不良「ほいそれロン、親ッパネだ」
馬鹿「うわあああああありえねぇぇぇえ!!」
眼鏡「今日の不良氏はツイてますな、二連続で跳満とか裏山」
デブ「36000点、1000点10円で36本でぶ?」
眼鏡「いやいやデブ氏、馬鹿氏が今日は点10で勝負って言っていたので3600円ですな」
デブ「うまい棒が360本も!」
不良「いやぁわりーな、それじゃあありがたく」
馬鹿「ま、待ってくれ! 3600円とか払えねぇよ!」
不良「はぁ、仕方ねぇな……」
お嬢様「貴方達」
不良「あん?」眼鏡「計測開始……85、86、馬鹿な! まだ上がるだと!?」デブ「なんでぶか?」
お嬢様「賭博なんて随分と低俗なお遊びをしていますのね」
不良「よーし、馬鹿のためにももっかい点10でやるか」眼鏡「ええ」デブ「でぶー」馬鹿「っしゃあああああ!!!」
お嬢様「私の話を聞きなさいッ!」
お嬢様「麻雀なんて、底辺の遊びをお金を賭けてやるなんてどれだけ醜いか解りませんの?」
不良「お、ドラは東か」
馬鹿「満貫! 満貫は俺の元に!」
お嬢様「そんなに醜いことでギャーギャーと喚くのは迷惑ですわ」
眼鏡「フフフ、私に向かい風が来ましたね」
不良「それはデブの鼻息だ」
デブ「フーッ、フーッ」
お嬢様「だから話を聞きなさいッ!」
不良「っせーなぁ、ギャーギャー喚いてるのはテメーだろ」
お嬢様「なんですって!」
不良「……眼鏡、このブスにルール教えてやれ」
お嬢様「ぶ……い、今なんておっしゃったかもう一度言ってくださらない!?」
眼鏡「はいはーい、オパーイ、じゃなくてお嬢様、僭越ながら私めがルールの説明をさせていただきまする」
お嬢様「うるさい! 今はこの無礼者を!」
眼鏡「麻雀で完膚無きまでに叩き潰せば、きっと彼奴もお嬢様に平伏しましょう」
お嬢様「……」
眼鏡「……それでは手短に丁寧に説明致しますね」
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