モバP「また終電が無くなった…」 (736)
前スレ
モバP「終電が無くなった…」
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1380443370
ヒャッハー!新スレだあ!
改めて>>1乙
あれ?上手く前スレが貼れてませんね?
基本的にPが終電を逃してアイドルと一夜を過ごす話です
それ以外のシチュは番外編として投下しています
(別スレの方がいいのかもしれませんが、一応設定のつながりがあるので)
以下前スレで1が勝手にした二次設定
1.Pがプロデュース開始から約1年経過
2.頼子さんが夏休みから一人暮ら+Pへのお弁当づくりしを始める
3.Pがマンションから焼け出され、新居はちひろさんの隣
なお、何かにつけて頼子さんが出てくるのは
1が頼子Pであるためなので諦めてください
>>2
早いですね、これからもよろしくお願いします
てか、始めた時はこんなに長く続くとは思いませんでした
皆さんのおかげですね
これから新スレ一発目南条光編を投下します
第18話・南条光「遅れてきた英雄」
9月13日
美世のマンション
頼子「誕生日おめでとう、光ちゃん」
美世「おめでとう、光ちゃん」
光「あ、ありがとう、頼子さん、美世さん」
光「事務所で皆にお祝いしてもらったのに…こんなに」
美世「あたし達同期なんだし、これくらいさせてよ」
頼子「うん…私達がしたかったの……」
光「ほ、本当にありがとう」ウル
美世「新しい仕事も決まったし、良い事は重なるね」
頼子「地道なレッスンの成果だね…」
光「う、うん…でも、これはアタシだけの力じゃない」
光「頼子さんと美世さんと…それにPさんがいてくれたおかげだ」
美世「あたし達何かしたっけ?」
頼子「……はい?」
光「あ、ほら…あの時の…さ」
美世「あ…」
頼子「地獄…姉妹……?」
光「そ、その話は止めてくれー」
・・・
数ヶ月前
シンデレラプロ事務所
頼子「あ、美世さん、お疲れ様です」
美世「頼子ちゃん、お疲れ様!」
頼子「鎌倉のイベント、評判いいみたいですね…」
美世「うん、ありがと!頼子ちゃんも次のフェス出るんだって?」
頼子「はい、都さんと一緒です」
頼子「一緒に仕事はあったけど、一緒のステージは初めてですね」
美世「ツアーで海外続きかと思えば、休む暇もないね」
頼子「うーん…メインではないですし、最近笑美さんも頑張ってますし」
頼子「あ、でも…色んな国の美術館行けて楽しかったです」
美世「頼子ちゃんらしいね、ワタシはアウトバーンをかっ飛ばしたいな」
頼子「安全運転でお願いしますね……」
美世「わかってる、わかってる」
??「あんたには心底幻滅したわよ!」バァン
美世「な、何?」
頼子「…麗奈…さん?」
モバP「ど、どうしたんだ、すごい音がしたけど」
美世「あ、Pさん…怒鳴り声がした後、麗奈ちゃんが飛び出して行って…」
頼子「ど、どうしたら……」オロオロ
モバP「いるのは光か…、二人共、光を頼む」
美世「ま、まかせて」
頼子「…うん」
頼子「入るね…」
光「……」
美世「ど、どうしたの、光ちゃん、その顔」
光「ああ…美世さんと頼子さんか何でもないよ」
頼子「何でも無いようには見えないよ…」
光「どうせアタシなんか…いいよなあ、二人は…」
美世「ね、ねぇ、頼子ちゃん…もしかして…」ボソボソ
頼子「仕事が少ない事気にしてますね…これは」
光「……」ジー
頼子「わ、私だって、お月見イベントからメインのお仕事無いし」
光「海外ツアーに引っ張りだこの人がよく言うよ…」
美世「あたしは…何でもないです」
光「アタシさ…今度、恵さんとユニット組むよ」
光「地獄姉妹って名付けるつもりなんだ、ははは」
美世「ははは」
光「今、ワタシを笑ったかぁ?」
美世「ウッ…頼子ちゃん、これ何?」
頼子「少し前のあの番組じゃないでしょうか…比奈さんに教えてもらいました」
頼子「(それにしても…あやめちゃん並の影響のされやすさ…)」
美世「ああ…、さすが頼子ちゃん、何でも知ってるね」
頼子「知っている事だけです…うん」スッ
美世「頼子…ちゃん?」
光「何だよ、頼子さん…放っといてくれよ」
頼子「光さん」ギュ
光「な…」
頼子「捨て鉢にならないで…光さん」
光「……」
美世「頼子ちゃん…」
頼子「私、二人がいてくれなかったら…きっとデビュー出来なかった」
頼子「二人がいて…支えてくれたから…今の私があるの……だから」
光「でも…アタシ…」ウル
モバP「入るぞ」
麗奈「……」ムス
頼子・美世「Pさん」
モバP「光…これを読んでくれ」
光「これはファンレター?私宛…まだ来てたんだ」
モバP「いいから」
光「はいはい…、これはッ」
勿論光が影山さん
手紙『はじめて、おたよりかきます』
手紙『ぼくはひかるちゃんのファンです』
手紙『テレビではあまりみれないけど』
手紙『おとうさんがしらべてくれてステージにいってます』
手紙『さいきんのひかるちゃんはびょうきですか?』
手紙『ステージのうえでとってもつらそうです』
手紙『またぼくがあこがれたヒーローをステージでみたいです』
手紙『これからもがんばってください』
光「…プロデューサー…ワタシ……」
モバP「お前次第だぞ、光」
麗奈「正義の味方は挫けないんでしょうが」
美世「光ちゃん!」
頼子「光ちゃん」
光「プロデューサー…アタシ、やるよ!」
光「もう一度、皆の、この手紙の子のヒーローになるんだ」
モバP「わかった!そんな光に良い話がある」
モバP「今度のドリームLiveフェスティバルで麗奈とユニットを組んでもらう」
光「プロデューサー…」ウル
モバP「この子とご家族の分の招待状だ…返事書いてあげろ」
光「うん!」
・・・
美世「ああ、あの時は何が起こったのかと思ったわ」
頼子「私も同じ日に出演だったから、嬉しかったな…」
光「へへへ、二人共ありがとう」
光「頼子さんにぎゅっとされたの、すごく暖かかったよ」
頼子「う、うん…」カァ
光「頼子さんや美世さんって…お姉ちゃんみたいだ」
頼子「…うん、私も光ちゃんみたいな妹欲しいな」
美世「いいね、あ、Pさんにあたし達3人で姉妹ものの企画提案しようよ」
光「いいなそれ、三人の正義の味方だな」
頼子「ふふふ…三人でユニット組みたいね」
美世「よし、頼子ちゃんが長女役ね!」
頼子「美世さん…」キッ
美世「じ、冗談だって」
光「ははは、やっぱ三人一緒は楽しいや…あ、麗奈からメールだ」
美世「何だって?」
光「他の人には見せるなだって…ふふふ」
頼子「どんな文面かは…」
美世「想像できるね」
頼子「光ちゃん、実はお店取ってあるの…」
美世「あのヒーローのステーキハウスよ」
光「えっ、本当かッ!!」
美世「さ、あたしが車出すから、そろそろ行こっ」
頼子「安全運転でお願いしますね」
・・・
あるカラオケボックス
モバP「へぇ…事務所でお祝いした後、そんなことがあったのか」
光「ああ、憧れのあのヒーローの手料理も食べたし」
光「握手してもらって、写真も撮ってもらったんだ、ほら」
モバP「おっ、直立不動じゃないか…」
光「それはッ、憧れの人に会えたんだ…これくらい」
モバP「何だか、ちょっと悔しいな、ははは」
光「ほ、ホントか、プロデューサー」
モバP「あ、ああ、まあな」
光「ところで、プロデューサーさ…電車ないけど、どうすんのさ」
モバP「う…すまん、光がお手洗いに行ってる間につい…寝てしまって」
光「い、いいって、いつもアタシ達のために頑張ってくれてるんだから」
光「疲れたまって当然だよ…(アタシもちょっと期待してたし)」
モバP「光…?どうかしたか?」
光「な、何でも無いって」
モバP「もうこんな時間だから光も横になったらどうだ、子供は寝る時間だぞ」
光「…なぁ」
モバP「光?」
光「大人って…何なのかな、プロデューサー」
モバP「それは分別があってだな…うわッ」
光「大人って何だ、教えてくれよ、プロデューサー…教えて…」
モバP「…ッ(胸元が開いてて…み、見えた)」
光「なぁ…プロデューサー…こういうの恥ずかしいんだけど」
モバP「…(気づいてないのか…この背でこれだけあれば十分だよな)」
モバP「(もうちょっと背が伸びれば…将来有望だよな)」
モバP「(恥ずかしがる顔、もうちょっと見てようかな)」ニヤニヤ
光「な、なんだよ、プロデューサー、うん、何か当たって」
光「(え、え、えええ、何だこれ、頼子さんから聞いてたけど…えええ)」カァァァ
モバP「(さっきと様子が違う様な…)あああッ」
モバP「ち、違うんだ、これはあくまでも反応であって…」
光「そ、そうだよな」
モバP「俺、お手洗い行ってくるから、適当に歌っててくれ」
・・・
モバP「お待たせ…って光…寝たのか?」
モバP「やっぱり光はまだ子供だなって…こんな時間だもんな」
光「……」スースー
モバP「上着かけてやるか……ちょっと触るくらいいいよな」ゴクリ
モバP「……」ビービー
モバP「うわぁ、ごめんなさい」
モバP「メールか…ちひろさんだ…内容は」サー
モバP「俺も寝よう…」
・・・
翌日Pは憧れのあのヒーローと写真を撮った時の光のように
ちひろの前で直立不動になるのでした
メールの文面は…
ちひろ「おしまいですよ」ニッコリ
光編は以上になります
今回は光ということでライダーネタが大目になりました
もちろんRXとカブトネタですね
基本的にこのスレでもリクを消化しつつ
1の妄想の赴くままに進行していきますのでよろしくお願いします
>>15
実は今ちょうどニコ動で矢車アニキ再登場の話でして
礼さんは本気で不憫すぎてネタに出来ませんでした
奈緒、某ステーキハウスで直立不動になったのは1のことです
前スレの貼り付けはこれでいいのかな?
前スレ
モバP「終電が無くなった…」
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前スレ
モバP「終電が無くなった…」
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs
もう私はアドレスの貼り付けは諦めます…
こんな1ですが、今後ともよろしくお願いいたします
>>32
どちらにも貼り付けありがとうございます
3スレ目が出来る頃までには貼り付け方覚えますね!
前スレ1000の方、ありがとうございます
次投下時に今までの投下履歴載せますね
でもいいんですね、本当にいいんですね
1と頼子さんの組み合わせは危険が危ないですよ
ゴールインは避ける方向でいきます!
ブレーカーが落ちたせいでID変わってますが
トリップつけてるから大丈夫ですよね
>>34
エヴェレットの多世界解釈って便利だよね(ニッコリ)
個人的には文香嬢にも期待したいなあ。
ああ、憧れのヒーローって南光太郎か
あの店そんなサービスあるんだ
もっともっとPと頼子さんの絡みを見てみたいです!!
他のアイドルとの絡みの合間でもいいので書いていただけると嬉しいです
これだけ皆Pが好きだと事務所ギスギスするだろうなw
特に頼子さんとまゆとか
1はクロスには興味ないのっと
1です、困った事に副業が修羅場ってしまい遅くなりました
本当は頼子さんリクだったので遅くても水曜日にはと思っていたのですが
なお、リクいただいたその日の内に勢いのみで書いた分は
Pと頼子さんがやってしまい、2スレ目2発目にしてスレ完結となったので没になりました
レス後頼子さん編その2を投下します
>>36
パラレルワールドってことでよろしいですか?
一応しばらく続きものでいきます
一応哲学科なので昔を思い出しました
こっち系のアプローチもしてみたかったなと
文香さんは前スレでリクいただいてないにもかかわらず
勝手にやったくらいなので、第二弾もしたいなと思ってます
今月誕生日もありますし
>>37
私の憧れのヒーローでもあります
サービスというかお店側のご厚意という感じでしょうか
お店があまりにも忙しくなければかなと
>>38
その言葉を待っていたッ
これから、このスレは
モバP「頼子と付き合うことにしたから、いちゃいちゃする」(安価あり)
に変更…は嘘ですけど、頼子さんネタは今後もちょくちょくやります
一応10月17日に頼子さんネタ投下予定です
>>39
まあ、P好き以前にこれだけ人数いると派閥は出来るでしょうね
それこそ、本家2の朝の挨拶…実はあれ割りと好きだったりします
正直、まゆと頼子さんはあんまり仲良くないと設定してました
ただ一応今は仲良くなってます
某まとめサイトにあったまゆのしゃっくりが止まらなくなったネタで
頼子さんがあんな事やこんな事をして止めて以来
仲が良いってエピソードを考えましたが完全に投下時期を逃した感があります
需要ありますかね?
>>40
興味はありますよ、ただ私がクロス可能そうな対象が
FF8,舞-HiME、舞-乙HiME、ガンダムX、絶対可憐チルドレンと
かなり微妙な感じなのが…
「私の相葉は凶暴です」とか「僕らが望んだフェスだ」とか
「あんたんなんてあるのかな」とか「飛べ、幸子!」とか
ガンダムXの面子がプロデューサーになるSSとかやってみたいとは思ってます
ロワイヤルで博識頼子+一人だけの守ユニットいたな
第19話・古澤頼子・その2「本当の気持ち」
某県某所
モバP「お疲れ様、頼子、今日も良かったぞ」
頼子「はい、お疲れ様です」
モバP「新しい仕事も板についてきたな」
頼子「うん…Pさんのご指導のおかげですね」
モバP「ははは、照れるな。でも頑張ったのは頼子だから、胸を張ってくれよ」
頼子「うん、ふふふ」
モバP「ど、どうしたんだ、頼子?」
頼子「Pさんと出会った頃は猫背が癖だったけど…」
頼子「Pさんが『胸を張って、顔を上げろ』って教えてくれたから…」
頼子「ちゃんとアイドル出来るようになったのかなって」
モバP「頼子…ありがとう、俺も頼子のおかげで自信が持てたよ」
頼子「はい?…私が役に立ってますか?嬉しい…」
モバP「…頼子は初めてスカウトしたアイドルだったからな」
モバP「正直手探りだったよ…」
頼子「じゃあ、私達は二人三脚でここまで来たの…?…ふふ」
モバP「そうだな…、なあ、頼子」
頼子「は、はい」
モバP「まだ東京に戻る電車まで時間あるし…二人で食事に行かないか?」
頼子「……えっ」
モバP「結局、あの日の約束も闇鍋パーティーになったしさ」
頼子「あれはあれで楽しかったですよ」
モバP「まあな…途中の記憶ないけど」
モバP「頼子が良かったら是非」
頼子「うん…、断る理由なんてないよ…Pさん」
モバP「そうか、じゃあお店は…」
頼子「ゆっくり…お話出来る所がいいです」
モバP「そうだな、じゃあ……ああ、そうだ、頼子」
頼子「何ですか?」
モバP「闇鍋パーティーの時さ、俺が気を失ってる間、何があった?」
モバP「何だか、ずっと柔らかい感触が頭から離れないんだ」
頼子「え?えっと、うーん、何ででしょう?」
モバP「そっか頼子もわからないか…暖かくていい感触だったんだけどな」
頼子「ッッ……膝枕ならいつでもしますよ」ボソ
モバP「どうした頼子?あの店にしようか」
頼子「あ…はい」
・・・
ある居酒屋
モバP「結局居酒屋ですまんな…はは」
頼子「いえ…個室ですし…この時間ですから…あ、このお料理綺麗……」
モバP「だろ?都内にも店舗があってさ」
頼子「(どちらかと言うと…女性向けのお店…かな?)」ジト
モバP「か、楓さんに教えてもらったけど…一緒に行ったことはないぞ」
頼子「ふぅん…あ、このいちごのデザート、食後に頼んでいいですか?」
モバP「あ、ああ…なあ、その…酒…いいかな?」
頼子「はい…いいですよ、ビールですか?」
モバP「ああ、最初の一杯はそうだな」
頼子「じゃあ、注文しますね」
・・・
モバP「ああーやっぱり美味いなぁ」
頼子「本当に美味しそう、ふふ」
モバP「いつでも美味いってわけじゃないけどな」
頼子「同じお酒でも…ですか?」
モバP「どんな気分で飲むかや、誰と飲むかも大切だな」
頼子「あ、なるほど(それって私と一緒だと美味しいってことだよね)」ポッ
モバP「頼子と一緒だから美味しいのかな、ははは」グイ
頼子「Pさん…あ、どうぞ」
モバP「ありがとう、頼子、お酌上手だな」
頼子「そ、そうかな…(練習した甲斐があったの…)」
頼子「ねえ、Pさん…私が二十歳になったら…お酒教えてください」
モバP「ああ、喜んで」グイ
頼子「でも…もしかしたら引退してるかもしれませんよ」
モバP「頼子なら引退してても教えるよ…あ、変な意味じゃないからな」グビ
頼子「うん…楽しみにしてるね…あ、どうぞ」
モバP「おお、悪いな…」グイ
モバP「ああ、美味いなぁ」
・・・
モバP「でなぁ、頼子ぉ…俺はなぁ…」
頼子「酔ってる…?」
モバP「頼子…聞いてるかぁ」
頼子「はい、聞いてますよ、お酒はこれくらいに…」
モバP「ああ、いい酒は悪酔いしないから、らいじょうぶ」クイ
頼子「は、はぁ…(そんなに良いお酒には…?)」
モバP「頼子、もう一杯お注いでくれ」
頼子「はい…(大丈夫かな…うーん)」
モバP「大体、皆俺がどーいう気持ちでいるかわからっているのら?」
モバP「なぁ、頼子、わかるかぁ?」
頼子「は、はぁ…?(Pさん溜まってるのかな?)」
・・・
ある公園
頼子「Pさん、私疲れました…少し休みましょう」
モバP「う…すまん、肩貸してくれて…‥俺も少し座りたいな…うぷ」
頼子「飲み過ぎです、Pさん」ナデ
モバP「ううう、すまん…うっ」
頼子「私も注ぎすぎたと思うけど」
モバP「うっっ、オエエエエエ」
頼子「あっ、Pさん、ダメッ」
・・・
モバP「ううう、よ、頼子?」
頼子「Pさん、大丈夫ですか?」
モバP「ああ、頼子、その手…」
頼子「……足元に吐いたら服汚れるから」
モバP「いや、頼子の手が…それに袖とか」
頼子「洗ったら平気ですよ…あそこの蛇口でゆすぎますから」
頼子「Pさんも口…きれいにしよ?」
モバP「ああ……」
・・・
頼子「Pさん…楽になりました?」
モバP「ああ…だいぶ……な」
頼子「良かった…」ナデ
モバP「(闇鍋の時も頼子が膝枕しててくれたんだな…)」
モバP「(それにしても…幻滅されただろうな)」
頼子「Pさん…?」
モバP「頼子、俺は…」
頼子「何も言わなくていいです」
頼子「ちょっと嬉しいんです…」
頼子「いつもしっかりしてるPさんが、こんな姿を見せてくれたのが…」
モバP「いや…それは……」
頼子「私、Pさんと出会ってから、ずっと支えてもらってばかりでした」
頼子「デビュー前に…大泣きしたこともあったよね」
モバP「そんなこともあったな…」
頼子「プロデュサーがPさんがじゃなかったら…私、もうここにいません」
頼子「だから…私も貴方を支えたいの……」
モバP「ありがとう…頼子」
モバP「もっと色んな事、話すようにするよ」
頼子「はいっ」
頼子「ところでPさん…早速なんですが……」
モバP「な、何だ?」
頼子「終電が無くなりました…」
モバP「あ……」
・・・
あるビジネスホテル
頼子「やっぱりベッドは一つですね」
モバP「ああ、ダブルベッドの部屋しか無かったからな」
頼子「……」
モバP「……」
頼子「あの…」
モバP「頼子、シャワー浴びてこいよ」
頼子「ええっ」
モバP「ほ、ほら…俺のせいで臭いが…気分良くないだろ」
モバP「すっきりしてきたらどうだ…?」
頼子「ああ、そういう事ですか…じゃあ、お先にいただきます」
モバP「ああ、ははは(こういう状況だと…そうとるよな)」
頼子「うん…(そういう意味…なのかな)」
モバP「アイドルの前で嘔吐して…その上あんなことまで……」
モバP「俺は頼子に何をしてやれるんだ…?
・・・
モバP「ああー、すっきりした…待たせたな、頼子」
頼子「いえ…、私も髪の手入れしてましたから」
頼子「千秋さんに教えてもらったんですよ、ふふふ」
モバP「ああ、千秋に…確かにこのごろ髪綺麗だな」
頼子「ありがとうございます…明日始発ですよね……そろそろ、寝ましょう」
モバP「そ、そうだな…早く寝ないと明日に響くな」
頼子「はい、ではお休みなさい…Pさん」
モバP「お、お休み、頼子」
・・・
モバP「…ね、眠れん」
頼子「……」
モバP「頼子は…寝てるのか」
モバP「(手を伸ばせば届く距離に…薄布一枚の頼子が……うっ)」
頼子「Pさん……?」
モバP「よ、頼子!?お、起きてたのか」
頼子「はい……、ドキドキして眠れなくて…」
モバP「そ、そうだよな、ははは」
頼子「Pさんもですか……?ふふ」
モバP「……(頼子も寝れないってことは…そういう気持ちなんだよな)」
頼子「………?」
モバP「(俺が頼子にしてやれること…それは……)」ガバッ
頼子「……Pさん?キャッ」
モバP「頼子…俺は……頼子と…その…いいか?」
頼子「……うん」
モバP「…頼子?」
頼子「ダメです……Pさん」
モバP「どうしてっ、頼子だって……」
頼子「私…ずっと、貴方の事見てきました……」
頼子「今日のPさんは……無理をしています」
モバP「……ッッ」
頼子「私は…貴方の本当の気持ちが欲しいの」
頼子「だから…無理に私に応えようとしないで」ウル
頼子「私がこんな事言っても…説得力ないかな?」
モバP「ごめん…頼子」
頼子「いいの…でも、ちょっと嬉しかったです」
頼子「ねぇ、Pさん……その、固くなってません?」
モバP「あああッ…い、いや、これは反応であって、その…」
頼子「ふふふふ」
モバP「わ、笑うなよ、頼子」
頼子「お、収まらないなら…その……し、しますか……」
モバP「バカ言うんじゃない…しばらくすれば収まるから」
頼子「そうですか…?お休みなさい、Pさん」
モバP「ああ、今度こそお休み、頼子」
・・・
結局、その夜Pは収まらず、眠れない夜を過ごすのでした
東京に戻ったP達を数名のアイドルが出迎えたのですが
Pの憔悴した様子に勘違いし、またも事務所は荒れに荒れるのでした
おしまい
頼子さん編その2は以上になります
押し倒しておいて何をいまさらという感じではありますが
実際義務感で付き合っても長続きしないと思います
まあ、私なら頼子さんにしてもらったことされたらまず転ぶでしょうけど
>>43
私も編成中に博識+一人だけの時もありましたね
私じゃ無かったら私のプロに誘いたいな
今回のイベントは頼子さん仕様率高くてご満悦です
まあ、皆が頼子Pじゃないのでしょうが
使ってるうちに好きになって欲しいなって
なお、今の私の守フロントは
博識+頼子さん、名探偵+都、ハピジニ+晶葉、ドラサマ+美世、英雄+光
博識頼子さん、ムンバニ+頼子さん、ムンバニ頼子さん、幕間+頼子さん、幕間頼子さん
です、頼子さん+仲良しな子で組んでます
光、美世に関しては私の妄想ですが
今までの投下履歴忘れてました
本篇
第1話 古澤頼子
第2話 片桐早苗
第3話 神谷奈緒
第4話 鷺沢文香
第5話 姫川友紀
第6話 浜口あやめ
第7話 黒川千秋
第8話 池袋晶葉
第9話 櫻井桃華
第10話 木場真奈美
第11話 北条加蓮
第12話 高峯のあ
第13話 橘ありす
第14話 原田美世
第15話 桃井あずき
第16話 水木聖來
第17話 新田美波
第18話 南条光
第19話 古澤頼子
番外編
第1話 古澤頼子、佐久間まゆ、千川ちひろ
第2話 古澤頼子、池袋晶葉
第3話 渋谷凛、古澤頼子、神崎蘭子、神谷奈緒、北条加蓮
第4話 古澤頼子、和久井留美、鷹富士茄子、輿水幸子、橘ありす、水木聖來、佐久間まゆ
浜口あやめ、櫻井桃華、姫川友紀、村上巴、相葉夕美、渋谷凛、社長
第5話 古澤頼子、佐久間まゆ、八神マキノ、池袋晶葉、大和亜季、和久井留美
藤本里奈、向井拓海、千川ちひろ
第6話 古澤頼子、池袋晶葉
第7話 古澤頼子、安斎都
第8話 古澤頼子、藤本里奈
第9話 古澤頼子、塩見周子、小関麗奈、結城晴、川島瑞樹、遊佐こずえ
和久井留美、三船美優、十時愛梨
第10話 古澤頼子、塩見周子、小関麗奈、結城晴、川島瑞樹、遊佐こずえ
和久井留美、三船美優、十時愛梨、千川ちひろ
番外編は基本、頼子さんとの絡み編で
終電を無くした以外のシチュになってます
今後もどんどんリクいただきたいと思います
おつ
番外編全部頼子さんじゃねーか
今回の話は1の実体験か元ネタがあるのかどっちだ
しかし完全に夫婦だろこれ
おつおつ
良い感じw
下手したら一線越えそうw
てか、スレタイの事がなくてもお互いの家にたまに行ってそうな雰囲気がある
もう頼子だけでいいよ(白目)
1です、ロワイヤルも佳境ですね
今回は1枚取り何とかしたいです
あ、以前に触れ忘れました、礼さん再登場おめでとうございます
今回は前スレでリクいただいていた楓さん編でいきます
レス後投下しますね
>>73
ありがとうございます
頼子さん編その2、いかがでしたでしょうか
これからも頑張りますね
>>74
えっとですね、お店のモデルはあります
ただ私は都内の店しか行ったことがありませんが
チェーンの居酒屋ですが、イイお店ですよ
実際には最後まで飲んでも終電無くならないのでご安心を
えっ、そっちじゃない?ノーコメントで
>>75
一線の定義にもよりますが…行き過ぎないようには注意しました
お互いの自宅に行ってるかですか?
ヒント:頼子はPの新居探しについて行ってる
ただし、お向かいに留美さんが住んでて、隣はちひろですが
あ、Pも頼子のマンション知ってますね
>>76
そ、そんな10人ライダーみたいなこと言わないで
今後も頼子さんも他のアイドルも愛でていきたいと思いますので
リクいただければ、たぶん投下しますよ
第20話・高垣楓「お薦めのお店」
シンデレラプロ・事務所
楓「失礼しまーーーす」ササ
モバP「……」カタカタ
楓「誰もいないのかな?」
楓「あ、プロデューサー、まだ仕事中だ…待たせてもらおう」
モバP「…ふぅ、もうちょっとだ、頑張ろう」カタカタカタ
楓「ふふふ…今のうちにお疲れ様の紅茶いれてあげよう」
楓「ロイヤルミルクティーにしよう…ミルクは…これは?」
・・・
モバP「よしっ、これで終わりだ」
モバP「思ったより時間かかったな、うーーん、疲れた」
モバP「置いといたビール飲んでから帰るかな、ん?」
楓「……」スヤスヤ
モバP「何で、楓さんが…ああッ」
楓「うーん、後五分」
モバP「俺の持ってきたビールが…1,2,3、4本……全部じゃないか」ガクッ
楓「あ、プロデューサー、おはようございます」
モバP「まだ、夜です…これはどういうことですか」
楓「プロデューサーを待ってたんですよ…紅茶いれようと思って…」
モバP「紅茶をいれようと思って、その後は?」
楓「えっと、ミルクを探して冷蔵庫開けたら…ビールがあって」
モバP「ビールがあって?」
楓「キーンと冷えて美味しそうなので、飲んじゃいました!」
モバP「飲んじゃいました!じゃないでしょうっ」
モバP「俺の仕事後の楽しみをとらないでくださいよ」
楓「あ、じゃあ、これから二人で飲みましょう」
楓「ビールの分、私が奢りますから」
モバP「こ、この時間からですか?」
楓「時間がないなら急がないと、ほら、早く行きましょう」グイ
モバP「待ってください、戸締まりとか…(胸…当たってる)」
・・・
都内・ある居酒屋
モバP「結局来てしまった…って、このお店ですか」
楓「もしかして…最近誰かと行きました?」
モバP「べ、別に頼子となんて行ってませんよ」
モバP「あっ…」
楓「やっぱり…」
モバP「(ハメられた…意外としたたかだな)」
楓「頼子ちゃんがいちごのデザートの話してたから、もしかしてって?」
モバP「チェーン店ですけど、イイお店ですね、あははは」
楓「お薦めのお店教えるのって…どういう意味かわかりません?」ムス
モバP「今日はご馳走させてください」
楓「やったぁ、さぁ、行きましょう」
・・・
楓「プロデューサーはビールにしますか?」
モバP「ああ、そうですね、飲み逃しましたから」
楓「うー、もうそれは忘れてください、しつこい人は、めっ、ですよ」
モバP「は、はい…(か、かわいい…)」
モバP「ああ、楓さんは日本酒ですか?」
楓「今日は梅酒にします、梅酒はウメエッシュですから」
モバP「………俺も次そっちにしようかな」
楓「これが売りのお店ですから、こっちも美味しいですよ」
モバP「じゃあ、お店の人呼びますね」ピンポーン
・・・
楓「はぁ…やっぱり美味しい」
モバP「ああ、やっぱり二人で飲むのはいいですね」
楓「誰でもじゃないですよ、プロデューサーと一緒だからです」
モバP「あはは、あのー、楓さん、俺そろそろ終電が…」
楓「えっ?私もっとプロデューサーと一緒にいたいです」
モバP「気持ちは嬉しいですけど、明日の仕事が…」
楓「私が教えたこのお店…頼子ちゃんと行きましたよね」
モバP「うっ」
楓「前にプロデューサーがお薦めのお店に連れて行ってくれたお礼だったのに」
モバP「は、はい……」
楓「せっかく、デート出来るようなお店だったのに…他の娘と…」プイ
モバP「わかりました、わかりました、今日は付き合いますから」
楓「本当ですかぁ、うふふふ」パァァ
モバP「はぁ…(また終電が無くなった…)」
楓「暗いですよ、プロデューサー、さぁ、飲みましょうか」
モバP「はい…」
・・・
モバP「もう…4時か……楓さんは…寝てるか」
楓「……」スヤスヤ
モバP「猫みたいに丸まって寝て……、かわいいな」
楓「……」ムニャムニャ
モバP「それにしても…綺麗な体だよな…」ゴクリ
モバP「このホットパンツから伸びる脚なんて反則じゃないか」
モバP「失礼します…楓さん……スベスベだ」
楓「うん」
モバP「ふくらはぎから…太ももに……はぁはぁ」
楓「…あん」
モバP「…はぁはぁ…あ、ホットパンツか……」
モバP「す、隙間から何か見えているような……ウウッ」
モバP「いや、さすがにこれ以上は不味いだろッ」
モバP「本当に…黙ってれば、文句なしに綺麗な人だな…」
モバP「このまま起きないと俺がキスして起こしちゃいますよ…うわっ」
楓「うーん」ギュッ
モバP「ちょっと、楓さん…うぷっ」
モバP(大きくないけど…柔らかい…あっ、でも酒臭いな)」
モバP「寝ぼけないでください、楓さん」
楓「うーーん、プロデューサー?」
モバP「か、楓さん、起きてくれましたか」
楓「あっ…私、襲われてますか?」
モバP「楓さんが寝ぼけて抱きついたんです」
楓「嘘ばっかり…私の脚触ってたのは誰ですか?」
モバP「え、いや…それは……」
楓「私…プロデューサーなら…いいですよ」
モバP「それは美味し…いや…ダ、ダメです」
楓「えっ…」
モバP「楓さんは今大切な時期なんですから…」
モバP「それにアイドルとプロデューサーですから」
楓「はい…」
・・・
楓「はぁ…この時間は辛いですね」
モバP「そ、そうですねぇ…・俺は2日連続だし」
楓「あ、プロデューサー、あそこで休憩しましょう」
モバP「き、休憩って、何を言ってるんですかっ」
楓「牛丼屋ですけど…うふふふ」
モバP「いいっ」
楓「あっちのホテルが良かったですか?」
楓「プロデューサーのキスで起こしてくれるんですよね」
モバP「ぎ、牛丼屋でお願いします」
楓「はーい、うふふふ」
モバP「はぁ…(でも、こういう奔放な所が魅力だよな)」
・・・
その後、Pが楓の脚を触った件はかなり誇張されて広まり
ちひろにはみっちり怒られ、頼子には弁当に辛子を仕込まれ
こずえにはケダモノと呼ばれ、Pの精神はボロボロになるのでした
おしまい
楓さん編は以上です
残念美人って言うんでしょうけど、素敵ですね
特に声がかわいいですよね、ナイスキャスティングかと
ちょっとPがゲスいなと反省してます
次は誰で行くか考え中です
なお、文香さん編その2は誕生日に投下したいなと思ってます
おっつおっつ。
アイドル達のガードがあんだけ甘いとPもゲス化しちゃうよね。
レナさんとかちなったん辺りなら上手くあしらってくれそうだけど。
杏ちゃんは出ないんですね…
頼子さんとじゃ絡みヅラいですよね…
そうですよね…
楓さんが残念美人だと許さん
楓さんはダジャレ抜けば頼子さんの上位互換な気がする今日この頃
乙ー
こずえちゃんに言われるとさすがに凹むな…
楓さんからダジャレを抜いたら72cmの人とキャラgおや?平日のこんな時間に誰か来たぞ
珠ちゃんオナシャス
きらりん、きらりんの出番はまだてつか
1です、イベント初爆死が濃厚です
後10分早く家に帰れてれば…
いいもん、柚アイプロみたいに10%チケから引くもん
今回は初めての前後編で、あんきらメインで行きます
レス後投下しますね
>>99
いやぁ、今回の楓さんは誘い受けの変形ですけどね
結構いい歳なんでそれなりにしたたかかなぁと
レナさんは大人の女性って感じでいいですよね、そのうち実現したい
ちなったんは今回のR いいですね
シンデレラプロ文学部でも立ち上げましょうか
>>100
そう仰ったので頼子さんと杏絡ませてみました
最初は頼子はきらりは出てこなかったのですが
後の方できらりのリクいただきましたので前後編にわけてみました
番外編にはなってますが、後編で終電も無くなる予定です
>>101
いや、残念美人でしょう…美人なだけいいですよ
スタイル(高身長、スレンダー系)、初期は自分を表現するのが苦手
こういう点は楓さんと頼子さんは似てるかもしれませんね
後者は楓さんに限らず、頼子さんのライバル多いですね
三船さんもそうですし、荒木先生とか…怪盗キャラバンザイ
>>102
うむ、さすがのPもこの精神攻撃はダメでしょうね
なお、Pがケダモノと吹き込んだのは周子の模様
今回のあんきら編でそれっぽく盛り込んでみました
>>103
ハハハ、バストサイズが9cmも違うじゃないですか
あれ、平日の朝なのに誰か来たぞ
>>104
ちっちゃい珠ちゃんですね
うーん、ネタは思い浮かんだのですが
犯罪っぽくならないように気をつけます
あんきら編後になるかなと思います
>>105
あんきら編投下します
>>100さんから頼子さんと杏の絡みにさらに絡む形になりますが
杏編はネタ考えてましたが、きらり編はネタ考えてません
たまには勢い任せもいいよね
きらり編は私の副業の具合次第です!
番外編・第11話「双葉杏と古澤頼子誘拐事件」
シンデレラプロ・事務所
頼子「今日のお弁当、上手く出来た、ふふふ」パカ
頼子「前のお弁当は辛子入りだったから、今度は喜んでもらいたいな」バァン
頼子「えっ、な、何?」
杏「ハァハァ…、頼子だけか…良かった」バタ
頼子「あ、杏さん…?大丈夫ですか?」
杏「ああ…やっときらりんハウスから逃げてきたんだよ…ハァハァ」
頼子「えっと…前にも一度同じようなこと言ってなかった?」
杏「そうなんだけどさ…きらりが飴くれるって言うから…」
杏「着いていったら、この様だよ…ハァハァ」
頼子「……(少し…危なくないかな)」
杏「そ、そう言えば、きらりはいないよね」
頼子「きらりさんは…今日はお仕事でしばらく戻りませんよ」
杏「そっか、やっと落ち着けるよ、あー、もう一生分疲れた」
頼子「………」
杏「あ、何、このお弁当、いただきまーす」
頼子「あっ」
杏「お、美味しいっ!これ頼子が作ったの?」モグモグ
頼子「………」ポカーン
杏「こっちのも美味しそう、うーん美味だね」パク
頼子「……杏さん」
杏「ん、どうしたの、何か怖い顔してさ」
頼子「ヒドイです、杏さん…せっかく」
杏「えっ、頼子まだだったの?こんなに残ってるし、許してよ」
頼子「……あっ、ふふふ」
杏「ど、どうしたのさ、急に笑い出して」
頼子「……杏さん」
杏「ん、どうしたの、何か怖い顔してさ」
頼子「ヒドイです、杏さん…せっかく」
杏「えっ、頼子まだだったの?こんなに残ってるし、許してよ」
頼子「……あっ、ふふふ」
杏「ど、どうしたのさ、急に笑い出して」
頼子「いいえ、良かったら残りもどうぞ、うふふ」
杏「えっ、いいの?やったー、うーん美味しい」モグモグ
頼子「杏さん、良かったら今日はうちに泊まりません?」
杏「ホント?助かるよー、事務所にいたら働かされるからさ」
頼子「私のレッスンと取材が終わるまで待っててくださいね」
杏「早く帰って来てよ、杏を待たせないでね」
頼子「ええ、そんなに遅くはなりませんから…待っていてください」
・・・
数時間後・頼子のマンション
杏「うわぁー、頼子っていい所住んでるね」
頼子「そうですか?嬉しいな…」
杏「うん、二部屋もあるんだしんさ、杏を養ってよ」
頼子「それは…どうかな……晩ご飯まだだよね?」
杏「うん、お腹空いた、飴食べたい」
頼子「私のお手製で良かったらどうぞ…」
杏「うわぁ、何これ、綺麗ー、それに甘ーーーい」
頼子「ふふふ、喜んでもらえて嬉しいの…」
頼子「(本当はPさんがお疲れの時のために作ったの…)」
頼子「(楽しんでね、最後の晩餐を)」
杏「頼子、どんどん持ってきてよ」
頼子「はい、少し待ってください…ふふふ」ポチ
・・・
都内某所
モバP「頼子からメールだ……まだ怒ってるのかな?」
モバP「いや、俺は悪くないぞ、楓さんの脚が悪いんだ」
モバP「どれどれ…な、何だってぇ」
周子「どうしたん、ケダモノPさん」
モバP「周子…誤解を招く発言は止めてくれないか」
周子「事実じゃん、頼子とかいるのに楓さんの寝込み襲うなんてさ」
モバP「俺が触った時から、楓さん起きてたんだぞ」
モバP「それに、頼子とかって何だ、とかって」
周子「ケダモノPさん、あたしも食べてみる、きゃん」
モバP「悪ふざけはほどほどにしろ」
周子「また小突いた…」ブー
モバP「すまんが、今日はこれまでだ」
周子「えー、せっかくPさんと一緒に夜更かしするつもりだったのに」
周子「わかった、頼子のとこ行くんでしょ」
モバP「ち、違うよ」
周子「じゃあ、あたし、頼子と夜遊びしよー」ニシシ
モバP「わかったよ…これを見ろ」
周子「メール…やっぱ、頼子じゃん、んん?」
周子「あー、杏も年貢の納め時だね」
モバP「だろ、ふふふ」
周子「Pさん、何か怖いよ」
・・・
頼子のマンション
杏「あー、食べた食べた、頼子って料理上手だね」
杏「杏、毎日食べてもいいよ」
頼子「ふふふ、ありがとう…でも、これが最後かも…」
杏「えっ」ピンポーン
頼子「Pさん、お待ちしてました」
杏「頼子ッ、騙したね」
頼子「貴方がいけないんです、杏さん…」
モバP「杏、もうどこにも逃げられないぞ」
モバP「さぁ仕事だ、収録だ、レッスンだ」
杏「えー、杏、働きたくない」
モバP「駄目だ、今までさぼった分働いてもらうぞ」
杏「ならさ、晶葉に杏のロボ作ってもらおうよ」
モバP「ふざけるなッ」バァン
頼子「ッッ」
モバP「あ、すまん頼子…つい」
頼子「いいえ、手大丈夫ですか?」
モバP「ああ、すまんな…少し外してくれるか?」
頼子「はい…じゃあ、近くのスーパーにでも…夜まだですよね」
モバP「いいのか、悪いな」
杏「そーー」
モバP「杏ッ」
杏「ひぃ」
頼子「じゃあ、行ってきますね」
モバP「近くとはいえ、気をつけてな」
頼子「はい…」
・・・
最寄りのスーパー
頼子「これくらいでいいかな…」
頼子「ふふふ、お弁当の分もPさんに喜んでもらわないと」
頼子「ごめんなさい…杏さん、でも貴方が悪いんですよ」
??「今、杏ちゃんって言ったかにぃ」
頼子「えっ、貴方はッ」
??「大人しくするにぃ」
頼子「いやぁぁぁぁぁ」
・・・
頼子のマンション
モバP「頼子…遅いな」
杏「そ、そうだね…(もう、正座止めてもいいよね)」
モバP「ッッ」キッ
杏「うっ」
モバP「お、頼子からメールだ…ほっ」
モバP「なになに…んん?」
モバP『頼子ちゃんはあずかったにぃ』
モバP『頼子ちゃんを返してほしかったら、杏ちゃんをきらりに返すにぃ』
モバP『もし、杏ちゃんを返さない場合は』
モバP『頼子ちゃんをきらりんハウスにお迎えするゆ』
モバP『Pちゃんの懸命な返事を期待してりゅ』
モバP「…頼子が攫われたッッッ」
杏「ちょっと、どういうことだよ、頼子が攫われたって…」
モバP「これを見ろ…」
杏「えっ、きらりがこんな事を…」
モバP「………」
杏「い、嫌だ、杏はきらりんハウスには行かないぞ」
モバP「でも、そうすると頼子が…」
杏「プロデューサーは杏と頼子、どっちが大切なのさ」
モバP「ッッ」
杏「杏さ…養ってもらうのはさ……」
杏「きらりでも、頼子でもなくて、プロデューサーがいいんだ」ギュッ
モバP「おい、杏…」
杏「教えてよ、プロデューサー」
モバP「(当たってるけど…いや、これはこれで…)」
杏「ねぇ…」ウル
モバP「皆大切だよ、杏も頼子もきらりもな」
モバP「杏をきらりんハウスに戻させない」
モバP「頼子も連れ戻す、きらりは…さすがにお説教だな」
杏「プロデューサー……」
モバP「さあ、行くぞ杏…きらりをほっとけないだろ」
杏「う、うん…(ちょっと…かっこいいな)」
杏「上手くいったら、またお休みくれるよね」
モバP「……」バァン
杏「無言で机叩かないでよー」
モバP「…きらりの家……ここからだと乗り継ぎ大変だな」
杏「このままだと、今日中に着かないよ」
モバP「よ、頼子の一大事だ……タクシーで行こう」
杏「プロデューサー、リッチだねー。やっぱ養ってよ」
モバP「ま、まあな(きらりの家、都内だから大丈夫だよな……)」
・・・
Pと杏はきらりに攫われた頼子を救い出せるのか
きらりんハウスに囚われた頼子の運命やいかに
Pの財布は大丈夫か、給料日はまだ先だ
番外編・第12話「諸星きらりと古澤頼子誘拐事件」に続く
あんきら編もとい、頼子さん誘拐事件前編は以上です
イベントの爆死の気晴らしにガッと書いてみましたがいかがでしょう
後編の流れはまだ未定なんですよね…実は
今日副業で待機時間長そうなので考えておきたいと思ってます
おっつおっつ。
今回のイベントは夕方以降の爆上げが酷かったらしい(白目)。
浮気症の1に天罰が下ったと聞きました
わた橘さんをもっと取り上げるべきだと思います
杏ちゃんやー!ありがてぇ、ありがてぇ!
今回のゆかりお嬢様は実に>>1好みだろうなあ。
明日にはまたイベか・・・間が短すぎやしませんかね(白目)
きらりが悪人じゃねえか
腸に慣れてる清良さんに一言お願いします
ごきげんよう、1です
さてこれから頼子さん誘拐事件きらり編をお届けましすが…
内容ちょっと不安だなぁ
某所で新田ちゃん新SR+の頼子さんコラ拾いました…
それにしても、頼子さんはエロイですね
シャドウレディを思い出しましたよ
制服コラといい、新田ちゃんボディと頼子さんは親和性高いなぁ
あ、和服で清楚な感じの頼子さんも見たいなぁ(チラッ)
きらり編はレス後投下します
>>132
爆上げより…時間効率の悪さが……
こんな時に限って副業が修羅場っちゃいまして、ははは
お迎えするドリンクはあることはあるんですが
肇ちゃんの2枚目も欲しいッ
>>133
タブレット取り上げるぞ、橘ァ
まあ、浮気の天罰はその通りかもしれません
もちろん嫁は頼子さんだけですが…
春菜、のあさん、翠、千秋、文香さん、肇ちゃん、奏、凛、加蓮
紗枝はん、周子、いずみん、都、晶葉、美世、ゆかり…
みんな可愛すぎるのがいけないッ
>>134
いかがでしたか、杏編
まあ、当たってるのに…は仕様ってことで
果たして、この後杏は真面目に働くんでしょうか
>>135
これ以上、私の傷をえぐらないでくれぇぇぇ
頼子さん、千秋、翠、ゆかり、紗枝で
清純派お嬢様フロントを作りたかったんだ
若干名清純派?な方がいる気がしますが気のせいですよね
>>136
まあ、モバマスはこんなもんですよ
確かグリマスは数日インターバルありましたっけ?
正直完全に中毒でイベントの間が空く方がつらくなってます
>>137
これにはマリアナ海溝より深い訳が…
まあ、今回の投下をご参照ください
>>138
私も医療系の仕事なんで慣れているッ
以上一言でした
うん、あの劇場はうねうねのみみずに肇ちゃんが責められる…げふんげふん
完全に病気ですね、失礼しました
番外編・第12話「諸星きらりと古澤頼子誘拐事件」
前回のあらすじ
やっとの思いできらりんハウスから逃れた杏は頼子に匿われる
しかし、それは頼子の罠で、杏はPを自宅に呼ぶダシだった
そんな頼子も杏を取り返そうとするきらりに拐われてしまう
果たしてPの胃袋と財布は持つのか
・・・
頼子のマンション
モバP「さあ、きらりの家に行くぞ、杏」
杏「それなんだけどさ、杏はお留守番するよ」
杏「めんどくさいからじゃないよ、ほら戸締まりとかさ」
モバP「ああ、それなら大丈夫だ…」ゴソゴソ
杏「あれ、プロデューサー、何してんの」
モバP「おっ、あったあった、やっぱり合鍵はここのままか」
杏「えっ…、どうしてプロデューサーが合鍵の場所知ってんのさ」
モバP「べ、別にいいだろ、さあ、行くぞ」
杏「えー(お腹が痛くなったことにしたら良かった…)」
・・・
数時間前
シンデレラプロ事務所
きらり「杏ちゃん、杏ちゃんがいないにぃ」ドンガラガッシャーン
ちひろ「ただいま、戻りました…ってあら?」
周子「あっ、ちひろさん良かったー、ずっときらりがあの調子でさ」
ちひろ「ああ…、あれは上手く行ってるみたいだけど…」
周子「事務所がもたないよねー」
ちひろ「周子ちゃん、Pさんの方は上手く行った?」
周子「もち、今頃よりこんハウスで杏と一緒かな、にしし」
ちひろ「ばっちりね(よりこん……よりりんといい勝負よ、周子ちゃん)」
ちひろ「じゃあ、次の段階に進みましょうか……きらりちゃん」
きらり「ちひろさん!杏ちゃんが杏ちゃんがー」
ちひろ「杏ちゃんなら、Pさんと一緒に頼子ちゃんの家よ」
きらり「どうして、その二人といるにぃ」
ちひろ「騙されて連れ去られたのよ、杏ちゃんを取り返しましょう!」
きらり「わかったにぃ☆杏ちゃんはきらりんハウスにいるのが一番だにぃ」
ちひろ「私達も協力するわ(…それもそれで困るんだけど……)」
きらり「よろしく頼むにぃ、ちひろさん、周子ちゃん」
ちひろ「もちろんよ、車を回すわ」
周子「えっ、あたしもっ?」
ちひろ「……」ジー
周子「わ、わかったって…面白そうだし、ま、いっか」
・・・
頼子のマンションの近く
頼子「うふふ、Pさんに作りたての料理食べてもらえるの久しぶりだな…」
周子「頼子、発見!」
ちひろ「尾行開始ね」
きらり「頼子ちゃん、許さないにぃ」
頼子「……?気のせい…じゃないよね」
周子「もしかして、気づかれてる?あ、スーパーに入ったね」
ちひろ「うーん、作戦変更ね、きらりちゃん、待ち伏せよ」
きらり「おっすおっすばっちし!きらりんパワーで頼子ちゃん、連れてくるにぃ」
ちひろ「(…頼子ちゃん、殺さないでよ)」
・・・
頼子「これくらいでいいかな…」
頼子「ふふふ、お弁当の分もPさんに喜んでもらわないと」
頼子「ごめんなさい…杏さん、でも貴方が悪いんですよ」
きらり「今、杏ちゃんって言ったかにぃ」
頼子「えっ、貴方はッ」
きらり「大人しくするにぃ」
頼子「いやぁぁぁぁぁ」
きらり「頼子ちゃん、確保だにぃ☆」
頼子「うっ、痛いッ…きらりさん、何を……」
きらり「頼子ちゃんが悪いんだにぃ!きらりと来てもらゆ」
頼子「杏さんの件には訳が……」キキッ
周子「きらり、早く中にッ」
きらり「わかったにぃ」グイッ
頼子「キャァァ」
・・・
車内
頼子「何をするんですかっ…そっちは周子さんに…ちひろさん?」
きらり「杏ちゃんを騙した頼子ちゃんが言うことじゃないにぃ」
頼子「それはちひ……ンンッ」
周子「はい、頼子ちゃん、おしゃべりはそこまで」
ちひろ「周子さん、ボールギャグ用意してあるから使って」
頼子「ひっ」
周子「すごいじゃん、何これ、ちひろさんが普段使ってるの?」
ちひろ「……」ジー
周子「ごめんなさい、冗談です…さぁ、頼子、咥えて…あーん」
頼子「んんんッ」
周子「あー、抵抗するんだ、いけっ、きらり」
きらり「きらりに任せりゅ☆」グイッ
頼子「んん、ぷはッ」
周子「はい、あーん」
頼子「んんー」モゴモゴ
周子「外せないように後ろ手に…おっ、手錠なんてあるんだ」
きらり「手はきらりがやるにぃ、周子ちゃんは脚お願いすりゅ」
周子「オッケー」
頼子「ンー、ンーッッ」フルフル
周子「大丈夫だよ、頼子…すぐに気持ちよくなるから」
ちひろ「ふふふ、これでばっちりね…写真撮ってPさんに送ってあげて」
頼子「ンンンッ」モゴモゴ
周子「頼子携帯借りるよ、ほら、大人しくするっ」パシャ
頼子「ッッ」ウル
周子「あ、目隠しもいっとく?」パシャ
ちひろ「周子さん、目的忘れないでね」
周子「はーい、きらり文章よろしくっと」
きらり「わかったにぃ☆」
頼子「んんっ」
ちひろ「(ちょっとやりすぎてるかな…、ううん、これもお金のため…もとい仕事よ)」
ちひろ「(鬼、悪魔になるのよ、ちひろ)」
・・・
タクシー車内
モバP「そう言えば…きらりはどうやって頼子を連れて行ったんだ?」
杏「そーいや、そうだね」
モバP「きらりの体格でも頼子が遮二無二抵抗したら人目につくぞ」
モバP「公共交通機関での移動は不可能だ」
杏「じゃあ、誰かが車出してるってこと?」
モバP「ああ…本当にきらりが拐ったのならまだいいけど……」
杏「えっそれって…、大丈夫だよね…頼子」
杏「(あれ?こんな事になるはずじゃ)」
杏「ねぇ、プロデューサー…さっきのメール写真ついてなかった?」
モバP「ああ、そう言えば…こ、これはッ」
杏「え、何々、何で前かがみになってんの?」
モバP「いや、何でもない…これは他人には見せられない」
杏「いーじゃん、ケチだな、プロデューサー」
モバP「どうしても見たいなら、明日から休み無しな」
杏「…やっぱりいいよ」
モバP「この頼子を抑えてるのどう見てもきらりだな、ちょっとだけ安心したよ」
モバP「とりあえず、きらりの家に行くか」
・・・
きらりの家
きらり「さぁ、頼子ちゃん、きらりんルームへようこそ☆」
周子「おー、ここがきらりんルームか」
ちひろ「可愛らしい部屋ね」
頼子「……」
きらり「頼子ちゃん、元気ないにぃ」
周子「(家の中はカメラたくさんあるから、猿ぐつわにしたけど…まあ、無理ないか)」
周子「(涎垂らしたくなくて、ずっと顔上げてたし…健気だね)」
周子「もうちょっとだけ…我慢してね」ボソ
頼子「ンー」ピンポーン
ちひろ「あ、Pさん来たのかしら?」
周子「じゃあ、あたしらは隠れてるから」
きらり「杏ちゃん、来てくれたにぃ」
モバP『きらり、いるかッ、頼子は無事だろうな』
きらり「Pちゃん、頼子ちゃんは無事だにぃ…杏ちゃんはいるかにぃ」
杏『杏もいるよ…どうしてこんな事するんだよ』
きらり「杏ちゃん、どうしていなくなったにぃ…鍵は空いてりゅ…入るにぃ」
頼子「…(Pさん…来て…くれたんですね)」
・・・
モバP「きらり…入るぞ」コンコン
きらり「どうぞだにぃ…杏ちゃん!」
杏「ううう」
モバP「頼子ッ、無事だったか」
頼子「(Pさん…嬉しい………)」ウル
きらり「頼子ちゃんは杏ちゃんと交換だにぃ」
モバP「駄目だ…頼子も杏も連れて帰る」
きらり「Pちゃん、ふざけてるのかにぃ」
モバP「ふざけてなんかないッ!!」
きらり「っっ」ビクッ
モバP「なぁ、きらり…きらりが杏の事好きなのは知ってるよ」
モバP「でもな、きらり、好きなだけじゃだめなんだ…もっと相手の事考えないと」
モバP「きらりは杏を自分の思い通りにしたいだけ…じゃないだろ」
きらり「きらりは…杏ちゃんに何不自由なく暮らして欲しかっただけだにぃ…」
モバP「二人でいるのはお互いがよければそれでいい」
モバP「でも、もっと杏の希望も聞いてやらないと、杏が嫌がるだろ」
モバP「人を好きになるって、相手の事を思いやることだと思うんだ」
杏「そうだよ、ちょっときらりは強引すぎるよ」
きらり「ごめんにぃ…杏ちゃん、うわーーーん」
杏「べ、別にもういいって…それより飴ちょうだい」
きらり「うん、持ってくるから、待ってるにぃ☆」グス
モバP「…ふふふ、よ、頼子…その、大丈夫か」
頼子「フーフー」
モバP「今外すな…」シュル
頼子「ううう」
モバP「口の回り綺麗にしような」フキフキ
頼子「Pさん…」
・・・
きらりの家の別室
ちひろ「ふふふ、Pさんの名演説がばっちり撮れたわね」
周子「そうだねー、けっこう恥ずかしいこと熱弁してたね」
周子「頼子のボーグギャグ姿をお茶の間に届けられないのは残念だけど」
ちひろ「さすがにあれは放送できないわよ」
モバP『なぁ、きらり…頼子をここまで運ぶのどうやったんだ』
きらり『それは…』
周子「やばっ、ちひろさん、早くいかないと」
ちひろ「ええ、急ぎましょっ」
・・・
きらり「それは…ちひ……」ガチャ
ちひろ「ドッキリでーーーーす」テヘ
周子「だから、笑って許してねん」ペロ
モバP「…………」ブチ
・・・
ちひろ「だから、これはお仕事で仕方が無かったんですって……」プルプル
モバP「はぁッ?」
周子「まさか、あたしまで正座させれるなんて…」プルプル
モバP「はぁ…結局きらりはちひろさんにそそのかされてたのか…」
きらり「でも、こういう事しちゃったのはきらりだにぃ…」
頼子「私も…仕事とはいえ、杏さんをだまして家に連れ込みました」
杏「いいって…杏もほらさ、これ…楽な仕事だから不思議だったんだ」
モバP「ぬいぐるみにカメラ…ちひろさん……」
ちひろ「う……」
モバP「頼子はどこまで知ってたんだ……」
頼子「は、はい…ドッキリなのは知ってましたけど……」
頼子「私は杏さんを家に連れて行くだけのはずでした」
モバP「頼子にボールギャグとか使ったのはどうしてですか?」
ちひろ「それは…」
モバP「……」バァン
ちひろ「ヒッ」
ちひろ「きらりちゃんにはドッキリの事話してなかったので…」
ちひろ「頼子ちゃんからバレるのを防ごうと思いました…はい」
ちひろ「きらりちゃんは知らない方がうまくいくと思って…ごめんなさい」シュン
頼子「もういいですよ…ちひろさん」
頼子「(Pさんに口の回り拭いてもらったの嬉しかったの…、ふふふ)」
頼子「でも、あれつけてる映像は無いですよね」
ちひろ「車のカメラならここです…」
頼子「………」ベキ
頼子「あら、壊れちゃいました…こういうのって壊れやすいんですね」
頼子「あ、メモリーカードも抜いておかないと、ふふふ」バキ
ちひろ「(…高かったのに)」
周子「頼子もこう言ってるんだから…正座止めてもいいでしょ」プルプル
周子「ほら…あたしも手伝っただけなんだからさ」
頼子「そのわりには私にノリノリでボールギャグ咥えさせたの……」
周子「ウッ」
モバP「よし、周子は膝の裏にモップ挟もうか」
周子「じょ、冗談だよね…」
モバP「角材にするか?」
周子「モップ挟ませていただきます」
きらり「きらりも頼子ちゃんに手錠はめたゆ…ごめんにぃ」
頼子「いえ…きらりさんは………いいんです」
きらり「うう…」
頼子「……これから、きらりちゃんって呼んでもいいですか?」
きらり「もちろんだにぃ☆きらりハピハピだにぃ」
モバP「うんうん…仲よき事は美しきかな」
ちひろ「ッッッ」プルプル
周子「も、もうダメ」プルプル
杏「……ねぇ、プロデューサー、帰りどうすんのさ、もう電車ないよ」
モバP「あっ…」
ちひろ「僭越ながら…こ、このちひろめが皆様をお送りいたします……」プルプル
モバP「ほっ……じゃあ、それでお願いします」
きらり「……」
・・・
翌日
シンデレラプロ事務所
頼子「おはようございます…」
モバP「ああ、頼子か…おはよう」
頼子「眠たそうですね…私もですけど」
モバP「昨日遅くなったからな…ふぁ」
頼子「コーヒーでも淹れますか?」
モバP「いや、たまには俺がやるよ……手首とか跡ついてないか?」
頼子「はい…大丈夫ですよ……うん」
モバP「時間あるから少し横になっておけ、今日は遅いからな」
頼子「うん…ありがとう、Pさん」
モバP「コーヒーは起きたころにいれるよ」
頼子「じゃあ、少し…仮眠室に行ってきます」
モバP「あ、そうだ…昨日のあの画像だけど……」
頼子「あ……」カァァ
モバP「ちゃんと削除しといたからな…その…気分よくないだろ」
モバP「あ、なんだったら、俺のパソコンも調べるか?」
頼子「い、いえ…Pさんを信?してます……でもお家には行きたい…かな」
モバP「ああ…それは…だな」
頼子「ふふふ…失礼しますね」
モバP「あははは」
・・・
きらり「今日もー☆おにゃーしゃー☆」
モバP「お、おう、きらりか…元気だな」
きらり「うん、きらりはいつでもハピハピよ☆」
モバP「そっか…今日もよろしく頼むな」
きらり「はい、Pちゃんにこれあげゆ」
モバP「ああ…これはきらりんハウス永久招待券?」
きらり「昨日のPちゃんカッコ良かったにぃ」
きらり「だから、きらりんハウスでは杏ちゃんとPちゃんと三人で住みたいにぃ」
モバP「ははは…、検討させてもらうよ」
きらり「良い返事を期待してるにぃ☆」
・・・
その後、Pの抵抗空しくドッキリ番組はオンエアされ
Pのちょっと恥ずかしい演説は全国中継されるのでした
なお、杏は今回のは仕事として、対価に有給を主張し、Pに怒られるのでした
そして、頼子の緊縛画像を確かに消去したPですが
その前にしっかりおかずにしていたのでした
おしまい
以上で、あんきらと頼子さん誘拐事件編は終わりです
勢い任せはやはりよくないですね、ははは
なお頼子さんの画像は頼子さんの携帯には残ってます
頼子とPが変な性癖に目覚め無いことを祈ります
ホント、何故か頼子さんふがエロ要員になる不思議
Pの演説は当初そげぶの上条さんバリでしたが…私の体が拒否反応を起こしました
モバP「頼子と付き合いはじめたので、安価でいちゃいちゃしよう」
とか需要あるかなぁーなんて(チラッ)
あ、やっぱり全アイドルですよね…そうですよね、むーりぃーー
>>182
乙
いちゃいちゃの安価の件は他の子達をもう少しやってからにしよう(提案
>>155
鬼悪魔以上の方が何を言ってらっしゃるんですか
おっつおっつばっちし
>>182
頼子さん単独でやったら凄まじいペースで投下するんだろうな
他のアイドルはこのスレと別物ならいいんじゃないの?
おっつー
>>182
こっちとそっちと両方更新する気概を見せてくれると信じてる
それはそうと目隠しボールギャグ手錠装着頼子の参考画像はまだかね?
>>182
乙
次はきらりんハウス編ですよね?
ごきげんよう、1です
三連休?三日間副業に行かなくていい日ってことですよね
はい、では今回はリクいただいた珠ちゃん編をお送りします
サブタイトルは…意味があるような無いような感じです
いつも通り、レス後投下します
>>183
確かにその前にすることがたくさんありますね
それにしても、レスいただける方になんJ民が多いような
いつか頼子さんとPがくっついた時にでもしますかね
>>184
あはは、ちひろさんは女神でしょ?
こ、これで柚10%チケ以降メタメタなガチャ運も回復するはず!
さあ、次のガチャであんたんだ
しかし、鬼と悪魔もかわいそうですよね
>>185
確かに頼子さん限定ならペースは早いだろうなぁ
書き溜めじゃなくて即投下でしてみたいなぁ、なんて…
やっぱり、むーりぃー
>>186
あはは、同時進行は不可能です!
てか、連休中だけやろうかなってイメージだったんですよ
それも珠ちゃん編をやったので難しいかなと
目隠し頼子さんは残念だなぁ、削除しちゃったから…
代わりに大人のおもちゃ頼子さんを差し上げましょう
http://download5.getuploader.com/g/imas_cg37/1191/yoriko_vibreation.jpg
別になんも見えてないけど、良い子の皆は見ちゃダメだよ
>>187
やっと…それは海が干上がる頃には、ゲフンゲフン
きらりの次はまた今度にさせてください
また今度といいつつもネタが思い浮かんだら基本即日ですが
気長に待っていただけると助かります
第21話・脇山珠美「珠けがれなく剣けわし」
シンデレラプロ事務所
モバP「お疲れ様です」
ちひろ「お疲れ様です、Pさん」
モバP「あ、ちひろさん、お疲れ様です」
ちひろ「あ……脚が痛いです、うう」
モバP「あれはちひろさんが悪いです……」
ちひろ「はぁい」プイ
モバP「アイドルはまだ誰か残ってますか?」
ちひろ「ああ…それが……」
モバP「えっと…あ、あの……すごく空気がどんよりしてる場所が…」
ちひろ「珠美ちゃん…部活でまた補欠の補欠だったみたいで」
モバP「…ちょっと、話してきます」
ちひろ「はい、お願いします」
モバP「ははは、大丈夫かな」
・・・
珠美「珠美は…珠美は…」
モバP「お、おい珠美、部活で上手くいかなかったらしいな」
珠美「P殿…」ウルウル
モバP「な、なあ、珠美…諦めたら、そこで剣の道は終了だぞ」
珠美「珠美は諦めてなど……」ジュルリ
ちひろ「(Pさんもあの漫画好きなんだ)」
ちひろ「(でも……付き合うならバスケットより野球選手よね)」
モバP「事務所の皆を見ろ…一年間まともに仕事が無くても…」
モバP「腐らないで、しっかりレッスンして、大きい仕事にチャレンジしてるぞ」
珠美「珠美は剣道部に入って一年半経ちました……」
モバP「あ………」
ちひろ「(Pさん…それはフォローになってません…しょうがないなぁ)」
ちひろ「珠美ちゃん、Pさん、ちょっといいですか」
モバP「は、はい」
珠美「どうされたのですか、ちひろさん」
ちひろ「なんと、倉庫にPさんと珠美ちゃんのサイズにぴったりの防具と竹刀があります」
ちひろ「しかも、レッスンスタジオを貸しきってあるんです」
モバP「えっと…それで何をしろと?」
ちひろ「もちろん、特訓ですよ、特訓」
珠美「……」パァァァ
モバP「ちひろさん……どうして防具があるんです?」ボソ
ちひろ「ふふふ、今度剣道もののドラマのオーディションがあるんですよ」ボソ
モバP「俺をアイドルの練習台にするつもりですね」ボソボソ
ちひろ「アイドル同士叩かせるのはちょっと…」ボソボソ
モバP「俺剣道の経験ほとんどありませんよ」ボソボソボソ
ちひろ「ちょっとあれば十分ですよ」ボソボソボソ
珠美「あの、お二人とも、何をお話なのですか?」
珠美「それより、早く特訓を始めましょう、さあ」キラキラ
ちひろ「あんなに期待してる珠美ちゃんを裏切るんですか?」
モバP「う……」
ちひろ「それに脚痛いなぁ…カメラ高かったのになぁ」
モバP「カメラの修理は事務所の経費で落としましたよね」
ちひろ「えっーと」
珠美「P殿、まだでありますか?」
ちひろ「ほら、珠美ちゃんが呼んでますよ」
モバP「わかりましたよ、じゃあ、行ってきます」
ちひろ「二人共頑張ってね、あ、防具はスタジオに置いて直帰でいいですから」
ちひろ「あ、そうだ、適当に負けてあげてくださいね」ボソ
モバP「はい、わかってます」
珠美「いって参ります、ちひろさん」
・・・
レッスンスタジオ
モバP「おお、天井高いからちゃんと竹刀振れるな」ヒュッ
珠美「……」ポカーン
モバP「どうした、珠美…手が止まってるぞ?」
珠美「いえ…P殿の素振りが素晴らしかったもので…」
モバP「そうか!高校の時の体育以来なんだけどな」
モバP「結構スポーツや武道が強かったから、体育とはいえしごかれたな」
珠美「そ、そうですか」
モバP「これでも筋が良いって剣道部に誘われたんだからな」
モバP「まあ、入部はしなかったけどな、ははは」
珠美「これはレベルアップのチャンス、よろしくお願いしますP殿!」
モバP「よしっ、始めるか」
・・・
モバP「踏み込みが足りん!」バシ
珠美「うわ…」グラ
モバP「もらった」バシーン
珠美「ううっ」
モバP「あ……、し、しまった、つい……」
珠美「さ、流石、P殿です…」フラ
モバP「あ、いや、これは…」
珠美「も、もう一本お願いします……」フラ
モバP「もうフラフラじゃないか…そろそろ電車無くなるし、次が最後な」
モバP「(しまった…つい熱くなってしまった)」
モバP「(素人相手にこれじゃ、自信喪失するよな…、どうしよう)」
珠美「行きますよ、P殿、いやぁぁぁぁ」ダン
モバP「お、すごい気迫だ……って飛んだぁ?」
モバP「(えっ、剣道って上に飛んでいいのか…い、いや流石にくらうとまずい…)」
珠美「あああああ」スカ
モバP「へっ…?」キーン
モバP「ッッッッッ」バタ
珠美「……ハァ、ハァ、P殿、珠美はやりました」
珠美「……P殿ぉっ」
・・・
モバP「俺の息子が、息子がぁ」ウーン
珠美「P殿、大丈夫ですか、P殿」
モバP「ううう、何だ、頭の良い感触が……」
モバP「もう少し、このままでいいかな…ふふふ」
珠美「変な事言ってないで起きてください、P殿」
モバP「う、うう、ああ、珠美か…玉は…ふう、無事か」
珠美「P殿…大丈夫でしたか」
モバP「ああ…珠美が膝枕してくれてたのか」
珠美「はい、頼子さんが男性が気を失った時は膝枕が一番だと」
モバP「確かにあれは良かったな…ふふふ」
珠美「やはりはどこか……?」
モバP「ああ、大丈夫だ、ありがとう、珠美(おい、頼子…何教えてるんだ)」
珠美「珠美はやりましたッ、ついにP殿から一本取りましたッッ」
モバP「あ、ああ、そうだな(確か面は空振ったよな…)」
モバP「(それで俺の息子が痛むってことは…ああ、床に当たって跳ね上がったのか)」
珠美「珠美もついに必殺剣を身に付けたのですね」キラキラ
モバP「(でも、この喜びようを見ると言えないな…はは)」
モバP「さっきからずっと膝枕されたままだけど、気持ちいいな」
珠美「………」カァァ
モバP「あ、声に出しちゃった…アアッ!」
珠美「どうしたのですか、P殿?」
モバP「終電が無くなってる……」
珠美「えっ…」
モバP「どうしよう…」
珠美「どうしようと言われましても…」
モバP「……」
珠美「……」
モバP「な、なあ、珠美…いつまで、膝枕してくれるんだ?」
珠美「え、えええ、い、いつまでと言わずいつまででも構いません!」
モバP「バ、バカな事言うんじゃない」
モバP「(この距離で見ると…この距離でも珠美の胸は無いな)」
モバP「(でも、健康的な色気というか…汗と混ざっていい匂いだなぁ…)」
珠美「P殿、どうされたのですか?顔がにやけていますよ」
モバP「ええっ、あははは(いっそ、太ももに顔を埋めてやろうか)」
珠美「P殿…珠美は、剣以外の道も……ご指南いただきたいです」
モバP「……アイドルのレッスンのことだよな?」
珠美「……」フルフル
モバP「い、いや、それは…(本人がこう言ってるんだし、お尻くらい…)」そー
珠美「P殿?」
モバP「うわぁ…な、何でもない、何でもないぞ」
モバP「な、なあ、珠美、俺は珠美とそういう事は出来ないよ」
珠美「P殿…どうしてですか?」
モバP「俺は……珠美の恋人役にはなれない」
モバP「こういう事はいつか珠美が本当に恋した時に大切にとっておくんだ」
珠美「P殿……珠美は」ウル
モバP「剣士に涙は似合わないぞ、膝枕ありがとうな」
珠美「わかりました、珠美はこれから剣士としてアイドルとして益々精進します!」
モバP「おう、その調子だ」
珠美「では、珠美はトレーニングのために寮までランニングします」
モバP「お、おい、こんな時間に一人には…」
珠美「ほら、P殿、珠美を捕まえられますか?」
モバP「ああ、もう……仕方ないやつだな」
珠美「(ふふふ、P殿…いつか珠美があの人の様になった時…)」
珠美「(その時、珠美の本気を受け止めてもらいます)」
・・・
この日、Pはスタジオから寮、自宅と走ることになり
かつて無い筋肉痛に襲われるのでした
事務所内ではPは膝枕に弱いという情報が流れ
一部のアイドル達が事ある事に膝枕をしようとするのでした
おしまい
以上で珠ちゃん編は終わりです
果たして、珠ちゃんは剣道強くなるのか、背が伸びるのか
まさか、どっちもダメなんてことは…
しかし、Pは1歳しか違わない頼子さんとしようとしたのを覚えてるんでしょうか?
息子が無事で何よりでしたね…実際、気絶するほど痛いんですか?
次は10月17日に頼子さん番外編を投下予定ですが
それまでに、もう一回は投下しておきたいですね
文香さん編その2は誕生日投下を画策中です
なお、1は某国民的バスケット漫画では牧紳一が好きです
乙。
昔グランド整備用のトンボを踏んづけて顔と股間にスマッシュした事を思い出した。
しかし>>1の話を見てるとPが文香嬢達とイチャつきながらカレーを食べる話を思い出した。
ごきげんよう、1です
せっかくの三連休なので、今日もSS投下します
今回はだいぶ前にリクいただいた荒木先生編です
あはは、出費も0、素晴らしい三連休ですね
あ…ドリフどうしよう…肇ちゃん、欲しいよう
>>213
それは大変ですね…私には体験できない痛みですが……
カレーの話はどなたかのSSですか?
あんまり、モバマスのSSは読んでないけど、お薦めとかあります?
文香さんとカレーなら神保町がいいですね、いい店知ってますよ
なお、今回の荒木先生編に登場するのもカレーです
>>214
勝利おめでとうございます
私も2連敗の後、2連勝ですね
まあ、zipは投下したのは誤字脱字が多いので
今回の頼子さんは…まあ、大目に見てください
個人的に顔は済ましてるけど、耳が真っ赤なのがポイントです
安価は頼子さんが再登場した時にでもしようかなと
第22話・荒木比奈「荒木比奈の誤算」
比奈のマンション
モバP「比奈のマンションに来るのも…あの時以来か……」
モバP「出来れば、オートロックのマンションにして欲しいが…」ピンポーン
荒木『…ああ、プロデューサー待ってたっス』
モバP「失礼するぞ…って、ヘ、部屋の中とはいえ、な、なんだその格好は…」プイ
比奈「何スか、その言い方は!今日はプロデューサーが来るからお洒落したのに」プー
モバP「え…?いや……その…胸元……」チラ
比奈「わ、わぁぁぁぁ」カァァァ
比奈「スイマセン、暑くて、ついボタン余計に外してたっス」
比奈「あ、あれ、上手くはめらんないっス!プロデューサー、手伝って欲しいっス!」
モバP「任せろって、そんなこと出来るか」
比奈「ああ、そうっスねって…後ろ向いててくださいッ」
モバP「ご、ご、ごめん」
比奈「もう、いいっスよ」
モバP「え…?いや……その…胸元……」チラ
比奈「わ、わぁぁぁぁ」カァァァ
比奈「スイマセン、暑くて、ついボタン余計に外してたっス」
比奈「あ、あれ、上手くはめらんないっス!プロデューサー、手伝って欲しいっス!」
モバP「任せろって、そんなこと出来るか」
比奈「ああ、そうっスねって…後ろ向いててくださいッ」
モバP「ご、ご、ごめん」
比奈「もう、いいっスよ」
モバP「今日は仕事の打ち合わせの件、忘れてなかったな」
比奈「アハハ、もちろんっスよ、二度とあんな失敗はしないっス」
比奈「ちゃんとチェーンもしてるし、プロデューサーって確認してから出たっスよ」
モバP「当然の事…、なんだけどな」
比奈「褒めて欲しいっス…」ムー
モバP「早速、今度のお宅訪問企画の事なんだが」
モバP「おっ、部屋の中綺麗じゃないか」
比奈「ふふん、事情を話したら頼子ちゃん、文香ちゃんが協力してくれたっス」
モバP「威張ることじゃない(頼子はともかく、文香は戦力になるのか?)」
比奈「由里子さんも来てくれたっスけど…私のコレクション読んでばっかりで……」
モバP「頼子と文香に問題のあるものは見せてないだろうな」
比奈「私はそんなにそういうのは持ってないっスよ」
モバP「本当だろうな…」
比奈「趣味趣向の問題っスね、あ、ここに座ってて欲しいっス」
モバP「ああ、ありがとう…、これ原稿か?」
比奈「そうっス…ちょっと見て欲しいっス」
モバP「まあ、売り子やらなきゃ別にいいけど…」
モバP「うん…これは中々……面白いなって、ここで……終わりか?」
比奈「いやー、実は後ちょっとだけ、残ってるんスよ」
比奈「小一時間で終わると思うっスから、待っててくれないスか?」
モバP「おい、比奈…まあ、今日はこれが終わったら直帰だからいいか」
比奈「助かるっス、特急で仕上げるっス」ぴゅー
比奈「あ、そこのジュース飲んでもいいっスよ」
モバP「あんなに早く動けるのか…休憩がてら待たせてもらうか」
モバP「ジュースって…間接キスじゃないか……ふぁ」
モバP「ああ、この所遅かったからな…マラソンもしたし……うーん」
・・・
比奈「プロデューサー、お待たせっス」
比奈「あれ?プロデューサー…?あ、寝てるんスね」
比奈「ちょっと悪戯するっス…ってあああああああ」
モバP「んん?どうした?比奈?」
比奈「どうしたじゃないっスよ、これッ」
モバP「げ、原稿がジュースまみれに……」
モバP「ごめん…比奈」
比奈「今日中に出来ないといけないのに…大丈夫なのは……」ガク
モバP「な、なあ、比奈…そろそろ打ち合わせしないと俺終電が…」
比奈「何言ってんスか、さっさと手伝うっス」ギリ
モバP「は、はい…(そうだよな、ははは、また終電が……)」
・・・
比奈「はい!次は飛び上がるようなポーズっス」
モバP「こ、こうか」
比奈「もっと右手を上げるっス」
モバP「お、おう…」
比奈「よし、これでオーケーっス」
モバP「ふう、これで終わりか?」
比奈「次はペン入れっス…ああ、プロデューサーは休んでていいっスよ」
比奈「あ…その前に……」ジッ
モバP「お、おい、比奈?」
比奈「目のアップのコマがあるんスよ…よく見たいっス」
モバP「お、おう(ち、近いぞ…あれ、またボタン外れてる)」
モバP「(み、緑か…こうやって見ると結構…気づいてないのか)」
比奈「ん、どうしたんスか?もうちょっとっスから」
モバP「ああ(せっかくいい眺めなのにな)」
比奈「よし、出来たっス……ふぅ、何とかなりそうっス…んん」
比奈「あれ?変な感触が…ん、なんスかこれ」ギュッ
モバP「ううっ…比奈、手をはな…‥うっ」
比奈「プロデューサーどうしたんスかって…ッッッッ」
モバP「手を離してくれ…比奈」
比奈「スイマセン……(あれって、あれっスよね)」
モバP「(比奈にギュッと握られた……)」
比奈「……」
モバP「…な、なあ」
比奈「私、麦茶飲んで、ペン入れするッス、さあ気合入れるっスよ」
モバP「ああ、俺はお手洗い借りるな」
・・・
比奈「…全然集中出来ないっス…こ、こういう時は…うんッ」
比奈「声出しちゃダメっス……ンンン」クチュ
比奈「ンンンンーーーッ……ああ」
モバP「比奈ー?」
比奈「なななな、なんスか、プロデューサー」
モバP「いや、何か手伝える事あるかなって…」
比奈「ありがたいけど、ペン入れは無理っスね、帰っていいっスよ」
モバP「いや、打ち合わせが…出来るまで待つよ」
比奈「そうっスか、適当に時間潰しててください」
モバP「ああ、すまんな、撮影のためのチェックしておくよ」
・・・
モバP「部屋のチェックは大体終わったな、これなら大丈夫そうだ」
モバP「それにしても、漫画が多いな…わかってたけど」
モバP「比奈は……」
比奈「………」カリカリ
モバP「おお、すごい集中力…何かオーラが見えそうだ」
モバP「へぇ…比奈ってすごいんだな……」
モバP「…何かできることは…おお、そうだ夜食を作ってやろう」
モバP「比奈ー、キッチン借りるぞ」
比奈「………」カリカリ
・・・
モバP「キッチンはさっき見たけど…やはりあまり使ってる感じがしないな」
モバP「冷蔵庫はさっき見てなかったな…どれどれ」
モバP「おっ、冷凍庫に作り置きの料理が残してある…やるな比奈」
モバP「まあ、使ってよさそうなのはここらへんか」
モバP「比奈の作業が終わる頃には朝食になりそうだな…」
・・・
比奈「出来たっスッッッ」
モバP「おお、終わったか」
比奈「いやー、何とかまにあったっス」ギュ
モバP「ひ、比奈、当たってるって…」
比奈「あわわ……今日は誰かのせいで大変だったっス」
モバP「すまん……お詫びになるかわからんが、朝食を用意してある」
比奈「ホントっスか、ちょうどお腹減ってたっス、いだだくっス」
モバP「まあ、男の料理だから過度な期待はするなよ」
比奈「プロデューサーが作ってくれたものなら何でも美味しくいただくっスよ」
モバP「お、おい比奈…」
比奈「あ…(何言ってるんスか、私……)」カァ
・・・
比奈「ご馳走様っス、いやー、ホントに美味しかったっスよ」
モバP「そうか、ありがとう」
比奈「それにしても、朝チュン聞きながら朝食なんて、カップルみたいっスね」
モバP「へ、変な事言うんじゃない、今回だけだ」
比奈「私は何回でも食べたいっス」ボソ
モバP「ん?…そ、そういや、比奈も料理するんだな、ははは」
比奈「えっ……」
モバP「ほら、冷凍庫に…」
比奈「ああ(あれは頼子ちゃんが追い込みの時用にって作ってくれたヤツっス)」
比奈「(私はあんなに上手に出来ないっスけど…いいカッコしたいっスね)」
比奈「そ、そうっスよ、何だったら食べていくっスか」
モバP「いやー、今からは無理だけど、お宅訪問企画のネタに使えるな」
比奈「(ええーーーー)」
・・・
後日お宅訪問企画の撮影が行われるが、幸い撮影中に調理する時間は無く
頼子の作り置きのおかげで、意外とマメで家庭的と好評価を得るのでした
その後、比奈はお料理番組の起用が決定するが、まともに作れないので
大慌てで頼子に料理を教わるのでした
なお、比奈が描いたハリケーン5の同人誌(全年齢向け)は
事務所内、即売会でも好評を得、幾人かを過った道へと誘うのでした
比奈「おしまいっス…トホホ」
以上で荒木先生編は終わりです
いやー、異性の前で無理してイイカッコするのはいけませんよ
別にニコ動で配信してるカブトを見て思いついたネタじゃないですからね
ハリケーン5は大西ちゃんの持ってた紙袋がネタです
腐女子向けでは無く、オリジナルの燃え展開のつもりです
次はよほどの事が無ければ17日に頼子さんの番外編です
その次はやはり週末になるかなと
おつおつ
荒木さんの防御力の低さ好き
おっつし
J語がJ語と理解出来る1もJなんじゃ…
まさかキャッツファンか?
ごきげんよう、1です
えっと、18日になってしまいましてごめんなさい
許してください、頼子さん
まだ夜は明けてないので大目に見て欲しいです
なお、二回連続二回目のイベント爆死しました
普通に勝てる勝負だったんだよ、前回も今回も
あ、ゆかりお嬢様は誕生日を控えてお迎えしました
肇ちゃんはパワー切れ待ちかな、トホホ
頼子さん番外編はレス後投下します
>>240
ういうい、ありがとうございます
好きな人の前で見栄を張るのは許される嘘だと思います
今から練習してちゃんと上手くなったら問題ありませんしね
SSの情報提供ありがとうございます
モバのSSはほぼ読んでないのですが
本家の千早とフォーゼのクロスとか面白かったですね
>>241
でしょ、荒木先生は守備力低いと思います
逆に頼子さんとか周子とか、千秋’(おしり除く)は高いかと
荒木先生はだらけたところもPにさらけ出しそうな所が好きです
>>242
私は実況はペースが早くて苦手です
ぶっちゃけ本スレのペースも早くて苦手です
なのでなんJはまとめサイト見てるだけですね
野球はまあ詳しいですよ
ちなビヒタスです…今年は喜んでいいのか、いかんのか
本当はノムシンなんですけどね
番外編・第13話「月と太陽」
移動中の車内
モバP「…頼子…頼子」
頼子「う…Pさん…ごめんなさい、私寝てました?」
モバP「ああ、頼子の家近いから…今日は直帰でいいぞ」
頼子「うん、ありがとう……でも、今日は事務所に寄りたいな」
モバP「無理はするなよ……、事務所まで寝てていいぞ」
頼子「ううん、その…ごめんなさい、寝ちゃって」
モバP「いいさ、撮影で疲れてるんだ、気にするな」
頼子「でも、Pさんも運転やお仕事で疲れてるのに…」
モバP「俺は…ほら、頼子が作ってくれたレモンのハチミツ漬けがあるからさ」
頼子「本当に効いてますか…そうだといいんだけど」
モバP「ああ、いつもよりずっと楽だな、それに美味しいし」
モバP「事務所戻るなら、頼子も食べてみたらどうだ?」
頼子「…じゃあ、一つ…、うん……」パク
モバP「な、けっこう効くだろ?」
頼子「はい…ちょっと手前味噌かな?でも、役に立てて嬉しいです」
モバP「ははは、ありがとな、それに今日は雨も風も無いからな」
頼子「昨日はすごかったね…」
モバP「なあ、頼子…昨日少し怖がってなかったか?」
頼子「え…そんなことは……どうしてわかりました」
モバP「やっぱりな、顔には出てないけど、何となくな…付き合い長いしさ」
頼子「うん…本当は……でも、Pさんも一緒だったから……大丈夫だったよ」
モバP「そ、そうか…俺は事故起こして頼子に怪我させないようにって必死だったな」
頼子「Pさんの必死な横顔カッコ良かったよ」
モバP「…だから、そういう冗談は止めてくれ」
頼子「(冗談じゃないんだけどな…)」
・・・
シンデレラプロ事務所の駐車場
モバP「着いたぞ、頼子」
頼子「うん、ありがとう、Pさん」
モバP「俺は少し事務仕事と…明日の仕込みがあるから」
頼子「紗枝ちゃんとゆかりちゃんのお誕生日の…ですか?」
モバP「ああ、二人一緒だからな、しっかり祝ってやらないと」
頼子「そっちの方は私も手伝いたいな…」
モバP「ああ、頼むよ、周子や千夏もいるはずだから」
頼子「はい…あの、お仕事終わったら少しいいですか?」
モバP「ああ、今日はそんなに遅くならないと思うけど」
頼子「はい、私…待ってますから」
・・・
周子「飾り付けは大体こんな感じかな」
千夏「きっと二人共喜ぶわ」
奈緒「当日はレナさんやそらがパフォーマンスしてくれるってさ」
むつみ「本場ラスベガス仕込みですね、今からワクワクします」
頼子「……」
周子「頼子、窓から外見てどうしたん?」
頼子「あ、はい…いえ、何でも」
周子「そうなん?あ、これ、そこにつけて、頼子なら届くでしょ?」
頼子「はい…ん…」ペタ
周子「おーさすが、頼子」
頼子「周子さんでも届きませんでした?」
周子「うーん、まあね、でも頼子のピンと伸びた体のラインが見たくってさ」
頼子「もう…、変なこと言わないでください」
周子「頼子の体は誰でも見たいでしょ…特に男だったらさ、ほらPさんとか」
頼子「あの人はそういうのじゃ…」
周子「あれ?もしかしてPさんは見慣れてる?」
頼子「そういうことじゃありません…あ、私少し…出てきます」
周子「あ、うん、手伝ってくれてありがとね」
頼子「いえ…」
・・・
モバP「うーん、思ったより時間かかったけど終わったぞ」
モバP「さあ、誕生日パーティーの飾り付け手伝うぞ…あれ?」
奈緒「おせえぞ、もう飾り付けは終わった」
モバP「えっ、本当か?」
千夏「この人数だもの」
むつみ「途中から頼子さんも手伝ってくれて、楽ちんでした」
モバP「そうか…あ、その頼子は?」
千夏「ああ、そう言えばいないわね」
奈緒「さっきまでいたよな」
周子「はー、皆お疲れさん」
モバP「周子、頼子を見てないか?」
周子「頼子?ああ、確か外に出てったね」
周子「その前はずっと空み見てて変な感じだったよ」
モバP「こんな時間に一人でか?…千夏、周子、後頼むな」
モバP「俺は頼子を探してくるよ」
周子「はーい、いってらっしゃーい」
・・・
モバP「はぁはぁ…頼子、どこに行ったんだ」
モバP「近くのコンビニやお店にはいなかったし…」
モバP「帰ったのか…でも俺に用があるっていってたし」
モバP「そう言えば、周子が頼子が空を見てたって…」
モバP「月…今日は雲が多いなって…もしかして」
・・・
ある公園
頼子「………」
モバP「はぁはぁ…頼子、やっぱりここか」
頼子「Pさん…来てくれた……」
モバP「俺に用ってこの事だったんだな」
頼子「うん、今日は十三夜だから……」
モバP「そうだって言ってくれたら、一緒に行ったのに…」
頼子「ごめんなさい、でもPさんなら私を見つけてくれると思ったの……」
モバP「十五夜はここでお月見したよな、頼子らしいというか、ふふ」
頼子「……覚えててくれて嬉しいです」
モバP「それは俺も同じかな…ああ、隣いいか?」
頼子「うん…どうぞ」
モバP「失礼するよ…あ、頼子これ、敷いてくれ」
頼子「ハンカチ?いいの?じゃあ…」
モバP「雲一つ無い満月もいいけど、こういうのも悪くないな」
頼子「はい…雲間からちらっと見える時、すごく綺麗ですよね」
モバP「ああ…何だか、出会った頃の頼子みたいだな」
頼子「……えっ?」
モバP「いや…なんか、控えめに辺りを伺って顔を出す感じとかさ」
頼子「う、うん…あの頃は自信持てなくて…」
頼子「でも、私が変われたのは、貴方のおかげです、Pさん」
モバP「そうか?何だか、照れるな、ははは」
頼子「うん…(今の私があるのは貴方のおかげ…)」
頼子「(いつも優しくて…私を輝かせてくれる太陽のような人)」
頼子「(そんな貴方だから…私は……)」ブーン
モバP「あ、電話…周子から?………」パタン
頼子「出なくていいんですか?」
モバP「ああ、もう少し、頼子と月見たいかなって」
頼子「Pさん…」ピト
モバP「おい、頼子」
頼子「Pさん…貴方は私の太陽です…」
頼子「これからも私を輝かせてください」
モバP「頼子…」
・・・
シンデレラプロ事務所
周子「あれー、Pさん出ないか」
周子「せっかく、今日は十三夜だよって教えてあげようと思ったのに」
周子「電話出ないってことはちゃんと頼子見つけたのかな」
周子「このままじゃ、あたし負けちゃう?」
周子「…ちょっと本気出してみますか」
千夏「周子ちゃん、明日のケーキだけど…」
周子「それなら、明日あたしがとってくるよん」
千夏「じゃあ、それはお願いするわ…周子ちゃん?」
周子「ん、どうかしたの?」
千夏「いえ、すごく楽しそうだったから」
周子「楽しそう?そーかなー、ふふふ」
周子「(ああ、あたし、楽しいんだ、負けないよ、頼子)」
・・・
・・・
シンデレプロ事務所
モバP「ただいま戻りました」
頼子「ただいま戻りました」
周子「おー、Pさんに頼子じゃん」
頼子「ただいまです、周子さん」
周子「あれー、遅かったねー、皆は帰ったよ」
周子「あんまり遅いから、てっきり二人でしけこんだのかと思ったよ」
頼子「しゅ、周子さんッ」
周子「あー赤くなった…もたもたしてるとあたしがPさんとっちゃうぞ」
頼子「私…負けません」
周子「にしし」
モバP「おーい、二人共何話してるんだ?」
周子「何でもないよん」
頼子「はい…、ふふふ」
モバP「そうか、もう遅いから、そろそろ上がるぞ」
周子「うん、駅まで一緒に帰ろうよ」グイ
頼子「あ…」
モバP「当たってるぞ、周子」
周子「当ててんのよ…きゃん」
周子「また無言で小突く…訴えるぞー」
モバP「悪ふざけはほどほどにしろ」
周子「はーい(悪ふざけじゃないんだけどなー)」
頼子「私も駅まで一緒に帰ります」グッ
モバP「おい、頼子…袖摘むなよ、ふふ」
モバP「(なあ、頼子…太陽が必要なのは俺のほうだよ)」
モバP「(俺も皆が…頼子がいてくれるから、俺も輝けるんだ)」
モバP「これからも一緒に頑張ろうな」
頼子「はい」
おしまい
以上で頼子さん十三夜編は終わりです
16日台風の中ドライブしたのでその話も
あ、虹がすごく綺麗でしたよ
筆が滑って周子まで正妻戦争に参戦してしまいました
そう遠くない内にメイン張る話しを投下したいと思います
ユッキや周子みたいな悪友っぽいポジが…結構いいと思いませんか?
リクもいただけると嬉しいです
おっつおっつ。
乙
黒川さんもう一回出してくれると嬉しいです
あねご!!
とときん!!
かれん!!
りん!!
ふみか!!!
乙!
やっと頼子さんゲットしたぜ!
ごきげんよう、1です
鯖本格復活は嬉しいのですが、長くないですか?
今回お休みは確定なのですが…でもドリチケ欲しいなぁ
第23話は黒川さん2回目で行きます
黒川さんはいいですよね
私の頼子さん、千秋、翠、ゆかり、紗枝はんのお嬢様フロントでは
見栄えの問題でゆかりお嬢様がリーダーですが
年長者という事もあり、精神的支柱と妄想してます
>>269
ありがとうございます
前回は十三夜のお月見編ということで頼子さん編でした
雨が上がって良かったですけど
当日雨でも…頼子さんはPを待ってそうな気も…
本当に見つけてもらえてよかったね
>>270
ありがとうございます
今回は黒川さんの2回目にしてみました
楽しんでいただけると幸いです
黒川さんは初めてガチャを本気で回したので愛着あります
>>271
5人も一緒にリクとは貴方のフロントですか?
誕生日に文香さん編を予定しております
姉御もやってみたいんですよね
>>272
おめでとうございます、頼子さんはいいですよ
是非、全六種MMMしてあげてください
アイドルとしての成長が見られて、素晴らしいです
第23話・黒川千秋その2「貴方だけに見せる私」
北海道某市
モバP「いやー、やっぱり北海道は食事が美味しいな」
モバP「都内であんな寿司を食べようと思うと確実に途方もない額になるからなぁ」
モバP「ははは、また終電が無くなった…」
モバP「東京に戻らなくていいのは幸いだけど、ホテルまでか…歩こう」キキッ
モバP「えっ…ち、千秋?」
千秋「私じゃなかったら誰なの?もう…」
モバP「こんな所で会うとは思ってなくて…里帰りしてたんだったな」
モバP「それにしても…ゴクリ」
千秋「ふふ、見とれているのかしら?」
モバP「ああ、すごく綺麗だよ」
千秋「…っ、そ、そういう事は口に出すものではないでしょう……」カァァ
モバP「うっ…しかし、冷えるな」ブル
千秋「東京と一緒に思っちゃダメよ…こっちで泊まり?ホテルは近いの?」
モバP「それが…かなり遠いんだ」
千秋「風邪引くわよ…送るわ…いいでしょう、父さん」
モバP「いいッ」
千秋の父「ああ、構わないよ、千秋」
千秋「ほら、父もこう言ってるわ」
モバP「うーん……」
千秋の父「いつも千秋がお世話になってるお礼もしたいので」
モバP「では、お願いします」
・・・
千秋の父「千秋はどうですか、プロデューサーさん」
モバP「ええ、仕事にもレッスンにも熱心で、他のアイドルにいい影響を与えてます」
モバP「学業も両立しているので、特に学生アイドルの良いお手本ですね」
千秋の父「そうですか…頑張ってるようだね、千秋」
千秋「もう…褒めすぎよ」カァ
モバP「事実じゃないか、それに向上心も高いですね」
千秋の父「ふふ…そうだ、プロデューサーさん」
千秋の父「この後、私の家で一杯いかがですか?」
モバP「えっ…?」
千秋「父さん、それは…」
千秋の父「今日は千秋とデートでしたが、運転があるので飲めなくてね」
千秋の父「千秋の事も色々伺いたいので、どうでしょう?」
モバP「よろしいんですか?」
千秋の父「是非」
モバP「ありがとうございます」
千秋「ちょっと、二人共…もう……」
・・・
千秋の実家
千秋「父さん、Pさん……ああ…」
千秋の父「……」
モバP「ああ…千秋か」
千秋「もう…二人共、私がお風呂に入ってる間にこんなに飲んで」
モバP「ほとんど、千秋のお父さんだけどな」
千秋「……お酒でこんなになる父は初めて見たわ」
モバP「千秋が里帰りしてよっぽど嬉しかったんだろう」
千秋「そう…」
モバP「どうした、千秋」
千秋「いえ…、里帰りするたびに白髪も増えて来て…」
モバP「こういう時は思い切り親孝行してあげるといい」
千秋「うん…厳しい父だけど、父のおかげで今の私があるのよね」ナデ
千秋「とても運べないから、毛布取ってくるわ」
モバP「ああ、俺はそろそろ…」
千秋「帰るつもり?少し私にも付き合ってよ」
モバP「う、うーん」
千秋「……」ジッ
モバP「わ、わかったよ」
・・・
千秋の部屋
千秋「さ、入ってPさん」
モバP「ああ、失礼するよ」
千秋「何?緊張しているの?」
モバP「マンションとかならともかく、実家はなぁ…」
千秋「別にそれも初めてじゃないでしょうに」
モバP「な、いつの事を言ってるんだ?」
千秋「ふふふ、桃華が得意げに離してたわ(その一度じゃないのね…)」
千秋「どうぞ、適当に掛けてちょうだい」
モバP「うーん、それにしても…(いい体だなぁ)」
千秋「…目が泳いでいるわよ」
モバP「ははは…(あの時は急だったけど…今回こういう格好なのは……)」
千秋「私そんなに強いのダメだから…シャンパンで良かった?」
モバP「ああ、飲みやすくていいな」
千秋「はい、どうぞ」
モバP「ああ、ありがとう…うう…見えるけど見えない……」
千秋「ッッ…、な、何が見えないのよ」
モバP「す、すまん…つい口に出してしまった」
千秋「もう…」
モバP「ああ、千秋にも注がないとな、ほら」
千秋「ええ」
モバP「乾杯」
千秋「乾杯」キィン
・・・
千秋「ねぇ、Pさん、注いでちょうだい」
モバP「ああ…」
千秋「ふふ、ありがとう」クイ
モバP「(もう結構飲んでるが…大丈夫か?)」
千秋「なぁに、Pさん…進んでないわよ」
モバP「ああ、貰うよ(火照ってる千秋…色っぽいなぁ)」ジー
千秋「どうしたの…ふふふ」
モバP「な、なんでもないよ(嫌な予感がするが…いい眺めだしいいか)」ジー
・・・
千秋「うう…」
モバP「千秋大丈夫か…シャンパンは酔いが回るの早いんだぞ」
千秋「普段はこんな飲み方しないわ…はぁ」
モバP「うん…わかってるよ」
千秋「ありがとう…Pさんは強いのね」
モバP「まあ、仕事の付き合いで飲むことが多いからな」
千秋「そう……ねぇ、横になりたいわ」
モバP「立てるか?」
千秋「ううん…その…だ……きゃあ」
モバP「お、おい、そんな声出すなよ」
千秋「きゅ、急に抱き上げられたら、誰だって驚くわよ」カァァ
モバP「ああ、すまんな」
千秋「うう…力あるのね……ふふふ」
千秋「王子様にエスコートされるシンデレラの気分よ…」
モバP「へ、変な事言うなよ…さ、ベッドにおろすぞ」ドサ
千秋「うん……ありがとう」
モバP「なあ、千秋……手、離してくれないか」
千秋「どうして?」
モバP「いや、だってこの姿勢結構辛いしさ」
千秋「貴方もベッドで横になれば?」
モバP「おおおお、おい、それは……」
千秋「どうぞ」
モバP「いいのか…じゃあ」
千秋「えっ…ちょっと…お、覆いかぶさるなんて…うん」
モバP「お、おい…(目閉じるなよ、ホントに止まらなくなるぞ)」
千秋「……(…Pさんの息遣いが聞こえる)」
モバP「はぁ…はぁ…(やっぱり綺麗だな…千秋)」
千秋「どうしたの…Pさん」
モバP「…ごめん、千秋、やっぱり、俺…」
千秋「待って…私、私…貴方じゃないと……だって…」
モバP「千秋…聞いたら、たぶん止まれなくなる…だから」
千秋「もう…そんなに困った顔しないでよ」
モバP「ありがとう、千秋でも…」
千秋「私のアイドルとしての今後を心配してくれてる…でしょ?」
モバP「ああ……」
千秋「もう…、空いてる部屋に案内するわ」
千秋「この状況、父に見られたら何を言われるか」
モバP「嫁入り前の大事な娘さんだからな」
千秋「ふふふ、責任さえとればいいと思うけど、ふふふふ」
モバP「それは…ははは」
・・・
翌朝、Pは千秋の運転する車で空港まで送られる
ペーパー丸出しのその運転はPの寿命を確実に縮めたのでした
おしまい
以上で黒川さん編その2は終わりです
一応舞台はH市のつもりで書きました
千秋の父はまあ…捏造もいいとこです
Pとの飲みを丸々キンクリは構いませんよね
最初、千秋がお酌しながら三人で飲んで
千秋がお風呂に行ってからはパパが千秋の生い立ちを延々と話す感じかと
なお、千秋がしようとした話はPへの感謝の気持ちのつもりでした
もうやっちゃえよって感じですよね
来週、副業がバタバタするのが目に見えてるんですよね
最悪、週末まで投下出来ないかも…ごめんなさい
乙
黒川さんがエロくて満足です
素晴らしい
黒川さん素敵。
Pは酒入るとちょっとダメな人になりますね
1です、今週は平日の投下が非常に怪しいので
ちょっと頑張って、拓海編を作ってみました
リクいただいた方にご満足いただけると嬉しいです
しかし、拓海はすごい体ですよねぇ、羨ましい
レス後投下しますね
>>297
もしかして、リクいただいた方ですか?
最初は千秋がPを抱き寄せてたのですが
まず、それは我慢出来ないだろうと思い自重しました
割りと頼子さん意外とも一線越えそうな雰囲気のある困ったPです
でも、実際ゲーム中はこんな感じなんですよね
>>298
ははは、褒めても何もでませんよ
…嘘です、1は現金なので、おだてられると調子にのります
これからもご愛顧くださると嬉しいです
>>299
ちょっとこのPはそこが心配なんですよね
将来、頼子さん達誰とくっついても酒絡みで苦労しそうだなと
なお、H市の経済状態はかなり大変で
千秋には見せないけど千秋パパはけっこう苦労してて
千秋もそれを察して親孝行しに帰った…という状況設定です
第24話・向井拓海「惚れた弱み」
神奈川県某所
モバP「ふふ、ははは、また終電が無くなってしまった」
モバP「ふう…笑ったらちょっと気が晴れたな…」
モバP「しかし、歩いて帰れる距離じゃないし、給料日前だし」
モバP「漫画喫茶でも探すか」
モバP「そうだ、この辺りは確か拓海の実家の近くか…」
??「おい、オマエ、ちょっと面貸せよ、オラァッ!!」
モバP「ッッッ」
??「何、ビビってんだよ、アタシだよ、ア・タ・シ!」
モバP「なんだ…俺にはアタシさんなんて知り合いはいないぞ、拓海」
拓海「くだんねぇ、冗談言ってんじゃねぇよ」
モバP「ああ、悪い悪い」
拓海「で、何してんだよ、あ、終電無いんだろ」
モバP「な、なんでわかった…」
拓海「そりゃ、都内に住んでるプロデューサーがこんなとこいたらわかるっての」
モバP「まあ…そうだよな、拓海はなんでこんな時間にうろついてるんだ」
拓海「美世達と走って、それから頼子んちでダベってたら遅くなっちまったんだよ」
モバP「へぇ、美世と…って頼子ぉ!?」
拓海「何だよ、アタシが頼子とつるんだら悪いのかよ」
モバP「いやー、そんなことは、ただ意外でさ」
拓海「まー、頼子は美世の後ろだけどな」
モバP「ははは、そう言えば、乗ったことあるって言ってたな」
モバP「でもやっぱり、パンツの頼子は想像しづらいなぁ」
拓海「……チッ」
モバP「な、なんだ、拓海」
拓海「電車無いんならよ、うち来いよ」
モバP「いや、アイドルの家に泊まるわけには…」
拓海「ああん、頼子んちには泊まれて、アタシんちには泊まれないのかよ」
モバP「いや……そんなことは」
拓海「じゃあ、決まりだな、面白いもんを見せてやるよ」
モバP「それは楽しみだな」
拓海「ほら、決まったらさっさと来いよ」グイ
モバP「お、おい、ひっぱるなよ(あまりにでかくて当たってる…)」
・・・
拓海の実家
拓海「さあ、上がれよ」ニー
拓海「おっ、待ってたぞー、おー、よしよし」
モバP「いいものってこの子か…大きくなったなぁ」
拓海「そうだろ、ほら、プロデューサーも抱けよ」
モバP「えっ、いいのかぁ、ふふふ」
拓海「気持ち悪い顔すんなよ…てっきり犬派だと思ってたぜ」
モバP「ははは、さっきの拓海も大概だから気にするな」
モバP「で、どうして俺が犬派だと…?」
拓海「そりゃあ…な、何でもねえよ、ほら」
モバP「ああ、ありがとう…って」フー
拓海「逃げたな」
モバP「ああ、逃げたな」
モバP「なあ、俺何かしたか?」
拓海「さぁな」
モバP「はぁ…」ガク
拓海「そんな、気を落とすなよ、ほら、もう一個いいもんあるからよ」
モバP「ああ……頼むよ」
・・・
拓海の部屋
モバP「おー、ここが拓海の部屋か、おー」
拓海「なんだ、その微妙なリアクションは」
モバP「いや、予想通りの部屋だったもんだから」
拓海「こういう時は、拓海も部屋は女っぽいんだなとか言うのが礼儀じゃないのかよ」
モバP「なんだ、拓海、俺に女っぽいって思われたいのか」
拓海「な…ち、ちげーよ、このバカ!」
モバP「いや、女の子っぽい部屋だと思うよ…そこに隠してるの猫の写真集だろ」
拓海「ッッッ」カァァ
モバP「ふふ、それにそこには…」
拓海「おおおおお、おい、もう止めろよ、見せねえぞ、面白いもん」
モバP「ああ、すまん、すまん」
拓海「チッ、ほらこれだよ」
モバP「おっ、アルバムか…どれどれ」
拓海「余計なとこを見るんじゃねえよ、ほらここだ」
モバP「おお、これは…」
拓海「アンタが見たいって言ってた頼子のパンツ履いた写真だよ」
モバP「ああ、確かにこの姿は新鮮だな…うん、今後こういう衣装もありかな」
モバP「それにしても、やっぱり頼子は腰から尻、太もものラインが最高だな」ニヤ
拓海「チッ、ニヤニヤして他の女の写真見てんじゃねえよ」
モバP「ははは、皆仲いいんだな、拓海に美世に頼子に夏樹に李衣菜に里奈か」
拓海「お、おう、たまに走りに行ってんだよ、頼子と李衣菜は後ろ専門だけどな」
拓海「でよ、プロデューサーはさ、やっぱ頼子みたいなんが好みなのかよ」
モバP「はあ?好み?うーん、ふふ」
モバP「そうだな、頼子に限らず仕事を嫌がらないでやる娘が好みだな」
拓海「あん、それはアタシが仕事より好みしてるって言いたいのかよ」
拓海「もっとアタシに合った仕事持ってきたらどうなんだよ」
モバP「そうか?今までのしごとも拓海にばっちり似合ってると思うけどな」ポチ
??『たくみせんせーのラヴラブスマイルであまーいチョコケーキ出来ましたよー☆』
拓海「ッッッ、テメ、それ」カァァァァ
モバP「どうした、拓海」ポチ
??『ウッフーン、ウッフーン、ウッフーン』
拓海「いい加減にしやがれッ!!」ガシ
モバP「おわッ、いきなりヘッドロックは止めろ」
モバP「い、いや、止めなくていい、全然効いてないぞ(ああ、すごい感触が…)」ムニュ
拓海「あん、効いてないだと、オラァッ」
モバP「うお、これはすごい…ッッッ」グタ
拓海「どうだ見たか…っておい、プロデューサー」
・・・
拓海「ったく、無理してイイカッコすんじゃねえよ」
モバP「ははは(イイカッコしたわけじゃないんだが、黙ってよう)」
拓海「でよ、寝るのはここでいいよな」
モバP「い、いや、それはまずいだろ」
拓海「アタシんちはそんなに広くないからよ」
モバP「う…」
拓海「なんだぁ、隣にアタシが寝てたら襲っちまうか?」
モバP「そんなことはないが…」
拓海「じゃ、決まりだな…アタシ、先シャワー浴びてくっからよ」
モバP「ああ…ははは」
・・・
モバP「お待たせ、拓海、シャワーありがとな」
拓海「……」スースー
モバP「って、なんだ、寝てるのか……寝相悪いな」
モバP「仕方ないやつだな、布団掛け直してやるか…」
モバP「それにしても…でかいなんてもんじゃないな…ゴクリ」
モバP「それにつけてないから…うっ、ぼっち」
拓海(チッ、何だよ、このやろ、寝たふりしたらいい気になりやがって)」
モバP「ちょ、ちょっとくらいいいよな…」スー
拓海「(お、おおおお、おい、マジかよ)」
モバP「い、いいいや、いかん、いかん」
拓海「(あんだよ、この意気地なし)」
モバP「拓海が家に上げてくれたのも、俺を信じてくれたからだからな」
モバP「ちょっと残念だが、布団かけたら俺も寝よう」
モバP「お休み、拓海」
拓海「(……まったく、プロデューサーは…)」
拓海「(バカだけど、優しくて、アタシよりアタシを知ってて…チッ)」
拓海「(何でこんなヤツ……惚れちまったもんはしょうがねぇだろ、クソッ)」
拓海「(お休み、プロデューサー……今度の仕事はちょっとだけ可愛くしてやるよ)」
・・・
モバP「ううん、そろそろ、朝か…何だこれは……」
モバP「こ、これは拓海の…、こ、こか……んぷ」
拓海「ううーーーん」
モバP「こ、こら動くな拓海」
拓海「あ…プロデューサー、起きてたのか…ひゃん」
モバP「拓海…、だから、動く…うぷ」ピト
拓海「うん、変なとこ触んじゃ…この感触はぎゃああああああ」ガシ
モバP「……」ガクッ
・・・
この日、Pの顔には大きな青あざを作って出社したが
事情を説明して頼子にメイクしてもらい、営業に支障をきたさずにすんだ
なお、数日の間、警戒した猫の様にPに接したのでした
おしまい
拓海編は以上になります…まったく、このPは
いや、悪いのはもちろん私ですが…
拓海の事務所内の交友関係はバイク仲間つながりに
美世に頼子、夏樹に李衣菜がくっついて来て交友関係広がってると妄想してます
猫探しから都、水着のイベントから留美とも仲いいのかなと
次の更新は土曜日になるかなぁ…副業……
次は誰で行くかまだ未定です、ではまた
文香さんは誕生日の夜にうぷ出来ればと考えています
おっつおっつ。
口とは裏腹にデレデレなたくみん可愛い。
いいぞもっとやれください!!
Pの信頼はボロボロ
乙
最近はゲスPだな(ニヤリ
文香さんのSレアはよ
んー、コイツがいちいち全部のレスに返事返してるのが気持ち悪いんだよなぁ
単調だしつまんねぇ。スレタイは面白いのに残念だ
そら(終電っていったってバスか電車しか)そう(種類はないんだから単調にも)なるよ
マダカナー
1です、えっと一日遅れてごめんなさい
今日は文香さん誕生日おめでとうってことで文香さん編その2です
誕生日中に間に合ってよかったです
新しいパワプロ買ったけど、まだ起動さえしてない…
サクサクセスで全アイドル作ってペナントしたいなぁって
なお、頼子さんはえこひいきする模様
>>323
うん、こんな感じいいか非常に不安でしたが
拓海はこんな印象のキャラでした
拓海の猫人質に取ってあんな事こんな事を…
>>324
お褒めいただきありがとうございます
アイドルはその都度別になりますが、拓海は楽しかったです
>>325
う…、本当にちょっとやり過ぎたと反省しています
その代わりではないですが、今回はまともなPですよ
たぶん…
>>326
拓海を触ったり、あんな事こんな事しないだけマシかと
私も文香さんのSRは早く来て欲しいですが…
お願いだから年明け以降にしてくださいッ
>>327
単調なのはやってる本人が一番感じてますので…
スレタイは前のスレからの引き継ぎです、はい
ご期待に応えられれば一番なのですが
全レスはこのスレの仕様なので諦めてください
>>328
どんでんは割りといい監督だったよなぁ…
今後なるべく、終電の逃し方以外の部分で差別化したいと思います
>>329
お待たせしてすみません…
言い訳にはならないのはわかってますが…副業が悪い
正直、今週は頼子の手に吐いたP並に色々ありました
文香さん編その2、楽しんでもらえたら幸いです
第25話・鷺沢文香その2「初めての…」
10月27日
都内某所
モバP「ふう、今日の仕事も終わりだな」
モバP「ちょっと遅いが…今日は文香の誕生日だからお祝いしないとな」
モバP「もう家に帰ってるかな…メールしてからいくか」ポチ
モバP「おっ、返事来た、家にいるみたいだな、よし、いくか」
・・・
文香のマンション
モバP「着いたか…前に来た時は……ひどい状況だったが…」
モバP「よし、心配しても始まらない、さあ、いくぞ」ピンポーン
文香『あ、Pさん……お待ちしてました、……どうぞ』
モバP「ああ、こんな時間にごめんな」
文香『いえ……』
文香「(本当に来てくれた……うん…)」
・・・
モバP「文香ー、来たぞー」ピンポーン
文香「こんばんは、Pさん…」ガチャ
モバP「こんばんは、文香」
文香「あの……こんな時間にどういったご用件でしょうか……」
モバP「どんな要件って…今日は誕生日だろ?」
モバP「おめでとう、文香」
文香「………」カァァ
モバP「どうした、文香?」
文香「…自分でも忘れていましたのに…事務所のみなさんも…Pさんも……」
モバP「文香…」
文香「その…あ、上がってください、お茶くらいだしますから」
モバP「ああ、じゃあ、ごちそうになろうかな」
モバP「お、綺麗…だけど何か違和感が…文香、あの大量の本はどうした?」
文香「え、本ですか?隣の部屋が空いたみたいので…」
モバP「まさか…借りたのか、本を置くために……」
文香「はい…、隣はワンルームで安かったですし…」
モバP「…引っ越したほうが安上がりじゃないか?」
文香「え?あ…はい、みなさんにも言われました」
文香「でも…、この部屋にも思い入れがあって…」
モバP「まあ……床が抜けるようなことはしないでくれよ」
文香「はい…」
モバP「(…そのうちビル一棟借りとかするんじゃないだろうな)」
モバP「お祝いがこんな時間になってごめんな、これ、ささやかだけど」
文香「い、いえ…ありがとうございます…開けていいですか?」
モバP「ああ、どうぞ」
文香「これ……大切にします………」ギュ
モバP「喜んでもらえて嬉しいよ」
文香「ふふ………」
モバP「(おっ、可愛く笑うようになったな…)ん、あれは)」
文香「はい?」
モバP「いや…あの酒の山は何かと思ってな」
文香「今日事務所で頼子さん達にお祝いしてもらって……その時に」
モバP「ああ、あの困った大人たちからのプレセントか」
モバP「日本酒は楓さん、焼酎は早苗さん、ワインは志乃さんか?」
文香「はい…事務所で飲酒は良くないので……それで」
モバP「(重かっただろうな……)」
文香「ふふふ、頼子さんからは栞を貰いました…これ」
モバP「おお、綺麗だな…何となく文香の雰囲気にも合ってるな」
文香「ですよね…私も一目で気に入りました」
モバP「頼子達は…ああ、明日の撮影のために移動か」
文香「はい…うちに来てくれるって言ってたんですけど…」
モバP「すまんな…どうしても、そういうスケジュールになって…」
文香「いえ…本当は今日も難しかったって聞いてますから……」
モバP「ああ、頼子に今日だけでも何とかって頼まれてな」
文香「頼子さん…」ウル
モバP「ほ、はら、今日は頼子の分も俺がお祝いしてやるから」
文香「ほ、本当ですか?」
モバP「ああ、何かしようか…部屋の掃除とか…」
文香「……」ジト
モバP「じょ、冗談だって…何かリクエストあるか?」
文香「じゃあ……お酒…教えてください」
モバP「酒?ああ…文香も二十歳だもんな」
文香「……みなさんにいただいたお酒もありますし…」
文香「ビールも冷蔵庫にありますよ…」
モバP「ビールも…友紀か?」
文香「それが…奈々さんです……17歳なのにお酒買えるんですか?」
モバP「(奈々さん…)い、いや、それはお母さんにお願いしたんじゃないかな?」
文香「ああ、わざわざ、そんなお手間を……」
モバP「ははは、せっかくだし、最初はビールにしようかな」
文香「最初は…ですか、そういう作法があるらしいですね、私も…プシュ」
モバP「別にそこまで厳密なものじゃないが…まあ……な」プシュ
モバP「乾杯」
文香「…乾杯」
文香「うっ……ビールって苦いですね」
モバP「ははは、それがいいんだけどな」グビ
文香「どうしたら、いい…ですか?」
モバP「今は二人だから飲みやすいのにしよう…ビールは俺がもらうよ」
文香「(…あ、間接キス……?)……ありがとうございます」
文香「……美優さんからいだたいた梅酒にします」トクトク
モバP「ああ…口当たりもいいしな…ってロック?」
文香「ええ…こうやって飲むものだと…美味しい…」
モバP「文香がお酒の味がわかるようになったか…嬉しいな」
文香「はい…美味しくて、何杯でもいけそうです……」グビ
モバP「お、けっこういける口だな…日本酒も飲んでみるか?」
文香「いただきます…確か一緒に……」
モバP「おお、徳利とおちょこが…こういう用意はいいな、楓さんは…」
モバP「熱燗がいい酒だから…レンジ借りるな」
文香「はい、すみません」グビ
モバP「ちょっと待っててくれよ…(文香、ペース早くないか?)」
・・・
モバP「(…どうしてこうなった)」
文香「…聞いていますか、プロデューサー」
モバP「き、聞いております、あの…そろそろ終電が……」
文香「…私は何度も言いました……人前は恥ずかしいと」
モバP{(俺の話しは聞いてくれないんだな)…はい」
文香「それなのに…前髪は上げさせる……トーク番組に出演させる」
モバP「(まさか文香が絡み酒とは…)」
モバP「で、でも頼子みたいな大人しめだけど、先輩もいるわけで…」
文香「…頼子さんはいい先輩です……」
モバP「そ、そうだろ、じゃあ、俺はそろそろ…」ギュ
文香「初めから芸能界に憧れてた頼子さんと……私は違うんです」ブンブン
モバP「それは…そうだけど……とにかく、離してくれ……」
モバP「(飲んでる人間の頭を揺さぶるな……でも、少し胸当たってる…)」
文香「私が聞きたいのは…頼子さんの事じゃなくて……」ブンブン
モバP「文香も…俺の大切な……アイ…ド……うう」グタ
文香「…責任取ってくれるんですか……って、えっ、Pさん?」
モバP「……」
文香「あ……」
・・・
文香「…すみません、Pさん」
モバP「……」
文香「……」グイ
文香「膝枕…ふふふ……」ナデ
文香「ごめんなさい…Pさん……」
文香「さっきはあんな事言ったけど…本当は感謝してます……」ナデ
文香「きっと…聞こえてないから……言います……ね」
文香「頼子さんを見てると………」
文香「恋愛は書を読むより…実際にする方が素敵だなって…思います」
モバP「………」
文香「頼子さんの気持ちは知って…ます……それでも」
文香「それでも…、わ、私も……貴方を好きになってもいいですか?」
モバP「………」
文香「聞こえてませんよね…」
文香「きっと聞いてたら、私と自分は…アイドルとプロデューサーって……」ナデ
文香「そう…言いますよね……でもいいです」
文香「そんなPさんだから…私は……」
・・・
モバP「ふわぁぁーーー」
モバP「うう、まだ頭クラクラするな…布団、文香が掛けてくれたのか…」
モバP「文香…せめて、ちゃんとベットで寝てくれよ…」
モバP「それにしても、言動からは想像できないわがままボディだよな…ゴクリ」
文香「………」
モバP「……」そー
文香「…………触らないんですか?」
モバP「さ、触るわけないだろ」
文香「……そうですか」
モバP「それに文香の信?に応えないとな……そろそろ始発動くから帰るよ」
文香「えっ……」
モバP「じゃあ、ちゃんとゆっくり休めよ」
文香「聞いて…くれてたんですね……」
・・・
後日、文香の酒癖は事務所内に知れ渡り、酒の量を制限される
事務所の困った大人たちはPに不平不満をぶちまけるが
ちひろのひと睨みには敵わないのでした
おしまい
文香さん編その2は以上です
いいですよね、文香さん
うちのプロのルーキーも文香さんPのようです
誕生日台詞があんな感じなので直球デレは避けてみましたがいかがですか?
来週は水、木の投下は不可能ですので…
何とか火曜には投下したいのですが
週末だと思っててもらえると助かります
乙です。
自分も文香さんは揃えましたww
おっつおっつ。
公式の誕生日台詞が物足りなく感じただけに程よいデレでした。
取り敢えずPはモゲるべき。
乙。文香さんに絡まれてぇ。
Pゲットするには酒飲ませてれば良い気がしてきた
困った大人達に草不可避
zipの方の一回目の文香さんのサブタイとつながってるのな
プロってプロダクションか
プロなのにルーキーってどういうことって思ったわ
1です、お待たせしてすみません
全部副業が悪い、休出休出休出
あ、ちなみに今日は代休です
副業?今日は休みだよ、ではありませんのであしからず
今回は周子編をレス後投下します
イメージとしてはミッドナイトフェアリー時のエピです
>>355
ありがとうございます
文香さんのR、恒常にしてはまだまだ高いですね
キャラ人気の賜物でしょうか
薄い本以外で報われるといいなぁ
>>356
やった本人も冒険のつもりでしたが喜んでもらえて何よりです
私も頼子さんにお酌されたり、膝枕されたいですね
そして、チョメチョメも…ゲフンゲフン
>>357
文香さんなら絡み酒でもいいですよね
宅飲みならラッキースケベの確率も倍率ドン倍ですね
Pもそこまでチョロくないと思いたいですが…
皆さんもお酒には気をつけてくださいね
>>358
困った大人たちに一切悪気は無く
ただ人生の先輩として道を示しているだけです
サブタイの件はまあ…元ネタがありますが伏せておきます
>>359
今年のプロ野球はルーキー豊作年でしたね
きっとユッキもご満悦でしょう
はい…紛らわしくてすみません
中々熱心で頑張ってくれてますよ、うちのルーキー
第26話・塩見周子「二人のカンケイ」
都内某所
周子「あー、疲れたーん」
モバP「お疲れ様、周子。今日も良かったぞ」
周子「アリガト、じゃあさー、今日はちょっと付き合ってよ」
モバP「いやー、今日はこの後仕事が…」
周子「今日はこれであがりでしょ?ちひろさんに確認してあるよん」
モバP「う、嘘だ!今日はちひろさん休みだから確認できるはず…あっ」
周子「次にPさんは…、謀ったな、周子…と言う」
モバP「言うか…バカ」
周子「えー、せっかく比奈さんとか奈緒ちゃんに教えてもらったのにぃ」
モバP「まあ…今日はこの後フリーだよ」
周子「そんなに遅くなんないしさ、ねぇ」
モバP「まったく…仕方がないやつだな」
周子「よし決定、さぁ、いこー」グイ
モバP「おい、周子…、当ててるのか」
周子「そうだよん…キャイン」
モバP「悪ふざけはするな」コツン
周子「むー」
・・・
とあるダーツバー
モバP「なぁ…周子、よく来るのか、この店」
周子「そりゃあ、よくわからない店に人を連れてかないでしょ」
モバP「う、うーん、こういう店はなぁ」
周子「あはは、一人で来ないって、奏とか頼子と一緒だよ…ありゃ」ポロ
モバP「…(奏はともかく…頼子?ああ、夜行性同士馬が合うのか)」
周子「Pさんさぁ、今ちょっと失礼な事考えたでしょ」
モバP「…そんな事はないぞ」
周子「言っとくけど、ちゃんと個室使ってるし、夜明かしとかはしてないからね」ストン
モバP「当然だ」
周子「いやー、あたしは別にいいけど、特に頼子は真面目だからさ」ポロ
モバP「だから当然の事だって」
周子「あたしの言いたい事わかる?」
モバP「さあ、わからんな」
周子「今日は保護者同伴だから、朝まで飲み明かそー」
モバP「おい、こら」
周子「よし、じゃあ、ここはダーツで勝負しよう」
モバP「おーい、周子」
周子「あたしが勝ったら、付き合ってもらうよん」
モバP「……(ダーツが趣味らしいが…さっきから見てると…下手の横好きだな)」
モバP「(きっちり勝って、納得させた方がいいか…よし)」
周子「どうしたん、Pさん」
モバP「いいだろう、周子…その勝負受けて立つ」
周子「お、ノリいいねぇ」
モバP「その代わり、俺が勝ったらしばらく夜更かし禁止な」
周子「それでいいよ、始めよっか」
モバP「(フッ…その余裕も今のうちだ……)」
・・・
モバP「な…何だと……」
周子「シューコの勝ちぃーー」
モバP「こんな…事が………」
周子「ほらほら、言うこと聞いてもらおうか」
モバP「周子…お前…」
周子「次にPさんは…、謀ったな、周子…と言う」
モバP「謀ったな、周子…ハッ」
周子「はい、まいどありー、フフ、あたしは左利きだよ?」
モバP「うう……」
周子「そりゃ、ここに来てから右でしか投げて無かったけどさ」
周子「まさか、ここまであっさり引っかかるとはね」
モバP「ぐぬぬぬ」
周子「さ、ドリンクとろ、Pさんはビールだよね」
モバP「あ、ああ……」
周子「カラオケにしよっか?あたし、頼子の新曲いれよー」
モバP「また終電が………こうなったら、今日はとことん楽しむぞ」
周子「そーそー、その方が楽しいよ」
・・・
モバP「はぁー、美味いなぁ」
周子「本当に美味しそうに飲むよね…ちょっと頂戴」
モバP「ダメ」
周子「どうしても?」
モバP「どうしてもダメ」
周子「むー、ケチ」
モバP「二十歳になるまではダメ……わかって言ってるだろ」
周子「はーい、でもさぁ…あと一月足らずで二十歳だよ」
周子「誕生日またいだだけで、そんなに変わるものでもないでしょ」
モバP「そういう屁理屈言うな…まあ、あと少しでおおっぴらに飲めるようになるんだ」
モバP「それに事務所の困った大人たちが嫌でも教えてくれるさ」
周子「そうだね…あの人達、事務所の二十歳になる娘リストアップしてるしね」
モバP「そんな事してるのか…はぁ」
周子「ははは、あたしはPさんに教えて欲しいなぁ…文香ちゃんみたいにさ」
モバP「う…検討しておこう……」
周子「うふふ、よろしくねん…それにしても熱いねぇ」ヌギ
モバP「お、おい…確かにダーツやカラオケで汗かいてるけど……」ジー
周子「どこ、見てんの?やらしー」
モバP「若い男と二人の時にそんな格好する方が悪い」
周子「あー、開き直った」
モバP「それにしても…胸元も大概だが…下ショートパンツ履いてるよな」
周子「ん?履いてないよ」
モバP「ッッッ、み、見えるだろ」
周子「何?外はコート着てるし………ムラムラしてきた?」
モバP「バカ言うな……うっ…周子、どこ触ってるんだ」
周子「どこってPさんの太ももやん」ナデ
モバP「それは見ればわかる…うっ」
周子「あー、内ももが弱いんだぁ…ねぇ、もっと色んなとこ触っていい?」
モバP「お、おい…体寄せるな(胸……わざと見せようとしてるのか?)」
周子「ねぇってば…」
モバP「いい加減にしろ」グイ
周子「むぅ…」
周子「にしてもさ、Pさんとこんな時間にこんなとこに二人だと…」
モバP「ん、どうした?」
周子「いやー、スカウトされた時の事思い出すなって」
モバP「ああ、こんな感じの店だったな」
周子「そだね、あの時はナンパかと思ったよ」
モバP「ははは」
周子「まあ、美術館とか古書店とか学校のプールでスカウトするような人だし」
モバP「う……」
モバP「でも、話聞くからなんか奢ってなんて返されるとはな」
周子「あーあー、あの時は実家追い出されて大変だったしさー」
モバP「……」ジー
周子「Pさんが大丈夫そうな人だからついて行ったんだよ」
モバP「大体あの日、俺がスカウトしてなかったらどうするつもりだったんだ」
周子「いやー、人との出会いには感謝しないとね」
モバP「………」
周子「や、神待ちなんてしないよ、女友達の家に転がり込むつもりだったし」
モバP「ふむ…周子は意外としっかりしてるからな」
周子「意外ととは心外だなぁ」プー
モバP「ははは、すまん、すまん」
周子「いや、許さない」
モバP「そんなに怒るなよ……どうすれば機嫌直すんだ?」
周子「昔の事思い出したら、あの時なんて言って口説かれたか、もう一回聞きたいなって」
モバP「さぁ…なんて言ったかな」
周子「あたしは覚えてるけどなぁ…」
モバP「さっさと忘れればいいものを」
周子「ふふん、確か、俺だけのアイドルになってくれないか、かな」
モバP「…何か変な単語がくっついてた気がするんだが?」
周子「……」
モバP「おーい、周……ッ」
周子「あたしさ、Pさんがいいなら、Pさんだけのアイドルになるよ」ガバ
モバP「お、おい…」
周子「どう……なのさ」
モバP「……」
周子「女に恥…かかせるの……」
モバP「(いい…匂いだな……それに、柔らか…ハッ)」
モバP「周子……冗談にならない冗談はやめろ」グイ
周子「Pさん……(冗談じゃないのに……)」
周子「ごっめーーーん」テヘ
モバP「まったく…いい加減にしろよな」
モバP「(冗談じゃ、すまなくなりそうなんだからな、こっちは)」
周子「はーい(まあ、今のこういう関係も心地いいし……)」
周子「じゃあ、飲み直そう」
モバP「そうだな、生一つ頼んでくれ」
周子「あたしはカシスオレンジね」
モバP「ダメ」
周子「ちぇ」
・・・
周子「ううん…寝ちゃった……のか」
周子「Pさんは……寝てるか」
モバP「………」
周子「よし…悪戯しちゃおう」ニヤリ
周子「乙女に恥かかせたPさんが悪いんだからね」カチャカチャ
周子「うわ、けっこう…いや、かなり大きい…よね」
周子「ま、まあ……これで写メって、頼子に送信っと」ポチ
周子「頼子どんな顔するかなあ…しばらく海外だからわかんないのが残念だよ」
・・・
その後、Pは頼子にハバネロ弁当を完食させられ、トイレの住人となる
頼子の誤解はPの必死の説得で解け、二人で周子への仕返しを画策する
それを知らず帰国した周子にかつて無いピンチが訪れるのでした
おしまい
周子編は以上です
割りと周子自身も今の関係を壊したくないのかなと
周子への仕返し編はまた今度にするつもりですので
次回以降のリクいただけると嬉しいです
今週は副業落ち着くと思われますので
乙 さて、周子はんはナニを写メったんですかね…
おっつおっつ。
Pの魔槍写メが誤って他のアイドル達にも行き渡ったら面白そうやね。
乙
写メだけ見ればNTRと勘違いしても仕方ないし割と洒落にならない修羅場が訪れてそうww
美穂が見たい
かなり大きいということは誰かと比較したということですね
周子にこういう感じで誘惑されたら
堪えられる気がしない…むしろウェルカム!
このPは何という鋼メンタル
やっぱ周子さん最高ですわ(確信)
で、周子さんのかつてないピンチはいつ書くんです?
リクありなら大和軍曹希望。
1です、えっとですね…リクいただいた子の前に
周子への仕返し編を先に投下いたします
まあ、仕返しが割とライトな感じでしょうか
後、賛否両論ありそうですが、本家のあの方が登場します
少しだけPの過去も明らかになります
皆さんレスありがとうございます
仕返し編はレス後投下いたします
>>385
さあ、なんどすやろ
ナニでしょうねぇ、私はSJなのでよくわかりません(すっとぼけ)
>>386
実に困りました…どうやら送られてしまったみたいです
周子への仕返しなのに、Pの方がピンチっぽいサブタイはそのためです
>>387
今回はあえてその部分はカットしましたが…
頼子は相当な剣幕でPに詰め寄ったと思われます
頼子「…恋人じゃないけど、あんな事も言ってくれたのに」
くらいはPに言ったと思ってます
>>388
了解しました
今回は仕返し編を優先しましが次は美穂でいこうと思ってます
ヒントはパンツァーフォーです
>>389
さ、さあ…誰とでしょうね
どこかで仕入れた日本人の平均サイズと比較したんですよ
たぶん、きっと…
>>390
周子に限っては本気で冗談だと思ってる可能性が…
ただ、冗談っぽくっても外堀はしっかり埋められてると思います
>>391
いやー、今日になってしまいました
そこまでピンチじゃないかもしれませんが…
当初はもっと洒落にならない仕返しが待っててんですが
さすがにやりすぎと思って…
>>392
ごめんなさい、リク消化より、仕返し編が先になってしまいました
今後は美穂ちゃん、軍曹の順番にしようと思ってます
割りと思い入れもありますので、しばしお待ちください
番外編・第14話「Pが静止する日」
都内某空港
周子「ああーーー、久しぶりの日本だーーー、飛行機疲れたーーん」
周子「ううーん、とりあえず事務所に向かいますか…夜になるかな」
周子「さ、携帯の電源いれてっと」
周子「お、頼子から…うわぁ、履歴埋まってるやん」
周子「まあ…しょうがないか、この数日は無いからほとぼり冷めてるよね」
・・・
シンデレラプロ事務所
周子「着いた着いた…あれ、私のパスカードで開かない?」
周子「故障かな…まあ、ベル鳴らせばいいか…って」
周子「あ、頼子だ!ちょうどいいから一緒に入れてもらおー」
周子「おーい、頼子、久しぶりん」
頼子「………」ペコ
周子「……えっ?」
頼子「………」ピッ
周子「あ、ちょっと待って一緒に…」
頼子「お疲れ様です」
モバP「お疲れ様、頼子」
ちひろ「お帰りなさい、頼子ちゃん」
周子「お疲れ様でーす、塩見周子、ただいま帰国しまむー!!」
頼子・モバP・ちひろ「………」
周子「え……って」
周子「あのー、周子ちゃんみおが帰ってきたんよー」
周子「お土産もあるし……」
頼子「あの…Pさん、明日の……お仕事」
モバP「ああ、少し待っててくれるか…これ終わったら打ち合わせような」
頼子「はい、何か飲み物淹れますか…?」
モバP「今日は紅茶がいいな、頼めるか?」
頼子「はい…お砂糖一本ですね」
モバP「ああ、頼むよ」
ちひろ「頼子ちゃん、私の分も一緒にいいかしら?」
頼子「はい、ミルクティーですか?」
ちひろ「さすが、頼子ちゃん、ありがとう」
頼子「いえ……」
周子「はい、はーーい、あたしはお砂糖たっぷりで」
頼子「………」プイ
周子「もう、なんなのさ……」
周子「ねぇ、Pさん、もしかしてあの写メの件で怒ってんのん?」
周子「ねぇねぇ…」
モバP「………別に」
周子「むぅ…」
周子「ちひろさんは…いいや」
ちひろ「……(えっ…?)」
周子「ねぇ、頼子、さっきから冷たいけど、どうしたん」
周子「あれはちょっとしたおふざけやん、許してよー」
周子「お、紅茶一個余分に…あたしの分淹れてくれたんや」
頼子「………邪魔」ボソ
周子「………ちょ、ちょっとッッ」
紗枝「お疲れ様どす」
モバP「お疲れ、紗枝」
ちひろ「お疲れ様、紗枝ちゃん」
頼子「お疲れ様です、紗枝ちゃん」
紗枝「頼子はん、お待たせして堪忍な」
頼子「ううん…私も来た所……、あ、紅茶あるよ」
紗枝「ほんま、おおきに、頼子はん」
頼子「そろそろ来る頃だと思って…淹れた所だよ」
紗枝「いただきます、うん、美味しいわぁ、うちの好みぴったりやわ」
頼子「ほんと?…嬉しい」
周子「あの……」
紗枝「やっぱり、頼子はんとうちの羽衣小町は息ぴったりやね」
頼子「うん…、明日のステージ、しっかり打ち合わせて頑張ろうね」
周子「ちょ…羽衣小町はあたしと紗枝の…」
紗枝「あんた、なんえ?…ああ、塩見さんやないの?」
周子「塩見さん?」
頼子「きっと荷物取りに来られたんですよ」
周子「は?ちょっと、あんた達ッ」
モバP「頼子、紗枝、二人共、お待たせ」
モバP「君は…塩見周子さんじゃないか」
周子「Pさんまで…どういうことなん、頼子と紗枝で羽衣小町って」
モバP「ああ…帰国早々すまないが、君は首だ」
モバP「事務所に置いている私物を引き上げたら帰ってくれるか」
モバP「それと女子寮の荷物は仮眠室においてあるから」
モバP「ああ、台車は持っていってくれていいので…では失礼します」
モバP「おーい、紗枝、頼子、会議室で打ち合わせするぞ」
紗枝「はい、うちら三人の羽衣小町で今日も頑張りますえ」
頼子「目指せトップアイドル……ですね」
周子「え…首ってどういう……、それにあたし寮ないと………」
モバP「それは私共には関係ありません」
周子「冗談…だよね」グス
ちひろ「塩見さん、早く出て行って」ニコ
周子「………‥うわぁぁぁ」
・・・
シンデレラプロ会議室
モバP「ふう…周子もこれでちょっとは懲りたかな」
頼子「ちょっと…やり過ぎた気もしましたが……」
紗枝「そんなことありませんえ、邪魔って言わはったんとか、うちもぞくってしましたわ」
頼子「……う、うん、喜んでいいのかな」
モバP「ああ、これから演技の仕事も増えるかもな」
頼子「そ、そうかな…ねぇ、そろそろ周子さんにドッキリだって言わないと…」
モバP「そうだな…そろそろ……」
紗枝「まだどす、もっと精神的に追い込まんとうちの気が済みません」
モバP・頼子「えっ………」
紗枝「さ、次の段階に進みましょ…行きますえ、お二人さん」
ちひろ「三人とも、大変です」バァン
モバP「ど、どうしたんですか」
ちひろ「周子ちゃんが、荷物持って飛び出してしまいました」
紗枝「ええええッッ」
ちひろ「すみません、私がちょっと目を話した隙に……」
モバP「まあ、あの荷物持ってですから遠くには…」
ちひろ「ですよね、ドッキリの対象者がいないと絵的にまずいです」
モバP「あ、そっちですか…」
紗枝「はよ、探しにいかんと、Pはん、頼子はん」
モバP「ふふふ」
紗枝「何笑ってますの、こんな時間なんえ、はよいかんと」
モバP「いや、すまんすまん(なんだかんだ周子が心配何だな)」
頼子「…はい」
ちひろ「気をつけていってきてくださいね…あ、カメラよろしくお願いします」
モバP「ちひろさん……」
・・・
ある公園
周子「あたしが首…どうして…どうしてって…あれのせいか」
周子「あははは、ほんの冗談のつもりだったのに」
周子「これから、どうしよっかな…実家帰ろうかな」
周子「…いやや……アイドル辞めたくない……」グス
周子「紗枝や……Pさんと離れたない………」ジュル
??「おやぁ、君はー?」
周子「なに、あんたは…ほっといて……あっ、貴方は」
周子「961プロの…黒井……社長?」
黒井「ほう、私を知っているか…シンデレラプロの塩見周子君だったね」
黒井「成り上がり者の集まりにしては、悪くないじゃないか」
周子「褒めてるのか、貶してるのか、どっちよ……それに元だけどね」
黒井「元…だって?」
周子「そーよ、ほっといてって言ったでしょ」ウル
黒井「…これで涙を吹き給え」スッ
周子「あ…ありがと(聞いてたのと何か違うな)」チーン
黒井「う……、ふん、前々からアイドルの素材は良くても…」
黒井「肝心のプロデューサーが無能では意味が無いと思っていたが」
周子「……」
黒井「君を手放すなど…無能の極みだな、あの男は」
周子「違う……あの人の事、悪く言わんといて…悪いのは……」
黒井「自分だとでも言いたいのか?アイドルを導くのがプロデューサーの勤めだ」
周子「……そんなにあたしを評価してるくれるんならさ」
周子「あたしを雇ってよ…行くとこないしさ」
黒井「ほう、それは願ってもない…だが、ノンだ」
周子「えっ……」
黒井「この黒井崇男が求めているのは自ら何かを掴もうとするギラギラした者だ」
黒井「以前、ステージで見た君からは感じられたがな」
周子「………」
モバP「周子ッ」
黒井「お迎えが来たようだな…この業界は流れが早い」
黒井「いつまでも立ち止まっている暇はないぞ」
周子「黒井さん………」
モバP「黒井…社長……、周子に何したんですか」
黒井「何をしたのかはこちらの台詞だ、この馬鹿者がッ」
モバP「ッッッ」
頼子「あの…Pさん?…大丈夫ですか?」
紗枝「961プロの黒井社長やね、Pはんの事よう知らんのに悪う言わんといてください」
黒井「よく知っているさ、この男の事ならな」
モバP「………」
頼子「……(Pさんと知り合い?)」ギュ
黒井「貴様はどこにいっても変わらんな(それでも相変わらずアイドルには慕われるか)」
黒井「これ以上、私を失望させるな」
モバP「黒井社長…」
黒井「アデュー、マドモアゼル」
周子「う、うん…」
モバP「…」
紗枝「もう…なんやの、あのお人は」
頼子「Pさん…(そう言えば、Pさんの昔の事何も知らない…)」
周子「あの、Pさん……あたし、ごめんなさい」
周子「何でもするから…あたしの居場所……無くさないで」
モバP「周子…いや、こちらこそすまない」
モバP「首の件は、その…ドッキリなんだ」
周子「へっ……」
・・・
周子「ふーん、そーなんだー、ドッキリなんだ、へー」
頼子「ごめんなさい、周子さん…」
周子「頼子は別にいいって、なんで、紗枝まで混じってんのさ」
モバP「それが…俺と頼子でドッキリの打ち合わせしてたらな…」
頼子「紗枝ちゃんが話を聞きつけて(せっかくPさんと二人きりだったのに…)」
紗枝「う、うちは謝りまへん…周子はんが子供扱いするんが悪いんや」
紗枝「周子はんが……周子はんが……」
周子「あー、もしかして、ダーツバーに連れていかなかったから?」
紗枝「……」ムス
周子「そういうことやったら、これから皆でいこ」
周子「お代はPさん持ちね」
紗枝「周子はん」ウル
モバP「あの…勝手に話し進めないでくれないか」
周子「こら、勝手に立って正座止めない」
モバP「は、はい…」
周子「どうしても嫌なら、あの写メ事務所の皆に送っちゃうよ」
周子「それとも、やっぱ961プロに移籍しようかなー」
モバP「是非、ごちそうさせてくださいッッ」
周子「うむ、素直でよろしい……あっ」ポチ
頼子「周子さん…まさか……」
紗枝「あの写メってなんやの?」
周子「…ごめん、Pさん、間違えて送信しちゃった」
モバP「な、何だと……だ、誰に送ったんだッッッ」
周子「えっと、それは……」ブーブー
モバP「まゆからだ………」
頼子「出なくていいんですか?」
モバP「しばらく電源は切っておく…まゆだけだろうな」
周子「いやー、それがさ、後凛ちゃんに、留美さんに、美優さんに…いっぱい、テヘ」
モバP「テヘ、じゃない」
紗枝「…大体、どんな写メか想像つきましたわ」
周子「ドッキリの事忘れたげるからさ、…ほら、あのお店で今日は飲み明かそ」
モバP「……まあ、今日は忘れたいな…行くか」
頼子「私も行っていい?」
周子「今更来ないなんてありえないでしょ」
紗枝「ふふふ(これで二対二やね)」
頼子「……うん(二対二…うふふ)」
周子「その前にPさんには事務所に荷物運んでもらおう」
モバP「おーい、本当に反省してるか、周子」
周子「してるしてる、さ、いこ、二人はもう動いてるよ」
モバP「ああ、けっこう多いから…ちょっと待ってくれよ」
周子「ねぇ、Pさん、これからもプロデュースよろしくね」
周子「Pさん以外のプロデューサーはあたしいやだから」
モバP「ああ、もちろんだ」
周子「さ、はよ、いこー」
モバP「待てよ、周子」
・・・
この日、Pは例の写メによって起こるであろうトラブルから目を背けるため
浴びるように酒を飲み、またトイレの住人となる
頼子はこっそり介抱のために抜け出し、ポイントを稼ぐのでした
おしまい
周子への仕返し編は以上です
本家のあの方とは黒井社長です
Pとの関係は…元雇い主かなぁ、元アイドルでもいいかも
この黒井社長はアニマスというよりSPのドラマCDがベースですかね?
次は美穂ちゃんの予定です!
おつ
スーパー修羅場タイムの番外編はありますか?
これはいい子安
しれっと紗枝はんが混ざってて吹いたけど
確かに周紗枝も修羅場かあ
おっつおっつ。
Pの何が写った写メを見た反応も気になるなあ。
ごきげんよう、1です
ホントは美穂ちゃん編の予定でしたが
頼子さん修羅場編(とメールの反応編)を先に投下します
フェス、一戦報酬は悪くなりましたが、今くらいが適正ですかね?
>>426
ありがとうございます
ということでスーパー修羅場タイプ「頼子の籠城」をお送りします
nice boat.ってタイプでも無いと思うのでこんな感じにしました
楽しんで貰えると幸いです
>>427
紗枝はヤンデレ四天王よりやばいと思うんですよね
紗枝の実家に関しては完全に捏造です
>>428
ありがとうございます
こっちのネタも何人か考えてみました
巴VS紗枝(の実家)は悪ノリが過ぎたかもしれませんね
番外編・第15話「頼子の籠城/Pの燃え尽きる日」
頼子のマンション
頼子「…う…うーーん」ジリリリ
頼子「もう…朝?今日は…Pさんも私もお昼事務所にいるから…」
頼子「お弁当作っていって一緒に食べたいな……」ギュウ
頼子「…あ、周子さんからメール…こんな時間になにかな?」
頼子「これは…ッッッッ」カァァァ
・・・
シンデレラプロ事務所
頼子「お疲れ様です」
ちひろ「頼子ちゃん、レッスンお疲れ様」
頼子「はい……、あの、Pさんはいらっしゃいますか?」
ちひろ「ああ、朝は会ってないのね、会議室でオンエアチェックしてるわよ」
頼子「ありがとうございます…少しお話ししてきます」
ちひろ「う、うん…(あれ、頼子ちゃん、いつもと様子が…気のせいかしら)」
・・・
シンデラプロ会議室
モバP「次は頼子と沙紀のトークパートだな」
○田『水戸のストリートアートの展示会で頼子ちゃんを見た』
浜○『その時頼子ちゃんはちゃらい感じのイケメンの男性と一緒でした』エエエー
○田『まさか、あの頼子ちゃんがと思い何度も見返しましたが、間違いありません』
浜○『二人は非常に仲の良い様子で、腕を組んで歩いたり』
○田『カフェでアイスの食べさせ合いをしたり、ラブラブでした』エエエー
浜○『ただ、その男性、背が頼子ちゃんと同じくらいしかなく』
○田『頼子ちゃんがヒールの無い靴を履いていて』
浜○『相手より背が高くならないようにしていたのが印象的でした』
○田『おい、自分、これどういことやねん』
頼子『はい…水戸……展示会…ああ』
浜○『思い当たる節あるんかい』
松○『さぁ、これは面白くなってまいりましたよ』
頼子『うーん、どうしましょう……ねぇ、沙紀ちゃん』
沙紀『……』
○本『お隣の方は俯いてますけど、お腹でも痛いんですか』
沙紀『いえ…その男性、アタシっす』エエー
頼子『私、美術館はよくいきますけど、ストリートアートは初めてで』
沙紀『それで、アタシが教えるってことになって…一緒に行ったっす』
○田『ほんまか、おい、ちょっと自分ら、靴脱いで背中合わせで立ってみぃ』
頼子『はい…』
沙紀『はいっす』
松○『あー、確かにこれは同じくらいですねぇ』
○本『しかし、こんな乳のデカイ女を男と間違えますかね』
沙紀『その日は上下ダボッとしてたの着てて…』
モバP「よしよし、笑いも取れてるし、二人の良いPRになったかな」コンコン
モバP「はーい、どうぞ」
頼子「失礼します……」
モバP「ああ、頼子か、どうした?」
頼子「(ふぅん、いつもどおりの態度とるんだ)…そろそろお昼ですよね」
モバP「そうだな…でもVTRも見ないといけないし…」
モバP「頼子が弁当作ってきてくれてると嬉しいな、なんて…」チラ
頼子「はい…ここに、一緒に食べましょう」
モバP「ほんとか、いつも悪いな…ああ、見ながらでいいかな」
頼子「……うん、これ、沙紀ちゃんと一緒に出たの?」
モバP「ああ、これなら評判良いと思うぞ」パカ
頼子「残さず…食べてくださいね……」
モバP「頼子の弁当なら、喜んで」
頼子「嬉しいな…ふふふ」
モバP「いただきます…ん、これは…辛ぁぁぁッッッ」
頼子「どうしたんですか、Pさん?」
モバP「ッッッ、これはどういう…(ああ、この顔はわざとの顔だ)」
頼子「さあ、残さず食べるんですよね、どうぞ、遠慮なく」
モバP「いや、頼子…すさまじい刺激臭がするんだが……」
頼子「何でもいいから、早く食べてください」キッ
モバP「お、俺が一体何をしたって言うんだ」
頼子「いちいち言わないといけませんか?」
モバP「いや…それは…(いつ、誰との事でこんなに怒ってるんだ)」
モバP「(楓さんか?拓海か?周子とは…何もなかったぞ)」
頼子「………」ギリ
モバP「いただきます……ウゲ」
頼子「……」ジー
モバP「うう……(こんな頼子初めてだ…)」
・・・
モバP「はぁはぁ…やっと食べ終わった…ウッ」
モバP「早く、トイレに…(あれ、頼子は?)」
モバP「トイレ、トイレ、トイレ…一つは故障中?もう一つは…」コンコン
??「……」
モバP「(頼む…早く、出てきてくれ、ていうか社長は不在だし、誰だよ)」
頼子「………入ってます」
モバP「頼子ッッッ、ここは男子トイレだぞ」
頼子「あれ…そうでしたか?ああ、でも、途中なので……」
モバP「座ってるだけだろ、おいっ、お願いだからっっ、変わってくれ」
頼子「どうしましょう…?」
モバP「いい加減にしろ、頼子ッッッ!!」
頼子「………私は、貴方の恋人じゃない……恋人じゃないけど」
頼子「でもッッ、あんな事までしてくれたのに……!!」
モバP「頼子……‥」
頼子「……」グス
モバP「頼子…泣いてるのか?」
頼子「泣いてません…」グス
モバP「頼子…ごめん……」
頼子「泣いてなんかないから、謝らないで」
モバP「頼子、きっと…俺が悪いんだよな」
頼子「……うん」
モバP「この通りだ……謝って済むことでもないんだろうけど、頼む…頼子」
モバP「ごめん…本当に……ううう」ガチャ
頼子「も、もう…止めてください……困ります…私…」
頼子「Pさん…どうぞ…私も何も言わずにあんな事して…Pさん?」
モバP「…ああ、し、白……か?」
頼子「え、あ、はい…い、いやぁぁぁ」
・・・
モバP「ふぅ…ちょっとすっきりしたな…それにしても、白か」
モバP「いくつになってもチラリズムには心踊らされるな」
モバP「ウッ……、ちょっと元気になってしまった」
モバP「しかし、どうして頼子はあそこまで怒ってるんだ」コンコン
頼子「Pさん…その、お腹の具合どうですか?」
モバP「あ、ああ、だいぶ良くなったよ」ガチャ
モバP「まだ…怒ってる……よな?」
頼子「…はい、怒る要素はむしろ増えたと思いますけど」
モバP「すまん、このとおりだ」ガバッ
頼子「ひっ…」サッ
モバP「あの…頼子?スカート覗きたくてしてるわけじゃないぞ」
頼子「すみません…つい……立ってください」
モバP「で…頼子……俺が何をしたんだ?」
頼子「……これを」ムス
モバP「携帯…えええええ」
頼子「どういうことですか、これ」
モバP「いや、これは周子と…俺だけど……身に覚えがないぞ」
頼子「たくさんお酒飲んで、勢いでして、お酒のせいで忘れたんじゃないですか?」
モバP「うう……疑う気持ちはわかるが…」
モバP「俺を信じてくれ、頼子に迷惑かけた時以来大酒は飲んでない」
頼子「う、うん…ごめんなさい、私がPさんの事信じないとダメ……だよね」ニコ
モバP「お、やっと笑ってくれたな、いつもの頼子だ」
頼子「…まだ、全部許したわけじゃ……」
モバP「ははは(まあ、周子と夜明かししたのは事実だしなぁ)」
頼子「お腹、大丈夫……?」ナデ
モバP「ああ(うっ……女の子に腹さすられるって変な感じだな)」
モバP「それにしても…周子のやつめ、俺が寝てる間にこんな写メを…」
頼子「悪戯って事ですか?」
モバP「ああ、頼子ならともかく、周子だからな」
頼子「(あれ、周子さんのお気持ち伝わってない?)」
頼子「それで…どうしますか?」
モバP「仕返ししよう」
頼子「はい…って、ええ?」
モバP「仕返しだ!」
頼子「はぁ……」
モバP「幸い周子は三日間海外だからな…その間に打ち合わせしよう」
頼子「二人で…ですか?」
モバP「そりゃそうだろ…さすがに理由を皆に知られるのはな」
頼子「うん……(二人で…、嬉しいな……)」ポッ
・・・
シンデレラプロ会議室
モバP「ということで、第一回塩見周子被害者の会、会合をとり行います」
モバP「それでは皆さん、忌憚のない意見をいただき、周子を懲らしめよう、オー」
頼子「オ、オー(二人で皆さん?)」
??「お二人はん、なんか楽しそうやねぇ」
モバP「さ、紗枝…か?ど、どどど、どうしたしたんだ?」
紗枝「周子はんに恨みなら、うちもあります…やから参加させてもらいます」
頼子「えっ…(せっかく二人きりだったのに…)」
モバP「紗枝は周子と仲いいじゃやないか、羽衣小町も人気だし」
紗枝「可愛さ余って、憎さ百倍どす」
紗枝「ほんま、事ある事にうちを子供扱いしはって……」
紗枝「頼子はんや奏はんとは火遊びすんのに、うちは誘ってくれへんし」
頼子「ご、ごめんね…(それは年齢の問題かと……)」
紗枝「頼子はんはええんよ…あかんのは周子はんどすッ」
紗枝「さぁ、Pはん、仕返しの計画を立てましょか」
モバP「あ、ああ、お手柔らかに頼むよ」
紗枝「なんえ、Pはん、生ぬるおすなぁ」
頼子「……本当に…大丈夫かな」
紗枝「うち、ええ案思いつきました」
モバP「ど、どんな案かな」
・・・
シンデレララプロ事務所
周子「お疲れ様でーす、塩見周子、ただいま帰国しまむー!!」ガチャ
周子「お、頼子発見…おーい、頼子、久しぶりん」バン
頼子「えっ…キャア」どんがらがっしゃーん
周子「えっ…?ちょっと…大丈夫?」
頼子「ううう…」
周子「ちょ、頼子…どうしたのさ、うずくまって?」
頼子「私の…赤……ちゃん」
周子「えっ…赤ちゃんって…?」
モバP「頼子ッ…どうした、大丈夫か?」
頼子「う、うん…私は……でも、この子が」
周子「え、ちょっと…あたしは……」
モバP「早く、救急車を…」
ちひろ「Pさん、この場所ならタクシーで病院に行った方が早いわ」
モバP「ああ…そうか、頼子…すぐに連れて行くからな」
頼子「うん……」ヨロ
紗枝「うちも肩貸します…」
頼子「ありがとう…紗枝ちゃん」
紗枝「喋らんでよろしい」
モバP「早く、頼子が、俺の…俺達の子供が」
周子「いい…俺達の子供って…ええ」
周子「頼子…Pさん…あたし……」
頼子「……」
モバP「………」
ちひろ「急いでPさん、病院には私が連絡いれておきますから」
モバP「ええ」
周子「あ…」
ちひろ「周子ちゃん…実は頼子ちゃん、Pさんの子供を妊娠してたの…」
周子「うそ…」
ちひろ「ホントよ…流石に問題になったけど……」
ちひろ「それでも、二人でやっていくって…私達も協力しようって……」
ちひろ「それなのに…あ、ごめんなさい、周子ちゃん…」
周子「…いいよ」
ちひろ「ごめんなさい…私、病院に連絡しないと……」
周子「うん…」
周子「Pさんと…頼子に子供?えっ、それって……」
周子「あれ、あたし、人の命より、二人の関係を気にしてる?」
周子「あたしってそんな人間だったんだ…あははは」
・・・
紗枝「そして…病院からの連絡で、紗枝はんはさらなる絶望に…」
頼子「あの…紗枝ちゃん?」
紗枝「ああ、安心しよし、頼子はんまではリアリティないし、赤ちゃんだけの予定どす」
頼子「そうじゃなくてですね…」
モバP「さすがに周子再起不能になるだろ…」
頼子「あの…紗枝ちゃん……いくら仕事でもこんな事出来ないよ」
頼子「本当に同じような経験をした人がどう思うか…」
紗枝「もちろん、冗談どす…うちかて女やさかい、それくらいは」
頼子「う、うん…」
紗枝「でもな、これくらい、うちが怒ってるいうんは理解してもらえたやろか」
モバP「あ、ああ……(紗枝も怒らせないようにしよう)」
モバP「(拗ねてるくらいならかわいいんだけどな)」
頼子「で、でも…Pさんと私の子供か……」カァァ
モバP「ははは…子供な……ま、まだ早いかな」
頼子「そうだね…まだ……」
紗枝「お二人はーーん、お話戻しませんか」
モバP「お、おう…」
頼子「は、はい」
頼子「子供はちょっとって…思うけど………いい案があります」
モバP「へぇ、聞かせてくれ」
頼子「はい…では……」
・・・
シンデレラプロ事務所
周子「お疲れ様でーす、塩見周子、ただいま帰国しまむー!!」ガチャ
ちひろ「あ、周子ちゃん、おかえりない」
周子「ただいま戻りました、ちひろさん」
周子「あ、Pさん、おる?」
ちひろ「Pさんは…今、式の打ち合わせよ」
周子「式?始球式とか?」
ちひろ「あー、そうじゃなくて…結婚式よ」
周子「結・婚・式!?」
ちひろ「ええ…私も…ううん、皆驚いたんだけど」
周子「あ、相手は誰さ…まさか……」
ちひろ「……頼子ちゃん」
周子「あ……」
ちひろ「いい加減、腹を決めたって…」
周子「え……」
ちひろ「頼子ちゃんは引退して、うちの事務員しながら、主婦するって」
周子「嘘…だよね……」
ちひろ「嘘だったら、どんなにいいか」
ちひろ「頼子ちゃんはツアーにひっぱりだこだし」
ちひろ「将来も知性派としてやっていけるのに…事務所としては困ったものだわ」
ちひろ「でも、こればっかりは応援してあげないとね、周子ちゃん」
周子「う、うん…そうだね」
周子「(嘘よ、嘘よ、嘘よ…)」ブーン
ちひろ「あ、頼子ちゃんからメールだわ、まぁ…」
ちひろ「ほら周子ちゃん、頼子ちゃんのウェディングドレス綺麗よ」
周子「ホントだ、ははは」
・・・
頼子「それで…式もやって、誓いのキスの直前でネタばらし…するのは」
頼子「あ、何だったら…キスもして…本当に誓ってくれても…」チラ
モバP「いや、頼子…それは無理だ」
頼子「えっ…」
モバP「予算がさ…、式場抑えるのは無理だな」
頼子「あ、予算ですか、はい」
紗枝「それにこれやと、皆に事情話さんと……」
頼子「う、うん……」ムウ
モバP「それにさ、頼子…周子にこれはどっきりにならないだろ」
頼子「え?」
紗枝「はぁ?」
モバP「だってさ、周子ならさっきみたいになっても俺達の事祝福してくれるだろ」
頼子「ッッッ(祝福?俺達?それって…)」ポッ
紗枝「(おいたわしや周子はん…ほんまに冗談や思われてるんやね)」
紗枝「(日頃の行いって大切やね…うちも気をつけんと)」
モバP「まったく、二人共…よし、ここは俺が」
・・・
とあるダーツバー
モバP「という事がございまして…」
周子「ふーん」
頼子「……ごめんね、周子さん」
紗枝「何度も言うけど、悪いんは、周子はんどす」
周子「それにしても…(まさか、ホントに通じてないとは…)」チラ
モバP「ど、どうした、周子」
周子「なんでも…」ブーン
周子「誰かさんが電源切ってるから、またメールきたよ…凛ちゃんからだ」
モバP「ッッッ」
・・・
都内某所
凛「ふぅ…やっと仕事終わった……はぁ、ホント、疲れた…」
凛「けど、プロデューサー…頑張ったら褒めてくれる…よね」
凛「あ、周子からメールきてる…ッッッ」
凛「これ…プロデューサー?なんで周子と…嘘」
凛「嘘って言ってよ、プロデューサー、ああもう、電源切ってる」
凛「どういうつもりよ、私にはアイドルとプロデューサーだからって…」
凛「問いただしてやる…」
・・・
周子「と、こんな感じが想像される文面だけど…読む?」
モバP「いや、止めとく…電話じゃないんだな」
頼子「仕事終わったころだから、タクシーに乗ってるんじゃ…」
紗枝「あら、Pはんよりリッチやね」
モバP「凛のは経費だ…」ブーブー
頼子「あ…文香さんから電話が……」
モバP「出てあげろ…」
頼子「うん…」
文香『頼子さん……あの…メール…頼子さんも?』
頼子「うん」
文香『あ、あれはどういう…え、周子さんの悪戯?』
頼子「だから、安心して」
文香『うん…ありがとうございます……お休みなさい』
頼子「お休みなさい」
周子「ふぅん、文香とも悪戯なら安心するような関係なんだ」
頼子「ねぇ…」
紗枝「ホント、不潔やわ」
モバP「うう…頼子ありがとうな」
頼子「いえ……これくらいは」
・・・
文香のマンション
文香「悪戯なんだ…よかった…」
文香「でも、これどうしたら……」カァァァ
文香「一度…その…見てるけど………うん」
文香「これが………私に…ッッッ」
文香「ンンン」
文香「こんなの…書の中でも知らないッッッ」
・・・
周子「いやー、文香は今頃悶々としてるだろうね」
周子「まだぎこちない手つきで…ってPさん、何前かがみになってんのさ」
モバP「い、いや…何でもない」
頼子「周子さん、紗枝ちゃんもいるんですよ」
紗枝「頼子はんまで、子供扱いしまはんの?」
頼子「ごめんね、そういうつもりじゃ…」
頼子「(もう、高校生だし…いい…のかな?)」ブーン
周子「Pさん、今度は美優さんからメールだよ、うわぁ」
モバP「読まなくていいからな」
・・・
美優のマンション
美優「勢いで周子ちゃんにメールしたけど…」
美優「もう二人が付き合ってたら…どうしよう……」
美優「うん…それにしても……大きい……」
美優「あの子より…あああ」
美優「うんと、これくらいなら…ちょうどいいかな」
美優「うんッッッ」
・・・
モバP「周子…若い子には送ってないだろうな」
周子「そりゃあ、さすがにさ…あたしにだってそれくらいの常識はあるよ」
頼子「……(常識のある方はしない悪戯をしたのは誰ですか)」ブーン
頼子「あ、巴ちゃんからです…周子さん?ええ、一緒ですよ」
周子「え、巴ちゃん?」
紗枝「周子はん、あんた?」
周子「あたしは送ってないよ、友紀さんじゃない?」
モバP「友紀め……」
頼子「はい、どうぞ周子さん」
周子「はいはーい」
巴『何下劣な写真送っとるんじゃ、われッ』
周子「や、あたしが送ったわけじゃ…」
巴『出処が一番悪いに決まっとろうがッ』
周子「ははは…許してよ」
巴『許すか、ボケ、どう落とし前つけるんじゃ』
周子「いずれ、見るんだからさ…そんなに怒らなくても」
頼子「(火に油注ぐような事言わないで…)」
巴『そういう事言っとるんじゃないわ』
紗枝「……」サッ
周子「紗枝、まだ通話中
紗枝「……ギャーギャーやかましいな」ブチ
周子「ギョ」
紗枝「はい、頼子はん…お返しします」
モバP「だ、大丈夫か」
紗枝「いざとなったら、実家同士で話ししますから」
周子「紗枝の実家って確か…」
紗枝「そこまでどす、周子はん」
周子「は、はい……」
頼子「私がフォローしておきますね」
モバP「頼む…頼子」
周子「それにしても、Pさんはもてますなぁ」
モバP「誰のせいだと思ってるんだ」
周子「そりゃあ、乙女の純真を傷つけたPさんでしょ」
モバP「ドッキリは悪かったと思うが…そもそもだな」
頼子「(きっとそういう意味じゃありません、Pさん」
周子「もうッ、わかってくれへん人やね」ムス
紗枝「こんな人ほっといて二人で楽しみましょ、周子はん」
モバP「お、おい…」
モバP「そう言えばさ、頼子…まゆから連絡入ってるか?」
頼子「い、いえ…」
モバP「そうか、何か不気味だな…電源入れてみるか」
モバP「…って、うわッ、メールも電話もまゆからで埋め尽くされてる」
頼子「Pさん…対応しなくていいんですか?」
モバP「いや、いい、それより酒頼んでくれ」
頼子「ビールですか?飲みすぎないでくださいね」
モバP「ああ…でも今日だけはこの写メの事忘れたいな」
頼子「………うん」
・・・
モバP「……うう」
頼子「やっぱり……」
周子「Pさんが潰れた…今のうちにお酒…」
紗枝「あかんよ、周子はん」キッ
周子「わかってるって…」
モバP「ちょ、ちょっとトイレ……」
頼子「私も付き添います……」
モバP「ありがとう、頼子…」
周子「あ、あたしも…」
紗枝「周子はんはうちと楽しみましょ」ガシ
周子「紗枝…離してよ」
紗枝「い・や・ど・す」
周子「うう…」ガク
・・・
モバP「ゲホゲホ」
頼子「もう…Pさん……はい、お水です」ナデナデ
モバP「ああ、ありがとう……」ブーン
頼子「あ、ちひろさんからです…Pさんは一緒かって…」
モバP「………」サー
頼子「……いないって言いますか?」ボソ
モバP「いや…でるよ…でます……」
・・・
その後、Pはちひろとの会話が進むにつれますます顔色が悪くなっていき
周子は今までの分、紗枝に思い切り振り回され憔悴する
後日Pはと周子は二人して、ちひろから盛大にお説教されるのでした
おしまい
以上で修羅場編は終わりです
今度こそ、美穂編、続いて軍曹編なので
もう少しお待ちください
なお、VTRチェック中の某番組は言うまでもないですね
紗枝の実家は京都出身の身としては
京都の地主ってそういうイメージしかありません
さぁ、フェス頑張るぞ!!
おつ
おつ
周子のメール一斉送信でPの受難はまだ続くというね
おっつおっつ。
あの子より大きいPのPか。
この番外編が続いたらPが二人に分裂して永遠の殴り合い始めんのかな(今川感)
ハマタとマツモトに吹いた
この籠城はあかん
1です、皆さんフェスお疲れ様でした
心傷ついた皆さんの安らぎになるように
今回は(も?)Pが盛大に爆死します
今回はお待たせした美穂ちゃん編です
…本当にごめんなさい、まだ見ててくれてますかね
>>489
ありがとうございます、フェスいかがでしたか?
私はまぁ…フェスは無理はしないので…
>>490
今後もちょくちょくアイドルからからかわれたり
ケダモノ扱いされたり、白い目で見られたりするはずなので乞うご期待
>>491
Gロボ、味っ子、Gガン、鉄人28号、今川作品は大好きです
今度は「劇場番シンデレラガールズ 白昼の都」をお送りします(大嘘)
PのPの事は忘れてください
ちなみに犬のPは構造が違うので…後は自分で調べてください
あ、私は猫アレルギーだけど猫派ですので
>>429
今後ちょくちょく小ネタを挟んでいきたいなぁと
美穂編にも一本挟んでおきましたが
第27話・小日向美穂「パンツァーフォー」
茨城県大洗町某所
モバP「はぁー、今日はいい酒が飲めたなぁ」
美穂「はい!あんこう鍋とっても美味しかったです」
モバP「そうだろ、大洗の冬の名物だからな」
美穂「でも、ドラマの打ち合わせで私だけも皆に悪いかなって」
モバP「ははは、まあ美穂は主役だから気にするな」
美穂「でもでも、茨城の町興しのドラマですよね」
美穂「それだと頼子ちゃん達が主役の方が……」
モバP「ああ、今回のドラマの原作アニメは確かに茨城が舞台だけど」
モバP「主人公は熊本出身だから…って何度も説明しただろ」
美穂「は、はい…でも主役は嬉しいけど……まだ実感湧かなくて…」
美穂「それに、熊本出身なら…蘭子ちゃんの方が人気が…」
モバP「美穂っ!」
美穂「は、はいっ」
モバP「誰が何と言おうと主役は美穂のものだ、だから胸を張れ」
美穂「はい!私、がんばります」
モバP「そうだ、その意気だ、美穂」ナデ
美穂「あ…えへへ」
モバP「あああっ」
美穂「どどど、どうしたんですか?」
モバP「終電の時間間違えてたっ、走るぞ、美穂」
美穂「は、はい」
・・・
大洗駅
モバP「はぁはぁ…酒飲んだ後はキツイな」
美穂「はぁ…はぁ…」
モバP「美穂…大丈夫か?」
美穂「はひ、何とか…きゃぁああ」」
モバP「危ないっ、美穂」ガシ
美穂「Pさん…イタタタ」
モバP「美穂…大丈夫か?」
美穂「(Pさん…けっこう鍛えてるんだ…)」
美穂「はい…だ、大丈夫です、ううっ」
モバP「無理するな…美穂………終電、間に合わなかったな」
美穂「あ…ごめんなさい…私が、ど、ドジだから」
モバP「いや…俺が悪い……気にするな」
美穂「これからどうするんですか?」
モバP「そりゃあ、野宿って訳にもいかないし…ホテル探そう」
美穂「ほ、ホテルですか?そんな、私にはまだ…」モジモジ
モバP「美穂…脱げ」
美穂「えっ…ぬ、脱げって…こんな所じゃ…私」
モバP「く、靴だよ、足首痛いんだろ(まさか美穂もあの写メを)」
美穂「あ、そうですよね(やっぱりあれは周子さんの悪戯なんだ…良かった)」
モバP「うん、ひねっただけ…だな、よし、これで」ビリ
美穂「Pさん、ハンカチ…」
モバP「いいんだよ、これくらい、足上げて」
美穂「は、はい…(Pさんに素足触られてる…)」カァァ
モバP「これで…よし(もうちょっとで…なか…イカンイカン)」
美穂「ありがとうございます…Pさん」
モバP「ほら、美穂…おぶるよ」
美穂「ええ…そんなっ、肩貸してもらえれば…それで」
モバP「俺と美穂じゃ背が違いすぎるだろ?ほら」
美穂「は、はい!」
モバP「おう(軽いな…美穂)」
モバP「よし、ここはドラマの主人公のつもりで掛け声だ」
美穂「えっ…は、はい、パ、パンツァーフォー!」
モバP「(美穂の太もも…それに胸の感触が背中に…)」
モバP「(俺の全感覚…背中に集まれ)」
美穂「あの…Pさん」
モバP「なななな、何だ、美穂」
美穂「い、いえ…何でも(Pさんも私と一緒で緊張してるの?)」
美穂「えへへ(Pさんの背中…大っきい)」
・・・
あるホテル
モバP「…なぁ、美穂」
美穂「はい…Pさん」
モバP「何で同じ部屋なんだろうな」
美穂「それはこのタイプしか空いて無かったからで…」
モバP「担当アイドルとホテルで一緒の部屋か…はぁ」
美穂「むぅ…」
モバP「ん、どうした美穂?」
美穂「あずきちゃんや頼子ちゃんとは同じ部屋に泊まったじゃないですか」
モバP「な、何でそれを…いや、今はそういう話じゃないだろ」
美穂「そういう話ですよ…私だって…私だって……」ウル
モバP「ま、待て…美穂、俺は誰ともそういう関係になるつもりは無い」
美穂「頼子ちゃんともですか?」
モバP「何で頼子が出てくるんだ」
美穂「だって…」
モバP「ふぅ…いや、これは俺が悪いな」
モバP「なぁ、美穂…今の自分の気持ちを本気にしない方がいい」
美穂「そんな、私は…」
モバP「俺の仕事は美穂を皆をアイドルとして成功させることだ」
美穂「だから…誰ともそういう関係にはならない、ですか?」
モバP「ああ…わかってくれたか」
美穂「はい…迷惑かけてごめんなさい」
モバP「いや、いいよ」
美穂「わ、私…汗流してきます…」
モバP「あ、ああ…(美穂がシャワーか…ゴクリ)」
美穂「じゃ、じゃあ、いいい、行ってきます!」
美穂「(ちょっとは大人っぽく言えたかな?)」
美穂「(さっきのは…アイドルとして成功したら大丈夫ってことですよね、えへへ)」
美穂「(よーし、目指せトップアイドル!でも…自信ないよぉ)」
モバP「(美穂がシャワーか…美穂の裸……少し処理しとこう…ううっ)」
・・・
モバP「…なぁ、美穂…もう寝たか?」
美穂「い、いえ…き、緊張しちゃって……」
モバP「ははは、まあ、俺もだな」
美穂「Pさんも?あわわわ」
モバP「明日も早いんだ、もう寝よう」
美穂「ちょ、ちょっとお話しませんか?」
モバP「ちょっとだけだぞ、美穂」
美穂「は、はい…じゃあ、演技の練習を少し…」
モバP「演技か、よしこい」
美穂「す、好きですPさん!」
モバP「お、おい、美穂…」
美穂「れ、練習ですよ、練習…そう、練習です」ポッ
モバP「そうだよな、練習だよな」
美穂「そうですよ!えへへ…」
モバP「まったく、美穂は…困ったやつだな」
美穂「じゃあ、続きを…」
モバP「さあ、どんどんこい」
・・・
こうして、夜な夜な美穂の告白タイムは続いた
だが冗談は冗談としか受け止めないPに果たして効果があるのか
その後、ドラマ撮影は順調に進行する
・・・
数日後
移動中の車内
モバP「頼子、美穂、二人共今日も良かったぞ」
美穂「はい、私がんばりました!」
頼子「はい…ありがとうございます」
モバP「それにしても頼子…同郷の皆みたいに里帰りしても良かったのに」
頼子「今日は両親家にいませんから…一人はちょっと」
美穂「そうですね!一人より、二人の方が楽しいですね!」
頼子「うん…美穂ちゃん……」
モバP「ふふふ、仲いいな二人共…(この空気なら切り出せるな…)」ニヤリ
モバP「なあ、頼子、美穂…今回のドラマはアニメ原作な訳だが」
モバP「実は少し先だけど、もう一つアニメ原作のドラマ化の話を貰ってるんだ」
頼子「すごいですね…Pさん」
美穂「私たちにですか?がんまります!」
モバP「(ふふふ、よしよし)」
モバP「こういう作品なんだけどな、知ってるか?」
美穂「え?ウィッチ?魔女ですか?」
頼子「確か今回の原作とキャラクターデザインが同じ方ですよね」
モバP「お、そうだ、さすが頼子、よく知ってるな(ま、まずいな…)」
モバP「(でも、この反応は…大丈夫かな)」
頼子「Pさんが取ってきてくれた仕事だから…内容まではわかりませんけど」
モバP「よしっ」
美穂「えっ!?」
頼子「…はい?」
モバP「い、いや何でも…これキャラクターの資料だ」
頼子「セーラー服に…こっちの娘も制服みたい?」
美穂「学園ものですか?Pさん」
モバP「いや、戦争ものだ、それも1940年代」
頼子「戦争…じゃあ、事務所の皆と…」
美穂「お仕事でも複雑です…」
モバP「あはは、まあ敵は未知の侵略者だよ」
頼子「そうですか…」
美穂「安心しましたぁ」
モバP「モデルは第二次世界大戦のエースパイロットでな」
モバP「役は魔法力で敵と戦うウィッチ、魔法使いなんだ」
頼子「…面白そうですね」
モバP「だろ、曲もいいんだよ、頼子達にカバーしてもらう予定だ」君となら?
美穂「わぁ、元気になってきますね!」
モバP「だろ、ははは(よし、イケるぞ、イケる)」
頼子「ところでPさん…この設定画……下半身が見えてませんね」
モバP「えっ…たまたまじゃないかな……(頼子ーーー)」
モバP「まずい、まずい、まずい」
頼子「何がまずいんですか、口に出てますよ」
美穂「携帯で調べてみましょう」
モバP「な、なあ、二人とも、これはチャンスだぞ、話受けよう」
頼子「ダメです…ちゃんと調べてから」
美穂「えっーと、ッッッッ」カァァ
頼子「どうしたの美穂ちゃん…こ、これッッッ」カァァ
モバP「パ、パンツじゃないから恥ずかしくないもん」
美穂「……」
頼子「……」
モバP「ダメだよな…やっぱり」ガク
頼子・美穂「当たり前ですっ」
・・・
モバP「はぁ…」
美穂「…私、Pさんを見損ないました」
頼子「……」ぷい
モバP「ああ……ごめん、二人共ほんの出来心だったんだ」
美穂「次のSAでアイスご馳走してくれたら、許しちゃいます!」
頼子「あ…、もう一つ次の方が美味しいアイスあるよ」
美穂「流石地元!じゃあ、そっちにしましょう!」
モバP「合点承知…はぁ」
・・・
あるサービスエリア
モバP「着いたぞ、二人共…変装忘れるなよ」
美穂「はい、は、早くいきましょう!」
頼子「皆で食べると…きっと美味しいね」
モバP「ああ、待ってくれよ…美穂ー、頼子ー」
頼子「フフ……………」ボソボソ
モバP「なっ……」カァ
モバP「お、おい、頼子、今のはどういう、おいっ」
・・・
某戦車ドラマは好評のうちに放送終了しましたが
Pは己の欲望のためにアイドル二人の信用を失ったのでした
頼子がPにした耳打ちはPと頼子だけの秘密…
おしまい
美穂編は以上になります
美穂ちゃん、個人的には島村さん以上に正統派アイドルな気がします
話に出てるアニメはもちろん、あれとあれですが
最後に頼子さんが出てくるのは仕様です
(最初は頼子さんだけだったので許して欲しいです)
水着みたいなものとはいえ…実写であれやったらさすがに不味いだろうと
頼子さんの耳打ちの内容は考えてはいますけど、ご想像にお任せします
次回は大和軍曹編です、投下は遅くても週末中には
乙ー
小日向ちゃんがかわいすぎて大満足
乙乙。
別にドラマ抜きにアイドル達がウィッチコスしても良いのよ。
乙
鯖オワタ(白目)
肩書きの件で狂喜乱舞してる1の姿が目に浮かぶわ
1です、皆さんドリフはいかがですか?
今回はパワー持ちでほぼ埋め尽くせたので割りと楽です(死亡フラグ)
ラウンド開始直後はすることないので今のうちに投下しておきますね
今回は宣言通り亜季さん編です
ちょっと冒険してみましたが…不安だ
冒頭部分は前回の美穂編を受けてです(口調は向こうのキャラに合わせてます)
設定としては亜季がレギュラーのサバゲー普及番組の撮影です
>>523
ホントですか?そう言ってももらえると嬉しいです
美穂ちゃんはかわいいですよね…Coに欲しいなぁ…なんて
無償は悪いので、頼子さん以外とならトレードしますよ
>>524
ということでウィッチコス(文章ですが)やってみました
頼子は諏訪天姫の方がビジュアルは近いかもしれませんがミーナ隊長で
文香マリーは語呂が良くて気に入ってます
処刑法はまあ…師匠が飛んできそうですね
>>525
今回の鯖は強敵でしたね…
まあ、他のPも同じ条件なのでしょうが
エナチャだいぶ余ってしまいました…次に注ぎ込むかな
>>526
ははは、私はそんなに子供じゃないですよ
肩書で一つネタが思い浮かんだので28日に投下予定です
アイドルは皆大好きあのアイドルだよ(棒読み)
第28話・大和亜季「私にできること」
Pのマンション
頼子「P上等兵、起きなさい、P上等兵」
モバP「う、うーん、頼子……なのか?」
頼子「そうです、私は頼子・ディートリンデ・ヴィルケ中佐です」
モバP「ヴィルケ…って、おお、その服装は…下もか」
頼子「パンツじゃないから恥ずかしくありません」
モバP「頼子…わかってくれたんだな」
頼子「P上等兵、私は上官です、言葉遣いには配慮してください」
モバP「は、はい…」
頼子「さて、任務中に居眠りをした貴方には厳罰を下します」
頼子「私の足を舐めなさい」
モバP「えっ…」
頼子「早く」
モバP「は、はい…」
頼子「う、うん…もっと…」
モバP「(エ、エロイ…なんてエロさだ頼子)」
美穂「頼子中佐ばかり、するいです」
モバP「美穂?」
美穂「宮藤美穂、行きます」
モバP「こ、こら、どこを触って…うっ」
文香「……」
モバP「文香っ、助けてくれ」
文香「…私は文香マリーです」
モバP「おお、文香はハイデマリーか…性格的には頼子もと思っていたが…」
モバP「やはりマリーにはこのくらいの胸が最低ラインだよな」
頼子「……」ピキ
モバP「でも…マリーには雫クラスの胸が欲しいな」
文香「……」ピキ
頼子「P上等兵、貴方には軍法会議の必要もありません」チャキ
文香「ここで…死刑に処します……」チャキ
モバP「いやだ、助けてくれ、美穂」
美穂「私は少尉です、上等兵が馴れ馴れしく口を聞かないでください」
モバP「えっ…」
??「刑の執行は私にまかせてもらおう」
頼子「…亜季・イェーガー大尉」
亜季「中佐、P上等兵には胸窒息の刑がふさわしいと思うんだ」
頼子「いいわね、それでいきましょう」
モバP「何を言ってるんだ、亜季、バカな真似は寄せ、それに胸窒息ってなんだ」
亜季「私は大尉だ!」ギューーー
モバP「ウプッ…(こ、これが…亜季の92cm砲の威力か…)」
亜季「ほらほらーーー、どうだーーー!」
モバP「(これは別の意味で昇天しそ…うっ…乳圧で息が……)」ガクッ
・・・
ロケバスの車中
亜季「P殿…うなされて大丈夫でありますか?」
モバP「う……亜季?」ムニュ
モバP「うわぁぁぁ」
亜季「スタッフの方もご一緒です!騒いではいけません!」
モバP「ああ…だって起きたら…亜季の胸が…」
亜季「眠られたP殿が倒れこまれたであります…」
モバP「…その、す、すまん、亜季……」
モバP「それで…周りの目線が痛いのか…」
亜季「死ぬほど疲れているご様子でしたので…振り払うのも気が引けまして…」
モバP「そ、そうか…」
亜季「わかったら離れて欲しいであります…」
モバP「あ、ああ、す、すまん…つい」
亜季「P殿……」
モバP「(このせいであんな夢を…せっかくならもっと現実で味わいたかったな)」
モバP「それにしても頼子達のコスプレよかったなぁ」
モバP「出来れば恥じらう表情も見たかったが…あれはあれで」
モバP「そもそもあんな夢を見たのは頼子があんな事を耳打ちしたせいだ」
亜季「あの…P殿……途中から口に出てるであります」
亜季「一体頼子殿がどうしたのでありますか?」
モバP「いやー、何でもない、何でもないぞ」
亜季「そうでありますか…」
モバP「そ、そう言えば亜季は年下のアイドルも丁寧に呼ぶよな」
亜季「頼子殿は先任でありますから!」
モバP「あはは(話…そらせたかな)」
モバP「ところで今日は…本気なのか……」
亜季「今更どうしたでありますか、P殿」
モバP「いや、俺はサバゲーは初めてだしさ…亜季のチームレベル高いだろ」
亜季「誰にでも初陣はありますから大丈夫であります!」
モバP「それは…そうだが……」
亜季「百戦錬磨の私のチームです、サポートは万全であります!」
モバP「だから、不安なんだよ…足引っ張らないかさ」
亜季「いつか、サバゲーしたいと仰っていたではないですか」
モバP「う……、プライベートならいいが……」
亜季「それに人の胸を蹂躙した責任を取っていただきませんと」
モバP「はい、全力を持って取り組ませていただきます!」
亜季「ふふふ、私に任せるであります!!」
モバP「(それが不安なんだよな…)」
・・・
とある山林
亜季「ほら、P殿、先ほど教えた第一匍匐を!」
モバP「ああ、こう…だよな」
亜季「見事であります!中々筋がいいですね」
モバP「ははは、ありがとう(しかし…亜季の匍匐前進は最高だな)」
モバP「(今度、雫や愛梨をゲスト出演させて一緒に匍匐前進させよう)」
亜季「ほら、P殿、動きが止まってるであります」
モバP「あ、ああ…」
・・・
ある居酒屋
亜季「お疲れ様であります!乾杯!!」
モバP「ああ…お疲れ様、乾杯」キィン
亜季「ああ、正に勝利の美酒でありますな」グビグビ
モバP「……確かに美味いな」
亜季「P殿元気がないでありますな?」
モバP「見ての通りだよ……」フラ
亜季「P殿はそこそこ体力あると思っていたのでありますが…」
モバP「まだまだいけるつもりだったけど……うう」
亜季「日頃の疲れが溜まっていたのですか?」
亜季「しっかり栄養補給して、明日の仕事に備えましょう!」
モバP「あ、ああ…それもそうだな」
亜季「料理も来るであります、今日は食べて飲むであります!!」
モバP「飲む方はお手柔らかに頼むよ…」
・・・
亜季「もう11月なのに暑いでありますぅ…」ポチ
モバP「ああ…(さっき部屋の暖房強くして本当によかった)」
亜季「うん、P殿盃が空いてるでありますよぉ」トクトク
モバP「お、おいこら、亜季…そんなに前かがみになると…見え」
モバP「(いや、これは…一口飲むたびに亜季が酒を注いでくれて…)」
モバP「(その度に…亜季の92cm砲が……おちょこは手元に置いとこう)」
亜季「ほら、もう一杯いくであります」
モバP「あ、ああ、頼むよ…ふふふ」
亜季「(P殿は気づいていないようでありますな)」
亜季「(程なく終電が無くなる……作戦成功であります♪)」
・・・
モバP「うーん、亜季の谷間…胸元……」ウイ
亜季「もはや、口に出す事を躊躇しないのでありますか」
亜季「(いい具合で酒が回っているでありますな、そろそろ頃合い…)」」
モバP「す、すまん…つい」
亜季「困ったP殿でありますな、ところで」
モバP「ああ、ろうした?」
亜季「随分前に終電が無くなりましたが、いかがいたしますか?」
モバP「はぁ?な、なんで教えてくれなかった!!」
亜季「私はP殿の命令に従うだけであります」
モバP「こういう時は意見具申してくれてもいいだろ」
亜季「…私のどこかに目を取られていたので、てっきりそういう意図かと」
モバP「う…それぇはだな…(わざとだったのか…)」
亜季「もう諦めるであります」
モバP「良い思いもしたし…まぁいいかぁ」
亜季「ところでP殿、見るだけで満足でありますか」
モバP「んーー?」
亜季「こういう事でありますよ…って、きゃああ」ムニュ
モバP「何だ亜季…触っていいんだろぉ」グリグリ
亜季「ひゃ、ひゃああん」
モバP「ほらぁほらぁ、ろーした」グニュ
亜季「な、何をするでありますか」バッ
モバP「亜季が触っていいって、言ったんらろ」
亜季「ううう、こんな辱めを受けるなんて」
モバP「ははは、亜季が悪いんだからな」グビ
亜季「(このままでは引き下がらないでありますよ…)」
モバP「(まだ何か企んでいるな…)」
モバP「朝一で帰るんだからなぁ、俺はもう寝る」
亜季「な、なんですと!!」
モバP「お休みー」
亜季「あ……」
亜季「P殿ー、ホントに寝たでありますか?」
モバP「……」
亜季「はぁ…P殿は死ぬほど疲れていたでありますからな」
亜季「それも我々のために…私だけのために働いて欲しいでありますが…」
亜季「室内で暖房が効いてるとはいえ…もう11月も終わり……」
亜季「体調管理も仕事の内でありますよ…、座布団を…あっ」
亜季「周子殿のメールは私に閃きを与えてくれたであります!」ピト
亜季「二人で寝れば…暖かいであります!」
・・・
モバP「ふわぁー、もう朝か……」バサ
モバP「座布団…亜季が掛けれくれたのか…ははは、亜季らしいな」
モバP「しかし…この柔らかい感触は……、あ、亜季!!?」
亜季「P殿ぉ…早起きでありますな」
モバP「亜季、座布団ありがとうな……ッッッ」
亜季「どうしたでありますか、私はP殿の砲塔を見たくらいでは動じないでありますよ」
亜季「(しかし生で見ると…大したものでありますな!)」
モバP「なっ…こ、これは生理現象だ……」ガバッ
モバP「(気づいてないのか…ありがとうフロントホックの開発者…)」
亜季「私はお手洗いに行ってくるであります」
モバP「え…その格好で外はマズイ……待て、亜季」グイ
亜季「きゃっ、P殿」プルン
モバP「………ポッチ」
亜季「えっ………」
モバP「あっ………」
亜季「どうして言ってくれないでありますか!!!」バチーーン
モバP「(いや…言っただろ……)」ガク
・・・
哀れPははむちうちになり、ちょっとだけアイドル達から同情される
しかし、調子にのったPは頼子や美穂に某アニメの実写化を再度打診し
ますますむちうちはひどくなるのでした
おしまい
以上で亜季さん編は終わりです
そろそろ頼子さんにも見放されるんじゃないかな、このPは
一つ反省してるのが…亜季さんをケロロ軍曹の声で再生しながらタイプしてたことです
何となく行動がそっちに引っ張られてるような気がします
ドリフ?に一言…SR+ヘレン…ごめんなさい、フロントに置いてると吹き出してしまいます
とりあえずP爆発しろ
おっつおっつ。
そろそろモバPは裁判やろなあ。
乙。
Pのゲスっぷりが酷くなってきてるような
皆大好きってことはシンデレラガールの神崎蘭子ちゃんですね、わかるわ
いいねぇ
モバP「終電が無くなった…」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1373283879#)
前スレ一応貼っとくの
貼れてないの
プギャーなの
なんでこう光をいやらしい目で見ようとする輩がこんなに湧くんだろう…
頼子さんの肩書き来たな
1です、お待たせしてすみませんでした
副業が悪い…夜遅いのより早朝出勤はなお悪い
2周年記念を投下しますが、以下に設定もとい言い訳
事務所は2年前からあり、凛達はその頃から在籍
Pが事務所に所属したのは去年の中頃
頼子をスカウトしたのはその年の夏くらい…のつもりです
アイドルはもちろん頼子さんですよ!
>>554
まったくですよね、爆発するどころか
爪を全部剥がして、体中の皮膚を剥いて
古今東西ありとあらゆる拷問にかけるべきですね
>>555
あじゅした
前回は特に調子に乗ってしまいました
亜季もあんなに好き放題にされるとは思ってなかったでしょう
相手が成人してると基本的に調子に乗るダメなPですね
>>556
ありがとうございます
ゲフンゲフン、決して私がゲスだからでは…
今回はPのイメージアップ回ですよ、たぶん!
>>557
だが残念、頼子さんだ!
皆様にも皆様のシンデレラガールがいますよね
>>558
ありがとうございます
実は上手くスレが貼れない1です
3スレ目に突入するまでには何とかしたです、はい
>>559
ミキミキ、おにぎりを水浸しにするぞ
私の環境ではちゃんと見れてますよー
>>560
はい、すみません
でも、女っ気の無い娘(特に光みたいな意外なナイスバディ)が
ふとしたことで自分の女を感じる…って萌えませんか?
>>561
いやー来ましたね
実は前回の投下で一つ嘘をつきました
頼子さんの肩書で狂喜乱舞なんてしてないと言いましたが
あれは嘘だ
>>562
頼子さんのエクコミュですね、ありがとうございますー
ああ、いいですよね、何で本を持ってかは謎ですが
今回の番外編に組み込んでみました
番外編・第16話「二人のアニバーサリー」
とある美術館
モバP「ねぇ…君」
頼子「え、あ、はい…私……ですか?」
モバP「そう、君だよ」
頼子「あの…何か、御用ですか…?」
モバP「(警戒されてるかな…いや、まだだ)こういうものです」スッ
頼子「芸能事務所……?(あ…聞いた事ある……)」
モバP「俺に君をアイドルとしてプロデュースさせてくれないか?」
頼子「私をプロデュース…貴方が…?」
モバP「ああ、君は絵画のモチーフにも負けないくらい素敵だよ」
頼子「いえ、私は…アイドルなんて柄では…絵画や美術が好きなだけで…」
モバP「ダメ…かな」
頼子「その…でも…アイドルって…華やかな世界なんでしょうね…」
モバP「え、ああ、もちろんだよ」
頼子「うん…楽しそうだな…って…」
モバP「じゃ、じゃあ…」
頼子「お話…くらいなら……」
モバP「ありがとう…ああ、場所変えようか」
頼子「……うん、近くに喫茶店ありますよ」
モバP「へぇ、この辺りに詳しいんだね…ここよく来るの?」
頼子「はい…、学校からも近いので……」
モバP「そうか、俺の話も聞いて欲しいけど、君の話も聞きたいな」
頼子「う、うん…行きましょう」
・・・
あるテレビ局
頼子「(あれから、もうずいぶん経ったな……)」ジー
モバP「うん?」
頼子「いえ…何でも(……覚えてくれてるかな)」
モバP「そうか?(何でも無い時の顔じゃないが…まあ、いいか)」
モバP「ディレクターに挨拶したらパーティー会場に行くぞ」
頼子「……うん」
モバP「あ、いらっしゃるな」
ディレクター「おう、君らは確か…」
モバP「はい、シンデレラプロのプロデューサーです、よろしくお願いします」スッ
ディレクター「うん、もらうだけになるけどな」
頼子「(あ…あの名刺…)」ポッ
モバP「これから是非よろしくお願いします」
モバP「それから、こちらは…」
頼子「は、はい……古澤頼子です、よろしくお願いします」
ディレクター「頼子ちゃんね、最近頑張ってるね」
頼子「ありがとうございます…」
・・・
あるテレビ局の駐車場
モバP「ははは、あー緊張した、挨拶も上手くいってよかったよ」
頼子「私もです…でも…Pさんが一緒だったから」
モバP「あはは、俺も頼子がいないとどうなってたか」
頼子「ふふふ……ね、ねぇ、Pさん」
モバP「どうした、頼子」
頼子「その、さっきの名刺だけど…」
モバP「ああ、これか?」
頼子「私の担当プロデューサー……」
モバP「ああ、ちひろさんが名刺に肩書を挿れないかって」
頼子「それで、私を?」
モバP「頼子がまったく関係ない仕事の時用に今までの名刺もあるけどな」
頼子「……はい」
モバP「誰の肩書をつけるかって…正直悩んだけどな、頼子の肩書にしたよ」
頼子「うん……でも、どうして…凛ちゃんや蘭子ちゃんの方が…」
モバP「頼子は、俺が初めてスカウトしたアイドルだからさ」
頼子「うん…うん…」ツー
モバP「頼子…泣くことはないだろ?」
頼子「私、嬉しくて……」
モバP「頼子…」ギュ
頼子「あっ……」グス
・・・
モバP「落ち着いたか、頼子?」
頼子「はい…ごめんなさい、Pさん」
頼子「でも…嬉しかったです」
モバP「あ、いや…、その、急に抱きしめて、すまん」
頼子「うん、ふふふ」
モバP「は、ははは、ついな…」
モバP「さ、そろそろパーティー会場に行こう」
頼子「はい…パーティーに遅れて行くってシンデレラみたいですね」
モバP「そうだな…ガラスの靴は無いけどな」
頼子「普段通りの服だけど…大丈夫かな」
モバP「事務所の関係者だけだから…、さ、どうぞシンデレラ」ガチャ
頼子「ありがとう…あれ、いつもの営業車じゃないの?」
モバP「ああ、あれは事務所からの送迎用にな…これは俺の車だ」
頼子「じゃあ、これはかぼちゃの馬車?」
モバP「おーい、やっと買えた新車だぞ、かぼちゃはちょっと…」
頼子「ごめんなさい…あまり詳しくないけど…素敵な車ですね」
モバP「ああ、そうだろ、そうだろ」
頼子「Pさん、本当に嬉しそう…」
頼子「(今度、車の事も勉強しよう…ふふふ)」
頼子「まだ新しいですね…新車の匂いって言うの?」
モバP「そうなんだ、まだそんなに乗れてなくてな…人乗せるのも初めてだよ」
頼子「……う、うん(嬉しい……)」
モバP「さ、出発するぞ」
・・・
パーティー会場のホテル・駐車場
モバP「さ、着いたぞ頼子…って何だその本は?」
頼子「調べ物をしようと思ったのですが…」
モバP「仕事の下調べか?」
頼子「は、はい…」
モバP「没収!」
頼子「あ……」
モバP「頼子…調べ物するだけで持ち込んだんじゃないだろ」
頼子「…う、うん…本当は今日あんまり話した事ない人も多いから…」
モバP「まあ、所属アイドルがこれだけいるとな」
頼子「………」
モバP「大丈夫だよ、皆頼子と話したいって思ってるさ」
頼子「でも、私学校でも友達多くなかったし…つまらないって思われるかも」
モバP「頼子も昔と違うだろ…大丈夫だよ」
頼子「そうだよね…これ、置かせてね」
モバP「ああ、ただでさえ遅れてるんだ、行くぞ」
頼子「はい……(Pさんのエスコート……夢を見てるみたい)」
頼子「調べ物の事…せっかくだからPさんに教えてもらおうかな…」
モバP「ああ、俺にわかることならな」
頼子「頼りに…していますから」
モバP「なあ頼子…今のは笑ったほうがいいのか」
頼子「えっ…はい?」
モバP「頼子が頼りにって…」
頼子「ち、違います…そんな楓さんみたいな事言いません」
モバP「そ、そうだよな、はははは」
頼子「もう…い、行きましょう」
・・・
あるホテルのロビー
頼子「すごいパーティーでしたね…調べ物する余裕なんてありませんでした」
モバP「ああ…本当にちひろさんには頭が下がるよ」
モバP「あの人の方がプロデューサーとして有能じゃないかな」
頼子「で、でも…私は貴方にプロデュースされたいです」
モバP「ああ、ありがとうな、頼子」
モバP「さ、帰ろうか…家まで送るよ」
頼子「うん、ありがとう、Pさん」
・・・
Pの車・車内
頼子「フフッ(Pさんの車…ドライブ…だよね)」ジー
モバP「………」
頼子「……どうしたのPさん?」
モバP「ああ、すまん…ちょっとな……」
頼子「いえ…」
モバP「なあ、頼子…こんな機会だからちゃんと話そうと思うんだ」
頼子「う、うん…」
モバP「頼子…今の頼子の気持ち…本気にしない方がいい」
頼子「えっ…どうしてそんなこと……」
モバP「頼子達がシンデレラなら、俺はあくまでも魔法使いだ…」
モバP「シンデレラは王子様と結ばれるものだろ……」
頼子「……」
モバP「いつか頼子にも…頼子だけの王子様が現れるよ」
頼子「Pさん……」
モバP「頼子が…頼子達が俺に好意を寄せてくれるのは嬉しいよ」
モバP「でも…一時の感情で後悔するような事は……な」
頼子「Pさんが…そう、だったの?」
モバP「さあ…な」
頼子「(Pさん……、悲しそう……)」
モバP「だから、アイドルとプロデューサーでいさせてくれ…」
頼子「うん……Pさん、私も聞いて欲しい事があります」
モバP「何だ…?」
頼子「はい…シンデレラはね…王子様に、華やかな世界に憧れて…」
頼子「魔法使いの魔法で華やかな世界に行った…」
モバP「ああ」
頼子「私も…本当はずっと華やかな世界で自分を表現したかった」
頼子「でも、自信が持てなくて…勇気も無くて…」
モバP「………」
頼子「そんな時、Pさんが声をかけてくれた…覚えていますか?」
モバP「あの美術館だったな」
頼子「うん…最初は華やかな世界の熱に浮かされてたと…思うの」
頼子「でもね、貴方と一緒にお仕事して、レッスンをして」
頼子「一緒に笑って…泣いて……(そして、私は貴方に恋をした…)」
モバP「そう、だな…」
頼子「シンデレラは王子様と結ばれたけど…」
頼子「私はこれだけの時間を魔法使いと過ごしたんだよ」
頼子「シンデレラも同じ立場なら…王子様より……きっと…」
モバP「頼子……(俺もあの時そう思ってたよ、けれど…)」
頼子「(ダメ…今日はちゃんと伝えるの…私の本当の気持ち…)」
モバP「頼子?」
頼子「だから私…」
頼子「Pさんが好き……」
頼子「この気持ちまでは迷惑と思わないで」ツー
モバP「頼子、俺は…(きっと…大丈夫…だよな)」
頼子「Pさん?」
モバP「なぁ、これからドライブ付き合ってくれないか?」
頼子「えっ…でも…いいの」
モバP「今日はもう時間外だ…どうだ?」
頼子「電車無くなりますよ?」
モバP「じゃあ、送っていくさ」
頼子「はい…喜んで」
・・・
翌日
シンデレラプロ事務所
頼子「おはようございます」
ちひろ「おはよう、頼子ちゃん…早いわね」
頼子「ちひろさんこそ……」
ちひろ「ちょっと眠そうじゃない、頼子ちゃん?(やっぱり昨日…)」
頼子「ええ、実は少し…あの、それは?」
ちひろ「ああ、これ?Pさんの新しい名刺よ」
頼子「(Pさん…私の肩書が入った名刺をこんなに…)」
頼子「あれ?…こっちは凛ちゃんに、蘭子ちゃん?」
頼子「肩書は私の担当のって…私を選んでくれたって…言ったのに…」
モバP「おはようございまーす」
ちひろ「あ、おはようございます、Pさん」
頼子「……」ムス
モバP「…おはよう、頼子…ってどうした?」
頼子「知りません」プイ
モバP「お、おい頼子…ってちひろさん、これ何ですか?」
ちひら「ああ、前に言ってた肩書入りの名刺ですよ」
モバP「え、でもあれは頼子のだけって…」
ちひろ「それは試作品の話ですよ…早とちりなんですから」
モバP「え、いや…そう…でしたっけ」
ちひろ「そうですよ…もう」
モバP「ははは」
頼子「………(そうだよね…フフッ)」
モバP「おい頼子、盗み聞きするんじゃない」
頼子「ごめんなさい、Pさん」
モバP「まったく…さあ今日も仕事頑張ろうな」
頼子「…はい、Pさん」
・・・
頼子の不機嫌モードは早期に解消され、仕事は無事に終えることが出来た
Pは所属アイドル全員の名刺を持たされることになり…
営業鞄とは別に名刺入れ入れを持つことになる
そして事務所の二周年の記念日はPと頼子の記念日にもなったのでした
おしまい
以上で2周年特別編を終わります
あれですよ、頼子さんとPの記念日は初めてドライブした記念ですよ
決して時間外だからってチョメチョメなんてしてませんよ…たぶん
パーティーまるまるキンクリはご容赦ください
スレはまだまだ続きますので、これからもよろしくお願いします
リクもいただけますと嬉しいです
とりあえずアイプロは頼子さんのパフェコミュまで頑張ってみたいと思います
おっつおっつ。
今回は走って無いけど、アイプロそんな事になってんのか。
頼子さん好き過ぎわろた
頼子さんだけで1スレくらいある?
1のせいで頼子が本を持ち込んだのが
立ち絵の使い回しじゃなくて
Pに構ってもらうためにしか思えなくなった
1です、副業とアイプロと騎士団バトルが忙しく投下出来ませんでした
今回は副業の移動中に思い浮かんだ小ネタの番外編をお送ります
実際今回の番外編みたいになるアイドルはどれくらいいるんでしょうか
>>595
ありがとうございます
今回のエクストラはかなり確率低いので
徒歩だと正直キツイですね
他のお気に入りの娘は大体見たのですが…頼子さん
>>596
ありがとう、最高の褒め言葉です
番外編は全部頼子さんですが、さすがに1スレは行ってないはず…
>>597
本関係なら文香と先輩(教科書?)を持ち込んでますね
なお、頼子さんがPの車に本を置いていったのは
もちろん車に取りに来る→同じ時間に帰る→あわよくば送ってもらう
そんな事考えてませんよ、あはは
番外編・第17話「遊びも勉強…?」
シンデレラプロ事務所
頼子「お疲れ様です…」
ちひろ「お疲れ様、頼子ちゃん」
頼子「あの…ありすちゃん、来てますか?」
ちひろ「ありすちゃん?Pさんじゃなくて?」
頼子「えっ…ど、どういう意味ですか?」カァ
ちひろ「ふふ、冗談よ、ごめんなさい」
頼子「もう…」
ちひろ「少し前にありすちゃんも頼子ちゃんいるかって」
頼子「ありすちゃん…フフ」
ちひろ「何かの約束?」
頼子「はい、ありすちゃんにミステリー小説を貸す約束を…」
ちひろ「へぇ…、ありすちゃんなら休憩室よ」
頼子「ありがとうございます、じゃあ…いってきますね」
・・・
シンデレラプロ休憩室
ありす「……」ピコピコ
ありす「……くっ」ピコピコ
頼子「失礼します…」
ありす「……ムムム」ピコピコ
頼子「(すごい…熱中してる…終わるまで待とう)」
ありす「………やった、新記録!」ガタッ
ありす「……あっ、頼子さん」
頼子「お疲れ様、ありすちゃん」
ありす「お、お疲れ様です……」カァァ
頼子「ごめんね、静かに入ってきたから……」
ありす「す、すみません…私……」
頼子「いいよ、気にしないで…」
ありす「はい、あ、これ借りてた本です…ありがとうございました」
頼子「…うん、どういたしまして」
ありす「探偵と怪盗が対決するシーン、すごく良かったです、それから…」
頼子「ふふ、楽しんでもらえて良かった、はい、続き…」
ありす「わぁ…ありがとうございます、帰ったら読もう…えへへ」
頼子「あんまり夜更かししちゃダメだよ」
ありす「はい、大丈夫です」
頼子「……ねぇ、さっきのゲームだけど…」
ありす「ええ、最近発売したレースゲームです」
頼子「(レースゲーム…車関係だし、Pさんと話の種にもなるかな)」
頼子「(遊びも勉強…だよね)」
ありす「あの…頼子さん?」
頼子「あ、ごめん…よかったら、私にも教えてくれない?」
ありす「はい…構いませんけど、頼子さんゲームするんですか?」
頼子「電源がいらないのなら…少し…比奈さん達と……」
ありす「電源がいらない?トランプとか人生ゲームですか?」
頼子「ま、まあそんなところかな…」
ありす「レースゲームなら私が教えてあげますよ」エヘン
頼子「よろしくね、ありすちゃん」
ありす「こっちがハンドルの代わりで、こっちが…」
頼子「うん…シンプルだね」
ありす「実際に動かすと大変ですよ!」
頼子「そ、そうだね」
ありす「じゃあ、早速始めましょう」
頼子「え、もう?…大丈夫かな」
ありす「習うより慣れろといいますから」
頼子「う、うん…」ドキドキ
・・・
頼子「……きゃあ」ドンガラガッシャーン
ありす「ああ、頼子さん、ちゃんとスピード落とさないと」
頼子「そうだね、美世さんでもそうしてるね」
ありす「(でも?美世さんの車には乗らないようにしないと……)」
頼子「え、えい」ググ
ありす「頼子さん、体傾けなくても曲がれますよ」
頼子「えっ、体動いてた?気付かなかった…」
ありす「ふふふ、こんな頼子さんが見れるなんて」
頼子「ありすちゃん、ここ、どうしたらいいの」
ありす「あ、ここは…ふふふ」
・・・
モバP「お疲れ様です」
ちひろ「あ、お疲れ様です、Pさん」
モバP「ちひろさん、ありすいますか?」
ちひろ「頼子ちゃんと一緒に休憩室じゃないかしら?」
モバP「ありがとうございます、ちょっと行ってきます」
ちひろ「私も用事あるからご一緒します」
・・・
モバP「ありす、頼子入るぞー」コンコン
頼子「え、えい」グググ
ありす「ああ、だから体動かさなくても曲がれますよ」
頼子「うん…でも、つい」
ありす「(頼子さん、かわいい…)」
モバP「ちひろさん、あれは一体…」
ちひろ「さあ…ゲームしてるみたいだけど」
モバP「ちひろさんもあんな風に体ごと動きますか?」
ちひろ「え…どうでしょう、ほとんどゲームしないし」
ちひろ「でも、あまりしない人はそうだって聞きますね」
モバP「あの音楽は確か最新のレースゲーム…」
モバP「レースゲームで曲がる時、体を傾けるなら…アクションは…」
ちひろ「音楽でわかるって詳しいんですね」
モバP「まあ、業界人ですし、流行りモノは…まあ実際やる時間はありませんけど」
ちひろ「そうですよね」
モバP「(この手はいけるな、ふふふふ)」
ちひろ「(あ、これは良からぬこと考えてる……)」
・・・
数日後
シンデレラプロ事務所
モバP「この日のために某国民的アクションゲームの最新作を手に入れたぞ」
モバP「さあ、だれで実験しようかなぁ…おっ、雫発見」
モバP「おーい、雫」
雫「あ、Pさん、どうしたんですかー」
モバP「なあ雫、このゲームやってみないか」
雫「はい!あ、これ知ってますよ」ピコピコ
モバP「な、なあ雫…飛んだりしないのか?」
雫「え、どうしてゲームでそんなことするんですか?」
モバP「そうだよな…ははは」
・・・
亜季「お疲れ様であります、P殿」
モバP「ああ、亜季か…ちょっとこれやってみないか」
亜季「ゲームでありますか…いいで…何か卑猥な事企んでいるのでは?」
モバP「おい、ゲームでどうやるんだよ」
亜季「そうでありますな、では!」ピコピコ
モバP「……」
亜季「よし、もうひと息であります」ピコピコ
モバP「な、なあ亜季」
亜季「なんでありますか?」
モバP「いや、ゲーム中、飛んだりはしないのかなって……」
亜季「いくらなんでも、それはないでありますよ」
モバP「そ、そうだよな…」ガク
・・・
モバP「だめだった…沙理奈もレナさんも未央も…」
モバP「……里美は絶対上手く行くって思ったのに」
頼子「お疲れ様です…Pさん、どうしたの?」
モバP「ああ、頼子か…俺はもう疲れたよ」
頼子「大丈夫ですか…またはちみつレモン作りますか?」シュル
モバP「いや、そういう意味じゃ…」
モバP「(まだそこまで寒くないから…コート下は薄手のセーターか)」
頼子「それ…Pさんもゲームするんですか?」
モバP「ああ、ちょっとな……頼子はゲームするのか」
頼子「うん、少し前にありすちゃんに教えてもらって」
モバP「へぇ、ああ…あの時のか?」
頼子「はい、今日対戦する約束なんです、これ…」
モバP「へぇ…これの古いのやってたよ…おお、綺麗だな」
頼子「(やった…ふふふ)」
モバP「昔はもっとカクカクしてたよな…そう言えば菜々さんも…」
頼子「菜々さん…ゲームされるんですか?」
モバP「いや、この話はいいや…ところで頼子」
頼子「はい、どうしました?」
モバP「これ…やってみないか(こうなれば頼子でもいいか)」
頼子「ええ、お借りします、あ、知ってますよ、このキャラクター」
モバP「まあ、国民的ゲームだからな、こっちのボタンが…」
頼子「大体わかりました…アクションゲームですよね」
モバP「理解が早いな、さ、始めようか」
頼子「は、はい…」ドキドキ
・・・
頼子「う、うん…」ピコピコ
モバP「(流石に飛んだりは……す、少し腰が浮いてる…)」ニヤリ
頼子「もう少し…、えい」ピョン、プルン
モバP「やった!!」
頼子「な、何がやったんですか?」
モバP「ああ、すまん、調子はどうだ?」
頼子「はい……え、えい……もう少し、もう少し…」プルン
・・・
モバP「(ありがとうN社…、ありがとう薄手のセーター)」
モバP「(頼子じゃ少し物足りないけど、十分堪能したよ)」
頼子「Pさん…?」
モバP「ああ、頼子どうだった?」
頼子「はい、楽しかったです…最初のステージはクリア出来ました」
モバP「お、初めてでクリア出来るのはすごいぞ」
頼子「それにしても…暑くありませんか?」
モバP「頼子がゲームしながら飛び跳ねてたせいだろ」
頼子「えっ…私また……」
モバP「ははは(半分くらいは暖房上げたからだけどな)」ジー
頼子「…ん、どうしました?」
モバP「いや、何でも…(汗で張り付いて体のラインが…こういう透けもいいなぁ」
頼子「あ、あの…Pさん」
モバP「ああ、ほら、タオルだ」
頼子「ありがとうございます…」ムー
モバP「ははは…」コンコン
ありす「失礼します、頼子さん、あ…Pさんも」カァ
モバP「おお、ありすか、頼子と約束してるんだよな、じゃ、後は二人で」ピュー
頼子「あ…逃げた」
ありす「あ……」
頼子「もう…ありすちゃん、今日は胸を借りるね」
ありす「このゲームは対戦して覚えるのが一番ですよ」
頼子「うん…、すごく楽しみ」
・・・
モバP「はぁ…頼子は察しがいいから困る……」
モバP「もう少しでばれる所だった…」
モバP「そろそろ対戦終わってるかな…」コンコン
ありす「ッッッ」ウル
頼子「あ、ありすちゃん…これは……」
ありす「ッッッ」ダッ
モバP「頼子、どうしたんだ?」
頼子「あ、その…私が勝ってしまいまして…」
モバP「ええ、本当か、さすがにそれは」
頼子「対戦するコースは事前に決めてたので…」
頼子「加減速のタイミングや効率のいいラインを覚えこんだら」
モバP「勝ってしまったと…」
頼子「……はい」
モバP「頼子らしいアプローチだな」ナデ
頼子「うん、ありがとう」ポッ
頼子「他のコースならまだまだありすちゃんの方が上手いと思うけど」
モバP「ありすがどうして負けたか…理解して仕事に活かしてくれたらいいが」
頼子「そうですね…」
モバP「頼子、フォローお願いしていいか、頼子には気を許してるみたいだし」
頼子「それはPさんのお仕事では?」ジト
モバP「むぅ…そうだな、行ってくるよ…」
モバP「おーい、ありす、どこに行ったー」
・・・
後日すっかりレースゲームにハマった頼子が文香、風香、沙織を誘い
シンデレラプロレースゲーム部を設立する
そして事務所のソファーで四人同時にコーナーで体を傾けるのを目撃されるのでした
なお、日常の活動は気がつけば読書会になっているのはここだけの秘密
おしまい
レースゲーム番外編は以上になります
相変わらずPのはゲスいなぁ、暖房何度にしたんでしょ
頼子の胸もかろうじて揺れると思ってます
今後は今までいただいてまだ消化してないリクを消化してこうと思ってます
誰からやるかはまだ未定ですが
あと一枚取り失敗したらショックで倒れるかもしれないので
その際はご容赦ください
>>631
おっつおっつ。まあ今回は特に酷いらしいね。中間までは十字軍が猛威を振るってたし。
2枚取り狙ってるうちの副代表なんか毎ラウンド8ケタ叩き出してるとか。
乙ー!
4000位以内狙いの自分にはガチャチケにすべてを託すしかない・・・。
1です、次の投下は先になるので近況報告とレス返しだけさせてください
とりあえず1000位以内には入れた…しかし頼子さんには会えなかった……
以前の爆死時並にへこんでます、Coで会ってない娘の方が少ないのに
台詞まとめで補完しましたが、何と文香さんと面識がない可能性が浮上
はっきり名前出してないし、文香さんは最近じゃないので別の誰かだと思っておきます
ぶっちゃけ、二人の記念日なんてやってしまい、やや燃え尽き気味です
でも、たぶんしばらくすれば復活するのでご安心を
>>632
ありがとうございます
副代表さんが無事二枚とれている事を祈ります
私も二度ほど二枚取りしましたが、今回は異次元ですね
もしかしてフェス並?
>>633
ありがとうございます
私も一度だけチケットから引きましたよ
幸運をお祈りしています!!
とりあえずおめ、そして[ピーーー]
やっぱり頼子とPはやったんじゃないか!!
頼文が面識無しってまじですか?
良かったな、次頼子さんっぽいぞ
1はデュンヌらしいから今ごろハンジさんみたいになってるのかな
ごきげんよう、1です
えっとですね一つ大切なご連絡があります
あと数回の投下でこのスレを終了させます
理由としてはPと頼子がくっついて燃え尽きた以上に
さすがに二人ができちゃった以上、修羅場不可避かなと
頼子さんに準NTRをそう何度もさせるのも心苦しいです
今後は以前にスレ内でネタふりした
モバP「頼子と付き合う事になったから思う存分イチャイチャする」
を数回に分けて投下して年内には終了とします
次のイベントで頼子さんが再登場するようなことがあれば
若干内容や展開に変更があるかもしれませんが…
>>635
ありがとうございます
はい…二人はやってしまいました、キンクリですが
あの台詞だとすでに面識あってもPはその事を認識してないのが…
頼子、文香、風香、沙織のシンデレラプロ文学部は素晴らしいと思います
なお千夏とむつみはやや毛色が違う気がしてます
>>636
ホントに頼子さん何ですかね
再登場なら嬉しいですが、性能的にせめてメダル枠で…というのはわがままですね
あんなに胸大きくないような気もしますが
ここで再登場しておいて、またガチャでくれば最高ですね
最終話・モバP「頼子と付き合う事になったから思う存分イチャイチャする」その1
膝枕編
Pのマンション
モバP「なぁ、頼子…膝枕してくれないか?」
頼子「…はい?」
モバP「膝枕をしてくれ」
頼子「………Pさんが言うなら」
頼子「……うん」ナデ
モバP「こうしてると思い出すなぁ」
頼子「闇鍋の時?」
モバP「あれは……俺は気を失ってたからな」
頼子「……?」
モバP「ほら、頼子の手に…」
頼子「ああ…」
モバP「ごめんな、中々臭いとれなかっただろ」
頼子「いいの……フフ」
モバP「笑うなよ…ハハハ」
頼子「……」
モバP「……なぁ」ニヤリ
頼子「どうしました?」
モバP「ちょいさ」グル
頼子「え……きゃあ」
モバP「ああ…いい感触だなぁ」スリスリ
頼子「私の太ももに顔埋めないで……」
モバP「いやだ、こっちもこうだ」ナデナデ
頼子「ううん…もう、これじゃ大きな子供です」
モバP「いいだろ、二人きりなんだから…」
頼子「それは…」
モバP「いやならやめるぞー」
頼子「……いやじゃありません」
モバP「だろ?じゃあ、もっとだ」スリスリ
頼子「うん…もう、困った人……」
頼子「でも、かわいい…」ナデ
・・・
衣装選び編
シンデレラプロ事務所
モバP「ほら、頼子、これが新しい衣装だ」
頼子「………」
モバP「どうした、頼子?」
頼子「いえ…あまりにも素敵で……声を失って…」
モバP「ふふふ」
頼子「でも、いいんですか?」
モバP「んん?」
頼子「こういう衣装なら…もっと似合う娘が……」
モバP「……」
頼子「私よりかわいい娘…たくさんいるし……」
モバP「そんなことないさ、頼子のための衣装だ」
モバP「それに頼子が一番かわいいよ」
頼子「えっ?」
モバP「頼子が一番かわいい」
頼子「……」カァ
モバP「ポーカーフェイスだが…耳が真っ赤だぞ頼子」
頼子「ッッッッ」
モバP「頼子の照れた顔、かわいいなぁ」
頼子「……もう」
モバP「ハハハ」
頼子「ホント、困った人……」ムス
モバP「おいおい、そんなにふてくされるなよ」
頼子「………さっきのもう一度言ってください」
モバP「んん?さっきのって?」
頼子「……ッッッ」
モバP「頼子が一番かわいいよ」
頼子「んん」プルプル
モバP「顔がにやけるの我慢してるだろー、ほら、良く見せてみろ」
頼子「ッッッ」バァァァン
晶葉「私もいるんだが、お前たち」
頼子「晶葉ちゃん」
モバP「げぇ、晶葉」
晶葉「まったく…事務所でイチャつくのはほどほどにしろよ」
頼子「……うん」
・・・
Pの部屋編
Pのマンション
モバP「なぁ…この部屋もずいぶん頼子の物増えたよな」
頼子「えっっ……う、うん、ごめんなさい」
モバP「謝ることじゃないさ…それだけ一緒にいるってことだしさ」
頼子「…そうだね」
モバP「週に2回くらい、泊まってるとな」
頼子「うん」
モバP「ちょっと広い部屋にしておいてよかったよ」
頼子「……(実はお部屋探しに同行した時……ふふ)」
モバP「どうした、頼子」
頼子「ふふ…私達に隠し事は無しだよね…実は……」ゴニョゴニョ
モバP「なんだ、そんな事か」
頼子「そんな事って…私はすごく……」ムー
モバP「それに二人なんだから、もっと大きい声で喋ればいいだろ」
頼子「二人きりでも言いづらいことは言いづらいの」
モバP「(頼子のこういう所、かわいいよなぁ)」ニヤニヤ
頼子「(いつか、一緒に暮らしたいな……)」
頼子「(でも、それはわがままだよね……フフ)」
モバP「おーい、何考えてるんだ、頼子」
頼子「秘密です…フフ」
モバP「秘密は無しじゃなかったのか、こら」
頼子「これは別です」
モバP「き、気になる」
頼子「フフ、たった一言でいいんですよ」
モバP「絶対一言で済むことじゃないだろ」
頼子「どうでしょうか…」
モバP「むう、気になる…」
頼子「そう遠くない内にお話します…きっと」
モバP「ああ、待ってるよ」ナデナデ
頼子「うん…」
モバP「(まだ早いよな…一緒に暮らそうなんて……)」
頼子「(今はもっとアイドルとして…それに…)」
モバP「……」ジー
頼子「(きっと同じ事考えてるよね、ふふふ)」ギュ
・・・
初めての夜編
Pのマンション
頼子「お待たせしました…Pさん」
モバP「あ、ああ…」
頼子「バスローブありがとうございます……」
モバP「いや、いいよ」
頼子「は、はい…お隣いいですか?」
モバP「ああ…ごめん、なんか緊張してさ」
頼子「私も…です」
モバP「大丈夫…俺に任せろ」
頼子「……はい」
モバP「かわいいぞ、頼子」チュ
頼子「…………うん」ギュ
・・・
モバP「どうだった?」
頼子「少し怖くて…痛かったです」
モバP「そ、それは…最初はそんなもんで…」
頼子「でも……」カァ
モバP「でも…どうした?」
頼子「貴方に大切にされてるんだ…守ってもらってるんだって伝わりました」
モバP「は、はは、何か照れるな」
頼子「あの…Pさん?」
モバP「どうした、頼子?」
頼子「そ、その……」ギュ
モバP「ん?」
頼子「えっと…も、もっと……ッッッ」カァァ
モバP「ふふ、この先は女の子に言わせることじゃないな?」
頼子「えっ……」
モバP「もっと…しよう」ギュ
頼子「あ……」
モバP「いいだろ?」チュ
頼子「はい…」
モバP「好きだよ、頼子」
頼子「私もです…Pさん」
モバP「何回も、何回もしような」
頼子さんとイチャイチャ編その1は以上です
あと1,2回投下して、今までのスレのzipをうぷして終わろうと思います
一応次回作のネタは考えています
現在、ロワイヤルの結果よりあのシルエットが誰かが気になる1でした
なんてこった……今さっき初めてみて、最初から読んで追いついたのに……
今までの分乙です。もしまた何か書くときは肇ちゃんよろしくお願いします。
>659
おっつおっつ。次あたりよりりん来そう。
乙
いつのまにくっついてたんだろ?
乙
まあNTRは心臓に悪いしね
くっついたのはアニバのパーティーの後
時間外云々でアイドルとPじゃないので
男と女としてチョメチョメしたって事でいいの?
乙
ハッピーエンドで終わるのが一番だと思うの
大御所にNTRルートのが興奮します期待
おつ
大御所なら俺の横で寝てるよ
頼子さんじゃなくて残念だなー
1ならネタにしてくれると信じてる
ごきげんよう、1です
皆さん、プロ対抗ドリフいかがですか?
頼子さんとイチャイチャ編その2を投下します
シルエットクイズと頼子さんのアニバパーティーでの発言をネタにしました
>>660
ああ、新規の方もいてくださるんですね
色んな都合のためご容赦ください
頼子さんとイチャイチャ編を延々続けてもと思うのでご容赦ください
肇ちゃんはかなり好きな方なので次回作で取り上げたいですね
>>661
残念ながら違いましたね…
よりりん、我ながらヒドイネーミングセンスと反省してます
ただ胸のサイズで何となく違う気はしてました
>>662
>>663の方が解説していただいているとおり
アニバパーティー後二人でドライブ中にです
まあ、先の展開の余地を残すためその部分はボカしましたが
>>663
解説ありがとうございます、その通りです
NTRもよくないでしょうけど
他のアイドルがかませ扱いもちょっと
>>664
ありがとうございます
2スレにわたってお付き合いいただき感無量です
>>665
ですよねー
この先、Pと頼子さんは思う存分イチャイチャします
Pとはお酒絡みで身を崩しそうな気もしますが
頼子さんなら上手くコントロールしてくれると信じてます
>>666
大御所、大御所って誰だ?
ぴよちゃんか日高さん辺りでしょうか
頼子さんが仕事やPのため…なんてのもややゾクゾクしますが
今回は無しの方向で
>>667
だから大御所って誰なんだーーー
もしかしてCuPかッ
>>668
シルエットクイズの件はネタにしてみました
楽しんで貰えると幸いです
最終話・モバP「頼子と付き合う事になったから思う存分イチャイチャする」
月が綺麗ですね編
茨城県某所
モバP「今日の仕事もばっちりだったぞ、頼子」
頼子「うん…ありがとう、Pさん」
頼子「あ………」
モバP「どうした、頼子?」
頼子「ほら、あれ……」
モバP「ああ、月か…綺麗だな」
頼子「………うん」
モバP「周りに高い建物ないからか…絶景って感じだな」
頼子「ねぇ……少し、お月見したいな」
モバP「ん?ああ…ちゃんと暖かくしろよ」
頼子「……はい」
モバP「ほら、マフラーも…こうしたら暖かいぞ」
頼子「うん…(こ、恋人巻…だよね)」
モバP「別にいいだろ、付き合ってるんだしさ」
頼子「………」コクリ
モバP「ふふ、かわいいな」
頼子「……」ギュ
頼子「あ…その、月を見てると思い出しませんか?」
モバP「ああ…そう言えば頼子のアイドル活動には月に縁があるな」
頼子「うん、デビューの時も月をバックしたステージだったし」
モバP「お月見イベント、良かったよなぁ」
頼子「イベントの最終日の…お月見覚えてますか?」
モバP「ああ、本当に綺麗な月だったよな」
頼子「うん…(でも、Pさんと私の月が綺麗って…意味が違うよね)」
モバP「なあ、頼子…俺にもある程度の教養はあるんだぞ」
頼子「えっ?」
モバP「わかってないとでも思ってたのか」
頼子「う、うん…」カァァ
モバP「なかなか応えてやれなくてゴメンな」
頼子「いえ…今、こうしていられるだけで…十分です」
モバP「そうだな…明日も来月も…来年もずっと…」
頼子「うん、一緒に…こうして月がみたいな」
モバP「愛してるよ、頼子」
頼子「私も…です」
・・・
二人の食事編
頼子のマンション
頼子「そろそろ…かな」ピンポーン
頼子「お、おかえりなさい、Pさん」
モバP「ただいま……って、ええ?」
頼子「やっぱり、変…ですか」
モバP「い、いや…驚いたけど…嬉しいよ」
頼子「そう?…良かった」
モバP「でもな、頼子…こういう時は…」
モバP「ご飯にする、お風呂にする、それとも、わ・た・し?」
モバP「…くらいは言ってくれてもいいんじゃないか」
頼子「……」プイ
モバP「あ…」
頼子「……」
モバP「おーい、頼子」
頼子「……(せっかく…勇気出したのに)」
モバP「頼子…この通りだ許してくれ…ごめん」
頼子「……今日は何が食べたいですか?大抵のものは作れると思います」
モバP「頼子!」
頼子「はい?」
モバP「だから頼子!!」
頼子「え?」
モバP「頼子が食べたい!!」ガバ
頼子「きゃあ、何するんですか…Pさん」
モバP「頼子もこうして欲しいんだろ」
頼子「ちょ、ちょっと…やん、そんなところッ」
モバP「な、いいだろ…グハ」
頼子「あんまり調子に乗らないでください……」
モバP「イテテ…頼子、急にブツなよ」
頼子「…もう」
モバP「ご、ごめんなさい」
頼子「い、いいですよ…どうしてもっていうなら……」
モバP「本当か、じゃあ裸エプロンも…ガハッ」
頼子「この人は…本当に……」プン
・・・
シルエットクイズ編
シンデレラプロ事務所
頼子「失礼します…」コンコン
モバP「ああ、頼子か」
頼子「何見てるんですか?あ、お弁当食べますよね」
モバP「今回の出演者シルエットクイズのネット予想だよ」
モバP「弁当、いつもありがとうな」チュ
頼子「う、うん…あれ?涼さんのはずですよね」ポッ
モバP「ああ、ずいぶん頼子って予想してる意見が多いよな」
頼子「どうして…でしょうか」
モバP「それだけ頼子がメインの仕事を皆楽しみにしてるんだよ」
頼子「…私もまたたくさんのファンの方の笑顔を見たいな」
モバP「ああ…頼子なら出来るさ」
モバP「それにしても…腰まであるロングヘアはともかく…」
モバP「頼子はこんなに胸ないのになぁ」
頼子「えっ」
モバP「なぁ、頼子、ははは」
頼子「わ、私だって少し大きくなってます…」ムス
モバP「そうだな…そう思うと最近揉み心地が…」
頼子「ッッッ、そ、そういう事をすれば大きくなると言うのは」
頼子「そういう部分が成長する時期に男女でそういう関係になりやすいのであって…」
モバP「そういうじゃ…わからないなぁ、もっとはっきり言えよ」
頼子「ッッッ」カァァ
モバP「はっはっはっ(こういう頼子もいいなぁ)」
モバP「それにしても…頼子、実際少し大きくなったんじゃないか?」ジー
頼子「Pさん…ど、どこを見てるんですか?」ギュ
モバP「言わなくてもわかるだろ?」
頼子「ッッッッ…Pさんのえっち」ボソ
モバP「頼子だって好きだろ」
頼子「な、何を言うんですか……バカ」
モバP「夜まで待てないな…だろ、頼子」
頼子「えっ………はい」
晶葉「だから私もいるんだが」
P・頼子「ッッッッ」
晶葉「まったく…事務所でイチャつくなとあれほど」
・・・
二宮飛鳥登場編
シンデレラプロ事務所
モバP「なあ、頼子、パーティーの時にさ」
頼子「はい…?二周年記念の時ですか?」
モバP「本好きな新人が…って言ってたよな」
頼子「はい、二宮飛鳥さん…でしたか?」
モバP「ああ、仲良くしたいか?」
頼子「それは…本好きなら話しやすいと思いますし」
モバP「本好きか…本…好きなんだろうけど、飛鳥の場合は頼子が思ってるのとは違う気が」
頼子「えっ、そうなんですか?」
モバP「今日事務所に来るんだけどな、うーん」
頼子「歯切れが悪いですね…どうかしたんですか」
モバP「いや、ちょっと気難しい娘だからさ」
頼子「今の私なら…大丈夫、任せて」
モバP「まあ、頼子にはありすや蘭子も懐いてるから大丈夫か」
頼子「ありすちゃんも蘭子ちゃんもいい娘ですよ」
モバP「ああ、それは…そうだな」
頼子「フフ、何となくわかりました…私も経験ありますから」
モバP「えっ!?」
頼子「…はい?」
・・・
飛鳥「お疲れ様」
頼子「お疲れ様です…あっ」
飛鳥「ん、センパイかな?」
頼子「古澤頼子です、よろしくね」
飛鳥「ボクはアスカ。二宮飛鳥。こんごともよろしく…」
頼子「うん(あれ?たしか、比奈さんの言ってたゲームの…やっぱりそうなんだ)」
飛鳥「ねぇ、キミ、今ボクの事、痛いヤツだって思っただろ」
頼子「え?」
飛鳥「でもね、思春期の14歳なんてそんなもんだよ、わからないだろうけど」
頼子「フフ、私にも14歳の頃…あったんだよ」
飛鳥「へぇ…」
・・・
モバP「おーい、飛鳥いるか?」
飛鳥「ああ、キミか。ちょっと頼子さんと話しててね」
頼子「フフ、ね…飛鳥ちゃん」
モバP「(あれ…何か馴染んでる?頼子…お前もそっち側だったか)」
飛鳥「さぁ、行こうよ、ボクに新しい世界を見せてくれるんでしょ」
モバP「おいおい、新しい世界ってなんだよ」
頼子「美術館ですよ、ちょうどイベントやってますから」
モバP「あのなぁ、飛鳥はこれから俺と打ち合わせ、頼子は取材だろ」
飛鳥「そうだったかな」
頼子「あ…」
モバP「仲良くしてくれるのはいいけど、仕事はちゃんとしてくれよ」
飛鳥「わかったよ、仕方がないね」
頼子「フフ、待つ時間は思いを深めるよ」
飛鳥「そうだね、流石頼子さん」
モバP「いやいや、まったく、その通りだな頼子」
頼子「あ…」
モバP「し、しまった…」
飛鳥「何でキミが共感するんだい」
モバP「いやー、これは…ははは」
頼子「二人共、打ち合わせしっかりね」
飛鳥「まあ、いいけどさ」
・・・
いざ辞めるとなると名残り惜しさも感じるものですね
来週末には最後の投下とZipをうぷして終わりにしようと思います
頼子さんが中二病は頼子さんの誕生日にチェックシート作って考えたネタです
割りとそういう部分あってもとは思ってます
最後までお付き合いよろしくお願いします
おっつおっつ。次で最後かあ。
寂しくなるなあ。
乙!
新作待ってます(ニッコリ
乙
前言撤回はいつでもウェルカムするぜ
>>1は頼子さんのケーキ貰いましたか・・・?(小声)
ごきげんよう1です
皆様の中には寒波に耐えてコミケ会場にいる方もいらっしゃいますか
今回が終電スレ最後の投下、頼子さんとイチャイチャ編その3です
ではレス後投下いたします
>>698
私も寂しいです
本当はクリスマスにも投下して、まだもう一回あるぜぇ
とかしようとしましたが、副業があまりにも修羅場で
イヴを一枚取りした後力尽きて寝てしまいました、あはは
>>699
ありがとうございます
今までとはかなり方向性が変わるかもしれませんが
新作のネタは出来てるので待ってくださると嬉しいです
>>700
ベ、別に新作と言っても「終電スレGT」とか「終電スレXENOGLASSIA」
とかはやりませんからね
でも気づいたらそういうスレを立ててしまうかもしれません
>>701
初回は不意打ちで川島さんだったなんて言えない…
二回目以降は頼子さんから受け取りましたよ
今回のネタに組み込んでみました
些細な喧嘩編
シンデレラプロ事務所
ちひろ「あ、もうこんな時間、そろそろお昼かな、Pさん一緒にどうですか?」
モバP「……ええ」
ちひろ「なーんて、Pさんは頼子ちゃんのお弁当ですよね」
モバP「いや…、今日は無いんです」
ちひろ「えっ、そうなんですか?」
モバP「はい…」
頼子「……」ジー
モバP「あ、頼子…」
頼子「……」ササッ
ちひろ「逃げ……ましたね」
モバP「……」ガクッ
ちひろ「喧嘩でもしました?」
モバP「そうなんですよ…実は…」
ちひろ「(えっ、私聞かないといけないの?お昼……あうう)」
・・・
昨夜
頼子のマンション
モバP「頼子、今日はどう、だった?」
頼子「……ん、その、すごく気持ちよかったよ」
モバP「そっか、よかった」
頼子「う、うん…」カァ
モバP「なぁ、頼子はさ…」
頼子「どうしました?」
モバP「いや…いつから俺の事好きでいてくれたのかなって」
頼子「えっ、いつからか…ですか?」
モバP「ああ」
頼子「うーん、いつのまにか気がついたらだと思うけど…」
頼子「デビュー決まって、初めての衣装貰った時くらいから…かな」
頼子「嬉しかったよ…すごく」
頼子「私の事…受け止めてくれて…私の知らない私を教えてくれて…」
モバP「そっか、じゃあ、俺のほうが先だな」
頼子「えっ、どういう…」
モバP「俺は初めて会った時からずっと好きだったよ」
頼子「は、はい?」カァ
モバP「アイドルのスカウトは一目惚れするような娘をって社長に言われたしな」
頼子「あ、それが私…なんですか、ふーん」
モバP「え、ふーんって…そこは」
モバP「嬉しくて…顔が緩んじゃいます…でも貴方ならいいかな」
モバP「ってなるところじゃないのか」
頼子「だって、その理屈だと美世さんや光ちゃんも好きってことですよね」
モバP「ええ、いや、それは…頼子は特別で…」
頼子「もういいです、お休みなさい」プイ
モバP「おい、頼子、頼子ーーー」
・・・
モバP「ということがありまして…」
ちひろ「………(こいつら…)」
モバP「ちひろさん、俺はどうしたら」
ちひろ「早く、頼子ちゃん抱きしめてきてください」
モバP「え、それ…大丈夫ですか?」
ちひろ「大丈夫です!…ほら頼子ちゃん、そこにいますし」
頼子「ッッッ…」カァァ
モバP「頼子…昨日はゴメンな」ギュウ
頼子「いえ…私こそごめんなさい…実はお弁当作ってきてて…」
ちひろ「私はお昼行ってきまーす」
モバP「いいのか、頼子」
頼子「………うん」
ちひろ「はぁ……」
・・・
コスプレ編
Pのマンション
モバP「頼子、そっちは片付いたか」
頼子「はい、終わりました」
モバP「じゃあ、休憩にしよう。頼子が手伝ってくれて助かったよ」
頼子「い、いえ…掃除や整理整頓は得意ですから」
モバP「飲み物取ってくるから、少し待っててくれよ」
頼子「はい…あ、そういえば机の周りはまだだったかな」
頼子「すぐ片付くよね…えっ…これは……女の人のDVD?」
頼子「……囚われた怪盗の卑猥な末路?……古河リコ?」
頼子「え、裏は裸、それに…ちょっと私に似てる?」カァァ
モバP「頼子お待たせ…ってあああああ」
頼子「Pさん、これは…」
モバP「いや、それは……頼子と付き合い出す前に」
頼子「帰らせていただきます」
モバP「頼子…」
・・・
数日後
Pのマンション
モバP「あれから、仕事が忙しくて頼子とは話せてない」
モバP「でもあっちから今日来ていいかって言ってきたんだから大丈夫だよな」
モバP「あれからあのDVD何回か見たけど」ピンポーン
モバP「ああ、頼子か…今開けるよ」ガチャ
モバP「なあ、頼子…その……うわぁ」
頼子「そんなに大きな声出さないで、近所迷惑ですよ」
モバP「ああ、すまん、でもその格好」
頼子「私のデビュー時の衣装ですよ」
モバP「いや、それはわかるが…どうしたんだ」
頼子「だってPさん、こういうの好きなんでしょ……だから」
頼子「ちひろさんにお願いして借りてきたの…」
モバP「頼子…わかってくれたか(ありがとう、頼子…)」ジーン
頼子「……(フフ、喜んでもらえたかな)」
・・・
モバP「で、だ頼子、なんで俺がベッドに拘束されてるんだ」
頼子「…はい?この手錠は私がちひろさん達に誘拐された時の…」
モバP「そうじゃないッッ」
頼子「だって、Pさんの欲望ばかりだと不公平だと思うの…」
モバP「頼子、お前は何もわかってないぞ」
モバP「怪盗頼子が捕まって乱暴される…そこに燃えるんじゃないか」
モバP「気情な頼子がやがて責めに屈していくという展開がだな」
頼子「ダメです、そんなの…ハート泥棒が実力行使で体も心も奪う展開がいいの」
モバP「こんなことしなくても俺の心は頼子のものだよ…だからッッ…フゴ」
頼子「このボールギャグもあの時のですよ、間接キスですね、フフ」
モバP「フー、フー」
頼子「フフ、かわいい人…それに私、明日撮影ですよ」
頼子「手を縛ったりして、跡がつくとダメなの」
モバP「ウー、ウー(それならせめてその格好のまま…)」
頼子「はい、目隠しもどうぞ」
モバP「ウウーッッ(頼子、お前は何もわかっちゃいない、わかっちゃいないぞーーー)」
・・・
頼子「……」スヤスヤ
モバP「結局、コスプレをやめるまで拘束は解かれなかった…」
モバP「まったく、頼子のやつめ…これじゃ頼子の欲求を満たしただけじゃないか」
モバP「でも…されるがまま…その、けっこう良かったな」
頼子「……(フフ)」
・・・
聖夜・心通わせて編
クリスマス
ある公園
頼子「いい…夜ですね、Pさん」ギュ
モバP「ああ、ホントだな、パーティーの片付けありがとな」
頼子「ううん、パーティー中にも片付けやすいようにしてたし…」
頼子「皆も気を利かせて、二人にしてくれたみたいだし…」
モバP「ああ、ちょっと歩いて帰ろうか」
頼子「……うん」
頼子「ねぇ、Pさん」
モバP「ん?」
頼子「みんな心に何かを秘めて…聖夜を迎えるんですね…」
モバP「頼子はどうなんだ?」
頼子「私ですか?…感謝の心を伝えたくて…貴方に…」
モバP「頼子、これ…ありがとう」ギュ
頼子「あ…嬉しい……」ギュ
・・・
Pのマンション
モバP「……ふぅ」
頼子「ぅぅん、ねぇ、Pさん」
モバP「どうした?」
頼子「Pさんが知らない私…きっとまだいっぱいあります…」
モバP「ああ…」
頼子「でも、こうして心を通わせてくれたら、いつかは…」
モバP「いつかは…なんだ?」
頼子「え、それは…い、言えません」カァ
モバP「ふふ、頼子…これ」パカ
頼子「えっ…これは、その…」ポッ
モバP「給料の三ヶ月分じゃないけどな…でもいつかは…な」
頼子「うん……」
モバP「でも、俺の知らない頼子かぁ…今年一年で結構色々わかったけどな」
頼子「えっ?」
モバP「例えば、夜は結構大胆だとか」
頼子「ッッッ、ス、ステージの上とかにしてください」
頼子「そもそも誰のせいだと思ってるんですか」ポカポカ
モバP「いてて、少食は確かだけど、けっこう食い意地張ってるよな」
頼子「そ、それは…Pさんが急に声かけるから」
モバP「クレープの時もそうだけど、お月見のお団子とかさ」
頼子「だって…あれは……」
頼子「Pさんだって、酒癖悪いじゃないですか」
モバP「ウッ」
頼子「私以外の娘にセクハラまがいの事するとそのうち捕まりますよ」
モバP「ウウッ…って頼子にならいいのか?」
頼子「え、えっと、それは…いいですよ」
モバP「頼子…」
頼子「…Pさん、愛してます」
モバP「俺もだよ」チュ
・・・
数年後
社長「まだこんな所にいたのか、君」
モバP「あ、社長…なんだか実感湧かなくて」
社長「花婿が花嫁を待たせるものじゃないぞ」バン
モバP「イテテ、わかりました、行きますよ」
社長「さぁ、胸を張りたまえ、君の大切な娘が待ってるぞ」
モバP「ええ(きっとこれからも大変な事がたくさんあるだろうけど)」
モバP「(二人ならきっと大丈夫だよな…)」
モバP「今行くよ、頼子」
おしまい
以上で最後の投下も終わりです
最後の頼子さんの艶姿を貼っておきますね
http://download5.getuploader.com/g/imas_cg41/106/yorikoS.jpg
名前?知らんなぁ
今から老けてる…もとい落ち着いてる分数年だとそんなに変わらないかなと
頼子さんはいざ付き合うと割りと面倒くさいタイプかなぁと
Pが最期に渡してるのはペアリングですので悪しからず
今日の夜(日付変わる頃?)には誤字脱字修正したzipをうぷしてHTML化申請いたします
今まで本当にありがとうございました
乙
乙!
自分の担当アイドルのそっくりさんAVはいかんでしょ
続編!はよ!!!!待ってるからな!!!!!!
ごきげんよう1です
今までのzipをうぷしてスレを締めたいと思います
本当は昨日のうちのつもりでしたが…すみません
1スレ目
http://ux.getuploader.com/imas_cg41/download/122/%E3%83%A2%E3%83%90P%E3%80%8C%E7%B5%82%E9%9B%BB%E3%81%8C%E7%84%A1%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%E2%80%A6%E3%80%8D %282013.7.9-2013.9.23%EF%BC%89.zip
2スレ目
http://ux.getuploader.com/imas_cg41/download/123/%E3%83%A2%E3%83%90P%E3%80%8C%E3%81%BE%E3%81%9F%E7%B5%82%E9%9B%BB%E3%81%8C%E7%84%A1%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%E2%80%A6%E3%80%8D %282013.9.29-2013.12.30%EF%BC%89.zip
パスはいずれも「yoriko」です
>>726
最後までお付き合いいただきありがとうございました
いつか新作を投下した時はよろしくお願いします
>>727
ありがとうございます
楽しんでいただけたようなら幸いです
>>728
今までのPのどんな所業よりもひどいと思ってます
たぶん、他にもムンバニ、幕間のパロや頼文レズものとかも持ってそう
爆発しろ
>>729
新作のネタは考えてるんですが、方向性が逆方向です
たまに羽根休めで続編的なのもやるかもしれません
ただいいんですか、続編=頼子さんルートですよ
一応新作についてお伝えしておきます
新作は光と頼子メインでヒーローものの劇中劇を考えてます
たぶん地の文がそれなりにあって、そこそこシリアスになると思います
今の所戦隊物ですが、たぶん中身は平成ライダーです
三が日でプロット完成させて、副業始まる前に投下出来れば最高なのですが
そこは期待しないで待ってください
では、今までありがとうございました
このスレで一人でも頼子Pが増えていれば幸いです
7月からって2クール分かよ、驚き
あけおめー
待ってますよー
1です、まだHTML化が終わってないので最後にレス返ししておきます
>>732
2クール分、そういう見方もできますね
問題は要約すると『Pが担当アイドルとのラッキースケベを楽しんでたら頼子さんに籠絡された』
で済んでしまうのがなんとも…
>>733
あけましておめでとうございます
新作はプロットがざっくりしか出来てません!
でも見切り発車するかもしれません
1のせいで頼子さんラブになってしまったから責任とって続き書いてね(褒めてる
>>735
最後の一返事ですね
頼子さんの件、嬉しいです
続きはいつになるかわかりませんがいつかきっと
新作ではPは故人なんだよなぁ…
新作は早くて週末ですね、ではまたの機会に
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