モバP「泰葉からの珍しいお願い」 (19)

岡崎泰葉(16)
http://i.imgur.com/9VE7wRT.jpg


P「お、泰葉お疲れ。好調な滑り出しでばっちりだったぞ」

泰葉「はい、お疲れ様です。Pさん」

P「これから暫くツアーで頑張ってもらう事になるが」

泰葉「大丈夫です。ちゃんとお仕事はこなしますから」

P「うん、その意気や良し……と」


P「所でこのあと少し時間をとってあるんだが、いいか?」

泰葉「はい? なんでしょうか」

P「ちょっと来てもらいたい所があるんだ。あ、私服に着替えてきてからな」

泰葉「ええと……この後お仕事は特に聞いてませんが……」

P「いいからいいから、ちょっと頼むよ」

泰葉「はぁ……分かりました。着替えてきますね」

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P「お、早かったな」

泰葉「あまりお待たせするのも良くないと思いまして……」

P「そう堅苦しくしなくていいぞ、これからの予定なんだが特に仕事ってわけではないし」

泰葉「そうなんですか? これからどこへ……」


P「うん、着いてきてくれるか」


      すたすた
         すたすた……


P「と、いうことで……」


泰葉「えっと……プラネタリウム……? あっ」


P「そ、今回の仕事が決まった時に……」


~~~~~~

泰葉『あの。お仕事終わったあと、もし時間があったら……』

泰葉『…プラネタリウム、行ってみたいです。わがままでした。…お仕事、行きましょう』

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泰葉「あの時の……」

P「そうそう。泰葉が珍しくお願い事なんてしてきたからこれは是非連れていってあげねばと」

泰葉「別にお願いという程では……只の我侭でしたし、そんな」


P「いいのいいの、ツアーの好調な滑り出しって事で」

P「泰葉にちょっとしたプレゼント。といった所さ」

泰葉「ええと、その……ありがとうございます。こんな我侭聞いてもらっちゃって」

P「こっちも無理やり連れてきたようなもんだ、気にしないでゆっくり楽しんでいこう」

泰葉「……はいっ」



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  『今の季節、ペガスス座、アンドロメダ座をつないだ秋の四辺形が良く見えます』


泰葉(これはプラネタリウムだけど……輝いてる星が一杯で綺麗……)

泰葉(星の一つ一つが光り輝いて……夜空を彩る。私もああやって輝けるかな……これから)


P(……いつも根詰めてばかりだから息抜きさせないと、と思ったが気に入ってくれたかな……?)


  『その後季節は冬へ変わり秋の四辺形が西側に動き、冬の星座が現れます』
  『シリウス・ペテルギウス・プロキオンで結ぶ冬の大三角』
  『北極星の東に見える北斗七星』

泰葉「わぁ……」

P(……うん、気に入ってくれたみたいだな、目がきらきらしてて……ははっ)


P(……? 北斗七星の脇にあんな星あったっけ。視力がいいと見えるって奴か)


P「……そうだ、泰葉、泰葉」ボソボソ

泰葉「……えっあっ、は、はい?」

P「あの北斗七星の脇に輝く星見えるか?」

泰葉「うーんと……指さされた辺りに……んーっ……」


P(はは、目を凝らしてちょっとしかめっつらになってる)


P「あれは視力がいいと見える星らしいぞ、泰葉は勉強する時とかに眼鏡かけるもんな」

泰葉「むぅっ……」

泰葉「でしたら眼鏡持って来てますから……つけますっ」


     ごそごそ ごそごそ  すちゃっ


泰葉「えっと……うー……ん、見えない」

P「そっか、でも……ま、他の星も綺麗だよな」

泰葉「はい……とても綺麗……です」

P「気に入ってくれたみたいだな」

P「今度、実際の星空も見に行ってみような」

泰葉「……はいっ」


      すっ…… ぎゅっ


P(お……手を乗せてきて……)

泰葉「私もきっと、あんなお星様みたいに輝きますから……これからもずっと……宜しくお願いします」

P「ああ……こちらこそ宜しくだな」

http://i.imgur.com/0hVU1ZG.jpg


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―――


P「ふぅっ、終わってしまったか。どうだった? プラネタリウム」

泰葉「はいっ、とても綺麗で……私もあんな風に輝けたらなって……思いました」

P「おいおい、息抜きにどうかなと思って連れてきたのに仕事のやる気煽っちゃったのか……」

泰葉「大丈夫です、Pさんが居てくれればもっと頑張れますから……!」


P「燃え上がってるねぇ……でも俺が疲れちゃいそうだ」

泰葉「……もうっ、人が頑張る気になってるんですから、もっとしっかりして下さいっ」

P「えぇー、泰葉は気張りすぎなんだって、もっとだらけていいんだぞ」

泰葉「そんな杏さんみたいな……Pさんはもっと私に指導して下さっていいんですから」


P「いやー……泰葉にはあんまり指導いらないかなって」

P「努力する事にかけては多分ウチの事務所で一番だろうし」


P「俺が何か細かい事言わなくても、今までの経験を糧に頑張ってくれるって分かってるから」

泰葉「でも……それだけでトップになれる訳では……」

P「うん、そうだけどね。だけど泰葉には自分の意思で動いてもらいたいからさ」

P「あんまり指導しない方針! って感じで」


泰葉「……なんだか言いくるめられた気がします……」

泰葉「でも……私の意思を尊重、ですか……」

P「うん、どうすればいいかよりもどうしたいか」

P「やらされてる事よりもやりたい事の方が頑張れる、ってね」

P「その上でより良くするには、とかって考える時に俺が一緒に考えていければいいかなって」


P「……と、まぁ泰葉は手のかからない子でとても俺は楽できるんですよ」

泰葉「……やっぱり自分が楽したいだけじゃないですかぁっ」


P「あはははっ。……まぁそう肩肘張らずに、二人でこれからも一緒にやっていこうさ」

泰葉「…………はいっ。宜しくお願いします!」

P「って挨拶がまだ堅苦しいまんまだな……もっと『よろよろ→!』ぐらいでもいいぞ?」

泰葉「えっ? よ、よろよろ→……こうですか? ってちょっと笑わないで下さい!」


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―――

おしまい

午前二時 コンビニに 一万円札を握っていった
ベルトに結んだスマホ 血の雨が降るらしい

二分後にちひろが来た スタエナケースでしょってきた
始めようか ツアーライブ 泰葉ちゃんを求めて


最近泰葉ちゃん株が自分の中で急上昇中にこの上位……ちょっといってくる
短いけどこれで、おわり感謝

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