エレン「トロスト区を散策するぞ!」ミカサ「私も行く」(21)

エレン「構わねぇけど」

ミカサ「ダメと言われても行く、エレンは危なっかしいから何かと不安」

エレン「ガキじゃあるまいし……」

ミカサ「エレンはそこら辺の子供より心配。ホントにお菓子一つで誘拐されそう」

エレン「されねぇよ!!とにかく行くぞ!!」

ミカサ「サイフは持った?」

エレン「持った」

ミカサ「ハンカチは?」

エレン「持った」

ミカサ「迷子札は?」

エレン「持ってねぇよ!!」

商店街

ミカサ「何か買い物するの?」

エレン「いや、特に無いぞ。目的無くぶらぶらするだけだ」

ミカサ「楽しい?」

エレン「少なくとも今お前に言われるまでは楽しいつもりだったよ…」

ミカサ「シガンシナに居た時エレンは1人で意味無く走り回ったりしていた。それも楽しそうに。私は何が楽しいのか解らなかった、勿論今も解らない」

エレン「うるせぇな!!!」

ミカサ「ん?あそこに居るのはアルミン?」

エレン「ホントだ…本屋に入って行ったな」

ミカサ「キョロキョロ周囲を窺ってた」

エレン「つけてみようぜwww」

ミカサ「エレンは昔からそう…他人のプライバシーを考えない」わくわく

エレン「とか言いながらワクワクしてんじゃねぇか」

本屋

アルミン「…………」


エレン「何か難しそうな本眺めてるな……」

ミカサ「アルミンは本を読んでいるから知識も豊富で頭も良い、エレンも見習うべき」

エレン「お前さっきからうっせぇよ」


アルミン「」つ本×2


ミカサ「本を2冊買うみたい…」

エレン「あれ?レジに行かないぞ?」


アルミン「……」キョロキョロ


エレン「まさか万引きじゃ……」

ミカサ「アルミンに限ってそんなバカな真似はしない」

アルミン「……」キョロキョロ

アルミン「」ささっ


ミカエレ「!!!」

ミカサ「成人向け雑誌コーナー……」

エレン「アルミンのヤツ……昨日誘って断ったのってエロ本買うためだったのか……」


アルミン「……」すっ


エレン「エロ本を難しそうな本で挟んだ…アルミンはムッツリだったんだな」

ミカサ「これ以上見てるとアルミンが可哀想…店を出よう」

エレン「レジで買うまで見届けるべきだ」

アルミン「……」ウロウロ

アルミン「……」ウロウロ


ミカサ「レジに並ぼうとしない…」

エレン「アレを見ろ」

ミカサ「?」


店員(女)「ありがとうごさいましたぁ!」ぺこっ

アルミン「………」ウロウロウロウロ


エレン「店員が女だ、それも割と美人だ……アルミンは躊躇ってるんだ。ムッツリだから…」

ミカサ「もう出よう…アルミンが不憫。見なかったことにしよう」

エレン「待て!!アルミンが意を決して並んだ!!」

ミカサ「!」

店員(女)「外すのでレジお願いしまぁーす」


エレン「おっ!躊躇いが功を奏したのか可愛い子レジ交代だ!」

ミカサ「アルミンが安堵しているのが目に見えてわかる」


店員(ユミル)「ちーっす」

アルミン「!!!!」つ本


エレン「これは予想外、知り合いが店員だった!よりにもよってエロ本買うときに!」

ミカサ「エレン…やめなさい。」

ユミル「おっ、アルミンじゃんか!本買うのか。ホラ、レジ打ってやるからよこせ」ぱしっ

アルミン「あっ!違う…僕は…」

ユミル「」じー

ユミル「へぇ~」ニヤニヤ

アルミン「…………」

ユミル「随分と難しい本(意味深)を読むんだなぁwww」

アルミン「………」


エレン「アルミン……」

ミカサ「いくらなんでも……」


ユミル「『金髪美少女凌辱♪』が一点~他二点で2600円になりまぁすwww」

アルミン「」

エレン「エロ本の商品名だけ読み上げた!!悪魔だ!!恐ろしい…」

ミカサ「他の客がアルミンを見てる…」

くっそわろた

中学生か!

ミカサ「女性客がゴミムシを見るような目でアルミンを見てる…」


商会のボス「」ささっ


エレン「あのオッサン…慌ててエロ本を陳列棚に戻したぞ…」

ミカサ「アレを見てエッチな本を買うのは調査兵団行くくらいの覚悟が要る」


ユミル「あじゃじゃしたーwww」

アルミン「…………」つ本


ミカサ「アルミンが半泣き…」

エレン「さっきまで紙袋だったのにビニールの透明袋にされてる…エロ本を上にして……」

ミカサ「エレン…ユミルを敵に回してはダメ」

クソワロタ

ひでぇ

そういや中学生くらいの年頃だった

ひどるぎる…

ユミルって神出鬼没だよな。分裂してるんじゃね

ミカサ「そろそろ出よう」

エレン「待て!ベルトルトも入って来たぞ」


ベルトルト「」キョロキョロ


ミカサ「ユミルが隠れてる…」

エレン「しょうがねぇよ、アレはエロ本買いに来た顔だ。そんな獲物をユミルが見逃す筈が無い。アルミン並の公開処刑をするつもりだ…」


ベルトルト「」キョロキョロ

ベルトルト「」ささっ


エレン「あ、やっぱりエロ本コーナー行ったなw」

ミカサ「今のエレンを見たら天国のカルラおばさんが泣く…」

ベルトルト「」つエロ本


エレン「立ち読みしてるな…セコイ野郎だ」

ミカサ「ああいうのは立ち読みして意味があるの?」

エレン「あるだろ。なんで?」

ミカサ「その……普通は見ながらするんじゃ…/////」

エレン「え?何をするんだ?言わんとわからんぞ?」ニヤニヤ

ミカサ「」バキッ!!

エレン「ぬぉぉぉぉ…鼻が……」


ベルトルト「」キョロキョロ


ミカサ「またキョロキョロしてる」

エレン「痛てて……立ち読みしといて今更だな」

ベルトルト「」ずぼっ


ミカサ「右手をポケットに入れた?」

エレン「まさか……」


ベルトルト「」モゾモゾ


エレン「ポケシコだwwwwあれ絶対ポケシコだwwwヤってるヤツ初めて見たwww」

ミカサ「ぽけしこ?」

エレン「知らねぇなら黙って見てろwww」

ミカサ「?」


ベルトルト「……」モゾモゾモゾモゾ

これぽけしこって言うのか

オナニーを知らない小学生時代は授業中にやってたわ

まぁポジションまずい時は今でもやる。

小学生時代はのぼり棒の擦れた時の感覚に「ん?」となりつつも本能的にハマっていた

中学のときTSUTAYAのAVコーナーで友達がやってた

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