エレン「ジャンが可愛くないくせにいちいち鳴くから」

エレン「むかついて蹴りました、すみません」ﾍﾟｺﾘ

ジャン「…………………」

ペトラ「あ……あのね、エレン」

エレン「何ですか？本当に悪かったって思ってます、すみませんでした」

ペトラ「いや、だから……何で……」

オルオ「何回目だよこれ」

ジャン「ﾋﾋﾝｯ」

エレン「黙れ！」ﾄﾞｼｯ

ジャン「ﾋｨｨ」

ペトラ「ちょっと！いい加減にして！」

エレン「つい足が出てしまいました！すみません！」ﾍﾟｺﾍﾟｺ

オルオ「お前、反省してないだろ……」

エレン「してます！二度としません！すみませんでした！」

ペトラ「うん、まず名前変えようか……」

エレン「それは出来ません！」

エルド「またやってるのか………」

エレン「ついジャンを見ると、なんかイライラするんです」

エレン「ジャン……ジャン……！」ｳｽﾞｳｽﾞ

ジャン「ﾋｰ」

ペトラ「(怖っ、何なのエレンのこの馬への執着心は……)」

ペトラ「(執着心？というより……執念？あれ？)」

ペトラ「そんなにこの馬が嫌いなら……変えてもいいのよ？」

エレン「そんなことないぞ～なあジャン～」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ジャン「ﾋﾋ~ﾝ///」

ペトラ「(意味わからん)」

エルド「(いつもこうだ、この馬が嫌いな癖に嫌がる)」

オルオ「(馬が不憫だ)」

エレン「あーやっぱむかつく」ﾍﾟｼﾝｯ

ペトラ「またそうやって！こうなったら強制してでも馬変えるよ！？」

エレン「ジャあああああン、ジャンジャン～//」ｽﾘｽﾘ

ジャン「ﾋﾋﾝ//」

エルド「……………はあ」ﾔﾚﾔﾚ