男「ほら、やっぱりそうじゃん」

幼馴染「ち、違います。何度も言いますが私はサンタさん」

幼馴染「大変無礼なあなたにもプレゼントをあげましょう。何がいいですか？」

男「えっ、何頼んでもいいの？確かお前のバイトの時給1000円だったよな？」

幼馴染「わ、私はサンタさんだ！バイトなどしてない！だが…一万円以内で頼む」

男「ケチだな、サンタさん」

幼馴染「ぐぬぬ…」

幼馴染サンタ「さぁ欲しいものを言いなさい。サンタさんがプレゼントしちゃうぞ？」

男「幼馴染が欲しい」

幼馴染サンタ「あー幼馴染ちゃんね？わかったわかっ……………え？」

男「実はずっと幼馴染の事が好きでさ、今日告白するつもりだったんだけど」

幼馴染サンタ「あわ…あわわわわわわわ………」

幼馴染サンタ「ち、ちょっとタイム！！」

ｶﾞﾁｬ…ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ…………

ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ…………ｶﾞﾁｬ！

幼馴染「お、男！」

幼馴染「今私の部屋に超可愛いサンタさんがきて『男くんが超可愛い幼馴染ちゃんに話があるみたいだよ♪』って言ってたんだけど一体どうしたのかな？」

ごめんなさい

男「うーんと…」

幼馴染「ちなみに物じゃなくてもいいんだぞ、なにかやってみたいとか…私と…してみたいとか…」

男「そうだな…幼馴染のおっぱいがもうちょっと大きくなったらいいなあ」

幼馴染「なっ…十分大きいだろうが！それなりに…ちょっとは…」

男「無理矢理大きく見せようとしてるとこがもう見てて可愛そうなんだよ…」

幼馴染「そ、そんなことはしていない！」

男「いや、サンタさんの話じゃないから」

幼馴染「ぐぬぬ…」

男「そんな泣きそうな顔やめてよ、サンタさんを責めてるんじゃないよ」

幼馴染「うう…」

男「わかった、俺の欲しいの決めた」

幼馴染「お、おう。なんだい？サンタさんに言ってごらん？」

男「えっとね、幼馴染の全部が欲しい」

幼馴染「…………えっ」

幼馴染「それは……本当に？」

男「うん、ずっと前から好きだったし。告白のタイミングが掴めなくて」

幼馴染「な、なんだ…それなら早く言ってよ。もしかしたら私だけかと思って…」

幼馴染「気を引こうとこんな格好までして…私バカみたいじゃん…」

幼馴染「ありがとう、私も好きだったよ」



男「…………さっきから何言ってんの？あなたはサンタさんでしょ？」

幼馴染「」

幼馴染「幼馴染だよ、ほら！帽子もひげも取った、顔も同じでしょ？」

男「そっくりさんだっているかもしれん。第一俺の幼馴染はそんなに胸大きくない」

幼馴染「えっとじゃあほら！パッド全部外した！」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ

男「でもさっきは違うって否定してたじゃん、あれは嘘だったんだ。信じてたのに…」

幼馴染「え……」

男「俺嘘つく奴嫌いなんだよね」

幼馴染「…」

男「なんか萎えてきたなぁ」

幼馴染「……………ぐすっ」

男「やっぱりお前は幼馴染じゃないな。あいつはそんな嘘つかないし」

幼馴染「私だよぉ…信じてよぉ…うわーん」

男「じゃあお前が幼馴染である証拠言ってみ？」

幼馴染「ぐすっ…ぐすっ…証拠って？」

男「スリーサイズ、上から全部。嘘つくなよ」

幼馴染「………上から○○、○○、○○」

男「本当か？盛ってないだろうな？」

幼馴染「ちゃんと言ったよ！だから信じてよぉ！」



男「……ふひひ」

男「（もういいかな…）」

男「わかった、お前を幼馴染と信じよう」

幼馴染「ほんと…？」

男「ああ、それから俺と付き合ってくれ。俺はサンタさんのことが好きだ」

幼馴染「…ばか」



そして

男「なあ、今年くらいはサンタのコスプレしてくれてもいいじゃん」

幼馴染「絶対にイヤ！」

終わり

クリスマスゥゥゥゥ
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