P「起きたら隣に裸の真が居た」 (57)
P「…」
P「やったぜ」
P「思わず再び襲ってしまったが…」
P「…」
P「もどして」
P(もしこれで…妊娠なんかしてたら…)
P(…)
P「社会的には死ぬけど最高だな」
P「とりあえず起きろ、真」
真「…無理です」
P「…まぁ」
真「…身体中痛くて動けませんよ」
P「じゃあもう一回」
真「嫌です」
P「はい」
真「もー…激し過ぎますよ…」
P「す、すまん。真があまりにもかわいすぎて…」
真「…もうっ」
P「…あーなんか真見てたらムラムラしてきた」
真「…もう嫌ですよ」
P「分かってるんだがな、俺のゴールデンバナナがな…」
真「…」
真「…優しく、して下さいよ?」
P「やったぜ」
P「三回戦目だというのについつい4回も出してしまった…」
真「…本当に、妊娠しちゃいますよ?」
P「そうだったら良いのになと思う俺が居る」
真「…」
P「……真の両親に殺される気がするけど…」
真「…駆け落ちでもしますか?」
P「…」
P「アリだな」
真(半分冗談だったのに)
P「ほっかいどーはでっかいどー」
真「どうして北海道なんですか?」
P「俺の地元だから。住んでたのは稚内市というところだけど」
真「で、ここは?」
P「札幌」
真「あ、雪まつりとかで有名ですよね」
P「まぁ行ったことなんか無いんだけどな。寒いし雪嫌いだし」
真「えー?綺麗なのにどうして雪が嫌いなんですか?」
P「毎日雪かきする身にもなってみろ」
真「あっ」
P「さて、新居を探すとするか」
真「…プロデューサー、本当に駆け落ちなんかして良かったんですか?」
P「そういう真こそ」
真「ボクは…」
P「まぁ半分強引に連れてきたんですけどね」
真「もう半分は着いてきたんですけどね」
P「まぁなんとかなんだろ多分」
真(プロデューサーとしてはどうなんだろこの人…)
P「なんか聞こえた気がした」
真「みんな探してますよ、きっと」
P「ははは、捕まったら俺が死ぬだけさ」
真「…捕まらないようにしましょうね」
P「当たり前だ」
真「ところでプロデューサー、あそこに居る黒服の人って…」
P「見たことある…な」
真「…」
P「逃げよう」
真「そうですね」
P「さて。なんとかホテルまで逃げれたな」
真「…ダブルベッド」
P「結婚するんだしいいだろ。式は出来ないけど」
真「そ、そうですね!」
P「さーてと。晩飯はどうするか…」
真「あんまり外に出歩くと見つかりそうですし…」
P「うーむ。まぁホテルの食事でもいいか」
真「仕方ないですね」
何してんだ俺は
アホらし
P「中々美味かったな」
真「…で、この後って…」
P「何も言わなくても伝わるものもあるさ」
真「…///」
P「明日のこともあるし抑え気味で、な?」
真「は、はい…///」
P「…とりあえず明日は岩見沢方面の方に行ってみようか」
真「小樽方面じゃなくてですか?」
P「別にそっちでもいいんだが…なんとなくだよ」
P「…ん?待てよ、旭川方面の電車あったな」
P「そっから遠軽にでも逃げてみようか…」
真「遠軽?」
P「ああ。どうせなら遠い方に逃げた方がいいだろうしな」
真「電車は何時からなんですか?」
P「…さぁ?」
真「えぇー…」
P「まぁ調べてみたらわかるだろ…」
P「おい、真。起きろー」
真「んっ…」
P「そんな色っぽい声を出すな興奮するだろ」
真「ぷろりゅーさー…もう朝ですか…?」
P(アカン俺のゴールデンバナナがリボーンしそうだ)
P「と、とりあえず出るぞ。スーパーカムイの1号に乗るからな」
真「ふぁい…」
P「さて旭川に到着だ」
真「速いですね」
P「さて。ここからどうするか。昨日言ったように遠軽に行ってもいいが…網走でもいいんだよなぁ…」
P「…まぁ後で考えよう」
真「まずは適当に朝ごはんでも食べましょうか」
P「だな」
P(よくよく考えたら札幌からバスで紋別にでも行けば良かった気もする)
P「まぁ…いっか…」
真「?」
P「さて。網走にでも行こうか」
真「遠軽じゃないんですか?」
P「風の向くまま気の向くまま」
真「どうなんですかそれ…」
P「なんとかなるだろ多分…」
P「網走…そろそろ疲れてきたな…」
真「何処かで一泊しませんか…?」
P「…だな」
真「そういえば、網走監獄とかあるんですよね」
P「監獄…そのうち俺が入りそうだよ…」
真「その時は毎日面会に来てあげますよ」
P「ありがとう」
真「とりあえず、行ってみましょうよ!」
P「まぁ見るもんも特に思いつかないしな…」
P「さーてホテルだよ」
真「…きょ、今日も…ですか?」
P「…嫌か?なら…」
真「嫌じゃ…無いですよ…///」
P「よっしゃ」
真「ちょ、ぷろ、晩ご飯まだ…!んんー!!?」
P「さて。今度こそ遠軽に行こうか」
真「…なんか、どんどん稚内に近づいてませんか?」
P「…うん。それは思う」
P「まぁこんな事俺の親にばれたらアカンから遠軽で留まる事にしよう」
真「じゃあやっと…」
P「ああ。真と二人…いや、そのうち出来る赤ちゃんも合わせて三人かな…」
P「誰にも知られずに、静かに、幸せに暮らそうな」
真「プロデューサー…!」
P「…さて、JRに乗るぞ」
真「はい!」
真「ここが遠軽ですか…」
P「ああ。…俺たちの、新しい人生を歩む場所だ」
真「…住む場所はどうします?」
P「無難にマンションだろうな。一軒家は流石にな…」
真「そうですね。じゃあ、早速不動産屋にでも…」
P「ああ。行こうか」
…数ヶ月後
P「お腹も大きくなってきたな」
真「ボクとPさんの子供…早く生まれないかなぁ」
P「そうだな…楽しみだなぁ」
真「…ところでPさん、みんなは、どうしてるんでしょうね」
P「…上手くやってるさ、きっと…」
真「…そう、ですよね」
P「…テレビでは、みんな頑張ってるように見えるしな」
真「…最近、ボクとPさんの捜索の話題もあまり見ませんしね」
P「…その方が好都合でもあるけどな」
真「…でも、怖いんですよね。いつ、見つかってしまうのかって」
P「普段から変装を強要させるような事になってごめんな、真…」
P「俺はPヘッドを脱ぐだけでいいんだけどな…」
真「…でも」
P「?」
真「とりあえず、いつかは壊れてしまうとしても…幸せですよ?」
P「…ありがとう、真」
真「…」
P「…」
真「…プロデューサー」
P「ん?」
真「この子が生まれたら…みんなの元に帰って見ませんか?」
P「下手すりゃ殺されそうだな…」
真「大丈夫ですよ、ボクが守りますから!」
P「はは、女房に守られるというのもなんかアレだな」
真「それじゃあ、ご飯、作りますね」
P「ああ、頼んだよ」
P(…生まれたら、みんなの元に戻る、か)
P(どうなるだろうねぇ…本気で殺されそうだな…)
P(…)
P(…考えても仕方ないか)
P「どうにかなるだろ、多分な」
俺は何やってんだ本当に
もう知らね
このSSまとめへのコメント
本当に何やってんだ