紫「アイドルマスター?」P「幻想郷?」(122)

これはアイドルマスターと東方のクロス小ネタSSです

嫌いな人は今すぐ回れ右をしてごまえーしてください。

『きのこのこのこ』

輝子「これが………カエンダケ。食べたら…死ぬ、触っても…死ぬ………とっても危ない………フヒッ」

魔理沙「ほぉほぉ。なんか凄いいろんなキノコあるんだな」

輝子「キ、キノコは…好き?」

魔理沙「あぁ、食べるのも使うのも好きだぜ」

輝子「(使う?)そ、そうなんだ……私も…好き」

魔理沙「おぉ、奇遇だな」

輝子「うん…あの………友達に」

魔理沙「友達か? いいぜ。私は霧雨 魔理沙だ」

輝子「星…輝子。キノコが…マイフレンド…フヒヒ。ボッチだけど……最近はボッチじゃない」

魔理沙「じゃあ私が良く使うキノコの話なんだが、えっとあったあったこれだこれ」

輝子「?………見たこと…ない」

魔理沙「マジックキノコって言ってだな。魔法の燃料になる」

輝子「ま、まほう?」

魔理沙「あぁ、まぁ見てろ。これを八卦炉にぽいぽいっと」

魔理沙「行くぜ、マスタースパークだ!!」シュイィイイイイン

輝子「!」

魔理沙「これが、私のマスタースパークだ」

輝子「すごい…キノコにそんな…可能性が」

魔理沙「まぁ、キノコだからな。はっはっは」

輝子「ヒャハハハハッ!」

魔理沙「うお、びっくりした」

輝子「さ、さーせん。フヒッ」

輝子「魔理沙…っていう友達…できた」

P「へぇ。新しいアイドルかな」

輝子「えっと……教えてもらった…」

P「ん? なにをだ?」

輝子「ヒャッハーッ!! マスタースパークだ!! ゴートゥーヘール!! フヒッフヒャハハハハハッ!!」

P「輝子。友達は選んだほうがいいぞ」

『いおりんとてゐ』

てゐ「てってててーい」ドンッ

伊織「いたっ。ちょっと何するのよ」

てゐ「あ、あなた様は」

伊織「そうよ。私はスーパーアイドル、水瀬伊織ちゃんよ」

てゐ「天照様」

伊織「誰が太陽の化身よ!!」

『冬馬のフィギュア探し』

冬馬「変装大丈夫、よし。今日はせっかくのオフなんだ。フィギュアを探すぜ!!」

冬馬「マスター。久しぶりだな。いい商品は入ったか?」

マスター「えぇ、いいのがあるわよ」

冬馬「どんなのだ?」

マスター「こっちよ」

メディ「なんで私はこんなところに」

冬馬「!? こ、これ本当に人形か?」

マスター「人形よ。メディスンメランコリー1/1モデル 自立稼動もするわ」

メディ「出してよアリスー」

マスター「アリスではないわ。フィギュアショップのマスターよ」

冬馬「じ、自立稼動ってどういうことだ!? あれか、巻きますか巻きませんかとかそういう類の」

マスター「そうよ。巻きますか巻きませんかとかそういう類の奴よ」

冬馬「いくらだ?」

マスター「40万」

冬馬「買った!!」

マスター「どうも。まいどあり」

冬馬「良い買い物したぜ!」

メディ「はなせー助けてー幽香助けてー」

冬馬「そうだな。家に生地あるし服を作ってやるぜ」

メディ「話をきけーうわーん!!」

北斗「冬馬、ちょっといいかな」

冬馬「なんだ?」

北斗「最近冬馬がそのダッチワイフを買ってチャオ☆してるって噂が流れてるんだけど」

冬馬「」

『霊夢とやよいの格安クッキング』

やよい「はい、始まりましたー。霊夢さんと私の格安クッキング。霊夢さん、今日はなにを作りましょうか」

霊夢「なんでもいいわ。もう三日何も固形物を食べてないのよ」

やよい「えぇ!! ダイエットですか!?」

霊夢「お金がない!」

やよい「ではさっそく作っていきましょー。今日使う材料はこちらです! 安くて栄養がある、もやしです!」

霊夢「美味しいわね」もぐもぐ

やよい「あぁ! 生のままでも美味しいですけど今回は料理をしましょうっ」

霊夢「くっ。お腹がすいているというのに」

やよい「すぐ出来ますから。では今日作る料理はもやし炒めです。まずはフライパンを火にかけて」

霊夢「限界………」バタンッ

やよい「霊夢さーん!?」

やよい「こんなときはもやしです。えいっ」ギュム

霊夢「はっ。三途の川で無駄に胸のデカイ女を退治してるとこだったわ」

やよい「やっぱりもやしは凄いです!!」

霊夢「えぇ、この一袋18円のもやしは最高ね」

やよい「全国のスーパーで販売中です!」

霊夢「このギャラで買いに行かないとねっ」



魔理沙「………CMかよ」

『女の子ですもの』

真「まっこまっこりーん♪」

妹紅「もっこもっこりーん♪」

真「皆さんこんにちわ。可愛くなりたい、菊地 真です!」

妹紅「可愛くなりたい藤原 妹紅だ」

真「妹紅さん妹紅さん。今日はどんな服をチョイスしていきますか?」

妹紅「もちろんフリフリでカワイイの」

真「さすが妹紅さんですね。僕もフリフリできゃぴきゃぴな服が着たいんですよ!」

妹紅「そうと決まれば早速買いに行くか」

真「僕ロリータが着たいです」

妹紅「それいいな。じゃあいくか」

真「これはどうでしょう」

妹紅「フリフリでピンクで可愛いな」

店員「(真様は可愛いじゃなくてカッコいいのにしろよ)え、えぇ。とてもお似合いですよ」

真「えへへ」

妹紅「これはどうだ?」

真「うわぁ! 妹紅さんのも凄い可愛いですよ!」

妹紅「そ、そうか///」

真「じゃあ着替えましょう」

妹紅「おう」

雪歩「そうはさせないよ、真ちゃん!!」ドゴンッ

慧音「あぁ、そんな服じゃ駄目だ妹紅!!」ドギャンッ

もこまこ「!?」

慧音「うぉおおぉおお!! 国符『三種の神器 剣』ッ!!」シャキンッ

雪歩「ギガァアアドリルゥウウウブレイクゥウウウッ!!」ズガガガガッ

妹紅「ここで負けたらフリフリが、負けるわけにはいかないっ 『バゼストバイフェニックス』っ!」バサッ

真「うぉおおおおっ 覇王翔吼拳!!」ドガンッ

ゆきけい「カッコいい真ちゃん(妹紅)のために!!」

もこまこ「可愛い服のために!!」

店員「店が!!」

どかーん!!


P「打ち切りだ」

真「えぇ!? なんでですか!?」

P「当たり前だ」
P「

『いおりんとお空』

お空「うにゅ?」ドンッ

伊織「きゃっ! ちょっとあんたどこに目をつけて、胸に目がついてる!?」

お空「あなたは」

伊織「そうよ私がスーパープリティー美少女アイドル、水瀬伊織ちゃんよ!」

お空「八咫烏様!!」

伊織「誰が太陽の化身よ!!」

『出会ってはいけない2人』

ちひろ「うーん、スタドリの成分をもっと高めるにはどうすればいいのかしら」

永琳「失礼するわ」

ちひろ「あ、どうされましたか?」

永琳「薬売りなのだけれど、置き薬はいかがかしら。これ名刺」

ちひろ「八意永琳さん。薬屋さんですか」

ちひろ(うちはアイドルが多いわけだし、怪我も多くなるのよね。いちいち買いに行くのも面倒だしいいかも知れないわね)

ちひろ「はい、お願いします」

永琳「どうもありがとう。これはおまけで配ってるスタミナドリンクよ」

ちひろ(スタミナドリンクは私ので十分なんだけど)

ちひろ「ありがとうございます」

ちひろ「Pさん。スタドリいかがですか?」

P「あ、すいません。今生活費が危なくて」

ちひろ「食費削れよ(それは大変ですね)」

P「え?」

ちひろ「いや、なんでもないです。大丈夫ですよ。ただですから」

P「ちひろさんがただでスタドリを? な、何をやらせる気ですか!?」

ちひろ「いらないんですか?」

P「すみません。いります」

ちひろ「じゃあどうぞ」

P「あれ、いつものと違うんですね」

ちひろ「薬屋さんに貰ったものですから」

P「へぇ、ゴクゴクゴクッ」

P「!!!!」

ちひろ「どうかしましたか?」

P「ちょっと仕事行ってきます」

ちひろ「え、もう夜」

P「いってきまーす!!」ダダダダダッ

ちひろ「どうしたんだろう」ぽかーん

ちひろ「もしかしてこのスタドリのせい?」

ちひろ「もう一本あるし飲んでみようかしら」ゴクゴク

ちひろ「!?」

ちひろ(ま、負けた。私のスタドリが………)

ちひろ(そうだ、名刺!!)

鈴仙「ししょー。お電話入ってます」

永琳「? 誰かしら」

ちひろ『すみません。今日契約したアイドル事務所の事務員なんですが』

永琳「あぁ、どうかしたかしら」

ちひろ『私と一緒にスタドリの開発をしてくれませんか! お礼は」ゴニョゴニョ

永琳「分かったわ」

P「あのスタドリ凄いですね。ところであれはどこに売ってるんですか?」

ちひろ「そういうと思って用意してあります。300モバコインで用意してますよ」

P「鬼! 悪魔! ちひろ!!」

『にょわー☆』

きらり「にょわー☆」ダダダダダダッ

勇儀「ん?」

P「しまった!! きらりは急には止まれない!!」

きらり「あ、あぶないにぃ!!」

ドンッ

勇儀「大丈夫かい?」ダキッ

きらり「にょ、にょわ~///」

P「す、すみません。お怪我はありませんか?(すげぇ、この人。きらりのタックル受けてるのに普通にきらりを抱きとめた)」

勇儀「大丈夫だよ。そっちは大丈夫かい?」

きらり「だ、大丈夫だにぃ///」

勇儀「ならよかった。それじゃあな」

P「気をつけろよな。きらり」

きらり「Pちゃん………」

P「ん、どうかしたか?」

きらり「きらり、さっきの人見てから、なんだかお胸がドキンドキンッてするの」

P「」

きらり「また会えるかなぁ///」

P(相手、女の人だったよな?)

きらり「って、恥ずかしいにぃ!」バキッ

P「アッガイッ」ドサッ

きらり「あ、やっちゃった」

『にんじゃ娘と侍』

あやめ「プロデューサー殿。次の仕事は京都で食べ歩きで良いのですよね」

P「あぁ、もう一人他のアイドルも来るらしいけど」

あやめ「他のアイドルですか。一体どんな方なのでしょうか」

P「さぁ」

あやめ「どんな方でもわたくしの忍者話術で切り抜けてみせますので、ご安心を」

P「なんだ五車の術でも使うのか?」

あやめ「良くご存知ですね。さすがプロデューサー殿です」

アシ「準備お願いしまーす」

P「だそうだ。あやめ頑張って来い」

あやめ「お任せを」ニンニンッ♪

あやめ(一体どのような方なのでしょうか)

妖夢「どうも初めまして。魂魄妖夢といいます」

あやめ「サムライッ!? サムライナンデ!?」

妖夢「(ビクッ)どうかされましたか」

あやめ「OH! 貴方はもしかしてジャパニーズサムライ!?」

P「落ち着け、外国人みたいになってるぞ」

あやめ「はっ。取り乱してしまい大変失礼をおかけしました。ドーモ、コンパクヨウム=サン。ハマグチアヤメです」ぺこっ

妖夢「ドーモ。ハマグチアヤメ=サン。コンパクヨウムです」ぺこっ

あやめ「あのその刀は」

妖夢「はい、真剣ですよ。まだ半人前ですが」

あやめ「わぁ! 凄いですね!!」

P(あのふわふわ浮いてるのには突っ込まないのか)

あやめ「妖夢殿はなぜ侍に?」

妖夢「祖父に剣術を教えてもらい、今は大切な方をお守りするために半人前ながら、刀を振らせていただいています」

あやめ「大切な人を守るために!! 痺れますね!! 聞きましたか、プロデューサー殿!!」

P「仕事が終わってからにしてくれ」

あやめ「はっ。わたくしとしたことがまた。これでは忍者失格です」

妖夢「いえ、人は誰しも半人前、失敗していずれ一人前になっていくのですよ。あやめさんには時間があります。これから一人前の忍者になっていけばいいのですよ」

あやめ「妖夢殿………」

妖夢「では仕事を始めましょう」

あやめ「頑張りますよ!! ニンッ!」



警察「銃刀法違反だよね」

妖夢「これは、その私の大切な」

あやめ「逃げますよ妖夢殿!!」どろんっ

警察「!?」

P(………また謝罪してまわらないと)

『依姫さんといおりん』

伊織「キラキラアイドル水瀬 伊織です♪」キャルンッ

伊織「今日はなんとあの依姫さんのお宅を拝見するんです。伊織、すっごい楽しみ♪」

伊織「失礼しまーす」

依姫「おいでませ、天照様!!」

伊織「誰が初代引きこもりよ!!」

『亡霊姫とお姫ちん』

幽々子「ランキングの上位10位を当てないと家にかえれないのね~」

貴音「ではまずはどれにいたしましょう」

幽々子「じゃあ、ここからここまでで」

貴音「そうですね。それが良いでしょう」

『そういう企画じゃありません』

貴音「なんと」

幽々子「え~。じゃあ一番低そうなのは」

貴音「これでは?」

幽々子「かもしれないわねぇ」

『ちゃんと当ててください』

幽々子「頑張るわよ~」

『第67品目は』

幽々子「何位かしらぁ」もぐもぐ

貴音「らんきんぐ外だと良いのですが」もぐもぐ

『4位!!』

幽々子「あぁ………」ショボーン

貴音「なんという事でしょう」シジョーン



『最後の一品!』

貴音「これで終わりですね」

幽々子「足りないわねぇ」

貴音「ではらぁめんを食べに行きましょう」

幽々子「いいわねぇ」


P「次から貴音には大食いの仕事が来るようになった。共演した幽々子さんと共に」

P「………どこに入っていくんだろうな」

貴音「とっぷしぃくれっとです。あなた様」

『きゃはっ!ラブリー××歳』

P「菜々。今日の仕事は紫さんとだそうだ」

菜々「紫さんってあの大人っぽい女性ですよね」

P「でも年齢は17歳らしいですよ」

菜々「若いですねぇ」

P「おい、同い年だろ」

菜々「はっ。そうでした。もちろん菜々はラブリーでフレッシュな十七歳ですよ」

P「はいはい、分かってるわかってる。可愛い可愛い」

菜々「そんないきなり可愛いだなんて/// でも、私もプロデューサーさんが」

P「おーい、車だすぞー」

菜々「って聞いてない!?」

菜々(紫さん。どんな人なんでしょうか)

菜々「失礼しま~す。安部菜々17歳。挨拶に来ましたー」

紫「いらっしゃい。八雲 紫17歳よ」

菜々「うわぁ! 凄い大人っぽくて素敵ですねっ」

紫「お茶でも入れるわ。ら~ん、お茶いれてー」

菜々「あ、お構いなく」

藍「もう入れてしまいましたので、ご迷惑にならなければ羊羹と一緒に召し上がってください」

菜々「うわぁ、こっちの方も大人っぽくて美人ですね」

藍「貴方も可愛らしくて素敵ですよ」

菜々「そんな可愛らしいなんて、えへへ」

藍「どうぞ」コトッ

菜々「よっこいしょういちっ」

紫「………」

菜々「あ、今のはうちのお父さんの口癖で、つい」

紫「いや、なんでもないわ」

紫「ってことがあったのよ」

菜々「ほへぇ、紫さんは凄い色々な体験をしてるんですねぇ」

紫「そうかしら」

菜々「そうですよ、だってあの大物歌手のゆたかさんとお食事なんて」

菜々(あれでもゆたかさんって90年代前半に亡くなられたような)

紫「あ」

菜々(この人、私と同じ香りがする)

紫(どうしようかしら。このままだと、いえ、どうやらこの人も私と同類な気が)

菜々 紫「あの」

菜々「あ、紫さんからどうぞ」

紫「そう。じゃあ私からいくけど実は私17歳じゃないの」

菜々「えっ。紫さんもなんですか!?」

紫「ってことはやっぱりあなたも」

菜々「はい」

菜々「菜々は実は、ウサミン星人で歳は1000歳を越えるんです!」

紫(………………私より全然若い……………)

菜々「紫さんはその、何歳なんですか?」

紫「…………歳」

菜々「?」

紫「……………10000歳」

菜々「………………!?」

紫「そうですよー。BBAですよー」

菜々「そんな事ないです! 紫さんは立派な17歳です!!」ギュッ

紫「っ 菜々………」ギュッ

ガチャ

P「すみません、こっちにうちの菜々が………失礼しました」ガチャン

菜々「ちょっ。プロデューサーさん!? プロデューサーさん!?」

菜々 紫『キャハッ☆ラブリー17歳♪』

菜々『みみみんみみみんうーさみん!』

紫『りりりんりりりんゆーかりん!』

魔理奈緒「うわキツ」

『小梅ちゃんと心霊スポット』

小梅「ほ、本当?」

P「あぁ、前々から心霊系の番組に出たいって言ってたからな、涼もいればいいんだけど、ちょうどライブと重なったんだよなぁ」

小梅「残念………」ショボン

P「まぁ、涼の分まで楽しもうじゃないか!」

小梅「うんっ………」

P「うわぁ、暗いんだな」

小梅「な、なんで………プロデューサーさん、が?」

P「女の子一人じゃ危ないだろ。今回カメラマンもなにもいない、投稿映像風の撮影なんだから」

小梅「い………いいの?」

P「だりーなが素人をライブに出させるのはロックとか言って、俺を引っ張りだしてきてから、テレビになんか誘われるようになったんだよ。ちなみに俺は昔バンドやってたからギター弾ける」

小梅「か、可哀想」

P「まぁ、そのあとのあいつの落ち込みっぷりが半端じゃなかったからな。甘いものと今流行ってるロックバンドのCD買ってやったらすぐ立ち直ったけど。っともう着くぞ。ビデオは大丈夫か?」

小梅「準備、OK………楽しみ」

P「あの子はなんて言ってる?」

小梅「なんだか不安そうな顔してる」

P「可愛いなおい。ここか」

小梅「こんばんわ………白坂、小梅です」

P「プロデューサーのPです」

小梅「今回は………I県のI森に……やってきました」

P「本心ガクブルです。小梅はどうだ?」

小梅「楽しみ」ルンルン♪

P「なんというか根本的から何か違うようです。全国の小梅ファンの皆さん、今日も小梅は可愛いですよー」

小梅「Pさん………///」

P「んじゃ行くか」

小梅「うんっ………」

P「ここはどういうところなんだ?」

小梅「昔から……有名。だ、だけど最近……楽器の音とか……騒ぐような声が………」

P「地元の不良じゃないのか?」

小梅「ゆ、夢がないね」

P「いや、今幽霊とか考えると怖い」

小梅「?」

P「どうしたんだ?」

小梅「あの子が、駄目って」

P「可愛いな、おい」

シャーンッ

P「!?」

小梅「!」

P「聞こえたか?」

小梅「う、うん」

P「だ、大丈夫なのか?」

小梅「だ、大丈夫じゃない、かも。あの子が怯えてる」

P「に、逃げるか?」

小梅「う、うん」

がさがさ

P 小梅「!?」

幽々子「あらぁ?」

P「さ、西行寺さん!?」

幽々子「あら、あなたは」ふわぁ

P「あ、足が」

小梅「な、ない。本物っ」キラキラ

P「目を輝かせてる場合か!!」ぐいっ たったった

小梅「あ、あう」

幽々子「? あぁ、省エネモードだったわぁ」

P「ぜはーっぜはーっ。あ、あの子はなんて?」

小梅「に、逃げてって」

P「おーい。マジもんじゃねぇか」

小梅「で、でも、なんで? い、いつもなら………大丈夫なのに」

P「というか顔見知りだったんだけど」

小梅「い、生霊?」

P「あの子に聞けば速いんじゃないか?」

小梅「今、Pさんに抱きついて、震えてる」

P「どうりでなんだかヒヤッとするわけだ」

がさがさっ

P「またかぁ!?」

半霊「………」

P「人魂ぁ!?」

小梅「し、白玉みたい」

P「言ってる場合かぁ! 逃げるぞ!!」

P「な、なんだあれ」

小梅「人魂」キラキラ

P「おーい………、なんでまだ喜んでるんだよ」

小梅「か、可愛かった」

P「いや、気持ち悪くないか? というかこれ、放送していいのか?」

小梅「お、お蔵入り?」

P「だろうな。じゃあ帰るか。いい加減怖い」

ジャーンッ!!

リリカ「私達!!」

ルナサ「騒霊楽団の」

メルラン「恐怖演奏を聞いて怖がって見て笑うといいわ!!」

P「………」

小梅「………あ、あの子が平気だって」

P「みたいだな」

メルラン「なんで!?」

P「これが噂の楽器の音か」

リリカ「プリズムリバー三姉妹のリリカだよ」

メルラン「メルランよ!!」

ルナサ「ルナサ」

P「………」

小梅「P、Pさん?」

P「アイドルをやってみないか?」

小梅「Pさん………!?」

リリカ「アイドルだって、どうしようお姉ちゃん!?」

メルラン「私アイドルが子供のときから夢だったの!!」

ルナサ「これは、そういう詐欺?」

P「こういうものです」

ルナサ「どうも。シンデレラプロダクション?」

P「君も目指せ、アイドル!」

小梅「せ、節操がない………」

ルナサ「私はいやだけど………」

リリカ「どうしようお姉ちゃん、メジャーデビューだよ!?」

メルラン「ひゃっはー!!」

ルナサ「拒否権はなさそうね」

P「じゃあ」

ルナサ「契約するわ」

P「じゃあ善は急げで今から」

小梅「P、Pさん。あの人の後ろ」

つんつん

リリカ「うん?」

芳香「ばぁー」

リリカ「!?!?!?!?!?!?!!?!?!?!?」

P「ま、またかぁああぁあああ!!」タッタッタ

リリカ「ま、待ってぇええぇえええええ!!」

ジャブジャブ

P「うわ、小川かよっ」

ガシッ

リリカ「!?」

村紗「貴方も一緒に、ね?」グイッ

リリカ「あわわわわわわわ」

P「おぉう」

小梅「お、落ち着いてるね」

P「なんだか目の前でオーバーリアクションで怯えてる奴みると逆に怖くなくなるよな」

小梅「う、うん」

リリカ「言ってる場合か!! 助けてよ!!」

メルラン「今行く………っ」

つるっ ゴンッ

メルラン「………」ぷかー

リリカ「お姉ちゃぁあああああああんっ!!」

P「という事で、取ってきました心霊映像です」

ディレクター「………心霊というより」

P「コメディですね」

ディレ「おもしろ映像のほうに持っていったほうがいいんじゃないかな」

P「ですよねー」



涼「………小梅がお笑いデビューか」

小梅「ち、違うよ………!?」

『あの子と小町』

小町「ふーん、で、あのアイドルに憑くことになったのか」

あの子「………」

小町「まぁ、いいんじゃないかい。そういうのも」

あの子「………」

小町「え、自分もアイドルになりたいだって? いや、無理じゃないかね。他の人から見えないし」

あの子「………」

小町「そう落ち込みなさんな。善は積んでるみたいだし、今度も人間に生まれ変われるって。そうしたらアイドルになればいい」

あの子「………」

小町「ん? 小梅がトップアイドルになるまで成仏できない? かーっ、健気だねぇ。あたい涙が出そうだよ」

あの子「………」

小町「おっと、長話しすぎたね。あたいはもう行くよ」



あの子「………」

小梅「う、うん。トップアイドルに……早くなるよ」

『さいきょーとボク』

P「今日のライブもよかったよ幸子」

幸子「まぁ、当たり前ですね。なんてったってボクは最強の可愛さを持ってるのですから」

チルノ「サイキョー!?」

幸子「!?」

P「子供?」

チルノ「子供じゃない! チルノだ!!」

幸子「えっと、なんでチルノちゃんはここにいるんですか?」

チルノ「あたいを差し置いてさいきょーを名乗るなんて、ありえない!!」

幸子「いやいやボクの方がどう考えても最強の可愛さですよ」

P「子供と張り合うなよ、いや幸子も子供だけどさ」

幸子「まぁ、結果は火を見るよりも明らかですが、こうなったら勝負です!!」

チルノ「エターナルフォースブリザード!!」カキーンッ

幸子「散り際も美しいボクーっ!!」カチカチ

P「え? あー、勝者、チルノ」

チルノ「あたいったら最強ね!!」


晶葉「は? 氷を溶かす装置?」

P「あぁ、これを見てくれ」

幸子「………」カチンコチン

晶葉「お、おぉ。何が起きたか分からないが作ってみよう」

P「すまない、恩に着る」

晶葉「その前に幸子は大丈夫なのか?」

P「大丈夫だろ、幸子だし」

晶葉「一度幸子を研究してみたいな」

『晶葉とにとり』

晶葉「ここをこうすれば―――」

にとり「でも作業効率が―――」

晶葉「設計図から書き直しか―――」

にとり「でも何かに利用―――」

P「ただいまー。うおっ、なんかいる!?」

晶葉「あぁ、おかえり助手。紹介しよう。友人の河童のにとりだ」

P「カッパ!? カッパナンデ!?」

にとり「人間、すもうしようぜ!!」

P「なんかいきなりすもうとか言ってきたぁあああぁあああ!!」

晶葉「落ち着け助手。にとりは良い河童だから、尻子玉を抜いたりはしない」

P「そ、そうなのか?」

にとり「………ふいっ」

P「目ぇそらされたぁああああーーーーーー!!」

晶葉「にとり。あまり助手をからかわないでくれ。これでもそのなんだ私の(ゴニョゴニョ)なんだ」

P「ん、なんだって?」

晶葉「な、なんでもない!!」

P「? そうか。それで結局何をしてるんだ?」

晶葉「アイドルのボディーガード用のウサミンロボF91を作ろうとしてるのだが、出力が………」

P「まぁ、ウサミンロボはもともと戦闘用じゃないからなぁ」

にとり「出力が強すぎて、質量を持った残像を伴いながら、悪人だけを殺す機械になってしまったんだよ」

P「いますぐ研究をやめろ」

晶葉「な、この研究はアイドルの身を守るために」

P「悪人の部分が直らなくてちひろさんになにかあったらどうするんだ」

晶葉「なるほど」

ちひろ「プロデューサーさーん」

P「アイエェエエエ、チヒロ、チヒロナンデ!?」

ちひろ「私だって感情をもった人間です。他人だったら殴り殺していたかもしれません」

P「あの、すみません」ボロボロ

晶葉「大丈夫か?助手」

P「女神! 天使! ちひろ!!」

晶葉「………駄目か」

ちひろ「晶葉ちゃん?」ゴゴゴゴゴ

晶葉「このプレッシャー、化け物いえ、なんでもないです殺さないでください」

ちひろ「もう、ただの事務員の私を捕まえて、悪人だとか失礼しちゃいますね」

にとり「こわいわー。人間こわいわー」

ウサミン「ぴがが………悪人、起動します」

晶葉「しまった!! 思考を送受するために取り付けたサイコフレームがちひろさんの鬼悪魔具合を感知して暴走しようとしている!! このままではウサミンの冬が来るぞ!!」

にとり「こんな所にのこのこ来るから!!」

ウサミン「ウサミンロボ、デストロイモード起動。MEFP」シュインッ

ちひろ「邪魔」ぺしんっ

ウサミン「と、時がみえ………ががぴー」ボフンッ

晶葉「あー………ウサミンロボ、どうする?」

にとり「この人いるなら作らなくていいんじゃないかな」

晶葉「そうだなー。これからどうする?」

にとり「帰る。じゃあね」

晶葉「あぁ、うん。また今度」

にとり「ばいばーい」

晶葉「………レッスン行くか」

『やよい家とゆかりん』

かすみ「おねえちゃん、だぁれ?」

長介「不審者?」

紫「不審者ではないわ。お姉ちゃんはれいm、正義の紅白巫女から高槻家を守るために遣わされたお助け美少女ゆっかりんよ」

長介「やっぱり不審者だぜ、こいつ」

かすみ「う、うん………」ビクビク

紫「不審者ではないわ。美少女と美女のスキマを生きる女、ユッカリーンよ」

長介「逃げるぞ、かすみ姉ちゃん」ぐいっ

かすみ「う、うん」タッタッタ

紫「知らないのかしら? ユッカリーンからは逃げられない」シュインッ

長介「うわぁ!! この変態瞬間移動してきた!!」

かすみ「こ、こわい」ビクビク

長介「くっ、かすみ姉ちゃんは絶対守る!!」

紫「感動的ね、だけど無意味よ」

藍「本題さっさときりだせよバカ主」

長介「なんか新しいお姉さんが」

かすみ「うん、綺麗なお姉さんだね」

紫「呼んだかしら?」

長介「うるさい変態あっちいけ」

紫「ぐっ」

藍「駄目な主に代わってお伝えするとあなた方をお助けします」

紫「ナイス藍」

長介「助け? いらねぇよ。誰かの助けてもらったらやよい姉ちゃんに胸はれねぇもん。プライドがあるからな」

かすみ「うん………」

藍「どうされますか?」

紫「その意気や良し。ならばこれを授けよう」

長介「バカにすんな、ライダーベルトと魔法のステッキなんていらねぇよ」

紫「ちっちっち。この二つは魔法の道具で、これをつけて、変身って言うと大きくなれるのよ」

長介「は?」

紫「騙されたと思ってみてやってみなさいよ。さぁさぁ」

長介「やらねぇよ」

紫「騙されたと思ってみてやってみなさいよ。さぁさぁ」

長介「だからやらねぇって」

紫「騙されたと思ってみてやってみなさいよ。さぁさぁ」

長介「なんなんだよ」

かすみ「無限、ループ?」

長介「無理やりじゃないか」

藍「まぁ、お試しで十分なので」

かすみ「う、うん」

長介「分かった。試すだけだからな」

紫「え、ひどくない?」

長介「これでいいのか?」

かすみ「えっと、多分。じゃあ」

長介 かすみ「変身っ!」

どろんっ

長介「うおっ、でけぇ!?」

かすみ「す、すごい。ありがとう尻尾はえてるお姉さん」

紫「え、私は?」

長介「これでバイトができるな」

紫「無理でしょ。戸籍上の歳は変わってないんだから」

長介「じゃあ意味ないじゃん」

紫「だから―――――」

やよい「うっうー! なんだか新人アイドルユニットが出るらしいですよー」

P「みたいだな。テレビつけてみるか」

司会者「彗星のごとくデビューした二人組ユニット。763プロでプライド!!」

長介「こんにちわー。月高長介でーす!」

かすみ「月高かすみです、聞いてください」

P「え、この二人」

やよい「長介とかすみそっくりですー」

長介 かすみ「なむさんGO!!」

『いおりんは可愛いって慧音が言ってた』

司会者「日本一受けたい授業、歴史の時間です」

伊織「伊織、歴史は苦手かなぁ」てへっ

慧音「そんな人にも安心のじゅ、ぎょ………」

伊織「どうかしましたかぁ? 先生?」

慧音「光符「アマテラス」がでてしまったのか」

伊織「誰のデコが光ってアマテラスよ!!」

慧音「うおっ、目が、目がっ!!」

伊織「きぃいいいいぃいい!!」

『本物の猫娘がいました。みくにゃんのファンやめます』

P「前川ぁ!!」バンッ

みく「にゃっ!? いきなりなんだにゃ。みくは何もしてないのにゃ!」

P「これ見ろ」

お燐「あはは、どうも………」

橙「こ、ここはどこですか?」

P「本物の猫娘だ」

みく「本物の猫娘とかありえないにゃ」

P「猫キャラの癖にやけに現実見た答えやめろよな」

みく「というかまた誘拐してきたの? 良いかげん早苗さんに掴まれにゃ」

P「誘拐じゃないやい」

お燐「あの結局ここは」

みく「ここはシンデレラプロダクションにゃ。簡単に言ったらアイドルになる場所にゃ。そこのバカが半強制的につれてくるせいでアイドルの量が半端じゃなくなってきてるにゃ」

P「どやぁ」

みく「なんでどや顔できるのさ。訳分からないにゃ」

みく「ところでその猫耳と尻尾、私服なのかにゃ?」

お燐「私服というか」ぴこぴこ

橙「体の一部です」ぴこぴこ

みく「え、なにそれ怖い」

P「今度うちに幽霊の三姉妹のアイドル入ってくるぞ」

みく「本格的に怖い」

P「というわけでにゃん・にゃん・にゃんはみくを抜いてこの二人をいれてにゃん・にゃん・にゃん・にゃんになるから」

みく「え、ひどくない?」

橙「あの、帰りたいです」

お燐「というかまだするとか言ってないんだけど」

P「えぇ~。アイドルしてくれないのかぁ。みくにゃんのファンやめます」

みく「本格的に扱いひどくない?」

のあ「話は聞かせてもらったわ。こうなったら三人でにゃん・にゃん・にゃんのメンバー争いをするしかないわね」ガチャ ヒエヒエ

みく「なんでのあにゃん冷蔵庫から出てきたのにゃ。わけが分からないにゃ」

のあ「まずは猫キャラに欠かせない猫アピールをしてもらうわ。まずはみくからお願い」

みく「えぇ~。めんどいにゃあ」

のあ「じゃあ今日からみくにゃんは漁師系アイドルに」

みく「みくは自分をまげないよ!!」

のあ「じゃあレッツゴー」

みく「にゃ、にゃぁ。ごろにゃあん。ごろごろごろ。ころりっ、にゃあ」

のあ「風邪薬の成分って良く分からないのだけど、一番聞く成分ってなにかしら」

P「やさしさだろ」

みく「にゃぁあああぁあああああ!!」

のあ「立派な猫だったわ。高いところからの着地シーンが見事だわ」

みく「絶対見てないにゃ」

P「あぁ、お魚をくわえて逃げるマネなんてリアルだったよな」

みく「これは深刻なイジメなんだと思うのにゃ」

のあ「じゃあ次。そこの貴方」

橙「え? わたし?」

のあ「イエス」

橙「にゃ、にゃあ///」

のあ「勝利」

みく「なんでにゃ!!」

のあ「ちなみに模範解答は マーーーーオ マーーーーーーーオ! マーーーーーーーーーーオ!! ギャフベロハギャベバブジョハバ よ」

みく「そんなリアルな鳴き声の猫マネはしたくないにゃ」

のあ「最後の貴方、張り切ってどうぞ」

お燐「あたい? えっと、にゃんにゃんにゃん♪」ふりふり

みく「猫というより、なんかのダンスだにゃ」

のあ「なんでこんなところに猫が? あ、あなただったのね。あまりにも猫っぽくて見間違えたわ」

みく「老眼だにゃ」

のあ「これはもう決まったわね。三人の中でにゃん・にゃん・にゃんのメンバーにふさわしいのは」

P「ふさわしいのは?」

のあ「アーニャね」

みく「アーニャちゃんはすでにメンバーだにゃ!!」

P「気が変わったら連絡お願いな」

お燐「気が変わったらね~」

橙「は、はい」

みく「あっさり帰したにゃ!?」

P「みくにゃんをいじりたかった。後悔も反省もしてない」

みく「せめて反省ぐらいしろにゃ!」

みく「最近みくの扱いが酷すぎるとおもうのにゃ」

のあ「そんな事ないわ」

P「みくのことが嫌いならプレゼントとか買ってこないよ」

みく「プレゼント?」

のあ「えぇ、私とプロデューサーで一生懸命悩んで買ったのよ」

みく「そ、それなら許してあげなくもないにゃ///」

のあ「きっと気に入ると思うわよ」

P「あぁ。期待してくれていいぞ」

みく「プレゼントって一体なんにゃ?」

のあ「高級マグロよ」

みく「絶対許さないにゃ」

『へぇ、あんたも早苗って言うんだ』

P「ただいまー」

早苗「おかえり、P君」

早苗「おかえりなさーい」

P「うお、巫女がいる」

早苗「紹介するよ、あたしの従兄弟の」

早苗「東風谷 早苗です」

P「この子も早苗っていうのか」

早苗「手出したらシメる」

P「先に釘を刺された………」

P「というか二人とも早苗だから紛らわしいな」

早苗「うーん、じゃああたしが早苗で、早苗ちゃんがさなえでどう?」

P「違いが分かりません」

早苗「耳じゃなくて心で聞くのよ。蘭子ちゃんと話すときみたいに」

P「分かりました。早苗さん」

P「ところでさなえちゃんはなんで事務所に?」

さなえ「はい! アイドルに興味があって早苗お姉ちゃんに会いに来ました!」

早苗「可愛いでしょ?」

P「可愛いですけど」

早苗「でも、変な気を起こしたらシメる」

P「信用ないですね、俺」

早苗「だってP君、小学生から大人まで声かけるじゃないの」

さなえ「す、ストライクゾーンが広いんですね」

P「ほら誤解されたじゃないですか!! アイドルのスカウトだからね!?」

さなえ「アイドルのスカウトですかぁ。いいなぁ」

P「スカウトしたいのは満々なんだけど、後ろで拳鳴らしてる早苗さんが怖くてね」

早苗「そもそもさなえは巫女が忙しいんでしょ?」

P「さなえちゃんって本物の巫女なのか」

早苗「はいっ。諏訪大社で巫女やってます」

P(………ガチの奴じゃん)

歌鈴「た、ただいま戻りました!」

さなえ「あれ、歌鈴ちゃん。久しぶり~」

歌鈴「ふえぇ!? な、なんでさなえさんがこんな所に!?」

P「なんだ、歌鈴とも知り合いなのか」

歌鈴「ひゃ、ひゃい! さなえさんは私の師匠でしゅっ!」

P「なんでこんなに慌ててるんだ?」

早苗「さなえは日本でも数本の指に入るほどの巫女だからね。一時期修行しにきてたみたいだよ」

P「巫女の修行って、そういえば巫女って何ができるんだ?」

歌鈴「し、失礼ですよPさん! さなえさんは凄いんでしゅっ!」

さなえ「そんな事ないよぉ」

早苗「そうだ、さなえあれやってよ。コップの。あとP君今から見たことは他言無用ね。少しでも口にだしたら、シメるからね」

P(なにが起きるんだよ)

さなえ「良いですよ」

歌鈴「さ、さなえさんの奇跡が………っ」ごくりっ

歌鈴「もってきましたぁ!!」

早苗「こぼさないでね」

さなえ「いきますよー、むむむ。えーい!!」

ごごごっ

P「み、水が割れた!?」

さなえ「っと、こんな感じです」

P「いや、でも今のは歌鈴が何か細工したかも知れないし」

歌鈴「してましぇんよ!!」

さなえ「信じてもらえませんか。なら。むむむ。えーい!!」

ちひろ「プロデューサーさーん。お疲れだと思ったのでスタドリの詰め合わせ机の上に置いときますね」

P「こ、これは。本当に凄いんだな」

早苗「実感するところがおかしいわよ。いや気持ちは分かるけど」

さなえ「どうですか?」どやぁ

歌鈴「す、すごいです!!」ぱちぱち

P「も、もし良かったらその力を使って」

早苗「はいはい。暴走禁止」がしっ

歌鈴「さなえさんには手をださせません!!」

P「もがもが」

さなえ「アイドルは嬉しいんですけど、やっぱり私は神様に仕えてるほうが向いてますから」

歌鈴「さすがでしゅ、さなえさん」

P「そうか、残念だ」

早苗「お、今回は物分りがいいわね」

P「じゃあアイドルにならなくて良いんでSレア出る確率上げてください!!」

早苗「Sレアだけしかでないって言わない分にはまだマシかなぁ」

さなえ「いいですよ、でもその代わり」

P「な、なんだ?」

さなえ「一回5万モバコインになります♪」

P「」

『たくみお姉さんと勇儀姐さん』

P「おい拓海、本当に大丈夫なのか!? お前が怪我したら」

拓海「へへっ、こんな雨ぐらいちょろいちょろい。じゃあなっ」ブロロロロ

P「おい拓海っ!! 行っちまった。大丈夫か本当に。もうすぐ台風くるんだぞ?」



拓海(なんだかあいつに心配されると変な気持ちになるな。嫌じゃあないんだけど、なんかなぁ)

拓海「ったく、台風は嫌だな」

ゴロゴロゴロ

拓海「雷まで。こりゃあさっさと帰ったほうがいいな」ブオンッ

拓海「あー。素直にあいつに送ってもらえばよかったか」

拓海(アタシももう少し素直になったほうがいいのかな)

拓海「って、センチメンタルになるのはアタシの趣味じゃねぇ。なんてったって天上天下 喧嘩上等特攻隊長向井拓海だからな。女の子女の子してたら笑われちまう」

拓海(ってもう手遅れだよなぁ。なにがたくみんスマイル☆だよ。ふりふりの衣装きて)

拓海「たくみんスマイル☆ ………くっそ、はずっ///」

拓海「あぁ、もうさっさと帰って熱い風呂に入って―――っ」ツルッ

拓海(嘘。アタシがスリップ? なんだよ、素直にならなかった罰にしてはちょっと重くないか?)

拓海(ちっ。時間の流れがゆっくりになってやがる。走馬灯でも見ろってか? 諦めるのはかっこ悪いだろ? どうにかしろアタシ)

拓海(あぁくっそ。駄目か。もう体勢立て直せねぇし。死ぬかもなぁ。そういえばアイツが飼ってくれた猫、元気にしてっかな。アイツがアタシをアイドルにしてくれなかったらもしかしたらこんな感じで逝ってたのかもな。せっかくアイドルにしてくれたっていうのにあんまりだな)

拓海(最後にありがとうぐらい言っとけばよかったな)

勇儀「ん?」

拓海(! おい、この調子だとぶつかるよな。アタシだけならともかく他人を巻き込むのは―――!」

ガシャンッ!!

拓海(―――痛く、ねぇ? 即死だったのか?)

勇儀「おい、大丈夫か?」

拓海「う、うわぁ!? な、なんだ!?」

拓海(気がついたら轢きそうになった女にお、お姫様抱っこをされてた。しかもバイク足で止めてるし)

勇儀「大丈夫だったみたいだな。こんな雨の日に飛ばすのは危ないぞ」

拓海「あ、あぁ。助かった」

拓海(っていうかなんでこいつ怪我一つしてねぇんだ?)

勇儀「立てるか?」

拓海「だ、大丈夫って、あれ?」ぺたん

勇儀「腰抜けてるみたいだな。ここは雨が強いから運んでやるよ」

拓海「っていうか何者だあんた。こけたバイクからアタシを抱きとめてバイクを止めるって」

勇儀「何者って聞かれると困るなぁ。ただの通りすがりとしか」

拓海「もしかしたら死ぬかもしれなかったんだぞ?」

勇儀「大丈夫だって。それにもしかしたら死ぬかも知れない奴を守れないほど弱くはないつもりだからな」ニカッ

拓海「うっ」キュンッ

勇儀「ここなら雨も風も防げるしいいな。どうする立てるまで一緒にいてやろうか?」

拓海「だ、大丈夫だ。知り合い呼ぶし」

勇儀「ん。そうか。なら大丈夫だな。バイク持ってきてやるよ」

拓海「ありがとな」

勇儀「別にいいよじゃ、行ってくる」

拓海(………あれが強さか。特攻隊長なんてバカみたいだな。ただの死に急ぎじゃねぇか。強い強いって思ってたのにいざ死にそうになったら怖くて足がたたねぇ)

拓海「なさけねぇ、な」

勇儀「ここ置いとくな」

拓海「あ、あぁ―――!?」

拓海(単車を担いできた!? 冗談だろ!?)

勇儀「じゃあな」

拓海「ま、待ってくれ」

勇儀「? なんだ?」

拓海「今度会ったら、姉御ってよんでいいか?」

勇儀「良いぞ」ニカッ

拓海「P? アタシだ。えっと、迎えにきてくれねーか? えっと、○×ビルってとこ。だ、大丈夫だって、雨が強すぎて帰れないだけだから」

拓海「大切なアイドルに傷がついてなくてよかった? おい、それは。え? あぁ、うん。バカ、大切な拓海とか言うんじゃねーよ。恥ずかしいだろ」

拓海「なぁ、アタシってアイドルに向いてると思うか? ………あぁ、バカ。可愛いとか言うな。子供番組ばっかまわして来るPが悪いんだろ」

拓海「べ、別に嫌じゃねーけど。いや、だからって張り切って子供番組増やそうとしなくても、というかもとアタシに向いた番組あるだろ。拓海は子供とか動物と一緒が一番可愛い? だから可愛いって言うなって」

拓海「え、もうすぐ着く?」

P「お待たせ」キキーッ

拓海「おせぇよ」

P「お姫様は待たせるものだろ?」

拓海「誰がお姫様だ。というかどんだけ飛ばしてきたんだよ」

P「早苗さんにシメられるくらいかな」

拓海「法律違反じゃねぇか」

P「よし、じゃあ帰るか」

拓海「おう、あ、そのP」

P「なんだ?」

拓海「いつも、ありがとな」

『ヘレンと授業』

霊夢「今日は先生遅いわね」

みちる「ふごふご」

霊夢「みちるは早く食べ終わらないと頭突かれるわよ?」

幸子「それにしてもどうしたんでしょう」

輝子「き、キノコ育ててる………のかも」

魔理沙「なぁなぁ。トランプしようぜ」

みく「自重しろにゃ」

ガラガラ

慧音「遅れてすまなかったな。今日は私の代わりに他の先生が来てくれたので、その先生が授業をするぞ」

霊夢「新しい先生?」

ヘレン「私よ」

みく「なんでヘレンにゃんが」

ヘレン「ワールドワイドな授業を行う教師。………そう、私よ」

みく「人のネタぱくんなにゃ」

慧音「というわけでこの時間はヘレン先生が授業をしてくれるからな。心して聞くように」

霊夢「ヘレン先生の授業って一体なんなのよ」

ヘレン「世界レベルな私が教えることと言ったら決まっているわ」

みちる「世界史か英語ですかねー?」

ヘレン「現代文よ」

みく「なんでにゃ」

ヘレン「じゃあ日本のことわざの授業を始めるわよ」

みく「だから全然ワールドワイドじゃないにゃ」

ヘレン「貴方達は井の中の蛙大海を知らずという言葉を知っているわね。でも、これに続きがあるってことは知ってるかしら?」

霊夢「あぁ、確か空の青さを知るとかなんとか」

ヘレン「井の中の蛙大海を知らず、されどヘレンは世界を知るよ」

みく「おかしいにゃ」

ヘレン「是非貴方達にも世界レベルを目指してもらいたいものね」

幸子「ボクはもうすでに世界レベルの可愛さを持っていますけどね!!」

ヘレン「そうね。世界レベルの自己愛ね」

幸子「なっ! じゃあ世界レベルの可愛さってなんですか!?」

ヘレン「そうね………ぴにゃこら太かしら」

幸子「あの良く分からないものに負けた!?」

ヘレン「さて次行くわよ。犬も歩けばダンサブル」

みく「だから間違ってるにゃ」

ヘレン「ちなみにアッキーはとてもダンサブルだったわ」

みく「心底どうでもいいにゃ」

魔理沙「なぁ霊夢。あの先生なんか変じゃないか?」

霊夢「変どころじゃないわよ。輝子が可愛く思えるレベルよ」

輝子「ひ、ひどい………」

魔理沙「みちるぐらいか」

みちる「ふごふご?」

ヘレン「授業中にパンを平然と食べるその度胸。世界レベルね」

みく「もう間違っててもいいからさっさと授業進めろにゃ」

幸子「ボクはこの授業のノートも清書しなくちゃいけないんですかね」

みく「勝手にしろにゃ」

幸子「じゃあやめときます」

ヘレン「可愛い子には世界レベルの旅させよ」

みく「なんかいらんものがまじったにゃ」

ヘレン「豚もおだてりゃダンサブル」

霊夢「ダンサブルってなんなのよ」

ヘレン「良い質問ね」

霊夢「結局どういうことなの?」

ヘレン「私を見てれば分かるわ」

霊夢「まったく分からないわ」

ヘレン「次は俳句をするわよ」

霊夢「自由なのがダンサブルなのかしら」

ヘレン「5・7・5のリズムはとても耳に心地良いわね。たとえば、静かさや 岩に染み入る ダンサブル」

みく「あやまれにゃ。もういろいろあやまれにゃ」

ヘレン「雪溶けて 村いっぱいの ダンサブル」

みく「続けんなよにゃ」

ヘレン「夏草や つわものどもが」

魔理沙「どうせダンサブルだろ?」

ヘレン「廃課金」

みく「!?」

ヘレン「さぁ、皆も世界レベルの句を作りましょう」

みく「世界レベルになるほど俳句は世界で親しまれてないにゃ」

ヘレン「さぁ集めるわよ、まずは星 輝子。あなたからね」

みちる「輝子ちゃんが書いた俳句、気になりますねー」

ヘレン「ぼっちのこ きのこのこのこ ほししょうこ」

みく「俳句じゃにゃい!?」

ヘレン「常識に縛られない良い句だわ」

輝子「や、やった」

魔理沙「ルールぐらい守ろうぜ」

ヘレン「さてお次は幸子ね」

幸子「ボクですからね、良い句ですよ」

ヘレン「ボクだけを 見ててください プロデューサー なぜならボクは 一番カワイイ」

魔理沙「………短歌じゃん!?」

ヘレン「わかるわ」

みく「だから人のネタぱくんなにゃ」

ヘレン「さて最後はみくのね」

みく「みくはちゃんと書いたから別にいいけどにゃ」

ヘレン「曲げないよ みくは自分を 曲げないよ」

魔理沙「まともか?」

みく「これみくの書いた奴じゃないにゃ!!」

ヘレン「みくのは私が書き直しておいたわ」

みく「暴君にゃ!!」

ヘレン「ちなみにみくは自分を曲げないよ。良い言葉ね」

みく「そ、そうかにゃ?」

ヘレン「略してみくまげね」

みく「変な略し方すんなにゃ!!」

ヘレン「さて、これで授業はおしまいだけど、最後に何か良いことはあるかしら」

霊夢「はい」

ヘレン「霊夢、なにかしら」

霊夢「教師向いてないと思うわよ」

ヘレン「やはり世界レベルは理解されないものね」

霊夢「世界レベルとかそういう以前にあれ理解したら終わりのような気がするわ」

ヘレン「それじゃあ、また来るわ」

霊夢「みく」

みく「わかったにゃ霊夢にゃん。塩まいとくにゃ」

霊夢 みく「もうくんな!!」

『まゆまゆパルパル』

菜々「プロデューサーさん! 一緒に飲み、じゃなかった。お食事いきましょーよ!」

仁奈「一緒に新しいきぐるみを選んで欲しいんでごぜーますよ」

輝子「ま、マイフレンドが、一緒にいて、欲しい……だめ、かな」

小梅「あ、あの。ホラー映画見ませんか?」

幸子「プロデューサーさん。特別にカワイイボクの買い物につき合わせてあげますよ。嫌だなんていいませんよね!」

早苗「飲みにいくわよー」

杏「飴」

みく「にゃあぁあああああ! またPとのあにゃん魚押し付けてくるにゃあ!!

まゆ(………こんにちわ、佐久間まゆです。最近Pさんがみんなに好かれています。さすが私のPさん♪ と喜びたいのですが、Pさんがほかの人に取られてるのを見るとなんだか)

まゆ「まゆ、ぷんぷんって気持ちになっちゃいますねぇ」

まゆ「みんな好きなんですけどぉ、でもPさんに色目を使うのは、めーですよねぇ」まゆまゆ

一方 どこか遠くのパルスィさん

パル「なんだか力があふれてくる」ゴゴゴゴッ

勇儀「!?」ギョッ

アーニャ「ヤ リュブリュー ティビャ………な、なんでもないです」

文香「えぇ、綺麗な月ですね」

比奈「ちょっと、次書く漫画のストーリで、相談があるッス。この告白のシーンなんッスけど。って顔が近いッス!!」

乃々「は、働きたくないんですけど………。え、一緒にケーキ。も、もりくぼは………。やっぱりむーりぃー………」

キャシー「乙女座の私にはセンチメンタリズムな運命を感じずにはいられない! それとも光の粒子を出していないからみつけられたか…恐らくは後者だ! ってこのせりふ変じゃない?」

あやめ「忍術と空手の融合………どうでしょうか」

まゆ「うぅ………」

まゆ(まだまだPさんはモテています。まゆがいることに気づいてくれませんねぇ)まゆまゆ

一方そのころ パルスィさん

パル「この世からカップルがなくならないのなら私はカップルを破壊しつくすだけだぁ!!」バシュンッ ドーンッ

霊夢「くっ、なんて力なの」

紫「気を抜いたら危ないわね」

まゆ(もしこのままPさんが帰ってこないのなら、まゆは)

まゆ「まゆは………」

まゆ(やっぱりPさんを傷つけるなんてできませんねぇ。それなら私が………)

P「お、いたいた。まゆ」

まゆ「Pさん………」

P「ちょっとまゆに渡したいものがあって」ゴソゴソ

まゆ(渡したいもの…って、まさか合鍵?)

P「これ、まゆに似合うかなって思って買ってきたんだけど」

まゆ「リボン、ですかぁ」

P「えっと、嫌だったか?」

まゆ「そんな! 大好きですよぉ、Pさん」

P「あはは、そうか。大好きなデザインのリボンだったか。良かったよ」

まゆ「うふふ」

まゆ(今はまだ、皆と一緒でも、トップアイドルになればきっとPさんは私を見てくれる、そのときまで)

まゆ「似合いますか?」

P「あぁ、かわいいよ」

まゆ(そのときまでは、この気持ち。かくれんぼですねぇ)

まゆ「がんばりましょうね、Pさん」にこっ

P「ん? おう!」

パル「はぁーっ…フゥ…はぁーっ…!気が高まるぅ…溢れるぅ…!!」

霊夢「ば、化け物」

パル「俺が化け物…?違う、俺は悪魔だ。はっ、ははははははは!!うははははははっ!!!」デデーン

霊夢「きゃぁああああ!!」

パル「死に損ねたか。大人しく殺されていれば痛い目にあわずに済んだものを…さすが博麗の巫女と誉めてやりたいところだ、ってあれ力が………」

霊夢「幻想郷最強だなんてその気になってるあんたはお笑いだったわよ~?」

パル「ちょ、まっ」

霊夢「どこに行くつもり?」

パル「げ、幻想郷を直そうと」

霊夢「地獄でかしらぁ?」

パル「ま、まっ」

霊夢「成敗!!」

おわりです。

おそらくいつかまたこの続きを書こうと思います。

それでは、今度もよろしくお願いします。





比奈はすごいかわいいッスよ

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