さやか「いやいやいや、確かにマミさんはスタイル良くて美人ですけど」

マミ「…録音できたわ、ありがとう美樹さん」

さやか「…」

さやか「言わせる意味あるんですが？」

マミ「とくにないわよ？」

マミ「でも最近ケーキを食べすぎちゃってね」

マミ「…スタイル崩れてないかしら」

さやか「会話になってませんよ」

マミ「…この前、鹿目さんにね」

まどか『マミさんってぽっちゃり可愛いですよね』ﾃｨﾋﾋ

マミ「って面と向かって言われたのよ」

さやか「まどかもすごいですね」

さやか「というかマミさんがまどかのモノマネしたのにもビックリですけど」

さやか「…全然似てないですけど」

マミ「何か言ったかしら？」

マミ「まぁいいわ」

マミ「でね、可愛いってのはわかるのよ」

マミ「私が可愛いのは当たり前だもの」

マミ「あ、でもどちらかと言うと美人よ？」

さやか「…」

さやか「そーですね」

マミ「…それなのに鹿目さんは私のことを」

マミ「ぽっちゃりって言ったのよ？」

さやか「ぽっちゃりいいじゃないですか」

マミ「いいえ、私にとってぽっちゃりはデブなの」

マミ「…鹿目さん酷いわよね」

さやか「でもそれと今私に言わせたのは関係ないですよね？」

マミ「…美樹さんもそう思ってると思って」

さやか「私はそんなこと思ってないですよ」

さやか「でももし思ってたらどうなったんですか？」

マミ「…鹿目さんのようになるわ」

さやか「まどか？」

マミ「今日、学校で鹿目さんを見たかしら？」

さやか「確か今日は風邪を引いただかで休みですけど」

マミ「…」

マミ「実はね」

マミ「隣の部屋に鹿目さんいるのよ」

さやか「え？」

マミ「私をバカにした罰を与えていたの」

マミ「猿轡をしてちゃんと手足も拘束してあるわ」

マミ「見てみる？」

さやか「…」

マミ「ちょっと待ってね、部屋を開けるから」

さやか「…」

マミ「…ほら、鹿目さん美樹さんが見にきたわよ」

マミ「鹿目さん？」

マミ「…いない」

さやか「なんだぁ、マミさん私を驚かせようとしたんですか？」

マミ「いったいどう言うこと？」

マミ「私が学校に行くまではいたのに…」

マミ「というか逃げられるはずないのに」

さやか「さやかちゃん、引っかかっちゃいましたよ～」

マミ「…いないいないいないいないいない」

マミ「え？え？え？」

さやか「マミさん？」

マミ「どういうこと？」

マミ「え？なに、意味わかんない…」

さやか「…怖い」

さやか「じゃ、じゃあ私はそろそろ帰りますね」

マミ「え？帰さないわよ？」

マミ「美樹さん、鹿目さんをどこへやったの？」

さやか「私は知りませんって」

マミ「嘘、美樹さんぐどこかへやったのよ」

マミ「だから帰さない」

さやか「…」

まどか「助けてくれてありがと」

「私は当然のことをしたまでよ」

まどか「でもきてくれなかったらずっとマミさんに変なことされ続けただろうから…」

「…無事でよかったわ」

まどか「でもなんで私の居場所がわかったの？」

まどか「ほむらちゃん」

ほむら「…たまたまよ」

まどか「そうなんだ」

まどか「あ、さやかちゃんにメール返さなくちゃ」

まどか「…風邪だと思って心配してくれたみたいだし」

まどか「私は無事だよっと」

ﾌﾞｰﾌﾞｰ

さやか「…こんな時にメール」

さやか「！」

さやか「…」

マミ「ん？こそこそとなにしてるのかしら」

さやか「な、なんでもないっす！」

マミ「…」

まどか「あ、さやかちゃんから返信だ」

まどか「たす？」

まどか「意味わかんない…」

まどか「ほむらちゃんわかる？」

ほむら「…わからないわ、興味ないもの」

マミ「…携帯？」

マミ「貸しなさい」

さやか「！」

マミ「…」

マミ「やっぱりあなたが鹿目さんを逃がしのね」

マミ「鹿目さんの代わりにお仕置き受ける？」

さやか「…嫌です」

ほむら「まどか、ケーキがあるのだけど食べる？」

まどか「食べる！」

まどか「昨日から何も食べてないからお腹空いちゃって」

ほむら「そう、じゃあ食べさせてあげるわ」

ほむら「あーん」

まどか「あーん｣ﾊﾟｸｯ

まどか「美味しい～｣ﾃｨﾋｯ

さやか「…まどかが私を助けにきてくれるはず」

マミ「どうかしら」

マミ「今頃呑気にケーキでも食べているかもしれないわよ？」

さやか「そんはずないよ、まどかはマミさんとは違うよ」

マミ「…」

マミ「どういう意味？」

さやか「マミさんは常に食べ物のことしか考えてないってことですよ」

マミ「つまりデブと？」

マミ「ほら、美樹さんも私のことデブさんだと思ってるんじゃない」

マミ「…やっぱりお仕置きが必要みたいね」

さやか「…」

さやか「それでも私はまどかがくるって信じてる」

マミ「麗しき友情ね、でも」

マミ「鹿目さんは紅茶でも飲んで一服してるわね」

さやか「それはないよ！」

ほむら「まどか、紅茶をいれたけど飲む？」

まどか「ごめん、ほむらちゃん…」

ほむら「？」

まどか「緑茶が飲みたい」

ほむら「静岡茶しかないけど」

まどか「緑茶と言ったら静岡茶だよ」

ほむら「…知ってるわ」

さやか(虚勢をはったものの…まどかくるかな)

さやか(…メールも中途半端にしか返せなかったし)

さやか「…」

マミ「覚悟はできたかしら？」

マミ「親御さんには私が連絡いれておくわ」

まどか「やっぱり緑茶は落ち着くね」

まどか「にしてもさっきのさやかちゃんからのメールなんだったんだろ」

まどか「んーたす…助け？」

まどか「なんの力も持たない私に助けを求めるわけないもんね」

ほむら「…」

まどか「わかんないなぁ～」

まどか「あ、電話かけてみよ」

ﾃｨﾛ･ﾌｨﾅｰﾚﾃｨﾛ･ﾌｨﾅｰﾚ

さやか「！」

さやか「…電話です」

マミ「私が出てもいいかしら」

さやか「返せ！それは私の携帯だ！」

マミ「…」

マミ「もしもし」

まどか「！」

ほむら「どうしたの、まどか」

まどか「…｣ｶﾞｸｶﾞｸ

ほむら「…携帯を貸して」

ほむら「もしもし」

マミ「…なんで暁美さんが鹿目さんの携帯に」

ほむら「それはお互い様じゃない、巴マミ」

マミ「そうね」

マミ「…あなたが鹿目さんを逃がしたのね」

ほむら「えぇ」

マミ「鹿目さんを返しなさい」

ほむら「それは無理な相談ね」

マミ「そういうと思ったわ、でもこれでどうかしら」

マミ「鹿目さんを渡さないと美樹さんが大変なことになるわよ」

ほむら「…」

ほむら「私には関係ないことね」

ほむら「…それだけしか要件がないなら電話切るわ、じゃあ」

ほむら「…」

まどか「…マミさん私を探してたの？」

ほむら「えぇ」

まどか「でもなんでさやかちゃんの携帯から…」

ほむら「美樹さやかはマミに捕まってるみたいね」

まどか「へぇー」

ほむら「まぁ私たちには関係ないことよ」

ほむら「こないと美樹さやかがどうなるかわからないみたいなことを言っていたけど」

まどか「ほむらちゃん、関係大有りだよ！」

マミ「あなた誰なの？」
ＱＢ「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか？」
こんな感じのキュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破 誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって