/ // / // ______ / // /
/ // /| r'7\ ,.ヘ‐'"´iヾ、/\ニ''ー- 、., / /
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`'ー-‐''" ヽ、_'´ `| |:::::|'" 二.,_> ,.へ_
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か っ も | / // メ,/_,,. /./ /| i Y //
ァ て う. |'´/ ∠. -‐'ァ'"´'`iヽ.// メ、,_ハ , |〉
| 約 空 ヽ! O .|/。〈ハ、 rリ '´ ,ァ=;、`| ,ハ |、 /
| 束 白 > o ゜,,´ ̄ . ト i 〉.レ'i iヽ|ヽ、.,____
| し で / ハ | u ,.--- 、 `' ゜o O/、.,___,,..-‐'"´
| た ス | / ハ, / 〉 "从 ヽ! /
| じ レ |,.イ,.!-‐'-'、,ヘ. !、_ _,/ ,.イヘ. ` ヽ.
ッ .ゃ .は |/ ヽ!7>rァ''7´| / ', 〉`ヽ〉
! ! な 立 .', `Y_,/、レ'ヘ/レ' レ'
い .て ヽ、_ !:::::ハiヽ. // /
で な ./‐r'、.,_,.イ\/_」ヽ ', / /
す い / `/:::::::/ /,」:::iン、 / /
〈 ,,..-‐''"´ ̄ ̄77ー--、_\.,__ /
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デミさん!
グルグルグル 取っ手の取れる~
〃 三 .Λ,,Λ 三=≡,,Λ‐ ─
。・。・。 (ω・;≡・ω=;`・ω) =。・。
ヽニニフ━oc三 ─ ニフ 三 ニフ
゙ミ 三 =- 彡 〃
- ≡三彡
ティファール♪
〃 Λ,,Λ ミ ブン!! ガッ
( ´・ω・) -=≡ 。・。・。 そ_∧
/ oo━ -=≡ ヽニニフて>>1)
\_, ( 、 > 彡' ( つ ノ
`) ヽ,_)′ ノ ノノ
⌒`
入院してたって設定なのにほむらを使わないあたり>>1はほむら厨
あらあら……今日も私のスレが乱立しているわ。慕われているのはうれしいけど、困ったものねぇ。
QB「そうかい?全部立て逃げの糞スレばかr」
ダンッ
QB「ああ、全く今日も瘴気が濃いね。君の出番さ」
ウフフ、さて、今日も行ってみましょうかぁ。準備はいい?
どんなのがお望みかしら?
>>8
QB「気を付けて。彼女は放っておいても、勝手におっぱじめるよ」
まどかいじめ
下駄箱に伸ばしかけた手が、ピクリとして、止まる。
まどか(あ、また……)
上履きが、ありません。
さやかちゃん出番です
できれば、他の人には知られたくない。私は、なるべく不自然じゃない動作で、下駄箱の周囲を見回ります。……不自然すぎますよね。
(クスクス……)
誰かに笑われている気がします。みんな、ごく当たり前に上履きを取って、それを履いて教室へと向かって行きます。
私には、そんな当たり前のことも、許されないみたいです。
私がしたことって、そんなにも、いけないことなんでしょうか。
結局、私は職員室でスリッパを借りて、教室へと向かいました。
みんなと、履いているものが違う。ただそれだけで、どうしてこんなにも胸が苦しくなるんだろう。
……私の上履き、今頃は焼却炉で燃えているのかな……。
足取りは一歩踏み出す毎に重くなり、やがて、立ち止まってしまいました。
教室に、行きたくない。
さやかちゃんも仁美ちゃんも、もう友達じゃないんです。
何があったんだよ
まどかはキモいからしょうがない
しばらく廊下に立ち止まって、床をじっと見つめていました。スリッパを履いた私の足……惨めです。
私は、静かに身を翻して、歩き出しました。これって逃げ、なんでしょうか。でももう、あの人たちと顔を合わせたくありません。
私は保健室へと向かいました。
どういうことだよ
「あら?鹿目さんじゃない。どうしたの?」
保険の先生が、私に微笑みかけてくれます。保険委員の私のこと、覚えてくれてたんですね。
たったそれだけのことでも、涙が滲むくらい、うれしいです。
まどか「ちょっと、お腹が痛くなっちゃって……。少し休ませてもらっても、いいですか?」
いいわよ、そう言って私をベッドへと誘ってくれる先生の手、とっても温かいです。
「今日は先約の子がいるから、こっちのベッドで我慢してね」
そういうと、先生はレールから垂れ下がるカーテンを引いて、行ってしまいました。
ハァ……ため息ひとつを、残して。
先生、ごめんなさい。毎日毎日迷惑かけて、ごめんなさい。
支援
まどかいじめは正直キツい
いや、誰でもキツいけどまどかは特に
いつも私が使うベッドは、今日は誰かが休んでいるみたいです。表の様子が良く見える、窓際のベッド。
誰かが外から見ているような気がして、実は好きではありません。こっちのベッドの方が気が楽でした。
まどか「……」
何となく、その隣の人のことが、気になりました。ひょっとして、私と同じような……人なのかな。
ほむら厨マジ死なねーかな
あんな顔面マルマイン選ぶセンスマジ童貞
取り敢えず、マルマインワロタ
すでに悲しくなるってレベルじゃねえぞ…
カタカタと物音がして、ドアを開け閉めした気配がしました。どうやら先生が、部屋から出ていったみたいです。
すると、隣のベッドから衣擦れする音がして、誰かが立ち上がったのが分かりました。
まどか「……え?」
がさがさと……勝手に保健室の棚を、漁っているみたいです。一体何をしているんだろう。私は耳をすまします。
「……うっ……」
痛みに耐えるような、苦しそうなうめきが聞こえます。私は、怖いけれど、カーテンを少しだけ開けて、その様子をうかがいました。
金髪の立巻きの髪が、揺れていました。
×立巻き
○縦巻き
腹巻?
恵方巻き
マミ「……あら?」
まどか「……!!」
目が合ってしまって、私は、慌ててカーテンを閉めてしまいました。知らない人……たぶん、3年生の人だと思います。
……ほんの少し間があって、また物音が聞こえてきます。音から察するに、包帯を巻き直しているようです。
私は、もう一度カーテンを数センチだけ開けて、その人を見ました。
マミ「……何?」
今度は顔をこちらへ向けないで、言葉だけを投げ掛けてきました。左腕に巻いた包帯を取って、何かを見ているみたい……。
まどか「……え?!」
私は思わず、声を上げてしまいました。その何か……最初は分かりませんでした。当たり前です。こんなの、初めて見ます。
腕の骨が見えてしまうくらいの、深い深い傷だったのです。
まどか「そ、それって……」
私は慌てて飛び起きてしまいました。尋常ではない傷です。まるで、大きなハサミにでも、切られてしまったような。
マミ「……誰にも言わないでくれる?保険の先生にも、うまいこと誤魔化してあるから……ね?」
相変わらず、私を見ようとはしません。傷口に……そのパックリと口を開けた傷口に、消毒液を振り掛けていました。
随分と手慣れているように見えました。
マミ「あなたに迷惑はかけないから」
まどマミかしらー
まどか「そ、そんな……放ってなんておけませんよ!」
その人が振り向きました。私はビクリと体を震わせました。怒らせてしまったんじゃないかと思ったんです。
マミ「……大丈夫。血は止めてあるから、後は傷口が塞がるのを待つだけなの。ちょっと深いから、時間がかかるだけ」
その人は、優しく笑います。
マミ「心配してくれてありがとう……。でも大丈夫だから」
まどか「あっ……はぁ、……はい」
その人は、優しく優しく、私を拒むのです。
その時、保健室の窓から、風が部屋の中に入り込んできて、カーテンが揺れました。その人の腕から垂れる包帯も、揺れます。
QB「やあマミ、傷の具合はどうだい?」
マミ「……」
QB「おっと、学校では話しかけない約束だったね」
マミ「……」
まどか「……」
……お人形が、言葉をしゃべっています。
QB「おおよそ君たちは、他の個体の視線を気にしすぎるね」
白くて、猫みたいにも見えますけど、何だか動物というよりは、お人形さん、です。
QB「マミ、君は選ばれた人間、魔法少女なんだ。君の力を思う存分に使えば、君を悩ます他人なんて……」
マミ「……」
その人は、しゃべるお人形を睨みます。一言も話しませんが、やっぱり見えているみたいです。
QB「やれやれ、訳が分からないよ」
私は恐る恐る、声を絞り出しました。
まどか「あ、あの……この、白いのは……」
その人とお人形は、私の顔を見てから、お互いの顔を見合わせました。
ほ
む
ら
_人人人人人人人人人人人人人人人_
> 平和!!平和!!平和!!平和!!<
> 正義!!正義!!正義!!正義!! <
我々は!自由と平和のための正義の戦士だ!
> 逆らう者は殺す!!! <
 ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
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書き溜めでも何でもいい
さあ!書いてよインキュベーター!
マミ「……キュゥべえ?」
QB「ふむ……彼女からは、それほど強い因果は、感じられないんだが……。鹿目まどか、君にはその資格がありそうだね」
まどか「……え?」
何だかよく分かりません。お人形さんは、その姿には似合わないような、難しいことをお話します。
マミ「そう、彼女に……。鹿目さん、と言ったわね」
私は浅く、頷きます。
その人は、包帯の束を右の掌に乗せて、目の高さくらいに掲げました。
まどか「ふぇ……?」
それから目の前で起きたのは、信じられないような出来事でした。包帯がわずかに光ると、ひとりでに動き出して、その人の傷口をあっという間に縛り上げたのです。
そう、まるで、魔法みたいに。
マミ「……手品じゃないのよ。この力について、知りたいと思うなら……今日の放課後、またここに来て、鹿目さん」
しえ
私の頭は、もういっぱいになってしまって……気がついたら、その人も、お人形さんも、いなくなっていました。
まどか「何だったの……あれ」
保健室のベッドに、仰向けになって、私は考えていました。考えったって分かるはずはないんですけど……。
でも、そのことを考えているうちは、いつもの嫌な気持ちが、忘れられます。
まどか「優しそうな人だったなぁ……」
あの人なら、私のしたこと、許してくれるんじゃないかな……。
私は結局、放課後までずっと保健室にいました。授業の合間の休憩、お昼休み、午後の部活の時間……。
私はずっと保健室にいます。時々聞こえてくる誰かの楽しそうな、笑い声。私のこと、嘲笑っているような、声。
いつもなら、心に突き刺さるのに、今日は不思議と平気でした。
その人はいつの間にか、保健室の入り口に立っていました。本当に、不思議な人。
マミ「さぁ、行きましょう」
なぜか、安心します、この人の笑顔。
まどか「あ……は、はい」
数時間ぶりに声を出したので、何だかかすれてしまいました。でも今日は、変な汗が吹き出ることもありません。
一緒に誰かと帰るのなんて、どのくらいぶりだろう。
マミ「私は巴マミ……魔法少女よ」
その人……マミさんは、そう私に教えてくれました。私は、うまく表情を作ることができません。
マミ「フフ……少しは驚いてくれてもいいのに」
まどか「あ、あの……すみません」
こんな時、どんな顔をして話せばいいのさえ、忘れてしまっていました。
それから私とマミさんは、他愛のないことを話しながら、夕暮れ時の町を歩きました。家族のこと、部活のこと……。
部活なんて、もうずっと行っていないけれど。
嫌な予感
マミさんは私を、お家に案内してくれました。とっても広くて、きれいで……誰もいない、部屋です。
マミ「さぁ、上がって」
まどか「お、お邪魔、します」
誰もいないから遠慮しないで。マミさんは笑顔でそう言います。何となく、分かってきました。
この人は、どこか私に似ています。きっとこの人なら、私のこと……。
QB「やあ、鹿目まどか。来たんだね」
お人形さんです。目が真っ赤です。
すごく描写が丁寧でいい!④
マミ「この子は、キュゥべえ。私の大事な友達なの」
マミさんは紅茶のティーカップを私に差し出しながら、そう教えてくれました。友達。その言葉だけで、嫌な気分になってしまいます。
マミ「あなたには、私たちのこと、きちんと話しておかないといけないと思って……ね」
そういうとマミさんは、左腕をすっと前に伸ばしました。……またです。包帯が、ひとりでに動き出して、マミさんの腕からするすると離れていきます。
まどか「あ、あれ?傷が……」
骨まで見えてしまうほどの、痛々しい傷だったんです。それが、どこにもありません。これが……魔法。
まどっちいじめではじまって不安だったけど
このまま幸せになってほしい支援
まどっち小説家かわいい
マミさんは私に、ひとつひとつ、ゆっくりと、丁寧に、話して聞かせてくれました。
魔法少女のこと、キュゥべえのこと、そして……願いのこと、宿命こと、魔女のこと。
マミ「私の腕の傷……見たでしょう?」
私は、ティーカップの中でたゆたう紅茶に視線を落としたまま、頷きます。
マミ「願いの代償は……決して小さなものではないわ。だからあなたには、きちんと考えてほしいの」
夕日が部屋に差し込んで、私も、マミさんも、橙色に染まります。何だか、頭がいっぱいです。
マミ「……一度にお話しすぎちゃったかしら。ゆっくり、考えてくれれば、いいのよ」
薄日の中で、マミさんが少しだけ、微笑みます。
マミさんによるまどかいじめなんてなかったんや…!
そしてこれからもないであろう
まどか「……ただいま」
返事は、ありません。私は自分の部屋に入り、鍵をかけました。
QB「入っていいかい?」
お人形さん、キュゥべえが、付いてきてしまいました。私は黙って、首を縦に振ります。ベッドに倒れ込んで、天井を見上げました。
願い。私の、願い。命をかけてでも、叶えたい願い。
そうマミさんに問われた時、私の脳裏に浮かんだのは……私は、恐ろしくなります。みんなに嫌われて……当然です。
まどか「……ねぇ、キュゥべえ」
QB「うん?」
何でも、本当に何でも、叶えられるの?私は、聞かずにはいられませんでした。
QB「もちろんさ。君が、心から、叶えたいと思うならね」
心から……。心の底から。一番暗くて、深い、私の心の底から。
まどパパとたっくんいないのかな
もし家庭内でも孤立してるならきつい
マミ「願い事が決まった……?」
次の日の帰り道、私の言葉にマミさんは驚き、振り返りました。
マミ「鹿目さん……本当にそれは、良く考えた、答えなの?」
まどか「はい、……そのつもりです」
マミさんは、じっと私の顔を見つめます。怒っているようにも、苦しんでいるようにも、見えます。マミさんも、そういう顔、するんですね。
マミ「鹿目さん、あなたが叶えたいのは……どんな願いなの?」
まどか「……」
言ったら、きっとマミさんも、私を嫌いになるでしょう。
まどっちは一体何をしでかしたんだ…
マミ「……私には、言えないこと……?」
マミさん、そんな顔、しないでください。胸が苦しくなるんです。
まどか「……ごめんなさい」
マミ「……」
マミさんは、私に背を向けました。夕焼けに染まるマミさんの背中。今日はなぜだか、小さく見えます。
マミ「ひとつだけ教えて。それは……あなた自身のための、願いかしら……」
マミさんは、私の顔を見ないで、そう問いかけました。
まどか「……はい」
私自身の、ためです。どうしようもないくらい、私のための、願いです。救い難いくらい。醜いくらいに。
だから、言えません。
私の、願いはーーー
―――次回予告
トレーニン
まどか「行ってきまーす」
もうこんな時間!急がないと遅刻です。お家の居心地が良くて、ついつい出るのが遅くなってしまうんです。
パパ「行ってらっしゃーい、気を付けるんだよー」
たつや「ばい、ばいー」
私は小さく手を振って、玄関からダッシュです。急がないと置いていかれちゃうよ。
まどか「お待たせっ、仁美ちゃん!」
あらあら、もう今日は来ないのかと思いましたわ、と仁美ちゃんが笑います。仁美ちゃん、一番の友達です。
まどか「えへへ、ごめんね。さぁ行こうっ」
私たちは、学校へと急ぎます。
とっとと書けたろうください
オイ、さやかは? さやかはどうした?
まどか「セーフだねっ」
私は昇降口に駆け込むと、上履きに履き替えて先を急ぎます。……おっといけない、忘れてました。……これでよし。
まどか「みんな、おはよーっ」
クラスのみんなの、笑顔。みんなみんな、私の友達です。
「今日は転校生が来るらしいよ」
「へぇ、どんな子だろうね」
まどか「へぇー、仁美ちゃん、転校生だって」
あら、楽しみですわ、と仁美ちゃん。みんな、笑顔。
窓の外、遠くで細い煙が上がっています。頼りなく、空へと伸びて、消えていきます。
燃えてる燃えてる。さやかちゃんの上履き、燃えてるよ。
ごめん笑った
いじめの主犯はさやかちゃんだったのか
まどか「私の願いは.....さやかちゃんの上履きがもえること!!」
親友だったはずなのに
まあ、友達なんてそんなもんかな
メガほむ「あ、暁美、ほむらです。あ、あの、その……。よ、よろしくお願い、します」
転校生のほむらちゃん。見ているだけで、守ってあげたくなるような、かわいい子です。触れたら、壊れてしまいそう。
まどか「私、保険係なんだ。連れてってあげるね」
ほむらちゃんを案内してあげます。私、内緒だけど、魔法少女なんだ。みんなを守るのが、私の使命なんだよ。
だから、ほむらちゃんも、守ってあげる。優しくしてあげる。クラスメイトだもん。友達だもん。
でも悪いことした子は、許さない。
なんかドロドロしてきたぞ
まどか様がお怒りになっておられる
マミ「魔女の気配……。近いわ」
マミさんの掲げるソウルジェムが、激しく明滅します。魔女。私、まだまだ緊張してしまいます。
マミ「……!誰かが結界に飲まれたみたい。急ぐわよっ」
まどか「はい!マミさん!」
私たち、正義の味方です。みんなを守るため、私は戦います。悪いものは、許しません。
結界へ突入します。あれは……ほむらちゃん!
保健室の先輩との濃厚な絡みも忘れるんじゃないぞ
ほむら「いつも……あんなのと……戦ってるんですか?……怖く、ないんですか……?」
ほむらちゃんとマミさんと、私。マミさん、何だかうれしそうです。マミさんがうれしそうだと、私もうれしい。
魔法少女になって、本当に良かった。私、正しいことをしています。間違ったことを、許しません。
だから、ずっと魔女と戦い続ける宿命を背負ったことも、後悔していません。
さやかすならいいや
「美樹の奴、また保健室に来てるみたいよ」
「うっわー、最悪。通りで校舎の1階がドブ臭いわけだよねーっ」
「いい加減、学校来るんじゃねえっての。つか消えろ」
「ね、暁美さんも、そう思うでしょ?」
ほむらちゃんは、良く分からずにおどおどしています。私、すぐにほむらちゃんに助け船を出します。
まどか「ほむらちゃんは、さやかちゃんが何しちゃったか、知らないんだよー。だから、分かんないって」
「おー出たな保険係」
「未だにさやかちゃんとか言ってるの、お前だけだぜ」
だって私、魔法少女だもの。みんなと違う、優しさがあるんだよ。
まどか「さやかちゃんだって、私の友達だからねー」
果たしてさやかすかまどかすか
そう、さやかちゃんがしてしまったのは、口にするのも憚られるような、忌々しいことなのです。
絶対に、誰にも許されないくらい。家族にも、口をきいてもらえなくなるくらい。一番の親友が、裏切るくらい。
毎日、保健室に登校して、みんなの声に耳をふさいで、ひとりで縮こまっているしかないくらい。
……魔法に頼って、事実をねじ曲げてでも、逃れたいと思うくらい。
そうでしょう?さやかちゃん。
超怖いんだけど
何したのか予想がつかないけど
ここまで避けられるとなると相当ひどいことしたんだろうな
さやかが願いでまどかに罪を擦り付ける→まどかが願いで元に戻した
ってこと?
QB「君たちの仲間が、また増えるかもしれないよ」
キュゥべえがマミさんに、言います。私もマミさんも、お互いに顔を見合わせて、笑いました。
マミ「本当?キュゥべえ。何だか今までひとりで戦ってきたのが、嘘みたいね……」
そう言ってマミさんは、私に微笑みます。マミさんの笑顔、大好きです。
マミ「すごいわ。暁美さんも願いが決まれば、きっと一緒に戦ってくれるし……魔法少女チーム結成ねっ」
まどか「はい、マミさん。ほむらちゃん、とってもいい子だから……」
私、今、正しいことをしている。みんなを助ける、魔法少女。仲間もどんどん増えていきます。
マミさん、私のこと……
マミ「鹿目さんと出会えて良かった、私……。鹿目さんは、私の、天使みたいなものね」
体が震えるほど、うれしい。誰かに必要とされるって、こんなにうれしいことなんですね。
マミ「それでキュゥべえ、それは誰なの?」
QB「美樹さやかさ」
心臓が、止まるかと思いました。
マミ「美樹さん……て?」
まどか「……私の、クラスメイト……友達、です」
私は、マミさんの顔が見れません。今、私、どんな顔をしているか、分からないから。
マミ「……?そうなの……。それなら、鹿目さんからお話してもらった方が、いいかしら」
まどか「……話、ですか?」
さやかちゃん、私の友達、です。今でも、そうです。そうだけど。
マミ「ええ。みんなでお話しましょう。ものの弾みで願いを決められても、困るし……。よく考えた上で、仲間になってくれるなら……うれしいわ」
マミさんの笑顔、大好きなのに。今は、見ているだけで、胸が苦しくなります。
私、いやです。嫌われたく、ないです。
支援
私は、待っていました。さやかちゃんのお家の、エントランスの前で。きっと今日も、保健室から逃げるように、帰ってくるはずですから。
私が、そうだったから。
さやか「……ぁがぅっ……」
さやかちゃん、私の顔を見て、足が地面にくっついてしまったように、動かなくなりました。
まどか「さやかちゃん……」
今のさやかちゃん、かつての私そのままです。
知られていないはず。きっと分からないはずです。私は、結構うまくやってきたはずですから。
まどか「ちょっと……いいかな?」
さやか「……うん。……いいけど……」
さやかちゃん、私の顔を見ようとしません。そんなだから……いじめられるんだよ、さやかちゃん。さやかちゃんが、悪いの。
薄墨を垂らしたような、暗い暗い雲で覆われた空の下、さやかちゃんと一緒に歩きます。私も、さやかちゃんも、一言も話しません。
私が怖いのかな……さやかちゃん。私は……怖かったよ。
二人になにがあったのか気になる
昔、よくふたりで遊んだ公園。日が暮れて、夜がやってくるまでのわずかな間、薄明かりに照らされています。
まどか「このブランコ、こんなに小さかったかなぁ、さやかちゃん」
私は、ブランコに座って、少しだけ漕ぎます。両足が地面を擦って、すぐに止まってしまいました。
さやか「……うん」
さやかちゃん、上の空です。私は、少し胸が苦しくなります。何だろう、なぜだか、イライラします。
まどか「ねえ」
ブランコをギュッと止めて、さやかちゃんを見ます。……睨みます。
まどか「聞いてる?」
さやか「!……う、うん、聞いてる」
イライラします。
さやさや
まどか「さやかちゃん……キュゥべえに、会ったでしょ?」
さやかちゃんは、小さく頷きます。本当に、さやかちゃんなんだね。私は、人違いか何かだったらいいと、思っていました。
まどか「どこまで聞いたの?」
思わず、吐き捨てるような、投げ付けるような、言葉になってしまいます。私、こんなじゃいけませんよね。
さやか「……願いを、叶えてくれるって……」
さやかちゃんの、願い。さやかちゃんが、叶えたいもの。
まどか「それで……どうするの?」
さやかちゃんを見つめます。……聞くまでもありません。さやかちゃんには、どうしても叶えたいものが、あるのです。
光が、失われていきます。辺りが、闇に覆われていきます。ポツンと灯る街灯が、パチパチ点滅しています。
さやか「……あたし、どうしても知りたいことが、あるんだ……」
まどか「……知りたいこと……?」
胸が、ムカムカします。こんなじゃいけません。私は魔法少女、正義の味方です。やましいことなんて、ないです。
さやか「……あたし、何か……大変なことをしてしまったんだ……みんなに嫌われて当然の……大変なこと」
嫌われて当然……。そうだよね、あんなことしたら、嫌われて当然だよ。それだけひどいこと、なんだよ。あんな、こと……。
さやか「……でもね、それが何だったかが……分からないんだ……何をしてしまったのか……覚えてないの……」
覚えていない。さやかちゃんは、覚えていない。
……当然だよね。さやかちゃんは、何もしていなんだから。
しえん
にゃんと
ほしゅ
何故か胃が痛い
まどまどさやさや
先が気になるのに目を背けたくなる!ふしぎ!
たつや「イガイターイ」
あんこちゃん助けてあげて
まどか「そんなことに、願いを……」
さやか「そんなことなんかじゃないっ!だってあたしはそのせいで……みんなに……まどかにまで……」
私の体が、震えました。地面に付いた爪先の感覚が、なくなっていきます。
まどか「……私が……?」
さやかちゃんは、何も言わずに、目尻に涙を溜めます。それがポロリと、零れ落ちます。足元は暗くて、涙の行方は、分かりません。
私は、魔法少女です。正しい、ことだけをします。いじめなんて、しません。してません。してないよ。
まどかがなんかやらかしてそれをさやかに願いで押し付けたってことでいいんだよな
なら実は弱ったさやかを頂くためのヤンまどの可能性も…ないか
おいもしかして
まどか「戦隊ごっこしようよ」書いた奴か!
まどか「ねぇさやかちゃん……私じゃないよ」
さやかちゃんは、ただただ黙って泣くだけです。きっとそれは、私が……本当は、私が流すはずだった、涙です。
まどか「さやかちゃん……私ね、魔法少女なの。みんなを……魔女から、命がけで、守ってるの。私……」
さやか「……知ってる。キュゥべえが教えてくれたよ」
さやかちゃん、どこを見ているんだろう。まるで私なんかここにいないみたいに、私のことを見ようとしないんです。
さやか「……でも……まどかは……あたしを……守ってくれない……っ」
私、頭がいっぱいに、なってしまいます。
つれえわー
目を反らせない
>>101
フフ……それは読んだわ……でも違うわね。
>>105
そうかお前だったか
えっ
さやかちゃん、私、こんなにも優しいよ……?いじめられっ子のさやかちゃんにも……クラスで一番優しいよ……?
さやかちゃん、私の一番の友達の、さやかちゃん。一番の友達だったのに、私を……裏切ったさやかちゃん。
まどか「……仕方ないよ。あんなこと、しちゃったんだから……」
さやか「え……?」
仕方ないよ。仕方ないの。本当に、本当にひどいことを、口に出すだけで吐き気がするほどのひどいことを、したの。
まどか「ひどいことなんだよ……」
みんなが、目を背けるくらい。みんなが、存在を無視したくなるくらい。みんなが、何もなかったことにしたくなるくらい。
あんなに素敵で優しいマミさんだって、絶対に許してくれないくらい。そばに誰ひとり、いなくなるくらい。
引っ張るねー
まどか「さやかちゃんだって……助けてくれなかったよ……」
さやか「……?」
私、もう心が、壊れてしまいそうです。私は悪くない。私は……いい人なの。間違ってなんか……いないの。
まどか「ねぇ……親友だと思ってた人に……、上履き捨てられて焼かれたら……どう思う?さやかちゃん……」
さやかちゃんは、はっとして私を見ます。ようやく、私を見てくれました。
さやか「まどか……?どうして、あたしの上履きのこと……知ってるの……?」
不思議です。全てのものが、歪んで見えます。わずかな光が滲んで、まるでお月さまが
いっぱいあるみたい。
私、泣いているんですね。
いい焦らしだ
先が気になる
しえ
まどか「……どうして?」
決まっているよ、さやかちゃん。私が、私がやったからだよ。魔法の力はすごいの。どんなことだって、できちゃうの。
上履き捨てるのなんて簡単。教科書にひどいこと、たくさん落書きするのなんて、一瞬でできるの。ページを糊でくっつけたりも、ね。
一度、机がバラバラになって表に捨てられていたでしょう?私、素手でできちゃうんだから。さやかちゃん、破片を一生懸命拾って……笑っちゃった。
私ね、クラスの人気者なの。みんな、私の言うことは信じてくれるの。さやかちゃんのこと、みんなに言いふらすのも、私なの。
他にもたくさん……数えるのが、嫌になるくらい、たくさん、たくさん、したよ?さやかちゃん。……どうしてだと思う?
まどか「……それだけっ、それだけひどいことをっ、さやかちゃんはしたの!許されないことを、したからっ!!」
息が、苦しいです。……私、知らないうちに、叫んでいたみたいです。さやかちゃんは、ぼうっと、私を見ていました。
さやか「うそ……だよね……」
まどか「……本当だよ?魔法少女は、嘘なんてつかないんだから……」
さやか「……教えて……」
さやかちゃんは、どうかしちゃったみたいにおぼつかない足取りで、私に近付いてきます。私の、肩を掴みます。
さやか「……教えて……あたし、一体何をしてしまったの……?まどかが……まどかが、そんなことをするくらい、ひどいことって……何なの?」
それは。……それは、本当にひどいことです。親友のさやかちゃんが、私をいじめる、くらいに。
私が、命と引き換えにして、その罪を、私を裏切ったさやかちゃんに、押し付けるくらいに。
ぬうう
保守
まどっち…
さやかちゃん…
はやく つづき たのむ
まどか「……覚えていないなんて、最低だよ」
私は、ブランコから立ち上がります。体が、私のものじゃないみたいに、思うように動きません。
まどか「もういい。私、さやかちゃんを仲間だなんて、認めない……。願いなんて、叶えさせない。……許さない……」
さやか「まどか……!待って、お願いだから……!」
私は、歩き出します。暗い暗い路地へと向かって。重い足を、引きずるようにして。
さやかちゃん、思い出して。さやかちゃんを苦しめるあのこと……。私がさやかちゃんに押し付けたあのことは……。
さやかちゃんが、私を裏切りたくなるような、ことです。……私には、もう分からないんです。
私がさやかちゃんにしたこと……罪を全て押し付けて逃げたこと……は、もっともっとひどい、最低の、ことだから。
私、何だか、魔女みたい、ですね。
仕事中なのにスレから離れられんじゃないか
しえん
フラグが……
クリームヒルトさんが…
まどか「マミさん……さやかちゃん、やっぱり怖いって。……今はまだ、なる気はないって……」
マミ「そう、残念ね……。でも、無理強いするものじゃないわ。命がかかっているんだものね」
マミさんにまで、嘘をつきます。マミさんは、私の嘘を聞いて、微笑みます。マミさん……私、どうしようもないです。
マミ「……?どうしたの、早く上がったら……?」
まどか「マミさん……もし、もしもですけど……」
もし、マミさんが今、もう一度願いが叶うのだとしたら、何を願いますか……?自分のためですか?他人のためですか?
……私みたいに、人を呪うためには、決して、願いを使わないんでしょう。
まどか「……グリーフシード、持ってますか……」
私は、ソウルジェムを手の上に呼び出しました。……今日の、空のような、色をしていました。
マミ「……どうして?!」
まどか「……魔女と、戦っていたんです」
負けて、しまいましたけど。私の心に巣食う、魔女に。
なんか胸が苦しい
マミさんは、グリーフシードふたつを費やして、私を助けてくれました。命がけの戦いで勝ち取ったものを、私なんかに。
まどか「マミさん……ごめんなさい」
マミ「なぜ謝るの……私たち、仲間よ……良かった」
マミさんは、私を軽く抱き締めました。……温かいです。私は強く強く、マミさんを抱き返しました。
マミ「あら、どうしたのかな……よしよし、もう大丈夫だから……」
頭を、撫でてくれます。また涙が、溢れてきました。
QB「おや……マミ、グリーフシードを使いきってしまったのかい?」
マミ「ええ……ちょっと色々と、ね」
QB「そうかい……それで、ワルプルギスの夜に、勝てるかい?」
マミ「……」
マミさんの体が、こわばるのが分かりました。何かに、おびえるように。
まどか「マミさん……?」
まみ
これは…
ワルプルギスの夜。マミさんが以前に言っていました。大きな禍を呼ぶ魔女だ、と。仲間を集めなければ、倒せない、と。
QB「暁美ほむらや、美樹さやかも、まだ契約していないんだ。君たちだけで、勝てるのかい?」
私は、また涙を流しました。マミさんが私に使ってくれたグリーフシードは、きっと、ワルプルギスの夜を倒すための、ものだったのです。それを、私は……。
マミ「大丈夫よ……鹿目さんと、一緒なら……ね」
マミさん。私、悪い子なんです。ひどいことを……本当にひどいことをしたんです。それを、親友に押し付けて、逃げました。
……最低の、人間です。魔法少女、失格です。
マミ「……きっと、大丈夫だから……」
私たちは、抱き合いました。私も、マミさんも、震えていました。
ほし
即興とは思えない
ワルプルさんと無理に戦わなくてもいいのよ
苦しくて死んじゃう
夜が、来ました。みんなの心に、絶望という闇をもたらす、夜が。
家が、ビルが、マンションが、工場が、道路が、人間が、砕けて、散り散りになって、舞い上がって空を焦がし、地面へと叩き付けられました。
高らかな笑い声と一緒に、使い魔たちは舞い躍り、命あるものから全てを奪い尽くします。魔女は、ただただ絶望の運命を刻みます。
マミさんは、死にました。全ての魔力を使い果たして、私とほむらちゃんを守るために身を投げ出して……ジェムを砕かれたのです。
私が守りたかったものが今、目の前でひとつ残らず叩き潰されていきます。焼き尽くされていきます。
ほむらちゃん。ほむらちゃん、だけでも。
マミマミ
ティヒヒwwwwwwww
まどまど
まどか「じゃあ、行ってくるね」
ほむらちゃん、泣いています。私は不思議と、涙は出てきませんでした。
まどか「ワルプルギスの夜を止められるのは、私だけしかいないから」
止められるかどうかは、分かりません。……ただの犬死にかもしれません。
まどか「それでも、私は、魔法少女だから」
取り返しのつかない、償いようのない、罪を犯した魔法少女、だけれど。
まどか「みんなのこと、守らなきゃいけないから」
私の大事なもの……本当に大事なものは、私自身が、この手で、壊してしまったけれど。
さやかちゃんとは仲たがいしまま死別しちゃうのか
まどか「だから、魔法少女になって本当に良かったって……そう思うんだ」
救いようのない願いで、私は魔法少女になってしまったけど。けれど……ほむらちゃんは、助けられた。それだけで、私は。
まどか「さようなら……ほむらちゃん。……元気でね」
私は、魔女へと向かって、飛び上がりました。決して後ろは振り返らずに。私が泣いているのを、ほむらちゃんには見て欲しくないから。
最期くらいは、魔法少女として、恥ずかしくない自分で、いたいから。
もし……もしも願いが、もうひとつあるなら……、私は……あの時の私を止めて、と願います。憎しみに任せて、誰かを呪わないで……罪を、受け止めて。
ほむらちゃん。あなたがもし、何かを願うなら……。私のためには、願わないで。私は、あなたを命をかけるほどの、価値もない。
もう、私ひとりの命だけで……十分です。……もうこれで私の罪を、許してください……神様。
なにもしてないってのは、文字通りなにもしなかったってことなのか…?
まどかが何をしたのか気になるな
あずにゃんにゃん!あずにゃんにゃん!
ほむらちゃんは……私のために、命を使って……出口のない、答えのない、戦いを続けています。私はそれを、ただ見守るだけです。
……ただひとつ、違うのは……私の罪は、私のソウルジェムと一緒に砕けて、消えました。繰り返す時の中の私は……あの罪を知ることすら、ありません。
これは……私ひとりが背負うべきものなのでしょう。
この償いをいつか終えることができたら……マミさんや、みんながいる空の向こうへ、行くことができるのでしょうか。
懺悔します。私の……犯した、罪は……
おわり
まどまど
こんな重い感じになるとは思ってなかった……
乙乙
結局まどかの罪とはなんだったのか
まどかのいじめをなんでさやかが助けなかったのかが気になるな
乙っちまどまど!って誰が言い出したんだろうね・・・
乙まど
家族にさえ避けられるようなひどいことが気になってしょうがない
なにこれ…一気読みしてしまった…
おつ…
女子中学生の世界だもんな
こういう時間軸も充分有り得ただろうと思うと (´;ω;`)ウッ
乙乙乙
即興でなかなかいい話しでした
>>7
おちゅ・・・
ああそうか、これマミさんが安価出してる体だったな
乙でした〲
面白かった
乙乙乙
乙乙
結局どういうことなんだ?
レズったの?
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