P「みんなにプレゼントを配ろう」(107)
P「そろそろ皆も寝ただろう、今からこのプロデューサンタがプレゼントをくばるぞ!」
P「さてまずは春香だな」
P「きっと春香のことだからかわいらしい願い事だろうなぁ」
P「早速春香の家に向かおう!」
~~~春香宅~~~
ガラガラ
P「おじゃましまーす」コソコソ
P「春香はちゃんと寝てるかな?」チラッ
春香「ZZZ」スゥスゥ
P「よし、寝てるな」
P「では春香の願いは何かな?」ゴソゴソ
『個性が欲しいです』
P「」
『銀髪王女とか沖縄とかそこまで強烈じゃなくていいからせめてリボンを外してもモブキャラにならないくらいの個性が欲しいです』
P「春香……」
P「……よし、じゃあそんな春香にはこれをプレゼントしよう」
つ洗髪料、もやし、スコップ、ハムスター、メガネ
P「これで無個性とは言わせない!!」
P「いい夢みろよ!」
~~~765プロ~~~
P「いきなり難題だったな……」
P「春香はリボンとかだと思ってたのにな……」
P「気をとりなおして次は……千早か」
P「千早のことだからCDとかかな?」
P「よし、千早家にゴー!」
~~~千早宅~~~
P「千早は……寝てるな」
千早「ZZZ」ンアー
P「よし、千早の願い事は何かな?」ゴソゴソ
『8cm』
P「8cm?何のことだ?」
『80台が無理ならせめて3cm、せめて高槻さん以上の胸を……』
P「千早……サンタに願うくらい悩んでたんだな……」
千早「ZZZ」クッ
P「こればっかりはどうしようもないな……」
P「とりあえずこれを置いていくか」
つ牛乳
P「ついでに胸を揉んでいってやるか」
千早「ZZZ」マナイターン
P「……揉めるほどないんだったな」
P「パッドでも入れとくか」ゴソゴソ
P「千早……がんばれよ!」
~~~765プロ~~~
P「二人目も厳しかったな、サンタだって無理なことはあるんだぞ」
P「そろそろまともな願い事がいいな……次は響か」
~~~響宅~~~
ガサゴソガサゴソ
P「ん?何か音がするな……響起きてるのか?」
ワンワン
P「なんだいぬ魅か、響が起きるから静かにしてくれよ」
P「それにしても動物が多いな、本当に響は動物が好きなんだな。きっと願い事も動物関連なんだろうな」
響「ZZZ」ダゾー
P「響も寝てるし、願い事はなにかなっと」ゴソゴソ
『友達が欲しいです』
P「」
P「あ、新しい動物が欲しいってことかな?」
『休日に友達と出掛けてみたいです、一緒にクリスマスを過ごしてみたいです、携帯の電話帳に家族とプロデューサー以外の番号が欲しいです』
P「」
P「響……こんど一緒に遊びに行こうな……」
P「寂しいはずなのにあんなに明るくふるまって……不憫な子……」
P「そんな響にはこれをあげよう」
つ765プロ全員のメアド、一人ぼっちじゃない休日
P「これで電話帳は埋まったな、みんなには俺から言っておくから一緒に遊びに行こうな」
ワンワン
P「じゃあな!お前はもう1人じゃないぞ!」
~~~765プロ~~~
P「まだ三人目なのに疲労感がやばいな……」
P「でも、アイドル達の幸せのために頑張るぞ!」
P「次はやよいか」
~~~やよい宅~~~
P「さて、やよいは……って人多いな」
P「ひーふーみー五人か、これは全員にプレゼントをあげないと不公平だな」
やよい「ZZZ」ウッウー
長介「ZZZ」グウグウ
かすみ「ZZZ」スヤスヤ
浩太郎「ZZZ」スースー
浩司「ZZZ」ムニャムニャ
P「さて、高槻家のみんなはどんな願い事を……」
『もやしが欲しいです』
P「もやしか……気になってはいたが高槻家はどんだけ生活に困ってるんだ?だいたいなんで願い事がもやしなんだ?そういう宗教なのか?」
P「あれ?やよいの願いは違うな、どれどれ」
『みんなにお腹いっぱいもやしを食べさせてあげたいです』
P「だからなんでもやし!?」
P「これはもやしがほしいのか、それとも遠慮しているのか……」
P「とりあえずこれをあげよう」
つ雪国もやし、大量の食材、響が料理上手だという情報
P「これで一気に六人がハッピーだね!」
~~~765プロ~~~
P「疲れたな……そろそろ四時だし急がないと」
P「さて次はあずささんか」
P「いやもう成人してるしな、パスで」
P「改めて、次は雪歩か……」
~~~雪歩宅~~~
P「さて、侵入成功だ」
雪歩「ZZZ」ユリシー
P「お願い事はなにかな?」
『スコップ』
P「」
『できれば金のスコップ』
P「わけがわからないよ」
P「なんだよ金のスコップって……金のなる木でもつくるつもりか?」
P「そもそもスコップって何に使うんだよ……」
P「ま、まぁ金は無理だけどほしいっていうのなら」
つスコップ、動物の森
P「金のスコップはゲーム内で自分でつくってくれ」
P「じゃあな」
~~~765プロ~~~
P「ダメだ……765プロの願いはアイドルらしく無さすぎる……」
P「次は真か!」
P「真ならぬいぐるみとかフリフリの衣装をお願いしてるだろうな!」
~~~真宅~~~
真父「ZZZ」グォー
P「親父さん怖いな……起こさないように気をつけないと」
真「ZZZ」マッコマッコリーン
P「ちゃんと寝てるな、さて親父さんに気づかれないうちにはやく済まそう。願い事はっと」
『150kgのバーベル』
P「マッコマッコリーン」
P「真……お前……女の子らしくなりたかったんじゃ……ってあれ?」カサッ
P「もう一枚あるな……」
『かわいいぬいぐるみがほしいです!!』
P「二枚あるということはまさか……」
P「親父さん!!」
P「さすがに親父さんのバーベルまで用意してられないな、真のプレゼントはっと」
つくまのぬいぐるみ
P「これでオッケーだな!あ、親父さんは自分で買ってください」
P「じゃあな!」
~~~765プロ~~~
P「やっとまともな願い事だな、マジ真天使」
P「もう四時半か、はやくしないと夜が明けるな」
P「次は亜美真美だ!」
~~~双海宅~~~
亜美「ZZZ」トカ
真美「ZZZ」チー
P「まずは亜美だ、どんな願い事をしたのかな?」
『セクち→なフェロモンがほしい!!』
P「まったく亜美はませてるな!!そんな亜美にはこれを」
つ香水
P「これで大人の女性っぽくなれるだろ」
P「真美はどうだ?」
『兄ちゃんともっともっと仲良くなる方法がほしいです』
P「真美!」
P「真美!!」
P「真美!!!」
P「ヤバイな、トリップしてた、それにしても結構仲良くしてたのにこれ以上となると……」
P「///」
P「ま、まぁとりあえず俺好みの服でもプレゼントしようかな///」
つメイド服
P「さ、さよならっ///」
~~~765プロ~~~
P「い、いやぁ照れるなぁ///」
P「イカン、照れてる場合じゃないな、はやくプレゼント配らないと」
P「次は貴音か……」
P「よく考えたら貴音の家知らないな……」
P「まぁ今度ラーメンでも奢ってやればいいか」
P「次は……伊織か」
~~~伊織宅前~~~
黒服「」ジロジロ
防犯カメラ「」キョロキョロ
P「oh……なんというセキュリティ」
P「しかし、今日の俺はただのプロデューサーじゃない!サンタだ!」
~~~なんやかんやあって伊織の部屋~~~
P「危なかった……まさかあんなところにあんなものがあるとは……」
伊織「ZZZ」オデコ
P「はやくプレゼント渡してここを出よう、さてお願い事は……」
『もっと素直になりたい』
P「い、伊織ぃ……」
『わがままばっかりで迷惑をかけてることを謝りたい、酷いこと言ったことを謝りたい、プロデューサーにありがとうって言いたい』
P「伊織ぃぃぃぃ!!」ビクンビクン
P「伊織……そんなことおもってたんだな……」
P「俺は感動したよ……そんな伊織にはこれだ」
つ鈴宮ハルヒの憂鬱
P「これを読んでツンデレがどうやって素直になっていくかを勉強してくれ」
P「あばよ!」
~~~765プロ~~~
P「伊織があんなこと思っていたなんて……」
P「伊織が素直になったら変態とか罵ってくれなくなるかもしれないのか……」
P「まぁそれは我慢しよう」
P「さて最後は美希か」
P「律子を忘れてたな……あいつはアイドルじゃないしいいや」
P「今行くぞ美希!」
~~~美希宅~~~
美希「」ナノー
P「もう五時半だ、千早はそろそろ起きる時間だな」
P「さっさと配ってもう帰ろう、美希の願いは何かな?」
『ハニー!(プロデューサー)』
P「」
P「俺だよな……(プロデューサー)って書いてあるし……」
P「うーん」
P「こんな俺でよければ……貰ってください」ゴソゴソ
P「美希あったかいな……」
P「メリークリスマス」
完
右肘が痛いんで寝ます
駄スレですいません
―――――朝―――――
美希「・・・ふあぁーもう朝なの?」ファー
P「Zzz」
美希「ってハニーなの!!」
P「Zzz」
美希「ちょっとだけならいいよね・・・//」
って感じの続きはよ
P「よう、ミキ!おはよう!」
ミキ「あ、おはようございますなの」
ミキ「…じゃなくて!なんでハニーがいるの!?」
P「ん?えっとー、ほら、今日は何日だ?」
ミキ「12月25……えっまさか…」
P「そうだぞ、ミキの願い事はなんだったっけ?」
ミキ「でも、さすがに叶うと思ってなかったの」
ミキ「ちょっと待ってね、ハニー携帯取って」
P「はい」
ミキ「もしもし、警察ですか?不法侵入者です」
END
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