コニー「俺はバカだから」 (13)

2スレ目です。
1スレ目はまだ完結してないのですが、
無性に書きたくなったので書きました。

コニーが主役です。
あまり文が上手じゃないですけど
ご了承ください

それでもいい方はどぞ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1383395900

俺はバカだ。そんなのわかってる。
でもバカはバカはバカなりのケジメがあるんだ。

サシャ「コニー、お願い事があります!」

コニー「どうしたー?」

サシャ「実はですね、エレンが誕生日を迎えるみたいです!」

コニー「それはおめでたいな」

サシャ「そこで私が料理を作ることになったんですけど…」

コニー「ついてこいってことか」

サシャ「はい!お願いします!」

そら来た。俺はなにかと人から頼まれることが多い。
みんな俺がバカだってこと知ってるから頼みやすいんだろうな。

コニー「わかったよ」

サシャ「さすがコニーです!」

もちろん、ことわらない。

コニー「俺は天才だからな!」

サシャ「じゃあ明日行くのでよろしくお願いします!」

コニー「任せとけ!」

サシャ「それでは、また明日です」

コニー「おう!」

さてと、このコニー様がエレンの誕生日にふさわしい料理の材料を買ってきてやろうかね。




サシャ「遅いです!」

コニー「悪い悪い、寝坊しちまった」

サシャ「まったく!はやく行きましょう!」

コニー「おう!」







サシャ「一通りの物は買いましたね!」

コニー「だな!俺のセンスが光ったな!」

サシャ「さすがです!」

コニー「んじゃ帰るか」

サシャ「はい!」

任務完了だな。さすがは俺だ。
あとは帰ってエレンを祝うとしよう。


コニー「それにしても人が多いな」

コニー「サシャ?」

まじかよ。あいつどこいった?迷子か?

コニー「おーいサシャー」

ったく、勝手にはぐれんなっつーの」

コニー「あ、なぁあんた。髪の毛が赤っぽくてうるさい買い物袋持った女見てねぇか?」

町人「あぁ、その人なら数人の男と一緒にどこか行っていたよ」

コニー「…は?」

おいおいマジかよ。あいつ誘拐されたのか?

町人「連れて行かれてたようにも見えたけど」

コニー「っ!どこ行ったか分かるか??」

町人「確か、むこうに行ったと思うよ」

コニー「わかった!ありがとな!」

冗談じゃねぇぞ!あいつは確かに訓練しちゃいるけど女でミカサじゃねぇ!男が数人なんて危なすぎんだろうが!





サシャ「…うぅ」

男A「なかなか可愛い顔してんじゃねぇかこいつ」

男B「まわすか?」

男C「いや、まだまだ痛めつけようぜ」

コニー「サシャー!!」

男A「誰だ?」

サシャ「コ…ニー…」

コニー「サシャ!大丈夫か!」

サシャ「…すいません」

コニー「もう安心しとけよ!この天才コニー様が来たからな!」

サシャ「は…い…」

コニー「サシャ…てめぇら許さねぇぞ!」

男A「なんだこのチビは」

男B「ぶっ殺そうぜ」

コニー「やれるもんならやってみろやぁぁぁ!」







コニー「はぁ…はぁ」

サシャ「……う…ん」

コニー「サシャ…目…覚めたか?」

サシャ「…!ここは??」

コニー「もう…大丈夫だ」

コニー「俺が…ぶっ飛ばしたからな」

サシャ「コニー、あなたボロボロじゃないですか!変わってください!私がおぶります!」

コニー「大丈夫だ…こんなもん平気だ…」

サシャ「でも!」

コニー「ほら、もう着くぞ。エレンを祝ってやろう」

サシャ「…はい」








ミカサ「遅い」

サシャ「すいません!」

エレン「そんなに怒んなくてもいいじゃねぇか」

ミカサ「だめ。せっかくのエレンの誕生日。料理を出さなきゃいけない」

エレン「俺はみんなの気持ちだけで充分だ」

アルミン「ほら、エレンもこう言ってるんだし、もういいじゃないか」

ミカサ「エレンが言うなら、仕方ない」

クリスタ「あ、サシャお帰り!」

ユミル「ずいぶん遅かったな」

ジャン「どっかで道草でも食ってたんじゃねぇの?」

マルコ「あれ?コニーは?」

ライナー「む、ほんとだな、だれかコニーのこと見てないか?」

ベルトルト「僕は見てないよ」

アニ「私もだよ」

サシャ「…コニーは私の」

コニー「よう!遅くなって悪かったな!」

エレン「コニー??お前どうしたんだその傷!」

アルミン「ひどい怪我だ…」

サシャ「……」

コニー「ああ!ちょっと外で遊んでたらよ、派手に転んじまったんだ!びっくりしたぜ!」

サシャ「っ??コニー??」

ライナー「お前どんだけ派手に転んだんだ…」

ユミル「転んだだけでそんな怪我すんのかよ」

コニー「ああ!俺は平気だからよ!エレンの誕生日会始めようぜ!」

エレン「…ああ、みんなありがとな!」





これでいい、これでいいんだ。
俺はただ笑ってるだけでいいんだ。
俺はムードメーカーなんだ。辛い顔なんてしちゃいけねぇ。
なんか恩を売るとか、貸しをつくるとか、そんなの知らねぇし、俺には関係ねぇ。
みんなが笑ってればそれでいい。
だって俺は…

バカだから。







短くてすいませんでした。

これにて終了です。
それでは

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年01月26日 (日) 19:38:01   ID: nVyQ1slx

ミカサか……

























キメェぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえええーーーーーーーーーーー

2 :  ng   2015年01月03日 (土) 23:22:22   ID: X3HgXV6e

コニィィイイイイイィイィィィアああ

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