アスカ「サンタさんまだかなー」シンジ「は?」(76)

アスカ「は?じゃないわよあんたバカぁ? 今夜はサンタさんが来る夜でしょ!」

シンジ「……」

アスカ「何よぉその顔。まぁ……今まで一回も貰えた事ないんだけど……」

シンジ「いや。あのさアスカ」

アスカ「でも今年はエヴァに乗って人類守って戦ったんだから! サンタさんだって『アスカちゃんはいい子』って思うわよね?」

シンジ「うん……そうかもね」

アスカ「たーのーしーみー。さて、じゃそろそろ寝なくっちゃ。おやすみバカシンジ」

シンジ「おやすみ」


シンジ(念のためプレゼント用意しててホント良かった)

アスカ「すーーすーー」zzz











チャゲ「……」

prrrr……ガチャ
シンジ「はい葛城です」

ミサト『あ、もひもひシンちゃあん?アタシ♪』

シンジ「ミサトさん…どれだけ飲んでるんですか」

おい>>1は書かないのか

ミサト『いやあリツコと加持と一緒なんだけどさぁ思ったよか盛り上がっちゃって~♪』

シンジ「朝帰りですね。はいはい」

カチャン


おい>>1書かないのか乗っ取るぞオラ

変な擬音使わないなら構わない

アスカ「今のミサト?」

シンジ「うん、もうベロベロに酔ってた」

アスカ「ホンット、あんな大人にはなりたくないわね~。そりゃプレゼントも貰えないってーの。
じゃ今度こそ寝るわ」

シンジ「…うん」

>>21
フォヌカポォwwwwwwwwwwww



シンジ「さ、て。そろそろアスカ寝たかな…?」

《アスカの部屋》

アスカ「…んぅ…」

シンジ「…(大丈夫みたい)」

ソーッ

シンジ「(それにしてもアスカがまだサンタを信じてたなんて)」

シンジ「(周りの大人は何も言わなかったのかな)」

シンジ「(それにしては一度もプレゼントを貰えなかったって言ってたし…夢を壊さないように気を使ったっていいじゃないか)」

シンジ「(まあいいや。バレたらアスカは怒るかもしれないけど、僕がサンタさんってことで。ふふ)」

シンジ「(…)」

シンジ「(…アスカはサンタをまだシンジてる)」

シンジ「…っふw」

アスカ「…んん…?」

サッ

シンジ「(ヤバいヤバいヤバい)」バクバクバク

アスカ「…サンタ…さん…?」ムニャムニャ

シンジ「(サンタさんはまだ来てないよアスカちゃんお願いだから寝て)」バクバクバクバク

アスカ「…」スゥスゥ…



シンジ「(危なかった…あんなしょぼい駄洒落で命を落とすところだった)」

シンジ「(さて今度こそ)」

ソッ

シンジ「……メリークリスマス、アスカ」

《さてアスカは》

1,本当に寝ている
2,実は起きている

>>36

2

《さらにアスカは》

1,サンタを本当に信じている
2,サンタを本当は信じてない

>>43

1

ガシッ

アスカ「サンタさんつーかまーえたぁっ!」

シンジ「わあああっ!?」

アスカ「…!?シンジ!?」

シンジ「(うわっうわっ…うわぁぁぁ寝たふり!?)」

アスカ「なっ、何してんのよ変態!?」

シンジ「違う違うよ!!!?」

アスカ「何が違うってのよ!!!?こんな、こんな大事な夜にあ、アンタ…」

シンジ「そうじゃないったら!?」

アスカ「ハァ!!!?」

シンジ「(考えろ…考えろ僕!?どうすればいい!?どうすれば!?)」

…!

シンジ「さ、サンタのおじいさんに頼まれたんだよ!」

アスカ「…!来てたの!?」

シンジ「え…」

アスカ「サンタさん来てたの!?いつ!?」

シンジ「…。ついさっき」

アスカ「何でアンタのとこに来てアタシのとこには来ないのよぉ!?」

シンジ「あ、アスカが寝たふりしてたからだよ!?」

アスカ「…!」

シンジ「あのね、『アスカちゃんが寝たふりをしてるからプレゼントを渡したいけど渡せない。
急いで他の子にもプレゼントを配らなきゃならないから君にお願いしてもいいかな』って」

アスカ「…そんなぁ……」

シンジ「(…すごい罪悪感だ…ごめんよアスカ…)」

アスカ「どうして…どうして14年間もアタシのところに来てくれなかたのって聞きたかったのに…グス」

シンジ「…セカンドインパクトのせいでサンタさんも色々大変だったんだって。
『アスカちゃんたちが頑張ってくれたから、今年はちゃんとプレゼントを届けにこれたんだよ、ありがとう』…って」

アスカ「ほ、ホントに?ホントにサンタさんがそう言ったの?」

シンジ「…うん、本当だよ。ほら、プレゼント…」

アスカ「…ホントなんだ。本当に来てくれたんだぁ…」

シンジ「…」

シンジ「ほらアスカ、あんまり夜更かしすると来年サンタさんが来てくれないかもよ?」

アスカ「…!寝る!アタシもう寝るわ!プレゼント開けたいけど明日の朝までガマンする!
アンタも早く戻って寝なさい!」

シンジ「…うん。お休み、アスカ…」

パタン…

シンジ「(なるほど…世の中のお父さんは毎年こういう苦労をしてるんだなぁ…。

うちの父さんは除くけど)」

《翌朝》

ミサト「…たっだいまぁ……」

シンジ「ミサトさん…顔が土気色ですよ」

ミサト「言わないで…ちょっとなんぼなんでも飲みすぎたわ……」

アスカ「悪い子の見本ねー」

アスカ「そんなんじゃサンタさんだってプレゼント渡したくたって渡せないわよね、シンジ」

シンジ「え、あ、そうだね」

ミサト「にゃによう、どーせ私はサンタを信じられなk」
シンジ「あーあーあーあーミサトさんお風呂の用意できてますから!」

ミサト「お、おっきな声出さないでシンちゃん……ホントヤバいの…」フラフラ

ミサト「とにかくお風呂入って…寝るわ」ヨタヨタ


アスカ「ねえシンジ」

シンジ「なに?」

アスカ「アンタが貰ったプレゼントって何だったの?」

シンジ「え、いや僕は……アスカのプレゼントは?」

アスカ「アンタ馬鹿ぁ?そんなの内緒に決まってるじゃない!」

シンジ「…じゃ、僕も内緒」

アスカ「何よそれぇ」

シンジ「まぁ何にしてもさ」

アスカ「?」


シンジ「来年のクリスマスも楽しみだね」ニコ
アスカ「あったりまえじゃない!」ニコニコ

~完~

これでこのSSはうんぬんかんぬん皆さんの心にはどうのこうの

忍法帳レベル2に落ちてて長文に困った


ちなみに>>42の選択肢が2だったらエロに突入するところだった危ない危ない

じゃあの

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