カツオ「えぇーっ、マスオ兄さんが浮気!?」(208)

カツオ「まさか、兄さんがそんなことする訳ないよ」
ワカメ「それが本当らしいの昨日マスオ兄さん、ほっぺにキスマークつけて帰ってきたらしいの」
カツオ「そういえば昨日、帰りが遅かったね」
ワカメ「ねぇさん、朝からずっと泣いてるのよ」
カツオ「(あちゃー、にいさんやっちゃったな…)」

カツオ「で、兄さんは?」
ワカメ「とりあえず会社に行ったみたいよ、父さんも母さんももうカンカン」
カツオ「婿はつらいなぁ…」

カツオ「(僕が寝てる間にそんなことがあったなんて
昨日に限って早く寝るんじゃなかった)」

カツオ「とりあえず、学校から帰ったらマスオ兄さんの会社に電話してみよう」

中島「磯野ーおはよう」
カツオ「おはよう」
中島「どうしたんだ?元気ないじゃないか」
カツオ「いや、訳あって今朝朝食抜きだったんだ」
中島「また何かやらかしたのかぁ?」
カツオ「まぁ…やらかしたのは僕じゃないんだけどね」

こ の ス レ は 伸 び る ! ! !

中島「?」
カツオ「実はカクカクシカジカで…」
中島「えぇーっ!お兄さんが浮気!?」
カツオ「ちょっと、声が大きいよ!こんなの花沢さんに聞かれたりしたら…」

花沢「い゛ーそ゛ーの゛ーく゛ん゛!!」

サザエで何か文章を書くときは人の呼び名をしっかり把握しておきましょう

ワカメ→サザエ「お姉ちゃん」
カツオ→マスオ「マスオ兄さん(マスオを省略せず)」

>>8
なるほどな

カツオ「は、花沢さん…」
花沢「おはよう、磯野君中島君」
中島「磯野、まずいよ」
カツオ「おはよう…今の話聞いてた?」
花沢「えぇー何も聞いてないわよ?じゃ、後でね」

中島「磯野、間違いなく聞かれたよ」
カツオ「あぁ、」
中島「明日にはもう町中の噂になってるよ!」
カツオ「花沢さんだぞ、そんなわけないだろ」
中島「…そうだよな(磯野、花沢さんを信じてるんだな)」
カツオ「今日の晩には噂になってるよ」
中島「…そうだよな」

サザエSSのエロってみたことないな

>>14
俺はあるけどな

キーンコーンカーンコーン
カツオ「やっと学校が終わった早く帰ってマスオ兄さんに電話しよう」

プルルルル
アナゴ「はああああぃいいいい海山商事ですぅうううううう、あぁ、カツオ君かあああああい?
ふぅううううぐたくんにかぁわぁるぅよぉ」
マスオ「カツオくんかい?」
カツオ「マスオ兄さん、昨日は大変だったみたいだね」

>>15
まじで?サザエさんでエロやる猛者がいたのか?
もちろん見たくはないけど

マスオ「そうだったんだよ僕も酔ってて、その…」
カツオ「大体は把握したよ」
マスオ「このままじゃ僕は家に帰れないよ」
カツオ「僕に任せてよ」
マスオ「でも、サザエどころかお父さんお母さんも怒っているだろう?」
カツオ「お婿さんを徹底的にいびるようなそんなマネはさせないよ安心してよ」
マスオ「カツオ君…僕はいい弟を持ったよ」

カツオ「さて、と まずは」

タラオ「ママーなんで泣いてるですかー?」
サザエ「ごめんねタラちゃん」
タラオ「ママが悲しいと僕も悲しいですー」
カツオ「そうだよ、姉さんがしっかりしなきゃマスオ兄さんを信じてあげようよ」
サザエ「カツオ…だってマスオさんったら…」
タラオ「パパがどうかしたですかー?」

カツオ「あ、タラちゃん…ちょっとワカメと遊んでてくれるかい?」
タラオ「ママといっしょにいたいでーす」
カツオ「はは、タラちゃんは優しいなぁ…」
サザエ「もうマスオさんとは終わりよ…」
カツオ「えぇっ、姉さん、まさかマスオ兄さんと離婚するつもり?」
タラオ「りこんってなんですかー」
カツオ「タラちゃんは知らなくていいんだよ」

カツオ「(まてよ、これはチャンスかもしれない)」

カツオ「(この家の長男は僕だ、なのにマスオ兄さんは出て行くつもりはなさそうだし
このまま行ったらこの家は僕のものにならないじゃないか)」
(この騒動にまぎれて、ふぐた家を追い出せたら最高じゃないか)

カツオ「そうだね、やっぱりマスオ兄さんはひどいよ
姉さんという最高の妻がいながら、浮気なんて最低だよね」
タラオ「パパはひどいですかー?」
カツオ「そうだよタラちゃん、パパは他の女の人を好きになっちゃったんだ」
サザエ「マスオさんひどいわああああああああ」
タラオ「ママを泣かせてるのはパパですかー?」
カツオ「そうだよ」

見づらい
改行してくれ
俺は赤で!


マスオ「ふぅ、家に帰りたくない…カツオ君を信じるしかないな」


マスオ「た、ただいまー…」

サザエ「どちら様?ここはあなたの家ではなくってよ」

マスオ「サザエ…すまなかった許してくれ土下座でもなんでもするよ」

サザエ「新しい奥様のところに帰ったらどうかしら」

マスオ「そ、そんな、あれは酔っていて、そんな気はないんだよサザエ」

タラオ「パパは今日からパパじゃないですー」

マスオ「タ、タラちゃん…」

マスオ「はぁ、追い出されてしまった」

カツオ「マスオ兄さん」

マスオ「カツオ君!話が違うじゃないか」

カツオ「僕も頑張ってはみたんだけど、どうにもならなくて…」

マスオ「そうだったのか」

波平「何をやっているんだ」

マスオ「お、お父さん!お帰りなさい」

波平「マスオ君、しばらくこの家の敷居はまたがせん」

マスオ「そんな、許してください」

カツオ「マスオ兄さん、とりあえず実家に帰ったら?」

マスオ「浮気したので追い出されましたって帰るのかい?」

カツオ「……」

マスオ「とりあえず今日はホテルに泊まるよ…」

カツオ「(これは女のところに行くパターン)」

二週間後

カツオ「あれから毎日謝りに来てたけど、ついにこなくなっちゃったねマスオ兄さん」

ワカメ「友達が、この間見たって言ってたわ、派手な女の人と歩いてたって」

カツオ「会社に電話したら、つい先日辞めたって言われたんだよ
 どうやら、浮気のことがばれてクビになったらしいんだ」

カツオ(これはもう離婚するしかないな)

マスラオさんかわいそす(´;ω;`)

マスオ「サザエー、出て来い」

カツオ「噂をすればマスオ兄さんだ」

サザエ「どちらさま?」

マスオ「離婚届を持ってきた、判子を押してもらいに来ただけだ」

タラオ「パパーおさけくさいですー」

サザエ「養育費ちゃんと払ってもらいますからね」

カツオ「本当に離婚したんだね、姉さん」

サザエ「清々したわ、養育費に慰謝料ももらえるし」

カツオ「ねぇさんは働きに出ないの?これからタラちゃんを育てるにはもっとお金が要るんじゃないかな」

サザエ「そんなのマスオさんに出させるわ」

カツオ(このまま家に居つくつもりか冗談じゃないよ)

カツオ「そうだよね、姉さんはまだ若いし綺麗だし、いい男の人と再婚できるだろうしね」

サザエ「さ、再婚?」

カツオ「そうさ、そのほうがタラちゃんも喜ぶよ、お洒落して出会いを作るべきだよ」

サザエ「そうよね、まだまだこれからよね」

カツオ(うまいことどこかの男と結婚して、家を出て行ってくれないかな)

召し食ってくる

>>64
そういえばタラちゃんが普通なSSは珍しい気がする

サザエ「かあさーんこの服どうかしら?」

フネ「何だいその格好は、胸が開きすぎだし下着が見えそうなくらい短いスカートじゃないかい」

サザエ「このくらいのお洒落しないと、人生楽しくないじゃない」

フネ(最近泣いてばかりだったから、これで気が晴れるならいいのかもしれないねぇ)

タラオ「わー、ママキレイですぅー」

サザエ「ちょっと買い物に行ってきます」

>>66
あんまりいいやつでもなさそうだけどな

サザエ「さて、どこにいこうかしら、あら甚六さん」

甚六「さ、サザエさん!?どうしたんですがお洒落してお出かけですか」

サザエ「ええ、まぁ、そうだわ甚六さん今からお暇かしら?」

甚六「暇ですが」

サザエ「一緒にお買い物にいかない?」

甚六「(おっぱいをちら…)まぁ、僕でよければ」

サザエ「じゃ、いきましょー」

まさかの甚六ルートwwwwwwwwwwww

サザエ「どこに行こうかしら」

甚六「(…ちらっ)」

サザエ「うふふ、嫌だわ甚六さんさっきから胸をチラチラ見て
子持ちのおばさんのを見ても楽しくないでしょう?」

甚六「そ、そんなおばさんだなんて、サザエさんは魅力的ですよ」

サザエ「そんな言葉、もう何年も聞いたことなかったわ」

甚六「サザエさん…」

サザエ「甚六さん…」




カツオ「姉さん遅いね」

波平「遅くなるなら連絡の一本くらい入れんか」

フネ「まぁまぁいいじゃないですか、子供じゃないんですから
久しぶりに楽しそうなサザエの顔を見ましたよ」

半年後

カツオ「えぇーっ、姉さんが妊娠!?」

ワカメ「そうらしいの、相手は甚六さんらしいのよ」

カツオ「なんだって」

カツオ(なんで浪人生になんか手を出したんだ姉さん)

ワカメ「今伊佐坂先生の家で話し合いをしてるわ」



一方マスオは

アワビ「ちょっとあんた!いつまで働かずに酒びたりしているつもりよ」

マスオ「うるさい放っておいてくれ」

アワビ「冗談じゃないわ、いい会社に勤めているあんただから好きだったのよ
無職なんかお断りだわ出て行って」

マスオ「お、おい」

タラオ「ママ達どこいったですかー」

カツオ「もう少しで帰ってくるんじゃないかなぁ」

タラオ「ママいってたですー」

カツオ「?」

タラオ「家族がふえるよ、やったねタラちゃんって」

もうなにがなにやら…

カツオ「(産むつもりなのか姉さんは
マスオ兄さんからの養育費の支払いも滞ってるみたいだし、
無職の姉さんと浪人生の甚六さんじゃ無理だよ)」

ワカメ「あっ、姉さんたち帰ってきたみたいよ」

波平「まったくお前という奴はけしからん」

サザエ「私は絶対産むわ」

波平「一晩頭を冷やせ」


カツオ「反対されたみたいだね…」

タラオ「ぼく、おにいちゃんになるですー」

翌日、姉さんは消えた甚六さんも消えた
駆け落ちしたらしい

カツオ(くそ、まさか駆け落ちなんて
出て行ったのはいいがタラちゃんを置いていくとは予想外だった)

フネ「お父さんがあんなに叱り付けるからですよ、サザエが一番つらかっただろうに」

波平「ワシはなんてことを…」

カツオ(うちもめちゃくちゃだし)

タラオ「ママもいなくなったですーママーうわーん」

――マスオのその後――

離婚後、運良く木がクッションとなり生存した彼が帰宅先の学生寮でアワビと出会い事件に巻き込まれていく(通称:外伝)ストーリーと
アワビとの邂逅直後、世界がループしていることに気付き定められた運命から離脱しイササカやサブローと関わっていく(通称:二期)ストーリーがある。
前者は2011/09/24にSS速報で、後者は2011/10/15にVIPで放送が行われた。
どちらも本家の>>1が執筆しているものではないが根強いファンは多く、
設定や展開を練り直した再構成や続編である3期、完全版である映画版などを希望する声も聞かれる。
外伝と二期では彼の能力や性格に若干の相違はみられるものの、基本的には大元となったフグタマスオと大差はない。

持ち前の実力は遺憾なく発揮され、外伝では謎の力に目覚めタマと甚六を圧倒し、二期では論証によりフネの能力を打ち破るなどの活躍をみせる。
今後の展開に多くの期待が寄せられているのは言うまでもないだろう。

さらに2011/12/30にVIPで放送されたプロローグ版では彼(彼女?)がまどか☆マギカの世界にて魔法少女であったことが判明。
能力はそのままだが性別は女性となっており、さらに名前はフグタオスマ(フグタ オスマ)、外見は藍色のショートカットで眼鏡をかけた赤目の少女となっていた。
学年は中学二年生であったがQBのデータベース上に記録があったことから彼(彼女?)も正式な契約を経て魔法少女になったものと思われる。
ふとした誤解から暁美ほむら、巴マミと敵対するもお菓子の魔女シャルロッテの孵化により戦闘は一時中断、
巴マミと共闘し彼女を窮地を救ったもののシャルロッテに頭部を食いちぎられ死亡した。
しかしながら謎の世界にて謎の人物により導かれ蘇生。行き着いた先はとあるシリーズの世界であり、同時に性別転換を果たし本編へと繋がっていく。

(外伝)
マスオ「論証開始…これよりお前の世界を否定する」

(二期)
マスオ「……?(この記憶……どこかで……)」
詠矢「……?(この記憶……どこかで……)」 - SSまとめ速報
(http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1318671210/)

(プロローグ版)
マスオ「(誰よアイツ・・・前の世界でいたかしら・・・)

カツオ「み、みんな暗いよテレビでもつけよう」

【昨夜、東京○×区にて男性の遺体が発見されました
男性は近隣でホームレス生活をしており何らかのトラブルに巻き込まれた可能性が…】

カツオ「ニュースなんかつまらないよね、他に何かないかな」

ワカメ「私がタラちゃんのママのかわりになってあげるからね」

タラオ「わーんママーパパー」

あれから5年がたった

姉さんが家を出て磯野家は落ち着く間もなかった
1年後父さんが倒れ、そのまま息を引き取った
そのわずか半年後母さんも後を追うように亡くなった

磯野家は僕とワカメとタラちゃんのみになった

こんなことになったのはうちの馬鹿息子のせいだ、
と伊佐坂先生が援助してくれたおかげで生活は何とかなった
僕は高校に通うこともできている
ワカメは学校に通いながら家のことも必死でやった
だが高校へは進学せず、働きに出るらしい


カツオ「えっ、タラちゃんを養子に?」

相変わらず話が急だな

海平「ああ、カツオワカメが育てていくのは限界だろう」

カツオ「そうですね…ワカメも働きに出ることだし」

タラオ「…カツオお兄ちゃんの言うとおりにします」

ワカメ「タラちゃんと離れたくないわ」

カツオ「ワカメ、これがタラちゃんにとって幸せなんだよ」



別れの日

カツオ「タラちゃん元気でね」

タラオ「カツオお兄ちゃん、ワカメお姉ちゃん今までありがとうです」

ワカメ「タラちゃん…」

タラオ「さよならです」

カツオ「(ついに邪魔者がいなくなったこの家は僕のものだ)」





タラオ「(僕は必ず戻ってくる)」

さらに10年後


カツオ「はー今日もやっと終わったよ」

あれから僕は無事高校を卒業し大学にも入った
Fランだったが、今じゃノリスケおじさんがいる会社で働いている
責任を感じている伊佐坂先生が就職先まで用意してくれるんだから人生ちょろすぎる

ワカメは中学を出て働いていたが、18で結婚した
いい人そうで兄としては安心だよ

「ごめんくださーい」

カツオ「ん?お客さんか、はーい」

「久しぶりですカツオ兄ちゃん」

カツオ「タラちゃんかい?」

タラオ「そうです」

カツオ「大きくなったねタラちゃん、さぁ、あがりなよ」

タラオ「お友達をつれてきてるんですけど…」

カツオ「ああ、どうぞあがってあがって」


女の子「お邪魔します」

男の子「お邪魔します」

タケオ君とリカちゃんか

カツオ「はは、みんないなくなっちゃってこの家にはもう僕一人さ
部屋が無駄になってるよ」

タラオ「カツオ兄ちゃん、お友達の顔に見覚えはないですか」

カツオ「え?」

カツオ(そばかすの多い、変な髪形の女の子と、眼鏡をかけた気の弱そうな男の子
タラちゃんより少し年下…かな?でも誰かに似てるような…)

タラオ「部屋が余ってるなら僕たちに使わせてほしいです」

カツオ「はは、ここは下宿じゃないよ」

タラオ「そうです、ここは僕たちの家です」

カツオ「え?」

タラオ「この二人は、僕の兄弟です」

女の子「私の父の名前は甚六、母の名前はサザエ」

男の子「僕の父はマスオ、母はアワビ」

この展開は読めなかった

子供になんか名前付けてくれ

>>129
男の子→空希(ソラキ)

女の子→希空(ミソラ)

男はマグロで女はナマコでええやん

>>133
これにするわ

>>132
なにマジにつけちゃってんのwww

>>135
元ネタ知らんのか?

ナマコ「父は私が物心付く前に自殺
母は女手一つで育ててくれましたが、病死しました」

マグロ「父と別れた後母の妊娠が発覚したらしく、僕は施設に預けられました」

カツオ「そ、そうだったのか大変だったね」

タラオ「カツオ兄ちゃん、僕知ってます、全部カツオ兄ちゃんが仕組んでいたこと」

カツオ「何を言ってるんだタラちゃん」

タラオ「小さい頃、カツオ兄ちゃんの会話聞いてました、小さい頃は分からなかった
ですが、今なら分かります」

カツオ「な、何を誤解しているんだタラちゃん、僕は何もしちゃあいないよ」

タラオ「パパは浮気ママは駆け落ちおじいちゃんとおばあちゃんは死んでしまった」

カツオ「そうさ、それのどこが僕のせいなんだい」

タラオ「カツオ兄ちゃんがいなければ、ママはパパの事許してました」

カツオ「そんなことないって」

タラオ「全部カツオ兄ちゃんが悪いです、今頃家族みんなで仲良く暮らしていたはずなのに」

ナマコ「酷いわ兄さん、ママが離婚してなければ私産まれてないじゃない」

マグロ「本当だよ」

母ちゃん屋根から落ちたwwwwww
医者行く

J( 'ー`)し「あー、おれ落ちてるなあ…」

J( 'ー`)し「うわこれどうしょうもなくね?…」

J( 'ー`)し「…」

J( 'ー`)し「……つまんねえ人生だったなー……」

やっぱりタラさんは外道やで

おいスレ主
読み手様をいつまで待たせるつもりだ

カツオ「まぁ、積もる話もあるだろうから、みんな泊まっていきなよ…」

タラオ「言われるまでもないです、僕の家ですから」

カツオ「(面倒なことになったな、このまま居つかれたりしたら・・・)」



カツオ「もしもし、花沢さん?磯野です」

花沢「あら、磯野君どうしたの」

カツオ「いやぁ、家をね、売ろうかななんて思ってるんだよ」

花沢「えっ、売っちゃうの?」

カツオ「僕一人には広すぎる家だから」

花沢「奥さんもらって子供産んだらすぐ狭くなるわよ、私ならいつでもお嫁に行くわよ」

カツオ「そのときはマンションでも買うよ、今の土地を売ったら十分お釣りが来るだろ?」

花沢「まぁ、そうね、分かったわ気持ちが固まったらうちに来てちょうだい」

カツオ「(相変わらずだなぁ、でも顔は微妙だけど巨乳なんだよな花沢さん)」

カツオ「タラちゃんは、今何してるの?」

タラオ「東京で働いてます」

カツオ「マグロくんとナマコちゃんは?高校生かな?」

マグロ「高校なんか行くお金ないです」

ナマコ「だよね…」

カツオ「………」

母ちゃんは無事でした
ありがとう

カツオ(なんだか可哀想になってきた
いや、惑わされるな)

タラオ「とにかくこの家をいただきます」

カツオ「家がそんなにほしいのかい」

タラオ「家族と過ごしたこの家がほしいです」

カツオ(明日すぐに花沢さんのところに行こう)

無事だったのかよかったな

一月後

カツオ「ふぅ、いいマンションが買えたよありがとう花沢さん」

花沢「こちらこそいい土地が手に入ったわ」

カツオ(ふふ、タラちゃんはもう家を売ったことに気づいたかな
僕の家を売ったんだからこのお金は僕のものだよ
タラちゃんの付け入る隙はないさ)

花沢「磯野君、引越しの手伝いで疲れてわたし帰りたくないわ」

カツオ「花沢さん…(まぁ、いいか巨乳だし)」

花沢「磯野君…」

カツオ「zzzzzzzzzzz」

花沢「もう、磯野くんったら、5回も…激しいんだから」


prrrrrrrrrrrrr

花沢「もしもし、タラちゃん?大成功よありがとう」

タラオ「報酬受け取りました」

花沢「うふふ、タラちゃんが一芝居うってくれたおかげで、いい土地が手に入ったうえ
磯野君と結ばれたわ」

タラオ「では、僕はこれで、カツオ兄ちゃんとは今後一切かかわりませんので
お幸せに」

まさかタラヲが地上げ屋だったとは

花沢「何かあったら、連絡してもいいのよ」

タラオ「いえ、カツオ兄ちゃんをはめられただけでもう十分です、では」

ガチャ


花沢「ふふ、タラちゃんってば気づいてないのね
ううん、今後一切誰も気づくはずないわ」

花沢(マスオさんの浮気相手、私の知り合いだったのよ
うまく二人を会わせたのは私
マスオさんを追い出せばいずれ家主は磯野カツオになる
その家主も土地も手に入れるつもりだった
計画はもっと後に成功するはずだったのに、
磯野家は勝手に崩壊してくれるんだもの





こんなに早く、うまくいくとは思わなかったわ



END

お、おう・・・

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