佐天「あたし今、処女だから全く変わらないや」

初春「ダメですよ、佐天さん。セックスなんて。本当に好きな人と出会うまで大切にしなきゃ」

佐天「うん、そうだね。わたしもそう思うよ」

初春「はー、安心しました」

佐天「でもね、それでも強くなりたい。たとえそれが間違ったことでも」

初春「レベルアッパーと同じ間違いを繰り返す気ですか！」

佐天「今回は誰にも迷惑かけないよ」

初春「それでも……あれ、急に眠く…」

佐天「ごめんね、さっきの紅茶に睡眠薬いれちゃった」

初春「スー、スー」

佐天「無能力者の気持ちは、しょせん能力者にはわからないか…」