真「ふたりは!」美希「プリキュアなの!」(213)
真「なの!じゃない!そんな台詞無いだろ!」
美希「だって出ちゃうの」
真「せっかく僕らが新しいプリキュアの声優に抜擢されたのに、こんなんじゃ上手くいかないよ」
美希「お芝居するなら声だけより美希が出た方がいいの」
真「アニメなんだから仕方ないだろ……さぁ、もう一回練習しよう」
美希「ぶー」
真「ふたりは!」雪歩「プリキュアですぅ」
真「ふたりは!」春香「プリキュアですよ!プロデューサー!」
美希「だいたいスマッシュプリキュアなんてタイトルが気に入らないの」
美希「ゴージャスとかアイドルプリキュアのが良いの」
真「そんなの僕らが決められるわけないだろ」
亜美「プリキュア頑張るんだYO!」
真美「邪悪な気配がSU・RU・ZE!」
真「二人を見習いなよ、ノリノリじゃんか」
美希「美希も妖精が良かったの……」
真「もぉー……」
P「あんまり文句言わないでくれよ、一年通したレギュラーなんて凄い大仕事なんだからな」
真「そうだよ、プリキュアってのは女の子の憧れで」
美希「……ハニーが言うなら頑張るの」
美希「そう言えばさっきから真くんはやけに熱心なの」
真「へっ?」
P「確かに」
真「だ、だってほら!メジャーな番組だし、そりゃ張り切るよ!」
美希「ふーん」
亜美「小さい頃はプリキュア観てたね~」
真美「ちょ→懐かしい」
美希「全然知らないの」
P「あー……ファン心理を考えたら過去作観といた方が良いのかな?少なくとも去年のくらいは」
真「初代からでしょ」ボソッ
美希ちゃんきゃわわ
真とかいらねーよ
>>23
屋上
P「まぁ結構続いてるシリーズだから全部観るのはキツいけど」
P「先輩声優への無礼は無いようにな」
美希「はーいなの」
真「まさか僕がプリキュアオールスターズに入れる日がくるなんて……!」プルプル
P「亜美と真美も、妖精役の方々もベテランばっかりだからな」
真美「チョリース!」
亜美「合点承知!」
P「ほんとにわかってんのか……」
真「先輩方に迷惑かけないためにも、ちゃんと練習しようよ」
美希「はいはい、プリキュア・ゴッドハンドスマッシューなの~」
真「真面目にやれ!」
美希「だって美希もっとオシャレなドラマがいいんだもん」
真「なっ!?」
美希「学園ドラマのヒロインとか恋愛ドラマとかがいいの」
P「この仕事で評価されたら、そういうオファーも来るかもな」
美希「あふぅ」
真「……美希!」
美希「な、なんなの?」
真「今日から収録まで僕の部屋に泊まれ!」
美希「へっ、どうして?」
真「泊まり込みで練習!あと色々教えるから!」
美希「嫌なの!お家ではゆっくりしたいの!」
P「うーんでもまぁせっかく同じ事務所なんだし、利用しない手はないよな」
美希「ハニー!」
真「お許しも出たことだし、逃がさないからな」
美希「やだー!」
亜美「えー、まこちんの家行きた→い」
真美「大人の階段登りた→い」
真「二人は問題ないからいいよ」
亜美「じゃあ兄ちゃんの家行こうZE!」
真美「オッケー!」
P「お前ら遊びたいだけだろ!」
その日の晩
春香「お疲れさまでーす」
あずさ「お疲れ様でした」
雪歩「お疲れさまです、二人とも頑張って」
真「さぁ来るんだ!」
美希「嫌ー!ハニー、助けてなの!」
真「今日は寝れると思うなよ」ズルズル
美希「いーやー!」
P「仲良く練習するんだぞ~」
小鳥「プ、プロデューサーさん、良かったらこのあと飲みに」
亜美「兄ちゃん腹減った!」
P「わかったわかった」
真の家
美希「結局拉致されたの、真くんは強引なの」
真「人聞きの悪い……その辺適当に座っていいから」
美希「お邪魔しますなの」
真「さて、DVDはっと……」ゴソゴソ
ボスボス
真「!?」
美希「だだだだだだなの!!」
真「何してんだよ!?」
美希「パンチの練習してたの」
真「僕のプーさん殴るな!」
真「返せ!」バッ
美希「パンチの発声とかも練習すべきなの」
真「変なとこだけやる気だして……ごめんねプーさん、痛かった?」
美希「……」
真「な、なんだよ?」
美希「そんなの真くんのキャラに合わないの」
真「う、うるさいな!僕がぬいぐるみ持っててもいいだろ!」
美希「真くんじゃなくて、真くんが演じるキュアブレイヴのキャラに合わないって意味だったんだけど……」
真「えっ」
美希「ちゃんと自分のキャラくらい把握すべきなの」
真「紛らわしいんだよ……だったら美希だってキュアストライクっぽくない!」
美希「美希は本番に強いからいいの、収録ではきちんとやるの」
真「何だよそれ……とりあえず落ち着こう、僕らが喧嘩しても意味が無い」
美希「あっ!これ可愛い!」ゴソゴソ
真「人の部屋探るなー!」
~~~
ファミレス
P「あの二人大丈夫かなぁ」
真美「心配無用なんだよ!」
亜美「どうせドタバタやりながら楽しくやってるよーん」
P「喧嘩してなきゃいいけど」
小鳥(コブ共……)
亜美「ピヨピヨ♪チキンステーキ食べたい!」
真美「ピヨピヨ♪チキンカツでもいいよ!」
P「おー、鳥は美味いからな、俺も食おうかな」
小鳥「そ、それってつまり、小鳥さんも食べちゃうぞ的な」モジモジ
>>94
もうそんなの二作書いた
>>95
ならまこりんが幸せで終わるのでオナシャス
真「頼むから大人しくしててよ」
美希「つまんないの」
真「はぁ……台本読むなり何なりとしといて」
美希「お腹空いたの!」
真「えぇ……」
美希「おにぎり食べたい!」
真「わかったよ、腹ごしらえしてから練習しよう」
美希「わーい」
真「ご飯炊くからじっとしといてよ、テレビとかなら好きに観ていいから」
美希「いってらっしゃいなの」
真「全く……DVD観せるだけで一苦労だ」ブツブツ
美希(真くんのお部屋、思ってたより可愛いの)キョロキョロ
真「あつっ!熱い!何でおにぎり限定なんだよ」ニギニギ
真「うわっ、不細工な形……ま、いいか、味は大丈夫だよね」
真「お待たせー」
美希「プリキュア・ライジングストラーイク!なの!」ボカボカ!
ぬいぐるみ「……」
真「うわあああああ!!何やってんだ!!バカバカバカ!!」
美希「おかえりなさいなの」
真「美希はもうぬいぐるみ触るの禁止!」
美希「そんなことより真くん、ピンクの下着ばっかりだからもっと色んなの買った方がいいの」
真「人のタンス開けるなよ!ほっとけ!」
>>107
真なら黒だろjk
涼「Yes!プリキュア5!みてみてみてね!」
律「あんた本当に男なの?」
真「まったく違和感ないなあ。」
美希「涼ちゃんかわいいの~」
以下何もなかったかのように続く
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