ライナー「アルミン。聞いてくれ。ベルトルトがおかしくなった。」
ベルトルト「キェェェェェ!」
アルミン「」
まったり書いて行く予定です。
ライナー「今日の朝からなんだ・・・どうすればいいか分からなくて、お前に知恵を借りに来た。」
ベルトルト「ギエエエエエ!!!」
アルミン「えー!!」
アルミン(借りに来たっていわれても・・・)
ライナー「さっきから、キェェェェェとがギチギチギョーとかよくわからないことしか言わなくて、本当に困ってる」
アルミン「うーん。教官には話したの?」
ライナー「まだだ。それに、教官に話したら、もしかしたら開拓地送りにされちまうかもしれないだろ。」
アルミン「なるほど。だから、事を穏便にすませるべく、真っ先に僕に相談しに来たんだね。」
ライナー「そうだ。」
ベルトルト「ギョーザギチルビザ」
アルミン(でも僕にもどうしたらいいのか・・本かなんかで調べたら理由がわかるかな?)
アルミン「とりあえず、いろいろ調べてみるね。わかったら声かけにいくよ。」
ライナー「ありがとう」
ライナーがしっかりしないからだぞ…!
目立ちたいあまりに壊れたか…
ライナー(とりあえず、アルミンに話せたし、今はこれでいいか。)
ベルトルト「キチキチギャーギャー」
ライナー「ベルトルト・・・」
食堂
ベルトルト「キェェェェェ!!」
サシャ他104期生「」
ライナー「はあ。」
サシャ「ベルトルト、どうしちゃったんですか?ライナー」
ライナー「いや、俺にも分からなくてな。アルミンに相談しにいったところなんだ。」
ベルトルト「ゴワスゴワスゴワス」
コニー「え、あいつ、昨日までまともだったじゃん。」
ライナー「朝起きたらこうなってた。」
エレン「心配だな。」
ライナー「ああ。」
ベルトルト「ギャァァァァアシュァァァァア」
ジャン「おいおい。アルミンより教官に言ったほうがいいんじゃないか?」
ライナー「そんなことしたら、ベルトルトが開拓地送りにされてしまう可能性があるだろ!」
ジャン「でもなあ・・・」
マルコ「ジャン。とりあえず今は、アルミンの答えを待つべきじゃないかな。」
ジャン「・・・ちぇ」
ライナー「ありがとうマルコ」
ライナー(それから、俺は、なんとか教官にベルトルトの異変を悟られないよう訓練時もずっと一緒にいた。)
ベルトルト「スムァァァァカ」
ライナー「ベルトルト・・・」
ライナー(訓練時、ベルトルトが奇声をあげようとする度、俺は、わざとゴリラものまねをした。おかげで、教官に、叱咤され、現在、走らせれている。)
エレン「ライナー、頑張ってるな。」
コニー「ああ。でも、ライナーが走らされてるのって今日がはじめてじゃないか?」
マルコ「まさか、彼がベルトルトをかばうために、ゴリラのものまねをして、ベルトルトへの視線を自分に向けさせるとはね。」
ベルトルト「キエエエエ」
エレン「ベルトルト・・・早くもとに戻ってやれよ。」
食堂 夕食
ベルトルト「グズグズぎゃぁがぁあ」
ライナー「つ、疲れた」
エレン「よお、ライナー。お疲れ」
ライナー「エレン。おう。ありがとうな。」
エレン「このあと、どうするんだ?」
ライナー「とりあえず、ベルトルトと一緒に部屋にいようと思ってる」
エレン「そうか。なんかできることがあったら声かけてくれ。協力する」
ライナー「すまん。ありがとな。エレン」
エレン「じゃあな。」
ベルトルト「グルっぽグルっぽ」
鳥…?いやファービー…?
部屋
ベルトルト「キエエエエ」
ライナー「ベルトルト・・・」
ドア 叩く音
アルミン「やぁ。ライナー」
ライナー「おう、アルミン。どうしたんだ?」
アルミン「僕なりに、休み時間の間をぬって調べたりしてたらさ、こんな本が出てきてさ。」
『奇人病の実態について』
アルミン「この本で、取り上げられている奇人病というのが、すごくベルトルトの今の状態に似ているんだ。」
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