べられて手があまり汚れないものはいいわよね」

まどか「今度からそういうものは避けないとね」ニコ

ほむら「まどかぁ……」

暗黒微笑

まどか「お野菜は買ったしこんなものかなぁ」

ほむら「まどか!みて!薄い使い捨てのビニールの手袋よ!」

まどか「そうだね、それがどうかしたの?」

ほむら「これってお料理の時とかまどかの手が汚れ無くて便利じゃないかしら!」

まどか「たしかに便利そうだけど……」

ほむら「それに手がべたつきそうな焼き鳥とかもその手袋があれば」

まどか「……却下」

ほむら「ほむぅ……」

まどか「あれ?ほむらちゃん、何持ってるの?」

ほむら「え?えっと、個人的に買おうと思ったものが……えっと」

まどか「……」ジトー

ほむら「あの……ね?」

まどか「まただらだらするためのもの?もう、一緒に買っちゃうからかごに入れて?」

ほむら「えっと……えぇ」

まどか「これってハンドクリーム?」

ほむら「まどかがいつも私の世話をするために洗い物とかしてるから……手が荒れないか心配で」

まどか「あ、ありがとうほむらちゃん///」

本日13度目の悶え死に

―外―

まどか「袋が多くなっちゃったね」

ほむら「えぇ……」

まどか「今日はいっぱい楽しかったなー」

ほむら「……」

まどか「ほむらちゃん?」

ほむら「まどか、ちょっとあそこの駐車場にいきましょう」

まどか「あそこって……え?ええぇ!?」

まどか(え、えっちなホテルに行こうってそんな///)

まどか「ほ、ほむらちゃん///い、いくら休憩とか書いてあってもあそこは///」

まどか「そ、それにおうちに帰らないとお、お肉とかが///ふ、冬って言っても///」

ほむら「いいからいきましょう」スタスタ

まどか「ちょ、ちょっと待ってよほむらちゃん///」

ほむら「この時間のここなら人はいないわよね……」キョロキョロ

まどか(ど、どうしよう)ドキドキ

まどか(た、確かにほむらちゃんは大好きだけどやっぱりまだ中学生だし)

まどか(で、でも私はもう子供じゃないんだし///)

まどか(そ、それにほむらちゃんがしたいっていうなら///)

まどか(で、でもでもやっぱりだめだよぉ///)

ほむら「まどか?」

まどか「ひゃ、ひゃい!」

ほむら「荷物、貸して?」

まどか「え?あ、うん!ってあれ?ほむらちゃん、魔法少女になってどうしたの?」

ほむら「盾に収納したら帰りが楽だから、人気のないところへいきたかったの」

まどか「……」

ほむら「これでよしっと……どうしたのまどか?」

まどか「な、何でもないよ!」

ほむら「ね、ねぇまどか……」

まどか「?」

ほむら「さっきも言ったけど来る時と同じように……マフラーとか手をつないだりとか……し、したいわ」

まどか「うぇひひ///」

ほむら「///」

まどか「い、いまマフラーと手袋を出すね」

ほむら「えぇ///」

ピンクは淫乱

もう15回悶え死んだ…

食い過ぎた……

ホムラチャン!

まどか「うぇひひ、暖かいなぁ」

ほむら「えぇ、暖かいわ」

まどか「これでもう少しほむらちゃんがワルプルギスの時より抑えめにしっかりしてくれたらなぁ」

ほむら「ワルプルギスの時のようにしっかりしているのは駄目なのかしら?」

まどか「うぇひひ、やっぱりほむらちゃんに頼ってもらえるのは嬉しいから///」

ほむら「そ、そう///」

まどか「あ、でもだからって今のままじゃダメだよ?」

ほむら「……善処するわ」

まどか「そういいながら最近どんどん堕落してっているよねほむらちゃん」

ほむら「ほむぅ……」

まどか「ほむらちゃんと一緒に家事したいなぁ」

まどか「一緒のお料理して味見しあったり、お掃除した後で一緒にお風呂に入ったり」

ほむら「が、頑張るわ///」

まどか「うぇひひ、さっきよりヤル気のある返事なのはなんでなの?」

ほむら「そ、それは///」

まどか「ほむらちゃんのえっち///」

ほむら「そ、そんな事を言うまどかこそえっちじゃない///」

まどか「///」

ほむら「///」

ほむら「私だって早起きしたらまどかの寝顔が見れる環境だったら頑張って起きるわ」

まどか「そ、それって一緒に住みたいってこと///」

ほむら「///」

まどか「さ、流石に中学生で同棲はできないよ」

ほむら「わ、わかってるわよ」

まどか「せ、せめて高校生になってからじゃないと///」

ほむら(本気で考えられると冗談で言ったのに照れるわ///)

誰か俺のパンツ知らない?

まどか「あ、でもパパとママを説得して、ほむらちゃんが心臓病だからって私の家に……」

まどか「そうすればずっとほむらちゃんがだらけないように監視できるし」

まどか「私以外の目もあるからほむらちゃんもしっかりしてくれそう……」

まどか「でもパパに料理では全然勝てないからほむらちゃんが私の料理を食べてくれなく鳴るのは嫌だし」

まどか「うーん……」

ほむら(まどか///)

まどか「目が覚めたらほむらちゃんがすぐそばにいて」

まどか「ほっぺをツンツンってしたら柔らかくて、ほむらちゃんが起きちゃって」

まどか「でもほむらちゃんはまだ寝ぼけてるみたいだからキスしたら目を覚ましたりとか///」

ほむら「まどか?まどかー戻ってきてー」

まどか「や、やっぱり目が覚めたらほむらちゃんがやさしく頭を撫でてくれてるっていうのも///」

ほむら「まどかー?」

ほむら「あなたのパパはもうこの世にはいないわ」ファサッ

最高です






最高です

まどか「起きないといけないのに離れたくなくて起きれないとか///」

ほむら「……」

ムニー

まどか「うぇひ!?」

ほむら「あ、戻ってきた?」

まどか「な、何するのほむらちゃん!」

ほむら「私としてはあなたの想像していたような事は全てしたいと思っているぐらいだけど今は戻ってきてもらわないとって思って」

まどか「え?あ///」

では、2人の結婚を認めます

ほむら「でもそう思ってくれてるのはすごく嬉しいわまどか」

まどか「わ、忘れてほしいな///」

ほむら「ふふっそれはできないわ」

まどか「むー……今日のほむらちゃんのお夕飯なんて作ってあげない!」

ほむら「それはつまり今日の夕飯は抜きってことね……困ったわ……」

まどか「ほむらちゃん……そこはなにか自分で作ろうとしようよ……」

まどかは嫁にしたいキャラというより妹にしたいキャラ
まどかがほむら以外とイチャイチャするとか許せない、もしも相手が自分でも

ほむら「そうね、食べないのはよくないわ」

まどか「うんうん、その意気だよ」

ほむら「やっぱりカロリーメイトね」

まどか「……」

ほむら「どうしたのまどか?」

まどか「やっぱりほむらちゃんの栄養バランスは私が管理してあげないとなぁって思っただけだよ」

ほむら「カロリーメイトはバランス栄養食のはずなのだけど……」

ほむら「それにカロリーメイトはなんとスティック状だったり液体だったりで持ち運びも便利で」

ほむら「だらけながらでも良し、契約阻止の張り込みのお供に良しという」

まどか「もうお夕飯作らないなんて言わないからカロリーメイトはダメだよほむらちゃん!」

ほむら「ふふっ嬉しいわまどか」

―ほむホーム―

まどか「ついたー」

ほむら「よいしょっと」

まどか「ってほむらちゃん!おこたに入るのはやいよ!?」

ほむら「え?だっておこたは暖かいわ……まどかもどう?」

まどか「もう……その前にお夕飯の準備をするから今日の買い物袋を出してほむらちゃん」

ほむら「あ、そうだったわね」ヌクヌク

トントントントン

ほむら「この包丁の一定間隔の小気味良い音って聞いていると安心するのよね……」グテー

まどか「あ、寝ちゃダメだよほむらちゃん」

ほむら「大丈夫よまどか、私がまどかの料理を寝過ごして食べないなんてありえないわ」グテー

まどか「ぐてーってしすぎだよほむらちゃん……」

ほむら「……」ジィー

まどか「こたつの机に頬をひっつけながらこっちを見てどうかした?」

ほむら「まどかのエプロン姿は可愛いと思ったのよ」グテー

ほむら「特に今日は普段より気合を入れておしゃれしてきてくれたみたいだし」グテー

まどか「き、気がついてたの!?」

ほむら「当然よ、まどかの変化なら必ずわかるわ」グテー

まどか「でもせめてグテーってしてないときに言われたかったよ」

しえん

まどか「できたよー」

ほむら「良い匂いね」

まどか「うぇひひ、お鍋のコツをパパに聞いてきたからね」

まどか「ほら、真ん中にお鍋を置くから頭をどけてほむらちゃん」

ほむら「わかったわ」ムクリ

まどか「私はどこに座ろうかな……」

ほむら「私の隣でどうかしら?」

まどか「二人で食べるお鍋なのに同じ位置に座るって食べにくそうな……」

ほむら「それでも幸せは数倍よ」

まどか「うーん、ほむらちゃんがそう言うなら……」

実際隣同士で食べるのと向かい合って食べるの、どっちのほうがいいのだろうか
隣同士だと肩を寄せ合って食べれる
向かい合ってだとアーンってやったりできる

これは人類最大の議論を巻き起こしそうだ

>>507
抱き合って口移しが俺の中の至高

グツグツ

ほむら「いただきます」

まどか「いただきます」

パクッ

ほむら「ほみゅ!」

まどか「ど、どうしたのほむらちゃん!」

ほむら「舌を火傷したわ……」

まどか「もう、慌てて食べるから……」

ほむら「うぅ……」ヒリヒリ

まどか「ふぅーふぅー……はいほむらちゃん、あーん」

ほむら「あ、あーん」

まどか「うぇひひ、美味しい?」

ほむら「えぇ///」

まどか「猫舌なんだからふぅーふぅーして食べないとダメだよ?」

ほむら「気をつけるわ」

まどかがフゥーフゥーするんですね







ふぅ

ほむら「美味しいわまどか」

まどか「うぇひひ、嬉しいな」

ほむら「ただ……」

まどか「ただ?」

ほむら「咀嚼するのは面倒だわ」

まどか「……」

ほむら「咀嚼せずに食べられるような方法があれば……」チラッチラッ

まどか「もう、そんな事だからだらほむなんて皆に言われちゃうんだよ?」

ほむら「ほむぅ……」

ほむら(口移しで食べさせて欲しいというには遠まわし過ぎたわね……)

!?
口移しクルー(゜∀゜)ー!?

まどか「よく噛んで食べるっていうのは大切なんだよほむらちゃん」

まどか「面倒なんて言わずよく噛んで食べること!」

ほむら「えぇ……」

まどか「あとお肉とお野菜をバランスよく食べること」

まどか「わかったほむらちゃん?」

ほむら「はい……」

まどか「やっぱりお鍋は体があたたまるねー」

ほむら「そうね」

まどか「こたつとお鍋で熱いぐらいだね」

ほむら「そうね……ふぅーふぅー……」ホムホム

ほむら(何か口移しの口実をと思うけど浮かばないわ……)

ほむら(結局浮かばなかった……)

まどか「ごちそうさまでした」

ほむら「ごちそうさまでした」

まどか「じゃあお片づけするね」

ほむら「ありがとうまどか」

まどか「干してた布団は自分でとりこんでね?」

ほむら「えぇ、少しお腹が落ち着いたらー」グテー

まどか「グテーってなるの速いよほむらちゃん!」

口移しあああああああ(゜q゜)あああ

ほむら「そういえばそろそろお金をおろさないと……」グテー

ほむら「……そういえば通帳はどこだったかしら」

ほむら「まどかー」

まどか「どうしたの?」

ほむら「私の通帳ってどこかしら?」

まどか「えーっと戸棚のところだよ」

まどかさんしっかり奥さんしていますなー

ほむら「戸棚……動くのは面倒だけど……」モゾモゾ

ほむら「えーと通帳通帳」ガサゴソ

ほむら「見つからない……」

ほむら「まず布団を取り込みましょう……」

だめだあごめん寝る!
頑張れよ>>1

まどか「洗い物終わり!」

まどか「ほむらちゃん、通帳あった?」

ほむら「えっと、見つかってないわ」

まどか「ってもうお布団の上でゴロゴロしてる!?」

ほむら「ち、ちがうのよまどか、これはその……布団を温めておこうと」

まどか「……」ジトー

ほむら「ほむぅ……」

まどか「はぁ……あと通帳はここじゃなくてこっちだよ?」

ほむら「ありがとうまどか」

支援

まどか「♪~♪~」

ほむら「あら?雑貨屋で買ったカップとかを出してどうしたの?」

まどか「うぇひひ、カップとかが欲しかった理由はね」

まどか「ほむらちゃんのお家に朝から来ることが多いから自分の歯ブラシとか置いちゃおうかなって」

まどか「駄目だったかな?」

ほむら「気にせず自分の家と思ってくれていいわ」

ほむら「というかまどかが来てくれないと私は家のどこにあるかわからないわ」

まどか「いいって言われたのは嬉しいけど複雑な気分だよ……」

これは結婚して5年は経っているベテラン夫婦

まどか「……今日はお泊りしちゃおうかな……」

ほむら「本当!」

まどか「パパとママにはもしかしたらお泊りしちゃうかもって言っておいたし……」

まどか「明日はお休みだし……」

ほむら「是非泊まっていくといいわ!」

ほむら「明日丸一日お布団の上でだらだらごろごろほむほむしましょうまどか!」

まどか「……朝からいろんな場所につれだしたほうがいいのかな……」

ほむら「さ、お泊りすると決まれば早速お布団に入りましょうまどか」

まどか「……」

ほむら「二人で抱き合ってぬくぬくと温まりながらおしゃべりしてだらだらごろごろと」

まどか「……」

寝ないで書いてくれている>>1に感謝

まどか「寝る前にお風呂に入ろうよほむらちゃん」ユサユサ

ほむら「一緒にお風呂!」グテー

まどか「もう……そういうことだけは反応が早いんだから……」

まどか「あと口と表情ではすぐ反応するけど身体はだらけきってるんだよね」

ほむら「ほむぅ……」

ほむら「まどかは勘違いしているわ」

まどか「?」

ほむら「お風呂に行くのに立ち上がる必要はないのよ」

まどか「……」

ほむら「お風呂場までは……転がればいい!」

まどか「床が汚れちゃうから禁止」

ほむら「ほむぅ……」

>まどか「床が汚れちゃうから禁止」

さりげなくほむらをディスるまどっちまどまど

まどか「ほら立って」グイグイ

ほむら「あ、このまま引きずってもらっても」

まどか「怒るよ?」

ほむら「ごめんなさい……」

サーサー

まどか「なんであんな生活でこんなに綺麗な髪なんだろう……」ワシャワシャ

ほむら「まどかが髪を洗ってくれると気持ちいいわ……」

まどか「シャンプーハットなんて小学校低学年で卒業するものだと思ってたよ」ワシャワシャ

ほむら「ほむぅ……」

まどか「それにお風呂で遊ぶ玩具も結構あるよねほむらちゃんの家って」

ほむら「そんな事はないわ、最近は遊んでいないもの」

まどか「問題だよほむらちゃん、お風呂の玩具はどこにしまってるでしょう?」

ほむら「……」

まどか「ちゃんとしまってある場所を教えないとほむらちゃんが遊べないってことだね」

まどか「明日はちゃんとほむらちゃんのお家のどこに何があるか教えてあげるね」

ほむら「ほむぅ……」

まどか「あったまるねー」

ほむら「えぇ」

まどか「こうやっていっぱいお外を歩きまわって疲れた後でお風呂でゆったりっていいよねー」

ほむら「そうね、まどかと一緒にお風呂で温まっているだけで幸せよ」

まどか「うぇひひ、ほむらちゃんとなら毎日そういうのもいいかも」

ほむら「ふふっ嬉しいわ」

まどか「ほむらちゃんとなら毎日そういうのもいいかも」

ほむら「?」

まどか「ほむらちゃんとなら毎日そういうのもいいかも」

ほむら「……そ、そうね」

まどか「じゃあ明日もお出かけしようねほむらちゃん」

ほむら「えぇ……」

―――――
―――

ほむら「すぅ……すぅ……」

まどか「寝付きいいなぁほむらちゃん……」

ほむら「まどかぁ……むにゃ」ギュゥ

まどか「恋人と寝るのに何もしないしすぐに寝ちゃうし……」

ほむら「すぅ……すぅ……」

まどか「ほむらちゃんのばーか……」ツン

―朝―

ほむら「ん……」

まどか「すぅ……すぅ……」

ほむら(ついに来たわ、このまどかのお泊り……チャンスの日が)

ほむら(まどかの寝顔を拝見し、そしてまどかの中で失われた私の尊厳を取り戻してみせる!)

ほむら「まずはまどかの寝顔を拝見……」

まどか「うぇひ……ほむらちゃ……」

ほむら「……」ジィー

ほむら「もっと眺めていたいけれど今は私の尊厳を取り戻すためにも起き上がらないといけないわね」

ほむら「あのワルプルギスをこえた私が本気を出せば……しっかりしようと思えばいつでもできるはずよ」

ほむら「まずはこの布団から脱出……」

ほむら「クッなんなのこの布団の魔力は……まどかの添い寝というオプションのせいで普段と魔力が桁違いに!」

―30分後―

ほむら「早起きじゃなかったら危なかったわね……」

まどか「すぅ……すぅ……」

ほむら「めざましの時間まであと1時間……こんな時に時間を止めることが出来れば……」

ほむら「まずはカーテンを閉めてまどかが目覚めにくい環境を作らないと」シャー

ほむら「それにしても寒い……布団が手招きしているようだわ……」

ほむら「ここで布団に負ける訳にはいかないのよ……」

ほむら「歯磨きはまどかと一緒にしたいから後回しにして軽くうがい」

ガラガラペッ

ほむら「これでよしっと……着替えは着替えるよりまどかの寝顔を見たかったという言い訳でスルー可能ね」

ほむら「ふふっ時間に余裕もあるし完璧だわ」

ほむら「畳まれていない洗濯物を畳んで……」

ほむら「……とにかく四角になるようにたためばいいはずよね」

ほむら「こんな感じかしら……考えている時間はないわね、ちゃちゃっと済ませましょう」

―10分後―

ほむら「こんなものね、まぁスピードの追求をしていたから妥協点ってところかしら」ファサ

ほむら「後は朝食を作れば……」

ほむら「……か、簡単なものならできるはず……」

ほむら「トーストと……ベーコンエッグとか……あとはキャベツとか一緒に刻んだらいいかしら?」

ほむら「怖気付いている暇はないわね……」

まどか「ん……ふわぁ……あれ……ほむらちゃんがいない……」ムク

まどか「んー……」ノビー

まどか「……焦げ臭い……」

まどか「ほむらちゃん!」

ほむら「ま、まどか……」

まどか「……何してるの?」

ほむら「ちょ、朝食を作ろうと……」

まどか「……」

ほむら「ご、ごめんなさい」

まどか「……」

ほむら「わ、悪気はないの!えっと……本当にごめんなさい!」

まどか「よかった……」

ほむら「え?」

まどか「火事かと思って……ほむらちゃんに何かあったらって……」

ほむら「まどか……」

まどか「何もなくてよかった……」ギュゥ

ほむら「その……本当にごめんなさいまどか……」

まどか「ほむらちゃんが謝る必要なんてないんだよ」

ほむら「でも……」

まどか「私のために頑張ってくれたんだよね?」

まどか「ほむらちゃんの手料理を食べたいなって言ってもんね」

ほむら「最近はいつもまどかにやってもらっていたから……」

まどか「うぇひひ、でもね他にも二人で家事をしたいって言ったでしょ?」

まどか「ほむらちゃんと協力して二人でお料理したりしてみたいなって」

まどか「だから、朝ごはんは二人で作ろ?」

ほむら「まどか……えぇ!」

まどか「ほむらちゃんがせめて簡単なものをつくれるように教えてあげるね」

ほむら「お願いするわ」

ほむら(よかった、まどかが優しくて……)

まどか「あー!」

ほむら「どうしたの?」

まどか「洗面所の水が出しっぱなしだよほむらちゃん!気をつけなきゃダメだよ!」

ほむら「ご、ごめんなさい……」

まどか「それに洗濯物がぐちゃぐちゃになって……」

ほむら「えっと……た、畳んだつもりだったのだけど……」

まどか「アイロンからやり直しかなぁ……」

ほむら「ごめんなさい……」

まどか「むー罰としてこれからしばらくほむらちゃんは私の全部の家事のお手伝いをすること!」

ほむら「え……」

まどか「最低限の家事が自分でできるようにならないとね」

ほむら「で、でも……」

まどか「ほむらちゃんならできるよ」

ほむら「えと……きょ、今日はお出かけだったわよね!」

まどか「お出かけの前に家事を覚えようねほむらちゃん」

ほむら「うぅ……」

まどか「料理の前に洗濯のたたみ方をしよっか」

まどか「はい、畳んでみて」

ほむら「……こうかしら」

まどか「うーん、そうじゃなくて……」

ほむら「え、えと……こうかしら?」

まどか「悪化してるよほむらちゃん……」

ほむら「ねぇまどか」

まどか「どうしたの?」

ほむら「人間には向き不向きというものがあるわ」

まどか「そうだねでもほむらちゃんなら大丈夫だよ」

ほむら「ほむぅ……」

ほむら「ねぇ、まどか」

まどか「何?」

ほむら「だらだらしたいわ……」

まどか「ダメだよほむらちゃん」

ほむら「そこをなんとか」

まどか「ダメ」

ほむら「まどか、愛しているわ」

まどか「私も愛してるよほむらちゃん」

ほむら「まど……」

まどか「私に何を言っても今日は絶対だらだらさせないから諦めて手を動かしてねほむらちゃん」

ほむら「だらだらしたい……」

まどか「じゃあほむらちゃんが頑張って家事を終わらせたらお出かけ前に少しだけ一緒にだらだらしようね」

ほむら「ほむぅ……」



終わり

自分で自分が何がしたかったのかもはやわからない
まぁまどほむできたからいいや……
保守してくれた人ありがとう暇つぶしになってれば幸いってわけでおやすみなさい

まどか「私に何を言っても今日は絶対だらだらさせないから諦めて手を動かしてねほむらちゃん」

まどか「私に何を言っても家事が終わるまでは絶対だらだらさせないから諦めて手を動かしてねほむらちゃん」

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