マミ「ぼっちなう…っと」(466)
マミ「ウウッ(´;ω;`)」
マミ「ぼっちなう…っと」
マミ「こんなふうにつぶやいていれば、誰かが心配して様子を見に来てくれるわよね?」
QB「それはどうかな。クリスマスなんだから皆予定が入っていると思うんだけど」
QB「それに、僕がいるのに一人ぼっちは無いんじゃないかな?」
マミ「じゃぁ、ふたりぼっちなうってつぶやけばいいのかしら」
QB「それは全国の独り身のソウルジェムを激しく濁らせるに値するつぶやきだね」
とか
マミ「まぁいいわ。このつぶやきを見た鹿目さん達がうちに来るかもしれないわね…」
マミ「さっそくパーティーの準備をしなくちゃいけないわ」
マミ「今からケーキを焼くには時間が足りないから、ホールを買ってこようかしら」
マミ「QB、留守番お願いできるかしら?」
QB「それはかまわないけど、本当に来ると思うかい?」
マミ「ええ、だって、彼女達は大切な仲間ですもの」
マミ「それに4人もいるのですから、誰か一人くらいは反応してくれるわ」
QB「…(そもそも4人のうちツイッターをしている子がいるのかどうかも怪しいと思うんだけど…)」
QB(あまり色々言うのもなんだから、黙っておくことにしよう)
♪ジングルベールジングルベール
マミ「ふふ、街の雰囲気はクリスマス一色ね」
マミ「こちらまで嬉しい気分になってくるわ。…あら?」
子供『ママー、あれ買ってー』
母親『プレゼントはもう買ってあげたでしょう?毎年1個だけって決まりでしょ?』
子供『だって、だってー』ウルウル
父親『どれが欲しいんだい?』
子供『!あのお人形さん!』
父親『あれだね。よぉし、パパが買ってあげる』
母親『あなた、そうやってあまやかしたら…』
父親『今年だけだぞ?それに、冬休みの間ちゃんといい子にするって約束できるかい?」
子供『うん!ありがとうパパ!』
マミ「…」
マミ(私にも、あんな時代があったのよね…)
マミ(あの事故が無かったら、私は今もお父さんやお母さんと一緒にクリスマスを楽しんでいたのかしら…)
マミ(あの事故さえなければ…)ギリ
マミ「…すんでしまったことを嘆いても仕方ないわ」
マミ「とにかく、今は今!早くケーキを買っていかなくちゃ」
マミ「…それにしても、クリスマスケーキを売っているお店が多いわね」
マミ「いつものお店は…すごい行列!しかも売り切れ間近って書いてあるわ」
マミ「どうしようかしら…どこのお店のケーキが美味しいかよくわからないわ」
??『クリスマスケーキ大特価だよっ!ほらそこのあんた、今ならこのサンタ人形付きだぞ?』
客『子供が喜びそうだな』
??『ふふ、そうだろ?買うかい?』
マミ(どこかで聞き覚えのある声ね…)
杏子「毎度あり!」
杏子(それにしても、全く休む暇が無いくらい客足がとだえねーな)
杏子(まぁ、歩合制だから、あたしにとってもその方がありがたいんだけどね)
杏子(ん?あそこにいるのは…)
杏子「おい、マミさん!こんなところで何してんだ?」
マミ「佐倉さん!それはこちらの台詞よ」
マミ「そんなぶかぶかのサンタ衣装着て何をしているの?」
杏子「みりゃわかるだろ?ケーキ売りのバイトだよ」
マミ「…バイト?」
杏子「クリスマスって言っても、何もする用事が無かったからな」
杏子「さやかのクラスメイトのつてでバイトさせてもらってるんだ」
杏子「丁度人手不足だったみたいで即OKってわけさ」
杏子「さやかには世話になっているからな。これくらいのことはしてやらないと」
マミ「そうだったの」
マミ(予定がないって言ってたわね…それならこの後うちに来てくれるんじゃないかしら!)
マミ「あの、佐倉さん」
杏子「お!ケーキ買ってくれるのかい?サンキューマミさん!」ニカッ
マミ「い、頂くわ。この一番高いの ///」
杏子「ご、5000円もするこれをか!?」
マミ「ええ、せっかくだから、豪勢にいこうかなって思って」
マミ(ちょっと奮発しちゃうけど、皆で食べるのならいいわよね)
杏子「さすがマミさん!これであたしのバイト代もあがるよ!」
マミ「ふふ、それは良かったわ」
杏子「で、何て書けばいい?」
マミ「書く?」
杏子「この板チョコの部分にさ、一言かけるようになってるんだ」
マミ「そうね…」
マミ「ちょっと悩むところだけど、『ティロ・フィナーレ♪』でお願いできるかしら」
杏子「…わかった(クリスマスにそれはねーんじゃねーのか…って言いたいけどやめておこう)」
杏子「はい、毎度あり!」サッ
マミ「あのね、佐倉さん、この後バイト何時までなのかしら?」
杏子「今のところ、18時までだよ」
マミ「それじゃぁ、よかったらその後、うちでクリスマスパーティーをするから来てくれないかしら」
杏子「クリスマスパーティー?」
客A「すみませーん、これいただけます?」
客B「私はこのケーキをお願い」
客C「店員さん、これください」
杏子「っと、いらっしゃい!どのケーキ?」
マミ(佐倉さん、まだまだ忙しそうね…)
マミ(でも話は伝えたし、きっと佐倉さんなら来てくれるわ…)
ティロ・フィナーレ()
マミ「さて、ケーキは買ったから、次はお菓子と飲み物ね」
マミ「佐倉さん、お菓子いっぱい食べそうだからたくさん買わないと」
マミ「あまったら、お持ち帰りしてもらえばいいし」
さやか「あれ?マミさんどうしたの?こんなところで」
マミ「!美樹さん。ひょっとして、もう私のつぶやきを…」
さやか「?つぶやきって?」
マミ「(見てない見たいね)ごめんなさい、変なこと聞いて」
マミ「私はクリスマスパーティーの準備のお買い物よ」
さやか「へー、マミさん家もパーティーするんですね!」
マミ「ええ。美樹さん、あなたは何を?」
さやか「私は、恭介の家でするクリスマス演奏会でのプレゼント交換会用の景品を買いに来てまして」
さやか「当日のお昼前に買いに来るっていうのも遅すぎなんだけど」
マミ「!上条さんの家でもパーティーがあるのかしら」
さやか「うん、パーティーといえばそうなるのかな。私や仁美も御呼ばれしてるし」
マミ「そうだったの…(それじゃぁ、私の家でのパーティーには来れないわね)」
マミ「楽しんできていらっしゃい」ニコッ
さやか「うん、マミさんありがとう!それじゃぁ」
マミ(美樹さんは来れないのね…。彼女が来てくれたらパーティーも盛り上がったと思うのだけど…)
マミ(相手が上条さんの家でのパーティーなら、さすがに誘うなんてことできないわね)
『アリガトウゴザイマシター』
マミ「ちょっと荷物が多くなってしまったわ」
マミ「一旦家に帰ろうかしら」
マミ「あら、このパーティーグッズセット、おもしろそうね」
マミ「『これであなたもクリスマスの主役!豪華8点セット』」
マミ「普段皆の前ではおとなしい私でも、これを使えばもっと親しみを持ってもらえるんじゃないかしら」
マミ「よし!私もこれを機にイメージチェンジをしないといけないわね」
マミ「すみません、こちらの商品をお願いします」
店員「ありがとうございます」
マミ(これさえあれば、今日のパーティーの主役は決まりね!)ウキウキ
ほむら「…」ジーッ
ほむら「巴マミ、あなた何をしているの?」
マミ「え!?あ、暁美さん!?」
ほむら「あなたがそんな玩具を購入するなんて、想像もしていなかったわ」
マミ「こ、これには理由があってね…」
マミ(そうだ!暁美さんにも聞いておこうかしら)
マミ「あのね、暁美さん。この後私の家でクリスマスパーティーがあるのだけど、よかったら来ない?」
ほむら「さっきの『ぼっちなう』っていうのは、そのパーティーのお誘いの意味だったのね」
マミ「!?あなた、ひょっとして見てくれてたの!?」
ほむら「ええ」
マミ「ありがとう!(私のつぶやき、ちゃんと見てくれる人がいたんだ…!)」
ほむら「…(あなたの行動は逐一観察しておかないと、突然魔女化なんてことがありうるからね…)」
マミ「それで、パーティーのことなんだけど…」
ほむら「ごめんなさい、私、まどかの家でのお食事会に呼ばれているの」
マミ「…え?」
ほむら「だから、あなたの開くパーティーには参加できないと思うわ」
マミ「そうだったの…ごめんなさいね、変なこと聞いて」
ほむら「いいえ、こちらこそ」
マミ「それじゃぁ、さようなら、暁美さん」
ほむら「ええ…」
ほむら「…」テクテク
ほむら「!あ、巴マミ、そのパーティーの時間は…」クルッ
ほむら「…もういない…」
ほむら(この後って言ってたから、てっきりお昼にパーティーをするものだと決め付けていたわ)
ほむら(まどかの家での食事会は昼からだから、夜なら大丈夫と言いたかったのだけど…)
ほむら(まぁ、いいわ。杏子あたりが参加してくれているでしょうから)
~マミハウス~
マミ「鹿目さん、私に食事会の話なんて一度もしてくれなかったわ」
QB「まぁ、まどかも家族の人間だけでしたかったんじゃないかな?」
QB「彼女の母親はいつも仕事で一緒に食事を取ることがめったに無いみたいだからね」
マミ「でも、暁美さんには話していたのよ?」
マミ「それって、私は鹿目さんからそれほど慕われてないってことじゃないかしら?」
QB「暁美ほむらの場合、常にまどかのことを観察しているようだから」
QB「まどかから誘ったのではなく、ほむらが無理やり参加しようとしているんじゃないかな」
マミ「そんなわけっ… あるわね…」
QB「まぁ、あれこれ言っても仕方ないよ。とにかく杏子だけでも来てくれるかもしれないから」
QB「準備だけでもしておいたほうがいいよ」
マミ「そうね!気持ちを切り替えて頑張らないと!」
マミ「QB、このツリーの一番上に星を飾ってくれないかしら」
QB「いいよ、これだね」
QB「綺麗な星だね。ツリーのセットに入っていたものではないようだけど」
マミ「うふふ、それね、私が小さい頃、お父さんとお母さんに買ってもらったものなの」
QB「へぇ」
マミ「とても綺麗なお星様でね、お店で見かけたときお願いしたの」
マミ「でもその時、もう他のプレゼント買って貰ってたから、なかなか許してもらえなくって」
マミ「1時間以上お店で泣いてたっけ…。今思うと恥ずかしいわ」
QB「マミにもそんな時期があったんだね」
マミ「うふふ、そうよ」
マミ「飾りつけはこんなものかしら」
QB「うん、だいぶんと見栄えがよくなったね」
マミ「次はプレゼント交換会の準備ね」
QB「そんなことまで考えていたのかい?」
マミ「ええ。ちゃんと4人分のプレゼントの準備をしていたわ」ササッ
QB「へぇ。でも、そのうち3人は来れないんじゃないのかい?」
マミ「うん。でもね、ちゃんと後から渡そうって思ってたから」
マミ「パーティーに来た佐倉さんには、どれでも好きな箱を選べる特権があるけどね」
QB「さすがだね、マミは」
マミ「ふふ」
マミ(ちゃんとQB用のプレゼントも用意してあるけど…)
マミ(それは後で驚かせたいから、黙っておこうかしら)
(´;ω;`)
俺には家族がいるからマミさん以上に幸せだな
マミ「ふぅ、これで食事や飲み物の準備は万全ね」
QB「へぇ、これマミが作ったのかい?」
マミ「さすがに全部は無理だったけど、自信作や新作もあるのよ?」
マミ「せっかくのクリスマスなんだから、美味しいものを食べて欲しいし」
QB「マミはとてもいいお嫁さんになれると思うよ」
マミ「!ちょっとQB!何恥ずかしいことを言っているの?////」バシバシ
QB「痛たた、そんなに叩かないでほしいな」
QB「これだけ他人のためにいろいろと考えて行動できる人間は少ないってことだよ」
マミ「そんなことないわ。鹿目さんも、美樹さんも、暁美さんも、佐倉さんも」
マミ「皆他人を思いやる心を持っていて、とても優しい人たち…いえ、友達だから…」
QB「…そうだね」
マミ「じゃーん、鼻メガネー」
QB「…斬新な顔だね。とてもマミを知っている人たちには見せられない顔だよ」
マミ「そんなことないでし…」チラッ
マミ「ぶふっ」
マミ「ちょっと…これは…、これは酷いわね…」プルプル
QB「おそらくマミのイメージが180度変わるんじゃないかな?」
マミ「…これは美樹さんにつけてもらうことにしましょう」
QB「何気に酷いこと言わなかったかい?」
マミ「サンタ帽子!これなら私にも似合うわね」
QB「それじゃぁ、僕はこのトナカイの着ぐるみかい?」
マミ「あら…それ子供用だけどQBには大きいかなって思ったんだけど」
マミ「意外と似合っているわ」
QB「きゅっぷい!」
ショウさん「ツイッター見たよ!」
マミ「ふぅ、これでほとんど準備は終わったわね」
QB「お疲れ、マミ」
マミ「さて、もう一度つぶやいておこうかしら」
マミ「『ぼっちなう』…っと」
マミ「ふふ、これで佐倉さん以外にも誰かが来てくれるわよね」
QB「これだけ頑張ったんだ、きっと神様も見てくれているよ」
QB「…どうしたんだい?マミ」
マミ「QBが神様だなんて言葉、使うとは思っていなかったわ」
QB「まぁ、この世界では神様というものを信じる傾向が強いからね」
QB「僕達もその点を理解してあげての発言さ」
マミ「ふふ、ありがとう。そうね、きっといいことがあるわ。だって、クリスマスなんですもの」
マミ「さすがにちょっと疲れたわね」
マミ「そういえば、今日は魔女の気配が無いわね」
QB「確かに変だね。いつもならそろそろ現れてもいい頃だけど」
マミ「きっと魔女達もクリスマスパーティーを開いているんだわ」
マミ「そう考えるとなんだか楽しそう」
QB「魔女達が宴会をしているってなると、なんだか不穏なイメージしか沸かないんだけどね」
QB「…おや、この強力な気配は…」
マミ「!魔女!?」
QB「いや、魔法少女として素質のある子供の気配を感じてね」
マミ「こんな日まで勧誘に熱心なのね」
QB「それが僕の仕事だからね」
QB「ちょっとだけ出かけてくるけど、いいかな?」
マミ「ええ、あなたにはたくさん手伝ってもらったから」
QB「ごめんねマミ。すぐに契約をとってくるから」
マミ「くすっ、なんだかその言い方面白いわ」
QB「僕にとってはとてもまじめな話なんだけどね」
マミ「いってらっしゃい」
QB「いってくるよ」タタタッ
マミ「ん~~~~っと、なんだか眠いわね」
マミ「まだ17時ね。佐倉さんも準備していたら19時頃になるだろうし」
マミ「パーティーの時間までに体を休めないと」
マミ「ちょっとだけ横になろうかしら」ウツラウツラ
マミ「ん… … 」
===============
♪ジングルベールジングルベール
さやか「メリークリスマース!」
まどか「メリークリスマス!」
ほむら「メリークリスマス」ぼそっ
杏子「メリーケーキ!ケーキ食べよーぜ!」
マミ「佐倉さん、まずはお食事を食べてからでしょ?」
杏子「そうだよな!マミの作った食事は最高だもんな!」
マミ「全部は作れなかったんだけど、今回のは自信作よ」
さやか「おーめちゃうまッスよ、マミさん!」
まどか「本当!これ、マミさんが調理したんですか!?」
マミ「ええ、初めてでうまくいくか心配だったけど…」
まどか「とっても美味しいです!」
マミ「うふふ、ありがとう」
マミ「暁美さん、はい、お飲み物」
ほむら「ありがとう、巴マミ」
ほむら「この飾り付けや料理は、あなたが全部準備したの?」
マミ「ええ。QBに手伝ってもらったけどね」
ほむら「そう…」
マミ「暁美さん、ひょっとして楽しくないかしら?」
ほむら「…どうして?」
マミ「なんだか遠くを見つめるような顔をしてたから…」
ほむら「それなら誤解よ、マミ」
ほむら「まさかこうして皆でクリスマスを迎えられるとは思わなかったから…」
マミ「…」
マミ「それはね、私も同じよ、暁美さん」
ほむら「…?」
マミ「魔法少女になってから、クリスマスはずっとひとりぼっちで過ごしてきたわ」
マミ「あ、もちろんQBはいてくれたわ!」
マミ「でもね、こんな風に魔法少女の仲間ができて、皆でお祝いできる日が来るなんて思ってもいなかった」
マミ「だからね、暁美さん。あなたにはとても感謝しているわ」
ほむら「私?」
マミ「そう、あなたが尽力してくれたおかげで、皆こうして無事に年の瀬を迎えることができたの」
ほむら「ふふ、それは私だけでなく、まどかや美樹さやか、杏子、そしてあなたもそれに応えてくれたからよ」
マミ「あ、暁美さん、今の笑顔、とてもいいわ!」
ほむら「…話の腰をおらないでちょうだい」
ほむら「それに、まどかもとても嬉しそう…」
ほむら「私はまどかのあんな笑顔を見ることができるなら、それで十分に幸せよ」
マミ「そうね…。でも鹿目さんだけじゃないわ。美樹さんも、佐倉さんも皆笑顔よ」
マミ「それに、暁美さん、あなたもね」
ほむら「あなたこそ、巴マミ」
マミ「ふふっ」
上条「ちょっとさやか、食べこぼしが多いよ」
さやか「あ、ご、ごめん///」
杏子「食い物を粗末にしちゃいけねーぞ?」
さやか「わかってるって!」
仁美「ふふ、さやかさん、相変わらずですわ」
さやか「ぐぬー」
もういい…もういいんだ…
中沢「ほ、本当にぼくなんかがここにいていいんでしょうか?先輩」
マミ「ええ、あなたも私の後輩のお友達のクラスメイトなんだから」
中沢「上条…さそってくれて感謝する!」
上条「おおげさだよ…」
さやか「そうそう、別にマミさんがいいって言うのなら問題ないって」
マミ「ふふ… あら?」もにゅ
タツヤ「まみーまみー」むにむに
マミ「ちょっと、タツヤ君…///」
まどか「タツヤ!マミさんにいたずらしちゃ駄目でしょ?」
タツヤ「ねーちゃん怒った?」
マミ「ううん、怒ってないよ?」ナデナデ
タツヤ「えへへー」
ほむら「…」スカスカ
ほむら「…」
マミ「ふふ、なんだか本当ににぎやかで楽しいわ」
??「どうだいマミ、楽しんでいるかい?」
マミ「あ、お父さん!」
??「たくさんお友達が来て良かったわね、マミ」
マミ「お母さん!」
マミ「うん、すごく楽しいわ!」
マミ「私、今とても幸せなの!」
マミ父「そうか、それは良かった」
マミ母「あなた、いつもクリスマスは一人だったから、ちょっと心配してたのよ」
マミ父「これだけお友達ができたら安心だ」
マミ母「これからも頑張るのよ?マミ」
マミ「え?お父さん、お母さん、もう行っちゃうの?」
マミ「ちょっと待って…待って!お父さんっ お母さんっ!!」
・
・
===============
ーン
マミ「… … 」
マミ「はっ」
マミ「いけない…つい寝入っていまったわ」
マミ「今何時かしら!?」
『21時00分』カチコチカチコチ
マミ「け、携帯電話は…」
『着信 0件』
マミ「そういえばQBは戻ってきてるのかしら!?」
マミ「QB!QB!?」
シーン
マミ「…」
マミ「そっか、結局誰も来なかったのね…」
マミ「はぁ…」
(´;ω;`)ブワッ
マミ「本当に、ぼっちなうってとこかしら…」
マミ「『ぼっちなう』っと…」
マミ「それじゃぁ、片付けようかしら」
マミ「このチキン、初めて調理した割にはうまくいったのにな…」
マミ「このロールキャベツは、私の自信作よ!」
マミ「そして私の特製ティロ・サラダ、隠し味のドレッシングが決め手なの!」
マミ「…」
マミ「ねぇ、QB、こっちのコップ片付けといて」
マミ「…あ、QBもいなかったんだっけ」
マミ「契約が忙しいのかな?たまにはあの子にも自由な時間をあげないといけなかったわ」
マミ「いつも魔女退治に突き合せちゃってばかりで…。ごめんね、QB」
マミ「この飾りつけと、パーティーグッズも片付けなきゃ…」
マミ「よいしょ っと…」
マミ「…」
『これであなたもクリスマスの主役!豪華8点セット』
マミ「…主役か…。一人しかいないから、主役は私にしかなれないわよね」
マミ「…」
マミ「っ…!」
マミ「こんなもの!こんなものっ!」バシィッ
(´;ω;`)おお・・・
マミ「何がクリスマスパーティーよ!誰も来ないなら全部壊しちゃうしかないじゃない!」
マミ「こんな食事なんて!」バッ
『食い物を粗末にしちゃいけねーよな!』
マミ「食事なんて…」ググッ
マミ「こんなクリスマスツリーなんて!」クワッ
『綺麗な星だね』
マミ「星なんて…」プルプル
マミ「こんなことで悩んでいるくらいなら、いっそのこともう全部…」ヘンシン!
マミ「ティロ…フィナー…」
『でも鹿目さんだけじゃないわ。美樹さんも、佐倉さんも皆笑顔よ』
『それに、暁美さん、あなたもね』
『あなたこそ、巴マミ』
マミ「…」スッ
マミ「…やっぱりだめだよね?こんなことしちゃ…」
マミ「クリスマスなんだもの…最後まで笑顔でいなきゃ」
『これだけ他人のためにいろいろと考えて行動できる人間は少ないってことだよ』
『これだけ頑張ったんだ、きっと神様も見てくれているよ』
マミ「そうだよね、QB。きっと神様は私を見てくれている」
マミ「だったら、私ひとりぼっちじゃないわ」
マミ「神様と私でふたりぼっち!ふふ、なんだかすごい彼氏ができたみたいだわ」
マミ「そうとわかったら、お料理あたためなおさなきゃ」
マミ「ちょっと待ってくださいね?神様」
ドン!ドンドンドン!
マミ「!?」ビクッ
マミ(な、何!?こんな時間に泥棒!?)
ショウさん「メリークリスマス!」
マミ(念のため、魔法少女モードは解除しないでおかないと)
マミ「このクリスマスに狙って現れる強盗って感じかしら」
マミ「電気もついているというのに大胆ね…」
マミ「女の子の一人暮らしと思って狙っていたのね」
マミ「絶対に許せない。私のクリスマスパーティー、台無しにはさせない!」
ババッ
マミ「おとなしくしなさい!このどろぼ…え?」
マミ(これは…まさかサンタクロースなのかしら…)
マミ(ぶかぶかのサンタ服とサンタ帽子…どこかで…)
「アケロー」
マミ「!?」ビクッ
「サムインダカラ ハヤクアケテクレー」
マミ「そ、空耳かしら?」
「イイカゲンニシナイト ガラスワルゾー!」
マミ「!?ちょ、ちょっと待って!」
ガチャッ ガラガラ
??「ぷはぁー!うぉーあったけー」
マミ「!そ、その声まさか…」
俺の出番か・・・
杏子「ったく、いるなら早く開けてくれよ、マミさん」
マミ「!佐倉さん!?」
マミ「どうして…」
杏子「どうしてって、そりゃマミさんが今晩クリスマスパーティーあるって言ってたからじゃないか」
杏子「まぁ、バイトがかなり長引いちゃってさ」
杏子「他の子が『予定ができたから変わって』なんて言ってきて」
杏子「まぁ、あたしが断ってその子が不幸になっちゃ後味悪いからな」
マミ「佐倉さん…」
マミ「でも何で窓から…?」
杏子「それにしても、何度もインターホン鳴らしたんだぞ?気づかなかった?」
マミ「…(寝てて気づかなかったのね… そういえば起き掛けた時にそんな音がしたような気も)」
ラフメイカーか
杏子「それより早く何か食べさせてくれよ!お腹ペコペコなんだ」
マミ「あ、ええ!今支度するわ!」パァァッ
杏子「へー、これすげーな。全部マミさんが?」
マミ「全部じゃないけど、ほとんど私の自信作よ」
杏子「それじゃぁ期待するとしますか」
杏子「~♪」
マミ(佐倉さんが…佐倉さんが来てくれた!)
マミ(嬉しい!こんなに嬉しい気分になったのはいつ以来かしら…初めてかもしれないわ!)
マミ「そういえば、その衣装どうしたの?」
杏子「バイト先の店長がプレゼントしてくれたよ。どうもあたしの売り上げが一番だったみたいだし」
マミ「佐倉さん、意外と店員の仕事向いているのかもね」
杏子「そうかい?まぁ、食い物に関係する仕事ならいいのかもな」
ピンポーン
マミ「!もしかして暁美さん達かしら」
ガチャ
ショウ「おっす!」
(´・皿・`)ギリリ
>>124
こ、こ○してやりたいッ
チーン♪
マミ「はい、温めなおしできたわ」
杏子「早く食べよう!マミさん!早く!」
マミ「そんなにあわてないで」
マミ「それじゃぁ、いただきます」
杏子「いただきますっ!」
ピンポーン
マミ「?誰かしら」
杏子「ああ?せっかく食べかけているってのに、何だよ」
ピンポンピンポンピンポンピンピンピンポーン
マミ「ちょっと…ご近所迷惑だから静かに…」ぱたぱた
杏子「?音がやんだな」
トゴォォン!
マミ「!?もしかして扉を壊して…??」
杏子「チッ、盗みの類か?ならあたしがぶっ潰してやる!」
??「巴さんっっっ!!!」ダダダッ
マミ「…え!?」
??「早まらないで!巴さ…」
マミ「あ、暁美さん…?」
ほむら「…」
杏子「何だ、ほむらか。って、何で扉壊して入ってきたんだ?」
ほむら「何事もなくて安心したわ、巴マミ」ファサッ
マミ「私にとってはありすぎて困るのだけど…」
杏子「はやく扉なおしてくれ、寒くてつらい」
近所『何の音かしら』
近所『クリスマスでうかれてる人たちの仕業じゃないの?』
近所『迷惑よねー』
ほむら「… ///」
マミさんよかったね(´;ω;`)
マミ「それで、暁美さん、何で扉を壊してまで?」
ほむら「あなたが何度インターホン鳴らしても出なかったのが悪いのよ」
杏子「そんなにすぐに出れるわけねーだろ?」
ほむら「そんなことないわ。巴マミならきっと玄関の前で待機していると思ったから」
ほむら「そうでなければ、絶望して自暴自棄に走っていると思ったから」
マミ「随分な言われ方だわ…でも、どうして私が玄関の前にいるって思ったの?」
ほむら「…」スッ
『ぼっちなう』
マミ「これ、私がさっきつぶやいた…」
ほむら「あなた、これでこのつぶやき3回目よ」
ほむら「お昼前に会ったとき、クリスマスパーティーを開くと言ってたから」
ほむら「ただ、『この後』と言っていただけで、いつするかまでは聞いてなかったから」
ほむら「この時間になっても誰もいないと聞いて、すこし焦っていたの」
ほむら「あなたが変な行動に出るんじゃないかって」
マミ「暁美さん…」
杏子「ほむら、あんたも心配性だな」
ほむら「これが私の性分なのよ。仕方ないでしょ?」
杏子「まぁいいや。ほむらも早く来いよ。美味しそうな食い物いっぱいあるぞ?」
ほむら「ええ、頂かせてもらうとするわ」
マミ「歓迎するわ。でも、先に扉を直しましょうね?」
ほむら「…」
杏子「…」
マミ「応急処置はできたわね」
杏子「まだ寒いぞ?すきま風入ってくるし」
ほむら「文句は言わないで、杏子」
杏子「あんた、自分で壊しておいてそれは無いだろ…?」
ほむら「… ///」プルプル
マミ「まぁまぁ、部屋の扉を閉めておけば大丈夫でしょ?」
マミ「それじゃぁ、はじめましょうか」
杏子「いっただっきまーす」
ほむら「おいしそうね」
杏子「まずはロールキャベツから…うぉ!?」
マミ「ど、どうしたの?佐倉さん」
杏子「なんだこれ、肉汁がたっぷり出てきて…」
杏子「それにこのソース、キャベツと肉の味を格段に引き上げてやがる!」
マミ「ふふ、特製ティロ・ソースよ。企業秘密なんだから」
ほむほむまどかもつれてきてあげなよぉ…
ほむら「あなた、何でも『ティロ』ってつければいいと思ってないかしら?」
マミ「私の自信作なんだから、オリジナルって強調するにはまずは名前からよね?」
杏子「まぁ、一発でマミさんのってわかるからなぁ」モグモグ
マミ「ふふっ」
ほむら「それにしても、すごい料理の数ね」
マミ「ついつい張り切っちゃって」
マミ「去年も、おととしも、こんな企画考えたことなかったから」
マミ「せっかくなんだから豪勢にしようと思って」
杏子「マミさんの作った料理なら、あたしはどんだけでも食べれるぞ?」
ほむら「!もうそんなに食べて…。ちょっと杏子、そんなにロールキャベツ取らないで」
マミ「まだちゃんとあるから、ゆっくり食べてね」
杏子「マミさんもはやく食べようよ」
マミ「そうね、頂かせてもらおうかしら」
♪サールティーロイヤーィー
マミ「あら?電話?」
ほむら(着信音も独特ね…。まぁ、私も着信ボイスがまどかの声だから人のことは言えないわ)
マミ「はい、もしもし」
??『マミさん!大丈夫ですか!?何かあったんですか!??』
マミ「!か、鹿目さん!?ちょっと落ち着いて」
まどか『マミさんの家に向かってたら、突然爆発音と煙が見えて…』
まどか『家の前まできたら、扉がぼろぼろになってて…』
マミ「大丈夫よ、鹿目さん。私達は中にいるから、入ってきて?」
まどか『え!?そうなんですか!?』
まどか『よかったぁ…』
まどか『マミさん大丈夫だって。入ろう?さやかちゃん』
マミ「え?美樹さん?」
さやか「おじゃましまーす」
まどか「こんばんは、マミさん」
マミ「鹿目さん、美樹さん、どうして…」
まどか「私はほむらちゃんからマミさんがパーティーしてるって聞いたから…」
マミ「でも、お家でお食事会しているんじゃ…」
まどか「お昼のお食事会でしたから。ママ、今晩は仕事って言って家に居ないんですよ」
マミ「そうだったの…」
まどか「本当はもう少し早く来ようって思ったんですけど、タツヤがどうしても離してくれなくって」
さやか「たっくんも結構寂しがりやな所あるからなぁ」
さやか「私はさ、恭介の家でのクリスマスコンサートが20時までだったから」
さやか「お昼に聞いたマミさんの話思い出して」
さやか「まどかを誘ってマミさんの家に行こうかなーって思って」
マミ「皆…」
ほむら「私の心配も取り越し苦労のようね」
マミ「そんなことないわ!暁美さん!」
ほむら「…そう言ってもらえると助かるわ」
杏子「扉壊してちょっと罪悪感かんじてるんじゃねーの?」
ほむら「その事はもういいでしょ…、というより、あなたからそんな言葉を聞くとは思わなかったわ」
杏子「…昔のことはもういいだろ?」
ほむら「そうね、こんな夜にそんな無粋なことを掘り返しても意味は無いわ」
ショウさん「『ぼっちなう』と…」
さやか「おお!この料理めちゃうまそーじゃないッスか!?マミさん!」
マミ「たくさんあるから皆で食べて」
さやか「いっただっきまーす」
まどか「ちょっとさやかちゃん!先に手を洗って…」
さやか「おお!このチキンうますぎ!」
杏子「こらさやか!それあたしが狙ってたやつ…ああっかぶりつくんじゃねー!」
まどか「…」
ほむら「まどかも早く中に入って。風邪を引くわ」
まどか「そうだね、それじゃぁ」
マミ「…いらっしゃい、鹿目さん、美樹さん」ニコッ
杏子「それにしてもさ、今日は大繁盛だったよ」
さやか「クリスマスケーキって本当にバカ売れするんだ」
ほむら「どのお店でも同じということではないわ。売れ残りもたくさん出るのよ」
まどか「ママ、いつもクリスマス当日以外に翌日の半額ケーキ買ってきてくれるから」
杏子「半額!?1日ずれただけで半額になんのかよ…」
さやか「お店に残った『半額ケーキ』をめぐり、魔法少女達の血で血を争う戦いが今ここに…」
ほむら「物騒な話はやめなさい、美樹さやか」
マミ「うふふ」
マミ(なんだか夢見たいね)
マミ(去年まで一人ぼっちのクリスマスを過ごしてきたのに)
マミ(今年はいきなり4人も一緒にいてくれるなんて…)
マミ(もしかして…また、夢じゃないよね…)
ツネッ
マミ「痛い…痛いわっ!」
杏子「?何やってんの?マミさん」
マミ「さて、お待ちかねのプレゼント交換会よ」
マミ「って、突然でごめんなさい、皆。準備なんてしてないわよね」
さやか「準備?プレゼントの」
マミ「うん…」
さやか「このさやかちゃんをなめてもらっては困るのだー!」ババン!
まどか「すごい!さやかちゃんいつの間に?」
さやか「今日のお昼にね!これもマミさんの話を聞いてから急いで準備したんだ!」
さやか「マミさん、こういう企画、好きそうだから!」
マミ「美樹さん…」ジーン
まどか「えへへー、それじゃぁ私も」ササッ
ほむら「!まどか、もしかして私達へのプレゼントを…」
まどか「うん!クリスマスが無理でも、今年中には渡そうと思ってたんだ」
さやか「さっすがまどか!で、ホムラチャンはどうなのかな~?」ニヤニヤ
ほむら「変な呼び方しないで」ヘンシン!
さやか「!?ちょっと、いきなり何戦闘態勢に入ってんの!??」
ほむら「勘違いしないで」スルスルッ
まどか「あ、盾から」
杏子「そうか、あんた手ぶらだから何も持ってきてないと思ったら」
ほむら「ちゃんと準備はしてあるわ」
杏子「爆弾も持ってたしな」ニヤ
ほむら「…」チャキッ
杏子「OKOK、冗談だ。これ以上は何も言わない。だからその物騒なやつをおろしてくれ」
QBがいないのが気になるな
ほむら「まったく、杏子はいつもいつも…」
マミ「まぁまぁ、暁美さんも落ち着いて」ナデナデ
ほむら「…///」
まどか「いいなぁ…マミさんのなでなで」
さやか「包容力あるからな~、マミさん」
杏子「あたしはこいつを持ってきた」バラバラ
さやか「一応クリスマス用にラッピングしてあるけど、中身わかっちゃうじゃん、それ」
杏子「まぁいーだろ?どうせすぐに食っちまうもんだからさ!」
マミ「お菓子詰め合わせね。佐倉さんらしいわ」
さやか「それじゃぁ、早く交換会しようよ!…って、何で皆袋が5つもあんの?」
まどか「えへへー、それはあのために決まってるよね?ほむらちゃん!」
ほむら「ええ、不覚だけど」
マミ「そうね、仲間はずれにしちゃいけないわよね」
マミ「…」
|\ /|
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. V/・\ /・\ V
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八 (_人_) 八
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マミ(QB…)
マミ(どこまで行っちゃったのかしら、QB…)
マミ(せっかくあなたも飾りつけ頑張ってくれたのに)
マミ(早く帰ってきてくれないと困るわ)
杏子「そんじゃぁ、今ここにいないやつの分は置いといて、交換会だ!」
さやか「ぐるぐる回していくのかな?」
ほむら「全員が全員分のプレゼント持ってきているのだから、その必要は無いでしょ?」
さやか「ははは!そうだよね!」
杏子「あたしのから先に渡すよ。皆同じだけど」
まどか「ううん、ありがとう!杏子ちゃん」
マミ「美味しく頂かせてもらうわ」
杏子「へへっ」
まどか「次、私ね。はい!皆」
さやか「ありがとう!まどか!」
ほむら「あけてもいいかしら?」
まどか「うん!」
マミ「これは…マフラー?」
まどか「えへへ、今年は年末寒いって聞いてたから、頑張って作ってたんだ!」
ほむら「まどかの…手編み…」クンカクンカ スーハースーハー
ほむら「えへ」ニヤ
杏子「ほむら、気持ち悪いぞ」
マミ「でも、暁美さんの気持ち、わからなくも無いわ」クンカクンカ
杏子「マミさん…あんたまで」
まどか「ちょっと、ほむらちゃん、マミさん。恥ずかしいよ///」
(´;ω;`)ン
さやか「それじゃぁ、さやかちゃんの行ってみよう!」
まどか「これ、CDかな?」
ほむら「CDね」
マミ「何のCDかしら」
杏子「『くらっしっく』ってやつじゃねーの?」
さやか「ちょっと皆!何で開けても無いのに決め付けてるの!?」
ほむら「包装の仕方や大きさでまるわかりよ」
杏子「もうちょっと手のこんだことしても良かったんじゃねーのか?」
さやか「ぐぬぬ」
マミ「まぁまぁ。ありがとう、美樹さん。あとでゆっくり聞かせてもらうわ」
さやか「えへへ」
ト、
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_,,-''"´ .l
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.l r‐ヽ_,,.-''"´l |o::) 三 (o::| l`゙''-,,/,-、ヽ
-=ニ二.| ト'"´ ..', .| ´ `´| ,' `ヽ| .|____
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ほむら「それじゃ、次は私ね」
杏子「ほむらか…なんか嫌な予感がするな」
さやか「『はいっ、パイナップル~』とかいってやばいもの出さないでよ?」
ほむら「あなた達がお望みなら、出してあげてもいいわよ?」
さやか・杏子「ごめんなさい」ドゲザー
マミ「あら、可愛いケースね」
まどか「筆箱くらいの大きさだね」
ほむら「こういう時、どういうものがいいかわからなかったから…」
ガサガサ
マミ「これ…眼鏡?」
まどか「本当だ!私のはピンクのフレーム」
ほむら「皆のカラーにあわせてみたわ」
マミ「でもこれ、伊達めがねね」
さやか「まぁ、私達目が悪いわけじゃないから」
杏子「でも、何で眼鏡なんだ?」
ほむら「皆はあまり知らないと思うけど、私はもともと視力が悪くて眼鏡をかけていたのよ」
まどか「!そういえば、以前にそんなこと言ってたよね、ほむらちゃん」
マミ「眼鏡の暁美さんか…是非見てみたいわね」
さやか「それじゃぁ、さっそくかけてみますか」チャッ
杏子「お、さやか。なかなか似あってんじゃねーか」
マミ「とてもいいわ」
さやか「マドカノコトハワタシガマモルワ!」キリッ
ほむら「…やめなさい」
さやか「ソウイウアナタモ、メガネヲカケテミルベキダワ!」ササッ
ほむら「ちょっと、やめ…」
まどか「うわぁ、ほむらちゃん似合ってる!」
マミ「ますますまじめに拍車がかかった感じがするわね」
ほむら「///」
俺はぼっちだけどマミさん幸せそうで嬉しい
まどか「ほむらちゃん、むかしは三つ編みだって言ってたよね~♪」
ほむら「ちょっとまどか、やめ…」
まどか「ほむらちゃんはじっとしてて!」
ほむら「…///」
マミ「私も三つ編みとかしてみたいわ」
さやか「マミさんも私も、この髪じゃ難しそうですよねー」
マミ「そうね、もう一人を除いては…」ジーッ
杏子「な、なんだよ二人とも!」
マミ「さやかさん」
さやか「はい!黄門様!」
マミ「こらしめてやりなさい」ニコッ
さやか「了解であります!」ワキワキ
杏子「ちょっこらっ!勝手に髪型をかえるんじゃ…うわぁぁぁ」
ほむら「あ、暁美…ほむらです…どうか宜しく…お願いします…///」
さやか「うわ…これなら転校初日で速攻私の嫁だわ」
ほむら「恥ずかしいことさせないで頂戴」シュルシュル
まどか「えー、もったいないなぁ」
杏子「///」プルプル
マミ「佐倉さんの三つ編み…」
さやか「これは…」ゴクリ
パシャ
杏子「誰だ!?今写真撮ったのは!?」
ほむら「後でいい脅しの材料になると思ったのだけど、残念だわ」
杏子「ほむら、やっぱりあんただったか…」
マミ・さやか・まどか(((よかった、ばれてないみたい…))
マミ「それじゃぁ、最後は私ね」
さやか「まってました!」
杏子「本命登場だな」
ほむら「期待しているわ」
まどか「マミさんのプレゼント、どんなのかな~?」
マミ「ふふ…」
マミ「実は、このクリスマスパーティーが私からのプレゼントでしたー!」
マミ「…なんて」
まどか・ほむら・さやか・杏子「…」ジーッ
マミ「冗談よ…そこは笑って欲しかったところだけど」ガサゴソ
まどか「マミ野郎調子乗ってるとシメるぞションベン色野郎」
マミ「はい、まずは鹿目さん」
まどか「ありがとうございます!って、すごい大きさですね…」ガサガサ
まどか「猫のぬいぐるみ!しかもすごくおっきな」
マミ「鹿目さん、部屋にいっぱいぬいぐるみ飾ってあったから」
マミ「黒猫…いえ、エイミーも好きだったみたいだし」
まどか「マミさん…ありがとうございます!」
さやか「いいなー、まどか」
杏子「さやかにぬいぐるみか。なんだか面白いな」ププッ
さやか「笑うなー!」
マミ「次は美樹さんね」
ー=y;
\ξ(゜⊿゜)ξ
| y |\;y=‐
/~~~~~~~~~/
さやか「なんだかちょっと小さい感じが…」ガサガサ
さやか「!これって…映画にコンサートに美術館に…全部ペアチケット??」
マミ「美樹さん、上条さんのこと諦めずに頑張っているみたいだから…」
マミ「せめて少しでも力になればって思って」
さやか「マミさん…」
マミ「そのクラッシックのコンサートだけは、日にちが決まっているから気をつけてね」
さやか「うわ!これすごい人気で恭介でも席取れなかったっていってたやつじゃん!」
さやか「しかもこれ、来年の2月14日…///」
マミ「頑張ってね、美樹さん」ニコ
さやか「ありがとう!マミさん!」
ほむら(どうやって入手したかは謎だけど、気にしないほうがいいわね)
マミ「次は暁美さんね」
ほむら「期待してもいいのかしら?」ガサガサ
マミ「そう言われると、ちょっと恥ずかしいけど」
ほむら「…これ、服?」
まどか「うわぁー、可愛い!」
さやか「フリルつきじゃん!」
ほむら「これは、どういうことかしら…?」
マミ「暁美さん、もうちょっと女の子らしく可愛い服を着たら、すごくいいかなって」
ほむら「あなたの趣味かしら…?」プルプル
マミ「そんなことあ…ないけど」
さやか・杏子(今『あるって』言いかけた)
まどか「早速着てみてよ!ほむらちゃん!」
ほむら「え?まどか??え???」
まどか「早く早く!」ニコニコ
さやか(うわー、まどかノリノリだよ)
まどか「じゃーん!ほむらちゃんのご入場です!」
ほむら「///」
杏子「へー、どれどれ…」モグモグ
杏子「…」ぽろっ
さやか「これは…」
マミ「自分で選んでおいてなんだけど、すごく、いいわね」
まどか「ミニスカートにフリル付き、胸元のブローチがワンポイントで効いてるよね!」
まどか「ママなら多分抱きついてそう」
ほむら「も、もういいかしら…」
まどか「だったら…」ギューッ
ほむら「ま、まどか!?」
マミ「鹿目さんだけに良い思いはさせなくてよ!」ギューッ
さやか「よし!マミさんに続けー」ギューッ
杏子「よっしゃ!さっきのお返しだ」パシャッ ギューッ
ほむら「ちょっと皆、やめ…やめてくださいぃ… ふぁああっ///」
誰か!!参考画像を!!
少し太ってるくらいがいい。少しなら
ほむら「//////」プシュゥゥ
まどか「ほむらちゃん、とっても気持ちよかったよ♪」
ほむら「//////」
さやか「さっきのほむらが、多分もともとの素の状態なんだろうな」
杏子「ああ…良いネタを提供してくれてありがとな!マミさん!」
マミ「ネタじゃないんだけど…。いいわ。最後に、佐倉さんね」
さやか「お!今度はきわどい水着とか!?」
まどか「さやかちゃん発想がおやじくさいよっ」
ほむら「///もうこうなったら危ない水着でも、ふんどしでも、腰ミノでもなんでもいいわ」
杏子「不吉なこと言わないでくれよ…」ガサガサ
杏子「…!?? こ、これって…」
さやか「えっ!?これ…」
まどか「まさか…」
杏子「マミさん家の…合鍵?」
マミ「ええ、そうよ」
杏子「ちょっと…こんな大事な物受け取れないって!」
マミ「佐倉さん、今も色々なところを転々としてるのよね」
杏子「ああ、迷惑かけられないからね…」
マミ「私からも、私の家に居てくれて良いって何回も言ってたわよね?」
杏子「うん…だけど、マミさんに迷惑かけるし」
杏子「昔のこととはいえ、一度はあんな別れ方したんだ。一緒に住むなんて資格、ないよ」
マミ「佐倉さん…」ギュッ
杏子「ま、マミさん!?///」
マミ「そんなことないわ…」
マミ「佐倉さん、あなたはいつになっても私の大切な弟子だし、お友達よ」
マミ「だから、どうか受け取って?私からの、クリスマスプレゼント…」
杏子「マミさん…」ひっく
さやか「杏子…良かったね」
ほむら「杏子がマミと一緒に居てくれるのなら、安心できるわ」ファサッ
さやか「あ、戻った」
まどか「杏子ちゃぁん…マミさぁん… ぐすっ」ウルウル
マミ「ふふ」
杏子「へへっ、しんみりしちまったな!さぁ、パーティーの続きをしようぜ!」
そしてまだ忘れられてるQB
まどか「あ!もう23時過ぎ!?」
さやか「うわぁ、あっというまだなぁ」
マミ「もし良かったら、今日は皆泊まっていってくれないかしら?」
さやか「え!?いいの??」
マミ「ええ、皆の家の方さえ問題なければ」
まどか「ちょっと電話してみます!」
さやか「もしもしー、お母さん?」
ほむら「私もいいのかしら」
マミ「ええ、大歓迎よ」
杏子「それじゃぁ、今日はあたしとマミさんの同棲生活1日目だな!」
マミ「同棲って…///」
ほむら「同居生活にしておきなさい、変な誤解を招くわ」
俺もまどマギSS書いてみたいんだけど、キャラがどう呼びあってるかの表みたいなのないっすかね
>>249
アニメ視聴してこいよ…
まどか「ということで、今日はどうか宜しくお願いします!」
さやか「お泊りだなんて久しぶりだなー」
マミ「何も無いところだけど、ゆっくりしていってね」ニコッ
ほむら「私の家よりは生活観があって良いわ」
マミ「ふふ」
ピンポーン
マミ「!?こんな時間に誰かしら…」
まどか「他にも魔法少女のお知り合いっているんですか?」
マミ「こんな時間に来る様な子はいないはずだけど…」ぱたぱたぱた
いや俺だろ
マミ「はいはい、どちらさまでしょうか…」ガタガタ
マミ「ああも、開けにくいわね、このドア」ガタンガタン
ほむら「…」
マミ「えい!」ドカッ
杏子「悪化させんなよー って、誰だ?こいつ」
??「…」
マミ「あの、あなたのパパとママは?」
??「…」フルフル
マミ「お名前は…?」
??「…」
マミ「…困ったわね…」
QB「その子は今日僕が勧誘してきた子だよ」
つれてくんなよQBwwwwwwww
マミ「!?QB!あなた今までどこに行ってたの!??」
QB「遅くなってごめん、マミ。この子がすぐに逃げるから追いかけるのに大変だったんだ」
杏子(こんな子供追いかけるのに何時間かかってんだよ…)
QB「この子はゆま、魔法少女の素質を持つ新しい仲間候補の一人だよ」
ゆま「…」
杏子(…?どっかでみたことのある子供だな)
ゆま「あ!」
ゆま「あのときのお姉ちゃん…」
杏子「はぁ?」
マミ「知ってるの?佐倉さん」
杏子「いや、あたしは全然…って、もしかして…」
杏子「なんとなくだけど、1ヶ月くらい前にこいつを魔女の結界の中で見かけたことがある」
マミ「!本当なの!?」
まどか「どうしたのマミさん、杏子ちゃん… って、誰そこの可愛い子!?」
さやか「QB見境無いなー」
QB「適正があれば多少の年齢の誤差は気にする必要は無いんだけど」
ほむら「中に入ったらどう?まったく、ここはとても寒いわ」
杏子(あんたが言うなよ…)
QB「それじゃぁ、中に入ろうか、ゆま」
ゆま「…」コクッ
まどか即死ENDの時間軸か…
一体これからどうなるんです?
マミ「ごめんなさいね。もうお料理はほとんど食べちゃって…」
マミ「あ!ケーキならまだ残ってるから!」ガサガサ
マミ「はい、ゆまちゃん」
ゆま「…いらない」
さやか「こらこら、せっかくマミさんが出してくれたんだから…」
ゆま「いらない…」
ほむら「困ったわね…。杏子、状況を説明してもらえるかしら」
杏子「…1ヶ月前にな、魔女の気配を感じて結界に乗り込んだんだよ」
杏子「そこにそのゆまがいてさ。魔女に食われる寸前だった」
杏子「その魔女自体はたいしたやつじゃなかったんだけれどね…」
マミ「けれど?」
杏子「そいつの父親と母親、どっちも魔女に食い殺されちまった後だったんだよ」
まどか「!?それって…」
さやか「そんな…」
マミ「そんな大事なこと、何で話してくれなかったの?」
杏子「仕方ないだろ?結界が消滅した瞬間、あたしと血まみれのゆまの周囲には結構な人間が居たんだ」
杏子「変に誤解されると困るから逃げちまったけど…」
杏子「いや、やっぱりあの時マミさんに相談しておくべきだったな。ごめん」
マミ「佐倉さん…済んでしまったことはもう仕方ないわ」
ゆま「…」
マミ「ゆまちゃん、だっけ?もう心配しないで。悪い魔女は私達がやっつけたから」
ゆま「…」
QB「やれやれ、君達でも駄目か。この子はほとんど黙ったままだから、なかなか契約してくれなくて困ってたんだ」
さやか「QB!そんなこと聞いている場合じゃないでしょ?」
QB「…まぁ、君達でこの子を何とかしてあげれるならそれにこしたことはない」
さやか「ゆまちゃーん、こんな薄情なやつのことは放っておいて、お姉ちゃんと遊びましょうねー」
ゆま「…」てくてくてく
さやか「あ…」
ちょこん
杏子「お、おい。何であたしのところに」
ゆま「お姉ちゃんだから」
杏子「…はぁ?」
ゆま「ゆまのこと、助けてくれたのお姉ちゃんだけだったから」
杏子「どういう意味だかさっぱりわかんないんだけど」
マミ「QB、何か知ってるの?」
QB「この子の両親が居なくなった後、遺産がらみの話でイザコザがあったようだね」
QB「この子に危害が加えられているわけではないが、ほとんどの人間は彼女の相続する遺産にしか興味が無いわけだ」
まどか「そんな…ひどい!」
ほむら「そういう人間も多いというのが現実ね…」
ゆま「…」
杏子「参ったな…」
マミ「とりあえず、この時間だけど電話を入れておかないといけないわね」
マミ「この子の親戚の連絡先は…」
ぎゅっ
マミ「え?ゆまちゃん?」
ゆま「帰りたくない」
ゆま「ゆま、もうあそこには帰りたくないよ」
マミ「そうは言っても…」
QB「とりあえず、今日のところは向こうの家には僕の方でなんとかごまかしてくよ」
さやか「あんた、そんなことできるの?」
QB「僕達のテクノロジーを持ってすれば、容易なことさ」
杏子「万能だな、オイ…」
マミ「それじゃぁ、改めてゆまちゃんも参加でクリスマスパーティーを続けましょうか」
まどか「ふぇぇ、もう24時前だよ?」
さやか「まどかはお子様だなぁ」
ほむら「あなたが夜更かししすぎじゃないのかしら?」
マミ「大丈夫よ、ちょっとだけだから」
まどか「うん!」
マミ「はい、ゆまちゃん。クリスマスケーキ」
ゆま「…」
杏子「ほら、ゆま。食べな」
ゆま「うん…」パクッ
ゆま「…おいしい」じわっ
杏子「そうか!あたしのバイト先で売ってた最高級のケーキだからな!」
マミ「紅茶もあるわよ」
杏子「おいおい、眠れなくなるんじゃねーか?」
マミ「大丈夫よ。少しだけだから」
ゆま「…」コクコク
ゆま「おいしい」じわわっ
杏子「そうかい」
さやか「ゆまちゃん、はい!」
ゆま「?これ何?」
さやか「良い子のゆまちゃんにクリスマスプレゼント!」
ゆま「…あけても良いの?」
さやか「どーんとあけちゃって!」
ゆま「…これ」ガサガサ
ゆま「ゆま、おんがくほとんど聞かない」
さやか「あー、ちょっと大人向けのだったから会わなかったなー」
さやか「ごめんね、ゆまちゃん」
ゆま「ううん、とっても嬉しい。ありがとう、お姉ちゃん」
さやか「さ・や・か!さやかお姉ちゃんだよ!」
ゆま「うん!ありがとうサヤカ!」
まどか「それじゃぁ、私からもプレゼント!」
ゆま「え…?」
まどか「はい!手編みのマフラー!」
ゆま「うわぁ…ありがとうお姉ちゃん!」
まどか「私のことはまどかって呼んでね」
ゆま「うん!マドカ!」
さやか(でかでかと『QB』って文字が編んであるけど、気にしないでおこう)
まどか(ごめんねQB。QBにプレゼントなくなっちゃったけど、いいよね?)
これにはさすがのQBも激怒
ほむら「それじゃぁ、私からもあなたにあげるわ」
ほむら「それと、私のことはほむらでいいわ」サッ
杏子「あたしからもあるよ。ほら、食うかい?」
杏子「あっ…と、あたしは杏子、佐倉杏子だ。よろしくな」
ゆま「ホムラ…キョーコ…」っく
ゆま「ありがとぉ…お姉ちゃん達…」ひっく
マミ「…」
マミ「ねぇ、この子、私の家で引き取ったりできないかしら」
まどか「え!?」
さやか「それはちょっと無理なんじゃないですか?マミさん」
ほむら「法律的な問題もあるわ。変なことは考えない方が良い」
マミ「でも…」
杏子「まぁ、こればっかりは仕方ないさ。あきらめな、マミさん」
マミ「…」
マミ「嫌よ」
まどか「マミさん?」
ほむら「あなたがわがまま言ってどうするの?」
マミ「だって、このままじゃ、この子一人ぼっちじゃない」
マミ「お正月も、GWも、お盆も、クリスマスも、ずーっと一人なのよ?」
マミ「そんなの…、この子に背負わせたくないわ…」
マミ「私がそうだったから…」
杏子「マミさん…」
ほむら「ずっと一人…か… そうね、辛いわよね?一人は」
マミ「ゆまちゃんはどう?お姉ちゃん達と一緒に暮らしたくない?」
ゆま「ゆまは…」
杏子「思ったことを素直に話したらいいよ。あんたが感じたことな」
ゆま「ゆまは、もっとお姉ちゃん達と一緒にいたいよ」
ゆま「サヤカと、キョーコと、ホムラと、マドカと、それに…」
マミ「私はマミ、巴マミよ」
ゆま「マミと一緒にいたいよ」
マミ「それなら決まりね」
さやか「でも、やっぱりそれは無茶じゃ…」
QB「そんなことは無いよ」
まどか「QB?」
QB「その子が僕と契約すれば万事解決さ」
QB「『マミ達と一緒にくらしたい』、そう願えば問題解決だよ」
ほむら「!そんなことを言って契約を推し進める気ね。そうはさせないわ」
QB「君達外野は黙っていてくれると助かる。決めるのはゆま本人だよ」
杏子「ゆま!こいつの言うことにあんまり耳を貸すなよ?」
杏子「魔法少女なんて、危険なだけでろくなもんじゃない」
杏子「あんたはそんな人生を送らなくて良いんだよ!」
マミ「そうね、ゆまちゃん。あなたは魔法少女になってはいけない」
マミ「何とかして、別の方法を考えてみるわ!」
さやか「ゆまちゃん!」
杏子「ゆま!」
マミ「ゆまちゃん!」
ゆま「ゆまは…ゆまは…」
おいコラ、まどかとさやかには魔法少女すすめたくせになんだコラ黄色デミ
ゆま「ゆまは、どんなことになってもいいから、お姉ちゃん達と一緒にいたい」
ゆま「QB、お願い」
QB「決まりだね」
まどか「ゆまちゃん!」
杏子「チッ」ササッ
QB「そこをどいてくれると助かるんだけど」
ゆま「キョーコ…」
ゆま「ゆまも、キョーコやマミと一緒にいられるなら、なんだってするよ?」
杏子「そういう問題じゃねーよ。あんたが魔法少女になったら、皆悲しむんだよ」
ゆま「何で…?」
ゆま「ゆま、お姉ちゃん達と一緒にいちゃ駄目なの?」
マミ「違うわ、ゆまちゃん」
マミ「私達はあなたのことを守りたいの」
マミ「こんな良い方は良くないかも知れないけど、がんばってあなたが幸せなる様にする」
マミ「それが、私達魔法少女と、それに関わった人たちからのクリスマスプレゼント」
マミ「だめ、かしら…?」
ゆま「…」
ゆま「…ひっく」
ゆま「うわぁぁぁぁぁぁぁぁん」ギュムッ
マミ「よしよし」
さやか「すごい母性力を感じる、マミさんすごい」
まどか「マミさん…ゆまちゃん…」
QB「やれやれ、本気でこの子を育てる気かい?無理だと思うんだけどな」
マミ「お金のことはなんとかするわ。住む所も私の家でいいから」
杏子「あたしもバイト増やして頑張るよ。なんたって、マミさんの家族になるんだからな」
マミ「そ、それって…///」
杏子「?一緒にすむんだろ?あたしとマミさん。だったら家族じゃん」
マミ「そ、そうね!そのとおりだわ!」
ほむら(…)
QB「お金や家はいいとして、ゆまの親戚にはどう言うつもりだい?」
マミ「それは…遺産放棄をすれば…」
QB「そう簡単にいくとは思えないね」
QB「第一、向こう側から反対がでるのは目に見えている」
QB「真っ向から彼らと勝負するには分が悪すぎると思うけどね」
マミ「でも…」
杏子「ちくしょう、何とかできねーのかよ?」
まどか「さすがにママでも無理かなぁ…」
さやか「恭介の家…いや、巻き込んじゃ駄目だよね」
マミ「どうしたらいいのかしら…」
ゆま「マミ…」
QB「もう応えは一つしかないよね」
ゆま「ゆま、やっぱりQBと契や…」
ほむら「その必要は無いわ」
まどか「ほむらちゃん!?」
マミ「暁美さん??」
QB「どういう意味だい?」
ほむら「要するに、この子の親戚を黙らせればいいわけね」
QB「物騒な言い方だね。まぁ、普通に許可がもらえれば良いんだけどね」
ほむら「彼らを脅す材料なんて、いくらでもあるわ」
まどか「へ!?」
杏子「お、おい!どう言うことだよほむら!?」
マミ「教えて、暁美さん!」
ゆま「ホムラ?」
ほむら「黙っていてごめんなさい。私、以前にこの子と会ったことがあるの」
さやか「え!?まじで?」
まどか「い、いつ?ほむらちゃん!?」
ゆま「ゆま、ホムラとは会ったことないよ?」
ほむら「誤解があったわね、以前といっても、今の時間軸じゃないわ」
ほむら「以前のループしたうちのいくつかの時間軸で…」
マミ「!そういえば確かに暁美さんは何度も時間を繰り返して…」
ほむら(正直、良い思い出が無いわ。特に、あのまどかが殺される時間軸なんて…)
ほむら「その中でね、やっぱりこの子を家に迎え入れようとしたことがあったの」
ほむら「巴マミの家だったり、まどかの家だったり、ね」
QB「…」
ほむら「その時にね、円滑にゆまを迎え入れることができるよう、材料を探していたの」
ほむら「この子の親戚にとってマイナスとなる様な材料をね」
さやか「でもどうやって…」
ほむら「あら、忘れたの?ワルプルギスの夜を倒すまでは、私は時間停止の力を使えたのよ?」
杏子「そうか!今じゃすっかり使えなくなってたから、忘れてた」
ほむら「かなり昔の材料になってしまうけど、それでも十二分に勝つだけの要素はあるわ」ドサドサッ
さやか「うわ!これ、全部…?」
ほむら「ええ、そうよ?」ファサッ
まどか(ほむらちゃん、ちょっと怖いよ…)
ほむら「さぁ、どうかしら?QB」
QB「…」
QB「やれやれ、僕の負けだね。ほむら」
QB「たしかにこれだけのものがあれば楽にゆまを引き取ることができるだろう」
杏子「それなら!」
QB「だけど、いいのかい?ゆまは動物じゃないんだよ?人間だよ?」
QB「まだ中学生の君達にそんな力と覚悟はあるのかい?」
杏子「てめぇ、この期に及んでまだそんなことを…」
マミ「QB…」
マミ「心配してくれているのね?ありがとう、QB」
マミ「色々酷いことを言ったりするけど、私達のことを心配することも言ってくれるわよね?QBは」
QB「…」
QB「『酷い』や『心配』といわれても、僕達にはわからないんだけどね」
マミ「たしかに私達はまだ中学生。それに魔法少女だから、魔女も倒さなければいけない」
マミ「まだまだ覚悟も資格もないのかもしれないわね」
さやか・ほむら・杏子「…」
ゆま「マミ…」
マミ「でもね、今日みたいなことがあって、本当に思ったの」
マミ「ひとりぼっちは、寂しいって」
マミ「だけど、二人なら、三人なら、四人、五人なら…」
マミ「仲間が多ければ多いほど、何でもできちゃうって思っちゃったの」
QB「…」
マミ「勿論、私達だけじゃないわ。ゆまちゃんにとっても、これから大変な生活になると思うの」
マミ「だけどね、ゆまちゃんも、私達も、一緒になって頑張れば、きっとうまくいくんだって思うのよ」
まどか「マミさん…」
QB「まったく、マミの考えはいつも甘すぎるよ」
マミ「そうかしら?」
QB「でもまぁ、長い間一緒にいた僕の立場からしたら、それがマミの本当の姿なんだろうね」
マミ「ありがとう、QB」
QB「最後に、ゆま。君はどうしたいんだい?」
ゆま「ゆまは…」
ゆま「ゆまはマミやキョーコと一緒に暮らしたい!」
ゆま「サヤカやマドカ、ホムラと一緒に遊びたい!」
QB「決まりだね。仕方ないけど諦めることにするよ」
ほむら「賢明な判断ね」
QB「知っている魔法少女の中に、法律関係の職についている子がいるから、その子から頼んでもらうと良いよ」
さやか「え!?中学生で法律関係の職??」
QB「彼女は立派な社会人さ。年齢がいくつになろうとも、魔法少女は魔法少女さ」
さやか「そ、そっか…(もう少女じゃなくなってるんじゃないかー)」
まどか「ありがとう!QB」
さやか「ごめんな、QB。あんた結構いいやつじゃない」
QB「…」
ほむら「今回は礼を言うわ。宜しく頼むわ」
杏子「ははっ、さすがに顔が広いやつはちがうな!」
QB(人間というものは、皆現金なものだね…)
マミ「それじゃぁ、ゆまちゃん、今日からは私の家で一緒に暮らそうね?」
ゆま「うん!」
ゆま「ありがとう!お姉ちゃん達!」
まどか「もう日付変わっちゃったねー」
ほむら「まどか、一緒にお風呂に入りましょう。一緒に。」
さやか「こらこら、何『一緒に』を強調してんだよ」
杏子「まーいいじゃねーか。ほむらは今日の敢闘賞だからな」
マミ「お風呂は2人ずつでお願いね」
さやか「ふんだ!それなら私はゆまちゃんと入っちゃいますよーだ」
杏子「お、あたしとは入らなくて良いのか?」
さやか「な、何の話だよ!///」
ゆま「ゆま、キョーコと一緒に入る!」
さやか「ガガーン、こんな小さな女の子に振られるなんて…」
杏子「残念だったな、さやか」
さやか「こうなったら二人まとめて相手してあるー」
ゆま「きゃー」
杏子「きゃー」ケラケラ
マミ「もう、皆はしゃいじゃって」
QB「いろいろと迷惑かけたようだね、マミ」
マミ「うふふ、いいのよ、QB」
マミ「それにしても、あなた、わかってたんでしょ?」
マミ「私達ならきっとあの子を引き取るって」
QB「…何のことだか」
マミ「もし暁美さんが交渉材料を持っていなくても、そのお知り合いの弁護士さんに何とかしてもらうんじゃなかったのかしら?」
QB「そんなことはないさ」
QB「本当にゆまには魔法少女になってもらう予定だったさ」
マミ「だったら、強引にでも…」
QB「今回の件については、結果としては問題ない」
QB「ゆまが君の家で暮らすことになったのだからね」
マミ「え?」
QB「メリークリスマス」
マミ「え?」
QB「もうクリスマスの日は過ぎてしまったけど、問題は無いよね」
マミ「ど、どういうこと?QB」
QB「僕はね、マミと一緒に暮らしてくれる魔法少女候補を探していたのさ」
QB「君はいつも一人で生活して、魔女もきっちりと退治してくれている」
QB「仲間もちゃんといるけど、家に帰るといつもひとりぼっちだ」
QB「知っているよ?君が家に一人でいる間、ほんの少し筒だけど、君のソウルジェムに溜まる穢れの量が増えている」
マミ「QB…」
QB「君達人間の間でのクリスマスの慣習についてはいろいろと観察したつもりさ」
QB「いつも魔女退治を頑張ってくれる君への僕達からのプレゼントってわけだ」
QB「まぁ、佐倉杏子が君と一緒に暮らすようだから、余計なお世話だったのかもしれないけどね」
マミ「QBっ!」ギュゥゥゥ
QB「痛いよマミ、そんなに抱きしめないでくれないか?」
マミ「ごめんね、QB。やっぱりあなたは私達のことを考えていてくれたのね」
QB「君達魔法少女は重要な人材だ」
QB「別に君達に肩入れしているわけではない」
QB「これ以上、願い事は叶えてあげることはできないけど」
QB「君達の日常の援護をすることぐらいはできる。気にする必要は無い」
QB(確かにゆまと契約できなかったのは痛いけど)
QB(マミや杏子、そしてほむらといった、今後の契約の最大の障害となる魔法少女達の信頼を得られたことは大きい)
QB(将来への投資ということで、今回のことはよしとしよう)
QB「それより、食事はないかい?せっかくだからマミのご馳走をいただきたいんだけど」
マミ「ごめんなさい!もう皆食べちゃったの」
QB「それじゃぁ、ケーキは…」
マミ「ごめんなさい、それもゆまちゃんにあげちゃったから…」
QB「…」
織莉子×まどか
織莉子×マミ
織莉子×ほむら
織莉子× 杏子
織莉子×さやか
SSが読みたい。
マミ「ごめんね?QB」
QB「いや、なに。気にする必要は無い」
QB「僕にとって、食事の摂取は必ずしも必要というわけではない」
マミ「その代わり…というと変なんだけど」ガサガサ
QB「?何だい?これは」
マミ「うふふ、QBへの、私からのクリスマスプレゼント!」
QB「僕にかい?」
マミ「ええ、開けてみて?」
QB「…わかったよ」
QB(そういえば、ゆまに巻いてあるマフラーに僕の名前が書いてあったね)
QB(他の子達があげてたプレゼントも、ひょっとしたら僕にくれようとしてたのかい?)
QB(まったく、人類の考えることはわけがわからな…)
チャリッ
QB「これは…ここの家の鍵じゃないか?」
マミ「メリークリスマス!QB」
QB「どういうことだい?」
マミ「今日から正式に、QBも私の家族の一員です!」
QB「わけがわからないよ。去年だって同じ様にクリスマスをしていたじゃないか」
マミ「ごめんなさい、QB。今までのクリスマスはここまで大きなことできなかったから」
マミ「去年まではほとんど一人で居ることが多かったから、こんなことをする余裕も無かったわ」
マミ「時間も、心も」
マミ「でもね、今年は鹿目さんや美樹さんと会って、暁美さんと仲間になって、佐倉さんと仲直りして」
マミ「こうやってクリスマスを迎えることができた」
マミ「皆で一緒にクリスマスを迎えることができるだなんて、とても素敵なクリスマスプレゼントだとは思わない?」
QB「…君にとってはそうかもしれないね」
マミ「だからね、あの時助けてくれたQBに、クリスマスプレゼント!」
マミ「今だから…そう、こんな今だからこそちゃんと言えるの」
マミ「私を助けてくれて、ありがとうって」
QB「マミ…」
マミ(なんだか不思議な気持ち)
マミ(数時間前には事故なんかなければって思ってたのに)
マミ(勿論、本当に事故がなかったのなら、その方が良かったんだろうけど)
マミ(それでも、神様はちゃんと見ていてくれた)
マミ(私が一生懸命頑張ってきたことを褒めてくれたのかな…?)
QB「わかったよ、これは受け取らせてもらうよ」
マミ「うん、これからも宜しくね!」ニコッ
QB「ああ」
QB(別に鍵が無くても家には入れるとか、そんなに信用していいのかいとか良いたいことは山々だけど)
QB(今日くらいは別にいいか)
QB(人類にとって、クリスマスは皆が幸せになることを望む日のようだからね)
さやか「マミさーん、お風呂あいたよー」
マミ「あら、皆早いわね」
杏子「さっさと風呂に入って来いよ!」
マミ「ええ、でもどうしてそんなに急いで?」
さやか「マミさんにぶいなー。これから3次会パジャマパーティーでしょうが!」
まどか「えへっ。私ももうちょっとだけ夜更かし頑張るから!」
ほむら「私も応援するわ。だから、私が寝そうなときはひっぱたいて、まどか」
杏子「あたしがひっぱたいてやるよ」
ほむら「やめなさい、本気で痛いから」
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」670からの分岐
改変前のマミ生存 OR 改変前のマミ qb 復活
魔法少年オリ主最強ハーレム OR まどか☆マギカの原作知識有りチート男オリ主SS
ヴァンパイア十字界×禁書
スレイヤーズ×禁書
スレイヤーズ×ヴァンパイア十字界
ヴァンパイア十字界×まどか
ヴァンパイア十字界×Fate
Bleach×禁書
ダイの大冒険×禁書
ダイの大冒険×Fate
まどか×Bleach
ダイの大冒険×まどか
blackcat×禁書
ToLOVEる×まどか
ヴァンパイア十字界×まどか
blackcat×まどか
CODE:BREAKER×まどか
吸血殲鬼ヴェドゴニア×まどか
PHANTOM OF INFERNO×まどか
天使ノ二挺拳銃×まどか
鬼哭街×まどか
Claymore×まどか
スレイヤーズ×まどか
dies irae×まどか
式神の城×まどか
鬼切丸×まどか
真・女神転生CG戦記ダンテの門×まどか
鬼畜王ランス×まどか
マミ「うふふ、わかったわ、皆ちゃんと起きて待っていてね!」
ゆま「ゆまも~~…」ショボショボ
マミ「ゆまちゃん、無理しなくて良いのよ?」
ゆま「ううん、ゆまもがんばってパジャマパーティーするの」
杏子「服どうするんだ?ゆまの」
マミ「私の昔使っていたのがあるわ」
さやか「胸のところとかぶかぶかじゃないんですかー?」
ほむら「…下品なことはいわないで、美樹さやか」
さやか「下品って…別にそんなこと無いと思うけど…」
まどか「ほむらちゃん、まぁまぁ」
マミ「それじゃぁ、私もお風呂入ってくるわね」
マミ「QB、一緒に入りましょう?」
QB「僕がかい?」
マミ「ええ!あなたはもう私の家族なんだから!」
QB「やれやれ、君の甘え癖はちゃんと治っているのかな?」
マミ「もう!昔のことは言わないで!///」バシバシ
QB「わかったから叩かないでほしい」
QB(ようやくマミもいろいろなことに決心が付いたようだね)
QB(杏子とゆまという同居人ができ、彼女もますます強い意志と責任感を持つようになるだろう)
QB(さまざまな因果を抱え込み、最強の魔法少女として目覚める可能性もありそうだね)
QB(期待して待っているよ。これからもよろしく、マミ)
まどか「マミさん出てきた?」
ほむら「ええ、もうすぐこちらに来るわよ」サワサワ
まどか「もう!ほむらちゃんあんまり髪の毛いじらないで?///」
ほむら「まどかの髪、綺麗だから…」
さやか「それじゃぁ、マミさんが来たら、せーので言うからな!」
杏子「ああ!」
ゆま「ゆまも、頑張る!」ウツラウツラ
マミ「それじゃ、QBも良いかしら?」
QB「いいよ、部屋に入ったらせーので言うんだね?」
マミ「ええ。行くわよ」ガラッ
さやか(来た!皆!)
杏子(ああ!)
まどか(うん!)
ほむら(いいわよ)
ゆま(いいよ!)ウツラ
さやか(せーのっ)
マミ(行くわよ?QB!)
QB(わかってるって)
マミ(せーのっ)
マミ・QB・まどか・さやか・ほむら・杏子・ゆま
「「「「「「「メリークリスマスッ」」」」」」」
~Fin~
QBのくせに・・・乙
長文お付き合い頂きありがとうございます(´・ω・`)
即興で話考えるのは結構しんどいですね…
>>1もぼっちなうでしたが、支援したり読んだりしてくれた
皆がいたからぼっちじゃなかった!(`・ω・´)
※マミさんダブル夢オチで魔女化でもしたら>>1が魔女化してしまいます。
重い話は自分の心まで重くなっちゃいますね。
どうもありがとうございました!
乙だぜ
訂正…ごめんなさい、途中から書き込ませてもらったので私は>>1じゃないですね…
>>1さんごめんなさい… orz
ショウさん「俺はぼっちのままか…」
~おまけ~
まどか「それじゃぁ、私達からまず入ろっか」
ほむら「ええ、そうね」
ほむら(まどかと一緒にお風呂…今までありそうでなかったのよね)
ほむら(この機にもっとまどかとの仲を深めたいわ)
まどか「~♪」ヌギヌギ
ほむら(まどか…。いつみてもその綺麗な肌はうらやましいわ)
ほむら(私より大きめだけど小ぶりな胸、ほどよく成長してきたお尻…)
ほむら(ふぅ… いけないわ!こんなこと考えていてわ!)
ほむら(時間は限られているわ。まじめなお付き合いをしないと)
ほむら「まどか」
まどか「なぁに?ほむらちゃん」
ほむら「背中、流してあげるわ」
まどか「うん!ありがとう、ほむらちゃん!」
まどか「でもね、ほむらちゃん。その手に持っている物はお風呂に要らないんじゃないかな?」
ほむら「え…あっ!?」
ほむら(無意識のうちにこんなものを…)
ほむら「ご、誤解よまどか。私にはそんなやましい気持ち、全く無いから!」
まどか「そうなんだ…」シュン
ほむら(まどか、落ち込んでる!?もしかして…これは!)
ほむら「まどか、ごめんなさい。さっきのは嘘。」
ほむら「私はあなたのことがとても大事よ?」
まどか「!ほむらちゃん…」
まどか「うん!私もほむらちゃんのこと大好きだから!」
ほむら「まどか…」
まどか「だからね、健全なお付き合いをしようね?ほむらちゃん」
ほむら「はい…」
かぽーん
ほむら「ふぅ、良いお湯ね」
まどか「ほむらちゃん、そろそろ流しっこしよ?」
ほむら「ええ(待ってましたわ)」ザバッ
ほむら「それじゃぁ、まずは背中からね」
まどか「うん、お願いね、ほむらちゃん」
ほむら「…(まずはタオルを石鹸であわだてて…)」ゴシゴシ シュワシュワ
ほむら「そろそろいいかしら」
ほむら「よいしょっと」シュルッ
まどか「ひゃん!?」
ほむら「ま、まどか?///」
まどか「ご、ごめんね?ほむらちゃん。ちょっと考え事してたから///」
ほむら「そ、そう…(一瞬全身が感度良好なのかと思ってしまったわ…)」
ほむら「まどかの肌って綺麗ね」ゴシゴシ
まどか「そうかな…///ありがとう、ほむらちゃん」
まどか「ほむらちゃんのお肌だって、とっても綺麗だよ?」
ほむら「私はずっと入院してたから色白なだけで…」
ほむら「でも、魔法少女になったから、いろいろと代謝はよくなっているわ」
まどか「そっかー、私も魔法少女になったらずっと綺麗なままでいられるのかなぁ?」
ほむら「まどかは今のままで十分素敵だから!変なことは…考えないで…」キュッ
まどか「ほむらちゃん…」
まどか「うん、ごめんね?ほむらちゃん」
ほむら(ごめんなさい、まどか…)
ほむら(…!まどかのお尻…)
ほむら「…」ソーッ つつつ
まどか「え?ちょっとほむらちゃん!?///」
ほむら「全身を綺麗に磨かないといけないわ」
まどか「だ、だからってそこは…」クルッ
ほむら「!次は前を洗うのね?」ササッ ふにゅっ
まどか「え?あ…あうっ/// そこ駄目だって!」
ほむら「そんなことないわ…ふふふ」ニュルニュル
ほむら「もっともっと綺麗にしてあげないと」プチュ…
まどか「ほ、ほむらちゃんが変になっちゃったよぉ…///」
さやか「ほむらー、まだなのー?」
杏子「後つかえてんだから、早くしろよー」
ほむら「もう少し待ちなさい、あなた達…」
まどか(さやかちゃん!?)
ほむら「今良いところなのだから、静かにして頂戴」
まどか「さやかちゃ~ん」
ほむら「!?まどか??」
さやか「こらー、私の嫁に手をだす悪い子はどいつだぁ~?」ガラッ
杏子「おいおい、定員オーバーになっちまうだろ」
さやか「湯船に3人、洗い場に2人、全然OKじゃない!」
杏子「…だな、結構広いモンな。ここ」
ほむら(くっ…この子達、全裸待機とはやるわね…)
まどか「さやかちゃ~ん」ギュッ
さやか「ま、まどか/// いきなり抱きつかないでよ」
ほむら「美樹さやか…そこをどきなさい」
さやか「へー、ほむら、私と勝負しようって言うの?」
ほむら「…」
杏子「隙あり!」ガバッ
ほむら「!?ちょっと杏子何を…」
さやか「よーし、杏子!そのままほむらを羽交い絞めにしなさい!」
杏子「OK♪」
ほむら「あなた達…///」プルプル
まどか「あ、あんまり酷いことしないでね?さやかちゃん」
さやか「大丈夫大丈夫!スキンシップだって」
ほむ・・・
さやか「へー、ほむらの体…」ゴクリ
さやか「これはこれで…」ゴクリ
ほむら「美樹さやか、さっきから生唾ばかり飲んでなにを考えてるの…?」
さやか「いやぁ、やっぱりあこがれるよね!優等生の体って!」
ほむら「…何を…」ふにゅっ ふにゅんっ
ほむら「…杏子、さっきからあなたの何かが当たってるんだけど?」
杏子「当ててんだよ!」
ほむら「///嫌がらせのつもり?」
杏子「まぁまぁ、おとなしくしてなって…ひゃっ!?」
ゆま「杏子のおっぱい…」
杏子「や、やめろゆま…す、吸うんじゃねぇよ…///」プルプル
ほむら(拘束が緩んだ!今よ!)グッ
杏子「あ!こらほむら、ちょっと… あうっ…」
ゆま「ん~」チュパチュパ
さやか「あー、杏子はやくも主導権握られたなー」
いいぞ、もっとやれ
ほむら「さやか、杏子、あなた達は許さないわ…」ゴゴゴゴ
さやか「あー、当の杏子はそこで悶えてるんですけどー」
杏子「はうぅっ///」ビクンッ
ゆま「キョーコ!キョーコ!」ギュウゥ
ほむら「それじゃぁさやか、あなたが代わりを務めてくれるのね?」
さやか「え?ちょっと待ってほむら、目がまじなんだけど…」
ほむら「さて、どこから責めてあげましょうか…」
さやか「わ、わたし湯船につかる!」ザパッ
ほむら「まちなさい!」むにゅん!
さやか「やぁっ…ちょっとそんな握り方…しないで…」
ほむら「…マミほどではないにしろ、また成長したのね、あなた…」キュッ
さやか「ひぃっ!きょ、恭介っ…胸が大きい子がっ…好きみたいだか…らっ」
ほむら「…」モミュモミ
ほむら(…いけないわ。この子はまどかじゃないのに)モミモミ
ほむら(どうしてかしら…手が止まらないわ…)キュン!
さやか「ちょっと…ほむ…らぁ… もういい加減に…」ガクガク
まどか「ほむらちゃん!」ゴシゴシゴシ!
ほむら「あう!痛たたっ まどか、痛いって…」
まどか「それ以上さやかちゃんに乱暴しちゃ駄目だよ!」
ほむら「乱暴じゃないわ、スキンシップよ」
まどか「…」ジーッ
ほむら「…ごめんなさい」
さやか「た、助かった…」ヘナヘナ
まどか「さやかちゃんも、杏子ちゃんも、ゆまちゃんも!」
さやか「…へ?」
ゆま「ゆまも?」
杏子「ハァッ ハァッ…/// あ、あたしもかよ?」くたっ
さやか「でも、さっき助けを呼んで…」
まどか「一緒になってふざけてたでしょ?止めてくれるだけでよかったんだから!」
まどか「お風呂は皆で楽しく入るの!」
さやか「ごめん…ちょっと悪ふざけしすぎた」
ゆま「ごめんなさい…」
杏子「す、すまねぇ… ハァッ」
ほむら「さすがはまどかね」
まどか「ほむらちゃんも!」
ほむら「ごめんなさい…」シュン
まどか「ほら、皆早く体洗って出よ?この後パジャマパーティーでしょ?」
さやか「そうだよ!マミさん待たせちゃ駄目だよね!」
ゆま「ゆま、キョーコの体洗う!」
杏子「ビクッ じ、自分で洗うから大丈夫だ!」ササッ
ゆま「えー」
まどか「ほむらちゃん、こっち向いて!」
ほむら「え…?」
まどか「えい!」ニュル・・・ニュルン!
ほむら「!???え?まどか…今 ??」
まどか「こうやって、体全体を泡立てて…体をこすり付けると…、早く洗い終わるんだって……」
まどか「ママが言ってたから…」ハァッハァッ
ほむら「あ…あう…///」ガクガク
ゆま「マドカとホムラ、真っ赤っ赤だよ?」ゴシゴシ
さやか「こら!ゆまちゃんは見ちゃだめ!」ゴシゴシ
さやか「それにしても…この光景はエロいわー…」ゴシゴシ
杏子「あいつの母親は一体何者だ?」ゴシゴシ
さやか「んー、とってもすごい人」ザパーッ
杏子「何だそれ?わけわかんねーな、オイ」ザパーッ
ゆま「マドカ、怖い人?」ザパー
さやか「そんなことないぞー?まどかは誰にでも優しい子だよ!」ナデナデ
ゆま「ん…」
杏子「そうだな、あいつはおどおどしてるくせに以外と芯の強いやつだからな」
さやか「さ、これでよし!あがろっか」
ゆま「うん!」
杏子「おーい、先にあがるぞ?」
まどか「え?ちょっと待って!ほ、ほむらちゃんが鼻血出して動かないの…///」
さやか「そういう時は…首筋にチョップ!」ゲシッ
ほむら「痛!」
ほむら「ちょっとさやか!何するの!?」
さやか「ほら、治ったよ!」
まどか「だ、大丈夫?ほむらちゃん」
ほむら「ええ、平気よ… ちょっと刺激が強かっただけ…」フゥッ
さやか「ああ~いいお湯だった」
杏子「久しぶりにゆったりと湯船につかれた」
さやか「ゲッあんた風呂入ってなかったの?」
杏子「シャワーだけだよ。あんまり他人の家でお湯使うの気が引けてさ」
さやか「全く…」
まどか「これからはいっぱいお風呂に入れるね!杏子ちゃん!」
杏子「でもマミさん、怒らないかなぁ?お湯の無駄遣いって…」
ほむら「巴マミなら、『女の子だからもっと綺麗にしなきゃ駄目よ!』って、言うと思うわ」
杏子「そ、そうかな」
ほむら「ええ、そうよ」
杏子「ふふ、そっか。それならいいや」ニカッ
さやか「マミさーん、お風呂あいたよー?」
マミ「それじゃぁ、入りましょうか?QB」
QB「うん、わかったよ」
ガラガラ
マミ「これ…」
QB「随分と騒いだ後のようだね」
マミ「ふふ、いいのよ。皆楽しそうだし」
QB「マミは良かったのかい?さっきのお風呂場騒ぎに参加しなくて」
マミ「私はいいのよ。これから佐倉さんやゆまちゃんと毎日一緒に入るんだから!」
QB「・・・一緒にというのは確定事項かい?」
マミ「ええ、家族なんだから、一緒に入るのは当たり前よ?」
QB「君達人類の考えることは理解しにくいことだらけだね」
QB「…それにしても、マミ」
マミ「何?QB」
QB「タオルで胸を隠す必要はあるのかい?」
マミ「え!?へ、変かしら!?」
QB「この国では湯船につかるときにタオルをつけて入るのは、マナー違反だと聞いたことがあるよ」
マミ「そ、そんなことないわよ…?///」
QB「?まぁいよ。君の家のお風呂なんだから、自由に入ると良い」
マミ「…///」
マミ(QBが男の子って考えちゃうと、ちょっと意識しちゃうんだから・・・)
マミ(さっきのお風呂に入る前の会話だって…///)
マミ「QB、こっちにおいで」
QB「どうしたんだい?」
マミ「QBの体洗ってあげるから!」
QB「そんなことしなくても、僕の体は常に清潔に保たれるようになっているんだけどね」
マミ「いいから!今日のことのお礼もあるし」
QB「こんなことが御礼になるのかい?」
マミ「…///」ギュウゥー
QB「痛たたた、頬をひっぱるのはやめてよマミ」
QB「まったく・・・わけがわからないよ」
QB俺と替われください
QB「膝の上でいいのかい?」
マミ「ええ、背中を向けて」
QB「わかったよ」ちょこん
シュルッ
マミ「ひゃぅっ!?」
QB「どうしたんだい?マミ」
マミ「QB…ちょっと尻尾…動かさないで///」
QB「尻尾?ああ、これのことかい?」フリフリ クリン!
ツンッ
マミ「やんっっっ!!?///」
QB「さっきから君は変な声ばかり出しているね」
マミ「あ、あなたのせいでしょ・・・」プルプル
マミ(さっきからQBの尻尾が…あ、あそこに当たるから・・・///)かぁぁぁ
QB「わけがわからないよ」
マミ「もう、動かないで!」ゴシゴシ
QB「きゅっぷい!」
マミ(タオルで隠したからもう当たらないわよね…)
QB「マミ、石鹸が目に入って前が見えないよ」
マミ「あ、ごめんなさい!えっと、お湯お湯」
QB「大丈夫だよ、自分で蛇口を探すよ・・・これかな?」
キュッ
マミ「っっっ~~~!?」ビクビクッ
QB「あれ?お湯がでないや」
マミ「きゅ…QB…あなた、わ、わざとやっているの…?///」ガクガク
QB「前が見えないって言ったじゃないか」
マミ「お、おとなしくしてて!私が洗ってあげるから!」
QB「わかったよ」ぽすっ ふよん
マミ「~~~//////」
QB「ふぅ、本当にわけがわからないよ」
マミ(これ以上、私の胸をつまんだりしないで欲しいわ…///)
マミ「えい!」
QB「わぷっ マミ!熱い!熱いってば」
マミ「乙女の体を弄んだ罰よ?」シャァァァ
QB「君達人類はいつも理不尽なんだよね!」
マミ「えい!」キュッ
QB「熱っ!温度上げないで欲しいんだけど…」
マミ「よし!これで綺麗になったわ」
QB「だから、僕の体はいつも清潔にしてあるんだって…」
マミ「湯船に使って100数えるのよ?」
QB「…わかったよ、マミ」
マミ「いーち、にーぃ、さーん…」
マミ(昔もこんな風にお父さんやお母さんと一緒にお風呂に入ったっけ)
マミ(懐かしいなぁ…)
マミ「ねぇ、QB」
QB「何だい?」
マミ「QBはいつまで一緒にいてくれるの?」
QB「僕がいると迷惑かい?」
マミ「ううん?そうじゃないわ。ただ、ちょっとだけ不安になって…」
QB「不安、かい?」
マミ「いつかぱったり居なくなっちゃうんじゃないか、って」
マミ「猫って、死に際になると突然いなくなっちゃうって言うじゃない」
QB「僕は猫じゃないんだけどね」
マミ「ごめんなさい。でもね、やっぱり気になっちゃうの」
QB「…」
マミ「お父さんも、お母さんも、突然いなくなっちゃったから…」
QB「君はいくつになっても父親と母親の思い出から抜け出せないんだね」
マミ「変かしら?」
QB「そんなことはないよ。父親と母親というのは人間にとって特別な存在だ」
QB「現に佐倉杏子もいまだにその影を追い続けているといっても良い」
マミ「そうね…」
QB「まぁ、気にする必要は無いよ。僕はこの街が滅びない限りはここにいるつもりだから」
マミ「!本当?QB!」
QB「ああ、本当はワルプルギスの夜のときで終わりだと思ったんだけどね」
QB「まさか君達があれを撃退できるとは思ってもいなかったからね」
QB「マミの頑張りはすごかったね」
マミ「いえ、あれは皆のおかげよ。でも、一番はやっぱり暁美さん、かな?」
QB「確かにそうだね」
マミ「ふふ」
マミ(あぁ、とても良い気持ち…)
マミ(こんな気分でお風呂に入るなんて初めてだわ)
マミ「ねぇQB」
ムギュゥッ
QB「わぷ!胸の谷間にうずめないで欲しいな。苦しいよ」
マミ「あら、男の子ならとても喜ぶって聞いたことがあるのだけど?」
QB「僕は人間じゃないよ」
マミ「でも、男の子なんでしょ?ちょっとは喜んで欲しいな♪」
QB「…わかったよ」
QB「わーい、嬉しいな、マミ」
マミ「…全然感情がこもってないわね」
QB「無理を言わないでほしいな。それに、このくらいで人間の男性は喜ぶのかい?」
マミ「え!?それってどういう…」
QB「…まぁいいや。こちらからもお礼をしてあげることにするよ」
マミ「?何かしら、QB」
QB「はむ!」カプ
マミ「~~~!?ちょっと…QBぇ・・・・・・耳、は…///」プルプル
QB「人間は耳をかまれたり、耳に息を吹きかけられたりする時に快楽を感じるという」
マミ「だからって…ちょっと待っ…」
QB「こういう感じかな」コショコショ
マミ「ゃあぁんっ!し、尻尾で…耳の中を…ひゃっ///」ビクビクッ
QB(喜んでもらえているようだ)
QB「こういうのも気持ちが良いみたいだよ?」
ペロ ツツツツ
マミ「~~☆□×!??」ビクン!
QB「首筋をなめられることで、一層の快楽が襲うみたいだね」
もげろ!
QB「他にもこういうのがあるんだよ」
マミ「ちょぉっと…きゅっキュウべぇ…、やめっ…///」ハァッハァッ
QB「胸の先端をね、こういう風に軽くつねってあげると気持ちが良いらしい」
キュッ
マミ「ああぁんっ!」ゾクゾクゾクゾク
マミ(だ、だめ、これじゃきちゃう…)ハァッアァッ
QB「あとはね、股間部を綺麗になめてあげると…」
マミ「それは駄目~~~!//////」
びたぁぁぁん!
QB「きゅっぷい…」ベチャッ
・
・
「…べぇ」
「キュウべぇ…」
マミ「QB!」
QB「や、やぁマミ。すごい一撃だったよ」
マミ「ご、ごめんなさい!私、手加減もせずに…」
QB「気にする必要は無い。本当に手加減なしなら今頃君はティロ・フィナーレしてたところだからね」
マミ「うん…」シュン
QB「で、どうだった?気持ちよかったかい?」
マミ「////」コクン
QB「それなら良かった。十分に御礼ができたようだね」
マミ「QB」
QB「何だい?」
マミ「これから許可無くあんなことしちゃ駄目よ」
QB「気持ちよくさせることが良くないことなのかい?」
マミ「女の子に無闇にあんなことしちゃいけません!」
QB「気をつけるよ」
マミ「まったく///」プンプン
QB「杏子やゆまは…」
マミ「…」ジーッ
QB「やめておくことにするよ」
マミ「それじゃぁ、出ましょうか」
QB「そうだね、皆も待ちかねている頃だ」
マミ「良いお湯だったわね」
QB「そうだね、マミ」
マミ「よいしょっと…あれ?えいっ!」
QB「同士たんだい?マミ」
マミ「あのね、ちょっとブラのホックが届かなくて…」
QB「またかい?サイズがあっていないんじゃないのかい?」
マミ「少し前は丁度良かったんだけど…///」ゴニョゴニョ
QB「まだ育っているのか。不思議だね、人間の女性の胸というものは」
QB「いつまでも育ち続ける者がいれば、まったく変わらない者もいる」
QB「わけがわからないよ」
マミ「…あまりそういうこと喋ったら駄目よ、QB」
マミ「あとこのことは誰にも言わないでね…///お願い」
QB「わかったよ、マミ(そんなに気にする必要は無いと思うのにな。わけがわからないよ)」
QB「それじゃぁ行こうか、マミ」
マミ「そうね。あ、ちょっと待ってQB」
QB「なんだい?」
マミ「一緒に皆を驚かせましょう!」
QB「これは…」
マミ「ふふ、佐倉さんの着てたサンタ衣装とQB用のトナカイ衣装!」
QB「サンタクロースになりきるのかい?」
マミ「この方がインパクトあるでしょ?」
QB「たしかに皆驚くだろうね」
マミ「うふふ」
マミ(準備万端!…って、ちょっと汗臭いわね)
マミ(いえ、これは佐倉さんのにおい…)
マミ「…」クンカクンカ
QB「マミ…」
マミ「はっ!?な、何かしら」
QB「君達の行動はあらかた理解しているつもりだけど、やっぱりわからないことが多いね」
マミ「あなたは知らなくて良いのよ!」
マミ「それじゃ、行きましょうか」
マミ「せーの、で『メリークリスマス』ね」
マミ「QBも良いかしら?」
QB「いいよ、部屋に入ったらせーので言うんだね?」
マミ「ええ。行くわよ」ガラッ
マミ・QB・まどか・さやか・ほむら・杏子・ゆま
「「「「「「「メリークリスマスッ」」」」」」」
おしまい
1. 初恋ばれんたいん スペシャル
2. エーベルージュ
3. センチメンタルグラフティ2
4. ONE ~輝く季節へ~ 茜 小説版、ドラマCDに登場する茜と詩子の幼馴染 城島司のSS
茜 小説版、ドラマCDに登場する茜と詩子の幼馴染 城島司を主人公にして、
中学生時代の里村茜、柚木詩子、南条先生を攻略する OR 城島司ルート、城島司 帰還END(茜以外の
他のヒロインEND後なら大丈夫なのに。)
5. Canvas 百合奈・瑠璃子先輩のSS
6. ファーランド サーガ1、ファーランド サーガ2
ファーランド シリーズ 歴代最高名作 RPG
7. MinDeaD BlooD ~支配者の為の狂死曲~
8. Phantom of Inferno
END.11 終わりなき悪夢(帰国end)後 玲二×美緒
9. 銀色-完全版-、朱
『銀色』『朱』に連なる 現代を 背景で 輪廻転生した久世がが通ってる学園に
ラッテが転校生,石切が先生である 石切×久世
10. Dies irae
お風呂場シーンをLoginしてみました。
マミさんとQBの会話の間に5人が風呂に入らないといけなかったので、駆け足気味ですが。
※矛盾箇所補足修正
・マミさんからのプレゼントは、杏子だけが来たら合い鍵以外を渡して、そのほかのプレゼントを選ばせるという感じです
・さやかちゃん、一瞬マミさんの家でのパーティー忘れかけているようですが、一応ずっと覚えています
どうもありがとうございました
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