女騎士「女を襲う生物たちが住む森はここか……」(134)

女騎士「噂だけだと思っていたが、まさか本当にあるとは……」

女騎士「しかも森の入口に入った途端にこれだ」

ゴブリン「…………」ドサッ

女騎士「だが、ゴブリン程度に遅れを取る私ではない」

女騎士「姫、待っていて下さい。必ずや秘草を見つけてきます……」

ゴブリン「この森にいたら無差別に俺達を襲ってくる女怪物が出ると聞いたが……」

女騎士「ふぅ……おいしい」バシャッ

女騎士「綺麗な川があって良かった」

女騎士「水の心配はしなくて済みそうだな」

女騎士「しばらくはここを拠点に動くとしよう」

女騎士「まずは夜に備えて木の調達を……」

ガサガサ

女騎士「…………誰だ」シュラッ

猪「ブヒーッ」

女騎士「なんだ、猪か」

ネズミ「ニャーン!」

女騎士「なんだ、鳥か」

姫「女騎士はまだ戻らぬのですか」

家来「は。まだそのような報告は受けておりません」

姫「……そう」

姫(ふふふ……ありもしない秘草を求めて……)

姫(今頃女騎士はどんな姿になってるのかしら……ああ、想像しただけで……じゅる)

女騎士「丁度いい、夜の食料にさせてもら……?

猪「ブルルル……」ギンギン

女騎士「うっ、例え猪でもここの住人ということか」

女騎士「ならば、その粗末な物ごと切り裂いてやる!」


猪「ブヒーッ!」ダダダッ

女騎士「遅い!」ザシュッ

猪「ブヒッ……!?」

女騎士「トドメだ!」ドスッ

猪「…………」ビクビクッ ドサッ

女騎士「…………」

猪「…………」

女騎士「息絶えたか……」カチン

女騎士「まったく、本当にこんな生物ばかりなのか……」

女騎士「しかし、この程度ならまだ対処は出来る」

女騎士「さっさと木を集めてしまおう」スタスタ

女騎士「はッ! あれは、自由の女神ッッ!
そうか、ここは、地球だったんだ……!!!!!!」

女騎士「これぐらいで十分だな」

女騎士「よし、戻るか」

女騎士「…………?」クルッ

女騎士「……気のせいか」スタスタ

??A「シシシッ……」

??B「久しぶりの獲物だぜ」
??C「女が自分から森に入ってくるなんて珍しいな」

??B「早くぶち込みたいぜ」

??C「そう焦るな、まずは様子を見るぞ」

??B「分かってるよ」

??A「シシシッ……」

スタスタ

女騎士「ポテトのMとマックシェイクのバニラだ。
違う! バニラだ!……車でお越しで無い方はお売り出来ませんだと!?」 

女騎士「たき火の準備はこんなものだな」

女騎士「日も暮れてきたし、火を起こして食事にしよう」

カチッ カチッ シュボッ

女騎士「国が開発した火打ち石は火を点けやすくて助かる」

女騎士「さて、先ほどの猪を解体するか……」



??B「おい……あの女、猪を狩ったみたいだぞ」

??C「俺たちが揃っても倒せなかったあの猪を倒すのか」

??B「どうする?」

??C「奴が寝るまで待つ。寝込みを襲うぞ」

??A「シシシッ」

女騎士「ふぅ……食事も終わったし、夜も更けてきたな」

女騎士「寝る準備をしよう」



??C「よし、あと少しだ!」

??B「早く寝ろ……!」

女騎士「その前に……」

??B・C「……?」

女騎士「そこに隠れている奴を片付けてからだな」

??B・C「……!」

??B「マズい、バレてるぞ!」

??C「くっ、一気に襲いかかるか……?」

女騎士「隠れてないで出てこい!」シュラッ

??B「あれ? 俺たちと反対の方を向いてるぞ?」

??C「……そうか、たき火に寄せられてあいつらが来たな」

??B「あいつら?」

狼「グルルル……」

女騎士「狼……この森の生物は火を怖がらないのか?」

女騎士「……しかも、どんどん数が増えてる」

狼「ガルル……」ギンギン

女騎士「相変わらず節操のない生き物だな……」

女騎士「仕方ない、逃げるぞ……!」ダッ

女騎士「アイツらは?」

狼「へっ……へっ……」

女騎士「しつこい……!」

狼「…………グル!?」

女騎士「……?」

狼「ワォーン!」ガサガサガサ

女騎士「諦めた……? いや、これは……」

バキバキバキ

ズドーン

巨人「グフーッ……」

女騎士「次から次へと……」

女騎士「これ以上、いたずらに走る訳にもいかない」

女騎士「やるしかないか……」

巨人「グフーッ……」

女騎士「はっ……!!」シュッ

巨人「グウゥッ!?」

女騎士「効いてる……ッ!?」

巨人「フヌー!」ブォン

女騎士「がはっ……!?」ドサッ

巨人「ウオーー!」

車学に行く時間になってしまった
もう落としてくれ

大雪で路上運転見合わせとか


女騎士「うっ……」

女騎士「ここは?」

女騎士「洞窟の中のようだが……」

女騎士「……!? くっ、裸にされてる……」サッ

女騎士「あの巨人は……いないみたいだな」

女騎士「今のうちに逃げよう」

女騎士「はぁっ……はぁっ……」

女騎士「なんとか洞窟は出れたが、私の装備一式はどこだ?」


??C「それは……」

??B「俺たちが盗んだのさ!」

??A「シシシッ」

??B「アイツ、丸裸だぜ。やっちまおう」

??C「よし、いくぞ!」

女騎士「……!?」

オーク「おいおい、なかなかそそる格好してるじゃねぇか」

ゴブリン「まあ、その服と装備はこちらにあるんだけどな」

大蠅「シシシッ」

女騎士「……醜い同士、ゲスの集まりだな」

オーク「大人しく犯されるんなら、優しくしてやるぜ?」ギンギン

女騎士「そんなモノを見せながら言われても、説得力の欠片も感じられんな……」

女騎士「くっ……!」ダッ

オーク「逃げた!」

ゴブリン「追うぞ!」

大蠅「シシシッ」

女騎士「何もない状態で戦っても負けるのは目に見えて分かる」

女騎士「せめて、剣だけでもあれば……」

女騎士「あっ……!?」ドサッ

オーク「もう逃げられないぜ」

ゴブリン「手こずらせやがって」

大蠅「シシシッ」

女騎士「く、くるな……!」ズリズリ

ゴブリン「誰が始めに入れる?」

オーク「俺にやらせろ、処女にぶち込むのが好きなんでな」

ゴブリン「じゃあ、俺が次な」

大蠅「シシシッ」

1時間だけ運転するって話になった
戻ってきたら書く

そのころアメリカでは

空軍将校「あの森の動物ヤバイらしいんすよwwwwwwwwwwww」
大統領「うはwwwwwwww焼いちまえwwwwwwwwwww」

女騎士「せめて剣があれば…!(腹パン)」

オーク「グホァッ!」

大雪コワス
ハンドル取られた時は死を覚悟した


女騎士「や、やめろ……」

オーク「ここまできて何言ってるんだ」ガシッ

女騎士「くっ……」グイグイ

オーク「そんな動いたって無駄だって、ほらいくぞ……」

女騎士「やめ……」

ブチィッ

女騎士「ひぐぅッ……!?」

オーク「この無理矢理突き進む感触がたまらねぇ」

ゴブリン「おいおい、前戯無しとかひでぇな」

大蠅「シシシッ」

女騎士「あが……あ……」

オーク「お、やっぱり処女だったか」

女騎士「そんな……こんな豚みたいな奴に……」

オーク「残念だったなぁ。まぁ、この森にいたら遠からずこうなっただろうし諦めろ」

女騎士「あ……ぐううぅぅッ!?」

オーク「おぉっと、あんまりにも気持ちいいんで、動いちまったぜ」

ゴブリン「おい、さっさと終わらせて早く代われ」

オーク「そう急かすなって」

女騎士「ふぐっ……」

オーク「おし、馴染んできたし、動くぞ」

女騎士「……やめろ! まだズキズキ痛む……」

グオォーッ

オーク「今の声は……」

ゴブリン「やばい、巨人が獲物がいないことに気づいたようだ」

オーク「くそっ、これからだってのに……」

ゴブリン「いいから逃げるぞ」

オーク「こいつの装備はどうする?」

ゴブリン「持ってくぞ。大蠅、全部持て!」

大蠅「シシシッ!?」

ゴブリン「いいから早くしろ!」

大蠅「シシシッ!」ガチャガチャ

ボトッ

ガサガサガサ

女騎士「…………」

女騎士「………」

女騎士「……行ったか」

女騎士「あぐっ……! くそっ……こんな、こんな……!」

女騎士「……? あれは……」ズリズリ

女騎士「私の剣だ、アイツらが落としていったのか」

女騎士「…………」

チャキッ

女騎士「何もないよりマシか……」

女騎士「巨人が来るかもしれない、移動しよう」

車学の合宿忙しい
俺に休みをくれ休みを


女騎士「はぁ、助かった。たき火の所まで戻ってこれた……」

女騎士「しかし、流石にこの格好のままではな……」

女騎士「ふーむ……」

女騎士「…………」

ザザァ

女騎士「……! …………風か」

女騎士「なんだ、この植物は……葉が私の顔ぐらいあるぞ」

女騎士「…………」

女騎士「こんなものか……」キュッ

女騎士「後ろが隠れてないが、そこは我慢するしかないな」

女騎士「葉とツルで作った服、防御面は見込めないが気休めにはなる」

女騎士「さて、少しだけでもいいから寝るとしよう」

女騎士「…………ッ!」ズキッ

女騎士「……あの豚、絶対に許さん」

-朝-

女騎士「ん……」

女騎士「軽く寝ていたようだな」

女騎士「…………痛みもだいぶマシになった」

女騎士「一刻も早く秘草を探してこの森を出るしかないな」

女騎士「さて、まずはどこから探そうか」

女騎士「その前に……」モジッ

ザザザー

女騎士「…………仕方ない、か」

女騎士「んっ……」

チョロチョロチョロ

女騎士「うぅ……恥ずかしい……」

女騎士「早く……早く終わってくれ……」

ガサガサ

女騎士「!?」

女騎士「マズい……! 今はマズい!」


電池があと2つになったヤバイ

マジレスで処女喪失の次の朝の排尿時は独り言の余裕ない

>>97
翌々考えるとそうだな
まあ、そこはご都合で頼む



兎 ガサガサ

女騎士「なんだ兎か……」

女騎士「…………というかデカッ!」

女騎士「犬ぐらいの大きさはあるぞ」

兎 チョコチョコ

女騎士「お、おい。こっちに来るんじゃない」

兎 チョコチョコ ギンギン

女騎士「あ……しまった。ここがどんな所か失念していた……」

女騎士「早く終われ……終わってくれ……」

チョロッ…

女騎士「……よし!」ダッ

女騎士「危なかった、危うくまた犯される所だった」

兎 ! ガサガサガサ

女騎士「逃げて行ったぞ?」

女騎士「…………」

女騎士「まさか……」

ウオォォー!

女騎士「やはりか」

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