佐天「かませ犬を召喚する能力、かぁ……」(188)
佐天「こんな能力に目覚めてもなぁ」
佐天「うーん、どうしようかなぁ……」
佐天「初春に相談してみようかな……」
プルルルルルル
佐天「出ない……ジャッジメントの仕事忙しいのかな」
佐天「うー、暇だなぁ 遊び相手が欲しいなー」
佐天「あ、そうだ」
佐天「えいっ!召喚!」
パァァァ シュゥゥン
池田華菜「に゙ゃっ!? ここドコだしっ!?」
佐天「わーい、成功成功♪」
池田「ワケわかんないしっ! あんた誰っ!?」
佐天「うーん猫耳かわいい~♪」サワサワ
池田「に゙ゃー!? それは髪だぁー触るなぁ~」ニ゙ャー
佐天「んふふふふー 初春がいないから代わりにたっぷり可愛がってあげよう」ワキワキ
池田「ひぃ!? なんか目が怖いしっ!?」
佐天「猫耳さわさわー♪ ほんとの耳ぺろぺろー♪」はむはむ
池田「あっ、ん、っ にゃ、ぁっ。やめぇっ……」
佐天「うひひひー 初春とはまた違った味わいが」グヘヘ
スキルアウトA「おーいそこのカワイ子ちゃん」
スキルアウトB「俺達も混ぜてくれよー」
池田「ひぃ!? なんか怖そうな人たちだしっ!?」
佐天「うー、せっかく人が楽しんでるのにぃ」
佐天「ちょっと一旦引っ込めるねー」
パァァァ
池田「んお!? あたしの体が光ってるし!? てかだんだん砂みたいになってるし!?」
池田「ちょ、これ大丈夫n……」
サラサラサラ
佐天「うん、これで元の世界に戻ってくれた……と思う」
───
池田「……あれ?」
コーチ「池田ァ!! てめぇ急に光ったと思ったら消えやがって! 池田ァ!」
池田「に゙ゃー!?」
───
スキルアウトA「あれ!?一人消えちまったぞ!?」
スキルアウトB「構わねぇよ、もう一人いれば十分だ ヘヘヘ」
佐天「うー、こうなったら……」
佐天「えい!」
パァァァァ
ルチャ「ルチャ!!」 バン!
佐天「わーい かっこいい!」
ルチャ(……俺は部屋でプラモを作っていたはずなのだが……)
スキルアウトA「今度は変なおっさんが現れたぞ!?」
スキルアウトB「ちっ!面倒だ!やっちまえ!」
ルチャ「!」
バキィッ
ルチャ「……ミサイルキック」
スキルアウトB「ぐ、は……」ガク
佐天「おぉー、すごいっ」キラキラ
ルチャ「良く分からんが……こいつらを倒せばいいんだな?」
佐天「お願いします」ペコリ
ルチャ「ルチャ!」
スキルアウトA「くそっ……て、てめぇ……」ジリ…
ルチャ「……小僧、貴様はまだ若い身空だ」
ルチャ「その歳で、一生ベッドで横たわる体になりたいかぁ?ん?」ギロ
スキルアウトA「ひ……」ジョ…ジョジョジョ…
スキルアウトA「お、覚えてやがれー!」 ダダダダ…
ルチャ「……ルチャ!」バン!
佐天「ありがとうルチャさん!」
ルチャ「ルチャ! 困った時はいつでも呼んでくれ」
パァァァ サラサラ
佐天「……よし! また池田ちゃん呼ぼーっと♪」
パァァァ シュゥゥゥン
池田「はい!すいません!もう二度と消えたりしまs……あれ?」
佐天「わーい♪」
池田「に゙ゃあああぁぁあ!!? またぁ!?」
佐天「そうだ!喫茶店でお茶してこー そうしよー」
池田「こ、今度こそコーチに殺され……あ、あれ?足が勝手についてくー!?」
佐天「ふむ、どうやら召喚された人間は私の言うことには逆らえない、と」
佐天「ニヤ」
佐天「池田ちゃんっ、ほっぺにチューして?」
池田「だ、誰がそんな、…あたしの相手は部長だk……あ、あれ?」
チュッ
佐天「もぉー大胆ー」
池田「に゙ゃああぁああ!? もういやあぁあああ!!」
───
喫茶店
佐天「どれにしよっかなぁー」
池田「お願いです……元の世界に返してください……」シクシク
佐天「池田ちゃん決まった?」
池田「あ、はい、これにし……違う! そうじゃなくて!」
佐天「店員さーん」ヒラヒラ
店員「ペチャクチャ」
佐天「あれ、気付いてくれない」
池田「うぅ……コーチ怒ってるだろうなぁ……」シクシク
佐天「呼んでくるのめんどくさいな……あ、そうだ」
佐天「えい!」
パァァァァ シュゥゥゥゥン
クーガー「おぉ!?ここは一体全体なんだいこりゃいきなり飛び出て洒落た喫茶店にカワイ子ちゃん二人が」
佐天「いいから店員さん呼んできてー 速くね」
クーガー「おぉ!?速さには自信があるがいきなり呼びだされてパシリとはこりゃまた」
ヒュンッ
池田「消えた!?」
パッ
クーガー「呼んできたぜ」
池田「速っ!?」
クーガー「そう!俺とはイコール速さでありスピードでありお前に足りないのは情熱思想理念」
佐天「ありがとねー」
パァァァァ サラサラサラ…
池田「なんか不憫だし……」
店員「お待たせしましたー」
佐天「あ、これとこれください」
佐天「という訳で能力に目覚めまして」
池田「ハタ迷惑な能力だし……」
スキルアウトA「ん?あれは……」
佐天「それでね……」
池田「なんだかにゃー」
スキルアウトA「見つけたぜ! 今度こそ……」ピッピッピ
スキルアウトA「もしもし……ああ、そうだ、全員に招集かけろ!こうなったら袋叩きだ!」
佐天「あー美味しかった」
池田「うぅ……おいしかったけど、元の世界に戻った時のことを考えると……」シクシク
カランコローン
店員「ありがとございましたー」
佐天「じゃー次はゲーセンで遊ぼー」
池田「はぁ、こうなったらもう戻らずにこの世界で……」
スキルアウトA「……」ザッ
佐天「あ」
池田「げ」
スキルアウトC~H「ズラッ」
池田「に゙ゃー!?」
佐天「あわわわ……池田ちゃん、ちょっと一旦引っ込んで」
パァァァァ
池田「え!? それはそれで困……」
サラサラ…
スキルアウトA「さっきは良くもやってくれたなぁ!!」
佐天「えぇえ、どう考えてもそっちが悪……」
スキルアウトA「もう手加減はしねぇぞ!」チャッ
佐天「えー!? 女子中学生相手にナイフ!?」
スキルアウトA「おらぁー!死ねぇー!」ダダダダダ!
佐天「あわわわわ……えい!!」
パァァァァァ シュゥゥゥン
レオパルドン「グオゴゴゴ!」
グサァ── ッ!
レオパルドン「ギャア─── ッ!!」
スキルアウトA「くっ、何だこいつは!」
レオパルドン「……」パァァァ サラサラ
佐天「あ、危なかった……」
スキルアウト勢「「「こいつ、能力者だ!」」」ザワザワ
スキルアウトC「くっ、こっちも能力者を呼ぶんだ!」
スキルアウトD「とにかく相手は一人だ!一斉にやっちまえ!」
「「「うおおおぉぉおお!」」」
佐天「えいっ!」
パァァァ シュゥゥゥン
マジタニ「あぁ?なんだここは?」
佐天「とにかく追い払って!お願い!」
マジタニ「よく分からんが……」
ボゴッ ボゴン!
マジタニ「 て め ぇ ら …… 俺 と 闘 ろ う っ て の か ? 」ビキビキ
スキルアウトD「ひぃぃぃ!?」
スキルアウトE「めちゃくちゃ強そうだ!!」
マジタニ「ククク……死にたい奴から掛かってk」
スキルアウトF「うおおおお!もうどうにでもなれ!」
バキィ!
マジタニ「うぎゃあ!?」 ボキィ
スキルアウトF「あれ?」
マジタニ「ピクピク」 パァァァ サラサラ…
佐天「あちゃー、やっぱ駄目か……」
スキルアウトE「見かけ倒しだ!全員でやっちまえ!」
「「「うおおおおお!!!」」」
佐天「えい!」
パァァァァァ シュゥゥゥゥン
愚地克巳「あ゙ぁん?」
スキルアウトE「おらぁぁああ!!また見かけ倒しかぁああぁ!」ダダダダ
バ ギ ィ ッ !
スキルアウトE?「ピクピク」
克巳「チンピラめ。武の力を思い知らせてやる」
スキルアウト勢「「「やべぇ!こいつ強いぞ!!」」」ザワザワ
克巳「フハハハハハハ!はははははは!」
スキルアウトF「おい皆!連れてきたぞ!」
絶対等速「待たせたなお前ら!」
克巳「ハハハハハハハハ!フハハハハハハハ!」
絶対等速「おらぁあぁ!!」 鉄球ビュン!
克巳「いかに打撃力が強かろうがこんな子供だましとさえ言えぬような……」
メ シ ャ ア ッ
克巳「ぐはぁーっ!!?」
佐天「ええええええええええええええ」
克巳「ピクピク」 パァァァ サラサラ
佐天「ええええええええええええええええ」
絶対等速「はっはぁ!覚悟しろ!」
佐天「んもー!油断しなきゃ普通に強いのに!」ムキー
佐天「こーなったら……えい!」
尖角「ハッハァー!!何処だ此処はぁー!!」
佐天「やっちゃって!」
尖角「御意!!」
スキルアウトG「このパトリックみてぇな奴はなんだぁ!死ねー!」ダダダダ
尖角「おらおらおらおらおらぁー!!」 ドゴゴゴゴ
スキルアウトG?「ピクピク」
絶対等速「くたばれ!!」ブンッ
尖角 シュンッ
絶対等速「消えた!?」
尖角「後ろだ」
絶対等速「ひっ!?」
ドゴゴゴゴガァ メシャァ
絶対等速?「ピクピク」
尖角「フハハハハ!!」
佐天「おお、やっぱりあの頭の形はダテじゃな……」
ドッゴォオオオォォオオン!!
尖角「ぐおおおぉおっ!!?」
佐天「爆発!?」
尖角「ピクピク」 パァァァ サラサラ
佐天「あわわわ尖角さんが……」
介旅「ククク……」
佐天「あ、超電磁砲でグラビトン事件起こしてた人!」
スキルアウト勢「すげぇ!さすが介旅さんだ!」
介旅「お前も弾け飛べっ!」 ブンッ
佐天(スプーン投げてきた!? あれ爆発するよね!? やばい!)
佐天「えいっ!」
パァァァァ シュゥゥゥン
クロコダイン「オレは!獣王クロ」
ドッゴオォオオォォン!
クロコダイン「ぐおおぉおおぉーっ!!」
パァァァ サラサラ
介旅「くっ、邪魔されたか!」
佐天「危ない危ない……んもう怒った!えい!」
パァァァ シュウウゥゥゥン
ギロロ「っでぇい!!またアイツの妙な発明のしわざか!?」キョロキョロ
佐天「爆発には爆発よ!いっけぇー!」
ギロロ「うおおおおぉぉぉっ!!!全弾発射ああぁあー!!!」
ドゴゴゴドゴォォォン!!
セルフほ
介旅「ピクピク」
スキルアウト勢「介旅さんがやられちまったぞ!!」
佐天「もう怒ったんだから!とことんやっちゃえー!」
ギロロ「おらおらおらー!!」 ドゴゴゴゴ
「ぎゃああああああ!!」
………
……
スキルアウトY「………」ピクピク
佐天「っよし!」
ギロロ「やれやれだ……」
佐天「ありがとっ、お疲れさま!」チュッ
ギロロ「っ///// ななな何をぉ」
パァァァァ サラサラ…
佐天「さーて池田ちゃんと遊ぼ……」
美琴「……」ジー
佐天「ん?あれ?」
美琴「さっきから見てたけど……ずいぶん面白い能力みたいね」
佐天「え?ああ、はい、どうやら能力に目覚めましてー」アハハ
美琴「あたしより強いの?」
佐天「あ、いやーえーと、その」
佐天(どどどどうしよう、御坂さんと戦闘になったら面倒だよね……)
佐天(そうだ、あたしの能力を説明したら分かってもらえるかな)
佐天「あのですね、御坂さん、噛ませ犬が……」
美琴「あたしが噛ませ犬ですってぇー!!」ビリビリビリッ バチバチッ
佐天「えええええええええええええええ」
美琴「いくら佐天さんでも許せないっ!」ビリビリッ
佐天「えええええええええええええええええ」
美琴「ちょっと能力に目覚めたからって調子に乗ってんじゃないわよぉー!」ビリビリッ
佐天「あわわわわ」
美琴「えいっ!!電撃を食らいなさいっ!!」
ビリバチッ!!
佐天「うー、しょーがない! えいっ!」
パァァァ シュゥゥゥン
美琴「えええええい!!」
ビリビリッ バチバチッ ビリィッ
………
佐天「……あ、危なかった……」
美琴「!?」
吏将「……修羅念土闘衣。 電撃は効かん」
佐天「ぜ、全然頼りにしてなかったけど、助かった……」
吏将「そしてぇーっ!必殺のボンバータックル!!」
佐天「あ、待って待って!それ死亡フラg」
美琴「電撃が効かないからって……」
美琴「チョーシに乗ってんじゃないわよ!レールガンッ!!」ドッゴォォォ!
ドゴォォオァァァ!!
吏将「ぐはあぁああぁっ!!?」グシャァ
吏将「ピクピク」 パァァァ サラサラ…
佐天「あーもう! 飛び道具には……飛び道具!」
パァァァ シュゥゥゥゥン
真庭蝙蝠「きゃはきゃは!なにやらエラいハイカラな所に出ちまったなぁ!」
佐天「いっけぇー!!」
蝙蝠「手裏剣砲っ!!!」 ドゴゴゴゴゴ シュババババ
美琴「!!」
美琴「えぇぇい!!」 ビリッバチバチバチィ!
佐天「!? 全部電撃で落とされた!?」
蝙蝠「嬢ちゃぁん、こいつぁ俺にぁ荷が重い相手だぜぇ?」
佐天「うぅーん……あ、そうだ、あのね!」ヒソヒソ ゴニョゴニョ
蝙蝠「ん?ああ、ん? ああ……そんで?」
美琴「何よ……急に作戦会議?」
蝙蝠「っよぉーし……お、おぉ…お……」グッ
美琴(何……何をする気?)ジッ
蝙蝠「骨肉細工……!」ボキ…ゴキ…
ボキ ゴキン コキッ ゴキ
蝙蝠(上条の姿)「ヤア ボク カミジョウ」
美琴「えええええええええええええ」
蝙蝠(上条)「はろー まいはにー アイシテルヨ」
美琴「あ、あああわわわわ////」カァァァ
佐天(よしっ)グッ
蝙蝠(上条)「いえす ふぉーりんらぶ」
美琴「はわわわわ/////」カァァァァ
佐天「えいっ!今だっ!」
パァァァァ シュゥゥゥゥン
ジャギ「俺の名を言ってみろ」 ジャキ←ショットガン
ドガァーン!
美琴「あぼへぁーっ!?」グショァァ
ジャギ「兄より優れたお姉様なぞ存在しねぇ!」
美琴?「ピクピク」
佐天「うへぇ……やりすぎた……」
一方通行「おい、おめェ」
佐天「え?」
一方通行「第3位を殺っちまうとは……相当やるようだなァ」ニヤ
佐天「あわわわわ……」ガクガク
一方通行「どれ……手始めに……」
トン
ボゴ ボゴ ボゴボゴォッ
佐天「!? コンクリの柱がこんなに!?」
一方通行「おらァー!!ブッ潰れなァ!!」
佐天「うーん!似たようなの来い!」
パァァァァ シュゥゥゥン
牙王「チョコレートはどこだああぁぁああァァァ!!!」
ボゴボゴ ボゴ ボゴォ!!
一方通行「! 石の腕が地面から……! こいつも似た様な能力……!」
ドガァ ドガァッ
佐天「やった!互角だよ!」
牙王「はははァァ!」
一方通行「てめェ……口調が被ってんだよォォ! おらァ!」
ビュンッ ゴォォォ!
佐天「竜巻!?」
牙王「それは防げねェェぐはあああァァァ!!」
牙王「ピクピク」 パァァ サラサラ…
一方通行「コカカカキキキキ! こんなのも出来るぜェ!」ビュンッ
佐天「!! 空気の刃! やばっ!」
佐天「お願い!何とかしてっ!」
パァァァァ シュゥゥゥン
ダイアー「稲妻十字空……」
スパァァァ───z____ ンッ!!
ダイアー(首)「無念……」
佐天「いやああああああああああ!!人選間違えたああああああああ!!」
一方通行「おらおらおらァ!どんどん行くぜェ!」 ビュンッ ビュンッ ビュンッ
佐天「あわわわわ……えいっ!」
パァァァァ シュゥゥゥン!
ドゴゴゴゴゴゴォォ!!
一方通行「……ん?」
一方通行「いない?」
ヤムチャ「やれやれ……とっさに舞空術で逃げなきゃミンチだったぜ」
佐天「はぁ……はぁ……ありがとう」
ヤムチャ「色んな化け物みてーな奴を見てきたが……あいつも相当みてぇだな」
スゥーッ
ヤムチャ「よっと ケガは無いか?」
佐天「っとと……ありがとう……!」
一方通行「ほォ……」
ヤムチャ「……」ギロッ
一方通行「でも」ポリポリ
一方通行あんまり強そうじゃねェなァ」
ヤムチャ「っ……!」
ヤムチャ「あっというまに白目をむかせてやろう」
ヤムチャ「……」ピクピク
佐天「ヤムチャ──── っ!!!」
トv'Z -‐z__ノ!_
. ,.'ニ.V _,-─ ,==、、く`
,. /ァ'┴' ゞ !,.-`ニヽ、トl、:. ,
rュ. .:{_ '' ヾ 、_カ-‐'¨ ̄フヽ`'|::: ,.、
、 ,ェr<`iァ'^´ 〃 lヽ ミ ∧!::: .´
ゞ'-''ス. ゛=、、、、 " _/ノf:::: ~
r_;. ::Y ''/_, ゝァナ=ニ、 メノ::: ` ;.
_ ::\,!ィ'TV =ー-、_メ:::: r、
゙ ::,ィl l. レト,ミ _/L `ヽ::: ._´
;. :ゞLレ':: \ `ー’,ィァト.:: ,.
~ ,. ,:ュ. `ヽニj/l |/::
_ .. ,、 :l !レ'::: ,. "
ヤムチャ「す、すまん……」
佐天「う、ううん!? 凄かったよ!?」
佐天「こう、地面から操気弾出して、こう、奇襲とかすごかったよ!! 効かなかったけど……」
ヤムチャ「畜生……ガク」 パァァァ サラサラ…
佐天「反射、か……うーん、えいっ!」
パァァァァ シュゥゥゥン
ジャック「おぉ!? 貴様!!なんだこれは!!」
一方通行「次から次へと……おらァァァァ!!」バチバチバチィ!
佐天「プラズマ!?」
ジャック「む!?」
一歩通行「食らえ!」 バチバチィ!
ジャック「……王者の鼓動、今ここに列を成す!天地鳴動の力を見るがいい!」
ジャック「 シンクロ召喚! 我が魂、レッド・デーモンズ・ドラゴン!」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
ドラゴン「キシャアアァァァ!!」
一方通行「弾けろッ!!」 バチバチィ!
ジャック「無駄だ!! カウンタートラップ!! 灼熱のクリムゾン・ヘルフレアァァァ!!」
ゴゴゴォォォォォメラメラメラメラ
一方通行「反射ァ!!」 カキーン
ジャック「え、ちょ、こっちのターンは1回しか……」
ゴォォォォオオォ!
ジャック「俺がキンぐあああああああぁぁあ!!」ジュゥゥゥゥ
パァァァ サラサラサラ…
佐天「あわわわわ……せ、せめて防御!えい!」
パァァァ シュゥゥゥゥン
裏桃太郎「んぁ?」 プーッ←ガム
ミス
裏桃太郎→黒桃太郎
一方通行「プラズマアァァァアア!!」
バチバチバチィィ!
黒桃太郎「ぎゃああぁああぁぁ!!?」プスプス
佐天「ああぁぁぁ……」
黒桃太郎「ぐ、うぐぐぁぁ……奇美団子!」ムシャムシャムシャ
黒桃太郎「魔猿の相!!」ドーン
一方通行「チッ……しぶといな……もう一発!」バチバチィ!!
黒桃太郎「ふんっ」 バシッ
一方通行「!?」
黒桃太郎「もうそいつは覚えた」
一方通行「ッチィ!! コンクリ弾で……弾けろッ!!」 ドッゴォォォ!
黒桃太郎「っ!?」 グシャァァァ!
黒桃太郎「あ……う……」ピクピク
一方通行「フン」
黒桃太郎「く……奇美団子……!」ムシャムシャ
黒桃太郎「魔雉の相!」バァーン
佐天(おぉ……頑張ってる……!)
一方通行「!? 何だこいつは!? おらおらァァ連打ァァ!!」
ドゴゴゴ ドゴゴゴゴ!
黒桃太郎「はっ」 パシ パシ パシ パシ
一方通行「!!?」
黒桃太郎「そいつぁもう覚えた……効かねぇ」
一方通行「何……!?」
黒桃太郎「仕上げだ……! 最後の奇美団子を使って最終形態へと……!」スッ
佐天「駄目ぇー!!馬鹿ぁー!!」ペシッ
黒桃太郎「いでぇ!? 何でだよ嬢ちゃん!!」
佐天「アンタそれが駄目なんだよ!!それしなかったら普通に飛影にも勝ってたよ!?」
黒桃太郎「マジで!?」
一方通行「あァ?仲間割れかァ……?」
佐天「いいからアタシに任せて!」
佐天「えい!」
パァァァ シュゥゥゥ
トンパ「ん?」
佐天「トンパさんって相手の弱みとか見抜くの得意でしょ?」ヒソヒソ
トンパ「ああ、そうだが……ってかここどこ……」ヒソヒソ
佐天「いいから、あいつが気にしてること見抜いて……!」ヒソヒソ
一方通行「あン? 何だアイツは……」
トンパ「あー、多分……ヒソヒソ…だ」
佐天「うん、了解!」
トンパ「じゃ、じゃあ俺は帰るぜ」パァァ サラサラ
一方通行「あァ? 何しに来たんだアイツは……」
佐天「スゥー」
一方通行「あン?」
佐天「もやしィ───!! ひ弱ガリもやしマックのポテトの一本ヒョロ長い奴ーッ!!」
一方通行「お……あ………あ、ァ……」
一方通行「 あ゙ ァ゙ ? 」 ガッ
佐天(ひぃー怒らせちゃったよぉー)
佐天「じゃ、後はよろしく」スッ
黒桃太郎「え?」
一方通行「 自 転 パ ン チ ッ ! ! 」
ド ッ ゴ ォ ォ ォ ォ ォオオオオアアアァァア !!!
黒桃太郎「あぼへあぁああい゙ぁああ!!?!」グシャァァォォァァ!
佐天「あちゃー……」
黒桃太郎「……あ……ぐ、ぁ……」ピクピク
佐天「あー……大丈夫?」
黒桃太郎「も、もう……駄目……」
佐天「はい奇美団子」ポイ
黒桃太郎「あ、んぐ……」ムシャ…
黒桃太郎「魔犬の相ぉ── ッ!!」バァーン
佐天「よし!これで多分どんな攻撃にも耐えらるはず……!」
黒桃太郎「ほんとかよ……」
一方通行「!? た、立ち上がっただとォ……」
一方通行「おらァ!!もう一発!!」
ドゴオオォオァァァッッ!!
黒桃太郎「うおおおおぉぉおっ!!」バシィィッ
一方通行「!!?」
黒桃太郎「効かーんっ!!」
佐天「わーい」キャッキャ
一方通行「おらァー!!」ドゴーン
黒桃太郎「効かーん!!」パキーン
佐天(あ、でも……)
一方通行「おらァァァ!!」ドゴーン
黒桃太郎「効かぁぁん!!」パキーン
佐天(どうやって攻撃すればいいんだろ……)
一方通行「ふゥ……確かに防御は完璧みてェだが……」
一方通行「攻撃は出来ネェみてェだな!!」
佐天「あ、バレた」
一方通行「なら……」 ゴ ゴ ゴ ゴ
黒桃太郎「……おい嬢ちゃん、なんかヤバ気だぜ……」
一方通行「自分史上最強まで"溜め"てやンよォ……!」ゴゴゴゴゴ
佐天「あわわわわわ……これは防げないかも……」
佐天「せ、攻めなきゃ! えいっ」
パァァァァァ シュゥゥゥゥン
家鳴将軍家御側人十一人衆「「「「「「「「「「お呼びですか」」」」」」」」」」」
佐天「お願い!何とかやっちゃって!」
般若丸「おらぁ!」
カキーン
般若丸「ぐはぁ!」
鬼宿 不埒「参る」
カキーン
鬼宿 不埒「ぐほぉ!?」
巴 暁「行きます」
カキーン
巴 暁「ぐっ……!?」
浮義 待秋「ふん」
カキーン
浮義 待秋「無念……」
伊賀 甲斐路「おるぁぁぁ!!」
カキーン
伊賀 甲斐路「ぐぼああぁああ」
真庭 孑々「参ります」
カキーン
真庭 孑々「参りまし…た…」
胡乱「ふははははぁ!」
カキーン
胡乱「ビクンビクン」
灰賀 欧「うふふふ」
カキーン
灰賀 欧「あ……う……」
墨ヶ丘 黒母「ふっ」
カキーン
墨ヶ丘 黒母「が、は……」
皿場 工舎「……」
カキーン
皿場 工舎「あぃん!?」
呂桐 番外「キキキキキアァ!」
カキーン
呂桐 番外「……」ガクッ
佐天「ああぁぁあ……どどどどうしよう……」
一方通行「溜まったぜえェェ!!」ゴッ
佐天「ひっ……」
一方通行「 超 ・ 自転パンチ ッ!!」 ドゴォォォォォオッ
佐天(もうダメ……!)ギュッ
黒桃太郎「くっ」サッ
佐天「!? 盾に!?」
ドゴシャアアアアアアアアアアァァァ!!
黒桃太郎「が、は………」ガクッ
佐天「桃太郎ーっ!?」
黒桃太郎「……今度こそ、主人公に……なれた、かな」ガクッ
パァァァ サラサラ…
佐天「うぅ……」ポロポロ
一方通行「コココカカカカキキキ!!」
一方通行「無駄だっつってンだろォォォ!!」
一方通行「今の俺だったらこの地球ごと破壊出来るぜェェェ!!」コココキキキ
佐天「……地球、ごと……」
佐天「………惑星……破壊……」
佐天「………」ゴシゴシ
佐天「……」キッ
一方通行「おォ?」
佐天「まだ……まだ負けじゃない……!」
佐天「見せてあげる……最強の、かませ犬……!!」
佐天「来て……王子……!!!」
パアアアァァァアア!!
カ ッ
ベジータ「……急に呼び出すなぁ!!クソったれぇ!!!」
佐天「ごめんごめん」ペコペコ
一方通行「なンだぁ?あのMっぱげ野郎は……」
ベジータ「俺のドコが噛ませ犬だ貴様ァ!!」
佐天「うっさい!!あんたの瞬間移動→蹴り上げ→瞬間移動→叩き落とし
→連続エネルギー弾→ハッハッハァー!はもはや生存フラグとまで言われてるの!!」
ベジータ「………」
一方通行「無視してんじゃ……」ググ…
一方通行「ねェ!!!」 ビュッ←コンクリ弾
ベジータ「……」
バシュゥ!
一方通行「!?」
ベジータ「……煩いハエだ」ボボボボ
佐天(すごい……気だけでコンクリの塊を消しちゃった……)
一方通行「……」ギリ…
一方通行「うおおおおあォォああァァ!!自転パンチッッ!!」
バギィ!!!
一方通行「キキキキ……クリーンヒットォ!……!?」
ベジータ「………」 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
一方通行「ンな……馬鹿……」
ベジータ「 何 か し た か ? 」
ド ゴ ッ
佐天(ベジータが殴った!)
一方通行「ンぐゥ!?」ビリビリビリ…
一方通行(反射……出来……演算、しきれ、ね……)
ドゴアァア!!
一方通行「ぐほあああああァあああ!!?!?」ゴシャァ
ベジータ「惑星破壊? 笑わせるな」
一方通行「は、ぐ……ァ……」ピクピク
ベジータ「そんなものはぁぁああ!!!」 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
一方通行「ひ、ィィィィ!!?」
ベジータ「簡単っにっ 出来るんだああぁぁあ!!!」
ベジータ「ファイナルフラアアアアアアッッッッッ」
佐天「だめーっ!!! 地球が乞われちゃうーっ!!!」
ベジータ「シュ……あ?」パァァァァ サラサラ…
佐天「危なかった………」
佐天「あ、」ジロッ
一方通行「ひっ……」ビク
佐天「もう喧嘩ふっかけちゃ駄目だからね」ビシ
一方通行「わ、かり、まし、た……」ビクビク
佐天「ふぅー、能力持つって、大変なんだなぁ」
───
佐天「ってことがあってね」
初春「ああ……その日はジャッジメントに通報が大量にあって大変でした……」
佐天「ふふー、けっこう便利な能力なんだよー」ニコニコ
初春「ふぅむ?」
佐天「えいっ!」
パァァァ シュゥゥゥン
グルド「ム?」
初春「だ、誰ですか? これは……」
佐天「グルド、お願い」
グルド「……分かった」
ピシュ
初春「……? 何かしたんですか?」
佐天「えへへー。何か気付かない?」
初春「え……あ、あれっ? 何かスースーするような……ってキャアアアァア!!?」
初春「わわわわわわ私のパンツが無なななな」
佐天「へへー、ここでーす」ピラ
初春「ななな何をぉぉお!!?!」
佐天「えへへ、グルドってすごいんだよ 噛ませなのに時間を止めれるんだよー」ニコニコ
初春「かかか返してっ!返してくださいっ!」ビエエェェ
佐天(やっぱり、能力はこういう風に使わなくちゃねっ♪)
佐天「かませ犬を召喚する能力、かぁ……」
完
おまけ
池田「急に戻さないd……あれ? こ、ここは部室……ってことは……」
コーチ「…………」 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
池田「ひぃぃぃいいぃいぃい!!?」
コーチ「池田ァ……」
池田「に゙ゃー!!? ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!」
コーチ「急に……急に消えちゃうから……」ポロ…
池田「え……」
コーチ「心配で……心配でぇ……」ポロポロ…
池田「ええええええええええええええええええ」
おしまい
池田は何にために居たのかわからん
>>186-187
ほんとは佐天さんと池田ァでもっとイチャイチャさせたかったんだ……
召喚された側は逆らえないから……ほら、な
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