P「フンフンフフーンフンフフーフレデリカー♪」
P「いやーまさか内風呂があるような宿に泊まれるなんて」
P「ちひろさん様様だ、おいしいお土産買って帰らないとな」
P「さ、腰にタオル巻いたしOK」
Pいざゆかん!」
ガララララ
まゆ「はぁい♪」
ピシャッ
P「ま、下にある大風呂でいいか」
ガララ
まゆ「でしたらまゆも」
P「ふんっ」
ピシャッ
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まゆ『Pさぁん?何で閉めるんですかぁ?』
P「あーあー聞こえない聞こえない」
ドンドンドンドン
まゆ『あなたのまゆはここですよぉ?』
P『全く誰もいないはずなのに声とラップ音が聞こえるとはな、いい宿だと思ったのに心霊現象が起こるとはホラーじゃないか」
まゆ『大丈夫ですよぉーまゆは幽霊じゃないですし一緒に触れ合えちゃいますサービスつきです♪』
P「おっとサイコホラーだったか」
まゆ『もしかしてPさんったら照れてます?うふふ、意外と純情なんですね』
P「それ以前に俺達って裸の付き合いするような関係じゃないと思うんだ」
まゆ『まゆはPさんになら心も体もさらけ出せちゃいますから』
P「…………………」
まゆ『あ、今ドキっとしました?今まで見たいにおどけて返そうとしたけど上手いこと場が思いつきませんでしたかぁ?可愛いですねPさ」
P「よし、鍵しめて下行こう」
まゆ『ああん』
まゆ「冗談ですよーまゆを置いていかないで下さいー」
P「…今日はやけにテンション高いな、そんなキャラだったかお前?」
まゆ「いいえ、いつもと同じですよぉ?Pさんの事が大っ好きな普通の女の子のまゆですからぁ」
P「…………………」
まゆ「うふ、扉の向こうでもお顔が真っ赤なのが解りますよぉ」
P「はいはいはいはい!」
まゆ「うふ、うふふふふふ♪」
P「(やっぱおかしい、まゆなのは間違いないんだが、こんなにパッションな奴じゃないはずなんだが)」
まゆ「うふ…ふふふ…早くPさんのお顔がみたいなぁ…まゆ、ずっと待ってたんですからぁ」
P「とりあえず一度出てからな、お前が着替えるの待ってるから…ん?」
まゆ「駄目、ですよぉ…まだかな、まだかな、ってずっとドキドキしながら待ってたのに、お預け何て…」
P「………ずっと?」
まゆ「はい、ず…………っと、お宿についてからすぐにスタンバイしてたのに…Pさん…中々来なくて、まゆ寂し」
ガラララッ!
P「ああ、やっぱり」
まゆ「…え、あ、きゃあ…っ!だ、駄目です不意打ち何て卑怯ですよ…!」
P「そうやって軽口聞けるくらいだから、まだ軽い奴か…気づけてよかった」
まゆ「駄目ですぅ…そんな事されたらまゆもっとドキドキして…」
P「いいから来い」
ヒョイ
まゆ「あっ…お、お姫様…抱っこ…Pさん大胆ですよぉ、幸せすぎて…まゆ、トんじゃいそ…」
クラクラ
P「ああトんじゃいそうだろうな、顔見てりゃ解る」
まゆ「…?」
P「のぼせて真っ赤な顔見てればな」
どうやらまゆは待つ間にのぼせたらしく
頭に血が昇ってハイになってみたいで
P「………………」
パタパタ
まゆ「………………」
P「………………」
パタパタ
まゆ「………………」
P「………………」
パタパタ
まゆ「………………あの」
P「のぼせた時は一気に冷やすのも体に悪い、扇いでてやるからそのまま横になってろ
まゆ「Pさんにそんな事させられないですよぉ、まゆなら平気ですから、その」
P「…今何かしようとしたらその時こそ本気で怒るからな?」
まゆ「は、はい」
P「それとゆっくりでいいからそのスポーツドリンクも飲むんだぞ」
パタパタ
まゆ「………………」
P「………………」
パタパタ
まゆ「………………」
P「………………」
パタパタ
まゆ「………………」
P「………………」
パタパタ
まゆ「あの」
P「ん?」
まゆ「さっきは…その、ごめんなさい」
P「気にしてないって」
まゆ「でもまゆ、Pさんに、あ、あんな…失礼な事」
P「いいってば、どんな人間でものぼせる事くらいある、こうして俺が介抱できるのはむしろ大事にならなくてラッキーだから」
まゆ「え?違いますよ?」
P「…ん?」
まゆ「あんな…Pさんをからかう様な事ばかり言っちゃって…あ、ああ、恥ずかしい…!女の子として駄目駄目です…」
P「(確かにハイだったとは思うけど…普段とそう変わらないような…まゆにはアレが恥ずかしいに入るのか?)」
まゆ「お顔が真っ赤、だの、可愛い、だの…まゆ、そんな小悪魔じゃないです、ちゃんとした女の子ですから」
P「えっ?」
まゆ「と、とにかく、忘れてください!あんなのまゆじゃないですからぁ…!」
P「…………………お、おう」
まゆ「…くすん」
P「…………………」
パタパタ
まゆ「………………」
P「………………」
パタパタ
まゆ「………………」
P「………………」
パタパタ
P「あー、でもさ」
まゆ「…はい?」
P「アレだってまゆといえばまゆだし、悪いもんじゃないと思うぞ?」
まゆ「だ、だから忘れてって…」
P「俺も、嫌って訳じゃ…いや、むしろアレはアレで良かったし」
まゆ「っ!?」
P「ほら、まゆは恥ずかしいって言ってたが…ああいうのも可愛いものだよ、男としてはそういう風に思う」
まゆ「……………」
P「顔真っ赤か知らんが扉向こうで俺が照れてたのは事実だしな、うん」
まゆ「……………」
P「だから、S…いや、積極的な小悪魔だって悪くは…まゆ?」
まゆ「あはぁ♪」
ニタリ
P「あっ」
おしまい
読んでくれた方ありがとうございました
おやすみなさい、まゆなら隣ですやすや…?
それとスレタイミスってました
モバP「内風呂入ろうとしたらアイドルがいた」です
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