一夏「なんで部屋に女物のパンツが」シャルル「あっ」(151)

一夏「ん?」

シャルル「っ・・・」

一夏「・・・」

シャルル「な、なんでそんなのがあるんだろうね」

一夏「・・・シャルル・・・もしかしてお前」

シャルル「っ」

一夏「このパンツ・・・パクってきたのか?」

シャルル「へっ?」

一夏「意外とやるなシャルル!見直したぜ!」

シャルル「えっ、あの・・・う、うん。そうなの。廊下に落ちてたからね」

一夏「へぇー。流石女子寮。なんでもありだな。クンクン」

シャルル「どぅあっ!?ななななにやってるの!?」

一夏「なにって、パンツがあったら匂い嗅ぐだろクンクン」

一夏「うわくっさ」

シャルル「臭くないよ!!」

一夏「いや臭いってクンクン。うわー女のパンツってこんな臭いのか・・・クンクン」

シャルル「かっ、返して!!」グイッ

一夏「うわっ、なんだよちょっとくらいいいだろ。クンクンくさっ」

シャルル「うわあああ!一夏の馬鹿!返してよ!!」グイグイ

一夏「わ、わかったよ。そんな怒ることないだろ」ポイッ

シャルル「うぅぅ・・・」

一夏「しかし誰のパンツなんだろうな」

シャルル「・・・」

一夏「学園内にこんな臭いパンツ穿いてる奴がいるなんて」

シャルル「・・・臭くないもん」ボソッ

一夏「しかし臭かった・・・」

シャルル「・・・」

一夏「なあシャルル」

シャルル「・・・」

一夏「もう一回嗅がせt」

シャルル「いやっ!!」

一夏「ちょっとだけ」

シャルル「嫌だって言ってるでしょ!!」

一夏「なんだよ・・・ケチ」

シャルル「・・・」

一夏「あんな臭いの独り占めしようなんてシャルルも案外変態だな」

シャルル「ぼっ、僕は変態じゃないし臭くないよ!」

一夏「でも臭くないって断言するってことは、しっかり嗅いだんだろ?」

シャルル「っ・・・嗅いでなんか」

一夏「仕方ない。パンツがあったら嗅ぐのは当たり前のことだ。コーラを飲んだらゲップが出るくらい当たり前だ」

シャルル「・・・ゲップなんかしないもん」

一夏「しかしあれを嗅いで臭くないと言えるとは・・・むしろいい匂いだと?」

シャルル「・・・」

一夏「中々上級者だな・・・流石フランス人」

シャルル「・・・もうっ!この話題は終わり!!次になにか言ったら怒るからね!」

一夏「なんだよ、ちょっとした猥談くらい男同士なんだから」

シャルル「・・・」ムッ

一夏「・・・わかった。この話題は終わりな」

深夜

一夏「・・・」

シャルル「・・・すぅ・・・」zzz

一夏「・・・おーいシャルル」

シャルル「・・・すぅ・・・すぅ・・・」zzz

一夏「・・・寝付いてから・・・もうノンレムってるな」ムクッ

一夏「さて・・・あの臭いパンツはどこにしまったのかなー」ゴソゴソ

一夏「臭いのになぜか嗅ぎたくなる不思議・・・」ゴソゴソ



一夏「ない・・・まさか・・・」

シャルル「んっ・・・」zzz

一夏「穿いてるのか!?」

一夏「・・・有り得る・・・シャルルほどのエキスパートなら」

シャルル「・・・すぅ・・・」zzz

一夏「あのくさパンを穿いてこんなに安らかに眠ってるのか・・・関脇級の変態だぜ」

一夏「・・・いや、まだ穿いてると決まったわけじゃない」

一夏「謂れのないことで変態呼ばわりしたらシャルルが可哀相だな」

一夏「よし。穿いてるか確かめてみよう」

一夏「・・・」ソォーッ

パサッ

シャルル「んんっ・・・」

一夏「・・・」

一夏「このハーフパンツの下だ・・・」ゴクリ

一夏「しかしなんかシャルルは女みたいな匂いするなあ。まさか女だったりして」

一夏「なーんちゃって。HAHAHA」

一夏「ハーパンを・・・よっ」グイッ

シャルル「・・・くぅ・・・」zzz

一夏「なにっ・・・また違う女物のパンツを穿いてやがる・・・」

一夏「こいつはマジな変態だ・・・同じ部屋にいるのが不安になってきたぜ」

一夏「・・・起きないうちに元に戻して、この事実は胸の奥にしまっておこう」

一夏「よっ」グイッ

シャルル「んんっ」ゴロン

ズルッ

一夏「あっやべっ・・・っ!!!???」

一夏「ふぐぉおお!!??」パシッ

シャルル「・・・んむっ・・・」zzz

一夏「たっ・・・」

一夏「たまがねえ・・・ちんも」

一夏「どういうことだ・・・どういうことだってばよ・・・」

一夏「と、とにかくパンツを元に戻してあれをあれしないと・・・」



翌朝


シャルル「・・・ふぁ・・・おはよ一夏」

一夏「おっおはっ、おはようきょうもいいあさだな」

シャルル「・・・?」



一夏(シャルルが男だったなんて・・・女なのにあえて男に変装して女子高に入ってくるとかものすごい上級者じゃないか・・・大関だろこれ・・・)

シャルル「どうしたの?」

一夏「ひっ!い、いやなんでもないです」

シャルル「変な一夏」

一夏(待てよ・・・ほんとは男なのにあれを取っちまった可能性も・・・そしたらあのパンツの臭さも納得がいく・・・横綱かよ・・・)

一夏(女の子のパンツがあんな臭いわけないもんな・・・どっちなんだ・・・女なのか元男なのか・・・)

一夏(あれが本物か工事後なのか・・・そもそも本物見たことないからわからん・・・)

シャルル「一夏?」

一夏「なんだカルーセル」

シャルル「カルーセル?」



一夏(こうなったら・・・実際に確かめるしかない!)


一夏「おーいセシリアー」

セシリア「はーい。なんですの?」

一夏「大事な話があって・・・ここじゃなんだから来てくれ」グイッ

セシリア「まあっ・・・」ドキドキ



一夏「ちょっと頼みがあってさ」

セシリア「はい・・・」ドキドキ

一夏「今穿いてるパンツかしてくれないか?すぐ返すからさ」

セシリア「はい?」

一夏「おかしなことを言ってるのはわかってる。セシリアがそんな顔をするのも仕方ない」

セシリア「・・・」ウワァ

一夏「しかし、これは必要なことなんだ。俺と、ある友人との友情を確かめる為に必要なんだ」

セシリア「・・・」

一夏「こんなふざけたことを頼めるのはセシリア。セシリアしかいないんだ」ガシッ

セシリア「で、でも・・・」

一夏「なにも言わずに貸してくれ」

セシリア「お洗濯した後では駄目なんですの?」

一夏「駄目だ」

セシリア「・・・へ、変なことに使いませんか?」

一夏「使わない」キリッ

セシリア「うぅ・・・」

一夏「セシリア・・・」キリッ

セシリア「で、では・・・用意して来ますので」

一夏「目つぶってるから」ガシッ

セシリア「そんな・・・」

一夏「・・・」キリッ

セシリア「・・・あっちを見ていて下さい」


一夏「・・・」

セシリア「・・・」ヌギヌギ

セシリア「ど、どうぞ・・・」

一夏「センキュー。さてクンクン」

セシリア「なばっ!!??なななにしてますの!?」

一夏「なにって匂いをクンクンくせっ」

セシリア「きゃああああああああああ!!!」バシバシッ!

一夏「いって!なんだよ」

セシリア「なんだよじゃありませんわ!!なにしてるんで」

一夏「クンクンくさっ」

セシリア「いやああああああああああああああああああああ!!!」バシバシバシバシッ!!

一夏「いたいいたい!くっせ!」

セシリア「信じられませんわ信じられませんわ!!!」バシバシッ!

一夏「ひぃー返す!返すから」


一夏「いてて・・・これ折れたろ・・・」


一夏「しかし、これで女のパンツは臭いことが判明した」

一夏「つまり、昨日のあのパンツを穿いていたのがシャルルなら・・・シャルルは女ということになる」

一夏「一体なんの為に男装なんて」

一夏「まさか本物の変態なのか・・・?」

一夏「・・・それとなく聞いてみよう」


一夏の部屋

一夏「なあシャルル」

シャルル「うん?」

一夏「シャルルは男と女どっちが好き?」

シャルル「うぇっ!?お、女の子に決まってるじゃない」

一夏「・・・」

一夏(女なのに女が好き・・・だから男装して学園に・・・筋金入りだこいつ)

一夏「ところで昨日の臭いパンツはどこに」

シャルル「・・・その話はもうしないでって言ったでしょ」ムッ

一夏「ああ、ごめん」

シャルル「・・・臭くなんかないんだから」

一夏「・・・」

深夜


一夏「・・・」

シャルル「・・・ぐー・・・」zzz

一夏「・・・ノンレムったな・・・」ムクッ

一夏「どうしてだろう・・・あのパンツの匂いが頭から離れない・・・」

一夏「セシリアのとは違う臭みが・・・もう一度嗅いでみたいと思わせるあの匂い・・・」

シャルル「・・・ぐー・・・」zzz

一夏「・・・・・・」

一夏「・・・・・・こうなったら直接いくしか・・・ないよな」



モソモソ

バサッ

シャルル「んっ・・・」ゴロン

一夏「・・・」


一夏「・・・」モソモソ


一夏「よし・・・そぉいっ!」マフッ

シャルル「んんっ・・・」zzz


一夏「すぅーっ・・・っ!!??」

一夏「げっほぉぇっほあっ!!!」

シャルル「んっ・・・なに・・・?」

一夏「うぇふぁっふぃふぁっ!!!」

シャルル「一夏・・・っ!?なにしてるの!?」バサッ

一夏「うぼあああっ・・・!!」ガクッ


織斑一夏

暁に眠る


終わり

クラスメイト「キャアアアアアアアアアアアアアアアア」

一夏「なにやってだ~~~~~~~~!!なにやってだ~~!」(ここで少年?の前に移動、両手でピースを作りながら)

一夏「なにやってだ~wwなにやってだあああwwwほげええええええええwwwww」

仏からの転校生の少年?、ポカーン

一夏「なーにやってんだあ!着替えの時間だぞゥ!エェ?」

少年?「○※□?☆着ちゃった」

一夏「何ィ?」

少年?「早いけど着ちゃった」

一夏「男だったら更衣室で一緒に着替えろォー!」

少年?「もう着替えたから大丈夫(ニッコリ」

一夏「着衣じゃなくて裸を見せろ!花火中止ィ~!宴会中止ィ~!(両手を振りながら)」

一夏「何で見てな、うまそうじゃないデスかぁコレェ…あスイマセンちんこコレ?ちんこ?」(ちんこ?をパクーする)

少年?「(片手を差し出し)お金」

一夏「お金ぇ?お金じゃない、それよりも尻を掘れって言ってんだよ!何で掘れないんだよアヌスぇ?」

少年?「いいじゃん、たくさん女いてる女いてる」

一夏「男いなくてもいいじゃん♪ って、ふざけるなぁ~!」

一夏「裸の付き合いの時間だああああああああwwwwww」

(ここで例の音楽スタート一夏、性別間違える)

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