ディオ「かつては売春婦などとも関係を持ったが、ジョースターの血統が私を狙ってるとなればそうもいかん」
ディオ「刺客や敵が紛れたり、何かスタンド能力にかけられた女が来てはさすがの私とて危なくなるかもしれん」
ディオ「さて、エンヤもヴァニラも居なくなったし、少し性欲を発散させておくか……」ジィィィッ…
ディオ「ズボンのファスナーを開いた。しかし、油断していると……」
ジョセフ『あやつ、あんな暗がりで一体何を!?』
ディオ「貴様、見ているなジョースター!やめろと何度も警告しているだろう!」
ボンッ
ジョセフ『チィッ、テレビのブラウン管が爆発しよったか!』
ディオ「平穏が欲しい……。私はただ性欲を発散する僅かな安らぎがあればいいのだ……」
ディオ「その為には何としてもジョースターの血統をこの世から抹殺せねば!」
ジョセフ「おのれディオ……!なんとしてもあやつの動向を探らねば……」
ジョジョ「やれやれ。ジジイ、それより続々と放たれる刺客を念写したりしてくれ」
ポルナレフ「確かに。敵が正々堂々と仕掛けてくるなんてまずないし、せめて相手の姿くらいわかればよぉ」
ジョセフ「しかし、ホリィがッ!!」
アヴドゥル「ジョースターさん……。気持ちは痛いほどわかります……」
花京院「新しいポラロイドカメラを20台買ってきました。それと、この部屋のテレビは壊れたのでホテルの別室の手配も済んでいます」
ジョセフ「でかした!さて、ディオめ!お前の企みをなんとしても暴いてやるぞ!」
ディオ「ジョセフジョースターと私の肉体は血統という見えない糸で結ばれている。故に奴から私を感じることができ、その逆もまた可能というわけだ」
ディオ「しかし、奴の能力は傍聴、念視に特化した能力。私とて妨害するので手一杯……」
ディオ「万が一を考え、部屋は暗がりにしているが、正直奴の能力が強まればそれも効果の保障はない」
ディオ「先ほど奴が私を覗くのに使ったのはテレビとかいう現代の道具。既に破壊はしたから、しばらくは安心できるはず……」
ディオ「しかし、万が一という事もある……」
ディオ「とりあえず床にうつ伏せるか……」
ジョセフ『うりぃぃぃぃぁぁぁあああっ!!』バキィッ ジーッ
ジョセフ『ポラロイドカメラは奴を映し出す……。暗がりでわからんが、奴は寝ているのか?』
ディオ「!?」
ディオ「一瞬だが見られたのを感じた!おちおち床オナすらできん!ジョォォォォォオオスタァァァァァアアアア!!!!!」
ボボボボボボボボンッ
花京院『まだ未使用のポラロイドカメラまで破壊されたッ!?』
ジョジョ『これは俺の勘なんだが……』
ジョセフ「何じゃ承太郎」
ジョジョ「何かあいつは見られたくない事があるのかもしれねぇ……。もしそいつを暴ければ、奴の決定的な弱点となるような……な」
アヴドゥル「確かに!それなら今までの念写等を執拗に妨害していたことも納得できる!」
ポルナレフ「ディオの野郎の弱点か……。面白ぇ!ジョースターさん。ディオが放つ刺客は俺たちで何とかするから、何としても!」
ジョセフ「ああ、わかっとる。みんなの気持ちを無駄にせん為にも24時間体制で奴の秘密を暴けるよう念写を続けてやる」
花京院「おや?部屋に張っていたハイエロファントの結界に虫が」プチン
花京院「潰したら消えた……。何らかのスタンドだったのかもしれません!みんな、気をつけて!」
スティーリー・ダン スタンドを潰され再起不能
寝る前の薬が効き始めたようなのでおやすみなさい
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