早く

続けて

幼「…！」
　　「ごめんなさい…」

男「いいんだ」
　　「それより幼のお父さんとお母さんは？」

幼「…離婚したわ、今は母親と一緒に暮らしてる」

男「…ごめん」

幼「いいの…」

続けろください

男「…」

幼「…」

男「幼、どの辺に住んでるんだ？」

幼「○○の方」
　　「10年前と大体同じよ？」

男「そうか…」

幼「一緒に行ってみない？」
　　「まだ、公園はあるんでしょ？」

男「最近は行ってないから分からないな」

幼「そう」

男「…行ってみようか」

幼「そうね」

男「…」

幼「…」
　　「公園無いね」

男「そうだな」
　　「ビルになってる」

幼「帰ろう、男」

男「そうだな」

男「世の中こんなもんだ」

幼「そう…かもね」

男「…」

幼「…」

男「それで、クラスは？」

幼「2組よ」

男「隣のクラスだね」
　　「俺は1組だ」

幼「そうね」

男「でも、少しは近づいたかな…」

男「じゃあ、また明日」

幼「ええ」

男「…」

あぁ、幼女じゃ無くて幼馴染だったのねやって気付いた

>>12
お前のおかげで俺も気付いた

男「…もう3年か」
　　「早いな…」
　　「……飯を食うか」

──────

幼「ただいま」

幼母「おかえり、遅かったのね？」

幼「男君に会った」

幼母「そう、元気だった？」

幼「元気じゃなかった」

世の中世知辛ぇな

男「おはよう、幼」

幼「おはよう」
　　「昨日」

男「昨日？」

幼「昨日、元気が無かった」
　　「今日も元気が無い…」

男「そんなことないよ」

幼「そうかな…？」

男「じゃあ」

幼「…男君」

男「男で良いよ」

幼「一緒に帰りもいいかな？」

男「いいよ」

支援

昼

男「…」

クラスメイト「でさー…」ｶﾞﾔｶﾞﾔ
　　　　　　　「うんうん、わかるわかる！」ｶﾞﾔｶﾞﾔ

男「…」
　　（うるさいな…）

モブ1「男はどう思う！？」

男「俺はいいと思うよ？」ﾆｺ

モブ1「だよなー、さすが話が分かる！」

男「…」ｽ

男「…」ｶﾂｶﾂ
　　（うるさい奴らだ…　そんなことどうだっていじゃないか…）
　　（……今日は曇ってる…）

男「明日は晴れるかな…？」

幼「明日も曇りだって」

男「…幼か…」

幼「男、元気無いよ？」

男「…そんなことないよ」

幼「嘘」
　　「ずっと会ってなかったけどそのくらい分かるわ…」

男「…」

幼「何かあったら相談して？」

男「…ありがとう」

期待

幼が元気にさせるわけですね
ベルト緩めるか

帰り道

男「……」

幼「…」

男「10年前のことって覚えてる？」

幼「10年前？」
　　「あんまり覚えてないな…」

そう、あの時までは…

>>23
そっち元気にさせてどーすんだ

男「10年前は良かった」

幼「…」

男「まだ公園もあった…」

幼「そうね…」

男「それに…」

幼「それに？」

男「………」
　　「…この話は止めよう」

幼「？」
　　「どうしたの？」

男「何でもないよ」

幼女･･･だと！？

幼「変だよ、男…」

男「そんなことは無い」

幼「だって…」
　　「私、心配なの…」
　　「男が笑ってる所まだ見てない…」

幼「…」

男「…」
　　「大丈夫」ﾆｺ

幼「…」

幼「…お母さん、10年前って」

幼母「…」

幼「何で引っ越したんだっけ？」

幼母「どうしたの急に…？」

支援

幼「…その、男がね…」
　　「…えと」

幼母「男君が？」

幼「10年前のこと…」

幼母「…！」

幼「話……たがらなかった…から」
　　「どうしたのそんなに驚いて？」

幼母「な、何でもないの…」

幼「？」

幼母「えと…　何で引っ越したのかだっけ？」

幼「そう…　だけど…」

幼母「それは…　お父さんの仕事の都合よ」

幼「…あの人、今は何してるの？」

幼母「あの人、なんて言い方良くないわ」

幼「だって…」

幼母「…もう夕食にしましょう？　ね？」

幼「…うん」

続けろください

男「…」
　　「月が出てないな…」
　　「雲が厚いのかな…？」

男「確か…3年前も…」
　　「………」
　　「…寝よう」

幼「ねぇ、お母さん？」

幼母「ん？」

幼「今度、男を夕飯に誘って良い？」

幼母「！」
　　　「そ、それは…」

なんだ男と幼母ができてたのか

幼「どうしたの？」

幼母「でも、男君も家で家族と食べたいんじゃないの？」

幼「お母さん、男のご両親は…」
　　「亡くなってるのよ？」

幼母「え？」

幼「知らなかったの？」

幼母「そ、そうだったの…」

幼「？　お母さん？」

幼母「…ごめんなさい、ちょっと気分が良くないの」
　　　「また今度話しましょう？」

幼「う、うん…」

幼「お母さん…　変だったな…」
　　「…何だったんだろう……」

しえん

考えてみたら支援に回るのも久しぶりな気がする

男「………」ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ

幼「男、おはよう！」

男「幼か…　おはよう」

幼「やっぱり元気ないなぁ…」

しえん

シエンタ

おもろいぞ

男「…」

幼「でね…昨日お母さんに話をしたんだけど…」
　　「何か変で…」

男「…」
　　「……」
　　「………やっぱりそうか」

幼「男…？」

急げ

支援

幼「…」

幼友「幼さんっ！」

幼「あ、ええと、幼友さん？」

幼友「今日カラオケに行かない？」

幼「え…」
　　（今日も男と一緒に帰る約束してたんだけど…）
　　「う、うん大丈夫だよ！　行こう」
　　（後で連絡しておこう）

支援

男「…………」ｶﾞｻｺﾞｿ
　「──────────やっぱりそうだったんだ…」
　　「…………そうか」

─────────

幼「………」ﾂｰﾂｰﾂｰ
　　（繋がらないな…）
　　（どうしたんだろ、男…）

幼「ただいま」

幼母「お帰り、幼」

幼「今日ね、クラスの幼友ちゃんと───」
　　「それでね───」

幼母「そう、良かったわね」ﾆｺ

幼（あれ、いつものお母さんに戻ってる）

支援

幼「そうだ、男に電話しなきゃ！」ﾄﾃﾄﾃ

幼母「…」


幼「………」ﾂｰﾂｰﾂｰ
　　「やっぱり繋がらない…」
　　「どうしたんだろ男？」

支援

次の日の朝

幼「ふぁぁぁ…結局繋がらなかった…」
　　「…」

幼母「おはよう、幼」

幼「おはよう、お母さん」
　　「昨日ね、男に電話したんだけど……」
　　「……何か変だよね？」

幼母「そ、そんな時もあるわよ」
　　　「あんまり、男君を困らせちゃだめよ？」

幼「うん…」

しえん

10年振りって言ってるのに同じ学校？

学校

幼「男、いますか？」

モブ2「あぁ、君は隣のクラスの」
　　　（可愛いな…）
　　　「ちょっと待って……ええと男は…」
　　　「あれ…　いないな…　まだ来てないみたい」
　　　「それよりさ、良かったらアドｒ…」

幼「…」ｽｨ
　　（男…　休みかな？）

モブ2「…」

モブ1「まぁ…そんなこともある」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

>>62　転入

幼「男…」
　　「……あ、雨だ…」

幼「やだな…」

>>62
幼女が引越しして昔住んでた町に戻ってきたという設定

ほしゅ

それから一週間しても男は学校に来なかった…
電話にも出なかった…
途切れ途切れだけど雨が降っていて、気分が乗らなかったんだと思う

幼「男…　どうしたんだろ？」

相手の長文を完全無視

誤爆した

幼「ねぇ、お母さん」
　　「男君の家って確か××の辺りだったよね？」

幼母「…確かそうだけど、どうして？」

幼「このごろ男が学校に来ないから…」
　　「もしかしたら具合が悪いのかと思って…」

幼母「…」
　　　「…男君のところに行くの？」

幼「うん、明日行ってみようかな」

幼母「…」

幼「えっと…」
　　「確か…　この変だったよね」

幼「…雨が酷いな…」

──────ﾋﾟﾝﾎﾟﾝ

幼「…」

────────ﾋﾟﾝﾎﾟﾝ

幼「…出ない」

支援

幼「…」ｶﾞﾁｬ
　　「開いてる…」

幼「…男？　いるの？」
　　「男ー？

幼馴染ものでサスペンス、これはアツい

幼「おじゃまします！」
　　「男ー？」

幼「…」ﾄﾃﾄﾃ
　　「男？」ﾄﾝﾄﾝ ｶﾞﾁｬ
　　「いない…」




幼「…ここかな？」
　　「男、入るよ？」ﾄﾝﾄﾝ ｶﾞﾁｬ

幼「男？　寝てるの？」

男「………」

幼「男？」ﾕｻﾕｻ





男「…」ﾄﾞｻ

なん…だと…

え？こ、この展開はなに？

死ん…でる…？

幼「！？」
　　「男？！」ﾕｻﾕｻ!

男だったそれ「………」

幼「男！　起きて！！」ﾕｻﾕｻﾕｻ!

男だったそれ「………」

幼「きゅ、救急車！」

うそん

超展開、しかも欝気味。これはアツい

え？まじで？

　＿＿＿ 　　　　　　　♪　　∩∧__,∧
/　||￣￣||　　　　　　　　　_ ヽ（ ＾ω＾ ）7　　どうしてこうなった！

|.....||＿＿|| 　　　　　　　　/｀ヽJ　　　,‐┘　　　どうしてこうなった！　
|￣￣＼三　 /￣￣￣/ 　´｀ヽ､_　 ノ　　　　
|　　　　|　( ./　　　　 / 　　　　　｀) ）　♪

　＿＿＿ ♪　∧__,∧.∩
/　||￣￣||　ｒ（ ＾ω＾ ）ﾉ　　どうしてこうなった！
|.....||＿＿|| └‐、　　　ﾚ´｀ヽ　　　どうしてこうなった！

|￣￣＼三　 /￣￣￣/ノ´｀　♪
|　　　　|　( ./　　　　 /

　＿＿＿
/　||￣￣||　∧＿∧
|.....||＿＿|| （ ＾ω＾ ）　　どうしてこうなった！？
|￣￣＼三⊂/￣￣￣/
|　　　　|　( ./　　　　 /


　＿＿＿
/　||￣￣||　∧＿∧
|.....||＿＿|| （ 　　　 ）　　どうして・・・
|￣￣＼三⊂/￣￣￣/
|　　　　|　( ./　　　　 /

　

マジかよ

─────────
病院

幼「うっうっ…」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ…

医者「残念ですが…」
　　　「相当時間が経過してるようでした、ご親族の方ですか？」

幼「ひっくひっく…」ﾌﾘﾌﾘ

医者「後は警察で…」

どひゃー、この展開は新しい。

>>84
なんか切ねぇ

えっ…えっ？

7/14 23:39:27 男の死亡が確認されました

幼「ゴクッゴクッゴクッ……プハァー！これは！青酸カリ！」

お悔やみ申し上げます

どうやらサスペンスSSを恋愛SSだと勘違いして読んでたようだな

モブ2が犯人に2000ペリカ

警察「お嬢さん、こんなときに質問して悪いんだけど、我慢してね？」

幼「はい…」

警察「名前は？」

幼「幼です…」

警察「何か身分を証明できるものある？」

幼「生徒手帳が…」

警察「…」
　　　「男さんとはどんな関係なの？」

幼「同じ学校の…」

─────────

そんな質問を繰り返し受けた
後になって知ったけど、質問はあくまで確認のためだったらしい
その後母が迎えにきた

幼母「大変だったね、幼…」

幼「…」

これは眠れなくなったぞ。続きｶﾓｰﾝ

おい寝れなくなった

wktk

えー、何がどうなってるのかわかんないなー。

それからしばらく学校には行かなかった…　行けなかったという方が正しいかもしれない
男はどうやら自殺したらしい…
ずっと元気が無いと思っていたけど…


それからしばらくして手紙が来た


幼「手紙…」
　　「差出人が書いてない」

！！！？？

しえん

幼「誰宛かな…？」ﾋﾟﾘﾋﾟﾘ

お前らこのスレ朝まで保たせろよ
頼むぞ

幼を見るとどうしても幼女を想像してしまうま

モブ2フラグktkr

しえん

死んだ妹と旅するやつ思い出した

しえん。結末は近いのか？それともまだまだあるのか？

お前これ幼女母怪しすぎだろ

と見せかけてモブ2

『
　いきなりでごめんなさい
　この手紙を読んでる読んでる頃には、僕はもう生きていないと思います
　
　僕は自分で命を絶ちました
　迷惑を掛けて申し訳ない

　でも、こうするしか方法が無かったんです
　
　“あなた”は僕から大切な人を奪っていった
　本当はあなたの大切な人を奪うつもりでした
　でも、僕にとっても大切な人です
　だから、こんな形でしか復讐出来ない
　さようなら　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　』

幼「……どういう…こと？」

幼母「幼ー？　どうしたの？」

幼「…」

幼母「手紙？」

うお、幼母が黒幕か

wktk

幼母「…！」

幼「これは何なの、お母さん？」

幼母「これは……」ｶﾀｶﾀ

幼「ねぇ、お母さん！」

幼「……お母さんが殺したの…？」

幼母「ち、違うわ…！」

幼「で、でも！　ここに書いてあるのって！」

幼母「本当に違うの！」

幼「ちゃんと、話して…！」

幼母「…」
　　　「話せない…」

幼「どうして？！」

幼母「……」

くうう、引っ張るねえ

紫煙

幼「もういいよ！」ﾀﾞｯ!

幼母「幼…！」

─────────

幼「…」ｸﾞｽ
　　「……」
　　「どうしたらいいの……」

眠れねぇっ・・・！圧倒的眠れねぇっ・・・！

幼「男……」ﾌﾗﾌﾗ

─────────

幼「男の家…」
　　「…」
　　「……」
　　「………」ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ
　　「やっぱり閉まってるよね…」

幼「…」
　　（確か…　鍵が…）ｺﾞｿｺﾞｿ
　　「…あった」

幼「…」
　　「……」ｶﾞﾁｬ
　　「………」ｺﾞｸﾘ

　　　 　　(((((（（（（（（）））））））））
　　　　　 |　　　━　　　　　━　　|
　　　　　 |　　　　　　　　　　　　　|
　　　　（　　⊂●⊃　　⊂●⊃ 　　）

　　　　　 |　　　　　　|　 |　　 　　.| 　　＜エッチな五十路熟女。買います。
　　　　　 |　　　　　　|　｜　 　　 |
　　 　　　|　　　　　 （００）　　　 ｜
　　　　　 |　　　　　　　　　　 　　｜
　　 　　　＼　　　 　∈∋　　　　 |
　 　　 　　　＼＿_＿＿＿＿＿／
　　　　／＼ へ　 ﾞヽ ＿__ノ’_
　　　　へ､　　 |￣＼ー フ￣ |＼ー
　 ／ ／￣＼　| 　＞|￣|Σ　|　 |
　 ,　┤　　　 |/|＿／￣＼＿| ＼|
　|　　＼＿／　 ヽ＼　　 　／
　|　　　＿_(￣　 |　　＼ ／
　|　　　＿_） ～ノ

　人　　＿_）　ノ

幼「…」ｷﾞｼ…ｷﾞｼ…

気分が動転しているからか、妙に床が軋んでいるような気がする
当たり前だが、家の中は静まり返っていた

幼「…男の部屋」

幼「…」
　　「誰もいない…　当然だよね…」
　　（男は3年間一人だったんだよね…）

幼「………あ」

男は幼母と付き合ってた
↓
幼父に寝取られた
↓
幼が生まれた
↓
幼は男を好きになった(男はこの事実を知っている)
↓
男は幼父の子供である幼に復讐しようとする
↓
幼の大切な人を殺そうとする
↓
幼母を殺すつもりだったが、未だに恋心を断ち切れない
↓
自殺

！！？？？

幼「…エッチな本が」
　　「男も男の子だもんね…」

　　「ん？」
　　「ノート…」
　　「何だろう？」

>>127
下がれ
黙って見てろ

>>127
なにいってんだこいつ

>>127
僕にはキミの言っていることがわからないけれど満足かい？

>>127
>>127
>>127

幼「…」ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ
　　「4年前から始まってる…」

○月×日

今日もケンカが酷い
大分前から酷いとは思っていたが、最近特に酷い
離婚は時間の問題なのかもしれない…

やっとおいついた

□月△日

もう駄目だ…
完全に離婚みたいだ
ちらっと聞いただけだが
親父の6年前の浮気が原因らしい

▽月●日

今日はかなり酷い喧嘩だ
食器が割れる音がしてる…
もうこんな家こりごりだ…

幼「…」
　　「男のご両親も仲が悪かったんだ…」
　　「…」ﾍﾟﾗ
　　「ここから日付が飛んでる…」

かゆ・・・

うま・・・

◎月◇日

久しぶりに日記を書く
葬式が終わって大分落ち着いた
これからどうすればいいのか分からない…

wktk

浮気が原因で刃傷沙汰とは恐ろしや

幼「……お葬式…」ﾍﾟﾗ
　　「…これは最近ね」ﾍﾟﾗ

☆月Λ日

とうとう分かった、親父の浮気相手が…
俺の人生をめちゃくちゃにした奴が…
でも、幼が知ったらどう思うだろうか…？

あー・・・・

これは・・・・

幼「…私が知ったら？」
　　「………」
　　「……」
　　「そう、だったのね…」

幼「…最後のページ」ﾍﾟﾗ

くっ…

幼「日付が書いてない…」

15年前程浮気は続いていたらしい…　俺が生まれる1年前から
そう考えると、俺と幼は…
だが、幼が大切な人であることに変わりは無い
せめて幸せに生きて欲しい…

>>12でようやく幼女じゃないってわかた

追いついちまった…

幼「………」
　　「でも…　あんな手紙を寄こしたら、幸せになんかなれないよ…」
　　「次のぺージが切り取ってある…　これが手紙だったのね…」

ざわ……ざわ……

幼「…せめて幸せに…か…」

─────────
幼宅

幼「…」ｶﾞﾁｬ

幼母「お、幼…」
　　　「お、お母さん、あなたにずっと隠してたことがあるの…」

幼「知ってる…」

幼母「！」
　　　「…ごめんさい、幼」

しえｎ

ざわざわ……ざわ…

捕手

幼「…」

幼母「……」

幼「私はお母さんの事は許せない」

幼母「…！」

幼母「…」

幼「でも…」
　　「どうしたらいいのか分からないの…」
　　「私はお母さんのことが好き」
　　「でも…　男はもう戻ってこない…」
　　「だから、許せない」

幼母「…」

幼母「ごめんなさい…」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ

幼「…しばらく家を出る…」

幼母「…」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ

“世の中そんなものだ”男が言っていたことは正しかったのかもしれない
公園はビルになるし、晴れの日は雨になる
母が母として見れなくなるのも不思議じゃない

幼「さようなら…」

そう言うと幼は家を出て行った
外はまだ雨が降っている

　　　　　終わり

おわ・・・ったのか？

>>1乙

>>1乙

救いなさすぎワロタ

乙
終わったから聞くけど妖精のSS書いてた人？

>>165
それはしらね
カニバＳＳ書いてた

んじゃ次はネクロで一つ

カニバかよｗｗ