春香「えっ美希ってマガジン派なんだ」(214)
美希「当然なの」
春香「ジャンプは?」
美希「え?」
春香「ジャンプは読まないの?」
美希「読まないの」
春香「なんで?」
美希(このモブうるさい)
美希「ミキ的にはジャンプは幼稚だって思うな」
春香「何…だと…?」
春香「ちょっと待ってて!」
美希「ミキこれから仕事なんだけど」
春香「いいから!」
30分後
春香「お待たせー!」
美希「完全に遅刻なの……」
美希「それでどうしたの?」
春香「ああそうそう!みんなを連れてきたんだ!」ガチャ
美希「ゑ?」
千早「春香、一体何の用?」
真「ボクたち春香と違って仕事あるんだけど」
春香「まあまあ^^」
春香「えっとね~さっき美希がおかしな事言ってたんだ~」
亜美「何て?」イライラ
春香「え?聞きたい?しょうがないな~wwww」
伊織(こんなだから仕事が無いのよ)
春香「ミキ的にはジャンプは幼稚だって思うな」キリッ
春香「だってwwwwwwww」
皆「………」
皆「…………えっ?」
春香「えっやだ何この空気」
春香「みんなはジャンプ派だよね!?」
雪歩「……ごめんね春香ちゃん。私サンデー派…」
春香「はぁ!?意味分かんない!あんなののどこが良いの!?」
雪歩「だ…だよねジャンプと比べて売れてないし……」
貴音「安心なさい萩原雪歩」
貴音「私もサンデー派です」
雪歩「し……四条さん……」パァッ
春香「チィッ!!」
春香「他のみんなは!?」
真「ボクはマガジン派だよ」
美希「ミキも真君と同じなの!」
真「へ…へえ……」
真(買うのやめようかな……)
春香「あんなの不良漫画ばかりじゃん…!」
春香「そっちの餓鬼2人は!?」
真美「真美達はコロコロだよ」
春香「ブフッwwwwコwwwwロwwwwコwwwwロwwww」
亜美真美「………」
春香「まあいいや。所詮は餓鬼だもんげ」
千早(コロコロ……コロコロ……)
~~~~~~~~~
弟「お姉ちゃん!これ読んで!!」
幼千早「えっと……」
幼千早「『ギエピーwwww』『これで僕もミュウスリーだッピwwww』」
弟「wwwwwwww」
幼千早「な…なんやこれ…!!」
幼千早「こんなんピッピちゃうわ…!!」
~~~~~~~~~
千早「あ……あ……」
春香「千早ちゃん?」
千早「んあー」
美希「千早さんが壊れた!」
あずさ「あらあら~大変ね~」
春香「あずささんは大人だから分かってますよね?」
あずさ「私はヤンマガ派よ~」
春香「」
双子「wwwwwwww」
春香「律子さんは……?」
律子「聞きたい?」
春香「……やめておきます」
春香「伊織は…漫画なんて読まないよね……」
伊織「えっ」
伊織「…あ……と…当然じゃない!伊織ちゃんが漫画なんて読むわけ無いじゃない!」
伊織(本当はマガジンとかサンデーとか読んでるけど……)
春香「この事務所は狂ってる……ジャンプの面白さが分からないなんて…人生の八割は損してるよ…!!」
やよい「あ…あの……」
春香「チッ…貧乏野郎が……何のようだよ」
やよい「わ…私はジャンプ読んでますよ!面白いですよね~」
春香「え…本当……?」
やよい「本当です!私いつもコンビニの中で笑いを堪えるのに必死ですよ!」
春香「コン…ビニ……?」
やよい「はい!買うお金が無いので長介と一緒に読みに行ってます!」
春香「立 ち 読 み 派 は 死 ね え ! ! !」ドン!
やよい「ぐえっ」
春香「チッ…ゲーラたったの5のゴミめ……」ペッ
※ゲーラ=芸能人のオーラ
一般人のゲーラは1
紅白歌合戦での小林幸子のゲーラが53万
伊織「ちょっと!何やってるのよ!」
真「そうだよ!765プロの仲間を……」
春香「甘えるな!!!
」
伊織&真「!!」ビクッ
春香「そんな甘い考えではこの業界では生きていけんぞ」
春香「弱者は淘汰される。それが自然の摂理だ」
真「……コイツ!!」
あずさ「待ちなさい」
律子「あずささん!」
あずさ「悔しいけれど正論よ」
伊織「……」シュン
あずさ「…けれど、それはあなたにも適用されるわ。天海春香」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
春香「なっ……!」
春香「ゲーラ10万だと…!?」
あずさ「あなたのゲーラは精々5000」
あずさ「無駄な抵抗はしない方が身の為よ?」
雪歩「凄い…圧倒的ですぅ……」
貴音「これが…竜宮小町の実力……」
亜美「まっ…ゲーラでは亜美といおりんの方が遥かに上なんだけどね→」
春香「……くっ!」ダッ
真美「あっ逃げたよ!」
律子「放っておきなさい。春香にやられるのなんて最弱のやよい位よ」
千早「………」
千早「…………はっ!」
千早「私は…一体……」
美希「千早さん!」
千早「美希……」
美希「急に倒れるからビックリしたの!」
千早「心配かけてごめんなさい」
美希「ううん。それより大変な事が起きたの!」
・・・
千早「なるほど。暴走した春香が私の可愛い高槻さんの命を奪い逃走したのね?」
美希「何かがおかしいけど大体合ってるの」
千早「所でチャンピオン派は?」
美希「居ないの」
千早「(´・ω・`)」
春香「みんな…信じてたのに…!」タッタッタッタッ
春香(きっとみんなは何者かに洗脳〈マインドコントロール〉されているんだ…!)
春香(だったら私のする事は一つ…!)
春香「みんなを助ける!」
春香(そのためには協力者が必要だね…)
春香(こういう時に一番頼りになる人は……)
テレビ局
P「……なんで誰も居ないんだ?」
春香「プロデューサーさん!」
P「うわっ!!」
P「春香!?お前に仕事を入れた覚えは……」
春香「みんなが大変なんです!」
P「何…?」
春香「だから……私と一緒に来て下さい」
P「わ…分かった!急ごう!」
春香「はい!……あ」
P「どうした?」
春香「プロデューサーさんは……ジャンプ派ですよね……?」
P「は?ありえねえよ俺はヤングガンガン派だ」
春香「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ダッ
P「はるるーーーーーーん!!」
春香が765プロから姿を消し、半年が経とうとしていた。
既にやよいも復帰し、765プロのアイドル達は次々とブレイクしていった。
春香「はぁ……」
春香(みんなのゲーラは既に私より遥かに高い……はるかだけに……)
春香(……あのやよいですら……)
コンコン
春香母「春香ー?お客さんよ」
春香「え?」
P「春香、俺だ。話をしたい」
春香「プ…プロデューサーさん……?」
・・・
春香「どうしたんですか?わざわざこんな遠くに」
P「いや…撮影で近くに来ててな…心配だったし」
春香「嘘ですね」
P「えっ?」
春香「心配だったらもっと早くに来るはずですよ」
春香「プロデューサーさん。やっぱりあなたもみんなと同じなんです」
P「なっ……!」
春香「You are crazy.」
P「………」
春香「もう帰って下sパシン
春香「え……」
P「春香……どうしてお前はそうなってしまったんだ…」
P「いつからお前は狂ってしまったんだ…!」
春香「私が…狂っている……?」
P「ああ。狂ってるのは俺達じゃない。お前の方だ!」
P「おかしいのはお前の方なんだよ!!」
P「みんなお前みたいに腐ってねえんだよ!!」
春香「う……うぁ……」
P「春香?」
春香「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
P「な…なんだよこれ……」
千早「プロデューサー!」
やよい「大丈夫ですか!?」
P「千早!やよい!」
千早「強いゲーラを感じて来てみたら……」
やよい「春香さんは…ゲーラをマイナス成長させてしまったんです……」
P「マイナス成長……?なんだよそれ……」
やよい「マイナス成長をすると普通にゲーラを高めるよりも遥かに強くなれます!」
やよい「ですが……その分心は闇に支配されてしまうんです!!」
P「なんだって!?」
千早「今の春香のゲーラは60万……」
千早「紅白歌合戦の小林幸子を超えています!!」
P「そ…そんなのどうすれば……」
やよい「逃げるしかありません!幸い今は力を使いこなせていない!」
P「し…しかし!」
千早「プロデューサー!あなたも男なら聞き分けて下さい!!」
P「…くっ……分かった」
やよい「行きましょう!」
・・・
公園
P「何とか…逃げきれたな……」
千早「…はい」
P「…!?」
P「おい…やよいがいないぞ……?」
千早「ま…まさか……私たちを逃がすために……」
P「クソッ……助けに……行かせてはくれないんだろ?」
千早「はい。私の高槻さんの犠牲を無駄にするわけには行きませんから」
P「…………畜生……」
千早(こいつ諦め早いな)
やよい「天海春香…哀れな女よ」
春香「ヴヴヴヴヴヴ……」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
やよい「お前は以前、私のゲーラがたったの5と言ったな」
やよい「しかしそれはそう見せていただけ……」
やよい「ゲーラのコントロールをしていただけの事だ!!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
春香「ヴヴヴ……」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
やよい「私の役目は貴様のような哀れな存在の救済……」
やよい「行くぞ!」
春香「ヴァイ!」
【虚閃】
・・・
やよい「終わりだ」
春香「う…う…」
やよい「此方ももう余裕は無いが丁度良い」
やよい「喰らえ!」
春香「ヴァイ!!」サッ
やよい「迅い…!?」
春香「カッカー!!!」ビュン
やよい「莫伽な……避けきれなドグシャ
P「……グハッ」
やよい「プ……プロデューサー……な…何で戻って来て……」
千早「プロデューサー!…大変!」
千早「私の可愛い高槻さん!急いで救急車を…!私の可愛い高槻さん!!」
春香「…プロ……デューサー…さん………?」
どうして…こうなっちゃったのかな……
私は……ただみんなと一緒にジャンプの話をしたかっただけなのに……
一体…フルチンのメインキャラが居る漫画の何が悪いの………?
春香は再び殻に閉じこもってしまった。
Pはかろうじて一命を取り留めたが、Pの不在が原因でアイドル達の心はすれ違い始めてしまった。
春香「私が…間違ってたのかな…」
春香「私が…わがままばっかり言うから……こんな事に…」
春香「どうすれば…いいの……?」
春香「助けて……プロデューサーさん……」
春香「あ…月曜日……ジャンプ買わなきゃ……」
春香「お母さんに頼んでもSQ買って来るし………」
・・・
春香「………はぁ」トボトボ
ド ン !
春香「きゃっ!」
???「あっ悪い!!」
???「ってお前765プロの……!」
春香「あ……ジュピターの……」
・・・
冬馬「……へぇ。たかが漫画の趣味でそんな事にねえ」
春香「なんであんな事に……」
冬馬「そりゃああれだろ」
春香「えっ?」
冬馬「お前は胸を張ってりゃ良かったんだ」
春香「胸を……張る………?」
冬馬「そうだ。例えば……」
冬馬「俺が一番好きな漫画雑誌は……」
冬馬「最強ジャンプだ」
春香「ぶふっwwww」
ご飯食べてくる
冬馬「お前、今馬鹿に莫迦にしただろ?」
春香「…い…いえ……」プルプル
冬馬「正直に言え」
春香「……少し」
冬馬「この事を話すと今のお前みたいにみんな莫迦にする」
春香「………」
冬馬「だけどな」
冬馬「俺は恥ずかしくなんて思っちゃいねえ。周りの評価なんて気にしてねえんだ」
春香「……!!」
冬馬「北斗の奴なんてちゃおを購読してるんだぜ?」
春香「ぶふっwwwwwwww」
冬馬「だから…お前は胸を張って生きろ」
冬馬「今からでも遅くねえ。罪は滅ぼせばいい」
春香「…はい!」
春香「行ってきます!!」ダッ
冬馬「………へへっ…随分柄でもねえ事言っちまったな」
冬馬「…………」
冬馬(それ以前に凄い適当な事言ってしまった)
病院
春香(…この扉を開ければプロデューサーさんがいる……)
春香(…行こう。行って謝るんだ)
ガラッ
ツルッ
春香「わたたた!!」
どんがらがっしゃーんwwwwwwww
小鳥「は…春香ちゃんがプロデューサーさんに!」
P「…!」
P(い…息が出来な………)
P「」
春香「たはは……プロデューサーさんごめんなさ………」
春香「…死んでる」
Pは死んだ。
不幸な事故だった。
自分を慕う多くのアイドル達に別れを告げる事無くこの世を去ったのだ。
天海春香は当然周囲の人間に責められた。
最早彼女の居場所は事務所にも家にも無い。
今の彼女は部屋の隅でただ口を開き、
水と埃だけを食べているだけの存在だ。
もう何でもいい。
とにかく自分をこの世界から解放して欲しい。
そんな事を考えていた。
1ヶ月が過ぎた。
天海春香は突如動き出した。
死んでいてもおかしく無い時期だが、
突然ネジを巻かれた人形のように動き出したのだ。
肩慣らしに母親を殺した。
帰ってきた父親を殺した。
昔自分の唄を誉めてくれた近所のお姉さんを殺した。
天海春香のゲーラは既に1億2000万…最早インフレというレベルではない。
高槻やよいは彼女を止められなかった。故に殺された。
如月千早も萩原雪歩も秋月律子も三浦あずさも水瀬伊織も菊地真も星ヰ美希も四条貴音も双海姉妹もみんな殺された。
2ヶ月が過ぎた。
天海春香は既にこの世に存在していない。
既にこの世界に生き物は存在していない。
あずにゃんすら絶滅しているのだ。
あるのは建物の残骸だけである。
天海春香は1ヶ月で世界を滅ぼした。
世界が無くなれば罪も消えて無くなる。
彼女は罪を滅ぼしたのだった。
目が覚めると…
そこはよく見知った天井だった。
自分の部屋の天井だ。
夢だったのだろうか。
いや夢ではない。
天海春香は鮮明に覚えている。自分が罪を滅ぼした感覚を。
そして、そのゲーラも健在だった。
天海春香という神の駒の、二周目が今始まった。
今はあの全ての始まりの三年前……
春香「三年前……ということはプロデューサーさんもみんなもいる………」
春香「…今度こそ分かり合うんだ」
春香「あれ……よく見たら……」
部屋には三年前のジャンプが並んでいた。
春香「うわぁ~懐かしい。まだジャガーも連載してる…」
一方その頃
やよい「………む…」
やよい「この気……ただ者では無いな…」
やよい「私も準備しておくとしよう」
一年が経った。天海春香は一度は読んだ筈のジャンプを再び購読している。
根っからのジャンプ派である春香は『ジャンプは最高の漫画雑誌』という錯覚を起こした。
そして、再びジャンプの面白さを他の人にも理解させる為に行動するようになった。
春香「お母さーん!」
春香母「なによ騒がしい子ね。産むんじゃ無かったわ」
春香「これ読んでみて!!」
春香母「ジャンプ?嫌よ手が黒くなってしまうもの」
春香「ジャンプならサンデーと違ってあまり汚れないよ!」
春香母「しょうがないわね…少しだけよ?」
春香(…勝った)ニヤリ
・・・
春香母「なんやこれくっそつまらん」
春香「えっ」
春香母「あんた馬鹿なんだからこんな物読んでないで勉強なさい」
春香「」
春香「………お母さん」
春香母「…何よ?」
春香「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死
ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死
ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね!!!」ザクッ
春香「月島さんに赦しを乞いながら脳漿をぶちまけて死んでしまえぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ザクザクザクザクザク
…天海春香は狂っているのだ。
母親はもう要らない。
華の女子高生天海春香は料理が得意なのだ☆
その後、めんどうなので父親も殺した。
二人の死が外に漏れないように海外旅行という事にした。
小○館を潰すことも考えたが、位置的に集○社も巻き添えを喰らうため断念した。
二年が経った。最早春香は当初の目的を忘れていた。
殺人の快感を覚えたのだ。
今の彼女の望みは一つ
自分を狂わせた高槻やよいを始めとする765プロの人間の皆殺し
遂にその日は近づいてきた。
今回春香はアイドル活動をしていない。
芸能界の人間に近寄るとゲーラの正体を見抜かれてしまう。
春香は再びあの日に行動を開始しようと考えていた。
やよい「遂に動き出すか……」
やよい「フッ…面白い」
千早「私の可愛い高槻さん?」
やよい「うっうー!なんですかー?」
千早「い…いえ……気のせいだったみたい」
やよい「うっうー(^q^) 」
やよい(奴の狙いは一体……)
たるき亭
マスター「へいらっしゃ……」
春香「動くな」E:気銃
マスター「およよ」
※気銃=ゲーラによって錬成・具現化された銃
・・・
春香「……準備完了」
マスター「あかんわ姉ちゃんゆるしてや」
春香「駄目だ」
春香「殺す」パン!
マスター「」
春香「後は……」
~~~~~~~~~
ジリリリリリリリリリリリリリリ
小鳥「あら?この番号はたるき亭の……」ガチャ
春香『唐突ですが、このビルに爆弾を仕掛けました』
小鳥「ピヨ?」
春香『死にたくなければ余計な事はしない事』
春香『爆弾は10分後に爆発します』
春香『上手く脱出出来れば見逃してあげます』ガチャ
春香「ゲーム……スタート……!」ドヤッ
春香「私は離れた所から見物してようかな(余裕)」
小鳥「あわわ」
二分経過
真「ば…爆弾!?」
小鳥「え…えぇ。後八分で爆発するわ……」
伊織「フン!そんなの嘘に決まってるじゃない」
伊織「亜美。そこのドアから出てみなさい」
亜美「アイアイサー!」ガチャ
ド
ン
!
亜美「」
真美「最近妹=爆発が定着して来た」
あずさ「あらあら~嘘じゃないみたいね~」
伊織「ま…窓は!?」
美希「開けてみるの」ガラッ
やよい「あっ莫迦っ!!!」
ド
ン
!
美希「」
あずさ「」
律子「なっ………!」
真美「あずさお姉ちゃん巻き添え喰らったんだ……」
真「どうするのさ!上手い感じに建物が崩れて出られなくなってるじゃないか!!」
貴音「困りましたね……」
千早「時間も残り五分しか無いわよ」
春香「ふふふ……みんな莫迦だなぁ……」
春香「こんな事で三人も死んじゃうなんてね………」
雪歩「うぅ……私達このまま死んじゃうんだぁ……」
律子「雪歩。弱気になっては駄目よ」
伊織「まだきっと方法はあるわ!」
雪歩「私穴掘って埋まってますぅぅぅぅ!!(棒)」
やよい(穴掘って……?)ピキーン!
やよい「そうか!分かったぞ!!」
千早「私の可愛い高槻さん?」
やよい「う…うっうー!!」
やよい(不味い……気づいたか………?)
やよい「雪歩さん!穴を掘って下さい!」
雪歩「え?」
やよい「相手はたるき亭から電話を掛けていた……」
やよい「だったらたるき亭に地雷の類の爆弾は無い筈です!」
真「た…確かに……!!」
律子「雪歩!お願い!!」
雪歩「で…でも私……」
貴音「雪歩。自信を持ちなさい」
雪歩「四条さん……」
貴音「穴を掘ることに置いてあなたの右に出る者は居ません」
貴音「あなたにしか出来ない事なのです」
貴音「あなたなら皆を守れるのです……」
雪歩「私が…みんなを守る……」
雪歩「…やってみます!」
千早「今の無駄話で残り二分よ!」
真美「ゆきぴょんファイト!!」
小鳥「………」
小鳥(みんな私の事忘れてるみたいだし空飛んで逃げるか)
神は春香に〈一周目の記録〉を与えた。
しかし、他の者には〈異能の力〉を与えていたのだ。
雪歩「えいっ!」
ド
ン
!
伊織「凄い…一発で……」
やよい「降りましょう!」
雪歩の異能はスコップによる〈突破力〉。
彼女のスコップによる一撃を耐えられる物はそうそう無い。
千早「そういえばプロデューサーと社長は!?」
真美「今日は二人で飲みに行ってるよ!」
伊織「あ……あの変態大人…」
やよい「【Bean sprouts】!」
やよいの異能は『もやし』の無限増殖。
一見弱い能力に見えるが高い応用力を持つ。
やよい「足場を作りました!」
千早「高槻さん可愛い!(行きましょう!)」
春香「……へぇ。なんとか助かったみたいだね」
携帯『うっうー!うっうー!うっうー!うっうー!』ブルブル
千早「……知らない番号だわ……!」
やよい(な……なんやあの着信音……!)
伊織「このタイミングで来たって事は犯人の可能性が高いわね……」
千早「…はい」
春香『千早ちゃん!おはようにゃんwww』
千早「あなたが私達を襲った犯人ね」イラッ
春香『せいかーいwwwwww』
千早「何が目的?そしてあなたは誰なの?」
千早「私知らない人に電話番号を教えた覚えは無いのだけれど」
春香『…本当に何も覚えて無いんだね』
春香『…千早ちゃんに覚えが無くても私にはあるんだよ』
千早「……どういう意味かしら?」
春香『気にしないで。大したことじゃないから』
春香『私の目的と正体は……う~ん……普通に答へてもつまらないから……』
春香『そうだ!ゲームをしよっか!』
千早「ゲーム……?」
春香『私が出す試練をクリア出来たら質問に答えてあげる』
千早「…当然断れないのよね?」
春香『さっすが千早ちゃん!胸に行く筈の栄養が脳に吸い取られてるんじゃない?』
千早「くっ………」
春香『ゲームにはそこにいるみんな揃って参加してね』
春香『………逃げたら問答無用でスロスからそのつもりで』
春香『じゃあ準備が出来たらまた千早ちゃんに電話するから』ガチャ
真「ゲームって………」
真美「まともな物じゃ無さそうだね……」
やよい(ある程度の覚悟はしておいた方が良いだろうな…)
貴音「では私はその時まで修行をしましょう」
雪歩「私も……みんなの足は引っ張りたくない……!」
千早「奴から連絡が来たらみんなに知らせるわ」
千早「それまで各々自由にしましょう」
真美「その前に亜美たちを弔おうよ→」
律子「………そうね…もう三人も死んでいるんだもの……」
数時間後
高木「いや~すまないね~肩を貸してもらって」フラフラ
P「いいんれすよ~社長~wwwwww」フラフラ
高木「はっはっはっ。少々飲み過ぎてしまったようだwwwwww」フラフラ
P「おっ。事務所までもう少しれすよ」フラフラ
高木「おいおい…通り過ぎてるじゃないか……」フラフラ
P「おかしいですね~」フラフラ
P「本当に……おかしいですね………」
高木「ああ。相当飲み過ぎたようだな……」
P&高木「……事務所が消えた……」
三日後
携帯「うっうー!うっうー!うっうー!うっ」ガチャ
千早「はい」
春香『私今日は挨拶したくありません』ムスッ
春香『なwwwんwwwwてwwwwwねwwwwww』
千早「」イラッ
千早「早く用件を言いなさい」
春香『気が短いね。千早ちゃんは』
春香『よく言うよね。気の短さは胸の小ささに比例するって』
千早「……言わないわよ」
春香『まあそんな小粋なはるるんジョークは置いといて……』
千早(はるるん……?ということは名前に『はる』が入っているのかしら)
春香『準備は出来たよ。一週間後の場所はーー』
一週間後
廃校5階1-A教室
千早「来たわよ〈HARURUN〉」
春香『…ちゃんとみんなで来たみたいだね…つまんないなあ』
伊織「ゲームって何をするのよ」
春香『えっとねー……この廃校の校舎から一人でも出られたらみんなの勝ちだよ』
春香『私は手下を送り込んで邪魔をする。そして全員止められたら私の勝ち』
春香『…どう?』
やよい「……面白い」
律子「やってやるわ。みんなの敵を討たなければならないもの」
雪歩「うぅ……怖いけれど頑張りますぅ……」
春香『まあ精々頑張りなよ。はいゲーム開始~』
春香『あっそうそう!学校の鍵は全部開けてあるから』
千早「行きましょう!」
真「みんな離れないように!」
貴音「……お待ち下さい」
真「えっ?」
貴音「……此処は別々に行動するべきでしょう」
真「何言ってるんだよ!1人で突破出来ない所も全員でなら……」
貴音「全滅したらどうなるのですか?」
真「で…でも……!雪歩や真美,やよいを1人で行動させる訳には……」
貴音「いい加減になさい。三人はあなたが思っている程弱くはありません」
真「……!」
貴音「それに…あなたが余計な世話を焼いていれば強くなる事もありません」
真「……余計な…世話……」
雪歩「真ちゃん。私達はもう大丈夫だよ」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
真美「この一週間頑張って来たんだよ?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
真「………分かった」
真「今までごめん」
雪歩「ううん。私の方こそ今までありがとう」
伊織「行くわよ!いつ敵が来るか分からないわ」
真(やべえ……ボク絶対あの二人にゲーラで負けてる……)ジワ
5F廊下
律子「私の能力は眼鏡のレーダー化……」
律子「今の私にはこの階の全てが見えている……!」
律子「敵は1人……〈手下〉だとすると犯人らしいのはどこにもいないわね」
律子(……!こっちに向かって来る!)
律子(私の能力は戦闘向きじゃない……此処は逃げる……!)
律子(1人なら簡単に撒ける筈……!)
~~~~~~~~~
4F廊下
真「みんな大丈夫かな……」
真「……もう誰も犠牲者は出したくない…」
~~~~~~~~~
5Fトイレ
やよい「莫伽な………」ギュルルル
やよい「今朝食べたもやしが腐ってたと言うのか……?」
ブリリリッ!
やよい「んほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!(脱糞)」
~~~~~~~~~4F廊下
雪歩「うぅ…こんなボロい所じゃ穴は掘れないよね……」
雪歩(つまり私は今回能力が使えない……)
~~~~~~~~~
律子「まさか……増殖する………なんてね……ゲフッ」
???「………」
律子(みんな……油断しては駄目よ……)バタリ
律子は死んだ
~~~~~~~~~
4F-5F階段
真美「りっちゃんのゲーラが消えた……?」
真美「………りっちゃんが速攻でやられるってやばいっしょ………」
~~~~~~~~~
音楽室
千早「…律子……敵は討つわ………」
千早「〈HARURUN〉……あなたは絶対に許さない……!」
~~~~~~~~~
3F廊下
貴音「…此処までは無事辿り着けましたね…」
貴音「1人でも到達すれば此方の勝ちになるのなら……私は危険を冒してでも進みます」
~~~~~~~~~
千早「何か武器になる物は無いかしら」
千早「こっ…これは……!」
千早「ヴァイオリン……!」
千早「一度でいいから……これで思い切り人を殴りたかった……!」
千早「どうせ廃校だし持っていくわ」
春香「う~ん……次は誰を襲わせよっかな~」
春香「よし、決めた!」
1F-2F
貴音「後少しです」
貴音「!」クンクン
貴音「らあめんの香りがします!!」ダッ
~~~~~~~~~2F廊下
真美「お腹すいたなぁ……」
真美「!」クンクン
真美「下の階から良い匂いがする……!」
真美「もしかしたら何かあるかも!」ダッ
食堂
真美「あれ?お姫ちんじゃん」
貴音「双海真美。あなたもらあめんの香りに誘われて来たのですか?」
真美「あっこれラーメンだったんだ」
真美「でも誰が作ったのかな?」
貴音「分かりません。ですが、ラーメンを作れる者に悪い者は居ません」
真美「……えぇ→」
真美「まあいいや……」
真美「いただきま…「ヴァイ!!」
真美「えっ」
真美「えっと……なにこれ……」
???「かっか!」
貴音「面妖な……」
スピーカー『あひゃひゃひゃうひゃあひゃ!!!』
貴音「こ…この声は……!」
真美「〈HARURUN〉!!」
春香『それが私の手下……』
春香『はるかさんだ!!』
真美「え……こんなちっこいのが……?」
春香『人を見掛けで判断するな!!!!』
真美「!!」ビクッ
春香『全く……私がそこにいたら真美は……ええと亜美だっけ?』
春香『まあいいかこんな事刹那で忘れた』
春香『私がそこにいたら真美はもう既に1京2858兆0519億6763万3863回は死んでたよ?』
真美「うわあ……」
春香『じゃあはるかさん。やっちゃって』
はるかさん「かっかー!」
ガブリ
真美「ぐぁぁぁぁぁぁぁ!!」
貴音「なんと……!」
あ…ぷちます知らないと分かりにくいかも……
真美「痛いよ!お姫ちんたしけて!!」
貴音「は…はい!【らあめん砲】!」
貴音の能力【らあめん砲】は体内に溜め込んでいる熱々のラーメンを敵に向かって放出する能力だ!
ちなみに苦情が来ないように【らあめん砲】で使われるラーメンは食べられないようになっているぞ!!
貴音「喰らいなさい!」ジョーーーー
はるかさん「かっ……かっかー!」バッ
真美「お姫ちん……子どもを虐待してるみたいだよ……」
貴音「謎の快感に目覚めました……」
真美「お…お姫ちんが危ない方向に……!」
貴音「双海真美。今は目の前の敵に集中なさい」
真美「えっ……」
貴音「…………」ジー
真美「…………」
貴音「……………」ジー
真美「…………ごめんなさい」
貴音「はい」
真美「それでどないすんねん」
貴音「あんさんアホやなあ。逃げるに決まってるさかい」
真美「………すんまへん」
貴音「ほな行くで」
真美「ウィ」
2F渡廊下
雪歩「さっきの放送……〈HARURUN〉だよね……」
雪歩「真美ちゃんと話しているみたいだったけど……」
雪歩「!」
雪歩「あ……あれは……!」
雪歩「四条さん!真美ちゃん!」
~~~~~~~~~
1F廊下
貴音「正面玄関は彼方ですね……!」
真美「まだはるかさんは追ってきて無いよ……!」
雪歩「四条さん!真美ちゃん!」
真美「あっ!ゆきぴょん!」
貴音「奇遇ですね」
雪歩「気をつけて下さい!此処から正面玄関が見えるんですけど……」
雪歩「玄関が何か小さい生物で埋め尽くされていますぅ!!」
貴音「埋め尽くされて……いる……?」
真美「ちょっと覗いてみる?」
貴音「そうですね」
雪歩「し…四条さん……気をつけて下さいね?」
貴音「お心遣い感謝します。では」
真美「ゆきぴょん……真美はスルーなんだ……」
雪歩「四条さんかっこいい……!」
雪歩「は…はうあ!!」
雪歩「食堂の方から何か来ますぅ!!」
・・・
貴音「なんという事でしょう……あれははるかさんの大群ではありませんか」
真美「気づかれたら終わりだね……」
貴音「…はい……しかしこれでは正面玄関からは出られません」
真美「じゃあ他の出入り口探そっか」
貴音「はい」ギュルルルル
はるかさん×500「ヴぁい?」
真美「………」
貴音「………」
真美「………」
貴音「………ゲロッパ」
真美「逃げようお姫ちん!!」ダッ
貴音「はい」ダッ
はるかさん×500「かっかー!」ダッ
真美「うわあ追って来たー!」ダダダ
貴音「らあめん食べたい」ダダダ
雪歩「四条さん!」
貴音「おや雪歩。再び奇遇ですね」
真美「お姫ちん!!のんびり話してる場合じゃ無いっしょ!」
貴音「双海真美」
真美「な…何……?」
貴音「少し黙っていなさい」ゴゴゴゴゴゴ
真美「………はい」
真美(な……何てゲーラだ……)
真美(やばいよ…もうゲーラだけで人を殺せるよ……)
真美(もうSP時代のゲーラ出してるよ……)ジョボ
貴音「それでどうしたのですか?」
雪歩「は…はい!えっと……食堂の方から沢山のはるかさんと思わしき生物が出てきたんですけど……」
はるかさん×2000「かっかー!」
雪歩「……伝える必要ありませんでしたね……」
真美「囲まれている…だと……?」
~~~~~~~~~
真「【巨人の右腕】!【悪魔の左腕】!」
ド
ン
!
はるかさん「ヴぁ……」チーン
真の能力【巨人の右腕】【悪魔の左腕】とは右腕を防御用、
左腕を攻撃用として変形させる能力だ!
はるかさん「かっかー!」
真「クソッ!何だよこいつら!キリがないぞ!!」
伊織「どきなさい真!」
伊織「【おでこサンシャイン】!」ビィーム!!
ド
ン
!
はるかさん×30「ヴぁぁぁぁぁい」チーン
伊織の能力【おでこサンシャイン】は
その広いおでこから強力なビームを放つ能力だ!
日光、もしくは灯りが無いと発動出来ないぞ!
真「伊織!今まで何処行ってたんだよ!」
伊織「ちょっと神隠しにあってたのよ」
~~~~~~~~~
トイレ
やよい「うっうー!!」ドボボ
やよい「素晴らしい…!」
やよい「久しきこの感覚……!およそ五年鰤の快便だ……!」ドボボボボ
やよい「皆には悪いが……私はこの戦いを降りる……!」ドボォ
やよい「私は…」
やよい「トイレに居座る事を強いられているんだ!(集中線)」
千早「ヒャッハー!!」ガシャーン
はるかさん「ヴぁい!」チーン
千早「ふふふ……楽しくなって来たわね……」
千早「さあ来なさいはるかさん!!」
千早「脳漿をぶちまけさせてあげるわ!」
千早(この感覚は久し振りね……)
千早(…そう、ゼノグラシア以来だわ)
千早(あの頃は好き勝手出来て本当に楽しかった……)
~~~~~~~~~
真美「どどどどどどうすんのさ!お姫ちんのせいだかんね!!」
貴音「なっ……!」
貴音「なんと……双海真美……いいえ、真美……」
真美「な…何さ……」
貴音「自分の事は置いて先に行けとは……大した奴です」
真美「言って無いよ!」
~~~~~~~~~
2F廊下
真「このままじゃこっちのゲーラが尽きてやられてしまう……!」
伊織「なら、私があんたの道を作るわ」
真「で…でもそしたら伊織が……!」
伊織「大丈夫よこんな奴ら」
伊織「あんたも私の能力見たでしょう?」
真(確かに伊織の能力は多数の敵にも対応出来る……!)
真「分かった。伊織…」
真「こいつらを足止めしてくれ」(迫真)
伊織「ふん」
伊織「別に倒してしまっても構わないんでしょう?」(余裕)
~~~~~~~~~
貴音「雪歩!急ぎましょう!」ダダダ
雪歩「は…はい!」ダダダ
雪歩「でも四条さん……なぜ上に?」
貴音「……ルールは校舎から出る事」
貴音「下から出られなければ……上から出れば良いのです」
雪歩「……!!」
雪歩「し…四条さん!流石やでえ!」
春香「…それに気がつくとはやはり天才か……」
春香「でもそろそろ暗くなってきたね……」
春香「はるかさんは夜にこそ力を発揮する!」ドン!
~~~~~~~~~
貴音「着きました!」ガチャ
雪歩「ここが屋上……ひぅ!高いですぅ……」
貴音「此処から飛び降りれば我々の勝利ですが……」
貴音「降りたら確実に死にますね」
貴音「真美を置いてくるべきではありませんでした(後悔)」
雪歩「四条さん……」
ガチャ
貴音「何奴!?」
はるかさん「かっかー!」
雪歩「はるかさん……!」
貴音「一匹だけですね……それなら……」
雪歩「待って下さい…!何か食べてますよ」
はるかさん「かっかー!」ムシャムシャ
ムクムク
はるかさん「あはははははははは」ぎゅるるるるる
雪歩「きっ……気持ち悪っーー(戦慄)」
貴音「首が360°回っています……面妖な……」
貴音「とにかく…倒さなければ……」
はるかさん「ヴぁい!」ドゴォ
貴音「くっ………!」
雪歩「あっあいつあんな力を……!?」
はるかさん「かっかー!」ドン!ドン!ドン!
貴音「ぐぁぁ!」ボロッ
雪歩「四条さん!」
貴音「雪歩……来てはいけません」
貴音「あなたはそこで見ていなさい。真のアイドルの戦いを」
雪歩「四条さん……」
雪歩(普通アイドルは戦いません……!!)
はるかさん「ヴヴヴヴヴヴヴヴヴ……」
貴音「来なさい。物の怪よ」
はるかさん「ヴぁい!!!」ブチブチッ!
貴音「ぐぁぁぁぁ!!」
貴音(う…腕が……しかし!!)
貴音「ッ!この程度!!」
貴音「私は……例え左腕だけでも諦めはしません!」ガシッ
はるかさん「かっかー!!」ジタバタ
雪歩「四条さん……」
雪歩(どんなに残酷でも……私はこの戦いを見届けなければならない……!!)
雪歩(……でも)
雪歩(四条さん。片腕しか無いアイドルなんて24時間テレビのネタにしかされませんよ)
貴音「雪歩。私は血を失い過ぎました」
貴音「このままではどの道死んでしまうでしょう」
貴音「ですから……私はこのまま飛び降ります」
雪歩「四条さん……!!待っ……」
貴音「止めないで下さい。私も無様な死様を見せる訳にはいきません」
雪歩「っ……!!」
貴音「そろそろ……はるかさんを掴んでいるのも限界です」
はるかさん「……ヴヴヴヴヴヴヴヴ」
貴音「では…お別れです」
貴音「雪歩。生きなさい」
雪歩「………はい…!!」
貴音「はるかさん!!貴方には下敷きになって貰います!!!」
はるかさん「かっかー!(拒絶)」
貴音「共に行きましょう……」ピョン
貴音(さらば……地球)ヒューー
雪歩「し…四条さぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」
雪歩(何この展開……本気で意味が分からない……)
~~~~~~~~~
千早「で…出たー!」
千早「四条さんの必殺技…」
千早「ヨ○シーにも匹敵する必殺ヒップドロップだーー!!」
千早「………」
千早「私何やってるのかしら」
やよい「四条貴音と真美のゲーラが消えた……?」フキフキ
やよい「……髪くせえ」
春香『ゲーム終了!!貴音さんの自己犠牲によりみんなの勝利です!』
伊織「………」ジー
真「………///」
伊織「………あんた…何してたの?」
真「………正面玄関で戦ってました」
伊織「……何で?」
真「………真美が倒れてたから……敵討ったろ思って………」
春香『千早ちゃん』
千早「…何の用?」
春香『随分楽しんでたね』
千早「……!」
春香『映像撮ったんだけどみんなに見せていい?』
千早「や……止めて……!」
春香『じゃあ今度お願い一つ聞いてね^^』
千早「………」
千早(何か……大切な物を失った気がするわ)
千早(そう…弟を失った時のような……)
千早(弟を……失う?)
~~~~~~~~~
?「千早ちゃんの弟の真似しまーすwwww」
P「車の真似しまーすwwww」
?「お姉ちゃーん(^q^) 」
P「キキーッ!!」
P「ッドーンwwww!!」
?「ゴディバッ!!」
?「痛いよお姉ちゃーん助けてー!!(^q^) 」
美希「ブフッwwwwなの」
千早「くっ!」
?「お姉ちゃん。どうして僕を見殺しにしたの?」
?「ねえどうして?^^教えてよ^^」
千早「や……」
~~~~~~~~~
千早「止めて!!」
千早「今のは…プロデューサーと〈HARURUN〉……?」
千早「何故〈HARURUN〉が私達と一緒に……?」
千早「まさか……」
春香『さあ、質問のコーナーだよ!』
千早「〈HARURUN〉教えて……あなたの正体を……!」
春香『えっつまんね』
千早「くっ!」
春香『まあいいか』
春香『私の名前は天海春香。ちょっぴりドジなのが玉に瑕な普通の女子高生☆』
春香『だけどある日突然不思議な能力を得てから……組織の能力者達と戦う事になったの!!』
春香『…こんな感じかな』
伊織「何故かしら凄く殴りたい」
やよい「もう一つ教えろ。お前の目的は何だ?」
春香「それはもう一つクリアしてからだよ馬鹿。あと髪きたねえな」
やよい「うっうー!(憤怒)」
千早「可愛いわ高槻さん……紙が無くて泣く泣く髪で拭いたのね……」
千早「私に言えば諭吉で優しく拭いてあげたのに……」
雪歩(残りは72,真ちゃん,やよいちゃん,伊織ちゃん,そして私)
雪歩(四条さん……私絶対に〈HARURUN〉を止めてみせます……!)
空間の捻れ
貴音「此処は……」
貴音「私は死んだ筈……」
貴音「ならば……此処は死後の世界でしょうか」
貴音「!」
貴音「何故…あの方が彼処に……!!」
春香『次のゲームは一週間後』
春香『場所は再びこの廃校だよ』
春香『精々体を鍛えるんだね!!』
春香『ぶははははははははは!!!』
千早「春香許すまじ……!!」
真「今度こそ活躍してやんよ……!!」
一週間後
春香「はじめましてみんな」
春香「私だよ(迫真)」
千早「……ええ。そうね。あなたの言葉にーーあなたの心に」
千早「ようやく会えた気がするわ(悪乗り)」
春香「じゃあ始めようか」
真「待ってました!」
春香「はーい今日のゲームは筆記テストでーす」
真「(´・ω・`)」
真(やよいは年齢的に言い訳できるだろうけど……ボクは……!)
やよい(ま…まずい……!!)
やよい(勉強はまずい……!!)
春香「えー100点満点で30点以上取れば合格でーす」
やよい「ま…待て……!!」
春香「何?早く始めたいんだけど」
やよい「その問題は……お前にも解ける問題なのか……!?」
春香「ああ大丈夫。全部私は勿論中1にも解ける問題だから」
真&やよい「!」
真(いける……!!)
やよい(頭が悪そうなあいつが解けるなら……!!)
実際、その問題は非常に簡単だった。
しかし………
春香「はーい答案を返しまーす」
春香「千早ちゃん100てーん」
春香「雪歩100てーん」
春香「伊織87てーん」
春香「真25てーん」
春香「やよい10てーん」
春香「うん。真とやよいは失格になりまーす」
春香「はい。死んで^^」
ド
ン
!
真「」
やよい「」
そう、真は脳筋
やよいは池沼だったのだ!!ドン!
春香「はーいおめでとさーん」
春香「残りの三人は私と戦う事が出来まーす」ポリポリ
春香「っと……その前に目的だっけ……」
春香「めんどくさ……」
千早「高槻さん………」ドヨーン
伊織「やよい……」
雪歩(真ちゃんェ……)
春香「って聞いてないし……」
春香「……じゃあ……いいか」
千早「高槻さん高槻さん高槻さん
高槻さん高槻さん高槻さん
高槻さん高槻さん高槻さん
高槻さん高槻さん高槻さん
高槻さん高槻さん高槻さん
高槻さん高槻さん高槻さん
高槻さん高槻さん高槻さん
高槻さん高槻さん高槻さん
高槻さん高槻さん高槻さん
高槻さん高槻さん高槻さん
高槻さん高槻さん高槻さん
高槻さん高槻さん高槻さん
高槻さん高槻さん高槻さん
高槻さん高槻さん高槻さん
高槻さん高槻さん高槻さん」ブツブツ
春香「あっちゃあ……千早ちゃん依存しやすいんだもんなあ」
春香「あっそうだ」ピキーン
春香「千早ちゃーん」
千早「高槻さん高槻さん高槻さん
高槻さん高槻さん高槻さん
高槻さん高槻さん高槻さん
高槻さん高槻さん高槻さん
高槻さん高槻さん高槻さん
高槻さん高槻さん高槻さん
高槻さん高槻さん高槻さん
高槻さん高槻さん高槻さん
高槻さん高槻さん高槻さん
高槻さん高槻さん高槻さん」ブツブツ
春香「あの事バラすよ?」
千早「始めましょうか」キリッ
雪歩(うわっこの人急に序盤みたいな顔つきになったよ……)
伊織(あの事って何かしら……)
伊織「ちょっと待ちなさい」
春香「えー……またとめるの?」
伊織「質問…まだしてないわよね?」
伊織「あの事って何よ?」
千早「みみみみ水瀬さん?なんの事かしら?」
雪歩(うわっこの人分かり易い)
春香「……面白そう」
春香「じゃあこの映像を見て貰おうか。いい感じに一時間に纏めたから」
千早「NOOOOOOOOOOOOO!!!」
一時間後
千早「んあーー(怒)」
雪歩(この人疲れてるのかな)
伊織「えっと……なんかごめんなさい……」
千早(この屈辱……!)
千早(春香に弟が死ぬシーンを再現された時以来だわ……!!)
千早「春香!あなたは絶対に許さない…!!」
雪歩(やだこの人血の涙流してる……)
春香「やる気が出た所で……誰から死ぬ?」
伊織「私がやるわ。千早にはなんか申し訳ない気持ちでいっぱいだし雪歩はなんか弱そうだし」
雪歩(うわぁこの子かませ臭いですぅ)
千早「水瀬さん……」
千早(私の秘密を知るものはみんな死んでしまえばいい……)
春香「まあ誰も私には勝てないし順番なんてどうでもいいよ」
伊織「フン!言うじゃない」
伊織「後で恥かいても知らないわよ…!【おでこサンシャイン】!!」ドーン!
>>15
>幼千早「『ギエピーwwww』『これで僕もミュウスリーだッピwwww』」
>幼千早「こんなんピッピちゃうわ…!!」
あるあるwwwwwwwwwww
春香「遅い」サッ
伊織「なっ……!!」
春香「伊織ぃ……そんな直線の攻撃が当たるわけねーだろ^^」
伊織「あ……あ……」ガクガク
春香「ばぁーか^^」
ド
ン
!
伊織「」
伊織は死んだ
春香「…他愛もない」
千早「水瀬さん……」
千早(ざまぁwwww)
雪歩(うわぁ圧倒的ゲーラやわもう勝てへん)
雪歩(穴掘って逃げよ)ザクザク
春香「さて……残りは千早ちゃんだけだね」
千早「えっ……萩原さん?」
千早「萩原さーん?萩原さん帰ったー?」
千早「まずいわ……私の秘密を知っている者を生きて帰すわけには……」
春香「千早ちゃん」
千早「なによ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
春香「安心して?雪歩はちゃんと私が殺しておくから」
千早「春香……(感激)」
千早「ありがとう……(感涙)」
もう8割位終わりました
春香「まあ千早ちゃんも死ぬんだけどね」シュッ
千早「えっ」
ドグシャ
千早「くっ……!!」
千早「……やはりあなたは強いわね……」
春香「千早ちゃんは弱いね」ドン!
千早「うわあ」
千早「誰か……助けて……」ボロッ
春香(千早ちゃんメンタルも弱いなあ)
千早「助けて……高槻さん……」
春香「死んで^^」ドン!
春香「!?」
春香「千早ちゃんが……いない……だと……?」
?「天海春香。少々調子に乗りすぎたな」
春香「なっ……」
千早「ど……どうしてあなたが……」
やよい「うっうー!!」
千早「高槻さん…!」
春香「馬鹿な……!!やよいはあの時私が爆死させた筈……!!」
やよい「爆発する瞬間……私はゲーラによる盾を作りだしたのだ……!!」
春香「そ…そんな事が可能なのか……?」
千早「凄いわ高槻さん」
春香「…ゲーラを操る技術だけは一人前のようだね」
春香「駄菓子菓子!単純なゲーラでは私が遥かに勝っている!!春香だけに!」
やよい「……やってみろ」
春香「言われなくてもそのつもりだ!!」
春香「どっせい!」ドン!
春香「ハッ……」
やよい「残像だ」
春香「今のを避けただと……?」
やよい「お前の攻撃には無駄が多い」
やよい「ゲーラというのは大きければ良いという物では無い……!!」
千早「勝てる……!!高槻さんなら春香にも……!」
やよい「もう終わりか?」
春香「ぐぬぬ……!!」
やよい「ならば此方から行くぞ!」ヒュッ
春香「き…消えた……?」
やよい「馬鹿めっ!!後ろだ!!!」
ド
ン
!
春香「ぬわーーーーー!!」
春香「こ…こなくそーーーーー!!」ジュンジュワ~
春香から放たれた苦し紛れの攻撃……
それはやよいに当たる事はなかった
しかし…思わぬ効果を発揮したのである
ザシュッ
やよい「しまった……!べろちょろが……!」
春香「は…はは……」
そう!やよいのべろちょろの紐が千切れて飛んでいったのだ!!
やよい「あれだけは……絶対に守る……!!」ダッ
べろちょろ「………」
やよい「べろちょろーー!!」サッ
やよいがべろちょろを掴み取る。
しかし……!!
やよい「奴が消えた……!!」
春香「ぶぁーか^^」
ド
ン
!
やよい「」
やよいは死んだ
春香「今度こそ千早ちゃんの番だね^^」
春香「………?」
春香「いない……」
千早「後ろよ」ガシッ
春香「なっ……」
千早「春香……私の能力をまだ見せていなかったわね」
春香「……!!」
千早「見せてあげるわ……【千早full】!!」
千早「アオイィィィィィィィィトリィィィィィィィィ!!」ボエ~
春香「ぐわぁぁぁぁぁぁぁ!!」
千早の能力
【千早full】は相手に超音波を聴かせる能力だ!
相手に近ければ近いほど高い威力を発揮するぞ!
最近では千早が音痴なだけでは?という噂があるが、
それを本人の前で言えば命を落とすぞっ!
千早「ねえ春香……私…全部思い出したわ」
春香「な……に……?」
千早「私とあなたはかつての親yザクッ
千早「ガハッ……」
千早「は…春香……?」
春香「戦いの最中にお喋りとは余裕だね」
千早「くっ………」バタリ
千早は死んだ
あれ?
春香「さて……次は雪歩を探sザクッ
春香「なっ………!」
雪歩「心の臓がお留守の様だね春香ちゃん」
春香「ゆ……雪歩……?」
春香「ば…馬鹿な……」バタリ
春香は死んだ
雪歩「穴を掘って逃げたように見せかけてずっと攻撃のチャンスを窺っていたんだよ」
雪歩「……四条さん…みんなの敵は討ちましtザクッ
雪歩「……え……?」
はるかさん「かっかー!」
雪歩「な……なんではるかさんが……」
バタリ
雪歩は死んだ
はるかさん「ヴぁい!」
はるかさん「かっkザクッ
はるかさん「ヴぁ……い……?」
はるかさんは死んだ
真「……ずっとチャンスが来るのを待っていたのさ……」
真「僕の筋肉の前に爆弾なんて通用しないよ」
真「……雪歩…かわいそうnザクッ
真「だ…誰だ……!?」
はるかさん「かっかー!」ザクッザクッザクッ
真「ま…まだ残って……」バタリ
真は死んだ
はるかさん「ヴぁい!」
はるかさん「かっkザクッ
はるかさん「ヴぁ……い……?」
はるかさん「かっかー!」
はるかさん「かっ……かー……」バタリ
はるかさんは死んだ
はるかさん「かっかー!」
??「全員死んだか……」
?「どうする…?再び巻き戻すか……?」
??「ああ。今度は始まりの日に……」
??「そして全員に一周目と二周目の記憶を与える……!」
?「ふはは……面白い」
~~~~~~~~~
貴音「此処は……私の部屋……」
貴音「……!」
貴音「私達は……るーぷしていたのですね……!」
貴音「こうしてはいられません……」
貴音「あの人の所へ行かねば……」
千早(私は失敗した……)
千早(一度じゃない……二度も春香を止めるのに失敗した……)
千早「もう……無理なのかしら……」
~~~~~~~~~
コンコン
?「何の用だ……」
貴音「話があります」
?「……入れ」
貴音「失礼します」ガチャ
貴音「……!!」
貴音「これは…空間がねじ曲がっている……?」
?「我に関する記憶は消していた筈なんだがな……」
貴音「やはり……あなたが全ての黒幕なのですね……」
貴音「神……いいえ……」
貴音「我那覇響」
響「……そうだ」
貴音「何故……このような事を……」
響「復讐だ」
貴音「復讐……?」
響「765プロのみんなは漫画雑誌の話ばかりして……」
響「自分は漫画の話なんて着いて行けないぞ!」
貴音「何故です?」
響「沖縄には……」
貴音「……?」
響「沖縄にはジャンプも!サンデーもマガジンも売って無いんだ!!」
貴音「!!」
貴音「ですが……こちらに来てからでも購読すれば良かったのでは?」
響「今から読み始めても内容が分からないぞ!」
響「だから自分決めたんだぞ!」
響「自分は漫画雑誌のせいで苦しんだ……!!」
響「だから……漫画雑誌の話ばかりしているみんなも同じように苦しませてやるって!!」ドン!
貴音「響……私とサンデーの出会いをお話しましょう」
響「……え…」
貴音「私の故郷にも漫画雑誌など売っておりませんでした……」
貴音「ですが…ある日仕事終わりにプロデューサーの奢りで皆でらあめんを食べに行きました」
響(……自分呼ばれて無いぞ……)
貴音「店の中には数冊の漫画雑誌が置いてありました」
貴音「それがサンデーです」
貴音「私はなんとなくそれを手に取りました」
貴音「サンデーは思った以上に面白く……気がつけばらあめんは伸びきっていました」
貴音「初めて読んだので当然内容はよく分かりません」
貴音「ですが……それでも面白かったのです」
貴音「翌日私は書店に行き単行本を買いあさりました」
響「……貴音…!」
響「自分……一度読んでみれば良かったぞ………」
貴音「ええ。今からでも遅くはありません」
響「……ハッ」
貴音「どうかされましたか?」
響「やっぱり無理だ……自分家族の餌代で精一杯さー……」
貴音「響…心配は無用です」
響「えっ?」
貴音「〈回し読み〉……というしすてむをご存知ですか?」
響「ううん……知らないぞ」
貴音「〈回し読み〉……それは一つの漫画雑誌を複数人で順番に読む行為……」
貴音「これならば……私達は皆共通の話題を持つことが出来ます」
響「で…でも……みんなは自分を拒むんじゃ……」
貴音「大丈夫です。皆を信じなさい」
響「……うん!」
ハム蔵「…待て」
貴音「ハム蔵が……言葉を……?」
響「少し前からハム蔵がおかしくなったんだ!」
響「時間を戻す能力もみんなの能力もハム蔵に与えられたんだ!」
ハム蔵「私の道具を何処へ連れて行くつもりだ?」
貴音「響は私達の仲間です」
貴音「あなたの好きにはさせません」
響「ハム蔵!!行かせて欲しいぞ!」
ハム蔵「ならぬ!!どうしても行きたければ……」
ケルベロス「グルルルル」
オロチ「シャーー!!」
ハム蔵「こいつらを倒して行くんだな!」
響「み……みんな……」
貴音「響……もしやあれはあなたのペットでは……?」
響「ペットやのうて家族や!!……みんなハム蔵のせいでおかしくなったんだぞ……」
貴音「面妖な……」
ハム蔵「やれ」
オロチ「シャーーボック!!」ガバッ
響「ひっ!」
???「【あずさブレード】!!」
?「助けに来たよ!」
貴音「なんと……!」
響「あずささんに……真……!」
ハム蔵「ば……莫迦な……!貴様等からは響に関する記憶を消していた筈…!」
あずさ「…愚かな淫獣ね……」
真「仲間の絆の前にそんなまやかしが通用するか!」
ハム蔵「チッ…脳筋の分際で……!」
あずさ「此処はお姉さん達に任せて行きなさい」
響「で…でも……」
真「大丈夫だよ!響の家族を殺しはしない」
真「気絶させて、すぐに二人を追うから」
貴音「…恩に着ます!事務所で会いましょう」
響「……ありがとうだぞ……!」
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