一夏「一回でいいから告白されてみたいよなぁ…」 (11)

ー食堂ー

一夏「ま、俺に告白してくれる女の子なんていないか、ハハハ」

箒「…」

シャル「…」

セシリア「…」

鈴「…」

ラウラ「そうか、なら私と…」

箒シャルセシリア鈴「ああぁぁああ!!ご飯美味しい!!」ガタッ

ラウラ「な、なんだ」ビクッ

シャル「そ、そうだラウラ!さっき織斑先生が呼んでたよ!?」

ラウラ「む、そうか。すまんが少し席を外すとしよう」ガタッ

セシリア「ごゆっくり~…」

箒「…ところで一夏、今日は稽古をするぞ」

シャル鈴セシリア「!?」

一夏「どうしたんだよいきなり…まぁ最近訛ってたからな、いいぜ!」

箒「そうか!」パァア

セシリア(ぬ、抜け駆けですわ!)

鈴(ぐぅぅう…)

シャル「あっ!一夏!今日の昼休み暇?ISについて教えてほしいことがあるんだけど」

箒セシリア鈴「!?」

箒(予定の上乗せだと…!?)

一夏「おぅいいぜ、けどISに関してはシャルの方が詳しいだろ?俺が教えられることなんて…」

シャル「いいんだよそんなの!一夏に教えてほしいの!」

一夏「まぁ…いいけどさ」

鈴(これは…)

セシリア(マズイですわ!)

鈴「ね、ねぇ一夏っ!」

一夏「ん?なんだ鈴」

鈴「今日の休み時間、暇よね?暇でしょ!?」

一夏「なんだよいきなり…いや暇だけどさ」

鈴「じゃ、じゃあ1時間目の休み時間に体育館裏に来て!絶対だから!」

一夏「お、おぉう…分かった」

セシリア(更に上乗せ…あぁ…どうしましょう…)ワナワナ

鈴(ふぅ…これで誰よりも早く一夏に告白を…!)

鈴(勝ったわ…!)ドヤァ

箒シャル「……くっ!」

セシリア「お待ちになって!!」

箒シャル鈴「!?」

セシリア「一夏さん…?今から少しよろしいですか?」

一夏「え?」

箒(まさか…!)

鈴(そんなの…!)

シャル(反則だよぉ!)

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