矢澤にこ「好きだから」 (38)

にこ「ニコはね、あんたのことが好きで好きで仕方無いのよ!!」

にこ「あんたに好きになってもらえるように努力して、可愛くなって、スクールアイドルになったの!!」

にこ「それで今やっと自分の気持ちを伝える決心がついたわ!!」

にこ「好き……好きなの!! ……ニコは貴方のことが世界で一番好き……」

にこ「だからお願い……ニコと付き合って……////」

俺「>>5

俺より>>10の方が君に相応しい

さとう

俺「俺より>>10の方が君には相応しいよ」

にこ「え? >>10って……?」

俺「>>10だよ、君もよく知っている」

俺「さとうだよ」

にこ「え……?」

俺「恋愛の酸いも苦いも知らない甘々な君にぴったりだよ」

にこ「そんなの……そんなの嫌!! ニコはあんたとじゃなきゃ……」

俺「……ごめん」

にこ「ひぐっ……うぅっ……」

俺「君に涙なんか似合わないよ、ほらいつもみたいに笑顔を見せてごらん?」

にこ「ひぎっ……に、にっこ……にっこにっこにー!!」

俺「見つけた、俺の目の前に咲く太陽よりも眩しい向日葵」

真姫「ねぇ先輩」

俺「真姫……」

真姫「見てたわよ、今の」

俺「盗み見とは……やれやれ、困った子だ」

真姫「どうしてよ!? どうしてニコちゃんのことフったのよ!? ニコちゃんは先輩のこと大好きだったのに」

俺「>>23

私はゲイの妖精だからぁああああああ!

俺「私はゲイの妖精だからぁああああああ!」

真姫「ゲイ……妖精……!? ぷふっ……あははは!! もう、意味わかんない!」

俺「やっと笑えたね」

真姫「え……?」

俺「君がニコのこと大切に思ってるのは知ってるよ」

真姫「べ、別に私は……////」

俺「でももう少しだけ自分の幸せについて考えてあげてもいいんじゃないか?」

真姫「わ、私は……////」

俺「何なら俺が教えてやろうか? マイスウィートエンジェル・真姫」

俺「さぁ、こっちにおいで? 俺が誘ってあげるよ……楽園へ」

真姫「……うん」
ギュッ

にこ「……待ちなさいよ」

真姫「ニ、ニコちゃん……!?」

にこ「真姫ちゃんの嘘つき……ニコのこと応援してるって言ってたのに……」

にこ「本当は心の中でニコのこと笑ってたのね!?」

真姫「ち、違うの……これはその……」

にこ「……許さない、絶対に許さない」

真姫「ま、待って!! ニコちゃん……」

俺「ケンカはやめるんだ! 二人が争うのなんか見たくないよ」

にこ「で、でも……この女が……!!」

真姫「はぁ? さっきから人が下手に出てれば随分な言い様じゃない」

にこ「うるさい! この泥棒猫!!」

真姫「何よ!! フラれ女!!」

俺「やれやれ……ならこうしようか?」

俺「>>36

にこにー愛してるよ好きだよ大好きだよ

俺「にこにー愛してるよ好きだよ大好きだよ」

にこ「え? 本当……?」

真姫「ちょ、ちょっと!! 私を楽園に連れて行ってくれるんじゃなかったの!?」

俺「ふふっ、それはまた今度な」

真姫「ふ、ふざけんじゃないわよ!!」

にこ「やだ~真姫ちゃんこわ~い」

俺「にこにー、危ないから俺から離れちゃダメだよ」
ギュッ

にこ「ふぁ……////」

真姫「も、もう知らない!! 覚えてなさいよ!! ふんっ!!」

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