はい
はいじゃないが
「っ―――!」
立ちくらみにも似た感覚。
(リーディングシュタイナーが発動した…ダイバージェンスの数値に変化が起きているはず…)
こめかみが鈍く痛む。軽く頭を振り目をしばたくと、そこはいつものラボの開発室。
まゆりはソファー座りコスプレ衣装を裁縫中。
紅莉栖はその隣で洋書を読みふけり、ダルはパソコンに向かってキーボードを打ち込んでいた。
いつもの光景。見慣れた光景。岡部は少しホッとした。
(あんなDメールを送ってしまったからどうなることかと心配したが…今の所何の変哲もなさそうだ)
紅莉栖「岡部ー、だいじょうぶー?」
まゆり「どうしたのオカリン、立ち寝でもしてたのか。器用ね」
予想通りのラボメンの反応。
「いきなり頭を抱えてうずくまり、数秒後に何事もなかったかのように立ち上がる」
この行動を不審に思わない人はいまい。今も紅莉栖が俺を心配し
”紅莉栖「岡部ー、だいじょうぶー?」”
ん?
何だ代理か期待しえん
岡部「クリスティーナ、今は…何日の何時何分だ…?」
俺の聞き間違いだろう。まだ記憶が混乱しているだけだ。
紅莉栖「んっとねー、13日の7時ちょっと前だよー」
んんん?
恐る恐る尋ねてみた。
岡部「クリスティ、いや、牧瀬紅莉栖・・・そのまゆりのような口調は何の冗談だ?」
まゆり「はぁ?私みたいな口調?それこそ何の冗談よ」
紅莉栖「久々に普通に名前呼んでくれたねー。紅莉栖はちょっとうれしいのです」
まゆり「ちょっとオカリン、大丈夫?さっきからなんか変よ。いつも以上に変」
こっちのセリフだと言いたい。
性別に見えた
♪テーレーテレレーテーレッテッテッテーレーレーレーテッテッテー♪
メールだ。誰だ!この忙しい時(脳内が)に!
件名:
ダル (@itarutarutaru) があなたのツイートに返信しました!
本文:
itarutarutaru ダル
@Kyoma x chaos x どうした?
aug 13, 18:57 PM webから
岡部「めんどくさッ!口で言え口で!」
♪テーレーテレレーテーレッテッテッテー(ry
件名:
ダル (@itarutarutaru) があなたのツイートに返信しました!
本文:
itarutarutaru ダル
@Kyoma x chaos x いや、この方が気楽だしさ・・・w
aug 13, 18:58 PM webから
岡部「シャイニングフィンガーかお前は!つーかメールより面倒だろこれは!」
はたと気づいた。
まゆりと紅莉栖の口調が逆になっている。そしてダルの言動はシャイニングフィンガーそのもの。
これって、まさか・・・まさかな・・・。
コンッ コンッ
ドアのノックの音。
パニック寸前の俺は、何の考えも無くドアを開けてしまう。
岡部「はい、どちらさ・・・」
今日は13日。時刻は7時を回っている。
迂闊だった。
浅はかだった。
心の整理もつかない内に、彼女はラボに現れた。
岡部「桐生・・・萌郁・・・!」 BGM:Assailant
ルカ子は?
④
なんという脳内再生率の低さ
ルカ子と店長で入れ替わってるんですね、わかります
ルカ子はダルと入れ替わっててほしかった・・・
岡部「なん・・・で、ここ、に・・・?」
萌郁「・・・・・・」
俯いたまま、何もしゃべらない。
外灯のない玄関では表情が読み取れない。しかし彼女の口元がニヤリと歪んだのは確認できた。
岡部「ま・・・まゆり・・・は・・・いない・・・!」
萌郁「岡部君・・・」
不意に口をついて出た嘘が彼女の耳に入ったかどうかはわからない。
背筋がざわつく。唯一の出入り口を封鎖されてる今、ラボ内から逃げ場は無い。
岡部「まゆり、逃げ―――」
萌郁「はろろ~ん♪」
岡部「・・・・・・・・・・・・」
Assailantを聞いてるだけで緊迫感がすごい
お前らフェイリスさんディスりすぎだろ
>>16
隙間産業さんでしょ?
萌郁「ミラクルバディ眼鏡っ娘魔女!もえか☆マギカちゃんの登場なのだぁー!」
岡部「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
萌郁「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
岡部「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
萌郁「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
岡部「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
萌郁「・・・・・・・・・・っ・・・・・・・・・・」
岡部「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
萌郁「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
岡部「・・・・・・え・・・・・・・・・・・・・・」
萌郁「ちょっと!何か言ってよ!」
シエンズゲート
かわいい
萌郁「『ミラクルバディを自分で言うな!』とか『20歳で『娘』はないだろ!』とかあるでしょ!もう!」
萌郁は恐らく顔が真っ赤である。外灯のない玄関では表情が読み取れないが。
萌郁「まあいいわ。晩御飯ここで食べさせてー。コンビニで買ってきたから。ってまゆりんの靴あるじゃない」
岡部「ちょッ、待て!入るな!今はマズい!」
萌郁「んー?彼女でも連れ込んでるのかしらん?お姉様にも紹介しなさいよ!」
岡部「待ッ!そんなんじゃない!ちがあはぁん!脇腹つついたららめぇ!」
紅莉栖「あっ、やっぱ萌郁さんだー!こんばんはー♪」
萌郁「あら紅莉栖ちゃん、ハーイ」
紅莉栖「ハーイ♪」
脇腹を押さえて悶える俺の横をすり抜けて、萌郁は中に入っていった。
岡部「ま・・・待・・・って・・・」(ビクンビクン)
もえいくさんの性格誰の?
ダルじゃないの?
わからねえ
萌郁「ま・ゆ・りーん!!!」
萌郁はコンビニの袋をテーブルに置くと、裁縫中のまゆりに飛びついた。
萌郁「会いたかったよまゆりーん!あなたに会えない生活はとても辛かったわ」
まゆり「って、3日前にメイクイーンに来てたじゃないですか。あと、まゆりんじゃなくてまゆしぃですって」
萌郁「あらまゆりん、それじゃあなたは『3日前にご飯食べたからしばらく食べなくていいや』なんていうわけ?」
紅莉栖「それじゃお腹すいちゃうねー」
萌郁「そういうことよ紅莉栖ちゃん!毎日、いや1日3回会ってもいいくらいなのよ!」
まゆり「わかった、わかりましたって、針!針!危ないから!」
萌郁「まゆりんかぁいいよ~!お持ち帰りぃ~」
紅莉栖「仲良しさんだねー」
♪テーレーテレレーテーレッテ(ry
件名:
ダル (@itarutarutaru) があなたのツイートに返信しました!
本文:
itarutarutaru ダル
@Kyoma x chaos x いやはや、にぎやかだなw
aug 13, 19:06 PM webから
岡部「助けてくれ・・・」(ビクンビクン)
これは支援
つ④
④
ようやく話はつかめてきた。
まゆりと紅莉栖の性格が入れ替わってるのはわかった。
どうやらダルは萌郁と入れ替わっているようだ。
ダルがシャイニングフィンガーとかありきたりネタすぎるが、仕方の無いことなのだ。
この世界線の萌郁はまゆりがお気に入りらしい。
お気に入りなんてレベルではない。今もまゆりと腕を組みニコニコ(ニヤニヤ)しながらコンビニ弁当を食べている。器用だ。
まゆりが文章じゃ説明できない表情を浮かべ裁縫を続けている。器用だ。
まゆりが萌郁によって命を落とす可能性は低そうに思える。
むしろまゆりに銃口を向けようものなら、眼鏡っ娘魔女もえか☆マギカが颯爽と空から飛んでくるかもしれない。
紅莉栖はコーヒーの入ったマグカップを手に、仲睦まじい(?)二人を見てニコニコしている。
ダル。いい加減こっちを向け。
ディスプレイにはツイッターのトップページが映っている。
俺はダルの背後からヒョイとディスプレイを覗き込んだ。
ツイート:38,970 フォローしている:56 フォローされている:4
想像しずらいが良い
♪テーレーテレレ(ry
件名:
ダル (@itarutarutaru) があなたのツイートに返信しました!
本文:
itarutarutaru ダル
@Kyoma x chaos x m9(゚д゚)こっち見んな
aug 13, 19:17 PM webから
岡部「・・・すまない」
萌郁「明日はまゆりん1時からバイトだよね?フェイリスたんも出るの?」
まゆり「ええ、出ますよ」
萌郁「キマシタワー!明日絶対行くから!」
話を聞くに、萌郁は「かわいい女の子」が好きで、ボーイズラブの類には理解はあるが興味はないらしい。
オタクの世界は広い。
気づけば、時刻は19時30分をまわっていた。
まゆり「あれ?私のかいちゅ~止まってる」
ゴクリ
岡部「なん・・・だっ、て・・・?」
またなのか。
この世界線でも。
また。
椎名まゆりは、命を・・・。
まゆり「ネジ巻いてなかった」
萌郁「ドジッ娘さぁーん♪」ツンツン
紅莉栖「ドジッ娘さぁーん♪」ツンツン
まゆり「や、やめてよ!」///
岡部「・・・」
・・・
クルーカットで支援
鈴羽とフェイリスあたりが実に気になるなあ
マダァ?
萌郁「シーユーアゲインハバナイスデイ!」
満たされた表情で帰路につく萌郁を見届けた後、紅莉栖に問いかけた。
岡部「そういえば、ダイバージェンスメーターはあるか?」
紅莉栖「だいばーじぇんすめーたー?ああ、阿万音さんにもらったアレのこと?開発室に置いといたよー」
岡部「鈴羽がアレを持ってきたのは何時間前だ?」
紅莉栖「んーとねー。4~5時間前だったと思うなー。記憶力には自信があるんだよー。うふふー」
自信があるのに”4~5時間”。
岡部「ラジ館のタイムマシ、人工衛星が消えたということは?」
紅莉栖「んー?紅莉栖がここに来る時はまだあったと思うなー」
鈴羽はまだ2010年にいることは確認できた。
開発室に入り、辺りを見渡す。
X68000のすぐ隣にそれはあった。
オレンジ色に輝く8本のニキシー管は、7つの数字を映し出していた。
4 . 8 1 6 3 7 3
俺は驚かない。
α世界線で無いことは覚悟していたが、ε世界線まで飛んできてたとは・・・。
火気貯めあるなら速く投下してよ
もうちょっと早く投下してくれったって
萌郁「冗談は髪型だけにして」
0.337187%の世界
紅莉栖「! 岡部!Dメールを送る気なの!?」
まゆり「オカリン、いいの!?スズさんとの思い出も消えちゃうんだよ?」
岡部「”鈴羽の尾行は中止あれはSERNの罠”と自分に送れば鈴羽は1975年に・・・しかし・・・ええい!迷ってる暇は無い!」カチカチ
本文:
すし
送信が完了しました
岡部「あああああん途中で送信してしまった上に時間も間違えたああはあああああああぁぁぁん!」
ギュイーンシババババーン
なんかわろた
これで…世界線はかわるのか
岡部(まさかあんなDメールでここまで数値に変化が起きるとは・・・今の所平和そのものだが、まゆりの命が助かる保証も無い・・・)
紅莉栖「岡部ー、どこいくのー?」
岡部「ちょっと頭を冷やしてくる・・・」
紅莉栖「あ、紅莉栖も行っていい?」
岡部「すまない、少しだけ一人になりたいんだ」
紅莉栖「そっか。わかったよー」
俺は屋上へと向かった。
紅莉栖「・・・」
頬を撫でる風は生温い。しかしこの温度でも沸騰寸前の俺の頭を冷やすには十分だった。
岡部(ラジ館のタイムマシンはどうなっている?鈴羽は今どこに?秋葉原の様子はどうなっている?他のラボメンの状況は?)
この場にはいなかった他のラボメン、秋葉原、日本、世界。
視野を広げていくごとに、何かとんでもない変化が起きているのではないか?という不安が増大していく。
Dメールなど使うべきではなかった?途中送信をしないように気をつける?手遅れだ。
今日はもう遅い。明日にはもっと情報が手に入るだろう。
猿避けするなら4レスに一度、他のスレに書く
どうやれば打ち消せるんだこのDメールは・・・
背後から足音が聞こえた。
岡部「紅莉栖、か・・・」
紅莉栖「来てしまいました。はい、岡部」
紅莉栖から受け取ったドクターペッパーを口にしつつ、紅莉栖に目をやった。
上目遣い、かすかに微笑んだ口元はまゆりが見せる表情そのもの。
紅莉栖「んー?」
不思議そうに小首をかしげる。
(こうしてみれば、こいつも可愛げがあるじゃないか)
顔が熱くなるのを感じ、俺は顔を背けた。
紅莉栖「隣、いいかな?」
二人はフェンスに手をかけ、秋葉原の風景を見下ろす。
紅莉栖「・・・Dメール、使ったんでしょ?」
しす
で送ればいいよ
蝶影響すごすぎワロタ
まさに超影響
全然再生されないのに>>33で萌え死んだ
頭脳はティーナなんだな
4℃口調で喋るミスターブラウンはまだですか
岡部「ッ!・・・」
驚きのあまり見開いた瞳を紅莉栖は真っ直ぐに見つめ返す。
紅莉栖「そんでー、違う世界から飛んできてー、みんなの性格が変わっててビックリ中!って感じ、かな?」
岡部「なんで・・・そんな所まで・・・?」
紅莉栖「さっき阿万音さんが来た時、あ、岡部は覚えてないのかな?そんな話をしてたんだよー」
岡部「さっき、というのは・・・ダイバージェンスメーターを持ってきた時の事か」
紅莉栖「そう。そんでー、違う世界線では岡部や紅莉栖たちもまた違う人生を歩んでるかもしれないんだってー」
岡部「何故、違う世界線から来たと・・・?」
紅莉栖「だって、岡部変だったもん。突然立ち上がったかと思えば、口調がどうのこうのとか、今何時だ?とか聞くから」
岡部「・・・」
脳内再生ムリポ
鈴羽とフェイリスはまだですか
紅莉栖「あ、これ阿万音さんが言ってたのと似てるなーなんて思ったの」
細かい所まで覚えているのだな。これが能天気天才少女の記憶力か。
紅莉栖「ところで、今まで岡部がいた世界線と何が違うのー?」
岡部「現時点ではっきりしているのは紅莉栖とまゆり、ダルと萌郁の性格が入れ替わっているくらいだな」
紅莉栖「ということはー、岡部のいた世界では紅莉栖がまゆりちゃんみたいなしゃべり方って事?」
岡部「ああ、何かに付けては俺を睨み付けて、あーでもないこーでもないと噛み付いてきてた」
紅莉栖「紅莉栖にはあんな早口でしゃべるなんて無理だよー。睨み付けるなんてできないよー」
ああ、今のセリフを助手に聞かせてやりたい。
紅莉栖「よく岡部とまゆりちゃんが喧嘩してるけど、紅莉栖には止めることができないのです・・・」
岡部「気にするな。まゆりは幼馴染だからな。あいつの性格は俺が一番わかっている。昨日までここにいたこの世界線の俺だったらな」
紅莉栖「んー、そうなのかなー」
支援
岡部とまゆりの喧嘩の1例
まゆり「ちょっとオカリン!何でいっつも実験に私のバナナを使うのよ!」
岡部「バナナは貴重な実験材料だからな。ラボメンであるまゆりにも当然実験を手伝ってもらわなければなるまぁーい」
まゆり「はぁ!?あんただって自分用のバナナ買ってるじゃないの!」
紅莉栖「あ、あの、二人ともケンカはよくないよー」
岡部「こ、これは24時間戦う男の必須アイテムだからな!いつ敵が現れてもいいように常に栄養補給を」
まゆり「あんた昔っから夜に食べたら次の日お腹壊してるじゃないの!この胃弱マッドサイエンティスト!」
紅莉栖「あ、あぅ・・・」
まゆり「いいからあんたのバナナを中に入れなさいよ!」
萌郁「ブッフォwwwwwwwwwwwwバナwwwwナwwwwwwwwゴフwwwwwwwwwww」
紅莉栖「わぁ、萌郁さんが何故か鼻からコーヒー牛乳を噴き出して至る所がベッチャベチャにぃー!」
岡部「説明ご苦労」
萌郁(待っててねまゆりん。3年後の誕生日までにはタイに専用のバナナ農園を用意してあげるから・・・!)ボタボタ
どうやったらこんなに世界線変わるんだよwwwww
クソワロタwwwww
もっとやれw
すし
年下の勉強ニガテな巨乳ツンデレ幼馴染・・・
なんかゾクゾクしてきたぞ
>>63
その上レイヤーでオタとかオカリンマジ勝ち組
紅莉栖「と、いつもこんな感じだよー」
岡部「まずいな・・・萌郁が」
紅莉栖「それでもまゆりちゃんは毎日のように遊びに来てるから、やっぱ喧嘩じゃないのかなー」
岡部「ああ、こんな光景はいつものことだった。喧嘩の相手は違うがな」
紅莉栖「明日には情報を探し回るの?」
岡部「ああ、そのつもりだ。他のラボメン達の事も気になるしな」
紅莉栖「そっかー、あまり無茶はしちゃ駄目だよ。なんかあったら紅莉栖にも相談していいからね」
岡部「ああ、俺が袋小路から抜け出せなくなっていた時に、新たな道を開いてくれたのは紅莉栖だった」
紅莉栖「それって岡部が前にいた世界のこと?そっかー。紅莉栖はもう岡部の役に立ててたんだねー♪」
嬉しそうに出入口の方へ歩いていく。
紅莉栖「岡部、困った時は一人で悩まないで紅莉栖にも話してね?」
紅莉栖はクルリと振り返り俺の目を見て、ニッコリと微笑んだ。
「だってね、紅莉栖は岡部の、助手だもん」
これは破壊力ありすぎ俺しんだwwww
か…かわいい…
かわいい
助手がかわいいなんて
あれ?
vipではいつも性悪な助手が普通に可愛いぞ?
岡部「ダル、牧瀬紅莉栖の講演の内容は覚えているか」
紅莉栖とまゆりを見送り二人だけになったラボ。すでに10時を回っている。
この時間にできる情報収集は、ダルに牧瀬紅莉栖の事を聞きだすことくらいだった。
ダル「・・・」カタカタカタカタ
岡部「口で話せ」
ダル「んん・・・オカリンもう忘れたの?あの日、いきなり牧瀬、さん、に詰め寄って、『何故だ!?』みたいな事やってたんだよ」
やってることは一緒か・・・!
助手がかわいいのは当然だがこの助手もかわいい
>>「だってね、紅莉栖は岡部の、助手だもん」
はい死んだ!萌え死んだよ!
ブッフォwwwww
回想
岡部「貴様は、死んだはずだ!なぜ、ここに・・・!?しかも・・・無傷・・・!?」
紅莉栖「うー、痛いよー。なーーーにーーー?」
岡部「ケガは平気なのか?そんなはずはない、お前は何者かに刺されて血まみれで―――」
ダル「またその話?1週間前にも僕にそんなメール送ってきてたよね」
岡部「なにをバカな!牧瀬紅莉栖が殺されているのを見たのは3時間前なんだぞ!」
紅莉栖「紅莉栖死んでないよー、元気だよー」プンスカ
ダル「あのメール変だったな。送信日時が1週間後になってた。ほら」
送信日は今日。受信日は1週間前。3通に分かれて受信していた。
紅莉栖「未来から来たってことー?」
岡部「そんなことより傷は本当に・・・」
俺は彼女の服の裾をゆっくりめくりあげようとして―――
紅莉栖「わ、わ、エッチなことはだめだよー。怒られちゃうよー」
ダル「あ、わ、わ、わ」
何この助手俺を殺したいの?
この助手破壊力高杉
ミンゴスにこの演技は無理だ
紅莉栖「きょ、今日は、紅莉、私の話を聞きに来てくれてありがとうございます!えっへへー。恥ずかしいなぁ」
岡部「講義をするほうだったのか・・・」
若干17歳にして「サイエンス」誌に論文が掲載された日本の若き天才。数日前に18歳になったと自己紹介していた。
@ちゃんねるではそこそこの騒ぎになっており、、
(ニュー速+)サイエンス誌掲載の天才少女、牧瀬紅莉栖(18)が来日【画像あり】★6
(ニュー速)可愛すぎる科学者っていったってどうせ大したこ・・・なん・・・だと・・・
(理系全般)【天才】牧瀬紅莉栖ってどうよ?3【少女】
(既婚女性)牧瀬紅莉栖ってそんなにかわいいか?2
(もてない女性)牧瀬紅莉栖に勝てる所を挙げるスレ
(VIP)牧瀬紅莉栖のこと「クリちゃん」って呼ぼうずwwwwwwwwwwwww
など、様々な反応がうかがえる。
紅莉栖「こういうのは初めてなので緊張していますが、よろしくおねがいしまーす」
と、紅莉栖は俺に視線を向けてきた。
こちらも見つめ返してやると、手を振りながらニッコリと微笑んだ。
>>77
次回のラジオの罰ゲームでリクエストしたら面白そうだな
このクリスは鬼女て叩かれまくってるだろうな
声も変わってたら面白いのに
紅莉栖「最初に結論を言うと、タイムマシンを作るは難しいんじゃないかなーって思うのです」
岡部「異議あり!タイムマシンが作れないと決め付けるのは早計だ!」
紅莉栖「ほえ?」
ダル「オカリン・・・やめとけばいいのに・・・」
紅莉栖じゃあみんなであれこれ話をしてみよっかー。その方が楽しそうだよねー♪」
宇宙ひもってねー、すごく大きくてねー、重さで周りがグニャーってなっちゃうんだよー。
鳳凰院さん鳳凰院さん、ワームホールって、どこにあるのかなー?
エキゾチック物質、見つかるといいねー。えっへへー♪
紅莉栖はねー、いろんな世界があるっていう考えはファンタジーすぎてあんまりよくないと思うのです。
どうやら認めるしかない。牧瀬紅莉栖が天才だということを・・・!
俺の意地悪な質問に笑顔で返したりと、あの度胸はたいしたものだ。
って、何故俺は彼女を褒めているのか。
>>77
今回のラジオ聞いてみろよ、いけると思うぞ
なんだよこれぇ!
かわいすぎる
ダル「って感じ」
岡部「ふむん」
性格を除けば、紅莉栖はα世界線と大きな差はないようだ。
ダル「でもすごいよなー。講義の後、牧、瀬さんが直接会いにきて『さっきのメール、詳しく教えてよー』だもの」
ほう、好奇心が勝ったというわけか。そしてこのダルは女性に免疫がないのか?
ダル「自分からラボメン入りを志願したわけだし。変な人っぽいけど、その、き、綺麗、だよな・・・」
ダルが耳まで真っ赤になってモジモジしている。
傍から見れば純情な青年に見えなくも無いが、俺から言わせれば「気持ち悪い」の一言に尽きる。
岡部「ご苦労だった」
ダル「そういえばさ、椎名はメイド喫茶でバイトしてるんでしょ?」
岡部「椎名?ああ、まゆりのことか。そうだな。さっき萌郁も言っていた」
ダル「こう言っちゃアレだけど、あの性格でメイドになるのかな?」
もっともだ。明日はフェイリスに会うついでにまゆりの様子も見に行ってみよう。
ツンデレまゆしぃktkr
当然うーぱ好きもオタ趣味も必死に隠すんですよね
地獄まゆしぃか
翌日。
昨日の考え事が響いたのだろう。気がついたら眠っていて、もう午前10時だ。
大きく伸びをして窓から外を見下ろすと、綯がブラウン管工房の窓を磨いていた。
ミスターブラウンにも話を聞いておこう。俺は外に出た。
岡部「フゥーハハハ!精が出るな。シスターブラウン!」
綯「ったく、朝からうっさいなぁ、オカリンおじさん。その呼び方はやめてって言ってるでしょ」
岡部「・・・ミスターブラウンはいるか」
綯「父さんね。中にいるよ」
岡部「娘を外で働かせておいて、自分はコーヒーを啜りながらテレビ鑑賞か。関心せんな、ミスターブラウン」
天王寺「あ、岡部、おはよう・・・」
岡部「? どうした、元気がないではないか」
天王寺「いや、別に・・・そんなことはない、が・・・」
よもや。
まさか小動物なブラウンか
岡部「・・・ミスターブラウン」
天王寺「・・・なんだ?」
岡部「フ!」
天王寺「ひっ」
岡部「フゥー!」
天王寺「ひぃっ!」
岡部「フゥーハハハ!」
天王寺「ひぃぃぃ!やッ!ひッ!」ガタガタ
「フゥーッハッハッハッハッハアガッ!」
脇腹に小さな拳がめり込む。
綯「父さんを脅かすなって何遍言わせるのよ。本当に殺すよ」
岡部「(ゾクッ)が・・・す、すまない・・・失礼する」
綯「ったく、何しに来たのよアイツは。父さん、大丈夫?」
ラボに戻った俺は、うーぱクッションに顔を埋め、声を殺し笑い転げた。 脇腹の痛みを堪えながら。
ガチムチのおっさんが…
胸が熱くなるな
これあかんやつや
ダルの性格戻ってね?
こんな親父だったら間違いなくグレる
父娘で?
ラウンダー無理だろと
よもやミスターブラウンと綯が入れ替わろうとは。
笑い疲れたと同時に、少しだけ気が楽になった気がした。
こんな世界も悪くないのではないだろうか。
しかしあの小動物め、「殺す」の威圧感がヘァンパなかったな・・・
まだ10時半か。
ガチャ
「おっじゃましまーす♪」
ああ俺の嫁がやっと来たか
紅莉栖が現れた。
「あ、岡部、ハロー♪みんなは来てないのー?」
岡部「ダルは今日は来ないといっていたし、まゆりが来るのは12時過ぎ。きっと萌郁も一緒だろう」
紅莉栖「そっかー。はい、差し入れ」
岡部「しかしお前も物好きだな。年頃の乙女がこんなエアコンも無いボロ部屋に入り浸るとは」
紅莉栖が来たところで、今のところ特にすることがあるわけでもない。
差し入れのガルガリ君を頬張りながら、少しばかりからかってみた。
岡部「そんなにこの俺に会いたかったのかーァ?天才といえどまだまだ中身はお子様というわけか」
紅莉栖「・・・うん」
ブフッ
予想通りな予想外の反応に、思わずむせる。
紅莉栖「ホテルで一人でジーッとしててもつまらないもん。お喋りする相手が欲しいなって、ずっと思ってて」
会話してるように見えて全部ツイッタなんだよたぶん
あとはルカとフェイリス、鈴羽か
「くっくる~☆」
紅莉栖「アメリカではね、仲間や友達はいっぱいいたけど、親友って呼べる人はいなかったの」
岡部「飛び級で大学を卒業した、といっていたな。その若さじゃ歳の近い人はほぼいないというわけか」
紅莉栖「パパとは離れ離れになっちゃったし、ママも仕事が忙しくてあんまり家にいなくって、・・・ちょっぴり寂しかったの」
岡部「・・・」
紅莉栖「だから、岡部にラボメンになってくれって言われた時、本当に嬉しかったんだ。お友達ができたー!って」
岡部「そうか・・・悪かった」
紅莉栖「これからもラボには毎日来てもいい?」
岡部「無論だ、俺の助手である以上、研究のためラボには毎日立ち寄ることを命ずる」
紅莉栖「やったー、えっへへー♪あ、そういえばねー、橋田くんって、いくら話しかけても携帯に返事が来るんだよー」
岡部「ああ、ツイート魔か。せめてメールにしてほしいものだ」
紅莉栖「こっち向いてお喋りしようって言ってもね、ずっと背中向けたままなのー。嫌われちゃったのかな・・・」
岡部「そんなことはない。あれがあいつなりのコミュニケーション方法なのだ」
紅莉栖「そっかー、だったらいいんだけど」
もえいくがまゆりにたいしてアレなら
ダルはまゆりにたいして・・・
この紅莉栖はなんかエロゲに出てそうなキャラだな
流れが丁寧でいいね
鈴羽とピンクを入れ替えても大して変わらない気がする件
鈴羽は4℃と入れ替わってるんだよ
「トゥットゥルー」
「おいすー♪」
12時ちょっと前、まゆりと萌郁が手を繋いで現れた。
岡部「同伴か」
萌郁「やーねぇ岡部ちゃん、ただの仲良しよぅ」
岡部「萌郁、聞きたいことがある」
萌郁「あら?岡部ちゃんったら私に興味持っちゃった?でも残念、私は今まゆりんしか眼中にないのよ」
岡部「それはいい。週3~4回はメイクイーンに通っているそうだな。いったい何の仕事をしているのだ?」
アーク・リライトは秋葉原にある編集プロダクションで、主に萌え系の雑誌の編集を行っているらしい。
萌郁「天職ktkr!!1111」 オタ街道を疾走していた求職中の萌郁は、アルバイト情報誌の求人欄を見てこう叫んだそうだ。
2ヶ月前に取材アシスタントとして入社したが、先月からもう一人で取材を任されるほどの凄腕らしい。
もう既に正社員雇用の話も来ているとのこと。
萌郁「やっぱ?好きなことを仕事にすれば?才能は開花する。みたいな?」←ドヤ顔
メイクイーンへ取材に行った際、まゆり(とフェイリス)に一目ぼれ。
取材と称して足しげく通い、俺とまゆり(とフェイリス)の話を聞いてラボメンに志願した、という顛末らしい。
隙間の中身は中鉢になるんだよ
「私はお前が憎いのだよ!どうしてお前はそんなに萌えるんだ・・・!」
ダルと萌郁の話し方がおかしい
元もなかなかおかしいですし
すし
「すし」でどうしてこうなった・・・
回想
まゆり「いらっしゃいませご主じ、ってオカリンと紅莉栖さんじゃない。トゥットゥルー」
岡部「クリスティーナがどうしても来てみたいと言うから連れてきた」
紅莉栖「いらっしゃいましたー♪わー、まゆりちゃんが金髪だー!かわいいねー!」
萌郁(あの二人、まゆりんの知り合いかしら?なんで白衣?)
まゆり「オカリン様、紅莉栖お嬢様、ご案内いたしますニャ」
岡部(相変わらず居心地が悪い・・・)
紅莉栖「へー♪わー♪」キョロキョロ
フェイリス「あー!凶真ニャー!ひっさしぶりだニャン♪」
岡部「(しまった、見つかった)あ、ああ。とある会議があったものでな」
フェイリス「ニャニャ!?それはまさか、世界の名だたる科学者が集まるというあの会議ニャ!?」
紅莉栖「あー!フェイリスちゃんだー!まゆりちゃんから聞いてるよー!かわいいねー♪」
フェイリス「ニャニャ!?凶真、この娘はどちら様ニャ?」
岡部「(助手GJ)牧瀬紅莉栖、アメリカから来日中の天才少女であり、我が助手だ」
紅莉栖「始めましてー。よろしくね、フェイリスちゃん♪」
フェイリス「こちらこそよろしくニャン♪紅莉栖ちゃん、でいいかニャ?」
萌郁(ああ、どっかで見たことあると思ったら。じゃああの男は先輩にあたる人物かしら?)
フェイリスはまんまか
フェイリスそのまんまかよ・・・
ニャンニャン言う鈴羽やルカを期待したのは俺だけじゃないはず
うむ
岡部「そういえばまゆり、お前ラボに傘忘れていってるだろ。今日は持って帰れよ」
まゆり「あ、そういえばそうだったわね。今日取りにいくわ。ラボにはいるんでしょ?」
岡部「ああ。俺とダルがいる。それじゃ」
紅莉栖「また来るねー♪」
萌郁(まゆりんと知り合い、牧瀬紅莉栖、ラボ、名だたる科学者・・・気になるわ)
萌郁「ねえ、あなた」
岡部「はい?」
・
・
・ 回想 ここまで
・
・
萌郁「で、ラボって所に来たらこんなんなんだもん。拍子抜けしちゃったわ」
岡部「こんなんとはどういう意味だ。我がラボは日々世界を混沌に陥れる発明に明け暮
萌郁「でも、こうやってまゆりんとお近づきになれたんだもの、ラボメンになれてよかったと思うわー。倫ちゃん、感謝してるわ」
岡部「・・・せめて呼び名くらい統一してほしいわけだが」
フェイリスはニャニャン言ってる時はキャラ作ってたみたいだし素の性格は変質してるとか?
フェイリスは留未穂が違うんじゃないかと
フェイリスキーの俺としてはwktkせざるをえない
なるほど、男になってたらどうしようかと思ったぞ
助手がかわいすぎてそれどころじゃない
>>122
むしろその発想しかなかった
ルカが鈴羽とかだったらただの活発な男の子だな
まゆり「じゃ、そろそろ私行くわ」
紅莉栖「いってらっしゃーい」
萌郁「まゆりお嬢様、行ってらっしゃいませ。また1時間後にお会いできることを楽しみにしています」
まゆり「はいはい」ガチャ
岡部「あっ」
紅莉栖「?」
岡部「まゆりがメイクイーンで働いてるということは、秋葉原は以前の姿に戻っている、ということか・・・これ書いてて今気づいた」
紅莉栖「メタ発言だねー」
萌郁「何の話?」
岡部「気にするな。独り言だ」
紅莉栖「作者のねー」
こまけえこたぁいいんだよ
この世界線の栗悟飯とカメハメ波が気になる
小説版ならセフセフ
- 1時間後 -
萌郁「諸君!我々は1時間待ったのだ!」
岡部「メイクイーンへ行くのか」
萌郁「その後まっすぐ帰るからね。シーユーアゲインハバナイスデイ」
岡部「(フェイリスの状況確認には丁度いいな・・・)待て、俺も行く」
萌郁「あら、珍しいこと言うわね。構わんばい、ついて来んしゃい」
紅莉栖「紅莉栖はお留守番してるねー」
岡部(フェイリスは、性格がルカ子か鈴羽と入れ替わっているはず。願わくば前者の方が気は楽だが・・・)
紅莉栖「岡部、帰ってきたらどうなってたか教えてねー」
岡部「ああ、わかった(でも中身がフェイリスのルカ子の扱いはめんどいかもしれんな・・・)」
萌郁「何の話?」
岡部「気にするな。行くぞ」
紅莉栖「・・・」
カランコローン
まゆり「いらっしゃいませ萌郁お嬢様。って、オカリンも来たの。珍しいわね」
岡部「フェイリスに聞きたいことがあってな」
萌郁「はァーーーーん!!名指しよ!No.2のマユシィ・ニャンニャンに名指しで呼ばれて生きるのが辛い!いや、むしろ楽しい!」
まゆり「オカリン様、萌郁お嬢様、ご案内いたしますニャ」
岡部(あ、凶真様、いらっしゃいませ・・・ニャ とくるか、 お、鳳凰院凶真ー!いらっしゃいませニャー! と来るか・・・)
萌郁「岡部君!マユシィ・ニャンニャンに『様』付けで呼ばれてるのよ!もっと喜びなさいよ!名誉よ!名誉なのよ!」
萌郁「オムライス!まゆりん直筆で『お姉さま(はあと)』って書いてね!」
岡部「・・・アイスコーヒー」
まゆり「かしこまりましたニャン。少々お待ちくださいませニャン」
メイドとして、いや、接客業にあるまじき無愛想。
岡部「なあ、いくらなんでも無愛想すぎるだろアレは。アレが何でNo.2なのだ?」
萌郁「あらーん、岡部君はわかってないわね。あれこそ新ジャンル『お役所仕事メイド』なのよ。」
岡部「なるほど、まったくわからん」
>>132
カオヘの時もこんなサイトあったな
新ジャンルって久しぶりに聞いたなぁ
>>131
ラジ館ェ…
店内を見渡すと、客にメニューを運び終えたフェイリスと目が合った。すぐさまこちらへ駆け寄ってくる。
フェイリス「おか、凶真ー!!ひっさしぶりだニャ!」
萌郁「フェイリスたん、こんにちニャンニャーン♪」
フェイリス「こんにちニャンニャーン♪」
いつものフェイリスだ。無理にフェイリスを演じてる様子も無い。
どう見ても俺が知っているフェイリスのままだ。
フェイリス「それにしても不思議な2ショットニャ」
萌郁「そうなのよ、岡部君ったら珍しく一緒に行くなんて言い出したのよ」
岡部「ちょっと、知りたいことがあってな」
フェイリス「・・・そうニャンだ。じゃあフェイリスはお仕事に戻るニャーン♪」
萌郁「がんばってねー!」
まゆり「お待たせいたしましたニャ。こちらアイスコーヒーになりますニャ」
数分後、まゆりがアイスコーヒーを持ってきた。
ん、コースターに何かうっすらと書いてある?
コースターを裏返してみた。
「5時頃電話します 秋葉」
中身ルカ子でベタ惚れフラグビンビンですね
きたぞ俺の望む展開が
ルカ子の線は薄そう
メイクイーンを出た後は萌郁と別れた。
岡部(フェイリスは誰とも性格が入れ替わっていないということか?そしてあの伝言。フェイリスは何かを知っている?)
ルカ子に会えば、なにかが分かるかもしれない。俺は柳林神社へと向かう。
「13っ!! 1・・・4っっ!!はぁ、はぁ・・・ああ、きっつー!」
神社の裏手から元気な声が聞こえる。
るか「あ、凶真さん、ういーっす!」
岡部「(やはり鈴羽、か)ご苦労。だが妖刀”五月雨”の真の使い手となるにはまだ時間がかかりそうだな。男の癖に体力が無さ過ぎる」
るか「・・・だぁーれが男だってェー!!?」ビュンッ
岡部「あはンッ!わっ、脇腹は、やめ、やめて!ごめんなさいごめんなさい!」ビクンビクン
そうか。この世界のルカ子は”女”だったのか!口調のせいで勝手にルカ子が男だと思い込んでいた。
るか「峰打ちじゃ、安心せい、なーんてね、いっしっしっし」
るか父「おーい、るかー、ゴミ袋運ぶの手伝ってくれー」
「また今度修行に付き合ってねー!」 ショックを受ける様子も無く元気に走り去るルカ子を見て、俺は正直ホッとした。
岡部「ボクっ娘、というやつか・・・。萌郁には会わせられんな」
いいなこれ
残るラボメンは一人。ブラウン管工房の前で自転車を磨く少女に声をかけた。
鈴羽「あっ、岡部倫太郎、おかえりなさい、どこかに出かけてらしたんですか?」
なんだ、このおしとやかなバイト戦士は。心がくすぐったくなる。
岡部「鈴羽、いや、タイムトラベラー、ジョン・タイター。お前に聞きたいことがある」
鈴羽「あ、は、はい。何でしょうか」
俺の真剣な表情に、鈴羽は目を丸くしながら立ち上がった。
岡部「俺が数々の世界線を移動してきていることは知っているな?」
鈴羽「えっ?い、いいえ・・・それは本当、ですか?」
岡部「知らないというのか?お前は昨日ラボに来てダイバージェンスメーターを俺に託したはずだ」
鈴羽「あ、それは、未来からのお土産というか・・・。手ぶらで2036年から来るのも失礼かと思ったので・・・」
岡部「ん?んんん?なんだ?お前が未来から来たということは周知の事実なのか?」
鈴羽「え、ええ。昨日話した通りです。岡部倫太郎は、信じてくれたのですか?」
岡部「信じる?何をだ?」
鈴羽「私が2036年から来たってこと・・・」
ほのぼのしますね
他はともかくこの鈴羽はゆかりん声で再生できない…
w
鈴羽の話を整理すると、
・昨日の昼間、鈴羽がラボに遊びに来た。
・私は2036年から遊びにタイムトラベルをしてきて、若かりし頃の俺と紅莉栖に会いに来た、と話した。
・まゆり以外はそうそう信じてくれなかったが、未来にダルが作ったというダイバージェンスメーターを取り出した。
・他のラボメンも信じてくれたが、俺だけは訝しがっていた。
ということらしい。
鈴羽「あんなに信じていなかったのに、どうして急に信じてくれたんですか?」
岡部「信じるも何も、俺のいた世界線ではラボメン総出でお前の父親探しまでしたのだぞ」
鈴羽「父親探し?」
岡部「父親の本名も知らずに父親が亡くなって、遺品のピンバッジを頼りに秋葉原中を探し回った。結局はダルだったがな」
鈴羽「お父さんが亡くなってるなんて・・・そこはいったいどんな世界になっていたんですか?」
岡部「SERNによる支配社会で、SERNに楯突いたものは殺される、とかなんとか」
鈴羽「セルン、っていうのが何かわからないですけど、今の未来は平和そのものです。戦争なんて起きていないです」
ダルが作ったのか
恐ろしく良い世界線だな
すしだけでディストピア消滅とか蝶翼さんやばすぎw
岡部「この世界の2036年というのは、どんな世界なのだ?」
鈴羽「あ、はい、戦争も争いもなく、とても平和です」
岡部「タイムマシンで遊びに来た、と言っていたな」
鈴羽「お父さんがタイムマシンの開発に成功して、一躍有名人になったんです。それで、第1号として私がこの世界に」
岡部「そしてラジ館を破壊したと」
鈴羽「あわわ、あれは私が数値を間違って入力しちゃって・・・大丈夫です!未来では立派なビルに建て替えられてますから!」
岡部「そういう問題か?まあいい。あれは未来に戻ることも可能なのか?」
鈴羽「『大丈夫だ、問題ない。OC204を作ったのは俺なのだぜ』ってお父さんは言ってました。まだ試していませんけど」
岡部「俺の知ってる名前と違うな。”OC”とは何だ」
鈴羽「それは・・・」
鈴羽が苦しそうに言いよどむ。
一抹の不安が脳裏をよぎった。
さすがダイバージェンス4%の向こう側だな
まさか
岡部「さっき、『俺と紅莉栖に会いにきた』と言ったな。それはどういう意味だ」
鈴羽「それは、その・・・うぅ・・・」
岡部「2036年の時点では2人共この世に存在していない、だな?」
鈴羽「っ!なんで、それを・・・?」
岡部「俺がいた世界線でも2036年には俺は存在していない。ダルも紅莉栖もまゆりもな」
鈴羽「そんな・・・お父さんまで・・・」
岡部「で、死因は?その反応から察するに、どうせろくな死に方をしないのであろうな」
鈴羽「えっと・・・実は・・・」
鈴羽は、今にも消えて無くなってしまいそうな声を振り絞った。
鈴羽「2015年12月30日に発生した飛行機の墜落事故で、・・・、お二人とも亡くなってしまいます」
OCってオカリンとクリスか
α世界なら助手は結構長生きしてなかったっけ
>>156
ネタバレいくない
紅莉栖「あ、岡部、おかえりー。何か分かったー?あれ、阿万音さんも一緒だー」
鈴羽「お、お邪魔します・・・」
岡部「紅莉栖、大事な話がある。そのために鈴羽も連れてきた」
紅莉栖「ほえ?なになにー?」
鈴羽「え、えっと、その・・・うぅ」
言いよどむ鈴羽に代わって、俺が話す。
岡部「5年後、俺と紅莉栖は死亡する」
紅莉栖「・・・それって・・・どういうこと?」
岡部「2015年、飛行機事故に逢って、二人とも死ぬ、ということがわかった」
鈴羽「・・・乗客全員が死亡して。そのうち日本人は2名。その2名が岡部倫太郎と、牧瀬紅莉栖、だったんです」
紅莉栖「そんな・・・そんなのって・・・せっかく皆とお友達になれたのに、死んじゃうなんてやだよぉ・・・」
俺「やだよぉ・・・」
吐いた
Tips 新日本航空187便墜落事故
2015年12月30日午前2時頃、海上を飛行していた新日本航空187便の圧力隔壁が
破壊され操縦系統が破損。操縦不能へと陥り機体は海上へ墜落。
乗員乗客231名全員が死亡。単独機による事故では21世紀最大の犠牲者数。
海上への墜落ゆえ遺体は状態が酷く 身元の特定は困難を極めたが、
搭乗リストと遺留品から日本人2名の死亡が確認された。
原因は機体の整備不良とみられる。
おもしろいー!
ラウンダーの仕業にしか見えねえ
結構プロットきっちりしてそうだ。支援
紅莉栖「ヒック・・・ヒック・・・」
俺の腕にしがみつきながらポロポロと涙を零す紅莉栖を優しくなだめ、鈴羽に続きを促す。
鈴羽「・・・当時、かなりのニュースになっていたそうです」
岡部「であろうな。近年航空機での大規模な死亡事故などあまり耳にしないしな」
鈴羽「はい。お父さんは、二人の遺志を継いでタイムマシン開発に時間を費やした、と言っていました」
岡部「なるほど、機体名の『OC』はそういうこと、か」
紅莉栖「・・・もう大丈夫。ごめんね」
赤く腫れた目を拭いながら、紅莉栖は俺の腕から手を離した。
紅莉栖「ところで、なんで紅莉栖と岡部は一緒に飛行機に乗ってたの?」
岡部「ふむ、そういえば聞きそびれたな。何故だ」
鈴羽「えっと・・・それは・・・」
二人からの問いかけに、鈴羽は視線を逸らした。
鈴羽「牧瀬紅莉栖の母親に、二人で結婚のご挨拶に向かう途中だったそうです・・・」
岡村かと思って見に来たら全然違った
三分ぐらい気が付かなかった、恥ずかしい
アメリカ行きの飛行機か…
俺、この挨拶がすんだら牧瀬紅莉栖と結婚するんだ、ですね
岡部「けっ―――」
紅莉栖「けっこん・・・結婚?」
二人は勢いよく立ち上がり、お互いの顔を見合い、視線が交差する。俺は急に恥ずかしくなり視線を逸らした。
鈴羽「は、はい、そうですが・・・何か?」
岡部「いやいやいやいやその、あれ、ほら、その、なんというか、その、な?」
紅莉栖「結婚・・・結婚・・・」
鈴羽「お二人は遠距離恋愛が続いていましたが、しばらくして牧瀬紅莉栖が日本の研究所に配属になって、岡部倫太郎からプロポーズしたそうです」
岡部「・・・それもダルが言ったのか」
鈴羽「は、はい。お父さん、普段は無口なのに、お酒が入るといつも岡部倫太郎の話ばかりするんです」
紅莉栖「岡部と・・・結婚・・・」
鈴羽「鈴羽、タイムマシンが完成したら過去を変えてくれ!俺の大切な仲間が幸せになれる世界に変えてくれ!
・・・と、涙ながらに私に言い続けていました」
岡部「・・・」
綯「鈴羽お姉ちゃーん!休憩時間過ぎてるよー!早く戻らないとクビにするわよー!」
威勢のいい声が窓から飛び込んできた。外でドメスティックな小動物が叫んでいるようだ。
鈴羽「あ、いけない、そろそろ戻らないと!なにかあったら私に報告してくださいね。それじゃ、お邪魔しました」
萎えさんwww
なえさんこわい
ドメスティックな小動物ってなんだよ
なんだハネムーンじゃなかったのか・・・
岡部「・・・・・・」
紅莉栖「・・・・・・」
俺はもう脳内の処理が追いつかず、うつろにラボ内を見渡すことしかできなかった。
紅莉栖は真剣な表情で洋書をパラパラとめくっているが、考え事をしているようで読んでいる風には見えなかった。
紅莉栖「ねえ、岡部」
洋書をパタンと閉じた紅莉栖が、おもむろに顔を上げた。
紅莉栖「・・・岡部は、なんて言ってプロポーズしてくれたのかな?」
岡部「んな!! 静かだと思えばそんな事を考えていたのか!」
紅莉栖「だってねー、一世一代の大イベントなんだよー?ねー、なんて言ったのー?」
岡部「し、知るものか!それは5年後の話だ!それに今はそれどころの話じゃ・・・」
紅莉栖「えっへへー、それじゃ5年後を楽しみにしてるねー♪」
まったく、能天気天才少女め。
孤独の支援者
でも5年後に死ぬんだよな
どう回避するのかな?
俺ガイル
性格の問題は解決しなくていいのか?
携帯電話が鳴った。
フェイリス「あ、もしもし、岡部さんですか?秋葉です」
岡部「秋葉?あぁ、フェイリスか。そういえば電話するといっていたな。何かあったか?」
フェイリス「あ、はい、えっと、その・・・今からする話、信じてもらえますか?」
岡部「内容による」
フェイリス「・・・なんか、今いる世界が、私の知ってる世界と違うというか・・・そんな感じがするんです」
岡部「な・・・お前も前の世界線の記憶があるというのか!?」
フェイリス「世界、線?それってどういう・・・」
岡部「まゆりが私の知ってるまゆりじゃない、と言いたいのだろう」
フェイリス「! ・・・岡部さんはなにか事情を知ってるんですか?」
岡部「フェイリス、今からラボに来れるか?」
フェイリス「わかりました、10分くらいで行きます」
紅莉栖「あ、フェイリスさんだ、ハロー♪」
ラボにやってきたフェイリスは、初対面の女性に笑顔で手を振られ、目を丸くした。
フェイリス「えーっと・・・こちらの女性は?」
岡部「牧瀬紅莉栖、アメリカ帰りの天才少女だ」
フェイリス「ああ、テレビでインタビューを受けてるのを見たような。でもこんな感じの方でしたっけ?」
岡部「紅莉栖、『あ、フェリスちゃんだー。トゥットゥルー♪』と言ってみろ」
紅莉栖「あ、フェリスちゃんだー。トゥットゥルー♪」
フェイリス「マユシィそっくりな喋り方ですね・・・・・・・・・・・・えっ」
岡部「言わなくてもわかる。まさか!とは思うだろう。だが、そのまさかなのだ」
フェイリス「・・・ちょっと整理させてください」
フェイリスは、頭痛を抑えるようにこめかみに手を当て目を瞑った。
紅莉栖「フェイリスさん頭痛いの?大丈夫ー?」
フェイリス「・・・なるほど、大体話はわかりました。前の記憶があるのは私と岡部さんだけなんですか?」
岡部「無理に敬語を使う必要はない。いつもどおりで構わん。記憶があるのは2人だけだと思う」
紅莉栖「Dメールを送っただけでこんなことになるなんて不思議だよねー」
フェイリス「やっぱ紅莉栖さんのしゃべり方にすごく違和感が・・・」
紅莉栖「えー、前に岡部とメイクイーンに行ったとき、あ、その時の記憶はないんだったねー」
フェイリス「聞けば聞くほどマユシィそのものだね」
岡部「なに、1時間もしたら慣れる。ところでフェイリス、世界線が変わったときになにか感じたか?」
フェイリス「昨日の7時くらいだったかな。仕事中に突然めまいがして倒れそうになって」
岡部「ふむ、俺と同じか」
フェイリス「ただの疲れか夏バテかと思ってたんだけど、今日マユシィに会ったらまるで別人でビックリしちゃった」
岡部「能天気メイドだったまゆりがお役所仕事メイドに変身したんだ。無理もない」
_
σ λ
~~~~
/ ´・ω・) <ハロー♩
/ ' ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`レ⌒ヽ
{ 、 ノ、 | _,,ム,_ ノl
'い ヾ`ー~'´ ̄__っ八 ノ
\ヽ、 ー / ー 〉
\`ヽ-‐'´ ̄`冖ー-/
_
σ λ
~~~~
/´・ω・ ) <なんてな
/ ' ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`レ⌒ヽ
{ 、 ノ、 | _,,ム,_ ノl
'い ヾ`ー~'´ ̄__っ八 ノ
\ヽ、 ー / ー 〉
\`ヽ-‐'´ ̄`冖ー-/
フェイリス「そういえばさっき凶真と一緒にいた女性って誰だったの?」
岡部「桐生萌郁、編プロでバイトをしている女だ。訳あってラボメンになっている。中身はダルだ」
フェイリス「ああ、納得。初対面なのにフレンドリーに接してきてびっくりしちゃった」
岡部「元々は内気で無口、話しかけてもメールで返事、返信の速さから”閃光の指圧師”と呼んでいた」
フェイリス「ということは、今はダルさんが”シャイニング・フィンガー”なの?それって中のh」
岡部「待て。言いたいことはわかるがそれ以上はいけない」
紅莉栖「メタ発言2回目だねー」
岡部「ダルの場合メールではなくツイッターで返事が来る」
フェイリス「うわ、面倒・・・」
紅莉栖「そういえば、岡部はなんてDメールを送ったのー?」
岡部「ああ、それは・・・」
朝までよろしく
追いついた
フェイリスはRS強いよな
ゲームでもなんでだろと思ったが
厨二病には能力が供わるものだからか
なんでフェイリスモードなの?
間違えたお
保守は任せた
紅莉栖「プ・・・クク・・・」
岡部「おかしけりゃ笑え」
フェイリス「す・・・『すし』って・・・クスクス・・・」
岡部「あの時はかなり焦っていたのだ!仕方がないではないか!しかも送る時間まで間違えたし!」
紅莉栖「ふぅ、落ち着いた。でもなんでそんなメールで世界が変わっちゃったんだろうね?」
フェイリス「『すし』ってだけ書かれたメールが未来から来てどう思ったのかな」
紅莉栖「や、やめ・・・ククク・・・」プルプル
そんなにツボか。なんか悔しいぞ。
だが確かに気にはなる。
「すし」とだけ書かれたメールが未来から来たときの自分の表情が。
明日考査なのにこのスレから離れられないw
>>192
まとめとくから寝ろよ
紅莉栖「あ、もう6時だ。紅莉栖はそろそろ帰るのです」
岡部「ん?用事でもあるのか?」
紅莉栖「これから偉い人たちとお食事があるのです」
岡部「そうか。気をつけてな」
紅莉栖「はーい。多分また明日も来るね。フェイリスちゃん、また遊ぼうねー♪」
俺は手をヒラヒラはためかせながら笑顔でラボを出て行く紅莉栖の後姿を目で追っていた。
フェイリス「・・・なんか」
フェイリスは独り言のようにつぶやいた」
フェイリス「こんな世界でも、面白いかもしれないね。慣れるまでちょっとかかりそうだけど」
岡部「・・・俺も最初はそう思っていた」
フェイリス「最初は?」
フェイリス「そんな・・・凶真と紅莉栖さんが5年後に・・・?」
岡部「ああ、さっきは言いそびれてしまった。だがこれは決定事項らしい」
フェイリス「でも、今それを知ってるって事は、その日に飛行機に乗らなければすむ話なんじゃないの?」
岡部「いや、飛行機に乗ろうが乗るまいが、その日に俺と紅莉栖は死ぬ。世界はそうやって収束するのだろう」
フェイリス「そんな・・・そんなことって・・・」
岡部「そう落ち込むなフェイリス。まだ時間はたくさんある。俺が送ったメールが何に影響をもたらしたのか調べるのが先決だ」
フェイリス「・・・そうだね」
まとめたのむ…
翌日、俺は手がかりを探した。数日前に俺に届いたすしメール(命名:紅莉栖)が何をもたらしたのか。
るか「もしもーし、岡部さん?」
岡部「ちょっと聞きたいことがある。時間は大丈夫か?」
るか「うん、さっきお父さんの手伝い終わったとこ。どうしたの?」
岡部「俺と”すし”。この組み合わせで何か覚えてることはないか?」
るか「へ?」
我ながら意味不明な質問である。だが、自分自身何があったのかわからない以上、こう訊くしかないのだ。
るか「えっと・・・え?なに、寿司職人にでもなんの?」
岡部「この数日間になにかこの2つが関係してる出来事はあったか?」
るか「うーん・・・記憶にないなぁ」
岡部「そうか。わかった。それだけだ」
るか「あ、そう。 そうだ、また近いうちに修行手伝ってね。そんじゃ」
電話を切った後、小さくため息をついた。
俺はこの先こんな意味不明な電話をし続けなければならないのか・・・。
どうやったらすしでこんなことに…
バタフライエフェクトですしおすし
お前おすし
岡部と紅莉栖が映画のバタフライエフェクトを見るssとか面白そうだよな
今は昼の12時。萌郁は昼休みに入ったところだろう。
萌郁「はいもしもしー、アイゼルネ・ユングフラウでーす。なーんつってな」
岡部「萌郁か?俺だ。岡部だ。聞きたいことがある」
萌郁「バカっつらー!突っ込めよこのやろー! で?聞きたいことって何?」
岡部「俺と”すし”。この組み合わせで何か覚えてることはないか?」
萌郁「ああ、月曜日のこと?」
岡部「な!?知っているのか!」
萌郁「私の灰色の脳細胞はどんな事柄でも写真のように記憶できるのよん。たとえ酔っててもね」
岡部「その日何があったか、詳しく教えてもらえないか?」
萌郁「何、1週間も経ってないのにもう忘れたの?老け顔は脳まで老けてるのかしら」
岡部「ほっとけ。いいから教えてくれ」
今話のどの辺まで進んでる?プロットは完成済?
>>201
おお、面白そうだな
是非SG世界線で見たいものだ
回想
2011/8/9 19:50
岡部「あー、今日はラボに俺一人。買い置きのカップ麺もクリスティーナに食われてしまったー」
岡部「だからラボには今バナナしかなーい。空腹だー。どうするべきかー」
♪テ(ry
メールだ。俺から?
本文
すし
岡部「えぇー・・・しかも送信日が13日って事はDメール?なんだこの文章は。練習か何かか?」
岡部「ふむ、寿司か。たまにはいいだろう。寿司を食べつつラボの未来を考える。いいではないかぁー」
財布の中身を確認する。
岡部「・・・うむ、今日はスーパーの寿司が食べたい気分だ。うん。スーパーに行こう」
どんな寿司食ったらダルッターになるんだ
スーパーの寿司スーパーすぎる
>>206
ここ数日で全員の性格が変わる寿司すげー
続き早くー
握り寿司(10貫) 598円
岡部「・・・うん、今日はいなり寿司が食べたい気分だ。夏に生モノは危険だしな」
いなり寿司に手を伸ばすと、もう一つ伸びてきた手とぶつかりあった。
岡部「あ、すいませ・・・」
萌郁「んあ?なんら、岡部くんらないのー。こんらとこれ会うなんて奇遇ですれー♪」
岡部「なんだ、萌郁か・・・って酒臭い!」
萌郁「失礼れー、会社の人とビアガーデン行ってたのよー♪5杯でやめといたのよー♪」
岡部「で、スーパーで夜食を買って2次会か」
萌郁「そんらところよー。そうだ!岡部君も付き合いらさい!飲み明かすわよー♪断るなら私はここで寝るわよー!」
岡部「ちょ、俺は未成年だ!まて、引っ張るな!わかった、わかったからここで横になるな!!」
支援
会社って編プロか?
ラウンダー仲間とじゃあねえよな
酔って顔赤くてふらふらの萌郁さん想像したら可愛すぎて辛い
てか明るくて暴走気質でちょっとHENTAIなドジっ子のおっぱいメガネのお姉さんは大好物です。
>>214
`¨ - 、 __ _,. -‐' ¨´
| `Tーて_,_` `ー<^ヽ
| ! `ヽ ヽ ヽ
r / ヽ ヽ _Lj
、 /´ \ \ \_j/ヽ
` ー ヽイ⌒r-、ヽ ヽ__j´ `¨´
・
・
・
萌郁「『岡部』『すし』ただその単語が存在するだけで私にはこの程度の説明が可能です。いかがでしょうか?岡部くん」
岡部「内容は把握したが、2つ質問がある」
萌郁「グッド!お答えしましょう」
岡部「俺はお前の家に拉致されたのか?」
萌郁「ええ、うちで2次会。大丈夫、岡部くんには飲ませてないし、変なことはしてないから。ハァハァ」
岡部「・・・もう一つ、さっきから口調がおかしいところがあったが、なんかのアニメの影響か?」
萌郁「あら、知らないの?『チェシャねこのなく頃に』よ。龍騎士08の」
岡部「ああ、この前お前が言っていた」
萌郁「コミマで新作が出たのよ!私は仕事で行けなかったから友人に頼んで買ってきてもらったけどね」
そういえばちょっと前にダルも言っていたような。ベルカステラがどうとか・・・。
岡部「用件は済んだ。また何かあったら電話するかもしれない」
>>214
`¨ - 、 __ _,. -‐' ¨´
| `Tーて_,_` `ー<^ヽ
| ! `ヽ ヽ ヽ
r / ヽ ヽ _Lj
、 /´ \ \ \_j/ヽ
` ー ヽイ⌒r-、ヽ ヽ__j´ `¨´
見た目は好みだがあのメンヘルっぷりはちょっと許容範囲外なのだぜ
フェイリス「萌郁さんがキーパーソンだったんだ」
岡部「ああ。それにしても2時とはいえ空いているな。今日は」
フェイリス「今日はコミマの最終日だからね。皆そっちに言ってるんだと思う。後でドッと来るかも知れないけど」
今日のメイクイーンは席がまばら。フェイリスも暇らしいので席に座って話を聞いていた。
フェイリス「萌郁さんって不思議な人。イメージが固まらないよ」
岡部「ああ見えて”片付けられない女”だったりするのかもな。部屋には酒のビンが転がっていたり」
フェイリス「あはは、ありそう。おっと、悪口になっちゃうのかな」
岡部「気にするな。また何かあったら連絡する」
フェイリスから提供されたコーヒーをクイッと煽り、ラボへと向かった。
ラボの鍵はしまったままだった。
岡部「紅莉栖は・・・まだ来てないのか」
鍵を開けて中に入ったが、やはり誰もいなかった。恐る恐るシャワールームにも近づく。
岡部「シャワールーム・・・にもいないな」
いつもなら昼すぎには来ていたはず。何か都合でもあって遅れているのかもしれない。
冷蔵庫からドクターペッパーを取り出し、ソファーに座る。
岡部「・・・結婚・・・か・・・」
実感なんてわくはずもない。なにしろ5年後だ。
岡部「24歳・・・俺は何をやっているんだろうな」
大学を卒業して2年。普通に会社勤めが関の山だろう。
岡部「大学を卒業後、一般企業に入社する狂気のマッドサイエンティストだと。笑わせる」
支援
ほ
今24だが未だにフリーターwww
もうね、オカリンさっさと就職しろって
過去の俺に言ってほしいわ
狂気のマッドサイエンティスト。久々に言った気がする。
人の命、ましてや自分の命を救うために動き回るマッドサイエンティストがどこにいるものか。
岡部「鳳凰院凶真・・・か。我ながらよくもこんな名前を思いついたものだ」
この名をつい先日まで普通に名乗っていた。今に思えばなんと痛々しいことか。
岡部「10年も経てば笑い話に昇華できるのだろうか」
―――鳳凰院凶真。貴様の使命は終了、その名とはお別れだ。エル・プサイ・コングルゥ―――
口の中で小さく呟く。
岡部「俺は、岡部倫太郎だ。それ以外の名前などない」
岡部「・・・俺から・・・プロポーズ・・・か」
牧瀬紅莉栖。
サイエンス誌に論文が載るほどの天才少女。誰よりも実験が大好きな18歳。
蛇をも殺せそうな、鋭い眼光。
だが、まゆりを救うために、一緒になって戦ってくれた。
気付けば紅莉栖を目で追ったりしていた。紅莉栖のする仕草一つ一つが愛らしく見えた。
紅莉栖がラボに来るのが待ち遠しかった。
多分、俺は、紅莉栖のことが――――――
♪
件名:ごめん
あした、ジュネーブに行くことになったの。
ほとんどお休みがなくなっちゃうから、もう日本には来れないと思う。
もう会えなくなっちゃうけど。死ぬよりはマシなのかもね。
ごめんね。さようなら。
初めて会った時から好きでした。
紅莉栖
やっと自覚したかwww
原作の文章かと思ったら微妙に違ってた
助手の容姿・能力でこの口調
破壊力が半端ない
読ませるなあ
ここは静かに見守りたい気分です
よくここから結婚まで持っていけたなオカリン
俺はラボを飛び出していた。
岡部「くそっ・・・なんでだよ・・・!どうして・・・!」
紅莉栖の泊まるホテルに連絡をしたものの、外出中らしく応答がなかったとのこと。
ラボメンに連絡を取ってみたが、誰も居場所を知らない。
岡部「昨日まではあんなにニコニコしてただろ・・・『また明日来る』って言ってただろ!」
電話が鳴った。
岡部「もしもし!紅莉栖か!?どこにいる!?」
フェイリス「あ、秋葉です。ごめん、急いでた?」
岡部「あ・・・いや、いい。バイト終わりか?」
フェイリス「うん。今留守電を聞いたんだけど、紅莉栖さんがいなくなったってどういうこと?」
岡部「さっきメールがあって、明日ジュネーブに行ってしまうらしい。もう日本にはもどって来れないと・・・」
フェイリス「ええっ!じゃあ岡部さんとの結婚の話も・・・」
岡部「無かったことになるかもしれない。だが死ぬ運命は覆る訳ではないということを伝えていなかったのだ・・・」
フェイリス「それじゃ、二人は離れ離れになった上に死んじゃうってこと?そんなの最悪だよ!」
岡部「ああ、優しさのつもりだった。こんなことになるなんて思ってもいなかった!」
フェイリス「・・・わかった。私まだ店にいるから、お客さんに聞いてみるよ」
岡部「すまない。助かる」
フェイリス「いいのいいの。謝るなんて凶真らしくないよ!で、どんな服装だったかわかる?」
岡部「服装か・・・そういえば日本にいるときはあの服を着てるって言ってたから、昨日と同じだ。」
フェイリス「あれって確か菖蒲院の制服だね、見覚えある。わかった。聞いてみる!なんか分かったら連絡するから!」
話は出来てるようなので支援
手当たり次第に近辺を探してみるものの、紅莉栖は見つからなかった。携帯の時計を見る。
岡部「7時か・・・」
紅莉栖は明日の早朝には空港へ向かってしまうだろう。残された時間は少ない。
アメリカに帰るのは仕方がないことだ。だが・・・だがせめて俺の気持ちを―――
電話が鳴る。フェイリスからだ。
岡部「もしもし!」
フェイリス「凶真!見かけたって人がいたよ!」
岡部「よくやった!どこにいた!?」
フェイリス「その人かどうかははっきりと分からないけど、ラジ館に入ってくのを見たって!」
岡部「ラジ館・・・そうか、忘れていた」
フェイリス「なんか悲しそうな顔で俯いて入っていったらしいから、紅莉栖さんで間違いないかも!」
予想がつかん
紫炎
だいぶ声とかが想像しやすくなってきた
支援
岡部「紅莉栖!」
屋上のドアを力強く開けると、そこに紅莉栖はいた。
壁にめり込んだタイムマシンの方を向いて腰を下ろしていた。
紅莉栖「・・・なんでここだって分かったの?」
岡部「フ・・・フゥーハハハ!お前は俺の助手だ!助手の居場所など人に聞かずともわかるのだ!」
紅莉栖「・・・うふふ、その口調久々に聞いた気がする」
岡部「・・・隣、いいか」
紅莉栖の隣に腰掛ける。
数分の沈黙の後、紅莉栖が口を開いた。
紅莉栖「昨日ね、ジュネーブにある研究所の人からスカウトされたの」
岡部「ジュネーブ・・・スイスだったか?」
紅莉栖「うん、昨日お食事会に行ったときにその人が来ててね、『ぜひうちに来て欲しい』って言われて」
紅莉栖は空を見上げる。
紅莉栖「でもね、そこってとーっても忙しくて、連休なんて絶対取れないんだって」
岡部「・・・そういうことか」
紅莉栖「君の専門分野とは少し違うが、来てくれるなら連絡をくれ。って言って昨日は別れたの」
岡部「で、今日『行く』と返事したのか」
紅莉栖「・・・うん。その人と会って話してたらラボに行く時間が無くなったの。ごめんね」
岡部「・・・」
目の前に突き刺さっている”OC204”を見て、紅莉栖がつぶやいた。
紅莉栖「これって、タイムマシンなんだよね」
岡部「ああ、鈴羽が乗ってきたものだ。派手に破壊したものだ」
紅莉栖「故障中なんだっけ?」
岡部「なんか外壁が割れた、とか言っていたな。修理代捻出の為にブラウン管工房でバイト中だそうだ」
紅莉栖「・・・これに乗ったら、あの日、紅莉栖と岡部が出会わないように仕向けることも可能だったんだよね」
岡部「っ!!どういうこ・・・!」
ポタリ。
紅莉栖の瞳から、一粒、涙が零れ落ちた。紅莉栖はそれを隠すように立ち上がった。
岡部「紅莉・・・栖・・・」
はやく・・・し・・・・て・・・・・・・・・zzzzzzz
紅莉栖「・・・だってね、好きになっちゃった人がいるのに、どうあがいても二人とも死んじゃうんだよ・・・?」
岡部「な・・・!知っていたのか・・・」
紅莉栖「鈴羽さんが言ってたもん。『小さな違いがあっても世界は収束して一本の束になる』って」
岡部「あ・・・!」
紅莉栖「だったらね、岡部となんて、出会いたくなかった。そうしたら、一人で死ねたかもしれないんだもん」
紅莉栖は知っていた。全てを見透かしていた。
2015年12月30日、飛行機に乗るのを回避したところで。
二人は”別の理由により”必ず死ぬ。
その事を。
口調はまゆしぃなのにやっぱり中身は紅莉栖なんだなぁ
保
紅莉栖「・・・岡部はね、紅莉栖の事なんか忘れて、萌郁さんと一緒になったほうがいいと思うのです」
岡部「は・・・はァ!?何故ここで萌郁の名前が出てくる!?」
紅莉栖「・・・こないだね、月曜日だったかな。・・・岡部と萌郁さんが肩を組んでどっかに歩いてくのを見ちゃったの」
岡部「いや、そんな記憶は無・・・あ・・・!」
―――俺はお前の家に拉致されたのか?―――
―――ええ、うちで2次会―――
岡部「あのすしメールは、こんな所に繋がっていたのか・・・ハハ・・・」
全身から力が抜けた。呆れて。
岡部「紅莉栖、勘違いも甚だしい。こういうのも悪いが、萌郁だけは御免だ」
紅莉栖「え?でも二人楽しそうに歩いてたんだよ?もしかしたら、そういうことなのかなーって思っちゃって」
岡部「どこをどう見たらそうなるのだ!俺は酔っ払った萌郁を家まで運んでいただけだ!多分!」
紅莉栖「あ・・・あれ・・・?えへへ・・・」
岡部「・・・それにだな」
紅莉栖「んー?」
岡部「俺だって・・・お前の事が・・・」
汗が止まらない。心臓が破裂しそうだ。目の焦点が合わない。わずかばかりの勇気が汗と共に流れ落ちていく、そんな気がした。
だが、今言わなければ、もう2度と言えないのかも知れない。
岡部「俺だって、お前のことが、好きだ!好きなんだ!」
CERNってジュネーブ郊外にあるんじゃないっけ?
紅莉栖「えっ・・・」
岡部「お前が好きだってことに今日気付いた!俺は鈍感だった!気付かぬうちに紅莉栖を傷つけていた!」
紅莉栖「岡・・・部・・・」
岡部「許してくれ!そしてスイスに行くなんて言わないでくれ!お前のいない世界なんて必要ない!」
紅莉栖は俺に背中を向け、数歩前へ進む。
紅莉栖「うふふー、その言葉・・・できればもっと早く聞きたかったなー。・・・でもね、もう決まっちゃったの」
岡部「もう・・・取り消せないのか・・・」
紅莉栖「うん、契約もしちゃったし、不履行は許されない、って念も押されちゃったの。だから、無理」
岡部「じゃあ・・・じゃあせめて連絡先だけでも教えてくれ!お前に会いにスイスまで行く!バイトだっていくらでもする!」
紅莉栖「だから、それもできないの!もう、会うこともできないんだよ・・・」
岡部「な・・・なんで・・・だよ・・・」
紅莉栖「『過去に会った人全てとの親交を断絶すること』 それも、条件なの」
騙されて契約したのか?
岡部「なんだよそれ・・・なんだよその契約は・・・」
紅莉栖「紅莉栖もそう思ったんだよ。知らない土地で、オカリンたちやママにも会えなくなる。びっくりしたんだよ」
岡部「なんで・・・なんでそんな契約にサインしたんだよ!もう会えないって何だよ!おかしいだろ!」
紅莉栖「未練を断ち切りたかったの!」
突然の大声に、思わず身が竦む。
だがその声は涙で滲んでいた。
紅莉栖「ここに行けば、岡部への気持ちも断ち切れるかと思ったの!だから今日だって誰にも会いたくなかったんだよ・・・」
岡部「そんな・・・俺は・・・」
紅莉栖がこちらを振り向く。
もう涙を隠そうともしない。両頬から涙が流れている。
紅莉栖「なんで・・・なんで岡部は私に会いに来ちゃったの?」
岡部「それは・・・俺のお前への気持ちが伝えたくて・・・」
紅莉栖「岡部の気持ちも聞かされちゃったんだよ?紅莉栖はどうやって岡部のこと忘れればいいの・・・?」
>>249
ますます闇の組織じゃないか
紅莉栖「月曜日、岡部が萌郁さんと一緒に歩いてるのを見てね、ショックだったの」
気持ちが落ち着いた紅莉栖は、フェンスに腕をかけて夜景を見下ろしていた。
紅莉栖「ホテルに戻っても、そのことばかり気になってね、なんでこんなにショックなんだろ?って思ったの」
紅莉栖は微笑む。俺にはその無理に微笑んだ横顔を見ることができなかった。
紅莉栖「その時に初めて気付いたの。私、岡部のこと、好きなんだーって。」
岡部「・・・だが、メールには一目ぼれみたいなことが書いてあったが」
紅莉栖「初めて会った時、岡部達と別れてもなんかモヤモヤしててね。今になって、あ、あれは一目ぼれだったんだー、って気付いたの」
紅莉栖「えへへー、紅莉栖も結構鈍感だったかも。自分の気持ちに気付けなかったんだし」
岡部「紅莉栖・・・」
紅莉栖「5年も経つうちに、岡部のこと忘れられるかな?死んじゃったら紅莉栖の心はどうなっちゃうのかなー?なんてね」
岡部「・・・紅莉栖ッ!」
この契約がSERNの指令でないことを祈るよ
くりしぃは悲しいのです・・・
俺は紅莉栖を後ろから抱きしめていた。
紅莉栖「ふわ!?岡部?ど、どうしたの?」
突然の出来事に慌てふためく紅莉栖。
だが俺は離さない。
力強く抱きしめる。
岡部「・・・すまない・・・」
紅莉栖「お、岡部・・・泣い・・・」
岡部「全て俺の責任だ。許してもらおうなんて思っていない。だが、謝らせてくれ・・・俺の気がすむまで・・・」
数分の沈黙。俺は力を緩めると、紅莉栖はゆっくりとこちらへ振り返った。
紅莉栖「・・・ねえ岡部、Dメール、送ろ?」
岡部「! そうか・・・。7月28日にDメールを送れば俺とお前を出会わなくする事だって・・・」
紅莉栖「駄目だよー。それじゃ5年後に死ぬことだって回避できないよー」
岡部「そ、そうか・・・」
紅莉栖「それに・・・紅莉栖が岡部のことを知らないなんて、そんなの悲しいのです・・・」
岡部「じゃあ、どうすればいい?」
紅莉栖「簡単だよー。すしメールを回避すればいいの」
岡部「あっ」
紅莉栖「そうすればね、岡部は萌郁さんに会わないし、紅莉栖は勘違いもしないし、元の世界線に戻れると思うよー」
岡部「そうだよな・・・根本的なことをすっかり忘れていた」
紅莉栖「ドジッ娘さぁーん♪」ポコポコ
岡部「こ、こら、何をする」
ようやく二人に笑顔が戻った。
ドジッ娘さぁーん♪が全く想像できないのに不意打ちで可愛すぎる
ドジッ娘さぁーん♪がかわいい
我々にも笑顔が戻った
紅莉栖「それじゃ紅莉栖はホテルに帰るのです」
岡部「なに?ラボには来ないのか?」
紅莉栖「明日にはスイスに飛び立たなきゃいけないので、用意しないとねー」
岡部「準備って・・・Dメールを送ってしまえば全て無かったことになるのだぞ」
紅莉栖「本当にそう言い切れるの?」
紅莉栖の目つきが鋭くなった。 ―――本家の眼光には到底適わないが―――
思わず反射的に身じろぐ。
紅莉栖「別の世界線に移動したのがわかるのは岡部だけなんだよ?」
岡部「い、いやしかし、鈴羽もそう言っていたのだが・・・」
紅莉栖「阿万音さんだって実際に見たわけじゃないもん。確証はないんだよー」
岡部「だ、だが・・・」
紅莉栖「これはね、紅莉栖自身の気持ちの問題なの」
紅莉栖「もしもね、岡部がDメールでビューンって飛んでいって、岡部そのものが存在しない世界になっちゃうとしたら」
岡部「そ、その考え方はいかがなものか」
起きてて良かった
もしも世界線がすれ違ったらかなしぃは紅莉栖なのです
紅莉栖「だからもしもの話だってばー。それで、世界で岡部の事を知ってるのが紅莉栖だけになったら紅莉栖はとっても悲しいんだよ?」
岡部「あ、ああ・・・」
紅莉栖「その未練を断ち切るためにも、紅莉栖は明日の準備に入るのです。それじゃ、バイバイ」
紅莉栖は踵を返し、出入り口の方へ向かう。
岡部「お、おい!待て!そんなアッサリした別れ方があるか!」
紅莉栖「お願いだからもう忘れさせてよ!」
紅莉栖「もう声も聞きたくないし顔も見たくないの!お願いだからもうこれ以上苦しませないで!!」
岡部「・・・」
俺はもう何も言えない。紅莉栖はまた歩みを進めていたが、数歩歩いたところではたと止まった。
紅莉栖「ごめんね。最後に言わせて欲しいな」
紅莉栖「さっきの告白、嬉しかった。元の世界線に戻ったらまた私に言ってみて。絶対喜ぶはずだよ」
また歩き出す。もう紅莉栖の姿は見えない。
俺はもうその場から動くことすらできなかった。足の動かし方を忘れてしまったかのように。
支援
>>186
やっぱそうなんかねえ
そうするとよんどしーさんはしょっちゅう目眩起こしてそうだな
そして、少し離れた千葉でも一人の少女がRSを発動している事だろう
オカリンが幸せになる世界線はまだかッ!
8時。
どうやってラボに帰ってきたのかも覚えていない。
ソファーに力なく横たわり、紅莉栖との会話を思い返していた。
―――昨日ね、ジュネーブにある研究所の人からスカウトされたの―――
―――でもね、そこってとーっても忙しくて、連休なんて絶対取れないんだって―――
―――君の専門分野とは少し違うが、来てくれるなら連絡をくれ。って言って昨日は別れたの―――
―――『過去に会った人全てとの親交を断絶すること』 それも、条件なの―――
俺は勢いよく立ち上がり、PCの電源を入れた。
岡部「連休が無いほど忙しい?親交を断絶?そんな研究所なんて存在するものか!」
検索エンジンを開き、検索ワードを入力する。
その結果に、俺は崩れ落ちるように膝をついた。
「・・・ジュネーブ・・・」
"SERN 所在地” の検索結果 約 57,200 件
俺の助手がこんなアホなわけがない
―――『過去に会った人全てとの親交を断絶すること』 それも、条件なの―――
―――牧瀬紅莉栖の母親に、二人で結婚のご挨拶に向かう途中だったそうです―――
―――近年航空機での大規模な死亡事故などあまり耳にしないしな―――
そうか。
そういうことか。
すべてが一本の線となった。
牧瀬紅莉栖が自らの意思でSERNに加入するのは決定事項だった
鈴羽は、SERNの存在を否定してはいなかった。存在を知らなかっただけだったのかもしれない
ダルは、極秘にタイムマシンを開発していた。だが2036年の完成と同時にマスコミに発表
鈴羽「もしもし、岡部さん?どうしたんですか?」
岡部「・・・鈴羽、強く生きろ。この先何があっても負けてはならない。いいな。それが伝えたかっただけだ」
鈴羽「え?え?それってどうい―――」
ほ
翌日。フェイリスだけをラボに呼んだ。
フェイリス「・・・Dメール、送るの?」
岡部「ああ、文面はもう考えてる」
本文
出かけるな飯は我慢しろ
岡部「こんな世界線・・・存在してはいけないんだ・・・絶対に」
フェイリス「凶真、しっかりして」
俺は送信ボタンに親指をかける。
そして、親指に力を込めた。
「っ―――!」
立ちくらみにも似た感覚。体全体が揺れている感覚。
岡部「んがっ!」
未だ体は揺れる。視界は遮られている。
なにやら英語で警告音のようなものが鳴っている。
体の自由が利かない。拘束具のようなもので体を抑え付けられているのか。
そうか、俺はSERNに捕らえられたのか。これから拷問が始まる、といったところだろう。
俺はもはや抵抗する気も起きない。
拷問を受けるだけのことはした。何をされようと全てを受け入れる覚悟だ。
こんな人生に未練は無い。煮るなり焼くなり好きにし―――
「倫くん、倫くんってば」
しえ
投下スピードどうにかならんか…眠い
右のほうから女の声がする。誰の声だろう。聞いたことがある。
倫くんだと?聞き慣れない呼ばれ方だ。
視線を向けたいが、あいにく視界は遮られている。拘束具のせいで手も動かせ―――
動いた。縛られたりはしていない。
むしろ、肩から腰にかけて1本のロープがかかっているだけのようだ
目に被せられたアイマスクを恐る恐る外す。
一人の女が心配そうに顔を覗き込んでいる。
この顔には見覚えがある。誰だったか。
記憶内の人物ファイルを一生懸命めくる。
数秒で一人の人物と照合ができた。
岡部「牧瀬・・・紅莉栖・・・?」
てかすしメールだけじゃ
何で性格かわったのかわからん
紅莉栖「どうしたのいきなり。すごい汗かいてる。」
岡部「どうしてここに・・・お前はジュネーブ行きの飛行機に乗るためにホテルへ帰ったのでは・・・?」
紅莉栖「・・・また、夢を見てたのね」
岡部「ゆ、ゆ・・・め・・・?あれが、全部、夢?」
紅莉栖「そう、あなたが見てたのは夢。今見てるこの世界が現実よ」
岡部「・・・な・・・」
未だ状況が飲み込めず周りをせわしなく見渡す。
やけに狭い空間にイスが規則正しく並ぶ。
これは・・・飛行機?
だが何故俺まで一緒に乗っているのだ?そもそも今は何日だ?
紅莉栖「大丈夫」
紅莉栖は汗ばんだ俺の手をとり、両手で包み込んで、俺の目を見ながらやさしく微笑んだ。
紅莉栖「ここはあなたが私を助けてくれた世界。怖いものなんて何も無いの。だから、安心して」
助手の口から倫くんだなんて…
萌え禿げる
カンボジアから支援
2010年9月。
俺は紅莉栖と再会して間もなく精神病院へ入院した。
睡眠不足。睡眠時の脳波の異常。重度の錯乱状態。睡眠薬による自殺未遂にまで達していた。
入院中、紅莉栖は付きっ切り、とまではいかないものの、時間を見つけてはおれの看病をしてくれた。
医者が言うには、この日を境に数値が劇的に安定したらしい。
紅莉栖「やっぱ、私のせいなのかな・・・岡部さんが私を庇ってくれたせいで・・・」
俺は泣きそうになる紅莉栖をなだめ、俺は今までに経験したこと全てを話した。
最初は信用されるはずもなかったが、紅莉栖の今欲しいものを言い当てると、動揺しながらもすんなり信用してくれた。
紅莉栖「ラジ館での岡部さんの言動がやっと理解できた。そういうことだったんだ・・・私の命の為に、ここまで・・・」
こうして、俺と紅莉栖の付き合いは始まった。
ちなみに卒業は1年延びた。
安心と信頼のマイフォーク
支援ぬ
紅莉栖「・・・へぇ。また変わった夢を見たわね」
岡部「ああ・・・今までとは違う辛さだった。夢であってくれて良かったと心から思った」
紅莉栖「最初は面白い夢かと思ったのにね」
岡部「・・・お前がいなくなる世界など考えたくもない」
紅莉栖「ば、ばか。急にどうしたのよ」
岡部「お前は、俺の命の恩人だ。俺には、紅莉栖が必要なんだ」
紅莉栖は目を丸くする。
しかし怒ったりはしない。
紅莉栖「私にとってもそうよ」
フフッ、と微かに笑い、さきほど見せた微笑を繰り返した。
紅莉栖「あなたは私の命の恩人。あなたのいない世界なんて、考えたくない」
助手かわいい支援
紅莉栖が愛しすぎて生きるのが切ない
もう眠いけど最後まで見るよ
助手ウウウウウウウウウワアアアアア!!
がんばって書いてくれ
―――紅莉栖、そろそろ、俺を「岡部」と呼ぶのはやめにしないか―――
―――・・・? なんで?―――
―――ほら、もう付き合って4年になるだろう?もうちょっと親しみやすい呼び方をだな―――
―――でも、「さん付けはいい。岡部で構わん」って言い出したのはあなたじゃない―――
―――い、いや、その、つまりだな・・・―――
―――何?はっきり言ってよ―――
―――お前にも、岡部性を、名乗って欲しい―――
―――・・・それって、もしかして―――
―――い、いや、今すぐって訳では無いぞ?お前の気が向いたらでいいのだ!返事は来月でも来年でも・・・―――
―――・・・うふふ。慌て過ぎ。・・・でも・・・すごく嬉しい。グスッ―――
―――お、おお・・・―――
―――・・・岡部倫太郎さん。私を、幸せにしてください―――
―――ああ、約束はできない。だが善処はする―――
―――くす。何よそれ男らしくない。そうだ、呼び方は「倫くん」でいい?―――
―――なっ!倫くん、だと!?・・・むむむ、まあ、それがいいというなら構わないが・・・―――
うわああああああ支援んんん
かわええのう…
もうだめぽ・・・おやすみ・・・。。。
「現在、乱気流が発生しています。ご着席のうえ、シートベルトを着用してください」
揺れる機内、英語のアナウンスが繰り返して流れる。
紅莉栖「それにしてもママったら、倫くんのことすっかり気に入っちゃったみたい」
岡部「あ、ああ。あそこまで根掘り葉掘り色々なことを聞かれたのは初めてだ」
紅莉栖「ママ、変な人ばかり好きになっちゃうんだから」
岡部「どういう意味だそれは」
紅莉栖「わたしもそこはしっかり受け継いじゃったのかな」
岡部「む・・・いやいや、だからどういう意味だそれは」
紅莉栖「うふふ、怒らないの。飛行機では静かにするのがマナーよ」
岡部「く・・・口論で勝てる気がしない」
紅莉栖「そういうこと。喧嘩はしないようにしましょうね」
おいやめろ
伏線だらけでどう考えても絶望しかないのに無駄にほっこりするバッドエンドだったわ
やめてくれ…
幸せになってくれ助手よ…
岡部「ドレス、ママさんがデザインしてくれるんだってな」
紅莉栖「そう。すっかり張り切っちゃって。2ヶ月くらいかかるって」
岡部「俺らも帰ったら、やることが沢山だな。」
紅莉栖「そうね。そろそろ式場探し、招待状も準備しなきゃ」
岡部「あれこれ考えすぎて寝不足が続くかもしれないな」
紅莉栖「だーめ。倫くんはちゃんと寝ないと。また入院する羽目になっちゃうわよ」
岡部「・・・いつも、すまない」
紅莉栖「いいの。夫を支えるのが妻の役目だもの。予行練習よ」
岡部「そういえばダルの所も順調だそうだ。あいつらも結婚はそう遠くないかもな」
紅莉栖「由季さんだっけ。あの人も変わり者よね。私と同じ血が流れてるかも」
岡部「だ・か・ら・・・それはど」
紅莉栖「はいはい静かに。怒られちゃうから」
―――機内正面。電光掲示板に表示された案内板。
American International Air-line No.813
to: New york for:Tokyo,Japan
―――そして、下部にはオレンジ色のLEDで現在時刻が表示されていた。
1/2/2016 02:35
-fin-
終わり・・・?
結局すしってなんやねん
バタフライエフェクトとかその範疇越えてね
初SS終了。時間かかりすぎだろ常考
>>299
性別も変わるくらいだし、アリかな?と思ったんだけど・・・ナシ?
>>299
確かに
皆の性格が入れ替わる要素がないよな
>>300
基本的にDメールの影響が出るのは
Dメールを送った後からなので
全員の性格が変わるようなことはまずない
バタフライ・エフェクトって言っても納得いく過程がないと納得できんぞ
面白かった!
紅莉栖とオカリンの人物描写がよかったわぁ
だけどただ一つ
「すし」の真相を暴いてください。それだけが私の望みです
厳しい意見㌧
もう少しシュタゲの知識を身に付けてから書くべきだったな
次回やる気が起きたら気をつける
本当は、フェイリス主役編と助手デレ編の2つやるつもりだったけど、時間無くてミックスしたらこうなったんだ・・・。
寿司は美味い、それだけだ
とにかく>>1乙
よかった・・・墜落事故で亡くなる岡部夫妻はいなかったんだね
助手かわいすぎた超乙
ボリュームも内容も良かったと思う
オチがわかりづらいが読み直したらわかった
とりあえず助手デレが見れただけで満足だった
まゆしぃをまっちょしぃに変えてしまうくらいな馬鹿展開なら多少の矛盾は無視されるんだがな
>>304
すずは と打とうとして、すし でまちがえて途中送信したらどうなるか?が発端だった
特に意味は無い
乙
くりすちゃんかわいいお
助手が可愛すぎて俺がヤバいwww
>>1乙www
おもしろかった!おつ!
ごめんね。助手スキーだから助手推しすぎてごめんね
まゆしぃ空気でごめんね
「実は岡部とフェイリスも入れ替わってる」って設定があったのにつかわなくてごめんね
ほとんど書き溜めなのに9時間もかかってごめんね
なんて書こうか一番悩んだのが>>78なのもごめんね
セリフ以外の部分がしっかり書かれてるSSってのも珍しかったな
乙でした
このSSはバタエフ云々でなくて人間関係を楽しむものでしょ
二次創作で、しかもラブコメをメインでやろうとしてる話にまでSF考証を無理に義務化しなくてもいいと思う
そりゃ原作ではSF考証が大事な要素だったから二次創作でも求められやすいんだろうけど
どもあれ>>1乙
文書く練習とかしてるん?
オカリンとフェイリスが入れ替わってたの?るか子じゃないの?
>>318
「あったのにつかわなくて」
>>319
ああ なるほど トンクス
>>1超乙
しっかりした文章でおもしろかったし4年後の嫁助手かわいすぎだお
読み終わった
入れ替わりになった原因がDメールなら皆が生まれる前くらいに飛ばしてないと
無理かなぁとか思った
ストーリーもよくて入れ替わりもネタとして面白かった
孤独の観測乙
いいシュタゲSSが増え、シリアスなのも増え、
もう満足だね、まゆしぃが人質じゃなくても……
>>1乙
まゆしぃと助手の性格を逆にして本編やってみたい
面白かったぜ
乙
まゆり「・・・・・・・・・。」
岡部「なんだ、まゆり。その雷ネットのカプセルトイに興味があるのか?」
まゆり「ち、ちがっ。そんな訳ないから!別にうーぱ可愛いなとか思ってないから!
これはその・・・ただの興味と言うか、こういうのって珍しいからついつい見ちゃってただけと言うか・・・。」
岡部「そうか。まぁそんなに興味があるなら1回くらいやってみたらどうだ?」
まゆり「別にそこまで興味がある訳じゃないけど・・・今は100円玉切らしちゃってて・・・」
岡部「ならばこの鳳凰院凶真がその行を引き受けてやろう。」
ガシャッ
岡部「なんだこれは。塗装がされていないではないか。」
まゆり「それは・・・めたるうーぱ!多くのコレクター欲して止まないレア物の!」
岡部「ほう、随分と詳しいようだな。」
まゆり「あっ、その、こ、これは友達から聞いただけであって私がそれを欲しがってるって訳じゃ」
岡部「ならこれはお前にくれてやろう。」
まゆり「えっ・・・・・・本当に?良いの?べ、別に私は欲しくなんかないけど」
岡部「ならその友達とやらに渡せば良い。それはもうお前の物だ。どうするかはお前が決めろ。」
まゆり「・・・・・・ありがと」
こんなまゆりも見てみたい。
>>326
性格シャッフルは色々できて可能性が広がるな
乙
しかしこの手の設定は夢が広がるな…
乙
助手がかわいくて世界がヤバイ
ho
さすがに矛盾ありすぎて
筆者は間違いなくアニメから入って理解できてないにわか
>>332
「そんなことはどうでもいい!」
わかったか?わかったらシュタゲSSを書け
理解しないでこういうの書いちゃうと作品をけなしてるようなもんだよ
お前らSSに求めすぎ
SSスレは完結したらなるべく早めに退散した方がいいよ
自分じゃなにもできない奴が文句つけて悦に浸りにくるだけだから
もうやめて!>>1のライフは0よ!
この世界線のDメールは送られた以前にも作用し、さらにラボメンのみに作用させることが出来るなんて…すごいなぁ
>>1「まとめサイトのるかなぁwwwwふひっwwww」
こんな世界線もおもしろいねー()棒
何度でも、何度でも書いてくれ。
お前を見ているぞ>>1
見てるよ、絶対見てるよ!
<●><●>
その目
俺の目
(ドヤァ
()
え?
ageんな
こんな駄スレさっさと落とせ
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません