P「アイドルに告白しようと思うんです」 (245)

P「音無さん?」

小鳥「・・・いえ、なんでもありません」

P「・・・そうですか、じゃあ次に行きましょう!次は>>5で!」



残り
春香、真、あずさ
シチュ安価はエロ、重度の犯罪行為、すでに終わったアイドル以外を巻き込んだ内容禁止
同タイトルの前スレの続きなので、シチュ安価は前スレと被らないようオナシャス

はるるん

P「春香に告白します!」

小鳥「(なんだ春香ちゃんか・・・)」

P「じゃあシチュは>>13で!」

>>10

――――――――

――――

春香「プ、プロデューサーさぁ~ん・・・」

P「どうした?春香、早くしないと収録に間に合わないぞー」

春香「そ、それが便座が空かないんですよぉ~、助けて下さーい」

P「便座が空かないってなんだよ・・・(まぁ俺が接着剤でくっつけたんだけどな)」

春香「とにかく早くして下さい!」

P「はいはい、わかったよ」

~トイレ個室内~

P「全くこんなもんはな・・・」

春香「あの・・・できれば早めに・・・」モジモジ

P「んーーーーー!」バキッ

P「ほら見ろ開いたぞ」

春香「あ、ありがとうございます!」

P「はっはっは!これくらいのことならまかせろ!」


春香「・・・」

P「・・・」

春香「あ、あのプロデューサーさん?」

P「ん?」

春香「ちょっと外に出てほしいかなーって・・・」

P「あ、ああすまんすまん・・・それじゃ・・・」ガキッ

春香「えっ?」

P「おんやー、おかしいなー、ドアが開かないぞー?(棒)」

春香「え、えぇーーーー!?そんな、嘘でしょ?」ガキッガキッ


春香「ホントだ・・・」

春香「というかなんで鍵しめて入ってきたんですか!別に開けっ放しでもよかったでしょ!」

P「いやーすまんすまん(棒)トイレに入ると鍵閉めちゃう癖がついててなー(棒)あ、ほら、ここ女性が多い職場だし?」

春香「うぅー・・・でもどうするんですか・・・このままじゃ収録に行けませんよ・・・それに・・・」モジモジ

P「それに?」

春香「・・・///」カァァァ

春香「なんでもありません!」プイッ


P「とにかく今は買い物に行ってる音無さんを待つしかないなぁ・・・他のみんなはいつ帰ってくるかもわからないし」

春香「そ、そんな~・・・」

~10分後~

春香「・・・・・・ぅぅ~・・・」モジモジ

P「春香?大丈夫か?さっきから落ち着きがないけど・・・」

春香「・・・もう!トイレ行く時だったんだから落ち着かなくて当然じゃないですか!」

P「・・・あーそういうことか」ハハッ

P「なんだったら俺あっち向いてるからその間n」ゴフゥ

春香「プロデューサーさん・・・サイテーです・・・」

P「ごめんごめん・・・冗談だよ春香~」

春香「・・・」

P「春香~?」

春香「・・・」

P「もしかして怒ってる?」

春香「(ふ~んだ、ヘンなこと言うプロデューサーさんなんか無視しちゃうもんね!)」

P「春香ごめんよぉ~」

春香「(全く、最近おかしいよプロデューサーさん、この前だって伊織となんかあったみたいだし)」

P「春香ー・・・そのままでいいから聞いてくれ」

春香「(シリアでだって私のことほっといて帰っちゃうしさ!)」







P「俺、春香のこと好きなんだ」

春香「(まぁあれはあれで地元の人達と仲良くなれておもしろかったけど・・・え?)」


春香「・・・」

P「・・・」

春香「・・・プロデューサーさん?なんか聞き間違えたのでもう一度言ってもらえますか?」

P「・・・」






P「・・・春香、お前のことが好きだ・・・俺と付き合ってくれないか?」ギュッ

春香「」


春香「(えええええええええええええ!!!!!!)」

春香「(ここここれってあれだよね?告白ってやつだよね?えっ?何?プロデューサーさんが私を?えっ?告白って何?)」

春香「・・・・・・」シュー


P「春香?」

春香「えっ!あ、あの、その、えっと・・・」

P「春香は俺のこと嫌いか?」

春香「えっ!そんなキライだなんてそんな!」

春香「・・・・・・・・・・・・・・・スキデス・・・」ボソッ

P「えっ?なんだって?聞こえないぞ」

春香「~~~~~~!!!知りません!」フンッ

P「えぇ~・・・」

~さらに5分後~

春香「(うぅ~・・・勢いで怒鳴っちゃったけど私ちゃんと返事できてないよぉ~・・・)」

P「~♪」

春香「(本人はなんか鼻歌歌っちゃってるしさ・・・そんなに告白に自信あるのかなぁ・・・)」

P「(春香はネタバレしたらどんな反応するか楽しみだな~)~♪」

春香「(うん、でもそれくらいの心の強さを持たないと告白なんてうなくいかないよね!)」

春香「(プロデューサーさんが勇気出して告白してくれたんだ!私も素直にならなきゃ!)」

春香「・・・あ、あの!プロデューサーさん!」

――――――――

――――

――――――――

――――

小鳥「・・・顔に手がついてますよ」

P「・・・春香の手形ですよ」

小鳥「知ってます」

P「・・・」

小鳥「・・・はぁ~・・・で、どうなったんですか?」

P「はい・・・」

――――――――

――――

――――――――

――――

春香「えっ?嘘?」

P「うん、ごめん春香」

春香「・・・えっ、じゃあこのトイレが開かないのも・・・」

P「俺のしかけ」

春香「便座が開かなかったのは?」

P「俺が接着剤ぬりたくった・・・」

春香「・・・」

P「・・・春香?」

春香「・・・プルプル」キッ


 バッチーーーン!!!


P「ぐおおおぉぉぉぉぉ・・・・・・・・・」


春香「サイッッッッッッッッテーーーーです!プロデューサーさん!」


春香「そ、そんな女心を弄ぶようなことして何になるんですか!」

P「す、すまん・・・」

春香「謝ってすむ問題じゃありません!どうしてそれくらいわからなi・・・あっ」

P「?」


春香「あっ・・・あっ・・・」ショワー

P「」

春香「・・・・・・・・・ぅ」


P「は、はるk」
春香「うええええええええええええええん、もうやだああああああああああ」

春香「なんでこんなひどいことされなきゃいけないのよおおおおおおおおおおお」

P「は、春香・・・」

春香「うわあああああああああん、もうプロデューサーさんなんかきらいいいいいいいいいい」

P「・・・あ、あの・・・」

春香「早くここ開けて下さいよおおおおおおおおおお!早く!!!」

P「あ、ああ」ガチャ

春香「うえええええええええええん」ダッ

P「あ・・・」

――――――――

――――

P「・・・というわけでして」

小鳥「・・・それで春香ちゃんは?」

P「帰っちゃったみたいです・・・」

小鳥「・・・はぁ、まぁ仕事はどうせドッキリのための嘘だったんでしょうし、今日は1人にさせてあげt」
P「いや仕事は本当にあったんですよねぇ・・・」





小鳥「はっ?」

P「もちろん時間は予定よりも早い時間を春香に言っていました、告白のために」

P「でもまさかあんなことになるなんて、ネタばらしが終わってから行っても余裕だと思ってたんですけど・・・さすがに帰ってしまったので」

小鳥「えっえっ、じゃあ仕事はどうしたんですか?」

P「事務所には他に誰もいませんし、しかたないので俺の方から電話して行けない旨を伝えて謝っておきました」



P「アイドルがもらしてしまったので収録にはいけません・・・と」



小鳥「」フラッ

P「しかしこれもあいつらの成長のための致し方ない犠牲です」

P「ということで次は>>55に告白します!」

小鳥「うち、もう仕事こなくなるんじゃないかしら・・・」シクシク

まこ

P「真に告白します!」

小鳥「モウダメ・・・イヤデモ・・・コウスレバ・・・」ブツブツ

P「音無さん?聞いてますか?」

小鳥「はっ・・・はい・・・次は真ちゃんですね・・・かわいそうなことしないであげて下さいね」

P「はっはっは、まかせて下さい、じゃあシチュは>>65で」

小鳥「(なんの自信だ・・・)ところで後でちゃんと春香ちゃんに謝るんですからね!絶対ですよ!」

P「わかってますよ」

大地震に遭遇

――――――――

――――

真「プロデューサー!今日の打ち合わせは気合い入れていきましょうね!」

P「あぁ、そうだな!なんたってフリフリの衣装を着られるチャンスだからな」

真「くぅ~!ボクこの仕事ができるならなんだってやりますよ!」

P「はは、なんだって・・・か・・・」

P「(今回はガチテレビドッキリだ)」

P「(内容は打ち合わせ中に自信がきたらアイドルはケガをした担当プロデューサーにどういった行動を取るのかというもの)」

P「(むろん俺が告白するなんていう設定は本来ない・・・が、そんなテレビ的なことよりも大事なことがこいつらにはあるんだ!)」

真「そういえば脚大丈夫なんですか?プロデューサー」

P「あ、あぁ・・・軽く捻挫しただけだから歩くくらいなら問題ないぞ」

真「本当ですか?無理しちゃダメですよ!帰ったらちゃんと冷やして下さいね」

P「あ、ああ、ありがとう真(仮病なのに真の優しさが心に染みる・・・)」

真「もし何かあってもボクが助けてあげますからね!プロデューサー!」

――――――――

――――

~ドッキリ打ち合わせ会場~

真「・・・ということでボクなんとしても今回の仕事はこうやりたいんです!」

P「(時間的にはもうそろそろ・・・か・・・)」

真「だからぜh・・・あれ?」

 グラグラグラグラ

真「じ、地震!?」

P「そ、そうみたいだな、早く逃げないと!」

 ウワー キャー

P「(さすがテレビだけあってエキストラも多いなぁ、これはだまされるな)」

真「何してんですか!プロデューサー!早く逃げないと!」

P「すまん、でも俺は脚が・・・」

真「そ、そうか・・・クソッでも早く逃げないと・・・」

P「真、行け」

真「えっ?」

P「俺は歩いて脱出するよ、だからお前は先に行くんだ」

P「なに、心配するな真」

P「さっきから戸棚は倒れるわガラスは割れるわでやばいがそれくらi」 ガバッ
真「・・・ぐっ」

P「ま、真!?」

真「プロデューサーをおいて逃げられるわけないでしょう!」

P「何を言ってるんだ!お前はアイドルなんだぞ!プロデューサーがアイドルに迷惑をかけてどうする!」

真「そんなの関係ありません!」

P「!」

真「ボク達は同じ765プロの仲間です!アイドルもプロデューサーもありませんよ!それに・・・」

真「それにボクはさっき約束しました!プロデューサーを助けると」

    ――――――――

   「もし何かあってもボクが助けてあげますからね!プロデューサー!」

    ――――――――

P「し、しかしいくら力持ちのお前でも俺をおぶったまま走るなんて・・・」

真「ぐ・・・このくらい・・・・・・う、うわぁ!」ドターン

P「うわっ!」


P「・・・イテテ、真?大丈夫か!」

真「うぅ・・・すみません・・・」

 ロッカーバターン

真「ぎゃ!」

P「おいマジかよ・・・大丈夫か!真、出られるか?」

真「うぅ・・・ぷろでゅーさー・・・」

真「うぅ・・・」

P「待ってろ!今すぐこのロッカーをどかして・・・」

真「ダメですよプロデューサー・・・」

P「はぁ?何言ってんだまこt」
真「プロデューサー、ケガしてるじゃないですか」

P「!」

真「そんな状態でロッカー持ち上げるなんて無理です、いや、それだけならまだいい」

真「捻挫悪化して歩けなくなっちゃいますよ?そしたらもう逃げられません」

真「ボクのことはもういいですから・・・歩けるうちにはやく逃げt」
P「うおおおおおおおおおおおおお」

真「プロデューサー!何してるんですか!」

P「何って見りゃわかるだろ!ロッカー持ち上げようとしてんだよ!」

真「だから無理ですって!早く逃げて下さi」
P「お前は!」

真「・・・」ビクッ

P「助けるのにアイドルもプロデューサーもないと言ったな!だったらそれは俺も一緒だ!」

P「ハァハァ・・・それにな」

真「?」

P「俺はお前のプロデューサーを引き受けた時点でお前を助ける約束をしてるんだバカヤロウ!」

真「・・・」

P「わかったら黙って助けられろ!」




※演技です

真「う・・・うぅ・・・ヒック・・・どうして・・・」ポロポロ

P「ん?」フンヌー

真「どうしてそこまでしてくれるんですかぁ・・・ぷろでゅーさー・・・」







P「お前のことが好きだからだよ!」



真「えっ・・・」

P「好きな人を助けるのは当たり前だろ!わかったか!」

真「えっ・・・あの、それって・・・」


P「・・・!おらぁ!ロッカーどけたぞ、真!ほら、早く逃げるぞ!」

真「は、はい!」


P「くっ、脚が・・・」

真「プロデューサー、ボクがおぶってあげます」

P「し、しかし・・・」

真「大丈夫です、もう二度とあんな風に転んだりはしません」



真「ボクが大好きな人をそんな危険な目に遭わせるわけないじゃないですか」

――――――――

――――

小鳥「予想はしてましたけど」

P「ひゃい・・・」ボロッ

小鳥「今回は今までの非じゃありませんね・・・」

P「体のふひぶしが痛いれす・・・」

小鳥「はぁ・・・命があっただけ感謝した方がいいですよ・・・」

小鳥「嘘の告白されるわ、やりたかった仕事も実はドッキリのための嘘だわ、告白のせいでそのドッキリすら放送がなくなるわ・・・」

小鳥「まぁ膝をすりむいちゃったみたいですし、告白がなくても放送できたかわかりませんけど・・・」

小鳥「その程度で許されてることが不思議なくらいです、もっと反省して下さい」プイッ

P「・・・」

小鳥「じゃあ最後!もちろん>>100さんですよ!」

P「!?」

あずさにGO

小鳥「あずささんです」

P「・・・いいんですか?」

小鳥「ここまで付き合ってきましたし、最後までやり通しましょう!」

P「はい!じゃあシチュは>>110で」

>>105
+生放送

――――――――

――――

司会者「三浦あずささんです!おめでとうございます!」

 ワーパチパチ

司会者「では表彰台へどうぞ!」

あずさ「あら~私でいいのかしら~」

司会者「改めまして!おめでとうございます!」

あずさ「ありがとうございます~」

司会者「夢にまで見たトップアイドル、とお思いでしょうが、今のお気持ちはいかがですか?」

あずさ「はい、とっても嬉しいです~」

司会者「今のこのお気持ちを、誰に一番伝えたいですか?」

あずさ「ん~・・・そんな人はいませんね~」


司会者「えっ?」


あずさ「私は家族、友達、ここに来て下さってるファンのみなさん、テレビの前で応援して下さってるみなさん、こうやって表彰して下さった方々、そして・・・」


あずさ「そして・・・765プロのみんな・・・」

あずさ「その全員にこの気持ちを伝えたいんです」

あずさ「だから・・・一番の人なんていません」

小鳥「あずささん、かっこいい!」

やよい「うっうー!あずささんすごいですー!」

伊織「同じ竜宮小町の仲間としてたたえてあげるわ、あずさに負けたのなら別に・・・グスッ」

美希「はいはい、デコちゃん泣かないの、あずさかっこいいの~!」

雪歩「あずささん・・・うー、もう私泣いたりしません!私あずささんみたいになります!」

貴音「まこと・・・このような時が訪れるとは、私達は幸せ者ですね」

千早「あずささん・・・一緒に仕事できて本当に楽しかったです」

律子「私、あずささんをプロデュースできたことを誇りに思います」

亜美「まぁ亜美達じゃなかったのは残念だけどねぃ」

真美「そうだね真美、でも、あずさお姉ちゃんなら許せちゃうYO!」

響「自分、感動して涙が止まらないぞ!」ポロポロ

春香「私も後に続きますからね!絶対!」

真「ボクだってフリフリの衣装着て絶対あそこにあがるんだから!」

あずさ「(ふふっ、でもあえて一番というなら・・・)」

 ワー アズサー アズササーン


あずさ「(一番身近で支えてくれたみんなかしら)」ニコッ


司会者「これからの自分の目標について、聞かせていただけますでしょうか?」


あずさ「・・・そうですね、これは私の夢でもあるんですが・・・私の運命の人をさがしたいですn」
P「あずささーーーーーーーーーーん!!!」

あずさ「!えっ?あれ・・・プロデューサーさん!」

 コラ! ダレダ! ハイッチャイカン!

P「ええい!離せ!」ブンッ

P「ハァハァ・・・あずささん・・・」

あずさ「ど、どうしたんですか?プロデューサーさん、い、いいんですかこんなことして・・・」

P「いいんです、今じゃないと意味がないんですよ!」

P「あずささん!聞いて下さい!」手ヲギュッ

あずさ「!は、はい!」








P「私・・・Pは、あなたを愛しています」

P「あずささん、結婚して下さい」

 ザワザワ ザワザワ

あずさ「え、えぇー!ど、どうしたんですかプロデューサーさん!」

P「どうしたもこうしたもありません!これが俺の気持ちです・・・あずささんにこれを・・・」サッ

あずさ「こ・・・これは・・・」




あずさ「・・・指輪?」




P「あずささん、あなたの運命の人は見つかりましたか?」

あずささん「えっ、いや・・・その」

P「俺は見つかりました・・・それは」


P「あずささん、あなたです・・・」

あずさ「・・・・・・・・・///」



 小鳥「・・・ガクガクブルブル」

 アイドル・律子一同「(あれ・・・これってまさか・・・)」



あずさ「ふふっ」

P「・・・」

あずさ「全く、プロデューサーさんダメじゃないですかこんなタイミングで!」

あずさ「あーあ、せっかくの表彰式が台無しですよ、これじゃあもうアイドル続けられないなぁ」

P「!・・・すみません・・・」

あずさ「まあでももう関係ないからいいんですけどね♪」

P「えっ?」


あずさ「私、運命の人見つけちゃいましたから」


P「えっ・・・それって・・・」




あずさ「私も愛してますよ、プロデューサーさん♪」

ワーワー ヒューヒュー イヤッホゥゥ

司会者「な、なんと言うことでしょうか!トップアイドルの表彰式のはずが・・・私達は・・・歴史的な出来事を目撃しているのです!」


あずさ「ふふっ・・・///」

P「あずささん・・・」

あずさ「もう///何か言って下さいよプロデューサーさん!恥ずかしいじゃないですか!」

あずさ「私達はもう夫婦になるんd」
P「嘘なんです」








あずさ「はっ?」

P「この告白・・・嘘なんです・・・」



あずさ「・・・」


765一同「・・・」


司会者「・・・」


会場のファン「・・・」


テレビの前の1000万人のファン「・・・」


スタッフ「・・・」









あずさ「はっ?」

P「いやーすみません!実は数年前に始めた企画で嘘の告白をしてアイドルに成長をしてもらおう・・・って内容だったんですけど」

P「よく考えたらトップアイドルになったあずささんにやる必要はなかったですね!」

P「でも俺中途半端は嫌いな性分なんで!最後の最後までやりきって見せましたよ」

P「どうでしたか?アイドルとしてはもう一人前のあずささんですけど何か得る物はありましたか?」


あずさ「・・・」


P「あれ?さすがにちょっと企画の規模が大きすぎましたか?」


あずさ「・・・言いたいことはそれだけですか?」

P「え?・・・えぇまぁ・・・」

あずさ「・・・ふふっ♪私、この企画で得る物ありましたよ♪」

P「!ホントですか?いやあそれなら俺としてもやったかいがありましたよ!それで一体何を?」



あずさ「・・・ふふっ♪」ジャキン



P「あ、あれ?あずささんその出刃包丁は一体どこから出したのかなーって、ははっ・・・」


あずさ「ありがとうございますプロデューサーさん♪」

あずさ「トップアイドルになったと言われても実感わかなかったんです、年齢のせいもあってかずっと引っ込み思案でしたし」

あずさ「でもおかげで吹っ切れそうです♪」シャキ

P「あ・・・あ・・・」




あずさ「Go to hell」

美希「た、大変なの!あずさを止めるの!生放送であれは本当にマズイの!」

伊織「あんのクソプロデューサー!カメラ止まったら生きてこの会場から出さないわよ!」

律子「プロデューサー、私ならそんなあなたでも・・・///」

真「目を覚ますんだ律子!あれはメガネをかけた悪魔だよ!」


 ウオー ヤメルンダー アズサー アズササーン

P「!?み、みんな!助けにきてくれたのか?」

 バターン!

あずさ・P「!?」

P「な、扉が壊されて・・・」

あずさ「・・・あらあらどちら様かしらー」

 ウオオオオオオオオオオオ!!!!!

春香「あれは!」

貴音「外で生放送を見ていた三浦あずさのファンのようですね・・・面妖な」

亜美「落ち着いてる場合じゃないYO!お姫ちん!」

真美「そうだYO!あれマジでキレてるYO!」


ウオオオオオオ イタゾー アイツヲユルスナー ヤレー


P「あ、あずささんのファンの方でしたか・・・」

あずさ「あらあら~♪加勢して下さるのかしら~♪」

小鳥「と、とりあえず私達で止めるわよ!」

雪歩「うぅ~、こわいですぅ~」ブワッ

やよい「人が多すぎて無理ですよぉ~、はわっ!」

千早「!高槻さん大丈夫!?」

響「ちょっと千早、そこあけたら・・・うわあああ」



P「あっ・・・」


あずさ「うふふ♪じゃあ覚悟はいいかしら~♪」



P「(・・・そうか・・・)」


P「(みんな、今までごめん・・・またいつか来世みんなをプロデュースできたらいいな)」


P「(こんなクズプロデューサーについてきて今までありがとう)」


 完

――――――――

――――

P「うっ・・・はっ!!!」

P「ここは・・・事務所・・・?・・・どうして」

小鳥「あ・・・目が覚めましたかプロデューサーさん」

P「音無さん・・・俺は・・・どうしたんですか・・・?」

小鳥「ファンのみなさんに助けられたんですよ」

P「えっ?」

小鳥「当たり前と言えば当たり前ですけど人を刺しちゃあおしまいですからね」

小鳥「みなさんあずささんを止めるつもりだったようです」

小鳥「まぁもちろん過激な人は完全にプロデューサーさんを殴りに行ってましたけど・・・覚えてないんですか?」

P「・・・音無さん、俺間違ってました」

小鳥「・・・」

P「確かに今までもこの企画で『もしかしたらやめた方がいいんじゃないか』と思う場面はあったんです」

P「でも俺は『最終的にはアイドル達の成長に繋がる』と思ってその気持ちを無視していたんです」

P「でも、あずささんの、そしてファンのみんなの反応を見てそれが間違い・・・というかただの幻想だったことに気づきました」

P「そして俺はそれまでの全ての過ちを認めて・・・そして、覚悟しました」

P「響の時の約束を守れなくてすみません、あの時は俺は全てを捨てる覚悟をしていました」

P「だからよく覚えてないんですよ・・・忘れようとしていたこともありますけどね」

小鳥「・・・正直『いまさらかよ』としか思いませんが・・・」

小鳥「まあいいんじゃないですか?」

P「えっ?」

小鳥「大事なのは『今までどうだったか』・・・ではなく『これからどうするか』でしょ?」

P「・・・」

小鳥「あずささんもやりすぎたことを反省しています、今回の件で765プロの世間からの風当たりも強くなることでしょう」

小鳥「・・・それでも彼女達はあなた達を今でも信頼しています、プロデューサーとして」

P「どうして・・・」

小鳥「さあ?本人達にでも聞いてみればいいんじゃないですか?」

P「・・・みんな!」

やよい「いつもお仕事とってきてくれてありがとうございますプロデューサー!」

伊織「まあ、アンタの両親はいい人そうだし、仕方ないからプロデュースさせてあげるわ」

美希「ミキはハニーがいてくれるだけで嬉しいの!ハニーじゃなきゃアイドルできないの!」

雪歩「ラジオはなくなっちゃいましたけど・・・私のことを考えてくれてたのは伝わりましたぁ・・・」

貴音「ラーメン50杯で許しましょう」

千早「私はあなたにプロデュースされて変わることが出来ました・・・その気持ちは今でも同じです」

律子「プロデューサー///あの・・・私は・・・」

亜美「兄ちゃんがいなくちゃイタズラのしがいがないよねー?真美」

真美「うんうん!兄ちゃんがいない事務所なんて考えられないっしょー!」

響「全く!また死ぬつもりだったのかプロデューサー!嘘つきはきらいだぞ!・・・でも生きててよかったぞ・・・」

春香「プロデューサーさん!私・・・告白は悲しかったけど・・・いつも私達のこと考えてくれてるプロデューサーさんが大好きです!」

真「さらっと春香告白してるよ・・・全く、でもあの時のプロデューサーは演技には見えませんでしたよ!本当にボクのことを考えてくれてるんだって気がしました」


P「・・・」ブワッ

小鳥「プロデューサーさん・・・そろそろ気持ちをはっきりさせた方がいいんじゃないですか?」

P「えっ?」

小鳥「本当はいるんでしょう?告白したい人が・・・」

P「ええ!?なぜそれを・・・」

小鳥「ふふーん!お姉さんを甘く見ないで下さい!ずっとこの企画の相手してきたんですからそれくらいわかります!」

P「そ・・・そうですか、参ったなこりゃ」ハハッ

あずさ「あ、あの~・・・」

P「あ・・・あずささん・・・」

あずさ「す、すみませんでしたぁ!」

P「えぇ!いやなんであずささんが謝るんですか」

あずさ「だって私のせいでプロデューサーさんにこわい思いを・・・」オヨヨ

P「そんな、謝るのは俺の方ですよ・・・せっかくの舞台を台無しにして」

あずさ「そ、それは・・・」

P「あずささん、これからも俺にプロデュースされていただけますか?」

あずさ「!は、はい!もちろん!」

P「あ、ありがとうございます」


小鳥「・・・これで全員と仲直りができたようですね、それじゃ・・・」

小鳥「(響ちゃん)」ウィンク

響「う・・・わかったぞ」イッポマエニスッ

小鳥「ほら!プロデューサーさんも!」

P「え・・・あ、はい・・・」スッ

小鳥「はい、それじゃあどうぞ!」

P「あー・・・みんなすまなかった、まず改めて謝らせてくれ」ペコリ

P「確かに俺には告白したい人がいる、聞いてくれ」

響「・・・ゴクリ」

その他一同「・・・」










P「みんな!大好きだ!全員俺と付き合ってくれ!」









一同「・・・はっ?」

P「・・・え?何この反応?・・・音無さん・・・?」

小鳥「・・・え・・・プロデューサーさんは響ちゃんのことが好きなんじゃなかったんですか?」

小鳥「・・・だって響ちゃんの時の告白はドッキリとかじゃないですよね?」

P「えっ?・・・あーっ、確かに今思えばあの時はそんな余裕ありませんでしたね・・・」

P「もちろん響も好きですよ、でも俺の夢はハーレムエンドなんです!」

P「だからハーレムを作るまで俺の気持ちは止まりません!」

P「L・O・V・E! I LOVE 765pro. ALL STARS!」

P「あっ!もちろん音無さんもハーレムの1人ですから安心して下さい!」

小鳥「・・・は、はは(何も変わってねぇ・・・コイツ・・・)」

一同「・・・」

P「ははは!・・・あれ?みんなどうしたの?今度はあんな嘘の告白じゃなくて本気だぞ?」

P「・・・ほ、ほら亜美とか春香は俺を慕ってくれたんじゃないのか?」

亜美・春香「・・・」ジーッ

P「・・・や、やよい」

やよい「・・・う、ぅぅ・・・」

P「・・・み、美希」

美希「・・・」


P「・・・えっ?あれ?」

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