アスカ「…ﾀﾀﾞｲﾏ」

シンジ「おかえりーアスカ。アスカ？」

アスカ「……」ﾌﾗﾌﾗ

シンジ「どうしたの…？ ぼーっとして」

アスカ「なんでもないから。ご飯できたら呼んで」

ばたん！

シンジ「……ヘンなの」



アスカ（キスされた……あんなやつに……）

女生徒「渚君、おはよー！

女生徒「渚くぅん」

カヲル「おはよう」

キャーキャー

トウジ「朝っぱらからうるさいのう」

ケンスケ「相変わらずすげー人気だな」

シンジ「う、うん」

ケンスケ「もうこの学校じゃ、渚に靡いてない女子はエヴァパイロットの二人くらいか」

トウジ「委員長もや」

レイ「……」

キャーキャー

アスカ「……ちっ」

カヲル（…昨日は面白かったな。ただ抱擁して、唇を軽く接触させただけなのに）

女生徒「ねぇねぇ、渚くん。放課後空いてる？」

カヲル（ささいな触れ合いだけで、リリンの女性はあんなに陶然となるのか）

女生徒「渚くん？」

カヲル「ああ、ごめん。放課後は……」

女生徒「みんなでカラオケ行くから、一緒に行こ？」

カヲル「…………そうだね。君らが良ければ同行させてもらうよ」

女生徒「ホ、ホントに！？」

女生徒「やったぁ！！」

カラオケ――

ちゅっ

女生徒「ふあぁ、あぁぁ～♥」

カヲル（……面白いな。リリンの女性の、動物としての反応か）

女生徒「ぁ……ふぁ」ﾋﾟｸﾋﾟｸ

女生徒「なぎさ……くぅ……ん、ぁぁ……」ﾋﾟｸﾋﾟｸ

女生徒「み、みんな……！ 渚くん！ ダ、ダメだよぉこんな」

カヲル「いけないことなのかい？ ただキスをするのが」

女生徒「だっだって、私達中学生だし。それにキスとかあの、彼氏とか彼女とすることだし、だから」

カヲル「じゃあ、君にはやめておこう」

女生徒「えっ」

カヲル「……」

女生徒「ゃ…………お、お願いします、私にも………」

ちゅっ

女生徒「あぁぁぁ♥」