杏子「先輩面すんのやめてくんない?」(232)
マミ「佐倉さん…なんで…!」
杏子「言っただろ…私は自分の為にしか魔法は使わない」
杏子「もう二度と他人の為に使わないって決めたんだ!」
杏子「そしてこの力も…!」
マミ「どうして…今まで通りに2人で戦いましょうよ!」
杏子「…断る」
まさかのもしもし
あんあん
あんこちゃんわんわん
3分ごとに投下するなら読んでやるよ
マミ「…佐倉さん」
杏子「マミ、あんたには感謝してるよ」
杏子「私にとってあんたは師匠で…」
杏子「仲間…友達だ」
マミ「ならこれからも!」
杏子「でもさ、もう決めたんだよ」
あぁんあぁんあんあんあんあん
あんあん!
毎回workingと勘違いしてしまうわ
あん!ああん!あんあんああん!
杏子「マミのように他人の為に魔法は使わないってさ」
マミ「佐倉さん…どうしてわかってくれないの?」
マミ「あなただって、この前までは…!」
杏子「…それは昔の話だ」
杏子「私は見滝原からでてくよ、今日からここはマミだけのもんだ」
マミ「嫌よ!佐倉さん、あなたも一緒に!」
| | | .| |/ / | / | / ,-|-r T´ | || |
.! l ! | |.  ̄/ ̄/ ̄/ ̄ ̄T / '´ |/ l .! / | |.!
ヘ l 、 | | // ./ / i/ /! | l ィ / ,リ
/,ヽi V .| / .! / / | ,' /.! /
lゝ 、 ゙、 | ,/___| /____ ,.-‐┬‐┬ァ / / l\
i ´ヽ ヽ | /  ̄`ー、_ l::::::::}ヽ -ニ、__l_;:='// / | l ヽ
.,ヽ ヽ ヽl/  ̄`ー┴‐'"´ 、 ー─‐ / ,.' // ヽ
..\ __i、 ヽ /.イヽ / / l }
\ \ ` \ ヽ ハ\ヽ' ´ | |/ / //
ヽ ヾー-r、 `ヽ、 ヽ、 \\\\ ゝ // / /イヽ
ヽ Y ´ `ヽ、  ̄ / ´ ` ヽ、/,.< ,|i .!
―--、l | |`ヽ、 、____ _, ,. ' \ .)/ !
`ヽi,r―、_,r-| ヽ ヽ、 ` ー― '´ , イ \ .|
\ \\\ \ヽ、ヽ 、 ,イ l;;| / ヽノ
ヽ ヽヽ ヽ `ヽヽ、 `゙ - _ ,.イ/./ | |;;| / ヽ
ヽ ヾヽ \ `゙ -`゙、ヽ-,.r'´/ / ! |;;| V / `ー
ヽヽ ヽ、, r  ̄ ` ヽ、 i .| i / ,. --、.|;;| V
ヽV ´ \ | | | ,ノ/ `ヽ、 |
あんあんあん!
/\ 冂 /ヽ
\/  ̄ ヽ/
 ̄  ̄
/\ / _,ィへ∨_,ィヘ、_′ \ /ヽ
\/ く三五∨牛三ヲ、 、 ヽ/
/ /:γ´: ;、: l: : : : :`ヽ:':, 、
' ,'//厂: :!:/∧:i: :}: : :ハ::', ,
┌─┐ i .i::,'::!: :ル'|ル' }ハ:八:} }:|:!ヽ .i ┌─┐
└‐‐┘ l .{j{从/ニ土、 =弋厶リノ:} l └‐‐┘
. | 从八{゚;j} '{゚;j} /ヵ:j
、 }{∧ '' '' _'__ '' ''ム': ,' /
/ヽ ヽ j: ::::≧-.., _ ,. ,-≦:::::{ /\
ヽ/ \ f⌒⌒ヽ\/f⌒i⌒ヽ/ \/
ゝi__}__ノ_____ゝ_)‐'ー'
/ 〉 〈 \
ヽ/ r┐ \/
、 凵
ニ|ニ r r─、 __ 七_ l ─
ゝ_ノ d‐ _ノ (ノ`) (乂 ) レ'´V ゝノ
杏子「…どうしても邪魔するつもり?」
マミ「そうよ!ちゃんの話し合えばきっと…!」
杏子「…なら、私はあんたを倒してでも出ていく」
マミ「…!?」
杏子「本当はマミとは敵対したくないんだ」
杏子「だから邪魔しないでよ」
マミ「…」
あんあん!あんあん!
杏子「…じゃあな」
マミ「待って!」
杏子「…」
マミ「佐倉さん…あなたは間違ってる!」
マミ「この力は自分だけのものじゃない!」
マミ「人を守るためのものなのよ!」
杏子「マミ…」
マミ「あなただってわかってくれたじゃない!」
マミ「だから…私はあなたを!」
杏子「先輩面すんのやめてくんない?」
マミ「っ!」
杏子「言ったよね?邪魔するならあんたを倒すってさ!」ヘンシン
マミ「佐倉さんっ!」
杏子「…戦うつもりがないならどいてくれよ」
杏子「私だってマミを傷つけたくないんだ」
マミ「…」ヘンシン
杏子「…マミ」
マミ「私が…私が!」
マミ「あなたを救ってみせるわ!絶対に!」
杏子「…私を救う?」
マミ「そうよ…!」
マミ「佐倉さん…きっとわかってくれるって信じてるから」
マミ「だから私は…あなたを!」
杏子「…どういうことかわかんねぇけど」
杏子「邪魔するなら…あんたを倒す!」
マミ「…佐倉さんっ!」
杏子「マミッ!」
マミ「…どう…して…」
杏子「…これが私の力だ」
杏子「誰の為でもない!この私の力だ!」
マミ「ち…ちがう…」
杏子「マミ…さよならだ」
マミ「うぅっ…」
杏子「もう二度と会うことはないだろうな」
こいつ……!本当に3分ごとに投下してやがる……!!
マミ「い…や…」
杏子「…死ぬんじゃねえぞ」
マミ「さ…くら…さん…」
杏子「…」
マミ「まって…」
マミ「…マミ」
マミ「佐倉さん…まって…!」
杏子「…じぁあな」
マミ「佐倉さん…っ!」
しえ
あんあん!
杏子「…」
杏子「ん…」
杏子「っち…またあの時の夢か…」
杏子「もう…昔の話なのにな」
杏子「何時まで引きずってんだよ、私は」
杏子「…マミ、くたばってねぇだろうな?」
杏子「…」
あんあん!
杏子「…」グゥ
杏子「…腹へった」
杏子「食いもんとりに行くか」
杏子「ついでに風呂も…」
杏子「この時間なら忍び込めるだろ」
杏子「ならさっさと行かなきゃな」
杏子「…」
杏子(マミ…)
しえん
支援してやるよ
マミ「鹿目さん!今よ!」
まどか「は、はいっ!」
まどか「えいっ!」
マミ「…!」
まどか「あっ…」
まどか(避けられた…?)
まどか「きゃぁっ!」
マミ「鹿目さんっ!」
マミ「くっ…!」ガキンッ
まどか「ま、マミさんっ?」
マミ「鹿目さん…今のうちに…!」
まどか「…!」
マミ「早く…!」
まどか「はい!」
まどか「当たって!」
バシャッ
まどまど
洗濯に見えた
まどか「あっ…!」
マミ「…やったわね!」
まどか「は…はいっ!」
マミ「ふふっ」
マミ「よくやったわね!鹿目さん!」
まどか「ありがとうございます!」
マミ「初めてでこれは上出来よ」
まどか「てへへ…」
支援
てぃひひじゃないだと
マミ「でも、ちょっと危ないところもあったかしら?」
まどか「うぅ…」
マミ「でも大丈夫!」
マミ「私がしっかりサポートするわ!」
まどか「マミさん…!」
マミ「私は先輩だもの、いくらでも頼ってちょうだい?」
まどか「はい…ありがとうございます!」
てへへまどかは絶滅危惧種
マミ「ふふっ」
まどか「あの…これからも私、頑張りますっ!」
マミ「その意気よ、鹿目さん!」
まどか「はいっ!」
エイミー「にゃー」
まどか「あっ、エイミー!」
マミ「ずっと近くにいたのかしら?」
エイミー「にゃあにゃあ」ペロペロ
まどまど
まどか「てぃひひ!くすぐったいよぉ!」
マミ「ふふ、ずいぶんとなつかれてるわね」
エイミー「にゃーん」
まどか「はい、ふふっ」
まどか「エイミーが元気になってくれてよかったです」
マミ「その為に契約したんだものね」
てぃひひキター
てぃひひになったw
まどか「はい!」
マミ「…後悔してない?」
まどか「そんな…!エイミーを助けることができて」
まどか「とっても嬉しいんです!」
まどか「だから後悔なんて、してませんよ」
エイミー「にゃあにゃあ」
まどか「ふふっ」
マミ「そう…それならいいわ」
マミ「鹿目さんは偉いのね!」
まどか「てへへ…そんな」
マミ「よーし!そうだわ!」
まどか「?」
マミ「今日は記念すべき鹿目さん初勝利の日よ!」
マミ「今から家でパーティーね!」
まどか「わぁ…!」
やったー!
杏子「ふぅ…」チャポン
杏子「毎度毎度悪いねぇ」
杏子「この時間ならただ風呂だもんな」
杏子「まあ…あんまり、ゆっくりはできないけどさ」
杏子「さっさと洗ってとんずらするか」
杏子「っと…シャンプーは…」
杏子「あれ?ない…」
あんあん!
杏子「うーん…どっかで落っことしちまったかな?」
杏子「仕方ない…また適当にいただいてかなきゃな」
杏子「今日はシャンプー抜きかぁ…」
杏子「まぁ…このくらい我慢しないとな」
杏子「水で流すだけにしとくかな?」
杏子「…」
あんあん!
>>1
逸材
支援
杏子「私は…いつまでこんな生活しなきゃいけないのかな…」
杏子「…一生?」
杏子「どっかに…嫁に行けば大丈夫なのか…?」
杏子「でも誰も私なんか…」
杏子「…」
杏子「ふん…なにシケたこと考えてんだよ」
杏子「らしくないこと言っちまってさ」
杏子「…とんずらするか」
杏子を嫁に…迷うなぁ
あんあん!
でも良い奥さんになりそうじゃない
俺がいるじゃないか
まどか「うわぁ…!」
マミ「さぁ!好きなものを食べていいわよ!」
まどか「ほんとに良いんですか?」
マミ「もちろんよ!奮発して勝ったんだから!」
まどか「ありがとうございます!」
マミ「鹿目さんが頑張ったからよ?」
まどか「てへへ」
>>1はもしもしの希望
マミ「ほら?好きなものを選んで?」
まどか「んっと…じゃあこれを!」
マミ「私はこれね!」
マミ「それじゃ、いただきましょうか?」
まどか「はいっ」
マミ「いただきます」
まどか「いただきますっ」
まどか「んー美味しい!」
マミ「ふふっ、よかった」
マミ「お口に合わなかったらどうしようって思ってたのよ?」
まどか「そんなぁ…とっても美味しいですよ?」
マミ「…うん、美味しいわね」
マミ「とっても…!」
マミ「鹿目さんと一緒に食べてるからかしら?」
まどか「てぃひひ!」
マミ「一人で食べる時よりも全然…」
まどか「…マミさん」
マミ「あ…ごめんね?」
まどか「いえっ…」
まどか「…マミさんは…その…」
マミ「どうしたの?」
まどか「…ずっと…一人で戦ってきたんですか?」
マミ「…!」
まどか「…あっ、その…えっと…」
マミ「…そうね」
まどか「!」
マミ「たしかに…私は一人で戦ってきたわ」
まどか「マミさん…」
マミ「でもね、一時は仲間がいたのよ?」
まどか「えっ?」
しえゆ
謎の誤字
マミ「今は…訳あってお別れしてるんだけどね」
まどか「それなら…いつかはまた一緒に?」
マミ「ええ、きっとそうなるって信じてるわ…!」
マミ「その時は3人で頑張りましょうね?」
まどか「…はいっ!」
マミ(そう…いつかきっと…また一緒に…)
マミ(ねえ…佐倉さん…!)
あんこちゃん
杏子「ふぅ…」フキフキ
杏子「髪乾かすの面倒だな…」
杏子「いっそのこと、切っちまうか?」
杏子「いや…でもな…」
杏子「結構…気に入ってるし…」
杏子「…うん、まだいいだろ」
杏子「とりあえず…そうだな、シャンプーでもいただきに行くか!」
ポチポチ
あんこちゃんってどうやって金稼ぐの?、っと
杏子「えーと…ここらで良い店は?」
杏子「…ん?」
杏子「これは…魔女か?」
杏子「ちっ…仕方ねぇな」
杏子「一仕事といくか」
ローザシャーン「…」
杏子「まだ誰も来てないみたいだな…」
杏子「ここらに魔法少女はいないのか?」
杏子「…なら、好都合だ!」
杏子「グリーフシード取り放題じゃんか!」
杏子「ここ…私のシマにしちゃおうかな?」
ローザシャーン「…」
杏子「…記念すべき一人目はてめぇだ!」ヘンシン
杏子「いくぞっ!」
杏子「一丁あがりっと」パシッ
杏子「…マジでここらを管轄する魔法少女はいないのか?」
「…」
杏子「ん…?」
「パパ…ママ…」
杏子「…」
杏子(魔女に親を殺されたか…)
「…」
ゆまちゃん?
杏子「…おいガキ」
「…?」
杏子「災難だったね」
杏子「でも現実なんてこんなもんさ」
杏子「震えたって泣いたって…」
杏子「死んだ両親は帰ってこないよ」
「…」
杏子「生き残った幸運に感謝するんだね」
「…」
杏子「ふん…」
杏子(親が殺されて一人か…)
杏子(まあ…私が知ったことじゃないけどさ)
杏子(…ひとりぼっちか)
杏子「…」
「…」
杏子「そんな顔してたって誰も助けちゃくれないよ」
杏子「…」
杏子(あれから一週間か…)
杏子(あのガキ…ゆま…)
杏子(あいつ…なんとなく見てらんなくて一緒にいるけどさ…)
杏子(これじゃ…あいつに良くないよな)
杏子(魔法は他人の為に使わない…そう決めたんだ)
杏子(だから…あいつにだって…)
ほむら「あ…あ、あの…わ、私…」
ほむら「あ…暁美ほ、ほむらと言います…」
ほむら「よ…よろしくお願いします…!」
まどか(暁美ほむらちゃんかぁ…)
まどか(緊張しちゃってるのかな?)
まどか(私が元気付けようかな…!)
ほむっ
最初の時間か・・・
まどか「暁美さん!」
ほむら「えっ…?」
まどか「保健室、行かないといけないんだよね?」
ほむら「あ…う、うん…」
まどか「場所わかる?」
ほむら「い、いえ…」
まどか「じゃあ案内してあげる!」
ほむら「!」
ほむら「で、でも…」
まどか「大丈夫!私、保健係だから!」
まどか「ほら、ついてきて?」
ほむら「あ…」
まどか「ね?」
ほむら「…うん」
まどか「ごめんね?いきなり話しかけちゃって」
ほむら「いえ…そんな…」
ほむほむ
まどか「私、まどか」
ほむら「えっ?」
まどか「鹿目まどか!」
ほむら「かなめ…まどか…」
まどか「まどかって呼んで?」
ほむら「…!」
まどか「だから、私もほむらちゃん、って呼んでもいいかな?」
ほむら「それは…」
?結局酉はつけないのかい?どっちでもよいのだけど…
支援
まどか「?」
ほむら「その…ほむらは…」
まどか「あ…もしかして、嫌だった?」
ほむら「嫌じゃ…ないんだけど…その…」
ほむら「名前で呼ばれるの…慣れてなくて…」
ほむら「そ、その…変な名前だから…」
まどか「えー?そんなことないよ!」
ほむら「えっ?」
まどか「カッコいい名前だと思うなー!」
まどか「こう、燃え上がれーって感じで!」
ほむら「…!」
ほむら「で、でも…」
まどか「?」
ほむら「名前負け…してます…」
まどか「!」
ほむら「私…カッコよくなんて…」
まどか「なら…!」
ほむら「?」
まどか「ならさ、なっちゃえば良いんだよ!」
ほむら「えっ?」
まどか「ほむらちゃんがカッコよくなれば良いと思うな!」
ほむら「…!」
とりあえずいつもの人であることはわかった。
最近はさるも無さそうだし、ROMりながら楽しませてもらいますよ。ガンバッテ
いつもの人?
放課後
ほむら「…」
ほむら(鹿目さんは…ああ言ってくれたけど…)
ほむら(私…カッコよくなんてなれないよ…)
ほむら(勉強も運動もできないし…)
ほむら(すごく…カッコ悪いもん…)
ほむら(私なんて…)
>>90
40日近く連続で携帯から長編を書き続ける謎の人物。見たのは最近だとか
まどか「ほむらちゃん!」
ほむら「鹿目さん…」
まどか「一緒に帰ろうよ!」
ほむら「!」
さやか「もちろん!私もいるのだ!」
ほむら「美樹さん…」
まどか「ね?帰ろっ?」
ほむら「でも…」
さやか「ほらほら遠慮しないで!」
ああ、あの人か
ほむら「…」
ほむら「うん…」
まどか「てぃひひ!やったぁ!」
さやか「ほむらの家は私たちと同じ方向だしね!」
さやか「これから毎日登下校しようよ!」
まどか「うん!そうしようよ、ほむらちゃん!」
ほむら「でも…迷惑じゃ…」
さやか「まっさかー!そんなわけないじゃん!」
ほむら「!」
まどか「だからね、ほむらちゃんが良かったらで良いんだけど」
まどか「一緒に行けたらとっても嬉しいな!」
ほむら「鹿目さん…美樹さん…」
さやか「オッケーだよね?」
ほむら「…うん」
まどか「!」
ほむら「よ、よろしくお願いします…」
まどか「えへへ、こちらこそ!」
さやか「やったね!」
ほむら(…)
ほむら(2人とも…私によくしてくれるのは嬉しいんだけど…)
ほむら(私は…)
杏子「ゆま、話があるんだ」
ゆま「キョーコ?どうしたの?」
杏子「…やっぱり、お前は私についてきちゃ駄目だ」
ゆま「えっ…?」
杏子「私と一緒にもの盗んで…忍び込んでこそこそするのは良くない…」
ゆま「でも…そうしないと!」
杏子「ゆま、お前はまだガキなんだ」
ゆまちゃんの画像下さい
ゆま「!」
杏子「私みたいになるにはな、まだ早すぎるんだよ」
ゆま「でも!でもっ!」
杏子「だからお前は私と一緒にいちゃいけないんだ」
杏子「私みたいになったら駄目なんだよ!」
ゆま「…キョーコは…キョーコもゆまを、ひとりぼっちにするの?」
杏子「…!」
先月ってことはニコニコのあれか?俺もそこで初めて見た
ゆま「ゆま…キョーコの役に立つなら何でもするから!」
杏子「…」
ゆま「だから…ひとりぼっちにしないで!」
杏子「ああ…そうだな…」
ゆま「!」
杏子「ひとりぼっちは寂しいもんな…!」
ゆま「キョーコ!」
支援
よし追いついた
さあ支援だ
おりマギも読んだのか
杏子「だから…ゆま、お前は私と一緒にいちゃ駄目なんだよ」
ゆま「えっ…?」
杏子「…私はさ、魔法少女はもちろん…」
杏子「普通の生活でも生きるのがやっとなんだ」
ゆま「…」
杏子「いつ捕まるのかも、いつ死ぬかもわからねぇ」
ゆま「キョーコ…」
杏子「それにゆまを巻き込ませたくないんだよ、私は…」
ゆま「…」
ゆま「巻き込まれてもいいもん!何でもするから!」
ゆま「だから!だから…!」
杏子「大丈夫、お前はひとりぼっちにならないよ」
ゆま「えっ?」
杏子「ついてきな、会わせたいヤツがいるんだ」
さやか「それにしても、今日のまどかは一段と行動が早かったねぇ」
まどか「そうかなぁ?」
さやか「うん、ほむらがそんなに気に入ったの?」
まどか「てぃひひ…」
ほむら「…」
ほむら(私は…人に迷惑かけて…恥かいて…)
ほむら(私ずっとこのままなの…?)
まどか「…?」
さやか「ん?どうかした?」
まどか「…」
さやか「まどか?」
『だったらいっそ死んだ方がいいよね』
ほむら(そうかな…?)
『そうだよ』
ほむら「…うん」
『死んじゃえばいいんだよ…』
ほむら「うん…死んじゃえばいいんだ…」
まどか「!?」
さやか「えっ?」
『死のうよ…早く…』
ほむら「うん…死のう…」
さやか「えっ?ちょっと?ほむら!」
ほむら「死ぬ…」
さやか「な、なに言ってんのさ!」
まどか「これは…!」
さやか「ま、まどか!ほむらが…!」
ゴゴゴゴゴゴゴ
まどか「!」
さやか「えっ?えぇっ…?」
ほむら「…」
さやか「な…なにこれ…?」
さやか「まどか…私夢でも見てるのかな…?」
イザベル「…」
さやか「な…なにあれ…?」
ほむら「死ぬ…」
さやか「ほむら…しっかりして!」
まどか「…!」
さやか「まどか!ねえ…!」
まどか「さやかちゃん、ほむらちゃんをよろしく!」
さやか「えっ?」
まどか「あれは…私がやっつなきゃ!」
さやか「な…やっつけるって…まどか?」
まどか「…!」ヘンシン
さやか「…え?」
さやか「まど…か…?」
まどか「ごめんね、さやかちゃん…後で話すから」
まどか「だから待ってて!」
イザベル「…」
まどか『マミさん!聞こえますか?』
マミ『ええ、どうしたの?』
まどか『魔女がでて…友達が!』
マミ『!?』
まどか『だから私が…場所は~』
マミ『わかったわ!持ちこたえてて!すぐに行くから!』
支援
杏子「…」
ゆま「キョーコ…どこに行くの?」
杏子「…見滝原だ」
ゆま「みたきはら…?」
杏子「隣町だよ、もうすぐつくよ」
ゆま「…」
杏子「そこでゆま、お前は生きるんだ」
ゆま「キョーコ…」
杏子「私の知り合いに魔法少女が一人いるんだけどさ」
杏子「あいつは強いし、ちゃんとした生活もしてる」
杏子「それに…寂しがり屋だ」
杏子「だから…あいつならきっと、お前を大事にしてくれるはずだ」
杏子「あいつは私なんかより…ずっと良いヤツだからな」
ゆま「キョーコ…でも…ゆまは…」
杏子「…」
ゆま「ゆまは…キョーコと…」
ゆま「キョーコと一緒が…!」
杏子「!?」
ゆま「えっ?」
杏子「っち…マミのやつ…何してんだ…!」
ゆま「キョーコ?」
杏子「そこで待ってろ!」
まどか「きゃあっ!」
さやか「まどか!」
ほむら「…」
イザベル「…」
ミヒャエラ「…」
まどか「うぅっ…!」
マミ『鹿目さん!大丈夫?』
まどか『大丈夫…じゃないかも…』
まどか『でも…私が戦わないといけないから!』
マミ『わかったわ…!』
マミ『もう少しでつくから!がんばって持ちこたえて!』
まどか『はい…!』
まどか「えいっ!」
ミヒャエラ「…」ドドド
まどか「きゃっ…」
さやか「まどかぁ!」
イザベル「…」
まどか「あっ…」
まどか(やられる…!)
杏子「そうはさせるか!」ガンッ
まどか「…!」
杏子「っと…無事か?」
まどか「あ…はい!」
杏子「ったく…見てらんないっつぅの!」
まどか「…」
杏子「いいから、あんたはすっこんでなよ」
杏子「お手本を見せてやるからさ!」
まどか「あっ…」
ミヒャエラ「…」
杏子「雑魚に用はねぇ!」ズバズバッ
イザベル「…」
杏子「あんたが親玉だな…!」
イザベル「…」ドドド
杏子「そんな攻撃が効くかよ!」
杏子「私を…なめるな!」ズバァッ
ぺろぺろ
杏子「…こんなもんか」
まどか「…凄い」
杏子「一丁あがりっと」
さやか「あ…景色が元に戻って…」
ほむら「…あれ?」
さやか「ほむら…!」
ほむら「私は…?」
さやか「もう大丈夫なの!?」
まどか「ほむ」
杏子「そいつなら大丈夫だ、魔女は倒したから心配いらねぇ」
さやか「えっ?」
ほむら「魔女…?」
杏子「さっきの化け物は魔女、んで私らはそれを倒す魔法少女だ」
まどか「…」
ほむら「魔法少女…?」
さやか「まどかが…?」
おりこ面白かった?
杏子「その様子じゃ何も話してないみたいだな」
まどか「はい…」
杏子「ま、なるべく友達は巻き込まないことだな」
杏子「あんたじゃ友達は守れないよ」
まどか「ぅ…」
ほむら「鹿目さん…」
さやか「ちょっと!」
あんあーんっ
杏子「ん?」
さやか「まどかは必死で私たちを守ろうとしたんだよ!」
まどか「さやかちゃん…」
杏子「…」
さやか「なのにそんな言い方ないでしょ!」
さやか「まどかは!」
杏子「でも私が来なきゃ死んでたかもよ?」
まどか「…」
さやか「そ、それは…」
杏子「力があるやつが勝つ、力がなきゃ負ける」
さやか「…!」
杏子「単純なことだ、こいつは力がなかったから魔女に負けかけた」
まどか「うぅ…」
杏子「私は力があったから勝てた」
杏子「これが事実さ」
ほむら「鹿目さん…」
さやか「でも!でもっ!」
杏子「…」
まどか「…ううん、いいよ…さやかちゃん…」
さやか「まどか…」
まどか「この人の言う通りだよ…」
まどか「わ、私が…弱かったから…」
杏子「ま、そう言うことだ」
まどまど…
さやか「くっ…」
まどか「…」
マミ「でも、鹿目さんがいなったらその子はきっと…」
杏子「!」
まどか「…!」
マミ「鹿目さんは、その子を助けたのよ!」
まどか「マミさん…!」
杏子「…マミ」
まどまどが弱いのは珍しい
俺「杏子…」
マミ「…ごめんなさい、遅れてしまって」
マミ「私がもっと早く来れば…」
まどか「マミさん…そんな…」
杏子「…へぇ、ならそいつはマミ、お前の新しい弟子ってわけか」
マミ「佐倉さん…!」
杏子「そいつも…他人の為に魔法を使うなんて甘ったれたこと言ってんの?」
マミ「…!」
まどか「えっ?」
杏子「どうなのさ?」
まどか「…!」
まどか「私は…この力でみんなを守りたい…!」
まどか「みんなを助けたい!」
マミ「鹿目さん…」
杏子「…やっぱあんたもマミと同じか」
あんまり他の人と会話するのは嫌う人がいるかもだからほどほどにしといた方が
時系列順にやってるのかこれ
まどか「…!」コクッ
杏子「ふぅん…」
杏子「あんた…どんな願いでキュウべえのヤツと契約した?」
まどか「…エイミーを助けるために私は契約を…!」
杏子「…エイミー?なんだ?外国人か?」
まどか「ううん…子猫だよ」
杏子「…なに?」
杏子「子猫…あんたの飼い猫か?」
まどか「エイミーは…野良猫だよ」
杏子「っ!」
まどか「でもっ!とってもなついてくれて…!」
杏子「あんた…馬鹿か?」
まどか「えっ?」
マミ「佐倉さん!」
支援
杏子「たった一度っきりの願いを…そんなことに使いやがって…!」
まどか「そんなことって…」
マミ「でも…鹿目さんは!」
杏子「マミ!どうして止めなかった?」
マミ「えっ?」
杏子「マミはそいつが契約する前から知り合いだったのか?」
まどか「…」
マミ「…いえ、鹿目さんが契約する前から私たちは友達だったわ」
杏子「…それで?魔法少女について教えたのか?」
マミ「ええ、何度か魔女との戦いを見学させたわ」
マミ「その上で鹿目さんは…」
まどか「はい…」
杏子「…マミ…あんたって人は…!」
杏子「ならあんたは!そんな願い事でそいつが一生戦い続ける運命になることを…!」
まどか「!」
杏子「なんとも…なんとも思わなかったのかよ!?」
マミ「…!」
杏子「なんでそんな願い事で…魔法少女なんかにさせたんだ…!」
杏子「そんなに仲間が欲しかったのかよ!?」
マミ「っ!」
まあこう言われても当然だわな
マミ「…」
まどか「で、でもっ!私は…っ!」
まどか「私は…エイミーが元気なってくれて…!」
まどか「とっても嬉しくて!」
まどか「それにマミさんも一緒に戦ってくれるから…!」
まどか「だから私は…っ!」
杏子「…甘ったれるな」
マミぃ…
わくわく
まどか「うっ…」
杏子「くだらないこと言ってんじゃねぇよ…!」
まどか「くだらないなんて…そんなっ…!」
杏子「そんな気持ちでなるもんじゃないんだよ!」
杏子「魔法少女は!」
まどか「っ…」
杏子「文字通り命懸けなんだよ」
まどか「…!」
杏子「魔法少女は正義の味方でもなんでもねぇ」
杏子「たった一度の奇跡のために、他の全てを捨てなきゃいけないんだ」
杏子「それを…そんな気持ちで…!」
まどか「うぅっ…」
まどか「でも…でもっ…私は…」
杏子「…」
まどか「私は…みんなを守りたい…」
まどか「みんなを助けることができるなら死んだって…」
杏子「ほんとにそうか?」
まどか「…っ!」
杏子「ほんとにそうなのか?ほんとに死んでもいいのか?」
まどか「うぅ…っ…」
杏子「…駄目だな、覚悟が足りない」
まどか「うぅぅっ…」
杏子「そんな気持ちで魔法少女になったんだ」
杏子「そりゃ強くなれるわけないじゃん」
杏子「あんた、マジで死ぬよ」
まどか「うぅっ…うぁぁぁぁん」
さやか「まどか!」
ほむら「鹿目さん!」
まどっち…
正論だな
杏子「こんなことで泣いてるようじゃな」
さやか「あんた…!さっきから黙って聞いてちゃ…!」
杏子「…」
まどか「うぅ…ぐすっ…」
ほむら「だ、大丈夫…?」
さやか「まどかは!みんなを助けたいからその魔法少女ってやつになったんでしょ?」
さやか「それがまどかの気持ちじゃん!」
この時点で一番魔法少女を理解してるキャラ
つまりいつものほむらの立場にいるわけだから大変だよな
いや別に正論じゃないでしょ
さやか「そして私たちの為に戦ってくれて!」
さやか「あんたなんかに!まどかの何がわかるって言うの!?」
杏子「わかるさ」
さやか「なっ…」
杏子「少なくとも、魔法少女が何なのかは私の方がずっと良くわかってるつもりだよ」
杏子「そいつよりも、マミよりもな」
マミ「…」
杏子「マミ、いつまでに黙り込んでるんだよ」
マミ「…!」
杏子「なに?私の正論に反論できないってわけ?」
マミ「私は…」
杏子「別に、私の言うことが正論とは限らないよ」
杏子「でもな、嘘じゃないんだ」
マミ「…」
保守
シリアスで感情的な杏子は久しぶりに見たな
三分毎ワラタ
でも杏子も本当は「愛と勇気が勝つ正義の味方」ってのに今でも憧れてるのにね
本編ではソレにまた気付いて元に戻ったけどさ
虚淵いわく杏子は自分に対する自信を喪失してる「諦めの鎧」を着てるんだとかなんとか
寝た?
保守
ほむ
マミ→生きたい
杏子→家族を助けたい
ほむら→友達を助けたい
さやか→友達の腕を治したい
まどか→猫を助けたい
まどかはメインキャラで一番頭おかしいからな
さるったか
たまにの頃合いを見計らって糞スレに書き込んどくといいぞ
珍しいな、いつもは3時睡眠なのにって思ったらさるか。
支援
寝ようがさるだろうが落としはしねぇ
アニメ観たことないから、しかめだと思ってた
物語の要と名字をかけてるんだろうか
>>175
だろうな
この人の前のssって何?
>>178
ありがとう
保守
まあでもマミさんは本編でも戦いは命懸けだといってるし、願いを変なことに使わないように忠告してるよね
「でもね。ちゃんと選択の余地のある子には、キチンと考えたうえで決めてほしいの」「私にできなかったことだからこそ、ね」
って言ってるし、メモリーでもまどかが「ほむらちゃんもかっこよくなろうよ!魔法少女やろうよ!」
っていったら、「そんなことを軽々しくいうな! 魔法少女はそんなに甘くない!」って怒鳴りつけてたよね
本当に仲間が欲しいだけなら「魔女との戦闘」なんて恐がりそうなもん見せないで、上手いこというQBに任せるだろう
仲間が欲しいって本音はあるけど、杏子や自分みたいに願いを無駄にしてほしくない、きちんと考えてほしいってのが行動原理だとおもう
ケーキ云々はそもそも冗談だろうし、まどっちが「だから私、魔法少女になれたらそれで願いごとは叶っちゃうんです」っていったからだろうしね
そもそもマミさんは「魔法少女=危ないけど人を守る為に誰かがしないといけない警察官や軍人」みたいなもんだと思ってるだろうし、ね
ほしゅ
保守
杏子「だからこいつは」
マミ「私は!」
杏子「…」
マミ「私は…仲間が欲しくて鹿目さんを契約させてわけじゃない…!」
杏子「へぇ…」
マミ「たしかに…止めはしなかったわ」
杏子「…」
きたかっ!
無理すんなよ?期待してるんだし
マミ「でも鹿目さんは…あの子は魔法少女になるのを覚悟して…!」
マミ「その上で鹿目さんは契約したの!」
杏子「…」
マミ「私でもキュウべえでもなく…鹿目さん自身の意思で!」
杏子「なに…?」
マミ「…鹿目さんの願いはあなたには大したことに思えないかもしれないわ」
マミ「でも、鹿目さんにとっては…!」
杏子「じゃあ何?私は関係ありませんって言いたいの?」
マミ「な…」
杏子「ふざけんじゃねぇぞ!」
マミ「っ…」
杏子「長年魔法少女やってんならわかるだろ…!」
杏子「魔法少女になるってことが…どんなに辛いことなのか!」
マミ「違う…私は!」
杏子「何が違うって言うんだよ!」
マミ「あなたは鹿目さんの…!」
まどか「もう…いいんです…」
マミ「鹿目さん…」
まどか「…私…覚悟したつもりだったのに…」
まどか「魔法少女になって…みんなを守るって…決めたのに…」
杏子「…」
まどか「死ぬって言われて…怖くなって…」
さやか「まどか…!」
まどか「涙が止まらなくて…」
ほむら「か、鹿目さん…」
まどか「私…魔法少女になって変われたって思ってたのに…」
まどか「ぜんぜん…変わってなかった…」
まどか「泣き虫のままだった…」
ほむら「!」
しえん
マミ「鹿目さん…そんな…」
杏子「…そうかい」
まどか「うぅっ…」
杏子「泣きたいだろ?辛いだろ?」
まどか「ぅ…」
杏子「当たり前だ、だって魔法少女になっちまったんだ」
マミ「…!」
杏子「あんたもマミも…私も…!」
シエンダァ
まどか「…」
杏子「だから私にもわかるんだよ、その気持ちがさ」
まどか「えっ…?」
杏子「私だって辛いし、寂しい…」
杏子「私たちは常に死と隣り合わせだ、いつ死ぬかもわからない…」
杏子「もしかしたら今日死んじまうのかもしれないって思うと、私だって怖いさ」
不可逆なのが怖いんだよな、この世界の魔法少女は
なれても、やめることは絶対にできないっていうね
マミ「佐倉さん、あなた…」
杏子「でもな、そんなんで一々くよくよしてらんないんだよ」
杏子「私たちは生きるために戦わなきゃいけない」
杏子「死ぬまで、永遠にな!」
まどか「…!」
杏子「どんなに頑張って魔女を倒してもそれは変わらない事実だ」
杏子「魔女を狩らなきゃ私らは死ぬ」
杏子「そしてその魔女にいつ殺されるかわからねぇ」
杏子「逃げることはできないんだよ」
杏子「死ぬ以外にな…!」
マミ「…」
まどか「ぅっ…うぅっ…」
杏子「だから…それを知ってるから私はな」
杏子「魔法少女なんて増やしたくないんだよ」
マミ「佐倉さん…」
杏子「さっきも言ったろ?魔法少女はさ」
杏子「文字通り命懸けなんだ…!」
杏子「同じ命を懸けるなら…」
杏子「まっすぐ生きることに懸けるべきなんだ」
杏子「普通の人間として…!」
まどか「うぅ…」
杏子「あんた…まどかって言ったか?」
まどか「…うん…」
杏子「まどか、魔法少女になっちまったんなら仕方ない」
杏子「でもな、今のあんたじゃ一人で魔女を狩るのは無理だ」
まどか「…」
杏子「まあ…マミのやつが守ってくれるんだろうけどさ」
マミ「…そうよ!鹿目さんは絶対に私が守ってみせるわ!」
まどか「マミさん…」
杏子「…それが駄目なんだよ」
マミ「え…?」
杏子「あんたさ、魔法少女になってみんなを守るって言ったよな?」
まどか「うん…!」
杏子「そのあんたが同じ魔法少女に助けられてどうすんのさ?」
まどか「…っ!」
杏子「自分も守れないやつが他人なんか守れるわけないんだ」
マミ「佐倉さん!何もそこまで言わなくても!」
杏子「じゃあさっきのはどう説明するんだよ?」
マミ「えっ?」
杏子「さっき私が出ていかなかったらさ…まどかは死んでたよ?」
まどか「うっ…」
杏子「それに…そこの眼鏡の子は操られて自殺してただろうね」
ほむら「え…?」
杏子ちゃん辛口やなぁ、成長するには飴と鞭が重要だよね
マミさんは訓練とかはさせてたけど、根本では甘やかすタイプだろうし
本編でも最終話でまどっちの覚悟を問いに来た二人だし、運命を感じる組み合わせ
杏子「残りのあんたも…ただじゃすまなかったろうよ」
さやか「…!」
杏子「マミが来たときにはそいつは…」
マミ「でも…」
杏子「別に、助けた礼を言えって言ってるんじゃない」
杏子「事実を言ってるだけだよ」
マミ「…!」
杏子「まどかが魔法少女になったのも事実」
杏子「そんで死にかけたの事実だ」
まどか「なら…」
杏子「ん?」
まどか「なら…私は…どうすればいいの…?」
杏子「そんなの簡単じゃん」
まどか「えっ?」
杏子「強くなればいいんだよ」
杏子「魔法少女になったんだ、戦いからは逃げられない」
杏子「負けたら死ぬ、それだけだろ?」
杏子「なら負けないように強くなればいいんだよ」
まどか「強く…」
杏子「誰にも守られることのない、強い魔法少女になればいい」
まどか「…!」
杏子「私はそうしてきたつもりだよ」
杏子「誰のためでもない、私が生き延びるためにさ」
マミ「佐倉さん…」
杏子「だから私は言ったんだ、魔法は自分の為に使うものだって!」
マミ「!」
杏子「他人の為じゃない!自分の為に!」
杏子「マミ…あんたは他人の為に魔法を使うって」
杏子「他人を守るって言ったよな?」
杏子の声ってどんなだっけ
マミ「ええ…そうよ!」
杏子「うん、そしてまどかもだろ?」
まどか「うん…」
杏子「でも守れなかった」
マミ「それは…」
杏子「他人の為に使う魔法より、自分の為に使う魔法の方が強いってことさ」
杏子「やっぱり私は間違ってなかった…!」
ゆま「ゆまは…そう思わないよ?」
>>207
僕らのビュティさん
杏子「…ゆま?」
さやか「だれ?」
ほむら「小さい…女の子?」
ゆま「キョーコは間違ってるよ」
杏子「…どういうことさ?」
ゆま「キョーコはゆまを助けてくれたもん!」
杏子「!」
ゆま「それにキョーコはお姉ちゃん達も助けてあげたんでしょ?」
杏子「な…それはっ」
ゆま「キョーコはみんなを守ってくれたんだよ!」
杏子「…!」
さやか「…そうだよ」
さやか「口では文句ばっか言ってるけど…あんたは私たちを助けて…」
杏子「…別に助けたくて助けた訳じゃない」
さやか「なら何で?」
杏子「それは…近くを通りかかったからだ」
杏子「それにグリーフシードが欲しかったから」
杏子「だから私は…」
ゆま「キョーコ、嘘ついてる」
杏子「なんだと…?」
ゆま「だってキョーコ…凄くあわてて助けに行ったもん!」
ゆまゆま
杏子「それは…」
マミ「佐倉さん、あなたやっぱり…」
杏子「違う!私は他人の為に戦ったわけじゃない!」
杏子「私は…っ」
マミ「…佐倉さん」
マミ「ありがとう」
杏子「なっ…」
マミ「鹿目さんを、みんなを助けてくれてありがとう」
杏子「ち、ちが…礼なんていらない!」
マミ「佐倉さん…あなたはやっばり私の…」
杏子「違うって言ってるじゃんか!」
杏子「くそっ…なんでそんな…」
ゆま「ゆま知ってるもん、キョーコはすっごく優しいって!」
杏子「ゆ、ゆま!」
マミ「そういえば…その子は?」
杏子「…そうだ、マミに話があるんだ」
マミ「え?」
杏子「こいつな…魔女に親殺されちまったみたいでさ」
マミ「!?」
杏子「1週間くらい、私が面倒見てたんだけど」
ゆま「キョーコ…」
杏子「こいつを…私みたいなやつにしたくないんだ」
マミ「…!」
杏子「だからマミ、あんたに頼みがある!」
杏子「こんなこと言えた義理じゃないけどさ…」
杏子「ゆまの面倒を見てやってくれないか?」
ゆま「キョーコ!」
マミ「ゆまちゃんの面倒を…」
杏子「こいつは、私なんかと一緒にいるよりマミといた方が幸せなんだ」
ゆま「そんなことないよ!」
杏子「駄目だ!私みたいになっちゃいけない!」
ゆま「なんで…?」
杏子「それに…同じ魔法少女でも、普通に生きる分にはマミの方が断然良い…」
杏子「あんたしか頼る相手がいないんだ…頼むよ、マミ…!」
マミ「…わかったわ」
杏子「マミ…!」
ゆま「キョーコ!なんで!」
マミ「私がこの子の面倒を見る」
杏子ちゃんは杏子ちゃんで自己矛盾と戦ってるんだよな
なんか自分の為といって盗みとか悪行働きつつ、自分の良心を一番傷つけてるよね
杏子「…ありがとうな」
マミ「ううん…まさか佐倉さんから頼まれるなんてね」
ゆま「キョーコ!キョーコ!」
杏子「…一つ約束してくんない?」
マミ「…なに?」
杏子「絶対に…何があってもゆまを契約させないでくれ」
マミ「…ええ、わかっているわ」
杏子「ゆま…マミなら大丈夫だ、良いお姉ちゃんだからな」
杏子「魔法少女に対する考えは認めないけどさ…それとこれとは別の話だ」
ゆま「キョーコ…」
杏子「人としては、私なんかよりマミの方が断然良いんだよ」
杏子「私は…良い人間じゃないからさ」
ゆま「そんなことないよ!キョーコは優しいもん!」
杏子「…マミ、頼んだぞ」
マミ「ええ、任せて!」
ゆま「キョーコ!嫌だよ!」
まどか「…」
杏子「まどか」
まどか「あ…」
杏子「あんたは魔法少女になっちまったんだ」
まどか「…」
杏子「アンタはもう対価としては高過ぎるもんを支払っちまってるんだ」
杏子「だからさ、これからは釣り銭を取り戻すことを考えなよ」
とりあえず乙
保守はまかせろ
乙カレー!
この時間帯の保守間隔って30分ぐらいでいいのかね?
これでまどっちがあんこにくっついていったら面白い事になりそうだなw
メガほむの願いとかもまどっちとの接点が消えて変わるだろうし、なかなか予想できない展開になりそう
>>225
だな
俺も少しは手伝う
乙です
しかしまぁ「僕と契約して、魔法少女になってよ!」って、この上なく残酷な台詞だよな…
???「私と契約して、魔法少女になってよ!」
保守することを強いられる
ぶっちゃけ杏子に怒鳴られてもあいぽんボイスだから怖くないよね
ほ
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