男「好きな動物は?」 女「犬かな、特に猫が好き」 (8)

男「それは猫が好きって事じゃないか」

男(女って変わってるなー)

女「男君は何が好きなの?」

男「ライオンだなー」

女「おお、やっぱり強い所が好きなんだね?」

男「俺も肉を食べるのが好きだから、親近感わいちゃって」

女「へ、へー・・・親近感わくもんかな・・・・それに肉食はライオンだけじゃないけどへー、へー」

女(男君って変わってる・・・・・)

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女「どうして男の人ってスカートの中にスパッツとか履いてたら残念がるの?」

男「いきなりなんだなんだ、俺はスパッツでもイケるぞ」

女「え」

男「え」

女「・・・・いいや、あのね」

男「はいはい」

女「普通は嫌じゃない、股間を覆う布を見られるのって」

男「言い回しがすごいな」

女「嫌だからスパッツとかショートパンツとか履くんだよ?」

男「失望した」

男「失望したぞ、女!」

女「それでね?」

男「あ、はい」

女「男君に男心というものを教えてもらおうと思いました」

男「過去形かよ」

女「もういいやと思ったの」

男「あきらめんな、俺はショートパンツでも興奮する」

女「男さんの事、勘違いしてました」

男「oh....」

男「なんで女の人は、胸の大きさを気にするんだ?」

女「ちょっと待って110番するまで待って」

男「早く済ませろよ、ったく」

女「つ、通報していいの!?」

男「愛の取り締まり、つってね」

女「胸の大きさを気にするのはね」

男「はい」

女「やっぱり男の人って大きい方が好きなのかな、って考えるからじゃない?」

男「お前も胸の事で考える事あるのか」

女「わ、私は別に・・・・き、気にしてないけど?」

男「ふーん」

女「ち、ちなみにやっぱり男君は大きいほうが好きなの?」

男「おっぱいは大きさや形じゃない」

ガシッ

女「へ・・・か、顔が近・・・・」

男「誰についてるかなんだ、誰のおっぱいかなんだ!」

モミモミ

男「女さん女さん、オレンジジュース買ってきました」

女「ご苦労様、ってこれ果汁100%じゃないじゃん!」

男「えー、もう疲れたよ」

女「オレンジジュースって言ったのに、漫画買ってきたりするからでしょ!?」

男「でもしっかり読んでんじゃん」

女「なんか面白いんだもん!」

男「少女漫画を少女が読むってね」

女「は?」

男「ごめんなさい」

女「男君がお詫びにっていうから甘えてたのにさ、私のお金どんどんなくなってくんだけど」

男「すまん、俺今日通帳持ってきたないからさ」

女「変だよ、その感性」

男「馬鹿っていう奴が馬鹿なんだよ!」

女「わぁ、本当だ」

男「女、俺は初めて恋をした」

女「え、いきなり何?」

男「この胸の高鳴り、心臓の鼓動」

男「心拍数があがっていき、胸の内側から叩かれるような振動」

男「苦しくなるぐらい速さを増して、好きな人を想うだけで激」

女「言ってる事が同じだよ」

男「はい」

女「告白するならきちんと、ね?」

男「はい」

男「すぅぅ・・・・・」

女「・・・」ドキドキ










男「はぁぁ・・・・」

女「吐くんかーい」

男「君の事が好きだ、って言おうと思う程できないね」

女「言った!?」

女「わ、私もその・・・・」

男「ライオンが好きなのか」

女「違うよ、話が戻りすぎ!」

女「だから、私も・・・そ、その」

男「分かった分かった、皆まで言うな」

男「お前もコンビニのおにぎりは持つ部分以外の海苔を食べるんだろ?」

女「違うし!どんな食べ方してるの!」








女「はぁ・・・・」

男「好きな人の落ち込んでる顔は、見たくないぜ?」

女「誰のせいよ、全然かっこよくないし」

男「不細工って言いたいんだろ?照れるなって」

女「どこに照れる要素があるわけ!?」

女「疲れた、男君がボケ倒すからボケ返してたのに」

男「えっ」

女「やっぱり私はツッコミなのかぁ」

男「突っ込むのは俺の方じゃないのか?」

女「何言ってるのよ、今までだって私がツッコミだったじゃん」

男「いいいい今まで!?え?今まで!?」

男「やべーよ、なんか色々とやべーよ」

女「どうしたの?」

男「俺の知らない間に俺の処女が失われていたって事だろ!?」

女「ぎゃぁぁ!?」








先生「こら、さっきから授業中に騒がしいぞ」

男「すみませーん」

女「気をつけまーす」

先生(授業そっちのけすぎるだろ)

終わり

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