のび太「人の子よ!お前は人の世に何を求めた?」 (94)

のび太「・・・・・」

ドラえもん「のび太くんどうしたの?元気ないね・・・」

のび太「・・・・・・・・」

ドラえもん「なんとか言えよ!」

のび太「ああ圭一はなんて不幸な少年なんだろう!!」

のび太「今すぐにあの世界が終わってしまえばいい!」

ドラえもん「はは~ん。またひぐらしでも読んで泣いてたんだな・・・」

のび太「・・・・・・」

ドラえもん「やっぱりそうか!毎回毎回!どうして君は漫画の世界だと割り切れないのさ!」

ドラえもん「いつも泣いて現実から逃げてばかりで悔しくないのか!?」

のび太「・・・・・・・」

ドラえもん「はぁ・・・じゃあ好きなだけそうしてるといいよ・・・」

ガラ スタスタ ピシャ スタスタスタ・・・

3時間後

ドラえもん「ただいま~」

のびママ「あらドラちゃんおかえりなさい!」

のびママ「もうすぐ夕飯だからのびちゃんを呼んで来てくれるかしら?」

ドラえもん「分かりました!」

ガラガラ・・・

ドラえもん「のび太くん!夕飯だってさ!今日は君の好きなハンバーグだよ!」

のび太「・・・・・・」

ドラえもん「まさかあれからずっとそうしてたのかい?」

ドラえもん「いつもの事なんだからそんなにクヨクヨすないでご飯食べに降りようよ」

のび太「・・・・・・いらない・・・」

ドラえもん「・・・・・はぁ」

ドラえもん「じゃあ僕1人で降りるよ?」

のび太「・・・・・・・」

ドラえもん「君の分、無くなっちゃっても知らないからね?」

のび太「・・・・・・・・・」

ドラえもん「・・・・はぁ・・」

ガラガラ スタスタ ピシャ スタスタスタ・・・・

のび太(あんな終わり方・・・・酷いよ・・・・)

のび太(僕が・・・僕が惨劇を止めなきゃ・・・)

のび太「絵本入り込みぐつがあれば漫画にも入れるはずだ!」

のび太「あとはスペアポケットを持っていって道具の力を使えば惨劇は止められるはずだ!」

ゴソゴソ

のび太「あった!スペアポケットだ!!」

のび太「絵本入り込みぐつ~」

のび太「待っててね!雛見沢の皆・・・・」

のび太「今行くからね!!!!!」

のび太「まずはやっぱりここから修正していこう!」

ドボン

のび太「よし!入れたぞ!!」

のび太「まずは二人を探さないと・・・」

のび太「タケコプター」






のび太「あれ?あの二人かな?」

のび太「ちょっと近づいて確かめてみよう!!!」



圭一「なぁ、レナ。みんなは俺に嘘や隠し事なんてしてないよな?」


のび太「やっぱり!見つけたぞ!!」

のび太「ちょっと様子を伺っておこう・・・」



レナ「へ?してないよ?全然!」

圭一「嘘だろ?」

レナ「どういう意味だろ?圭一君?」

圭一「してるんだろ?隠し事?」

レナ「圭一君こそレナ達に嘘や隠し事してないかな?かな」

圭一「えっっ?」

レナ「してないかな?嘘や隠し事!してないかな?」

圭一「してないよ・・・嘘も・・・隠し事も・・・・」

のび太「うう・・・僕がなんとかするんだ・・・」

レナ「嘘だよ!」

圭一「えっ?ど・・・どうして嘘だって?」

レナ「圭一君!昨日の部活の時先生に呼ばれて職員室に行ったって言ったよね?」

レナ「レナは知ってる!圭一君は職員室になんか行かなかった。校門のところの車の中で話をしてたよね?」

レナ「知らないおじさんと!!!」

圭一「・・・・・」

のび太「これは・・・・」

レナ「だれ?あのおじさん?」

圭一「し・・・知らない人だよ・・・」

レナ「知らない人が何で圭一君に用があるの?」

圭一「お・・・俺が知りたいよ!!」

レナ「じゃあ・・・何の話をしていたの?」

圭一「みんなとは関係のない話だよ!!」



のび太「  う   そ    だ   っ   っっっ !!!!!!!!!!!」

レナ「!!?」

圭一「えっ??」

のび太「ねえ!なんで今嘘ついたのさ!!!」

のび太「大石って人と話してたんじゃないの?」

圭一「え・・・?」

のび太「だ・か・ら!どうして嘘ついたんだよ!」

のび太「本当の事を言えばいいのに!!」

レナ「・・・・・・」

のび太「君がそんな態度を取るから皆が悲劇へ巻き込まれていくんだよ!!!!!」

圭一「え???」

のび太「ああーもうじれったいな!」

のび太「タイムテレビ~」

圭一「?」

レナ「・・・・?」

のび太「いいかいレナちゃん!今から大石って人と圭一君の会話を全部見せてあげる!」

レナ「え・・・?」

のび太「そこには君がショックを受けるような内容が含まれてるかもしれない・・・」

のび太「でも気にする必要はない!」

のび太「君は自分達への疑いをただ素直にとけばいい!」

圭一「???」

レナ「ちょっと・・・何言ってるか・・・わかんない・・・かな・・・かな・・・」

のび太「とにかくこれを見るんだ!」

レナ「ふむ・・・」

レナ「ふむふむ・・・」

レナ「ふむふむふむ・・・」


鑑賞終了


レナ「そっか・・・圭一君は大石って人にこんな事聞かされたんだね・・・」

圭一「ああ・・・」

圭一「隠して悪かったな・・・」

レナ「いいよ」

レナ「それで・・・私を変な人間だって疑ってるんだね・・・」

圭一「いや・・・それは・・・」

レナ「いいんだよ!過去の話は本当だもん!」

レナ「でも今は昔とは違うよ!圭一君が思ってるような事は何もない!」

圭一「・・・・・」

レナ「本当だよ!私はただ毎日みんなと部活で遊べてたらそれでいいの!」

レナ「圭一くんやみーちゃんと楽しい毎日を過ごせたらそれでいいの!」

レナ「みーちゃん達も同じ気持ちだと思うよ!」

レナ「だからお願い!!!」

レナ「私を信じて!!!!!!」

圭一「・・・・・・・レナ」

のび太「・・・・・レナちゃん・・・」

圭一「・・・分かった!!」

レナ「圭一君?」

圭一「レナや皆を疑うなんて俺がバカだったよ!」

レナ「圭一君!」

圭一「疑ったりしてごめんな!!」

レナ「いいんだよ!あんな話聞いたら仕方ないよ!」

圭一「それに・・・俺はバカだった!」

圭一「最初からちゃんと隠さずに確認すればよかったんだ!」

レナ「・・・圭一君・・・」

のび太「そうだよ!最初からこうしてればいいんだよ!バカだなあ!!」

圭一「・・・・・ところで君は一体・・・?」

レナ「レナも気になってた・・・」

レナ「どうしてあんな映像を持ってたりしたのかな?かな?」

のび太「・・・・・・・」

のび太「今はまだ言えない・・・」

レナ「えっ?どうしてかな?」

圭一「あんな映像を持ってるって事は大石って人の仲間だな!?」

のび太「ちちち違うよ!!でも今は言えない・・・」

のび太「でもまた近いうちに会えると思うよ!」

のび太「それで全部終わったらちゃんと君達に正体を言うから!」

圭一「全部ってなんだよ!」

のび太「それは・・・・」

レナ「まあいつか分かるんならレナはいいかな!かな!」

のび太「ごめんね・・・」

のび太「でもこれだけは覚えておいて!」

のび太「僕は君達の味方だよ!」

レナ「よく分かんないけど覚えておくよ!」

圭一「怪しいけどレナがそう言うんなら俺も覚えとくぜ!」

のび太「ありがとう!」

のび太「じゃあ僕は行くね!!」

のび太「また近いうちに会おう!!!」

レナ「うん分かった!!まったねー!!!」

圭一「じゃあな!!!」









のび太「これであの惨劇から遠くなったはずだ・・・」

どうか嘆かないで
世界があなたを許さなくても私はあなたを許します

どうか嘆かないで
あなたが世界を許さなくても私はあなたを許します

だから教えてください
あなたはどうしたら私を許してくれますか

Frederica Bernkastel

のび太(あのアホはまだレナちゃん達を信じてなかった・・・)

のび太(あそこで言った台詞は嘘だったんだ・・・)

のび太(だんだんとあの惨劇がある未来へ進んでる・・・)

のび太(僕が止めないと!!)



のび太「たしかこの日にあの出来事が起こるはずだ・・・」



のび太「来たぞ!レナちゃんだ!」

のび太「やっぱり・・・荷物を手に持って呼び鈴お鳴らしてる・・・」



ガチャ

レナ「あっ圭一くん!」

圭一「よ・・・ようレナ・・・」

圭一「今日はどうしたんだ・・・?」

レナ「どうしててチェーンなんかしてるのかな?かな?」

圭一「いや・・・それは・・・」

レナ「ここを開けてちゃんとお話がしたいな~」

圭一「・・・・・」

レナ「・・・・・・」

レナ「あっ!圭一くん!ご飯食べた??」

圭一「えっ?いや・・・まだだけど・・・」

レナ「じゃあ良かった!お総菜とか持ってきてあげたの!」

レナ「お台所貸してくれればお味噌汁も温めてあげられるよ!」

レナ「ご飯も持ってきてあげたからレンジで温めればすぐ食べられるし!」

レナ「それからね!またおつけものも作ってきたんだよ!!」

圭一「あ・・・でもさ!」

圭一「もうすぐご飯も出来るしおかずもあるから・・・」

レナ「え・・・?おかずあるの・・・?」

圭一「・・・・え」

レナ「圭一君もおかず作れるんだね!!!」

圭一「あ・・・ああ・・・・今お袋が作ってるからさ・・・」

のび太「 あ の バ カ ま た か 」

レナ「圭一くん!本当にお母さんがご飯作ってくれたの?」

圭一「え?」

レナ「お母さん・・・お家にいるのかな・・・かな・・・」

圭一「あ・・・ああ・・・・!もちろんいるよ!」

レナ「どうしてさっきから嘘をつくのかな・・・?」

のび太「・・・・・」ゴソゴソ・・・

圭一「いや・・・嘘じゃ・・・」

レナ「  嘘    だ  よ  !!!!!!!!」

レナ「カップラーメンでしょ?圭一君のご飯・・・」

圭一「・・・・・・・」

レナ「好きなの・・・・?」

圭一「ラーメンが・・・かよ・・・?」

レナ「ううん・・・××××××・・・・・・」

圭一「ご・・・ごめんレナ!今なんて?」

レナ「え?何が・・・?」

のび太「本当に最低だな・・・」ゴソゴソ・・・

レナ「今さあ!何が好き?って聞いたんだよ?」

レナ「とんこつしょうが味・・・・・かな?」

圭一「なんでそこまで分かるんだよ!!!」

レナ「なんでかなぁ?不思議だね」

レナ「買ったのはセブンスマートだよね?」

圭一「だからなんで分かるんだよ!!!」

レナ「圭一君の後ろ・・・ずっとくっついてきたから・・・」

レナ「圭一くんがいろんなラーメン選んでいるとこ・・・後ろからずっと見てたの!」

圭一「・・・・」

レナ「だから圭一君・・・ここを開けて・・・?」

レナ「レナと一緒にご飯食べよ!きっとおいしいから・・・ね・・・?」

圭一「帰ってくれ・・・」

レナ「開けて?圭一くん・・・」

圭一「帰ってくれ!!頼むから帰ってくれ!!!!」

レナ「どうしてそんな意地悪を言うのかな・・・?」

のび太「そうだよ!!!!!!」

レナ「!?」

圭一「!!?」

レナ「君は・・・」

のび太「どうしてここを開けないんだよ!!!」

圭一「う・・・うるさい!!!お前に何が分かる!!!」

のび太「全部だよ!!!」

のび太「とりあえずレナちゃん!ドアの隙間から指を抜いて?代わりにこの石を挟めばいいから!」

レナ「え?うん・・・」

のび太「なんでここを開けないんだよ!!!」

圭一「うるさいうるさい!!!!」

のび太「君はレナちゃんがどんな気持ちで手作りのご飯をここへ持ってきたか分かってるのか!!?」

圭一「うるさい!!!レナの作ったものなんて食えるか!!!!」

圭一「この前もおはぎに針が入ってたんだぞ!!!!!!」

レナ「え?」

のび太「それを入れたのは僕だ!!!!!!!」

圭一「・・・・・え?」

レナ「え?」

レナ「レナが圭一君に作ったおはぎに針を入れるなんて・・・酷くないかな・・・かな・・・」

のび太「まーまー棒~!!!」

のび太「まーまーまー」

レナ「むぐっ!・・・・・・・・・・」

圭一「お前!どういうつもりだよ!!!!!」

のび太「いいからここを開けるんだ!」

圭一「ふざけるな!お前みたいな怪しい奴入れられるか!!」

圭一「大体お前誰なんだよ!!!!」

のび太「・・・・・・あけないなら無理やり入るよ?」ゴソゴソ

圭一「な・・・何言ってるんだよ!!!!」

圭一「いいかげんにしないと警察に連絡するぞ!!!!」

のび太「わかったよ・・・」

圭一「・・・・・」

のび太「石を抜くから閉めるといい!焦って僕の指を挟むなよ!!!!」

圭一「早くしろ!!早く早く早く早く早く早く早く早く早く!!!!!!!」

のび太「よいしょ・・・」

バタン!!!!!!!!!!!!

のび太「閉めるの早いなw」

レナ「あ・・・・・・」

のび太「いいかいレナちゃん!今から中に入れてあげるからちゃんと話し合うんだよ?」

レナ「え・・・でも閉められちゃったよ・・・?」

のび太「大丈夫w通り抜けフープ~!!」

すみません!
帰ります!

これがスマホIDです!
電車に乗ったら書きますが電池があまりまりません

のび太「これを設置すると・・・」

レナ「あっ!」

のび太「ねw穴が出来てそこから入れるでしょw」

レナ「君は一体何者なのかな?かな?」

のび太「まだ言えないんだ・・・」

レナ「前もそう言ってた・・・」

のび太「全部終わったら必ず教えるから!」

のび太「そんな事より入ろう!」

のび太「いいかい?君は自分の思いをそのまま全部ぶつけるんだよ!」

レナ「えっ・・・なんか・・・恥ずかしいかな・・・かな」

レナ「それに圭一くん怒ってたのにこんな事していいのかな?」

のび太「大丈夫!何かあればボクが何とかするから!」

レナ「・・・・分かった!」

レナ「け・・・圭一くん!!」

圭一「うわっ!お・・・お前ら!!」

圭一「どうやって入ったんだよ!!!!」

圭一「すぐに出てけよ!!!警察に電話するからな!!!!」

圭一「くそっ!お前ら絶対」のび太「まーまーまー」

圭一「ムギュ!・・・・・・・」

のび太「さあレナちゃん!今だよ!」

レナ「そ・・・そのさっきから人を黙らせる棒はなにかな・・・かな?」

のび太「まーまー棒だよ!いいから早く!」

レナ「け・・・圭一くん!!」

レナ「あのね!レナは本当に圭一くんとご飯食べたかっただけだよ!」


レナ「カップラーメンなんて体に悪いから!」

レナ「レナ一生懸命圭一くんのご飯作って持ってきたんだよ!!」

圭一「うるさい!大体何でカップラーメンだって事知ってるんだよ!」

圭一「後ろをつけてきたなんて嘘だろ!!!」

圭一「どうやって知ったんだよ!!!」

レナ「それは・・・」

圭一「ほらみろ!怪しいんだよ!!」

レナ「し・・・しーちゃんに聞いたんだよ!!!」

圭一「しーちゃん?」

のび太「しーちゃん?」

圭一「おい!しーちゃんって誰だよ!!」

のび太「誰なの?」

レナ「しーちゃんはしーちゃんだよ!」

レナ「ほら!みーちゃんの双子の妹のしーちゃん!」

レナ「圭一くん見たこと無かったかな!かな?」

圭一「み・・・魅音の妹だと・・・?」

のび太「そんな・・・妹がいる設定だったなんて・・・」

レナ「今日しーちゃんのバイト先に行ったの!」

レナ「そしたらしーちゃんが圭一くん見かけたって教えてくれて」

レナ「しーちゃんはみーちゃんにそっくりだけど外で変装してるから分からなかったんじゃないかな!」

圭一「な・・・なんで向こうは俺の事知ってるんだよ!」

レナ「村の人なら皆圭一くんの事知ってるよ!引っ越してくる人少ないし!」

のび太「ボクが読んだ話では出て来なかった・・・」

のび太「帰ったら続き読まなきゃ・・・」

圭一「だ・・・だからっていちいちレナに報告しなくていいだろ!」

レナ「たまたまだよ!圭一くんの話になってそういえば見かけたよーって!」

圭一「・・・・・・・」

レナ「本当にご飯作って一緒に食べたかっただけなの!」

レナ「私を・・・信じて!」

のび太「可哀相・・・」

あーID変わった!
そして電池切れます!
ごめん

保守いりません!
書くときはまた立てます!
ごめん!

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